鞠莉「みんな逃げて!百合ウイルスが拡散してしまったの…!」

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鞠莉-アイキャッチ7
1: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 12:25:00.02 ID:10DJyd1f.net
ダイヤ「百合ウイルス? なんですの、それは」

鞠莉「小原家が極秘に開発していた、バイオ兵器よ…」

鞠莉「これに侵されてしまったものなら、あっという間に百合体質になってしまうの!」

果南「つまり?」

鞠莉「変態になっちゃうの!ここはもうだめ、早く千歌ちゃん達にも知らせないと…!」

『うぉぉぉ……』

果南「うわっ、なんか来た!?」

鞠莉「感染者よ、気をつけて」

ダイヤ「感染はどういう条件で起きてしまうの、鞠莉!」

鞠莉「キスよ」

かなダイ「え?」

鞠莉「感染者にキスされると、ウイルスを伝染されるわ!気を付けて!」

ーーー

千歌「なんかさっきから騒がしいね、何かあったのかな」

曜「さあ」

元スレ: 鞠莉「みんな逃げて!百合ウイルスが拡散してしまったの…!」

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6: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 12:30:25.99 ID:10DJyd1f.net
梨子「3年生の教室あたりかな」

…チカー!

千歌「ん? あれ、果南ちゃんだ」

果南「千歌、曜、梨子、と、とりあえずついてきて!?」

ダイヤ「緊急事態ですの…」

千歌「ダイヤさんまで」

鞠莉「後はヨハネちゃん達ね…!」

『……』ゾロゾロ

鞠莉「ここにも……!」

千歌「うわっ、なんか目に光がないよっ!?」

鞠莉「事情は後で、みんな揃ったら話すわ。…せめて、9人だけでも…」

ーーー

ルビィ「ピギィ!? な、なんかみんなが追ってくる〜!?」

花丸「明らかにおかしい目をしてるずら〜!?」

花丸「善子ちゃん、早く逃げ……」

善子「ふ、ふふふ……」
8: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 12:33:36.10 ID:10DJyd1f.net
善子「とうとう私の思い描いた世界がやってきたわ…!」

花丸「善子ちゃん!?そんなこと言ってる場合じゃ…」

善子「いいの、早く行きなさい。私が食い止めておくわ」

善子「……後で、必ず追いつくから」キリッ

花丸「いいからいくずら〜!」ズルズル

善子「あっー!? 離しなさいズラ丸!!せっかくかっこよく決まったのぃ!」

鞠莉「! さんにんとも、こっちに!」

ルビィ「ま、鞠莉ちゃん!」

ーーー

部室。

千歌「はあ、はぁ、ひぃ……と、とりあえず安全?」
10: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 12:39:41.08 ID:10DJyd1f.net
梨子「あの人たちは一体…」

鞠莉「……」

ーーー

花丸「ゆ、百合ウイルス?」

ルビィ「どうしてそんなものが…」

果南「…どうせ遊び半分で作ったんでしょ」

鞠莉「うんまあ、そうなんだけど…」

果南「はぁ!?」

ダイヤ「なんてものを作ってしまったのですか…!」

鞠莉「ごめん……」

千歌「責めてもしかたないよっ、とにかく今はここから脱出、考えよう」

曜「……ねえ、鞠莉さん。感染した人を助ける方法って……あるの?」

鞠莉「…小原グループの…ホテルの地下に」

鞠莉「対抗ワクチンがある」

善子「じゃあそれを…!」
16: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 12:44:14.56 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「そして感染源も、その地下でもあるの」

ルビィ「あっ……」

花丸「じゃあそこにもウイルスに感染しちゃってる人がたくさん……!」

果南「それにここからだと割と距離あるし…」

ダイヤ「…」

ダイヤ「だからと言って、ここでいじけてるわけにはいきませんわ」

ダイヤ「鞠莉、ワクチンの詳しい在り処は、あなたしかわからないのだから、あなたがいないとだめですわ」

鞠莉「…うん。大丈夫っ、いこう」

千歌「よーし、じゃあなんか良くわかんないけど、そのワクチンを取りに行こう!」

オッー!

バァンッ!

ルビィ「ひっ!?」

『いたぁぁぁぁ……』

花丸「わっーーー!?!めっちゃいるずらーー!?」

鞠莉「っ、みんな、こっちきて!」

千歌「そ、そんな四隅に何が……!?」
17: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 12:48:12.61 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「ん、んんっー!」ガゴンッ!!

8人「「ええ!?」」

鞠莉「さ、ここから…」

千歌「い、いやなにこれ!なんで地下に続いてるの!?」

鞠莉「最近作らせたの。こんなこともあろうかと」

善子「あっ、前に工事してたのってまさか……」

鞠莉「さあ! 早く!」

ーーー

ルビィ「さっ、寒い…」

ダイヤ「学校の地下にこんな道が……」

果南「…」

鞠莉「この道はとりあえず、学校の外にはつながってるの。ここなら安心していけるよ」

千歌「あ、あの人たちは入ってこないの?」

鞠莉「内側から鍵しめたもの」

梨子「なんて用意周到……」
18: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 12:52:59.98 ID:10DJyd1f.net
曜「とにかく、これからの事話しながら歩こう」

千歌「そうだね…」

ダイヤ「…」

鞠莉「…感染者は増えつつある」

鞠莉「……この中のだれもが、安全だと確約は出来ない」

鞠莉「だから、皆は、ここですべてが済むまで待機してても…」

千歌「大丈夫だよ鞠莉さん!」

千歌「1人でなんか行かせない!」

ルビィ「皆で行けば、安全だと思いますっ」

善子「それに、こんな暗くて寒い場所は嫌ね」

果南「そうだよっ、鞠莉」

鞠莉「…うんっ。わかった。…もうすぐ出口だよ、開けたらいきなり感染者がいるかもしれないから、気をつけてね」
20: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 12:57:40.37 ID:10DJyd1f.net
千歌「誰もいないね…」

鞠莉「今のうちに行きましょう」

ーーー

梨子「……っ!」

『うおぉぉ…』

梨子「い、いたっ!」

『のぁぉぉあ…』

花丸「しかもいっぱい…」

ルビィ「追ってくるよぉ!?」

善子「に、逃げましょっ!?」

果南「っ、はやっ、嘘でしょ……!」

『おおおおお…』

鞠莉「キスさえされなければ、感染はしない……けど、ウイルスの影響で力が強くなってるの、捕まったりしたらほぼおわり!」

千歌「ねえそのウイルス万能すぎない!?」

ーーー

花丸「は、はぁ、ひぃ……」タッタッ

善子「花丸! 遅いわよ!」

花丸「だ、ってぇ…」ハアハア
21: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:01:28.30 ID:10DJyd1f.net
『うぉええええ……!』

花丸「ひぃ〜!?」

千歌「どうしようっ、花丸ちゃんが…!」

ルビィ「は、花丸ちゃん……!」

ダイヤ「! ルビィ! もどってはだめ!」

ルビィ「で、でも花丸ちゃんが…!」

花丸「……」ハァハァ


鞠莉「…この先の建物に一旦入りましょうっ、重い扉もある!」

果南「でも。この距離だとっ…」

花丸「……」ハアハア

千歌「花丸ちゃんが…」
25: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:07:12.69 ID:10DJyd1f.net
ゴゴゴゴッ…

鞠莉「みんなっ、早く!」

ダイヤ「ルビィ、はいりなさいっ!」

ルビィ「花丸ちゃぁぁぁんっ!!やだぁぁあ!!」


花丸「……」ハアハア

花丸「…」ニコッ

花丸「…」クルッ

花丸(…せめて、みんなが隠れられるように、少しでも…)

花丸「足止めするずらぁー!!」

ガシッ、ガシッ!

ルビィ「いやぁあああああ!!」

千歌「くっ……!」

曜「あ、あんな人数に群がられて…!」

鞠莉「……っ」

バンッ!

果南「っ! ちょ、あなた、何しに……!」

ーーー

善子「花丸!!」
26: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:09:33.96 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「ヨハネちゃん! まっ…」

果南「もうだめ鞠莉! 閉めるよ!!」

バダンッ!

善子「くそ、どいてっ、どきなさいっての!」ペシペシッ

ウジャウジャ…

善子「う、どこよ、花丸…!」

パシッ!

善子「! う、んんー!!」ギュッー!
29: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:12:54.80 ID:10DJyd1f.net
ズルッ

花丸「……」グッタリ

善子「花丸っ!」ギュゥ

善子「っ、どいてっ!」ゲシゲシッ

善子「行くわよ、違う道で…!」ハアハア

花丸「……」

タッタッタッ…

ーーー

善子「はぁ、はぁ、はぁ……!」

善子「なんとか振り切れた…」
31: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:15:39.13 ID:10DJyd1f.net
善子「ったく、世話かけさせるんじゃないわよ……花丸」

善子「…? 花丸?」

花丸「……」

花丸「…ひ」

善子「え? なに?」

ガバッ

善子「え?! は、花丸……」

花丸「……♡」

善子「っ!」ゾクッ

善子(ま、まさか…)

花丸「ちゅーしようよ、善子ちゃん…♡」

善子「ぐっ……は、離してっ……!?」

善子(う、力強……! 腕が動かせないっ…!)
34: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:20:59.00 ID:10DJyd1f.net
善子(くっ、ぅ、うううう……!?)

花丸「んっ……♡」チュパッ

善子「んんんっ……!?」

花丸「れろっ、んむっ……」チュッパッ

善子(は、花丸……!?)

ビリィッ!!

善子「ーーーー」

頭の中に何かが響く。
甘い甘い刺激。
目の前が眩む。

花丸「ん、んっ、はむっ……♡」チュルッ、チュクッ

善子「……んっ」ボッー

ゾゾゾゾッ!

善子「ーーわ、たしーー堕天……」フッ



善子・花丸 感染
37: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:25:58.59 ID:10DJyd1f.net
ーーー

ルビィ「お姉ちゃん!! どうして行かせてくれなかったの……!」

ダイヤ「私はルビィが何より大事なんですっ、だから……!」

ルビィ「……」

果南「喧嘩しないの、…」

ルビィ「善子ちゃん…花丸ちゃん……」

千歌「…2人も覚悟の上だよ」

梨子「……うん」

曜「…大丈夫だよ、ルビィちゃん。ワクチンさえ手に入れれば、あのふたりも助かるんだから」

ルビィ「……うん」

鞠莉「…それじゃ、少し休憩したら、行きましょう」

鞠莉「途中で飲み物も調達しようか」

果南「うん…」
41: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:33:14.30 ID:10DJyd1f.net
ーーー

鞠莉「私があのスーパーに行って、とってくる。もう街も感染者で溢れてしまっている…皆はここで待ってて」

千歌「そんなっ、だめだよっ!一人でなんて」

鞠莉「…全ては、小原家が招いてしまった事。責任は私にある。だから私が……」

果南「…私は別に、そんな事考えてないよ」

果南「それに、言ったでしょ。鞠莉が感染しちゃったら、誰もわからなくなるって」

果南「私が行く」

鞠莉「っ…! それでも」

果南「じゃ、一緒に行こう。でもあぶなくなったら逃げて」
42: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:37:37.32 ID:10DJyd1f.net
ーーー

果南「…こっちには…いないみたいだね」

鞠莉「…でもレジのあたりに少しいたわ」

果南「気をつけないとね…」

果南「えっーと。これと、これと……これでいっか」

鞠莉「…果南」

果南「ん?」

鞠莉「ごめんね、こんな事に巻き込んで…」

果南「……ううん。大丈夫だよ、全部解決すれば、笑い話で終わるよ」

鞠莉「……っ」ギュッ

果南「鞠莉?」

鞠莉「……ん。もう大丈夫。さっ、戻ろう」

ーーー
43: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:40:53.29 ID:10DJyd1f.net
千歌「んぐっ、んぐっ、んぐっ……」

果南「そんな一気に飲まないの」

千歌「ぷはっー!」

梨子「でも助かった…」

曜「とりあえず一息つけたかな」

ルビィ「……」

ダイヤ「……」

鞠莉「……?」

千歌「ああ、実は……」


千歌「…あのふたり、ちょっとさっきの事でずっと喧嘩してて……」コソコソ

果南「ああ……」

ルビィ「……っ」プイッ

ーーー
45: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:46:46.60 ID:10DJyd1f.net
ーーー

千歌「……結構歩いたけど、まだなの?」

果南「まだまだ」

曜「うーん…」

『…お嬢様!』

鞠莉「っ! あら、あなた…」

『ご無事でしたか……あ、そうだ。これを……』スッ

鞠莉「これは…!」

『2本だけですが、ワクチンの試験用のものです。完全ではないですが、ウイルスの進行を止められます』

鞠莉「ありがとう…」

千歌「…メイドさん?」

曜「そこは対応力が発揮する時だね」

鞠莉「…とりあえず、私が一つ。これをもう一つは…」

鞠莉「…ダイヤ、あなたがもっていて」

ダイヤ「わかりましたわ」

『……っ! お嬢様!!』

鞠莉「……え」


『ヴおおおおおおっ!!』

千歌「うっ、嘘でしょ、あれは……!」

ルビィ「多すぎるー!?」


曜「にっ、逃げろー!!??」
46: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 13:51:32.56 ID:10DJyd1f.net
ーーー

梨子「…はぁ、はあ、はぁ……」ゼエゼエ

曜「なんとか逃げきれた…」

千歌「う、うん……」ハアハア

曜「……あ、あれ? 鞠莉さんや果南ちゃんは…」

千歌「ルビィちゃんもいない…」

梨子「は、はぐれた……?」
47: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 14:04:38.87 ID:10DJyd1f.net
果南「はあ、はあ……あっちゃーしまった……はぐれた…」

鞠莉「携帯で場所を指定して、合流しましょう……ダイヤ?」

ダイヤ「……ルビィ?」

ダイヤ「…ルビィがいません」

果南「千歌達といるよ、きっと」

ダイヤ「……そう、ですわよね」

鞠莉「とりあえず、連絡…」プルルル

ーーー

千歌「あっ、鞠莉さんから……はい」

鞠莉『よかった、無事だったのね』
49: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 14:08:40.17 ID:10DJyd1f.net
千歌「はいっ、梨子ちゃん、曜ちゃん。3人います」

鞠莉『そう……って、3人?』

千歌「? はい」

鞠莉『…ルビィ、ちゃんは?』

千歌「……え、そっちに…いないんですか?」

鞠莉『……』

鞠莉『……っ!? ダイヤ、どこに行くの!?』

サガシニイクンデス!

マッテ……

千歌「鞠莉さん?」

鞠莉『……困った事になったわ』

鞠莉『ルビィちゃん、今一人よ……!』

ーーー
51: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 14:17:02.45 ID:10DJyd1f.net
ルビィ「お、お姉ちゃん……、どこ……?」

ガサッ…

ルビィ「ひっ……!」

ルビィ「う、うう…」

ルビィ「怖いよぉ……」

ルビィ「…花丸ちゃん…善子ちゃん…」

ガサッ、ガサッ…

ルビィ「……え」

善子「…」

花丸「……」


ルビィ「ふっ、二人共っ! 大丈夫だったんだ……!」

善子「……」

花丸「……」

ルビィ「…っ、花丸ちゃん、善子ちゃん……?」


善子「……♡」
52: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 14:24:53.92 ID:10DJyd1f.net
花丸「ルビィちゃん……♡」

ルビィ「っ、ひっ…!」

善子「……♡」

ルビィ「そ、そんな…!」

ルビィ「うっ、りゅ……!」ダッ

善子「待ってよ……♡」

ーーー

ルビィ「はっ、はぁ、はぁはぁ……!」タッタッタッ

『ぼぉぉぉぉあ……!』

花丸「待って、待って……♡」

善子「……♡」

ルビィ「う、ぅぅう……!」

ルビィ「つっ、わっ!?」コテンッ

ルビィ「いたっ…っ!」

『ぅぅぅ……』

ルビィ(か、囲まれた……!)
53: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 14:29:43.70 ID:10DJyd1f.net
花丸「見つけた……♡」

善子「……♡」

ルビィ「っ、うっ、あっ…!」

『うううう……』ガシッ

ルビィ「あっ、や、やだっ、やだやだっ!離してっっ!」ジタバタ

『……』ガシッ

ルビィ「離し、てぇ……!」ポロポロ

善子「ふ、ふふ……♡」

花丸「…ルビィちゃんも……こっちにおいで……♡」
54: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 14:32:38.82 ID:10DJyd1f.net
善子「……んっ♡」チュパッ

ルビィ「むぅっ……!?」ビクッ

善子「んふっ、ちゅくっ……♡」チュルッ

ルビィ(ん、んん〜!!)

ビリィッ!!

ルビィ「あ゛っ……!!」ビクッ!!

ルビィ(頭、くらくら……ぴりぴりして……)


ルビィ(き、もちい……♡)




ダイヤ「ルビィっ!!!」
55: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 14:38:10.18 ID:10DJyd1f.net
ルビィ「っ……!!」

ルビィ「お、ねえちゃ……」

『っ!?』ドンッ

ダイヤ「見つけましたわっ!私の妹……!!」

ダイヤ「どいてくださるっ!?」

ーーー

ダイヤ「はぁ、はぁ……! ルビィ、大丈夫……!?」

ルビィ「あ、ぁぁああ……♡」ガクガクッ

ダイヤ「そんな、まさか遅かったと…?!」

ダイヤ「っ!」

ダイヤ「『これ』を……!」

ダイヤ「ルビィ、ちょっとだけ我慢するんですのよ、注射が苦手でも!」

プスッ

ルビィ「いたっ……!?」

ダイヤ「……」

ダイヤ(お願い……!)
58: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 14:49:42.13 ID:10DJyd1f.net
ルビィ「……あっ……」スウッ

ダイヤ「…ルビィ?」

ルビィ「お姉ちゃん…」

ダイヤ「っ、ルビィっ……!」ギュゥ

ルビィ「く、苦しいよ…」

ダイヤ「…っ、もう大丈夫。一人にして……ごめんなさい…」

ルビィ「……」

ダイヤ「……さっ、戻りましょう」

ーーー

鞠莉『もしもし、千歌ちゃん?』

鞠莉『なんとかルビィちゃんは見つけ出せたわ』

千歌「本当ですか!? よかった……」

鞠莉『……』

千歌「それじゃ、予定通り、あそこに……鞠莉さん?」

鞠莉『え、あっ、そうね。そうしましょう。それじゃ、気をつけ』

千歌「はいっ」カチッ

千歌「…良かった。ルビィちゃん、見つかったって」

梨子「良かった…」

曜「ようし、それじゃあ、行こうか」

ーーー
鞠莉「……」

果南「…鞠莉」

鞠莉「ん?」

果南「…あれ、ワクチン……打ったんだよね?」

鞠莉「…試験用だから、完全ではないの」

ルビィ「んっ、ん、お姉ちゃん、お姉ちゃん……」チュッ、チュッ

ダイヤ「んっ……」チュルッ

鞠莉「…衝動だけは抑えられない……我慢させるとウイルスの活動の停止を誤魔化せなくなるかもしれないから、あれは仕方ない」

果南「……」

ルビィ「んっ、はっ……」チュルッ

ダイヤ「…んっ」チュパッ
62: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 15:07:00.28 ID:10DJyd1f.net
ーーー

千歌「……」

『おおおお……』

曜「めっちゃたくさんいる…」

梨子「ここを安全に行くのは少し難しそうね……」

千歌「うん…」

梨子「違う道で行く?」

曜「でもあの場所に行くにはここしか…」

千歌「…よし。私、囮になる」

梨子「っ、だめよ。そんなの許さない」

曜「そうだよ千歌ちゃん」

千歌「……でも、それじゃいつまで経っても…」

千歌「そうだ。なら……」

ーーー

梨子「このボールを?」

千歌「うん。音に反応するといいんだけど…えいっ!」

ボコーン!

『……』ウロッキョロ

曜「反応してるしてる!」

梨子「もうゾンビね…」

千歌「それは言っちゃだめ…よし、行くよっ……」

ーーー

曜「もう暗くなってきたね…」

千歌「疲れた…」

梨子「あっ!見て!あれじゃない?」

千歌「あっ……!」

曜「うんっ、あれだよ!」

曜「小原家のホテル……!」
66: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 15:24:16.93 ID:10DJyd1f.net
千歌「……鞠莉さん! ついたよ!」

鞠莉『良かった……みんな無事?』

千歌「はい!」

鞠莉『うんっ。それじゃあ、一旦6階の604室に来てくれる?』

鞠莉『…今日はみんな、1日動いて、疲れきってるでしょう?明日の早朝、地下に行くことにしたの』

鞠莉『ホテル内なら本当の本当に安全よ』

千歌「はいっ。すぐに…」カチッ

千歌「だって!」

曜「良かった、流石に今からは1歩も動けないよ…」

梨子「ええ……ん?」

『…………っ!』ドドドドッ

梨子「……っ!?」

『おおおおおっ!!』

梨子「二人共、早くっ!!」

千歌「わかってる! だけど……!」

曜「はやいっ……!!」

千歌「エレベーター、早く、はやくっ……!」

ウィーンッ
67: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 15:26:21.78 ID:10DJyd1f.net
曜「きた! 早く!」

梨子「っ、だめっ!?」

ガァンッ!!

梨子「きゃぁっ!?」ガシッ

千歌「梨子ちゃんっ!!」

梨子「やだっ、離してっ、離してよっ!!」

梨子「んっ、んんっ〜!?」チュ

曜「梨子ちゃんっ! この、離せっ、……このぁおおおお!!!」グイッ

千歌「……え」

梨子「あ゛っ……」ドサッ

千歌(よ、曜ちゃん、どうして『そっち』に……)

ウィーンッ…

曜「……千歌ちゃん、梨子ちゃん、後頼んだよ」

ドドドドッ

『ぉ゛おおおお……』

曜「……ヨーソロー!」ニコッ

ピシャッ

千歌「よ、曜ちゃん……」
71: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 15:35:58.66 ID:10DJyd1f.net
梨子「……」グタッ

千歌「っ、そうだ、梨子ちゃんっ!」

梨子「……」

千歌「梨子ちゃん、梨子ちゃん!!」

梨子「……うっ」

千歌「っ! 梨子ちゃん、良かった、目が覚め……」


梨子「……ち、かちゃん……♡」


千歌「……え」
75: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 15:45:26.39 ID:10DJyd1f.net
千歌「やっ、……!!」グイッ

梨子「捕まえた……♡」

千歌(そ、そんなッ、あの時か……!)

梨子「楽しいことしよう……♡」

千歌「梨子ちゃん、やめて」

ウィーンッ…

梨子「……♡」

千歌「梨子ちゃんっ!!」

ピーンッ!

ウィーンッ

鞠莉「……っ!?」

千歌「っ! 鞠莉さん!」

鞠莉「……っ!」プスッ

梨子「あえっ……!?」

梨子「……」クタッ

千歌「あ……そっか、試験用ワクチン…」

鞠莉「良かった……あれ。曜ちゃんは……」

千歌「……」

鞠莉「…そっか」

鞠莉「…おいで。ご飯にしよう。お腹、空いてるでしょ?」
76: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 15:50:47.12 ID:10DJyd1f.net
ーーー

鞠莉「……さて。明日の事だけど」

鞠莉「ここまで来たら、とにかく地下のワクチンを入手するために、これまで以上に犠牲を覚悟しなければいけない」

鞠莉「……いい?」

果南「大丈夫」

千歌「……」

鞠莉「…実はね、このホテル自体が、ある意味では巨大な注射みたいなものなの」

千歌「え?」

鞠莉「地下に眠ってるワクチンを、『このホテルで全国に放出する』」

千歌「……???」

鞠莉「まあ、分からなくても大丈夫。…さぁ、後はお風呂に入ってゆっくり寝ましょう。……ルビィちゃんと、梨子ちゃんにも、悪いからね」

千歌「……そういえば、どこに」
80: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 15:55:26.31 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「……ウイルスがね」

鞠莉「暴走するかもしれないから、悪いけど個室で待機してもらってる。危険はないのよ?でも…」

千歌「そういえば、そういう欲だけは抑えられないって…」

鞠莉「ええ、だからルビィちゃんも今は……」

ーーー

ルビィ「はっ、あっ、すきっ、お姉ちゃん、スキッ、だいすきっ……!」チュパッ、チュッ

ダイヤ「んっ……」チュルッ

ダイヤ「よしよし、落ち着いて、私は逃げたりしませんから……んっ」チュパッ

ルビィ「ちゅるっ、んんっ、はふっ……!」ハアハア
85: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 16:02:11.17 ID:10DJyd1f.net
千歌「……」

千歌「…梨子ちゃん」

ーーー

梨子「あっ、はっ、ぉ、ぁぁあ……!」ガクガクッ

梨子(頭がくらくらするっ、苦しい、苦しい……!)

梨子「で、でもっ、我慢、しなきゃ……!!」

梨子「解決するまで、ここ、で……!」

梨子「ぁ゛っ、は、ぁぁぅ、ぁあ……!」
90: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 16:09:26.93 ID:10DJyd1f.net
ガチャッ

梨子「!?」

梨子「だ、れ……」

千歌「……梨子ちゃん」

梨子「っ!!」

梨子「ち、かちゃん、どうして、ここに……!」

千歌「……」カチャリッ

梨子「……」ハアハア

千歌「……あのね」

千歌「…苦しいって、聞いたから」

千歌「その……」

千歌「…私でいいなら……」


梨子「…っ!!!」ガバッ
99: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 16:44:08.01 ID:10DJyd1f.net
千歌「……っ」トサッ

梨子「……い、いいの?」

梨子「わ、私、抑えられないよ? いいの?」

千歌「…うん」

梨子「っ!!」

梨子「千歌ちゃん……!」チュパッ

千歌「んっ……!」チュルッ
103: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 16:55:05.97 ID:10DJyd1f.net
梨子「あっ、あ゛……!」チュパッ

千歌「んむっ……」レロッ

梨子「千歌ちゃん、千歌ちゃん、ごめん、ごめんなさい、でも私っ……!」レロレロッ

千歌「いいんだよ、梨子ちゃんの好きなようにして……!」

梨子「〜〜〜っ!!」チュパッ、チュッ

千歌「んんっ…」

梨子「あっ、キス……気持ちいい……!」

梨子「あっ、んっ……!」

ーーー
ーーー

果南「…ねえ」

果南「どうして、そんなウイルスなんか作ってたの?」

鞠莉「……」

鞠莉「…廃校の、問題が、あったじゃない?」
105: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 16:59:46.96 ID:10DJyd1f.net
果南「……うん」

鞠莉「私なりに何か、どうにかして解決出来ないかなって、考えてたの」

鞠莉「そうしたら…『人を操れるウイルス』を作ってくれないかって…話が…」

果南「それが百合ウイルス?」

鞠莉「…別にね、あれは、それが正式な名称ってわけじゃないの。あれは異性が異性に夢中になっちゃう、っていうバイオ兵器」

果南「……それを」

鞠莉「うん。売買して、お金作って、廃校を無くそうとした……けど」

鞠莉「あんまり上手く行かなくて……でも、私達は、みんなでスクールアイドルになって」

鞠莉「廃校を撤回できた。だからあれはもういらないと思ってたけど」
107: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 17:03:10.86 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「だけど、あれはあれで利用価値があるからって、保存はしておいたんだって……」

果南「……」

鞠莉「だから今回の事は本当に私達が悪いの…拡散した理由はわからないけど…管理者の誰かがいたずらでばらまいたのかな…」

鞠莉「でも…そんなの言い訳にならない」

鞠莉「とんでもない事をしてしまった……」

鞠莉「ごめんなさい……ごめんなさい………」

果南「……鞠莉」

鞠莉「…」ビクッ

果南「……」ギュッ

鞠莉「え…」
110: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 17:10:49.77 ID:10DJyd1f.net
果南「…追い詰めすぎないで」

果南「大丈夫、だって、地下のワクチンがあるんでしょう?」

果南「だったら、それでいいじゃない」

果南「解決した後に謝りなさいって」

鞠莉「…っ」

鞠莉「うん……!」

ーーー

朝。

鞠莉「……それじゃあ、みんな。昨日はよく眠れた?」

ルビィ「はいっ!」

梨子「すっきり!」


ダイヤ「…」グッタリ

千歌「……」ズーン

果南「あっ…よ、よーし! じゃあ、朝ごはんにしよっかぁ!?」
111: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 17:28:04.25 ID:10DJyd1f.net
ーーー

鞠莉「よし、じゃあ、行こうか……」

カチャリッ…

千歌「えっ、またそんな四隅に秘密扉!?」

鞠莉「この下に隠し通路があるの。さっ、降りて」

ーーー

千歌「ほえー…」

梨子「…もう、なんだか漫画みたい…」

鞠莉「ここのエレベーターに乗って、地下に行くの」

果南「なるほど」

鞠莉「昨日も行ったけど…この先は確実に危険しかないよ、大丈夫?」

ダイヤ「今更ですわね」

ルビィ「そうですっ」

鞠莉「……よし、行くわっ!」

ーーー

『おおおぁ…』

千歌「うじゃうじゃいる…」

梨子「……」

鞠莉「あと少しよ、行くわよっー!」

ダッ

ーーー

鞠莉「…あの先ね」
113: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 17:29:59.59 ID:10DJyd1f.net
ルビィ「はぁ、はぁ、ぁ……」

ダイヤ「ルビィ? 大丈夫?」

ルビィ「ちょ、ちょっと疲れただけ…」

梨子「はぁはぁ、……」

千歌「梨子ちゃんも…」

果南「…ねえ、これって」

鞠莉「…試験用じゃ、1日しか持たないか……」

鞠莉「…二人共、もう少し頑張って」
114: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 17:34:45.11 ID:10DJyd1f.net
ーーー

『……』ゾロゾロ

鞠莉「……」

果南「…あの扉の先、なんだよね?」

鞠莉「うん…」

千歌「あんなにいるんじゃ、近づけない……!」

ダイヤ「どうすれば……」


ルビィ「……」

梨子「……」
115: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 17:40:19.25 ID:10DJyd1f.net
梨子「私達が囮になる」

ルビィ「うん」

ダイヤ「っ!? な、なぜ!」

ルビィ「だって、ルビィ達もう感染してるわけだし……いざっていう時に、役にたたないだろうから」

梨子「そうするのが、ベストです」

千歌「梨子ちゃん……」

梨子「…昨日はごめんね。でも、これから恩を返すね」

ーーー

ルビィ「……」

梨子「じゃあ、いくよ…」

ルビィ「うんっ…」

ダッ

『わぁぁああ……!』

ルビィ(二手に別れて……)

梨子「道を……!」

タッタッタッ

千歌「よし! 行こう!」
118: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 17:49:38.92 ID:10DJyd1f.net
ウィーンッ!

ガコンッ、ガゴンッ

千歌「うわっ、すごい……!」

鞠莉「よしっ、あとは任せて……!」

千歌「なにこれどうなってるの……?」

果南「千歌っ! 変なもの押さないでっ、何が起こるかわからないから!」

ドンドンドンッ!

千歌「ひっ!? は、入ってきそうだよ!」

ダイヤ「鞠莉っ、まだですの!?」

鞠莉「…………」

果南「鞠莉!?」


鞠莉「…………い」

千歌「え?」


鞠莉「……ワクチンが…ない……無くなってる……」
122: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 17:55:05.24 ID:10DJyd1f.net
ダイヤ「なっ……!?」

果南「どうしてっ……!?」

鞠莉「わかんない、わかんないわかんないよっ!」

鞠莉「なんで? どうして!?」

千歌「鞠莉さん落ち着いてっ!」

ドンドンドンッ!ドコン!

果南「うっ……!」

『おあああああ…』

ダイヤ「くっ……あっ……!」


ルビィ「おねえ、ちゃん……♡」

梨子「千歌ちゃん……♡」


千歌「梨子ちゃんっ……!」

鞠莉「うっ、ううっ、どうして……」ガクッ

果南「鞠莉っ!落ち込むのは後!!今は逃げるよ!!」

ダイヤ「どこに逃げるっていうんですの…出口は…今壊されて…あんなに……」

千歌「あ、あ、ぁ……!」
124: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 18:03:44.05 ID:10DJyd1f.net
『あぁぁぁあ……』

果南「あっ、やだっ、触んないでっ……!」

ダイヤ「離してっ、やめてっ……!」

鞠莉「……」

千歌「助けて、誰か助けてぇええ!!」

ーーー
これは5分間程度の出来事。

果南「あっ、や゛ぁ……!」チュパッ

ダイヤ「んっ、ぁあっ……!」チュルッ

鞠莉「ごめんなさい……ごめんなさい……」チュルッ、チュパァ

千歌「やだぁ、お母さん、助けて……!」チュパッ

ーーー

『あ……ぁぃあっ?』

ドカッ、ボコッ!

『……いたぞ!お嬢様と…そのご友人だ!』

『救出しろ!』

『ワクチンを! 試験用なら大量に……!』

ーーー
バラララララッ…

鞠莉「……ん、んん……あれ……」

『お目覚めですか』

鞠莉「…ここは」

鞠莉「…ヘリコプター……?」

千歌「……あれ、私、何して…?」

『我々が救出しました。…4人だけですが』

果南「……」

ダイヤ「……」
128: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 18:09:09.47 ID:10DJyd1f.net
曜「やほっ」

千歌「……えっ!? 曜ちゃん!? どうして……!?」

曜「あの後さ、正直私も、『あ、終わった……』って思ってたんだけど」

曜「死ぬ気で逃げまくったらあの後なんと逃げ切れちゃって…」

曜「それで、ホテル行こうとしたけど……もうね、近寄れないレベルで群がってたから……携帯も逃げる時に落としちゃったし……だから放浪してたら」

曜「鞠莉さんのメイドさんと再開して」

曜「事情を説明したの、地下に向かうって…それで、今日の朝、現在にいたるってところかな」

千歌「そうなんだ……よかった……!」

曜「…あと、聞いたよ。ワクチン、なかったんでしょ?」

鞠莉「……っ!」
130: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 18:14:05.17 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「そうよ……どうして!?」

『…それについては、もう犯人はわかっています』

鞠莉「本当!?」

『ええ。…2人ぐみの犯行です』

鞠莉「名前は?」



『セイントスノー。鹿角聖良、鹿角理亞です』
136: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 18:23:44.53 ID:10DJyd1f.net
千歌「えっ…」

鞠莉「どうして……」

『…彼女らは現在捜索中です』

鞠莉「…」

曜「…! うわっ……」

千歌「……どうしたの……?!」

ーーー

『ううううう……』

『ぁぁぁぁあわ……』

ーーー

『……もう、ここにはいられません』

『拠点は決めてあります、お嬢様』

鞠莉「……どこなの」

『イタリアです』

『イタリアにも、あのワクチンを製造している地下工場があります…それを狙って、奴らも現れるやもしれません』

千歌「……っ!? ワクチンっ、あるの!?ならそれを……!」

鞠莉「そうはいかないの、千歌ちゃん……」
138: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 18:29:57.41 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「足りないの、圧倒的に……『完成品』の、ワクチンが」

千歌「……?」

鞠莉「イタリアで作っているのは、完成品だけど、なかなか完成しないから困っているの」

鞠莉「1滴を作るのも、かなり困難なの……それを作り上げたのが、日本でのあの場所」

鞠莉「人が持ち運びできる量で、済むんだけど、その量を作るのが異常に、ね……」

千歌「そんな…」

果南「……でも、もし本当にその2人が来るなら、待ち伏せしてれば…」

ダイヤ「そうですわね……」
143: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 18:55:16.77 ID:10DJyd1f.net
千歌「だったら行こうよ! それしかないよ!」

鞠莉「…そうね」

鞠莉「行きましょう……っ!」

ーーー

イタリア。


曜「…」

千歌「なんていうか……落ち着けるね」

ダイヤ「ここでは日本のようにはなっていませんから……」

ダイヤ「…ルビィ…」

果南「……大丈夫だよ。きっと、救ってみせる、でしょ?」

ダイヤ「……ええ」

鞠莉「うちが用意してるホテルに行きましょう」

ーーー

鞠莉「……はぁ」
144: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 18:59:49.38 ID:10DJyd1f.net
果南「…鞠莉」

鞠莉「…どうなっちゃうのかな」

ダイヤ「……」

曜「…」

千歌「…げ、元気出していこうよっ! 沈んでても、しかたないよっ!」

ダイヤ「…こういう時、あなたのそういう所、助かりますわ」

千歌「え、そうかな? えへへ…」

果南「沈んでてもしかたない……それもそうね」

曜「千歌ちゃんらしいや」

鞠莉「…なん」

鞠莉「……どうして怒らないの?」

千歌「……」

鞠莉「こうなったのは、元を正せば、私たち小原家…」

鞠莉「何か文句の一つ言われたって、私はしかたないのに」

鞠莉「どうして…」

千歌「…鞠莉さんは私達の大事な仲間だもん」

千歌「責められないよ」

鞠莉「っ……!」
145: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 19:05:00.34 ID:10DJyd1f.net
果南「そうそう。何度も言ってるのに、鞠莉は頑固だから…」

ダイヤ「ふふ…」

曜「同じくっ!」

鞠莉「……ありがとう、みんな」

ーーー

鞠莉「…と、一つ大事な事を言い忘れてた」

千歌「?」

鞠莉「曜ちゃんは逃げ切った、っていう話だったね。……でも、私、果南、ダイヤ、千歌ちゃんは感染はしている」

鞠莉「それを試験用ワクチンで抑えてるけど…」

千歌「……あ」

鞠莉「そう。ダイヤや千歌ちゃんはわかってるように、…その欲求は抑えられない」

ダイヤ「……」

鞠莉「……そこは…まっ…」

鞠莉「各自…、『どうにかしておいて』、ね…」

ーーー
夜。

ダイヤ「うっ、ぐっ……!」
146: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 19:09:57.67 ID:10DJyd1f.net
ダイヤ(なるほど、これはっ……!!)

ダイヤ(ルビィも、こんな思いをしていたのね……!)ハアハア

ダイヤ(……)

ダイヤ(…ルビィ、今どこに……)

ダイヤ(…ルビィ……会いたいですわ…)
149: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 19:16:11.94 ID:10DJyd1f.net
ダイヤ(っっ、頭がっ……溶けそう……っ!!)

ダイヤ「あっ、ぅぅぅ……!」

ダイヤ(……ど、『どうにかしておいて』って……どうしろと…)

ダイヤ「…だ、誰かに……!?」

ダイヤ(そんな事、頼めるわけないっ……破廉恥にも程があるっ……!)
150: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 19:18:43.52 ID:10DJyd1f.net
カチッ…

ダイヤ「っ!? だっ、誰っ……!?」

千歌「……」

ダイヤ「…?ち、千歌さん…?」

千歌「……」ハアハアハア

千歌「ダイヤ、さん……」ハアハア
158: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 19:49:48.03 ID:10DJyd1f.net
ダイヤ「ど、どうし……」

千歌「胸が苦しくてっ…」

千歌「お願いっ、ダイヤさん、させて……」

ダイヤ「……!」

ダイヤ「…そ、そういうことなら、いくらでも協力します!」

千歌「ダイヤさん……!」ガバッ

ダイヤ「あっ…」
163: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 19:59:26.89 ID:10DJyd1f.net
ーーー
明かりは消してあった。

月明かりだけが、部屋を照らす。

千歌「んっ、はっ……!」チュパッ

ダイヤ「んくっ……」チュルッ

千歌「はムッ……れろっ……」
164: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 20:04:28.33 ID:10DJyd1f.net
ダイヤ「はぁっ、あっ……!」チュクッ、ジュルッ

千歌「ん、んむっ……」チュパッ

ダイヤ(あっぁ、頭が痺れるっ……!)ビクッ

千歌「ダイヤさん、ダイヤさん……!」


ルビィ『すきっ、スキッ、だいすきっ、お姉ちゃん……!』


ダイヤ「……っ、ち、かさん」
166: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 20:09:17.47 ID:10DJyd1f.net
ダイヤ「お願いがあるんですっ……!」

千歌「んっ、なにっ……?」チュパッ

ダイヤ「……いまだけ、で、いいので……私のことをっ」


ダイヤ「……お姉ちゃんと、呼んでくださらない……?」
168: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 20:13:19.68 ID:10DJyd1f.net
千歌「うんっ、いいよっ……」チュルッ

ダイヤ「むっ……」チュルッ


千歌「……お姉ちゃん、んっ……!」チュクッ、ジュルッ

ダイヤ「っ……!」ゾクゾクッ

ダイヤ「はむぅ……あっ……!」ジュルッ
169: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 20:21:13.34 ID:10DJyd1f.net
千歌「お姉ちゃん、お姉ちゃんっ……!」チュパッ、チュッ

ダイヤ「んっ、はっ……ぁ、あっあ、ちかさん……!」チュパッ

ダイヤ「千歌、千歌……!」チュッ、ジュルッ

ダイヤ(あっ、ぁあっ……!)クラクラ

ダイヤ「もっと、もっと……!」チュパッ
170: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 20:27:17.17 ID:10DJyd1f.net
千歌「んっ、んんっ……!」チュパッ

ダイヤ「あぁあっ、気持ちいい……!!」チュルッ、チュパァ

千歌「れろっ、れるっ……!」ゴクッ、ゴクッ

ダイヤ「ん、ん……」ゴクッ、ゴクッ

ダイヤ「ぷはぁっ……!」

ニチャアッ…

ダイヤ「はぁ、はぁ、はぁ……」

千歌「……」ハアハア

千歌「…お姉ちゃん、もっとしよ……」ハアハア

ダイヤ「〜〜っ!!」ガバッ

アッ……

ーーー
ーーー

鞠莉「……」ハアハア

鞠莉「体が熱いっ…」
172: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 20:35:54.08 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「……っ、これが…」

鞠莉「…ワクチンもひどいよね、24時間立たないと再使用できないって」

鞠莉「うっ……」フラフラ…

鞠莉「グッ……」ギリッ

鞠莉(耐えるのよ、マリー……)

ーーー
チュンチュン…。

鞠莉「やっと朝…」

鞠莉「…はあ」

ーーー

ダイヤ「おはようございます!」スッキリ

千歌「おはよう!」ピカッ

鞠莉「……おはよ」

果南「……」ズーン

曜「あっ……。そ、それじゃ朝ごはんにしよっかぁ!?私おかわりしちゃうぞー!?」
174: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 20:46:12.57 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「…さて、今日はみんな、地下工場に連れていかないとね」

千歌「そうだった。…どこにあるの?」

鞠莉「この下」

千歌「……え?」

ーーー

ガコンッ、ガコンッ

千歌「地下好きだねぇ…」

鞠莉「何かと都合がいいの」

曜「夏とか大変そうだな〜…」

ダイヤ「…これだけの人材と動力を持ってしても」

ダイヤ「そのワクチンは作れない、と」

果南「そうみたいだね…」
175: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 20:59:08.39 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「そして、これがメイン」

千歌「でっかーい」

曜「それにしても本当にここにセイントスノー現れるのかな…」

鞠莉「…来ると信じるしかない」

鞠莉「現に、そのためのトラップも用意してる」

ダイヤ「ならあとは、果報は寝て待て、ですわね」

果南「……」

果南「うっ……」

千歌「どうしたの、果南ちゃん」

果南「あっ……ううん!なんでもないよ!」

果南「……」ハアハア
177: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 21:03:10.60 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「……」

ーーー

曜「じゃあせっかくイタリア来たんだし、街を見てもいい?」

鞠莉「そうね、いいよ」

曜「よ〜し、千歌ちゃん、果南ちゃん!行こうよ!」

ーーー

鞠莉「……」

鞠莉(果南、大丈夫かな…)

鞠莉(…欲求が、さらにその上を行かないといいけど…)

鞠莉(っていう私も、だけど…)

ダイヤ「鞠莉? 大丈夫ですの?」

鞠莉「あ、うん。大丈夫よ」
179: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 21:22:01.35 ID:10DJyd1f.net
曜「わ〜、すごい! おしゃれ!」

千歌「ピザ!」

果南「……」

千歌「果南ちゃん? 本当に大丈夫?」

果南「え……」

千歌「顔が赤いよ。熱があるんじゃ……」

果南「っ! っ、なんでもないの! 本当!」

曜「……」

果南「……あ、私ちょっとトイレ行ってくるね…」

千歌「あ、うん……」
180: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 21:29:45.15 ID:10DJyd1f.net
ーーー

果南「あっ、うううっ……!」

果南(こっ、このウイルスっ、本当に上手く使えば世界征服できるんじゃないのっ……?)

果南(さっきも気を抜いたら襲いかかりそうだった……)

果南(うっ……!)キュンキュンッ

果南「なにっ、この感覚、お腹の辺りが……疼く…!」キュンキュンッ

果南「はあ、はあ、はぁっ……!」ガクガクッ

果南(戻らなきゃ……2人が…待ってる)

ーーー
183: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 21:36:54.80 ID:10DJyd1f.net
夕暮れ。

千歌「いや〜……普通に満喫しちゃった」

曜「うん…」

千歌「…こんな事してる場合じゃないのにね……つい浮かれちゃった」

曜「そうだね……よしっ!じゃあ戻って何か作戦でも考えよ!」

千歌「そうだね! 果南ちゃん、帰……」

果南「……」フラフラ

千歌「…果南ちゃん?」

果南「……ぁ」

バタンッ

千歌「っ! 果南ちゃん!?」

曜「果南ちゃん!?」

ーーー

鞠莉「う゛っ……!!」

鞠莉「またっ……しかも昨日よりも……!」

鞠莉「まだ日も沈んでないのにっ…!」
184: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 21:45:45.96 ID:10DJyd1f.net
ダイヤ「鞠莉、大丈夫ですの?」

鞠莉「っ……大丈夫だよ」ニコッ

ダイヤ「…」


千歌「誰かー!」

曜「果南ちゃんが……!」

鞠莉「!? 果南がどうしたのっ!?」

果南「…」ハアハアハア

鞠莉「果南っ……!」

果南「…お願い、1人に……部屋にいさせて……!」

果南「もうダメッぽいからぁ……!」

ーーー

ダイヤ「…おそらく、ワクチンでも抑えられない欲求が爆発しそうになってるんですわ」

鞠莉「そうだね…」ハアハア

ダイヤ「……あなたも、でしょう」

千歌「……鞠莉さんも?」

曜「……いまの鞠莉さんも、相当辛いはずだよ」

曜「……」

ーーー

果南『あ゛っ、ぁあっ、んんんんっっ!?!』

果南『疼く、疼くの、お腹がっ、あ、ぁぁっあ……!!』ガクガクッ

果南『はぁー、はぁー、はぁー!』ハアハア

ーーー

曜「……」

鞠莉「……そう、だね」

鞠莉「辛いね……」
191: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 21:50:43.07 ID:10DJyd1f.net
ーーー
夜。

千歌「お姉ちゃん、お姉ちゃんっ……!」チュパッ、チュッ

ダイヤ「んっ、んふっ、はむっ……」チュルッ

ーーー

鞠莉「……」ボッー

鞠莉「……」スッ…

ーーー

果南「ハァー、はぁー!」

果南「あぁぁああ頭がおかしくなりそうっッって……!!」

果南「だれかぁぁあっ……!」トローン

カチャリッ

果南「えあ……?」


鞠莉「……」
193: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 21:55:56.99 ID:10DJyd1f.net
果南「ま、り……?」

カチャ、ガチャリッ

鞠莉「…」ヨロ、ヨロ

鞠莉「……かな」

果南「っ!!」ガバッ

果南「……っ! っ!!」フゥー、フゥー

鞠莉「…い、いの。果南。これからする事は……やらしいことじゃない…」

鞠莉「お互いにとって……仕方ない事……やらないと、困る事、なんだ、から……! いいよ、しよ……!」ハアハア

果南「 」プッツーンッ
196: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 22:00:38.27 ID:10DJyd1f.net
果南「鞠莉っ、鞠莉ぃ!!」チュパッ

鞠莉「んっ……!」

果南「んくっ、ちゅぷっ、れろっ、んんん……!」ゾクゾクッ

鞠莉「はっ、あむっ、んんっ……!」チュパッ

鞠莉「れろっ…」チュルッチュパッ

果南「はぁ、はぁ、はぁ…」ヌギヌギ

果南「わ、たし、ね。『ここ』がずっとうずいて、とまんなくって……」ガクガクッ

鞠莉「うん、いいよ…」

鞠莉「あむっ……!」ジュルルッ

果南「っ☆♡♪っ!?」ビクッビクッ

鞠莉「わぷぅ、すごい、溢れて…ちゅるっじゅるっ…!」

果南「あっ、ぁあっあ、ぁぁあっ!!」ビクッビクッ
204: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 22:08:13.14 ID:10DJyd1f.net
鞠莉「はむっ、れろっ……!」

鞠莉「んっ……!」クチュクチュ

果南「あっ、頭チカチカっ……!? うっ、くぁぁあっ!?」ビクッ!!!

果南「あ゛っ、ぁぁあっ、はぁあ……!」

ーーー

果南「今度は私がしてあげる……」

鞠莉「えっ、だいぅ、ぇぁああっあああっ!!」ビクッ

果南「んぷぅ……鞠莉だって、こんなにして……!」

鞠莉「だっ、てぇ、こんなの、耐えられないぃっ……!!」ビクッビクッ

果南「んくっ、じゅるっ……!」クチュピチャ

鞠莉(ああっ、気持ちいい、気持ちいいっ……!?)ガクガクッ

鞠莉(でも、仕方ないよね、これは、ウイルスの、せいなんだからぁっ……!!)ビクッ
207: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 22:20:04.38 ID:10DJyd1f.net
ーーー

鞠莉「はあ、はぁ、っんちゅっ……!」クチュクチュ

果南「はっ、ぁあっ、鞠莉っ、そこ、きもちぃぃっ……!」

鞠莉「果南もっ、そこっ、すごいっ、ぁっ……!」

果南「でも、こんな格好恥ずかしいよっ……!」

鞠莉「でもこうしたほうがっ、おたがいっ、あっ……!」ビクッビクッ

ーーー

ハァ、ハァ、ハァ…。

果南「おっ、ぁあっ、すきっ♡ こ、れぇ、ぁああっあっあぁあ♡」

鞠莉「か、なん、っ、♡ んゆっ、そここしゅらないで……つ」ビクッ!!!
209: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 22:25:39.72 ID:10DJyd1f.net
果南「だって、気持ちよすぎえっ、腰とまんなくって……♡」ハアハア

ズリュニュリュッ

鞠莉「はぁっっ、はぁっ、んむっ……!」チュパッ

果南「はっ、はっ、あっ、鞠莉、私、イクっ、イクッっ……♡」

鞠莉「わらひっ、ぁだ、はぁっあっあああっ!」ビクッ!!!

かなまり「あっ、ぁぁあっああぁぅああっ♡」ビクッビクッ!!!

ーーー

果南「はぁー、はぁー…」

鞠莉「……」

果南「鞠莉……」

鞠莉「ん…?」

果南「……おやすみ」

鞠莉「うん……」

ーーー
朝。
211: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 22:29:28.16 ID:10DJyd1f.net
千歌「おはよう!」ピカッ

ダイヤ「おはようございます!」ニッコリ


鞠莉「おっはよう!」ピカッー

果南「おはよー!」ニッコニコ


曜「あ゛っ……おっ、おはよう!? じゃ、じゃあ朝ごはんにしよう!? うん!」

ーーー
ピピピピピッ!

鞠莉「!」

千歌「むぐっ、なになに?」

『お嬢様! セイントスノーの2人が現れました!』

鞠莉「…行こうっ、みんな!」
214: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 22:41:20.40 ID:10DJyd1f.net
ーーー

聖良「あれ、しまったね。なんか罠があったみたいだね」

理亞「……」

聖良「まあ、いいか。逃げようか」

理亞「……」

聖良「はい、ジャンプ」

理亞「……」グッ

ピョンッ!!

聖良「よし……?」

ブワッ

聖良「おおっと!」パシッ

聖良「大丈夫?」

理亞「……」
217: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 22:58:08.12 ID:10DJyd1f.net
理亞「……」

聖良「風圧かあ」

聖良「なるほど、考えましたね。そりゃいくらなんでも無理だね」

聖良「じゃあ、素直に出入り口から」

『動くなっ!』

聖良「わあ」

理亞「……」
218: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 23:02:24.40 ID:10DJyd1f.net
千歌「はぁ、はぁ、はぁっ……」タッタッタッ

曜「いたっ……」

ダイヤ「あなたたちっ! ワクチンを返しなさい!」

果南「それがないせいで日本はめちゃくちゃなんだよ!」


鞠莉「……どうして、こんなことを」


聖良「面白そうだったからです」

聖良「こんなウイルス、絶対面白いに決まってるじゃないですか」

理亞「……」
219: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 23:07:00.05 ID:10DJyd1f.net
千歌「…聖良さん」

聖良「……」

聖良「…スクールアイドルは、楽しい?」

千歌「……」

聖良「…愚問でしたね。それはさておき」

聖良「本当、私達は面白半分でやった。それだけです」

理亞「……」

聖良「……とりあえず、そこを通してください」

鞠莉「そうはいかない。日本を、沼津をめちゃくちゃにして…何もないって、いかないわ」
220: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 23:20:08.16 ID:10DJyd1f.net
聖良「だったらなんなんですか?」

聖良「今ここで捕らえますか?」

鞠莉「そのつもりよ…!」

聖良「それはどうでしょうね…」カチッ

バァンッ!!

千歌「わっ!?」

曜「停電っ!?」

『なんだと!?』

鞠莉「嘘でしょ、ここのライフサーバーが落ちた…?!」

ダッ

果南「あっ……!」



聖良「いくよっ、理亞!」

理亞「……」

ーーー
221: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 23:23:12.89 ID:10DJyd1f.net
聖良「ふふ、たいしたことないね」

理亞「……」

聖良「後なにしよっか。とりあえず逃げ回ってみよう」

聖良「その後は…」

ダイヤ「その後なんてありませんわよ」
222: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 23:35:03.94 ID:10DJyd1f.net
聖良「えっ」

ダイヤ「妹を元に戻すには、これが必要、なんですのっ!」

ダイヤ「恥を知りなさい、鹿角聖良、鹿角理亞」

ダイヤ「絶対に許しませんわ……!」

聖良「…そういうの、嫌いじゃないです」

理亞「……」

聖良「…いいですよ、返してあげても」

ダイヤ「っ……!」

聖良「ただし、私たちを何の罪にも問わないことが、条件ですけど」
224: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 23:39:54.68 ID:10DJyd1f.net
ーーー

鞠莉「…たしかに、受け取ったわ」

『検証を…』

聖良「そんな事しなくても、本物ですよ」

聖良「ね。理亞」

理亞「……」

『……たしかに』

聖良「でしょ? じゃあ、私達はこれで失礼させて……」

ガチャッ!

聖良「……なに?」

鞠莉「返すわけないでしょう、そんなに甘くないの……!」

聖良「…ひどいですね。こっちは本当に返したのに」

鞠莉「それで済むなら警察はいらないのよ…」

ダイヤ「……鞠莉。もういいの」

鞠莉「でも…」

聖良「……」コツコツコツ

理亞「……」テクテクテク


千歌「っ、あのっ」
226: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 23:45:34.54 ID:10DJyd1f.net
千歌「つ、次のラブライブで…会いましょう」

聖良「…はあ?」

果南「ちょっと千歌何言ってるのっ…!」


千歌「そこで、徹底的に、私達が勝ってみせます」

千歌「あなた達なんか、相手にならないくらい……っ」


曜(はあ、やれやれ…千歌ちゃんらしいっていうか)


聖良「……そうですか」

聖良「……それじゃ、その時に」

理亞「……」

ーーー

曜「千歌ちゃんって、怒り方を知らないから、あんな風にしか言えないんだ」

曜「つまりあれは、やられっぱなしが悔しかったから、これでは絶対負けないぞっ、って言いたかったんだろうね…」

鞠莉「そっかぁ…」

曜「怒ってたよ、あれは」
228: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 23:49:50.44 ID:10DJyd1f.net
ダイヤ「ね、ねえ、まだですの?」

『あと少しです』

ダイヤ「もうっ、ヘリコプターなんて遅いですわっ……!」

果南「んな無茶な…」

鞠莉「あと少しでホテルの屋上につける…」

千歌「……ねえ、鞠莉さん」

鞠莉「ん?」

千歌「…逃がしちゃって、良かったのかな…それに、私変な事言っちゃったし」

鞠莉「……ううん。いいの。それに、私も1番大事なことを、忘れてたわ」

千歌「1番大事なこと?」


鞠莉「…Aqoursのみんなが、いる事、かな」

ーーー
229: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/18(木) 23:58:33.70 ID:10DJyd1f.net
カチャカチャ……

鞠莉「これで、いいはず……」

千歌「あとはこれを押せばいいんだよね」

果南「これで全部……」

ダイヤ「終わる……」

曜「長かった…」


鞠莉「みんなで押しましょっ」

千歌「うん! せーの!」

ポチッ!

ーーー

バッシュゥゥッゥッンンッ!!

ーーー

『ぁ、だあぁぁあ…… 』

『……あ、レ』

『…私なにしてたんだっけ?』

『なんかすごい寝てたみたいな感覚……』


花丸「……はっ!? まるは一体なにを……」

善子「わっー!? なに、ち、ちゅ、ちゅ……!!」ペコーン!

花丸「えっー!? なに、なに?! 」

ーーー

ルビィ「…あ、れ」

梨子「私、今までなにを……そうだ! 千歌ちゃん達の囮になって……!」
230: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/19(金) 00:01:37.08 ID:HnIkE0i4.net
ルビィ「…! あっ、じゃ、という事は……!」

梨子「……!」

ーーー

鞠莉「……終わったのね」

ダイヤ「よかった…」

果南「んっー! いろいろあったけど、解決解決!」

曜「へへっ……千歌ちゃん?」

千歌「……っ」ウリュッ

曜「千歌ちゃん?!」

千歌「うわーんっ!怖かったよぉ! ずっと怖かったぁぁ……!」

曜「もう……よしよし…」

千歌「チーンッ!」

曜「それはやめて!?」
231: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/19(金) 00:08:44.19 ID:HnIkE0i4.net
鞠莉「……さっ! 帰りましょう! 浦の星女学院に!」

ーーー

あれから、何日か経って、日常はいつもの物になっていた。
でも、最初のうちは、ウイルスの影響で、お互いのやった事を思い出して……。

花丸「あ……」

善子「うっ……」

花丸「おっ、おはようー、善子、ちゃん…」

善子「……お、はよう」

ーーー

梨子「ごめんごめんごめん……」

千歌「そ、そんなに気にしないで!? 大丈夫だから、大丈夫だから!」

ーーー

ルビィ「ルビィははしたない破廉恥な子です…」

ダイヤ「だっ、大丈夫ですわ! あれはあくまでウイルスのせい! ルビィは清純な子!ね?」

ーーー

鞠莉「…」

果南「……」

鞠莉「……」カァアッ

ーーー

曜「って、私だけなんか残り物感すごくない!?」

善子「感染するよりマシでしょ!変なところでネガティブにならないでよ!」

千歌「あははっ…」

梨子「でもあれは抑えられない…」

ルビィ「うんうん……」

果南「たしかに……」

ダイヤ「ええ……」

千歌「まあね……」

鞠莉「まあ、それも経験ということ…」
232: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/19(金) 00:17:04.51 ID:HnIkE0i4.net
千歌「うう〜ん、よし! じゃあ今から練習しよう!」

千歌「それでぜーんぶ忘れよう!」

梨子「そうね!」

ルビィ「今日はいつもより頑張ります!」

花丸「うん!」

善子「あっ、待ちなさいよっ!」

曜「待ってー!」

ダイヤ「廊下は走ってはいけません!」

果南「ダイヤだって走ってるじゃんっ!」

鞠莉「あははっ! Let's go!」


取り戻せて良かった。
みんなを。

Aqoursを。


千歌「目標! ラブライブ!優勝!」


『Aqours、sunshine!!!』



おしまい
235: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/19(金) 00:19:34.41 ID:HnIkE0i4.net
鹿角姉妹悪役になっちゃったけど、ファンの方ごめんなさい。

ありがとうございました。
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『鞠莉「みんな逃げて!百合ウイルスが拡散してしまったの…!」』へのコメント

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