「 ことのぞ 」一覧
希「5月27日は」ことり「小松菜の日!」
- 1: 名無しで叶える物語 2017/05/27(土) 00:01:52.88 ID:9XU7KP18.net
- 【三百年前・神田明神】
ことり「ふーんふーんふふんふーふーん♪」サッサッ
ことり(我ながら上手くできたよね。どこから見ても巫女さんだよ♪)
チャリン カランカラン
ことり「ありがとうございます」ペコ
パン パン
ヒデコ「…今の巫女さん、どこかで見たような…?」
ミカ「前にもここで見たんじゃないの?」
ヒデコ「そうだよね…巫女さんだし」
ことり(バレてない、バレてない…えへへ♪)
「ことり。おみくじをくれるかしら?」
ことり「はい。ただい…ま」
理事長「…やっぱり、ここにいたのね」
ことり「お、お母さん…どうして」
理事長「ここは江戸総鎮守。江戸をあずかる将軍家の者が参詣に来るのは当然の事よ」
ことり「そ、そうだよね…じゃあ私はお仕事」ギュ
理事長「待ちなさい。…ことりに似た巫女さんがいるって噂になってるのよ。まさかと思って来てみたら、案の定…」ハァ
ことり「ほ、ほら。社会勉強っていうか、日頃の感謝をこめて明神様のためにご奉仕っていうか…」
理事長「巫女のかっこうをしても、そのトサカでわかる人にはわかるのよ。おとなしくお城へ戻りなさい」
ことり(私はいろんな衣装を自分で作って着たり誰かに着せたりするのが好きなの。そして身分を隠していろんなところでお仕事するのが楽しいのに…)
ことり(町は人が多すぎるからダメだね。今度はもっと静かなところへ行ってみようかな)
【南葛飾郡・小松村】※現在の江戸川区小松川町
ザッ ガシャ
希「ふーっ。これくらいでいいかな…」
ほの母「希ちゃん」
希「あ、きぃちゃん…こんにちは」
ほの母「こんにちは。いつもご苦労さま…これ、差し入れのおだんご」
希「わ、ありがと♪ちょうど休憩にしようと思ってたん」
ほの母「また何かの種を蒔くの?」
希「そのつもり。青菜が一年中できればいいんだけど…今度はうまくいくかなぁ」
ことり「実は、あなたに恋してます」
- 1: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 12:15:28.48 ID:h9+xjLo/.net
- 皆のSSに感化され俺特のSSを書きたかった
そして初投稿、続きも考えずに書いただけでござるの巻き
書きためてないのでその内続き書くかも
ことり「…来る、かな…。」
希「さーて、学校終わりっと…それにしても、練習の無い日は暇やなあ。…ん?おーい。何しとるのー?」
ことり「?あっ、希ちゃん。実は今日穂乃果ちゃんとお出かけする予定だったんだけど…急用が入っちゃったみたいで。」
ことり「(なーんて…本当は希ちゃんを待ってたんだけどね。)」
希「お、という事は暇ってことやんなー?もし良かったらその用事、ウチに付き合わせてくれへん?」
ことり「えっ、私は全然大丈夫だけど…希ちゃんは大丈夫なの?」
希「うんうん、ウチはどうせ暇やったからねー。で…どこ行く予定やったん?」
ことり「ありがとう希ちゃん♪えっとね、今日はこの間新しく出来たショッピングモールに行こうとしてたのー。」
希「おー、いいやん。あそこウチも気になってたんよね。そしたらことりちゃんにウチの洋服でも選んでもらおかな♪」
ことり「本当ー?ことり、頑張っちゃいます!」
希「(ふふ、相変わらずことりちゃんは可愛いなあ。)ありがとう、じゃ行こか?」
ことり「はーい、しゅっぱーつ♪」
希「毎月29日は肉の日!」ことり「1月29日は?」
- 1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/29(日) 00:06:19.07 ID:dKHjaQWW.net
- 【十三年前】
希(5歳)「おっきくて、しろくて…もようはくろなん」ヌリヌリ
穂乃果(4歳)「それなにー?」
ことり(4歳)「うし?」
希「そう、うしさんや。ぼくじょうにいっぱいいるんよ」
穂乃果「へー。ほのか、ぎゅうにゅうすき!」
ことり「ことりも♪」
希(牛といえば白地に黒の模様で、牛といえばやっぱり牛乳。そのときはウチもそう思ってたん)
【十一年前】
理事長「今日はおうちで焼肉の日よ♪」
ことり(6歳)「やきにく?」
理事長「29日は肉の日って言って、売り出しがあったりするの」
ことり「へー」
理事長「希ちゃんも遠慮しないで食べて♪」
希(小1)「おにく…?」
希(ウチの好きな物は、おうどんさんと、穂むらのおだんご。焼肉にはまだあまり興味がなかった)
ジュー
理事長「焼けてきたら、こうやって裏返して…」ヒョイ
希「なんか、いいにおいがする…」
ことり「もうたべていいのー?」
理事長「まだよ。もう少し…」
希(半額になってるとはいえ、ちょっと上等な牛肉からは脂が出てきて…食卓は湯気、匂い、お肉の焼ける音で満たされる)
ことり「ミステリアスな私の先輩」
- 1: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/12/05(月) 21:16:41.13 ID:FTMnR9vN.net
- ことり「はぁ…はぁ…」
ことり「疲れたけど、もっと頑張らないとダメ…だよね…」
ことり「最近、衣装作りが忙しくて練習できてないから、このままだとみんなに迷惑かかっちゃうし…」
ことり「うん!もう少し走ろっと!」
希「おはよう、ことりちゃん。朝から精が出るね」
ことり「希ちゃん、おはよう」
ことり「十一月二十九日は」希「いい服の日♪」
- 1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/29(火) 19:07:14.07 ID:jwhcsjQu.net
- 希「ふー。今日も冷えるなあ…あとひと月ちょっとで今年も終わりや」
希(今年も地上では…いろいろ悪いことが起こった。毎日お祈りして、供物をして、神様を大切にしてくれる人たちも皆が幸せにはなれなかったんやな…)
希(ウチも来年こそ一人でも多くの人に福を届けられたら…)
希(…いや、まだ今年はひと月もある!始めるなら今からや。でも、どうやって福を届けたらいいんかな…?)
『鬼は外!福は内!』
希(豆まき…にはまだ早いし。そもそもウチが豆まいたくらいで福が誰かの元に届くんかな?)
希「うーん…」カチ
希(へー。フグのことを“ふく”って言ったりするんやな…でも毒があるからウチには料理できないし)
希「…高すぎ!こんなお金あるんやったら毎日焼肉で幸せになれるわ」
希(お肉食べたくなった…検索しよ。和牛っと)カタカタ
希「ん?…なんやこれ」カチ
希(弓?…あ、和牛と間違えて“わきゅう”って打ってるやん…それで和弓か)
『海未ちゃんといえば和弓!弓が似合う巫女さんのイメージです♪』
希(へー。この巫女の衣装、本物やなくて自作なんや…よくできてるなぁ。作った人は…南ことり)
希「福…ふく…服!」ピーン
希(ウチが服を作って、それをいろんな人に着てもらえば…豆と違って福を身につけられる!名案やんな♪)
チョキチョキ チクチク…
希「…なんやこれ」ボロッ
希「ウチには服作りの才能がなかったんやな…そういえば全然作ったことないし」ガクッ
【南家】
ことり「行ってきまーす♪」ガチャ
希「師匠!」
パタン
ことり(…な、なに!?今の人…)
理事長「ことり?…忘れ物?」
ことり「う、ううん。なんでもないよ…アハハ」
理事長「?…そう?気をつけて行ってらっしゃい」
ガチャ
希「あっ、師匠!」
ことり「」
ことり「ことりのおうちに」希「住マウスて♪」亜里沙「十一月二十日は毛皮の日」
- 1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/20(日) 00:01:53.06 ID:+uKq6zNL.net
- ことり「ふん♪ふふふふふん♪ふふふふふん♪ふふふふふふふふん♪」チクチク
ことり「できた!葉っぱを縫い合わせて作った、ことりの巣♪」
ドタバタ
凛「まてまてまてー!」タタタ
希(あの猫、めっちゃ速い…このままやったら捕まっちゃうやんな)
希「はっ!」ピョーン
モゾモゾ
ことり「えっ。きゃあ!?」
希「しーっ。大きな声出したらアカン…」
ことり「な、何なのぉ!?ことりのおうちにいきなり入ってきて…」
希「ウチは東條ねずみ。お腹を空かせた猫に追われてるんや。ちょっと隠れさせて」
ことり「猫さん?…って、もしかして鳥も食べたりする…?」
希「まあ、そういうこともあるやろな…ねずみの肉より鳥のほうが美味しいかもしれないし」
ことり「そ、そんな…」ガクブル
希「でも、この葉っぱの巣の中にいれば猫は入って来られないやろ?」
ことり「まあ、葉っぱじゃ猫さんの体重は支えられないし…大きさ的に無理だよね」
希「というわけで、ことりちゃん!」ギュ
ことり「は、はい?」
希「ここでウチと一緒に暮らそう!」
ことり「それって…プロポーズ!?///」ドキドキ
希「うん。…まあ、哺乳類と鳥類で子供ができるかは知らんけど」
ことり「タマゴから生まれるネズミさんなんて聞いたことないし、無理じゃないかなぁ…」
希「でも、ことりちゃん可愛いし♪ここに居てもいいんやったら、ウチがことりちゃんを守ってあげる!」
ことり「希ちゃん…えへへ。じゃあ、よろしくお願いします♪」
希「へー。葉っぱを蜘蛛の糸で縫ってるんやね…」
ことり「あとは寒くないように、枯れ草とか集めてきて敷き詰めるんだよ♪」
希(低木の枝先にぶら下がった不安定な巣やけど、ウチらの体重なら何とか大丈夫みたいや)
ことり「ねずみさんって結構ふさふさしてて、あったかいんだね♪」ギュー
希「ことりちゃん…///」ドキドキ
希「十一月」ことり「十六日は」花陽ママ「幼稚園記念日」
- 1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/16(水) 00:03:58.00 ID:qMhouP1L.net
- 絵里(5歳)「にこちゃん。だいすきー♪」ギュー
にこ(5歳)「や、やめなさいよ!///」
絵里「にこちゃんは?エリチカすき?」
にこ「ふつう」
絵里「ふつう…?」
にこ「…きらいじゃないわよ」
絵里「すきー?」
にこ「あー、もう!(めんどくさい)…すきよ」
絵里「えへー。えりも、にこちゃんだいすき!はらしょー♪」ギュー
にこ「はらしょーってなによ?」
絵里「えーとね、はらしょーは、いいね!とか、すてき!っていういみ!」
にこ「すてきってなに?おにく?」
絵里「えっ。おにく…すてき?…おにく?」
にこ「ちがうの?」
絵里「えーと、うーんと…」
『おにく、まだー?』
『まだよ。もう少し』ジュー
『おにく…』
『ふふふ。エリチカ、これはステーキっていうの』
『すてき!』
絵里「うん!おにく、はらしょー♪」
にこ「おにくはいいから、あっちであそぼ。えりちゃん」ギュ
絵里「うん。えへへ♪」
キャッキャ タタタ…
希(あのこたち、いつもいっしょやな…ええな)
希(トンネルつくろ…)ペタペタ
ことり(4歳)「できた!ことりのおうち♪」
ことり(ほのかちゃんにみせてあげよーっと♪)
ことり「ほのかちゃん?どこー?」キョロキョロ