曜「スクールアイドル、やめる…?」 千歌「…。」

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ようちか-アイキャッ8
1: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/08/23(火) 02:27:18.93 ID:LyP5Uzx1.net
曜「やめる…?」
千歌「…。」

そんなつもりではなかった

曜「スクールアイドル、やめる…?」
千歌「…。」

いつものように返して欲しくて
私の言葉だけには応えて欲しくて

ルビィちゃんがダイヤさんの前で強がれなかったように
千歌ちゃんと私の間にも無二の繋がりがあるって

千歌「…。」バタンッ

そう、信じたかった

元スレ: 曜「スクールアイドル、やめる…?」 千歌「…。」

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2: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/08/23(火) 02:28:11.42 ID:LyP5Uzx1.net
いつからだろう、千歌ちゃんを遠くに感じるようになったのは

Aqoursを始めてから?
梨子ちゃんが転校してきてから?
スクールアイドルを目指し始めてから?
μ'sに出会ってから?

きっとそのどれもが正解で、でもどれも違う。

壁にある千歌ちゃんと映る写真。大切な思い出。私の大切な千歌ちゃん。

でも多分このときからずっと、ゆっくりと、私が気づかないうちに、グラデーションのように…
3: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/08/23(火) 02:28:49.38 ID:LyP5Uzx1.net
ピリリリリリリリ

曜「うわっ!机で寝てた…。」

ピリリリリリリリ

曜「こんな夜明け前に…もしもし?」

『千歌ちゃんが!今海に飛び込んだの!なにするんだろうって窓から見てて!私止められなくて!それで…!』

曜「わかった…すぐ行く」

ーーーーーーーー
5: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/08/23(火) 02:29:26.76 ID:LyP5Uzx1.net
ーーーーーーーー
~海岸~

曜「はぁ…はぁ……」

なんだ。 ついてみれば終わってるじゃないか。

海の中で泣きじゃくる幼なじみ。
抱きしめ、慰める私の大切な友達。

千歌「くやしいっ…くやしいよぉ…!!!」

感情が決壊する幼なじみ。
彼女の本心を引き出したのは、私じゃない。
7: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/08/23(火) 02:30:18.81 ID:LyP5Uzx1.net
曜「おーーーーーーい!」

なんとかしてその世界を壊したかった
声をかけ、大きく手を振る

私に気づいたのか、2人がこっちを見やる
それでも海から上がってくる様子はない
そう…だったら私が行ってやる
8: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/08/23(火) 02:31:41.20 ID:LyP5Uzx1.net
曜「千歌ちゃんっ!」

冷たい水と砂をかき分けて向かう
それは千歌ちゃんに近づくほどに重くなるような気がした

千歌「あっ…」
曜「ふふっ」

少し驚いたような顔をする千歌ちゃんに、私はいつも通りの笑顔を向けた
ずるいな…本音を隠しているのは私のほうじゃないか。
10: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/08/23(火) 02:32:25.05 ID:LyP5Uzx1.net
千歌「うっ、うわああああああん!!」

泣き出す彼女の手をとるのはなぜ私じゃないのだろうか。

見守っているのはなぜ私だけじゃないのだろうか。
11: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/08/23(火) 02:33:58.38 ID:LyP5Uzx1.net
少しして涙をぬぐい、顔を上げた千歌ちゃんの表情は明るかった。
瞳にも声にも光と力が宿っていた。

千歌「っていうか、みんなびしょ濡れだね。」

善子「なによ他人事みたいにぃ!アナタのせいじゃない!」

千歌「あはは…ごめんごめん…。とりあえずウチのお風呂入ってってよ、風邪ひく前に!」

この輝きを捕まえて、閉じ込めて、私だけのものにしたい
そんなことを願ってしまうのは果たして罪なのだろうか


千歌「ん、どしたの曜ちゃん?早く行こ?」

曜「あ、うん…そうだね!」


そんなことをひた隠して、千歌ちゃんのそばに居続けるのは罪なのだろうか

曜「今行くよ。」



終わりだ曜
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