果南「鞠莉のご飯は」ダイヤ「不味い」

シェアする

ようまり-アイキャッチ1
1: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 14:37:56.29 ID:jDcD8MSG.net
鞠莉「最近は専ら料理よ!」

千歌「へえー! 鞠莉さん料理出来るんだ!」

曜「たべたーい!」

曜「梨子ちゃんも気になるよね!」

梨子「そうね、私も食べてみたい」

鞠莉「なら今度のお休みにごちそうするわ!」

千歌「本当ですか!?やったー!」

元スレ: 果南「鞠莉のご飯は」ダイヤ「不味い」

スポンサーリンク
2: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 14:38:30.16 ID:jDcD8MSG.net
ーーー

千歌「楽しみだなぁ、どんな料理だと思う?」

梨子「本格的なイタリア料理とか?」

曜「イタリアっていうと、どんな料理?」

梨子「ピザとかパスタかな」

千歌「そうなんだ。ふふ、今からヨダレが…」

千歌「おじゃましまーす!」

鞠莉「いらっしゃい! 待ってたわ!」

曜「あっ、もう何かのにお……にお……ん?」

曜(な、なんだろう。この得体の知れない匂い)

梨子(きっと何かのスパイスよ)

鞠莉「もう出来てるの、さ、入って入って!」
3: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 14:39:24.25 ID:jDcD8MSG.net
千歌「うん……? すんすん…なんだろう、このツンとする匂い」

梨子「辛いものかしら」

曜(そんな言葉で形容できそうにないんだけど…)

鞠莉「お待たせ!」コトンッ

ようちかりこ『!?』

曜(な、なんだ、この紫色の物体は…)

千歌(汁? なに?固形!?どっち?!)

梨子(なんで紫…?)

鞠莉「さあ! 召し上がれ♪」
4: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 14:40:07.58 ID:jDcD8MSG.net
曜(でもあんな笑顔で召し上がれなんて言われたら食べないわけには……)パクッ

千歌「い、いただきまーす!」パクッ

梨子(ええいっ、ままよっ!)パクッ

モグモグモグ……

鞠莉「どうかな?」
5: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 14:41:21.64 ID:jDcD8MSG.net
千歌(もぐもぐ……あれ)

千歌「意外とおぶぁっ!!」

梨子「千歌ちゃん!?」

曜「どうしたの?!」

鞠莉「千歌っち!?」

千歌「あっ、ごめんなさい、勢いよく食べすぎてちょっとむせちゃって……」

曜「な、なぁんだ、良かっほ゛っ!?」

曜(な、なに、この、辛いのかにがいの)
6: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 14:41:39.86 ID:jDcD8MSG.net
曜(よくわからないっ……!?)

梨子(ある意味見た目通りの味っ…!)

曜「……すみません、そういえばこれ、なんていう料理なんですか?」

梨子(私も気になってた……)

鞠莉「オムライス」

ようちかりこ(はぁぁっーーー!?!?)

千歌(オムライス!?嘘でしょ!?)

曜(どこっ、卵どこ!?)
8: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 14:47:16.69 ID:jDcD8MSG.net
梨子(いったい何がどうなればこうなる…?)

千歌「まずいよぉ……」

曜「ちょっと千歌ちゃん……!!」

千歌「ぁ、とと…」

千歌(鞠莉さん料理音痴だった…)

梨子(味見してるのかしら…)

ーーー

千歌「…うっぷ」

梨子「大丈夫?千歌ちゃん」

千歌「大丈夫…でも、鞠莉さん。悪気はないと思うから…」

曜「まあそうだろうけど…」

ようちかりこ「はあ…」

ーーー

果南「鞠莉? うん、下手くそだよ料理」

ダイヤ「とても食べられるものじゃないですわ」

千歌「知ってたのなら教えてよ!」

果南「いやだって、まさかみんなが鞠莉の料理食べると思わなくて」

ダイヤ「思えば私達も最初は……」

果南「悶絶したものね」
9: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 14:52:26.53 ID:jDcD8MSG.net
果南「ありがちな、隠し味が隠れなくなって主張しすぎてるんだよね」

ダイヤ「なんでしたっけ。カレーにたこわさ入れてましたわよね」

千歌「ひえっ……」

ダイヤ「しかも味見もしないし、作る時は他人に食べさせる時だけですからね……」

果南「そんなわけですっごい料理下手なの。気をつけるのよ?」

千歌「はーい……」

ーーー

果南「というわけで」

ダイヤ「せめて人前にだせるものが作れるように」

鞠莉「ん?」

果南「まあとりあえず鞠莉。なんでもいいから、何かつくってよ」

鞠莉「OK!任せておいて!」
15: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 14:57:55.10 ID:jDcD8MSG.net
ーーー

果南「あっ、やばい。もう変な匂いする」

ダイヤ「あいっ、かわらず調味料を考えもせずにぽんぽんいれてますわね……」

鞠莉「お待たせ! はい!」コトンッ

果南「赤」

ダイヤ「真っ赤…」

果南「鞠莉これ何」

鞠莉「ハヤシライス」

果南「えっ」
17: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 15:01:57.46 ID:jDcD8MSG.net
ダイヤ「……鞠莉、この中には何をいれて……?」

鞠莉「隠し味にケチャップとタバス……」

果南「はいストっーープッ!!」

鞠莉「?」

果南「そんなきょとんとしてもダメ」

ダイヤ「…鞠莉」

鞠莉「ん?」

ダイヤ「あーん」

鞠莉「あーん」パクッ

鞠莉「っ!!」


ギイエアアアアアアアアアアア……

ーーー

鞠莉「ごめんなさい……」

果南「いや、謝らなくてもいいんだけど……」

鞠莉「趣味の欄に料理って書くのやめる……」

ダイヤ「おほんっ…と、まあ、あなたがどれだけ料理が不得意なのかは、わかったところで」

果南「うん」

鞠莉「?」
19: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 15:07:02.64 ID:jDcD8MSG.net
果南「今日は鞠莉に少しでも、人に出せるものが作れるようになってもらうよ!」

ダイヤ「これから覚えていけばいいんですのよ、鞠莉」

鞠莉「果南、ダイヤ……」

鞠莉「うん! よろしくお願いさせてもらうわ!」

ーーー

果南「じゃあ、本当に。簡単なもの…」

ダイヤ「…そうですわ。オムライスにしましょう」

果南「……ああ、そういえば、言ってたね」

果南「鞠莉、今日はオムライスの作り方を覚えてもらうよ」

鞠莉「作れるよ?」

果南「鞠莉、今日はオムライスの『本当の』作り方を覚えてもらうよ」

鞠莉「言い直した……」
20: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 15:10:30.37 ID:jDcD8MSG.net
果南「用意するものはえーと、とりあえず卵2個と、玉ねぎ、コーンに鶏肉…ご飯とかでいっか」

鞠莉「果南っ、鶏肉がないわっ!」

ダイヤ「ならウインナーでも構いませんわ。ある?」

鞠莉「あった」

果南「じゃ、まず玉ねぎのみじん切りから」

鞠莉「それなら私も出来るわ!」

鞠莉「こうして……こうして……」グググッ

果南「待って待って待って、なんでそんな力むの危ないから!」
22: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 15:12:34.18 ID:jDcD8MSG.net
ダイヤ「包丁は力で押さえつけても切れません…こうして、切るんです」スッ、スッ

果南「あと猫の手」

鞠莉「にゃーん♪」

果南「帰ろうかな……」

鞠莉「ああっ、ごめんなさいごめんなさいちゃんとしますー!」
25: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 15:20:55.55 ID:jDcD8MSG.net
果南「ウインナーも切り終えたら、油をしいたフライパンに……うわっ、これ高いやつだ……変にいいものを……」

ジュワァアアアア…

鞠莉「普段ならここで(ピッー)とかいれるのに……」

果南「うおおおおなんでそんなもの入れちゃうかな」

ダイヤ「本当になにを考えて料理をしていたというのですか……?」

鞠莉「えへ」

ーーー

果南「じゃ、ご飯をいれて…」

果南「混ぜて、ケチャップいれて…」

ダイヤ「味の素」

鞠莉「それだけでいいの?」

果南「これだけで十分なの」
29: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 15:30:22.81 ID:jDcD8MSG.net
果南「で、一旦チキン……チキンじゃないね、まあいいや。具材が混ざったご飯を取り出して…」

ダイヤ「重要な卵ですわ」

鞠莉「どうやるの?」

ダイヤ「まあ、まずは見てて…」カチャ、コンコン

ダイヤ「弱火で卵に火を通して、完全に火が通る前に、くるめそうになったら、火を止める」

ダイヤ「鞠莉に合わせるなら、ここにご飯を先にのせてしまう方がいいですわね」
30: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 15:35:12.44 ID:jDcD8MSG.net
果南「で、これをひっくり返して…」

鞠莉「あっ、私やりたい私やりたい!」

果南「そうだね。これは鞠莉にしてもらおうか」

ダイヤ「少し重いから気をつけて……」

鞠莉「こ、こう?」

果南「それじゃはみでちゃう。もっとフライパンひっくり返していいよ」

鞠莉「う、うん……!」
32: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 15:43:21.15 ID:jDcD8MSG.net
デロンッ

鞠莉「わっ、きいろ!」

果南(当たり前の感想が不思議に思えてしまう)

ダイヤ「でも綺麗に出来てるじゃない」

鞠莉「はわ〜…」

果南「これを1人で出来るようになれば、大丈夫だね」

鞠莉「ねえねえ、食べていい?」

果南「うん、召し上がれ」
34: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 15:50:38.22 ID:jDcD8MSG.net
ーーー

鞠莉「はふっ、はふっ……おいしー!」

ダイヤ「ふふ、鞠莉も1人でそれが作れるようになるんですよ」

鞠莉「本当?」

果南「うん、ちゃんと覚えていけば、ね」

鞠莉「よ〜し、私やってみせるわ!」モグモグ

ーーー

千歌「……どうしよう」

梨子「そんな事言ったって、断れなかった……」

曜「私覚悟できてる、さっ、行こう!おじゃましまーす!」
35: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 16:04:08.71 ID:jDcD8MSG.net
鞠莉「お待たせっ、マリー特製オムライス!」

千歌「……あっ、あれっ」

梨子(黄色い!)

曜(紫じゃない!)

鞠莉「……私、あの後、ちょっと反省したの」

鞠莉「変なもの食べさせちゃったなって」

鞠莉「だけど今度は大丈夫! だから…」

千歌「鞠莉さん……」
36: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 16:13:47.46 ID:jDcD8MSG.net
曜「美味しい…」

鞠莉「えっ?」

梨子「……うん」

鞠莉「ほ、本当?」

千歌「もぐ……おいしー!」モグモグ

千歌「オムライスだー!」

鞠莉「そ、そっか、ふふっ…!」
37: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 16:19:57.64 ID:jDcD8MSG.net
千歌「ご馳走様でしたー!」

曜「今日はありがとうございましたー!」

梨子「おじゃましました!」

鞠莉「またね〜……!」

ガチャンッ

鞠莉「……」

テテテテッ…

鞠莉「あっ、もしもし? あのね、あのね! あの子達とっても喜んでくれてね……!」



おわり
39: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/28(日) 16:21:08.83 ID:jDcD8MSG.net
果たして鞠莉さんはメシウマなのかメスマズなのか…。あと最後どっちに電話したかはわからないようにした。ありがとうございました。
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

『果南「鞠莉のご飯は」ダイヤ「不味い」』へのコメント

コメントの投稿には初回のみDisqusへのアカウント登録が必要です。Disqusの登録、利用方法を参考に登録をお願いします。
表示の不具合、カテゴリーに関する事等はSS!ラブライブ!Disqusチャンネルにてご報告下さい。