果南「海の音?」

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果南-アイキャッチ4
1: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/09/26(月) 05:25:35.92 ID:FGYNCOE9.net
果南「って結局なんだったの?」

梨子「ええと…説明しにくいんだけど…。千歌ちゃんお願い」

千歌「え!ーーー曜ちゃん!!!」

曜「つまりですね…海の音と言うのは…」

曜「ザバーん!ザーッ…ザバーん…」

梨子「違うのよ、そうじゃないのよ…」

果南「…」

果南「あ、分かった。海に潜ると音が聞こえなくなるからその時に頭に浮かんだ音ってニュアンス?」

元スレ: 果南「海の音?」

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2: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/09/26(月) 05:26:50.48 ID:FGYNCOE9.net
梨子「そう!それが言いたかったの」

千歌(そうだったんだ…。魚の鳴き声かと思ってたよ)

曜(私はザバーん!ザーッだと思ってたよ)

果南「それなら私も聞いたことあるよ、海の音」

梨子「へぇ…どんな?」

果南「んん…梨子ちゃんの前で言うのは少し気が引けるけど…」

梨子「ううん。聞いてみたいな」
3: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/09/26(月) 05:27:43.70 ID:FGYNCOE9.net
果南「えーっとね…あれはちょうど鞠莉が浦女に戻ってきた頃だったかな」

果南「…いつもの様にお客さんのアテンドで潜ったときに聞いたんだけど」

果南「………今思い出してもゾクゾクするなぁ」

千歌「え、もしかして…そっち系?」

曜「…」ゴクリ


果南「そのお客さんは30代前半の女性で1人で来たの。潜る前に色々注意事項とか話してる時にね、その人が話してくれたんだけど」

果南「まずなんでダイビングに興味を持ったか。キッカケは付き合ってた人が海が好きな人だったんだって」
4: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/09/26(月) 05:28:28.93 ID:FGYNCOE9.net
果南「結婚してもいいなって思える人でゆくゆくはそうなるだろうって思ってた、でも別れた。相手の浮気が原因で」

果南「別れを切り出しのは相手で、結局浮気相手の人に乗り換えるから別れてほしい、と」

梨子「最低だわ」

千歌「…」

果南「中々思いを断ち切れなくて最後にその人が好きだった海に潜って何も聞こえない場所で自分の気持ちに耳を澄ませてみたかった」

曜「梨子ちゃんみたい」

千歌「そうだね」
6: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/09/26(月) 05:29:22.68 ID:FGYNCOE9.net
果南「そんな話をしてくれて、何となくその人の背景が分かったんだ」

果南「いざ潜るってなって…でもコツが掴めなくて中々上手く潜れなくて…手伝ってあげたの」

果南「呼吸を合わせて…行きますよ?せーのっ!で潜っ
た。上手く潜り始めてその人はどんどん潜っていった」

果南「私も手は離したけど傍についていった。それからだった」

果南「潜ると本当に音なんて無いじゃない??でも聞こえたの」

果南「ユルサナイ ユルサナイ ユルサナイって」

梨子(ん…?)
7: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/09/26(月) 05:30:16.44 ID:FGYNCOE9.net
果南「それはボーーーって音だったんだけど何故か私の脳内でユルサナイって言葉が並んでね…」

千歌(それって果南ちゃんの偏見じゃ…)

果南「その音に気を取られていたらその人を一瞬見失って…ヤバっ!って思ったんだけど。周りを見たら泡がぼこぼこって上がっていって上を見たの」

果南「私も急いで浮上して辺りを探したんだけどその人が見当たらなくって…」

曜「…え、…え?」

千歌「ヤバくない?」

果南「見つけたのはダイビングの装備だけ。ゴーグルとシュノーケルとダイビングスーツがプカプカ浮いてて」
8: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/09/26(月) 05:30:55.47 ID:FGYNCOE9.net
果南「私は焦ってもう一度潜ってみたの。そしたらまた音が聞こえてきて…」

果南「………ボーーー、ボーーー、ボーーー」

果南「下の方からまた泡がたくさん上がってきたの。その泡が私の周りを上っていったんだ」

果南「息が続かなくなってまた浮上したら髪の毛がたくさん浮いてた」

梨子「…」

千歌「…」

曜「…」
9: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/09/26(月) 05:32:18.87 ID:FGYNCOE9.net
果南「途端に怖くなって急いで陸に戻ったんだ。しばらく陸から探してみたけどやっぱり見つからなくて…もしかしたら店かもって思って戻ったんだ」

果南「ふと来店したときに安全確認の同意書の紙に目が向いたの。その紙には名前と母印を押してもらってたんだけど…」

果南「指紋が滲んでた…まるで母印を押した時に水滴が落ちて滲んだみたいに」

千歌「…」

果南「…もしかしたら」

果南「既に存在しない人だったのかなって思った…って話」

千歌「…え、…え?」

曜「なんで怖い話みたいになってる?」

梨子「…ボーーーって音だったのね」

果南「そう」

千歌(どう捉えればいいんだこの話は)

完結(大汗)
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