花陽「ほしをかぞえて」

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花陽-アイキャッチ5
1: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 22:38:30.32 ID:gFySbta4.net
七夕SSです
設定やら文章やら崩壊することがあります
のんびり書いていきます

元スレ: 花陽「ほしをかぞえて」

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6: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 22:44:25.03 ID:gFySbta4.net
#つうがくろ#


ザーッ…


花陽「ねぇ凛ちゃん、今日は何の日か知ってる?」

凛「えーっと、今日は7月7日だから…あっ、七夕の日にゃ!」

花陽「ふふっ、その通り!」



七夕の日は彦星様と織姫様が年に一度の再開を果たす日

なんだかロマンチックで素敵ですよね♪



凛「今日のかよちんはなんだかテンション高いね!そうだ、今日の夜は真姫ちゃんも連れて天の川見に行こ?」

花陽「いいね!あっ、でも今雨降ってるし…確か明後日まで降る予報だったよ?」

凛「えーっ、そんにゃ~…せっかく真姫ちゃん自慢のカメラでたくさんお星さま撮ろうと思ってたのに…」
7: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 22:46:01.55 ID:gFySbta4.net
花陽「てるてる坊主たくさん作ってお祈りするしかないね…」


てくてく ぴちゃぴちゃ

てくてく ちゃぷちゃぷ


凛ちゃんは傘をクルクルっと回して空に突き出し言いました


凛「ぅぅぅぅ…雨雲、それるにゃーっ!」グググ…

花陽「あははっ、それじゃなんだか穂乃果ちゃんみたいだよ」クスクス

凛「さすがに穂乃果ちゃんには敵わないにゃ…」





雨、降っちゃってるし

あのこと話すなら、今しかないかな?





花陽「あのね、凛ちゃん」




10年前の、七夕の夜




凛「んっ?どうしたのかよちん?」



花陽「…ううん、やっぱりなんでもないよ」




花陽は満天の星空の下で


凛ちゃんと


ある一つの約束をしました
8: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 22:49:32.69 ID:gFySbta4.net
#じゅうねんまえ#


ザーッ…


ピンポーン


凛「かーよちんっ!あそびにきたよ !」


ピポピポピポーン


ガチャ


花陽「あっ、りんちゃんおはよう♪
雨、大丈夫だった?」

凛「えへへ~、このカッパとながぐつがあれば雨なんてへっちゃらだよ!」ジャン



それは凛ちゃんお気に入りの黄色い雨ガッパとピカピカ長靴

昔から凛ちゃんは雨の日が好きで、空模様とは反対にとても明るく無邪気にはしゃぐのでした
9: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 22:53:18.29 ID:gFySbta4.net
凛「ねねね、今日はおさんぽしよ?近くの山のてっぺんにきれいなアサガオがたくさん咲いてるんだって!いっしょに見にいこう?」

花陽「いいね!じゃあ、よういするからちょっと待っててね」



私は凛ちゃんと一緒に買った色違いの黄緑色のカッパをタンスから引っ張りだし、うんしょこらしょと急いで着替えました



花陽「おまたせ~」

凛「あ、かよちんおそーい!日がくれちゃうよ!」

花陽「ご、ごめん…だってこれまだぶかぶかだし…着るのがむずかしいんだもん」

凛「でもでも、かよちんにとっても似合っててかわいいよ!」

花陽「えへ、りんちゃんも…かわいいよっ!」

凛「えへへ~、それじゃ、しゅっぱつしんこー!」



てくてく ぴちゃぴちゃ

てくてく ちゃぷちゃぷ


雨音に合わせて、2つの足音がリズムを奏でていく


花陽も雨の日は…嫌いじゃなかったかな♪


今でもそう思えるのは、やっぱり凛ちゃんのおかげです
13: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 22:59:17.43 ID:gFySbta4.net
凛「ふぅ~っ、とりあえずちょっとやすむ?」

花陽「そ、そうだね…さすがにちょっとつかれちゃった…かな」



花陽は昔から体力なくて…優しい凛ちゃんは花陽の様子を見ながらペースを合わせてくれてました

それで、山の中腹あたりの公園でお昼ご飯も兼ねて一息つくことになりました



花陽「はいりんちゃん、おにぎりだよ!」

凛「わぁ、おいしそう!いただきまぁす」

花陽「今日のお米はあきたこまち!お米のツヤがちがいます!」



こんな小さいころからお米についてはいろいろとうるさかった気がします(笑)



凛「炊きたてみたいにごはんがたってる!塩かげんもぜつみょー!」モグモグ

花陽「よかった♪ はなよもいただきまーす!」


お米にこだわるのも大切だけど、凛ちゃんと2人で食べるおにぎりは2倍も美味しくなっちゃいます♪
14: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 23:02:44.52 ID:gFySbta4.net
#しばらくやすんで#


凛「さぁ、あともうちょっと、がんばろう!」

花陽「うん!」



てくてく てくてく


てくてく てくてく


少し遅れながらもがんばって凛ちゃんのあとについて行きます


いつの間にか雨は止んでて、木々の間からは優しい光が差しこんできます


そして…


「「ついたー!!」」


山頂につくと、色鮮やかなアサガオ達がたくさんの顔をこちらに向け出迎えてくれました
16: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 23:09:26.55 ID:gFySbta4.net
凛「わぁー、すっごいきれい!」


花陽「ほんとに…すごいきれい…」



ものすごい達成感からか、その景色は今でも鮮明に思い出せることができます


ぽつんと置かれているベンチを見つけると、まだカッパを着たまま2人で腰掛けました



花陽「あったかいねぇ…」


ふわぁ~っと大きなあくびをすると、釣られて凛ちゃんも大きなあくびをしました


凛「ふわぁ~…なんだかねむたくなってきちゃったね」

花陽「そうだねぇ…」


うつら うつら
うつら うつら


疲れのせいもあって、2人して肩を寄せ合い、いつの間にかぐっすりとお昼寝しちゃったのでした
17: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 23:18:17.74 ID:gFySbta4.net
#めがさめると#


ぱっと目を開けると、そこは静まり返った闇の世界

どうやら夜になるまですっかりと眠り込んでしまっていたようです



花陽「うわぁ、なんにも見えない…これじゃかえれないよぉ…」



花陽は暗いのが苦手で怖かったのです


今でもちょっと…あ、いや、なんでもありません!

夜は電気を夕方(豆球)にしないと眠れないほどでした



すぴー すぴー


そんなことも知らず隣では凛ちゃんが静かな寝息を立ててます



花陽「りんちゃん!おきて!おきてぇ~!」

凛「むにゃむにゃ…はっ!り、りんのラーメンは!?」

花陽「今はラーメンどころじゃないよぉ~!もう夜になっちゃったよ!」

凛「うわ、ほんとだ…」

花陽「もうほんとに真っ暗だし…もうおうちにかえれない…こわい、こわいよぉ…」グスッ
19: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 23:22:53.69 ID:gFySbta4.net
花陽は今にも泣き出しそうでした


凛ちゃんが近くにいるのが分かってても、暗くて見えないだけでとてつもない不安感に襲われました


凛ちゃんが見えないどこかに行ってしまいそうな…そんな感覚




そんなとき




ぎゅっ…





凛ちゃんは優しくも、強く、花陽を抱きしめてくれます


凛「…大丈夫、りんはここにいるよ」


花陽「うん…うん…ありがとう…」



花陽は安堵からか、凛ちゃんの胸で結局しくしく泣いちゃいました


凛ちゃんは花陽が泣き止むまでいつまでも、背中をさすってくれました



とても…暖かかったな…♪
20: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 23:34:49.19 ID:gFySbta4.net
ふと顔を上げ、凛ちゃんが言いました


凛「かよちん、空、見てみて」


言われるがままに上を向くと




きらきら きらきら




数えきれないほどの満天の星たち


それはまるで、真っ暗闇に敷かれた光輝くじゅうたんのようです



花陽「き、きれい…」


凛「なんだか、もう少しで手がとどきそうだよね!」


凛ちゃんは手を伸ばして
星たちを捕まえようと必死に背伸びをしました


体が吸い込まれていきそうな、広大な星空


また、ちょっと怖くなっちゃって…




ぎゅっ…




花陽は凛ちゃんの背中に、そっと…抱きつきました
24: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 23:57:52.98 ID:gFySbta4.net
花陽「りんちゃんは…どこにも、行かないよね?」


凛「もちろん、かよちんのそばからはぜーったい、はなれたりなんかしないよ!」


花陽「ずっと、ずっと…いっしょにいてくれる?」


凛「もちろん、明日だって、あさってだって、来年だって、10年たったって、りんとかよちんはずーっと、いっしょ!やくそくだよ!」



そう言うと、凛ちゃんは小指を差し出します


凛「ほら、ゆびきりげんまん!やるよ!」


花陽「うん…!!」



凛ちゃんと小指を絡ませ、強く、結びます



凛「ゆーびきりげーんまん♪ うーそついたらはりせーんぼん…」



そこで凛ちゃんはなぜか急に黙っちゃいました
27: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 00:08:36.13 ID:NJRyZ8HG.net
花陽「ど、どうしたの?凛ちゃん?」


凛「思ったんだけど…はりを飲むってぜったい痛いよね!?」

花陽「そ、そんなのただのたとえだとおもうよぉ」クスクス

凛「そうだけど~…うーん…そうだ!」



空を見上げてからそう言うと、もう一度小指を差し出し、強く結びました



凛「ゆーびきりげーんまん♪ うーそついたら…このお星さまたちぜんぶのーますっ!ゆーびきった!」

花陽「えぇ!?オホシサマタベチャウノォ!?」



こうして凛ちゃんと花陽、たった2人の星空の下、約束を交わしたのです
30: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 00:23:39.02 ID:NJRyZ8HG.net
#ほしをかぞえて#


今から帰るのは危険と判断して、その夜はその場で過ごすことにしました

まだちょっと湿ってる原っぱの上に、2人でごろんと横になりました



花陽「こんな量のお星さまなんて食べきれないよぉ…一体いくつあるんだろう…」

凛「…よぉし、じゃあいっしょにかぞえよう!かよちんはそっちの方よろしくねっ!」

花陽「う、うん!」


そう言うと凛ちゃんは寝っ転がったまま指を突き出し一つずつ数えていきます
31: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 00:34:03.81 ID:NJRyZ8HG.net
凛「…7…8…9…あ、あれ、どこから数えてたんだっけ…?」




穏やかに、時間は流れていく…




花陽「ねぇりんちゃん、今日は何の日か知ってる?」

凛「えーっと、今日何日だっけ?」

花陽「7月7日だよ」

凛「あ、りん知ってるよ!今日はたなばたの日でしょ?」

花陽「ふふ、せいかい!」




ちょうど…10年前のお話




凛「ひこぼしさまととおりひめさまはかわいそうだよね!1年に1回しか会えないなんて、りんなら泣いちゃうよ…」
32: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 00:35:20.98 ID:NJRyZ8HG.net
花陽「でも…わたしたちは、さっきやくそくしたよね!」

凛「うん!りんとかよちんはずーっと、いっしょ!」

花陽「うん、いっしょだよ!」


その約束が嬉しくて、嬉しくて…お互い笑いながら、何度も確認しあったんだ


そんな日を…忘れるはずのないそんな日を、花陽は毎年思い出してはニヤニヤしちゃってたのです♪


翌日、2人がお母さんたちにきつーいお仕置きを受けたのは…言うまでもありませんよね?(笑)
34: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 00:46:59.03 ID:NJRyZ8HG.net
#ほうかご#



凛「雨、止んだにゃー!」

花陽「ほんと、朝の大雨が嘘みたいだよね!」



空は綺麗なあかね色

なんだか真姫ちゃんが照れてるみたい♪

あ、本人の前で言っちゃうと怒っちゃうから言えないんだけど…



凛「きっとみんなで作ったてるてる坊主のおかげだにゃ!」

花陽「でも、真姫ちゃんは家の用事で来れなくて残念だったね…」

凛「また今度だね…あっ、でもでも、真姫ちゃん自慢のカメラは貸してくれたよ!」キラーン

花陽「ほんとだ!さすが真姫ちゃん、優しいね」

凛「えへへ~」



真姫ちゃんを褒めたのになぜか照れる凛ちゃん、かわいいです
35: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 00:56:45.05 ID:NJRyZ8HG.net
凛「それで…どこに見にいく?やっぱり公園かな?」


花陽「いや…あそこの山に登って見よう?」




今の想いを伝えるために…





凛「え!?今から行くの!?」




あの時と、同じ場所で





花陽「うん!」




山頂アタック!だよ♪
36: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 01:10:37.47 ID:NJRyZ8HG.net
#星を数えて#


てくてくてくてく

てくてく てくてく



花陽「凛ちゃーん!はやくはやく!」

凛「か、かよちん待つにゃ~…」



日々の練習のおかげで、花陽もだいぶ体力がつきました

スクールアイドルは…大変ですからね♪



「「着いた…!!」」


周りにはビルとかがたくさん建っててその灯で少しだけ明るくなってるけど


10年前と何一つ変わらない


囲うように咲くアサガオ、ぽつんと置かれたベンチ


あの時と同じ…この場所で…
38: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 01:21:15.73 ID:NJRyZ8HG.net
2人でベンチに腰掛ける


凛「ふぅ~っ、かよちんペース早すぎだにゃ!」

花陽「えへへ、星を早く見たくて…」



緊張しててこわばった顔を見せたくなかったから、なんて言えないよね

今は薄暗いから大丈夫だと思うけど…




花陽「星、綺麗だね」



凛「…そうだね」






伝えるなら…今…!





凛「ねぇ、かよちん」



ん?



「凛ね…かよちんのことが…」




…え?








「好きなの」
42: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 01:36:01.45 ID:NJRyZ8HG.net
思考停止、思考停止、頭は真っ白

そう、まるで炊きたての白米ような白さです



ツヤツヤ ツヤツヤ


あぁ、ご飯が立ってるよぉ…


あれ、花陽、なんて言われたんだっけ…



「好きなの」



えっと…好きっていうのはつまり、凛ちゃんが花陽のことを…?





花陽「ピャ…ピャァァアアアアーーー!?」

凛「!? か、かよちん落ち着いて!落ち着くにゃ~!」



たぶん、顔は真っ赤に熟れたトマトみたいになってたと思う、いやなってた絶対に

真姫ちゃん、さっきは小馬鹿にしてごめんなさい




ぎゅっ…


凛ちゃんが優しく手を握ってくれる
43: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 01:56:29.88 ID:NJRyZ8HG.net
凛「落ち着いた?」

花陽「う、うん、ありがとう…」



凛「…ねぇかよちん、10年前の約束、覚えてる?」


花陽「…もちろん、忘れるわけないよ」




「「ずっと、いっしょだよ!」」




凛「よかった♪」



凛「あのね…その約束に、付け加えてしてほしいことがあるの」

花陽「な、なにかな?」


花陽は腹をくくり、次の言葉を聞く覚悟を決めた



凛「あのね…」



ごくり…
44: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 02:16:29.30 ID:NJRyZ8HG.net
凛「凛の大好きな真姫ちゃんも、ずーっと、一緒にいるにゃー!」


えっ?


花陽「えっ?」


凛「え、かよちん、ダメ…かな?」


花陽「え…と…いやいや、全然いいよ!花陽も真姫ちゃんは大好きだし、ずーっと一緒にいたいと思うよ♪」

凛「よかったにゃー!あ、でも真姫ちゃんもここにいないと意味なかったね!あはは」

花陽「そ、そうだね、はは…ははは…」



どうやら凛ちゃんの好きっていうのは、花陽のものとは違ったようです

ま、まあそうだよね!女の子が女の子をそっちの意味で好きになるなんて、普通じゃ…ないよね…



花陽の恋は、こうして虚しくも儚く、散っていくのでした
45: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 02:36:51.95 ID:NJRyZ8HG.net
凛「あ、あのねかよちん、もう一つだけ、お願いがあるの…」


花陽「何かな?」





凛「凛の…こ、恋人に…なってほしい…にゃ…///」




花陽「………!?」



花陽は声にならない声で驚きました

上げて落とされまた上げられて…

ほんとに…凛ちゃんにはいつも振り回されちゃってます



花陽は…そんな凛ちゃんのことが…






「…好き」





凛「…え?」
47: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 03:13:26.42 ID:NJRyZ8HG.net
花陽「花陽も…花陽も、凛ちゃんのことが好きなの!」


花陽「ずっと前からこの気持ちには気付いてた…なのに、花陽はヘタレだからいつまでたっても言い出せなくて…」


花陽「だから、10年前、あの約束をしたこの場所で、想いを伝えようとしたの…」


花陽「それなのに凛ちゃんは…ずるい…ずるいよ…!」グスッ


花陽は、嬉しいのか、悲しいのか、安堵なのか、なんの涙かも分からずに…また、泣き出してしまいました





ぎゅっ…





凛ちゃんが、優しくも、強く、あの時のように抱きしめてくれました


いつも一緒にいるのに…なんだか、懐かしい暖かさを感じました



とっても…あったかい…



凛「大丈夫、凛は、ここにいるよ」



花陽「…!」



たくさんの星とアサガオたちが、私たち2人を優しく見つめています
52: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 11:33:04.51 ID:NJRyZ8HG.net
花陽「あのね、凛ちゃん」






「私も…凛ちゃんの恋人に、なってほしいかな♪」







…刹那、時が、止まった気がしたんだ





…………………静寂






そこは、2人の…たった2人だけの世界でした
53: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 11:38:40.73 ID:NJRyZ8HG.net
時の沈黙を破ったのは凛ちゃんでした




凛「へへ…両思い…だったってことだよね…?」


花陽「…ふふっ、そうだね♪」






凛ちゃんはにっこりと笑うと、空を見上げてから、黙って小指を差し出します






花陽も、何も言わずに、その小さくてかわいい小指に…震える指を絡ませたの
54: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 11:42:05.12 ID:NJRyZ8HG.net
小指を繋いだまま、まだ湿り気のある原っぱへ制服のまま、2人でごろんと横になりました





花陽「ねぇ、凛ちゃん」



凛「….何かにゃ?」







「星を……数えてみない?」







End.
56: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/07/08(水) 11:45:57.53 ID:NJRyZ8HG.net
以上です
ここまで読んでいただきありがとうございました
SS書くのは初めてだったので、アドバイスや指摘等あれば、よろしくです
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『花陽「ほしをかぞえて」』へのコメント

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