善子「女の子が好き……?」梨子「……」

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梨子-アイキャッチ19
1: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/(7段) (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 22:40:22.85 ID:yOEUitSN0.net
─昼休み  屋上─

善子「ごちそうさま!今日もリリーの弁当は美味しいわね!流石は私のリトルデーモン!」

梨子「そう?だったら良かった」

善子「……お腹いっぱい食べたら眠くなってきたわね」

梨子「どうせ、また昨日も遅くまでネットで生放送とかやってたんでしょ?」

善子「そ、そんなこと……もあるけど」

善子「……やっぱり眠いしリリーのお膝、借りるから」  

梨子「まったくもう……はいはい、どうぞ」ポンポン

善子「ああ、いつでも落ち着くわね……このふともも……」

梨子「もう、セクハラだよよっちゃん」

善子「硬いこと言わない。……それじゃおやすみなさい」

梨子「うん、おやすみ」ナデナデ

善子「……」

善子「……すう……すう」

梨子「本当に寝ちゃった」

梨子「……かわいいなぁ」ナデナデ

梨子「……」 VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured

元スレ: 善子「女の子が好き……?」梨子「……」

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3: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 22:42:39.65 ID:yOEUitSN0.net
梨子(……私は、昔から女の人が好きで、性的な対象もそう。要するにレズってこと、だと思う)

梨子(物心ついた時から、心が惹かれるのは女の人で)

梨子(性的に求めているのも女の人だって、気付くのにもそれほど時間はかからなかった)

梨子(……そして、今はこの娘に恋をしていて)

梨子(その言動に一喜一憂してる毎日……)

梨子(よっちゃんが『リリーの作ったお弁当が毎日食べたい』なんて言うから、今日だって朝から張り切って作ってきた)

梨子(毎日お弁当を作って来て、美味しそうに食べてくれたらとても嬉しくて……まるで恋人みたい)

梨子(……なんて思ってるのは当然私だけで)

梨子(その上、私のふとももに頭を乗せて、安心しきった顔で寝息を立てている。それがどうしようもなく愛しい……)

梨子(……よっちゃんは無防備すぎるよ)

梨子(私はよっちゃんのこと、ずっとずっと、そういう目で見てるんだよ……?)

梨子(普段はお姉さんぶってるけど、頭の中はいけないこと、ばっかりなんだよ……?)

梨子(こんなに油断してたら……危ないよ?)

梨子(……キス、したいんだよ?)

梨子(……)

梨子(少し位なら……なんて)

梨子(本当はいけないってわかってるのに……)

安価下コンマ偶数で耐える
奇数で我慢できない
4: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 68dd-kX3H) 2016/09/28(水) 22:43:04.82 ID:qF/TIJDA0.net
この辺りでよしりこ反応を検知した
9: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 22:47:48.39 ID:yOEUitSN0.net
梨子(……やっぱり、ダメ)

梨子(寝てる隙になんて絶対に良くない)

梨子(……それに、信用してた先輩が同性愛者で寝てる間にキスしてきた、なんて)

梨子(もしバレちゃったらよっちゃん、嫌がるよね)

梨子(だから、この気持ちは絶対に隠し続けないと……)

〜〜〜〜〜〜

梨子「……よっちゃん、起きて。そろそろ昼休み終わるよ」

善子「……んん、もうそんな時間……」

梨子「寝たいなら帰ってからもっと早く寝なさい」

善子「むう、お姉ちゃんぶって」

梨子「お世話してあげないとだからね」

善子「リリーってやっぱりお姉ちゃんみたい」

梨子「……そう?」

梨子(嬉しいような、少し残念なような……複雑だな)

善子「一緒にいてくれるし、落ち着くし……」

善子「そうね、リリーとなら一緒に天界追放されて、そこで一生幸せに暮らしたい!って」
  
梨子「なっ!いっ、一生……って///」

善子「ふふっ、顔真っ赤にして、かわいい!」
12: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 22:50:51.14 ID:yOEUitSN0.net
梨子「もう、からかうのやめてよ……そんなこと……」

梨子(そんなこと言わないで……よっちゃんの言うこと全部、本気にしちゃいそうになる……)

善子「……?リリー、私何か変なこと言った?」

梨子「え、え?何?」

善子「いや、心ここにあらず、みたいな感じだったから」

善子「リリーってば最近、時々ポケーッとしてるわよ」

梨子「そ、そんなこと、ない、はず」

梨子(顔に出ちゃってるのかな……)

善子「そんなことあるし、私と二人でいる時は特に……やっぱり何か気になることでもあるの?」

梨子「ううん、大丈夫……」

梨子(貴女のことが気になってます、なんて……)

善子「そう……」

善子「……ってもう授業始まるわね。それじゃ、そろそろ教室戻るから後でね」

梨子「……うん。また後で、ね」
15: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 22:53:40.52 ID:yOEUitSN0.net
放課後   梨子の家

梨子(……私がレズだって知ったら、あの娘はどう思うんだろう)

梨子(私のこと、避けるようになっちゃうのかな)

梨子(やだ……そんなの、嫌われたくない……)

梨子(だから、ただの仲良しのフリをして……我慢しないと……)

梨子(……)

梨子(……私はいつまで、『女の人が好き』なのを我慢しないといけないんだろう……)

梨子(よっちゃんが知らない誰かと付き合って、結婚して……そんな時が来ても我慢しないといけない、なんて)

梨子(できないよ……だって、好きなんだから……)

「梨子ーご飯出来たわよー」

梨子「……あっ、うん今行くね」
18: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 22:57:01.05 ID:yOEUitSN0.net
梨子母「いただきます」

善子「いただきます」

梨子「いただきま──!?」

善子「あむ……美味しい!リリーの料理は母親譲りだったのね!」

梨子母「ふふっ、お口にあったのなら良かったわ」ニコッ

善子「更に包み込むような笑顔、まさに聖母……ッ!」

梨子「いや、なんでよっちゃんが家にいるの!」

梨子母「今日あなたの部屋に泊まりたいって」

善子「という訳でお邪魔するわよリリー」

梨子「そんな唐突に……」

善子「……もしかして、嫌だった?」

梨子「いや、そういう訳じゃなくて、むしろ嬉しい……けど」

善子「そ、そう?それならいいでしょ?」

梨子「……うん」
24: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 23:03:37.14 ID:yOEUitSN0.net
梨子(どうしよ……二人きりでお泊まりなんて、初めてで)

梨子(二人だけの夜……なんて、嬉しすぎて舞い上がりそう)

善子「ふふっ、嬉しそうね」

梨子「えっ、そんなに顔に出てた?///」

善子「……これでも一応心配して来たんだからね」

善子「最近ボーッとしてるから……」

梨子「……そっか、ありがと、よっちゃん」

善子「それで、何か悩みがあるなら、この堕天使ヨハネが……」

梨子「悩み相談に乗ってくれる堕天使って……」

善子「と、とにかく!リリーは笑ってる方が似合うから!」  

梨子「また恥ずかしいこと……///」

善子「もしよければ、話して欲しい……」

梨子「え…………っ」

梨子(言えるわけないよ、『女の子なのに女の子の貴女が好きです』なんて……)

梨子「……ごめんね、やっぱり言えないの」

梨子「よっちゃんじゃダメとか、そういうわけじゃなくて」

梨子「ただ、本当に誰にも言えない……」

善子「……そう、ならこっちも無理には聞かないわ」

善子「けど、今日はもうずっと一緒にいるから!」

善子「それくらいならいいでしょ?」

梨子「……うん、ありがと」
25: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 23:06:39.05 ID:yOEUitSN0.net
梨子「じゃあそろそろ電気消すね」

善子「ええー、もうちょっとリリーとお話してたいのに……」

梨子「昨日夜更かししてたのはよっちゃんでしょ。授業中も寝てたって花丸ちゃん言ってたよ」

善子「うう……わかったわよ」

梨子「ならよろしい。それじゃ、おやすみなさい」

善子「……おやすみ」

カチッ

梨子「……」ギュッ

善子「……何よ、背中から抱きついてきて」

梨子「……やっぱり、よっちゃんは優しいよ」

梨子「私の様子がおかしいって気づいて、わざわざ家にまで来てくれて、それでも何も聞かないで、側にいてくれて……」

梨子「……すき……」ボソッ

善子「……?今なんて?」

梨子「なんでもないよ。おやすみ」

善子「あっ抱きついたまま寝るのね、おやすみ」
27: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 23:10:08.88 ID:yOEUitSN0.net
善子「……すぅ……すぅ……」

梨子「……」

梨子(……よっちゃんもう寝ちゃった)

梨子(体、あったかい……髪、首筋……いい匂いする……よっちゃんの匂い……)

梨子(……すき……やっぱりすき……)

梨子(よっちゃんは優しすぎる……)

梨子(こんなに優しくされたら……胸が苦しくて……どうにかなりそう……)

梨子(それに、こんなに体が密着してるのに、当たり前みたいに受け止めてくれて……)

梨子(今なら……キスくらいなら……)

梨子(首筋に少し……少しだけ)

安価下コンマ偶数で耐える
奇数で我慢できない
28: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6174-xdvH) 2016/09/28(水) 23:10:31.34 ID:wxz1LVAB0.net
はい
36: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 23:18:34.98 ID:yOEUitSN0.net
梨子(や、やっぱりダメ……!)

梨子(そんなことしたら、よっちゃんが悲しむよ……)

梨子(我慢しないと……ずっと、仲良しな先輩のフリして、お姉さんぶってないといけないの……)

梨子(辛くても、嫌われるよりはよっぽどいい……)

梨子(だから……我慢しないと……)

善子「……リリー」

梨子「……よ、よっちゃん?」

梨子(もしかして、匂い嗅いでたの気づかれた……?)

善子「……苦しいんだけど」

梨子「えっ、あっ……」ギュゥッ

梨子(無意識の内に抱きつく腕に力が入ってた……)

善子「今度こそ本当に寝るから……」

梨子「……うん、ごめんね。起こしちゃって」
43: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 23:26:04.51 ID:yOEUitSN0.net
梨子「……それじゃ、今度こそおやすみ」

善子「ええ、おやすみ」

善子(……)

善子(……やっぱり、リリーの様子は普通じゃない。最近は特に……)

善子(私の顔を見つめたままボーッとしてたり)

善子(今だって、後ろから抱きつくなんて、こんなこと初めてだし)

善子(……よくよく考えたら、リリーってけっこう私にベッタリじゃ……)

善子(……いや、流石に考え過ぎでしょ)

善子(なんにせよ、リリーが辛いのなら)

善子(このヨハネが力になってあげないと……よね!)
49: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 23:35:32.60 ID:yOEUitSN0.net
(・8・)チュンチュン

善子「……起きてたならなんで起こしてくれなかったのよ!遅刻じゃない!」

梨子「ごめんね……ウトウトしちゃってて」

梨子(よっちゃんがいい匂いして温かくて気持ち良くて、ついつい抱きついたまま二度寝しちゃった……なんて言えない)

善子「ああもう、とにかく急がないと!」

梨子「あっ、直接学校行くんだ」

善子「昨日準備は済ませて来たから……ってああもうバス来た!」

梨子「ま、待ってよ〜」
52: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ dde9-xdvH) 2016/09/28(水) 23:50:32.33 ID:yOEUitSN0.net
─当校中 バスの中─

善子「ぜえ、ぜえ……なんとかギリギリ間に合ったわね……」

梨子「……ごめんね、本当に」

善子(……昨日と同じ……やっぱり、様子がおかしい)

善子(私だって寝坊したのに、リリーは謝ってばっかりで、目も合わせようとしないし)

善子(いつもなら、『よっちゃんだって寝坊したでしょ!』みたいな反応が帰ってくるはずなのに……)

善子(リリー、何か後ろめたいことでも……)

梨子「……」

善子「……ああもう、そんな顔しないの!私だって悪いんだからね!」

梨子「……え」

善子「リリーはリリーらしく、いつもみたいにお姉さんぶってればいいの!」

梨子「……うん、そうだね。ありがとう、よっちゃん」

梨子「朝から励まされて、これじゃどっちがお姉さんかわかんないや」

善子(……やっぱり、反応が弱気なような)

善子「……とにかく、そんなクヨクヨしないで」

善子「今日も昼休みに屋上で、ね」

梨子「……うん、待ってるね」
56: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 00:06:46.21 ID:lXlGnTVy0.net
梨子(……それから、昼休みも練習中も、よっちゃんは私のことじっと見てて)

梨子(頻繁に声をかけてくれたり、心配してくれたり)

梨子(……よっちゃんは本気で心配してくれてるのに、私の頭の中はよっちゃんが私のこと気にかけてくれて嬉しいとか、今はよっちゃん独占し放題だなとか)

梨子(ずっとこうならいいのにな……なんて、そんなことばっかりで)

梨子(もっと甘えたいな……)

梨子(……でも、ダメ……だから)

梨子(我慢……しないと)


─放課後 部室─

善子「リリー、そろそろ帰りましょ……ってまたボーッとしてる」

梨子「……」(上の空)

善子「……堕天使の息吹っ!ふーっ!」

梨子「ひゃぁっ!よ、よっちゃん!?」
63: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 00:26:44.38 ID:lXlGnTVy0.net
梨子「ちょっ、ちょっとやめてよ……びっくりした……」

善子「相変わらずボーッとしてるからよ」

善子「まったく、何考えてるんだか……」

梨子「ご、ごめんね」

善子「……また謝った。……もしやリリーは何か大罪を犯して……」

梨子「いや、そんなのじゃないよ……」

梨子「ただ……よっちゃんは優しいなって」

善子「なっ……///んなわけないでしょ!私は堕天使ヨハネよ!」

梨子「ううん、やっぱり優しいよ。昨日からずっと気を遣っててくれたんだもん」

梨子「そんなによっちゃんが優しいから、嬉しいな……って思っちゃったの」

善子「……リリーもけっこう恥ずかしいこと言うわよね……///」

善子(……あれ、それって私のこと考えて上の空だった、ってこと?)
65: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 00:38:15.62 ID:lXlGnTVy0.net
梨子「そろそろ帰ろっか。もうみんな先に帰っちゃったし」

善子「……そ、そうね」

善子(……いや、考え過ぎ考え過ぎ)

善子(……でも、リリーは私に優しくされると嬉しい、ってことで)

善子(……ならば!)

善子「リリーっ!」

梨子「?よっちゃん?……ってひゃっ!///」

善子「へへーん捕まえたわよリリー!」ギュッ

梨子「よよよ、よっちゃん……///いきなり何を……///」
70: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 00:54:01.27 ID:lXlGnTVy0.net
善子「いつもリリーはお姉さんぶってるけど、実は甘えんぼなリトルデーモンなのよね」

善子「だから二人きりの時はこのヨハネの腕と翼の中で甘えていいんだから」

梨子「……」

梨子「……なんで、そんなに優しいの」

善子「なんでって、当然でしょ?リリーが辛そうなら優しくするに決まって──」

梨子「私なんかに優しくしたらダメだよ」

善子「……リリー?」

梨子「……もう、やめてよ……」

梨子「なんでそんなに優しいの……そんなに無防備なの……?」

梨子「そんなに優しくされたら……私……もう……」

梨子「……よっちゃん……私はね……」


安価下コンマ偶数で耐える
奇数で我慢できない
71: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 2fcd-RPp1) 2016/09/29(木) 00:54:27.08 ID:Xf89oJvh0.net
82: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 01:09:25.18 ID:lXlGnTVy0.net
梨子「……私は……」

善子「……リリー?」

梨子「……」

梨子(……ダメだよ……)

梨子(……こんな気持ちなんて伝えても、よっちゃんからしたら気持ち悪いだけで)

梨子(嫌われでもしたら……拒絶されたら……)

梨子(考えるだけで、怖い……)

梨子「……なんでもない」

善子「……え」

梨子「なんでもないから……ぐすっ」

梨子「本当に……っ……なんでも、ないの……っ」

善子「泣きながらそんなこと言われても、説得力ないわよ……」

梨子「泣いてなんて……っ……ないよ……ひっぐ……ぇ……」

善子「……よしよし、今は私しかいないから、ね?」

善子「言いたくないなら、何も聞かないから、好きなだけ泣いていいわよ」

梨子「よっちゃ……あっ……ぐすっ……よっちゃん……っ!」
88: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 01:18:34.60 ID:lXlGnTVy0.net
善子「……落ち着いた?」

梨子「……うん」

梨子「……ごめんね」

善子「だから、もう謝らないでいいっば」

梨子「もう大丈夫だから……」

梨子「明日からはちゃんといつもみたいによっちゃんのお世話するから……」

梨子「だから……嫌いにならないで……」

善子「なんでそうなるのよ……」

梨子「よっちゃんに嫌われたら……私、生きて行けないから……」

善子「嫌いになんて一生ならないし、そもそも今のどこに嫌われる要素があるのよ」

梨子(……やっぱりよっちゃんは気づいてない……よね?)

梨子「……ごめん、忘れて」

梨子「……じゃあ本当に帰ろっか、随分遅くなっちゃったし」
94: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 01:37:37.80 ID:lXlGnTVy0.net
梨子「……よっちゃん」

善子「何よリリー?」

梨子「ありがと」

梨子「……大好き」ボソッ

善子「……」

善子(今、大好きって……?)

善子(いや、この状況で女の子が女の子に大好きって言っても別に何一つおかしくはなくて)

善子(……でも、リリーのこれまでの反応を考えたら……)

善子「あの、リリー」

梨子「……?どうかしたの?」

善子「今、大好きって……言ったの?」

梨子「……うん、私はよっちゃんのこと、好きだよ」

梨子「……やっぱりこんなこと言うの恥ずかしいな」

梨子「でも、友達に好きって言うのは大切だよね」

善子「……そう、ね」

善子(……やっぱり)

善子(リリーは誤魔化してるつもりだけど、『好き』って言う時の表情……)

善子(もしかして、リリーは……?)
99: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 01:50:48.54 ID:lXlGnTVy0.net
─夜 善子の部屋─

善子(……いやいやいやいや)

善子(何考えてるのよ私は……これじゃ自意識過剰みたいで……いやいやいや)

善子(……いやでも、もしそうなら、これまでの態度や反応も全部繋がる訳で)

善子(……もし、本当にリリーが私のこと……)

善子(……好き、だったなら……)

善子(……いやいやいやいや!やっぱり自意識過剰なだけでしょ!)

善子(……でも、ほぼネタは上がってる訳で)

善子(……私に嫌われたら『生きて行けない』、なんて)

善子(そんなに、深刻に……)

善子(……仮に、万が一に、リリーがその、私が好き、なのなら……)

善子(……私は、どうなんだろ)

善子(……好き、なんて気持ち、よく分からないな)

善子(恋愛なんて当然したことないし、初恋だってまだだし)

善子(でも、リリーの気持ちには……応えてあげたい)

善子(リリーにはやっぱり笑っていて欲しいから)

善子(……どうしたらリリーのこと、助けてあげられるかな)
150: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 23:02:13.66 ID:lXlGnTVy0.net
─梨子の家─

梨子「……んっ、あっ……」

梨子「よっちゃん……すき……っ、よっちゃ、っ……ぁ……」

梨子「……よっちゃ…………ん……っ!」

梨子「…………はあ…………はあ……」

梨子(また、しちゃった)

梨子(よっちゃんはあんなに優しくしてくれて、側にいてくれて……)

梨子(それなのに私はよっちゃんのことを考えると……)

梨子(……最低だよ……こんな人間がよっちゃんなんかと一緒にいちゃいけないよ……)

梨子(……でも)

梨子(……それなのに、会いたいって思ってしまう……)

梨子(さっきみたいに、よっちゃんに抱きめてもらいたい……優しい言葉をかけてもらいたい……)

梨子(本当、最低だ……)
152: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 23:10:06.95 ID:lXlGnTVy0.net
梨子(最近は特にひどくて、いけないってわかってるのに何度もタガが外れそうになって……)

梨子(……よっちゃん、ごめん……ごめんね……)

梨子(絶対に我慢するから……よっちゃんに嫌われるようなこと絶対しないから……)

梨子(……だから、一緒にいることだけ、許して……)

梨子(……最近、謝ってばっかりだな)

「梨子ーお風呂沸いたわよー」

梨子「……うん、今行くね」
154: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 23:23:27.37 ID:lXlGnTVy0.net
チャポン

梨子「はあ……」

善子「気持ちいいわね……」

梨子「そうだね──!?」

善子「あっ気づいた」

梨子「ななな、なんでよっちゃんが家のお風呂にいるの!」

善子「リリーが私に会いたがってる気がしたから」

梨子「だからってこんな時間にいきなりしかもお風呂って!」

善子「リリーのお母さんがもう遅いから泊まるならお風呂入りなさいって」

梨子「そういうことじゃなくて……いやそういうこともあるけど……」

善子「……もしかして、会いたくなかった?」

善子「いきなり来て、やっぱり迷惑だった?」

梨子「……そんなことない」

梨子(やっぱり、よっちゃんは優しい……)

梨子(あなたがそんなに優しすぎて……愛しすぎて……私は……)

梨子「すっごい会いたかった……」
160: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 23:39:19.85 ID:lXlGnTVy0.net
善子「そうよね!そんな気がしてたの!」

梨子「よっちゃんはなんでもお見通しだね」

善子「リリーが『会いたい』って思ったら、この堕天使ヨハネは何時だってリリーに気づいて会いに行くから!だからリリーは安心して!」

梨子「……うん、わかった」

梨子「じゃあこれからは遠慮なく、毎日よっちゃんに来てもらおうかな」

善子「ぜ、善処するわね」

梨子「ふふっ、お願いだよ」

善子(……なんにせよ、リリーのこと助けてあげたい!って思って、家を飛び出して、ギリギリでバスの最終便に間に合って)

善子(リリーは笑ってくれて、それだけでも来た意味はあったかな)

善子(……それに)

善子(もし本当に、リリーが私のことを『そういう意味で』好き、なら……)

善子(私も、リリーの気持ちを受け入れられるようになりたい)
165: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/29(木) 23:52:17.24 ID:lXlGnTVy0.net
梨子「よいしょっと……」

善子「あっ、体洗うの?背中流すわよ」

梨子「え?じゃあ……って……っ!」

梨子「よっちゃん!裸!?」

善子「そりゃそうでしょお風呂なんだから」

梨子「いやそうだけど!」

梨子(よっちゃんの胸とか!言えないところとか!見えてるっ!)

梨子(刺激が強すぎるよ……!)

梨子「い、い、いいから!一人でできるから!」

善子「いいってば。いつもは泊まっても一緒にお風呂入らないし、今日くらいは─」

梨子「ダメなの!背中流されるなんて死んじゃうから!」

善子「私に嫌われても背中流されても死ぬって……難儀なリリーね」
169: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/30(金) 00:07:08.28 ID:QOzsp4ah0.net
〜〜〜〜

梨子「じゃあもう寝るよ」

善子「やっぱり早い!昨日も早く寝たのに……」

梨子「今日はいろいろあって疲れちゃったから」

梨子(本当はもっと一緒にお話していたいけれど)

梨子(よっちゃんが会いに来てくれて、すごい嬉しくて……浮かれすぎて言っちゃいけないことまで口から出てしまいそうで)

梨子「それじゃ電気消すね」

カチッ

梨子「おやすみ……」

善子「……?」

善子「今日は抱きつかないの?」
175: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/30(金) 00:20:30.09 ID:QOzsp4ah0.net
梨子「……いいよ、今日は」

善子「さっきもう散々私に甘えてたんだから、今更遠慮しなくていいってば」

梨子「でも……」

善子「……ぎゅっ」

梨子「ひゃっ……!よ、よっちゃん……」

梨子(よっちゃんの胸柔らかい……)

善子「昨日は背中から抱きついて寝てたし、今日はこのヨハネの胸で安らかな眠りにつくといいわ!」

梨子(また無自覚でこんな……)

梨子(よっちゃんはただ善意でここまでしてくれて、なのに私はやましいことばっかり……)

梨子(……でも、離れたくない……)

梨子「……じゃあ、お言葉に甘えるね」

善子「それでいいから。……おやすみ」

梨子「うん、おやすみ」

善子「……」ナデナデ

梨子「……」

梨子(すごく、落ち着く……幸せ……)

梨子(……よっちゃん……)

梨子「……す…………き……」

梨子「……」
178: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/30(金) 00:35:17.89 ID:QOzsp4ah0.net
善子「……」ナデナデ

善子「……寝ちゃった……のよね?」

善子(やっぱり、今『好き』って……)

善子(……)

善子(……嫌、じゃない)

善子(むしろ嬉しい、かも……リリーなら、全然)

善子(……)

梨子「……んん、……すう……」

善子(まつげ長い……寝顔かわいい……)

善子(愛しいって、こういう感覚なのかな?)

善子(まだよく分からない、けど……)

善子(……もしリリーが『そういう意味で』好きでいてくれたら)

善子(いいかも……なんて)

善子(……なんて)


安価下コンマ偶数で耐える
奇数で我慢できない
179: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ (アウアウ Sa77-LGiF) 2016/09/30(金) 00:37:12.90 ID:y3vD1zyna.net
耐えろ善子
195: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/30(金) 01:03:08.43 ID:QOzsp4ah0.net
善子(なんて……)

善子(……)

善子(……いや何考えてるよ!)

善子(危うくリリーの唇に吸い込まれそうになったわ……)

善子(私は女の子同士で何をいきなり……)

善子(でもリリーが私のことを好きなのはほぼ確定的だし……)

善子(……あれ、それって……)

善子(もしかして……だから、リリーは悩んでる?)

善子(女の子が好き、なんて言ったら嫌われるかもしれないから……?)

善子(……)

善子(……それでも、リリーが辛いなら、力になってあげたいし、気持ちには応えてあげたい)

善子(やっぱりまだ、はっきり『好き』とは言えないけれど)

善子(ちゃんと、胸を張って『リリーが好き』って言えるようになりたい)

善子(それでリリーがもっと笑ってくれたら、嬉しい……)
232: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/30(金) 23:02:36.59 ID:QOzsp4ah0.net
〜〜〜〜〜〜

梨子(……ん、朝……?)

善子「……すう、んん……」

梨子(5時前……早く目が覚めちゃったな。一昨日も昨日も早く寝たし……)

梨子(温かい……よっちゃんに抱きしめられてる……)

梨子(そうだった、昨日抱きしめられた寝て……)

梨子(よっちゃん……ずっと抱きしめていてくれたんだ……)

梨子(……)

梨子(……ダメ)

梨子(……ダメだよ……)

梨子(また、お腹の下の辺りが、ゾクゾクする……)

梨子(よっちゃんは優しいからこんな風に抱きしめてくれて、それなのに私は……)

梨子(……よっちゃんの脚、私の股の間に挟まってて……)

梨子(……したい)

梨子(このまま、よっちゃんの脚でしたい)

梨子(……)

梨子(これじゃあ、ただの変態だ)


安価下コンマ偶数で耐える
奇数で我慢できない
233: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ (スプッッ Sd0f-rzru) 2016/09/30(金) 23:03:18.57 ID:ri/08ywMd.net
こいよ
252: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/30(金) 23:17:34.44 ID:QOzsp4ah0.net
梨子(……ごめんね)

ゴソッ

梨子「……ん、っ」

ゴソッ

梨子「は……、ぁ」

梨子(……ごめんなさい)

ゴソゴソッ

善子「……すや、すや……」

梨子(……ごめんなさい、っ……)

ゴソゴソッ

善子「……んん、リ、リー……」

梨子「…………え、っ」

善子「ふふ……ん……すや……」

梨子(……寝言……か)

梨子(……)

梨子(……私のこと呼びながら微笑んでる)

梨子(それなのに私は……こんな……)

梨子(……最低だ)
265: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/30(金) 23:46:11.57 ID:QOzsp4ah0.net
〜〜〜〜〜〜

(・8・)チュンチュン

善子「……ん、朝か……」

梨子「……おはよう」

善子「あら、先に起きてたのね」

梨子「朝ご飯の準備しておいたから食べてしまって。私はもう食べたから」

善子「……なんか機嫌悪い?」

梨子「……ううん、そんなことないよ」

梨子(……違うの、悪いのは私だから)

善子「?まあ、いただくわね」

梨子「うん」

梨子「それと、一昨日から泊まりっぱなしだし、朝ご飯食べたら帰った方がいいよ。ご両親も心配してるだろうし」

梨子(こんな私の近くになんていない方がいい……)

善子「ああ、それなら大丈夫よ。昨日家族にはしばらくリリーの家泊まるって伝えてるし、リリーのお母さんにも……」

梨子「……え?しばらく?」

善子「……あれ、リリーには言ってなかったっけ」

善子「リリーが辛いのなら、辛くなくなるまで一緒にいることにしたから」

梨子「……は?」
279: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/09/30(金) 23:59:52.45 ID:QOzsp4ah0.net
善子「ちょっと、『は?』はあんまりじゃないの!人がせっかく心配して泊まりに来てるのに!」

梨子「え、えっと……ちょっと初耳で何言ってるのか」

善子「とにかく!今後もしばらくリリーの家に泊まるからね!」

梨子「でも……」

善子「嫌……じゃないんでしょ?」

梨子「そうだけど……」

善子「じゃあ決まり!これからここはしばらく魔の者が潜む闇の煉獄よ!」

梨子「う、うん?」

梨子(結局押し切られる形でよっちゃんはしばらく私の家に泊まることになって……)

梨子(……でも、本当は私の側になんていない方がいいのに……)
283: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/01(土) 00:15:00.92 ID:qdedc6F20.net
善子「今日は休みだし、どこか遊びに行きましょ!」

梨子「今日は次の曲の作曲してしまわないとだから、お出かけはできないかな……」

善子「えー」

梨子「ごめんね、退屈させて」

善子「まあ、しなくちゃいけないことだし仕方ないわね」

善子「じゃあ作曲してるリリーでも眺めてることにするわ」

梨子「えー……」

〜〜〜〜〜〜

梨子「……ん」ポロン

善子「……」ジーッ

梨子「〜♪〜〜♪」ポロロン

梨子「……違うかな」

善子「……」ジーッ

梨子「えっと、〜♪〜〜〜♪〜〜」ポロロン

善子「鼻歌かわいい」ボソッ

梨子「……」

善子「……」ジーッ

梨子「……やっぱり気が散る!」

善子「わっ怒った」

梨子「大人しく本でも読んでなさい!」

善子「はーい……」

梨子(そんなに見られると……)

梨子(嬉しいはずなのに……朝のこと、また思い出しちゃうから……)
317: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 18:25:52.29 ID:zUCd7kkh0.net
善子(怒られてしまった……)

善子(本でも読む……フリをしましょう)

善子「……」チラチラ

梨子「……」カキカキ

善子(リリー、今日は一度も目を合わせてくれない)

善子(昨日も辛そうだったけど、それでも甘えて来たのに……)

善子「……」チラチラ

梨子「……っ」

善子(難しい顔してるのは、多分作曲してるからじゃなくて……)

善子(やっぱり、このままじゃ見てられない)

善子(……だったら!今日はこのヨハネがかわいいリトルデーモンをとことん癒してあげるんだから!)
318: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 18:28:06.39 ID:zUCd7kkh0.net
梨子「……」

梨子(……ピアノに向かっても机に向かっても、よっちゃんのことが頭から離れない)

梨子(昨日のこと、そして今朝のこと……)

梨子「はぁ……」

梨子(よっちゃんの前でどんな顔したらいいのか、わかんないや)

梨子(とても作曲なんてできる気分じゃない)

梨子「ダメだな……」

善子「?リリーどうかしたの?」

梨子「なんかあんまり調子よくなくて……」

梨子「上手く頭の中纏まらないから、今日はできそうにないかなって」

梨子「本当は今日中にしてしまう予定だったんだけどね。後でみんなに謝らないと……」

善子「……ん」ポンポン

梨子「……え、何?」

梨子「頭、ぽんぽんって……」
319: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 18:29:16.74 ID:zUCd7kkh0.net
善子「……」ナデナデ

梨子「ど、どうしたの?」

善子「……いいから」ナデナデ

梨子「……」

梨子(やっぱり顔合わせられない……)

善子「無理しなくていいから」ナデナデ

梨子「え……」

善子「今日は二人でゆっくりしましょ?堕天使にも羽休めは必要よ」ナデナデ

梨子「……ん、……//」

梨子(よっちゃんは私のことこんなに気遣ってくれて……)

梨子(でも、今の私はそれが嬉しくて、苦しい……)
320: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 18:30:32.01 ID:zUCd7kkh0.net
善子「……むう」

梨子「……えっと、よっちゃん?」

善子「膝枕、してあげる」

梨子「え……」

善子「ほら、頭乗せて」ポンポン

梨子「で、でも……」

善子「今更遠慮なんてしなくていいわよ」

梨子「う、うん」

梨子「……じゃあ、お願いするね」

梨子「……」ポスッ
323: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 18:33:07.06 ID:zUCd7kkh0.net
善子「どう?少しは気が楽になった?」

梨子(……よっちゃんの太もも、温かくて、柔らかい……)

善子「ふふっ、気持ち良さそうね」

梨子「……ん」スリスリ

善子「今日はとことん甘えていいんだから、ね?」

梨子(本当はダメなのに……こんなに優しくされて、触れてしまって……)

善子「よしよし、これじゃいつもと逆ね」ナデナデ

梨子(私はもうこの娘にどこまでも依存して……)
324: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 18:35:11.03 ID:zUCd7kkh0.net
善子「……」ナデナデ

梨子(……さっきはこの太ももに自分のあそこを擦りつけて興奮して)

梨子(今はそこに頭を乗せてあやされて)

梨子(これ以上、この娘を求めたら……きっと私は……)

善子「リリー、かわいい……」ナデナデ

梨子(これ以上は……)

善子「……ね、リリー」

梨子「……ん?」

善子「気持ち、我慢しなくていいから」

梨子「……ぇ」

善子「リリーのしたいこと、ちゃんと受けとめる」

梨子「よっちゃん……?」

善子「だから、ね……」
325: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 18:37:31.36 ID:zUCd7kkh0.net
善子「……リリーはさ、私のこと、好きなのよね」ナデナデ

梨子「え……」

善子「いいって、無理しないで」ポンポン

梨子「そんな……なんで……」

善子「このヨハネにはリトルデーモンの気持ちなんてお見通しってこと──」

梨子「……」

梨子「ごめんね」

善子「え、なんで謝るの」

梨子「私なんかが……よっちゃんみたいな素敵な娘を好きになってしまって……」

梨子「ごめんなさい……」

善子「いやちょっとちょっと、訳分かんないんだけど」

梨子「……」

善子「ま、まあこの堕天使ヨハネの魅力に取り付かれてしまったなら、仕方ないわよね〜」

梨子「……気持ち悪いよね」スッ

善子「え?」

梨子「こんな私、幻滅したでしょ?」

善子「リリー、何言って……」

梨子「ごめんね。もう近づかない方がいいよ」

梨子「……帰って……」

善子「リリー落ち着いて……」

梨子「……もう、優しくしないで……」
 
善子「……」
328: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 18:42:23.93 ID:zUCd7kkh0.net
善子(……リリーったらそこまで必死に悩んで)  

善子(……だったら、私も自分の気持ちをぶつけて)

善子(私の気持ちも分かってもらうしかない)

善子「……リリー」ギュッ

梨子「離して……」

善子「……ね、リリー。まだ自分でもよく分からないんだけどね……」

善子「もし私がリリーのこと……好きかもしれない、って言ったら」

梨子「……ぇ……?」

善子「……リリーは、どう思う?」

梨子(よっちゃん、顔真っ赤……)

善子「誰かを好きになったことなんてないし、好きってどういうものなのかまだよくなく分かってないんだけど」

善子「リリーの気持ちはちゃんと受け止めたい、って思う」

善子「リリーにそんな辛そうな顔して欲しくない」

善子「一緒に学校でお弁当食べる時とか、膝枕してくれる時みたいにね、笑っていて欲しいの」

梨子「……」

梨子「ダメだよ……そんなこと言わないで……」

善子「だから、そんな泣きそうな顔しないで……」

梨子「ダメ、だってば……」

善子「リリーの気持ちも、ちゃんと聞かせて?」

梨子「……っ」

善子「ね?リリー……」

梨子「……」


安価下コンマ偶数で耐える
奇数で我慢できない
329: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ eb74-rzru) 2016/10/02(日) 18:43:13.63 ID:4IXEjsAS0.net
どうぞ
350: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 23:09:32.33 ID:zUCd7kkh0.net
梨子「……どうして」

善子「……ん?」

梨子「どうして、こんな私に優しくしてくれるの……」

善子「リリーの気持ちは全部受け入れたいから」

善子「そしたら、これまで通りにまた笑ってくれるかな、って」

梨子「……」

梨子(全部なんて……信じてない訳じゃない、けど、そんなことしたら……)

梨子(……私は、この娘を傷つけてしまう)

善子「……リリー」ギュッ

善子「……ちゅっ」

梨子「……!、っ……ん」

善子「ん……ぷはっ」

善子「……ふふっ!これでリリーと契約成立ね!」

梨子(なのに……我慢できない……)

梨子(抱きしめてくれて、『受け入れる』って言ってくれて、キスまで……)

梨子(もう、好き過ぎて……押さえられない……)
351: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 23:12:31.43 ID:zUCd7kkh0.net
梨子「好き……好きなの……よっちゃん……っ」ガバッ

善子「わっ、ちょっとリリ……んむ……」

梨子(ごめんね)

梨子「ちゅ……んん、んっ……れろ」

善子「はっ……んっ、んあ……」

梨子(私のはもう付き合うとか、キスとか、体の関係でも……それだけじゃとても収まらないの)

梨子「よっちゃ……あむっ、んくっ……ちゅる……」

梨子(私はね、よっちゃんの全部が欲しい。全部、全部私の物にしたい……)

梨子(あなたの嬉しいも、悲しいも、全部……)

梨子(一度タガが外れたら、私はきっとあなたが傷ついて取り返しのつかない所まで続けてしまう……)

梨子(『受け入れる』なんて……)
352: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 23:13:28.18 ID:zUCd7kkh0.net
梨子「んっ、むうっ、……んんぅ……」

善子(リリー激しすぎ……全部吸い出されそうになる……そんなに溜まってたんだ……)

善子「あっ、かあっ……んっ、んく……っ」

善子(そんなに、奥まで舌入れて、口塞がれて……息できない……)

善子(苦し……っ)

善子「……ぁ、んぐ……っ」ドンッ

梨子「きゃっ……ぁ」

善子「ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ……うっ……」

梨子「あ……ごめんね、よっちゃん」

善子「気にしないで……それより、続き」

梨子「……ここまでにしよう」

善子「え……?」
353: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 23:14:35.23 ID:zUCd7kkh0.net
梨子「……いきなり、これ以上はやっぱり早すぎるよ」

梨子「後はおいおい、ね?」

善子「リリーがいいなら、私はそれで……」

梨子「うん……」

梨子(……よっちゃんが私を突き飛ばしてなかった、私は……)

梨子(彼女をそのまま滅茶苦茶にしてて、引き返せない所まで進んでいた……)

善子「……リリー」ギュッ

梨子「ありがとう、よっちゃん」ギュッ

梨子「……」
355: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/02(日) 23:16:28.19 ID:zUCd7kkh0.net
梨子(それから、私とよっちゃんは付き合い始めた……)

梨子(……というよりは、あのまま流れで半分交際みたいな状態で)

梨子(キスをした日の夜、私はよっちゃんに自分が『女の子が好き』な人だと告白した)

梨子(よっちゃんはまた頭を撫でてくれて、キスしてくれて……)

梨子(また泣いてしまった私を抱きしめてくれた)

梨子(『もう一人じゃないから』って、添い寝しながら囁いてくれた)

梨子(私は、あの娘に救われてばかりだ……)

梨子(よっちゃんはこんなにも優しくて、私のこと助けてくれて、慰めてくれて、受け入れてくれて)

梨子(……でもね)

梨子(誰もがみんな、よっちゃんみたいに優しい訳じゃないんだよ)
379: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 22:49:42.56 ID:Un+/A2FG0.net
─数日後  昼休み  屋上─

善子「リリー!お昼食べましょ!」

梨子「うん。今日もお弁当作ってきたよ」

善子「流石は私のリトルデーモン!そして彼女!」

梨子「もう、声大きい……」

梨子「屋上だから聞かれることはないと思うけど、みんなには絶対に内緒だからね」

善子「わかってるわよ……」

善子「ん、玉子焼きおいしい……」

梨子「……ふふ、良かった。よっちゃんよく『玉子焼きおいしい』って言ってくれるから、今日は特に気合い入れて作ってきたんだ」

善子「んむ、もぐもく……やっぱりおいしい!流石私の愛しのリリーね!」

梨子「だから、そういうこと外で言わないの」

善子「……ん」

善子「……でも、そんなに必死に隠すことなの?」

梨子「……」

善子「女の子同士で付き合ってるからって、私たちの周りにバカにしたり言いふらしたりするような人なんて……」

梨子「他人が私たちのことどう思うかなんて、本当に知られた時にしかわかんないよ」

善子「……リリー?」

梨子「……ああ、ごめんね。他のおかずも自信作だから、食べてみて」

善子「う、うん」
380: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 22:50:53.74 ID:Un+/A2FG0.net
─夜  梨子の家─

梨子(学校の後は、何かしらの用がない限りは互いの家に泊まりにいくようになって)

梨子(毎日同じベッドで寝てくれる恋人がいることがこんなにも嬉しくて……)

梨子(不安でもあって……)

善子「明日も学校だし、そろそろ寝る?」スリスリ

梨子「うん、そうしょっか。ちょっとお手洗いに行ってくるから、待っててね」ナデナデ

善子「ええ……」スッ

梨子「……ふふっ、ありがと」
381: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 22:52:22.70 ID:Un+/A2FG0.net
〜〜〜〜〜〜

ガチャッ

梨子「ふう……早く部屋戻ろ……」

梨子母「……梨子」

梨子「……お母さん?」

梨子母「梨子……」

梨子母「あなた……あの娘と付き合ってる、の?」

梨子「……」

梨子母「そう、なのね?」

梨子「……」

梨子母「あの娘と別れろ、なんて言いたくはないけど」

梨子母「ただ……よく考えなさいって、以前にも言ったわよね」

梨子「……っ」スッ

梨子母「……」
382: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 22:56:05.98 ID:Un+/A2FG0.net
ガチャッ

善子「おかえり、リリー」

梨子「……よっちゃん」ギュッ

善子「わっ、どうしたのよいきなり……」

梨子「すき……っ」スリスリ

梨子「よっちゃん……よっちゃん、っ」スリスリ

善子「もう、知ってるわよ。今更……」

梨子「……また、抱きしめたまま寝て欲しい」

善子「まったく、甘え盛りのリリーね」

梨子「……ごめん」

善子「だからなんで謝るの……」

善子「ほら、こっち来なさい」

梨子「うん……」

善子「これでいい?」ギュッ

梨子「うん……」

梨子「……よっちゃんが彼女で良かった」

善子「な、なによ恥ずかしいわね……」

梨子「ずっと彼女って憧れてたんだ」

梨子「かわいい女の子と恋人になって、ギュッてしたり、甘えあったり、キスしたり……それを心から許してくれて」

梨子「その相手がよっちゃんで……本当、幸せものだなって」

善子「もう!恥ずかしいこと言わないでよ!///」

梨子「ふふっ、ごめんね。でも本当のことだから」 

善子「も、もう寝るから!おやすみ!」

梨子(それでもちゃんと抱きしめていてくれるんだよね)

梨子「うん、おやすみ」ギュッ

梨子(大丈夫……)

梨子(よっちゃんがいてくれるなら、大丈夫だから……)

梨子(……でも、よっちゃんは……どうなんだろう)
383: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 22:57:02.46 ID:Un+/A2FG0.net
─翌日 放課後 学校─

善子「ごめんなさいリリー、今日はちょっとお泊まりできそうにない……」

梨子「あ……うん、お家の都合でしょ?仕方ないよ」

善子「明日は夕方から私の家に誰もいないから、うちでお泊まりしましょ!丁度休みだし!」

梨子「うん、そうだね」 

梨子(今日は一人か……久しぶりだな、一人で寝るの)

善子「それじゃちょっと、いやかなり急ぐから!明日待ってるからね!」

梨子「わかった、楽しみにしてるね」
384: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 22:57:55.45 ID:Un+/A2FG0.net
梨子「……さて、私もそろそろ帰ろうかな」

「──でさー!他の女子校で先輩にガチで告白した奴がいてさ!」

「えっ本当?女子校で『先輩好きですー付き合ってー』みたいなのってネタじゃないの?」

梨子(教室から声……)

「いやマジで!告られた先輩もめっちゃ苦笑いなの!笑えるよねー!」

「それは流石にねえ。女に告られるとかちょっと想像つかないわ……」

梨子(……)

「ホント、ちょーキツイっつうのな」

「同性愛者がどうこう、なんてニュースじゃよく聞くけど、実際自分が巻き込まれるのは……ねえ」

梨子(なんでわざわざ聴いてるんだろ……辛いだけなのに……)

梨子(……帰ろう)
385: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 22:59:23.43 ID:Un+/A2FG0.net
─夜  梨子の家─

梨子(さっきの言葉が頭から離れない)

梨子(他人からああいう風に思われて、傷ついて)

梨子(私と付き合ってるよっちゃんも、同じような思いをすることになるのかな……)

梨子(やっぱり、私はよっちゃんを苦しめるだけなのかな……)

梨子(……一人の夜は久しぶりだから、嫌な事ばっかり考えちゃう)

梨子(……)

梨子(……大丈夫、よっちゃんは私の側にいてくれる、絶対に)

梨子(だから……)
386: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:01:51.61 ID:Un+/A2FG0.net
〜〜〜〜〜〜

「桜内さんってさ、本当に……」

「友達のこと、そういう目で見てるのかな?」

「流石にちょっと引くわー」

「クラスの中に本当にそういう人がいる、なんて」


「貴女の言ってることがどういうことか、よく考えなさい」

「まさか自分の娘がと思うと、ね……」

「引っ越した先で普通の娘になってくれるといいんだけどな」

「娘が……なんて他人には言えないわ」


梨子(……ごめんなさい)

梨子(……私がおかしいから……みんなと違うから……)
387: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:02:56.13 ID:Un+/A2FG0.net
〜〜〜〜〜〜

梨子(……)

梨子(また、昔の夢か……)

梨子(よっちゃんが一緒に寝てくれる時は見ることなんてなかったのに)

梨子(……)

梨子(よっちゃんに会いたい……抱きしめて欲しい、また『一人じゃない』って言って欲しい)

梨子(でも……)

梨子(よっちゃんが私と付き合うことで、同じ様に傷ついて)

梨子(私も、ずっと誰にも言えずに押さえこんでた欲求を我慢できなくなったら)

梨子(よっちゃんは苦しいだけ……)
388: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:04:21.44 ID:Un+/A2FG0.net
〜〜〜〜〜〜

梨子(……お泊まりの準備はこれくらいかな)

梨子(もう少ししたら家を出て、よっちゃんの家に向かって……)

梨子(……)

梨子(……よっちゃんのことを考えたら、本当はこんなこと、やめた方がいいんだろうな)

梨子(でも、会いたい、一緒にいたい)

梨子(……行ってもいいのかな)

コンコン

梨子母「梨子、話があるのだけれど」

梨子「……?、うん」
389: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:05:36.34 ID:Un+/A2FG0.net
梨子父「……」

梨子「お父さん……?」

梨子父「……学校の後輩の……女の子と、付き合ってるんだって?」

梨子「……」

梨子母「……別に、責めてる訳じゃないのよ」

梨子母「貴女が女の子が好き、ということも」

梨子「……っ」

梨子母「でもね、それがどういうことか、わかってる?」

梨子父「梨子の事を否定したい訳じゃないんだ、けど──」

梨子「わかってるよ!」

梨子「私が変で、迷惑で!気持ち悪くて!」

梨子「お父さんもお母さんも私の事良く思ってないことだって!」

梨子母「……」

梨子「……っ」ダッ

梨子父「おい、梨子どこへ……」
390: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:06:40.24 ID:Un+/A2FG0.net
─夕方  善子の家─

ピンポーン

善子「あっ、リリー来たのね。……随分早いわね」

ガチャ

善子「早かったわねリリー!ささ、早く私の部屋──」

梨子「……」ギュッ

善子「わっ……リリー……?」

梨子「……よっちゃん、っ」

ドサッ

善子「ちょっ痛っ、どうしたのよここ玄関……」

梨子「……っ、っく……よっちゃ……ぐすっ」

善子「……よしよし、リリーのよっちゃんはここにいるわよ」ナデナデ

梨子「……よっちゃん、っ……ぇぐっ、よっちゃん……」

善子「……大丈夫だから」ナデナデ
391: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:07:49.88 ID:Un+/A2FG0.net
〜〜〜〜〜〜

善子「……それで、話って?」

梨子「……」

梨子「……別れよ、よっちゃん」

善子「……え」

梨子「こんな関係続けてたら、よっちゃんまで辛くなるだけだよ」

善子「リリー何言ってる……の?」

梨子「よっちゃんまでこんな思いする必要ない」

善子「ちょっと待ちなさいよ、冗談でも怒るわよ……」

梨子「よっちゃんにはこんな私より、もっと相応しい人が……」

善子「リリー!」

梨子「……」

善子「落ち着いてよ!何かあったの?」

梨子「……何もない」

善子「嘘!どうみても変よ!」

善子「だって、あんなに付き合えて嬉しそうだったのに、こんなの、おかしい──」

梨子「……そうだよ!もうずっとおかしいんだよ私は!」
392: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:10:46.14 ID:Un+/A2FG0.net
梨子「女の子が好きで、そのせいで前の学校でもトラブルに巻き込まれて!親にもよく思われてなくて!転校までしてっ!」
 
梨子「我慢しなくちゃってわかってるのに押さえられなくて!寝てる間によっちゃんの脚に自分のあそこを擦りつけたりしてたんだよ!そういうことしちゃうような人なんだよ私は……っ!」


グイッ


善子「……きゃっ!」

善子「えっ、ちょっと、リリー何を……」

梨子「……本当はずっとこうしたかった……無理矢理にでも、嫌がられも」

梨子「力ずくで押し倒して、泣いても叫んでも止めないで、強引にでも私のものにしたいって、そういうこと考えたんだよ」

善子「……ぇ…?」

梨子「ね、幻滅したでしょ?気持ち悪いでしょ?」

梨子「私と付き合うって、こういう事だよ」

善子「リリー……」

グイッ

善子(服、脱がされ……)

梨子「……ブラ、かわいいね」ナデナデ

善子「ちょっ、そんなとこ撫でないで……っ」

梨子「無理矢理脱がせて興奮して、どこまで最低なんだろ……」

善子「……や、やだ……」

梨子「……本当にイヤならひっぱたいてでも止めてよ私のこと……「嫌い」って、「顔も見たくない」って言って」

梨子「そうでもしてくれないと、私勘違いしちゃうよ……?」  

善子「……」

善子(……そんなこと、できるわけない)

善子(こんなに傷ついてるリリーを私まで拒絶するなんて、絶対にできない)

梨子「ねえよっちゃん……早く言ってよ……」

梨子「じゃないと、本当に……我慢できないよ?」


安価下コンマ偶数で耐える
奇数で我慢できない
393: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ eb74-rzru) 2016/10/03(月) 23:12:12.94 ID:DxFa0B+X0.net
俺は有能だ
404: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:33:45.73 ID:Un+/A2FG0.net
善子「……」

梨子「ブラも、外すよ……?」スッ

梨子「……おっぱいも、かわいい」

善子「……っ」

梨子「触るね……」

ムニュッ

善子「…………っ、んっ……ぁ」

梨子「……」クニクニッ

善子「ゃあっ、く……っ、ぐすっ」

梨子「……よっちゃん?」

善子「……えっ、ぐすっ……リリーなら、いいから、っく……」

善子「怖いけど……リリーなら……えっく」

善子「っ、リリー、来て……っ」

梨子「……」

梨子「……あ」

梨子「……何やってるんだろう、私」

梨子「よっちゃんを泣かせて、怖がらせて、その上でそんなこと言わせて」

梨子「……ごめんね」

梨子「……」スッ

善子「……リ、リー?」

梨子「本当に、ごめん」
407: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:36:47.65 ID:Un+/A2FG0.net
梨子(……その後の事はあまりよく覚えてない)

梨子(ただふと冷静になって、自分のしたことが怖くなった。)

梨子(そのまま逃げるようによっちゃんの家を出ていって、気づいたら自分の部屋で泣いていた)

梨子(そんな私を見て罪悪感でも感じたのか、お父さんもお母さんももう何も口出しをしなかった)

梨子(でも、そんなことはどうでも良くて)

梨子(……たった一人、私を救ってくれたよっちゃんを自ら傷つけた)

梨子(あの娘は私のこと、信じていてくれたのに)

梨子(……やっぱり、私は誰かを好きになっちゃいけないんだ)
409: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:39:42.36 ID:Un+/A2FG0.net
─二日後  放課後  学校─

梨子(今日の練習は、調子が良くないからと言って休ませて貰った)

梨子(千歌ちゃんと曜ちゃんも私の様子が変ということに気付いてくれていて、それを快諾してくれて)

梨子(……本当はよっちゃんにどんな顔して会えばいいのかわからなくて)

梨子(調子悪いって思われるのも、間違いなくそのせいで)

梨子(……帰ろう)

梨子(どうしたって、もうよっちゃんに会う資格なんてない)

梨子(謝りに行く事さえ許されない)

梨子(……)
412: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:44:21.80 ID:Un+/A2FG0.net
「リリー」

梨子「……!」

善子「リリー……」

梨子「よっちゃ……」

梨子「……っ」スッ

善子「待って……」キュッ

梨子「……ぁ」

梨子(袖、掴んで……なんで)

善子「……今日もね、家誰もいないから、お泊まり、したい」

梨子「え……」

梨子(よっちゃんの手、震えてる)
413: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/03(月) 23:45:21.91 ID:Un+/A2FG0.net
梨子「どうして……」

善子「……あの後、ちゃんと考えたんだけどね」

善子「私は、リリーの事が好き」

梨子「……何、言ってるの」

善子「私はリリーに、私の側で笑っていて欲しい」

善子「今度は笑顔で、幸せにキスをしたい」

善子「そのためならあれくらいの事……なんだってない、って思えた」

善子「だから、好き」

梨子「……私の好きは、よっちゃんを苦しめるだけだよ」 

梨子「周りの人も、私自身もよっちゃんを傷つけて……」

善子「それでも!」

善子「リリーのこと、全部受け入れるって言ったから」

善子「だから……もしリリーも私のこと受け入れてくれるなら、後で家に来て……」

善子「……待ってる、から」

チュッ

梨子「……え」

善子「……」タッ

梨子「……」

梨子(……ダメに決まってる)

梨子(もう、私はあの娘に近づいてはいけない……)

梨子(でも、よっちゃんは『待ってる』って、本気で……)

梨子(行っても……いいの?)


安価下コンマ偶数で耐える
奇数で我慢できない
414: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ (スプッッ Sd0f-rzru) 2016/10/03(月) 23:46:18.99 ID:tZexRWOTd.net
それ
430: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 00:03:27.59 ID:PNV5K8dH0.net
─夕方  梨子の家─

梨子(……)

梨子(……行きたい)

梨子(よっちゃんに会いたい)

梨子(よっちゃんに抱きつきたい)

梨子(よっちゃんにキスしたい、よっちゃんとセックスしたい)

梨子(でも、何よりも今は……)

梨子(よっちゃんに笑って欲しい)

梨子(……よっちゃんを傷つけてもなお、私はよっちゃんを求めていて、よっちゃんも私を求めてくれた)

梨子(……)

梨子(……よっちゃんが抱きしめてくれたあの時から、いや、よっちゃんと仲良くなった時からずっと)

梨子(私はよっちゃんに甘えてばっかりだった)

梨子(よっちゃんは私の気持ちにすぐに気付いてくれて、助けてくれて、それにずっと甘えてたんだ)

梨子(だから、本当によっちゃんと笑い合うためには)

梨子(一度くらい、自分で踏み出さないといけない)

梨子(そうしないと、もう本当に一緒にいる資格を無くしてしまう)

梨子(いや、もうそんな資格はとっくにない。けれど、それでも……)

梨子(……行こう)

梨子(こんなどうしようもない私だけど)

梨子(今度こそよっちゃんと、恋人になりたい)

梨子(その気持ちだけは本当だから)
434: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 00:11:19.66 ID:PNV5K8dH0.net
─夜  善子の家─

善子「……来てくれたんだ」

梨子「うん……」

善子「……」

善子「……リリー」ギュッ

梨子「わっ……」

梨子「……ごめんね」

善子「……」

梨子「一昨日のこと──」

善子「いいから、もう……」

梨子「でも……」

善子「しばらく、こうさせて……」

善子「来なかったらって、考えちゃうと怖くてたまらなくて……」

梨子「……うん 、会いにきたよ」ギュッ
437: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 00:35:17.58 ID:PNV5K8dH0.net
〜〜〜〜〜〜

善子「リリー、好きっ」

梨子「……うん」

善子「リリーも、好きって言って」

梨子「……」

善子「リリー……?」

梨子「本当にいいのかな……私なんかで」

梨子「女の子同士で、風当たりも強くて、周りの言葉に傷ついて……私もまた、あんな風によっちゃんを傷つけるかも……」

善子「いい!」

梨子「……そんな、2文字で解決しないでよ」

善子「何があっても、どんなになっても、私はリリーと一緒にいる」

善子「一人になったら、もっと辛いだけよ。リリーも私も」
438: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 00:37:04.06 ID:PNV5K8dH0.net
梨子「……私、よっちゃんにあんなことしたのに……」

善子「だから、全部受け入れるって言ったじゃない。それに、女の子なら誰にでもああするって訳じゃないんでしょ?」

梨子「……女の子は好きだけど、あんなことしたの、よっちゃんだけ」

梨子「でも、あんなことして、嫌いにならないの?」

善子「私がリリーのこと嫌いになるわけないでしょ」

梨子「……それでも」

善子「それでも一緒にいるの」

善子「どうしたって、今更私たちは一人きりには戻れない」

善子「だから、二人で一緒にいるしかない」

梨子「……うん」

善子「じゃあ契約よ。どんなことがあっても一緒にいる」

善子「ヨハネと、私と、契約して……?」

梨子「……うん」

梨子「よっちゃん、私もお願い……」

梨子「私のこと、もう一人にしないで……っ」

梨子「もう、一人きりにはなりたくない……」

善子「……うん、契約成立ね」ナデナデ

梨子「……よっちゃん、大好き……」ギュッ

善子「……ふふっ、勇気を出してここまで来ても、リリーは甘えんぼね」

梨子「だめ……?」

善子「ううん、嬉しい」ギュッ
439: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 00:51:47.01 ID:PNV5K8dH0.net
善子「……ね、リリー」

梨子「……ん?」

善子「したい、でしょ?」

梨子「何を?」

善子「……エッチ///」

梨子「……っ」

梨子「……したい、けど」

梨子「……でも、不安なの」

梨子「また、あんな風に無理矢理しちゃいそうで、好きって気持ちが爆発しちゃいそうで……」

善子「別にしてもいいけど」

梨子「……よっちゃんはそういってくれるけど、でも……」

善子「……じゃあ、さ……」

善子「……私が、する」

梨子「……え」

善子「リリーがして、それが不安なら……私が、リリーにする///」

善子「私が、リリーをいっぱい気持ち良くする……///」

梨子「……」

善子「リリーの気持ち、おかしくないって、私が教えてあげたい……」

梨子(よっちゃんの上目遣い……ずるい……)

善子「一昨日、リリーのことが好きって気付いてから勉強してたのよ。リリーがエッチが不安なら、私からしようって……」

善子「だから、リリー……」

善子「しよ……?///」

梨子(……本当、どこまで優しいんだろ、よっちゃん……)

梨子「……よっちゃん」ポスッ

善子「わっ、いきなり倒れこまないで……」

梨子「……いっぱい、して?」

善子「……うん」
452: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 01:09:05.04 ID:PNV5K8dH0.net
─数日後 夜 梨子の家─

善子(あれから、私たちは今度こそ付き合うことになって)

善子(互いの家に泊まる習慣も続いている)

善子(この前のこともあってか、リリーの両親も女の子同士で付き合ってることに多少は考えを改めたみたい)

善子(家の親はそもそも不登校の時も大して口出ししなかったような人達だし)

善子(むしろ『嫁の貰い手がいて良かった』なんて言ってたり……)

善子(ただ、リリーは私たちの関係については他人にはやっぱり大っぴらにはしないでいようって)

善子(仕方ないけど、リリーの考えだからきっと正しい判断なんだろうな)

善子(でも、私たちは授業の時以外いつも一緒にいて)

善子(朝起きたら一緒にお弁当を作って、登校して)

善子(帰ってきたら一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂に入って、一緒に寝て……なんて日常を過ごしている)

善子(私にも彼女ができて、相手はリリーで……)

善子(リリーが『彼女に憧れていた』って言っていたけれど、きっと、求めていたのはこういうことなんだろうな)

善子(……リリーと恋人になれて、幸せね)
453: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 01:19:09.88 ID:PNV5K8dH0.net
梨子「よっちゃ〜ん好き〜っ」ギュッ

善子「……もう、リリーったら」

善子(それと、リリーは積極的に自分から甘えてくるようになった)

善子(蓋してた気持ちに素直になれたから、我慢しなくていいって気付けたのかも)

梨子「よっちゃんーよっちゃーんっー」スリスリ

善子(……というか若干幼児退行してるような)

善子(人前ではいつものしっかりお姉さんなのに……)

善子「本当、甘え盛りねリリー……」

梨子「だって、初めてちゃんと甘えられる彼女なんだから……ぎゅーっ」ギュッ

善子「ああもう、よしよし」ナデナデ

梨子「よっちゃぁん♡」チュッ

善子「ちょっ、いきなりは反則よ……ちゅっ」チュッ

梨子「よっちゃんだっていきなりチューしたじゃん」

善子「お互い様でしょ」

梨子「ふふっ、そうだね」
454: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 01:27:28.56 ID:PNV5K8dH0.net
善子「あと、リリーは女の子に目が目が無さすぎ」

善子(この前のデートの時も街行くかわいい女の子や美人なお姉さんにしょっちゅう目を引かれては……)

梨子「ええ……ごめんごめん、ついつい癖で、ね」

善子「わかってるわよ、リリーが女の子好きなのは……」

梨子「……妬いてる?」

善子「妬いてるに決まってるじゃない」

梨子「……そうだよね、ごめんね」

善子「もう……」

善子(付き合う前からなんとなく分かってたとはいえ、リリーはけっこうめんどくさい)

善子(浮気性とは違うけど、どこか本能的に女の人を求めてるんだなって感じ)

善子(その上、私が知らない所で誰かと会話してると凄い不安そうな顔をする)

善子(まあ、そこも可愛いんだけどね)
455: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 01:37:55.10 ID:PNV5K8dH0.net
梨子「……よっちゃん」

善子「……何よ」

梨子「浮気とか絶対しないって誓うから……」

梨子「一人にしないでね……」

善子「……わかってるわよ、どっちも」

梨子「そう、よかった」

善子(そして、二人きりになったらナイーブな面を多々見せる)

善子(まあ、これまでの事を考えたら仕方ないわよね……)
457: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 01:49:26.73 ID:PNV5K8dH0.net
善子「リリー」ギュッ

梨子「……よっちゃん?」

善子「私だって一応不安とか、心配とかあるんだからね……」

善子「周囲の目とか、将来のこととか……」

梨子「……そうだよね。また私ばっかり甘えてたね」

梨子「……私にはよっちゃんしかいないし、嫌われたら生きて行けないから」

梨子「ちゃんと二人で、甘えたり甘えさせたりして……」

梨子「一緒に、いようね」

善子「……ええ」

善子(……リリーの孤独を癒せるのは私だけで)

善子(私の不安を一緒に抱えてくれるのはリリーだけで)

善子(一人になるとすぐにダメになりそうだけど)

善子(二人だから幸せを感じられる、そんな関係)

善子(ずっと、二人一緒に幸せでいよう、リリー)
462: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 01:56:01.34 ID:PNV5K8dH0.net
梨子「ねえよっちゃん、手、貸して?」

善子「ん?はい?」スッ

梨子「……ちゅっ」

善子「……!」

梨子「あむ……ん、ちゅっ……れろ」

善子「ちょっ、何いきなり人の指を舐めたりしゃぶったり……」

善子(それと、リリーのそういう気分のスイッチはかなり突然で)

梨子「ちゅっ……んっ……」

梨子「……もうちょっと借りるね」

善子(一度スイッチが入ったらしばらくは収まらない)

善子「……」

クイッ

梨子「……ん、っ……よっちゃんの指いい……」

善子(要するにリリーは性欲ヤバい)
465: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 02:00:14.58 ID:PNV5K8dH0.net
善子「……いきなり何してるの」

梨子「ふふっ、よっちゃんの指、いっつも気持ちよくなるから」

梨子「こうしても、気持ちいいかなって……ぁ」

善子「……気持ちいい?」

梨子「うん……っ」

善子「……」

善子「もう、仕方ないわね……」グイッ

梨子「……わっ、よっちゃん……」

善子「ほら、服脱いで……」

梨子「脱がせてあいっこしよ?」

善子「……」ヌギヌギ

梨子「やっぱりしてくれるんだよね」ヌギヌギ

善子「欲しがりなリリーにはちゃんとしてあげないと、ね」
473: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 02:12:44.65 ID:PNV5K8dH0.net
梨子「ふふっ、やっぱりよっちゃんが一番私のことわかってくれるよね」

善子「突然でしょ。私は堕天使ヨハネで、リリーの恋人で、ずうっと一緒にいるんだから」

梨子「そうだね。こんな私でも絶対に一人にしないでいてくれる、私の最高の天使で、恋人だね」

善子「天使ではないけど……まあいいわ」

善子「……んっ」チュッ

梨子「……んぁ……ちゅ、ちゅる……」

善子「……んん、ぷはぁっ……」

善子「……もう絶対に寂しい思いはさせないんだから♡」

梨子「うん♡ よっちゃんと恋人になれて、本当に良かった」

梨子「 ずうっと一緒に、幸せでいようね、よっちゃん……♡」




おわり
484: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9be9-rzru) 2016/10/04(火) 02:21:30.83 ID:PNV5K8dH0.net
見てくださった方、ありがとう

シンジ君に、さようなら

          ヨ ハ リ リ
そして、全ての善子×梨子に

おめでとう
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