海未「ボーナスが出ました!風俗アタックです!」

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海未-アイキャッチ10
1: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 16:31:55.29 ID:HWDg+bdo.net
海未「池袋…何もかも懐かしい。風俗デビューの日のことを思い出しますね。」

海未「あの日何もかも嫌になった私は…ふふ。まあいいでしょう、そんなこと。」

海未「今日のためにたっぷり一週間は貯めてきました!さあ!風呂が呼んでますよぉっ!」ウキウキ



海未「…あ、写真見学いいですか?」

ドゾー

海未「うーむ…悪くはないですね…しかし…」

<この子なんかすぐ行けっスヨー

海未「ふむ…」 (ま、金曜のこの時間を逃すと一気に混みますからね。有給をとったのですからここはひとつ)

海未「すいません、この『えみちゃん』でお願いします。」

<あーい シメーリョコミコミデ 25000円にナリッスー

<オテーライだいじょっぶすかー?

海未「あ、大丈夫です。」

元スレ: 海未「ボーナスが出ました!風俗アタックです!」

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2: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 16:34:58.23 ID:HWDg+bdo.net
海未「ふむ…」

海未(この待ち時間、というのも風俗の醍醐味の一つではありますね。)

海未(スマホなど見るのもいいですが、ここはきちんと爪にヤスリをかけておきましょう。)

シュッシュッ




海未「…遅いですね。」

海未(写真を反芻して期待に胸を膨らませるというのも楽しいものですが…)

海未「すぐ、と言ったんですけどね。地雷嬢でしょうか。」


<オマーッセしましたー 25番の番号札のカター


海未「あ、はい!」

ガタガタガタ!!
5: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 16:38:41.60 ID:HWDg+bdo.net
< キンシジコーの確認シャーッスー 1…

海未(そんなことわかってるんですよ!早く!早くなさい!)

< ソンジャゴタイメンっすー

カーテンシャーッ

えみ「…あ、どうも~ww」

海未「あ、どうも…」

海未(…)

えみ「行こっか?」ギュ

海未「あ、はい。」

えみ「ごめんね~?待たせちゃったでしょ~?」

海未「あ、いえ、ダイジョブです。」



海未(写真より少し…いえ、大分太ましいですね。)
9: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 16:43:53.09 ID:HWDg+bdo.net
えみ「急にお部屋変わってって言われちゃって、困っちゃうよね?」

海未「あ、そっすね…へへ…」

海未(パネマジですか…この店は結構良心的だったんですけどね…はあ、初っ端からついていませんね。)

えみ「はいここ!入って入って!」

海未(しょうがない…サクッと抜いてもう一件行きましょうか。)

えみ「暑い?冷房大丈夫?」

海未「あ、いえ。」

えみ「…ふふっ」ギュッ

海未「ひゃんっ!?」

えみ「も~、緊張してるの?」

海未「あ、いえ…その…久しぶりなもので…」

えみ「そっか~wwお仕事忙しいの?」

海未「あ、まあ…」

えみ「大丈夫だよ?リラックスして?リラックス~リラックス~」サワサワ

海未「ほわぁ…」
12: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 16:47:43.29 ID:HWDg+bdo.net
――

――――


――――――――


海未「…はあはあ…穂乃果!穂乃果ぁぁぁ!!」 足ピーン

えみ「いいよ!出して!」 ヌルヌル

海未「うっ…!!」

えみ「がんばれがんばれ!ファイトだよ!」

海未「あっ!んっ…!!」ドクドク




えみ「わぁ~wwいっぱい出たね~!なんだか嬉しい!」

海未「へ、へへ…」ドヤァ
13: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 16:50:14.05 ID:HWDg+bdo.net
えみ「―――そっか~大変だね~」

海未「そうなんですよ!あの部長ときたら…」

trrrrrrrrrr

えみ「あっ…時間になっちゃったね…忘れ物ない?」

海未「あ、えと…はい…」

えみ「今日はありがとね?名刺は?」

海未「あ、NGで…ごめんなさい…」

えみ「そっか!大丈夫だよ~!またお話聞かせてね!」ギュッ

海未「あ、すいません…なんかすいません…」
16: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 16:55:24.38 ID:HWDg+bdo.net
海未(…すごく気立てのいい子でしたね。真面目というか一生懸命というか。)

海未(プレイ自体は5分で終了してしまいましたが、その後も嫌な顔ひとつせず話を聞いてくれました。)

海未(ただ、あの体格でねじ伏せられるように固定されてしまうのは…)

海未(…)

海未「…いや、あれはあれで良かったかもしれませんね。」




海未「ふう…中本でも食べて帰りますかね…それか美久仁小路まで足を伸ばして…」

ビルの間を生ぬるい風が過ぎていく。

学生たちは笑いながら安酒屋に行く算段を立てている。

キャバどうすか?その言葉にも今は動じることはありません。

明日はどこに行きましょうか…


第1話 完
41: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 22:40:28.87 ID:HWDg+bdo.net
海未「グビッ…グビグビ…ふう。」

海未「あ、すいません…すいません!」

海未「あっ、お勘定お願いします…あっ、はい、じゃ5千円で…」


<アーシター


海未「…ふう、なんですかね。この…格安居酒屋で飲んだ後に感じる後悔。」

海未「安くていいんですよ…確かに…まあ、安くて…」

海未「こんなことならちょっと奮発して小料理屋にでも行けばよかったですね。」


キャハハww マジデーウケルー?


海未「…」 ムラッ
42: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 22:44:20.74 ID:HWDg+bdo.net
海未(あんな格好で街を歩いて…犯されても文句は言えませんね。)

海未(誘ってる…んですかね?それなら…)


海未「ととっ、まずいまずい、まずいですよ。」

海未「幸いここは奇しくも港町横浜…つまり・・・黄金町アタックです!!」



海未「…ふむ。学園系イメクラ、ですか…実に破廉恥ですね。」

<ラッシャッセー

海未「あっ、見学いいですか?」

<ハイ、イイコイマスヨー!

海未「ふむ…」

<コノコナンテドッスカ?シンジンナンスケドリピーターイッパイデスヨー!

海未(新人…ふむ…)
45: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 22:49:37.84 ID:HWDg+bdo.net
海未(新人は両刃の剣なんですよね…吉と出るか凶と出るか…)

海未(まあ、横浜の維新志士達の意気込みを汲んで試してみましょうか)

海未「あ、じゃあこのアイナさんで…」

<アーイ!アイナサンドッスカー?

<すぐにご案内できます。

<ハイ!オキャクサマオプションヨロシッスカー?

海未「いえ、大丈夫です。」

海未「あ、それとこれ!この…あっ、えっと…これ!コレ見せると指名料が…」

<アーハイハイ クーポンテキヨウッスネー

<ソレデハコスチュームを オエラビクダッサイ!


海未(…おお!充実してますね!)
47: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 22:53:58.44 ID:HWDg+bdo.net
海未(さっきの子達に近い制服は…これ、ですけど…)

海未(それをやってしまったら人として何か終わってしまう気がします…)


海未(となると、やはり…オトノキ。)


海未(…)


海未(前に試したことがあるんですけど…途中で我に返った時に死にたくなるんですよね…)


海未(無難なとこでいきましょうか。なるべく縁もゆかりもない感じので…)


海未「じゃあ、このUTX(冬服)で。」

<ハイ!22番大丈夫でしょうか? 22バンイケマース!

< ソレデハこのアンケートを…

海未「あっ、はい。」
50: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 22:59:55.91 ID:HWDg+bdo.net
海未(呼び方…『うみちゃん』)カキカキ

海未(今日は…甘えたい、甘えられたい…甘えたい、ですかね。)カキカキ

海未(先輩後輩プレイでお願いします、っと…)カキカキ

海未(フィニッシュはパイズリで…)カキカキ

海未「あっ、その…書けました…」

< ハイドーモー オテアライイッスカ?

海未「あっ、大丈夫です…」

<モウシバラクオマチクダサーイ


海未「…」

海未(ほう、ちょうどいい具合に制服系の破廉恥本が置いてあるじゃないですか。)

海未(コレを見てプレイの算段を立てるとしましょうか。)

海未(ふふ…どうしたんですか?希…いつもの余裕がありませんよ?) ギンギン

~~~♪

海未「?」
54: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 23:04:37.82 ID:HWDg+bdo.net
海未(なんですかまったく…穂乃果?)

『やっほー海未ちゃん!何してるの?今すっごく面白いテレビやってるんだよ~!』

海未「…」イラッ

海未(悪気はないのはわかるんですが…待ち時間に知り合いからのメールが来るとテンションが駄々落ちなんですよね…)

『今取り込み中ですので後でよろしいでしょうか?』

海未「…ふう。」

海未(あー…いけませんね。穂乃果のことを考えたら急に罪悪感が…)

海未(飲んだ勢いで来るとこういうのがいやなんですよね…)




<オマーッセシヤシタ!

海未「はいっ!」ギンギン
56: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 23:10:45.09 ID:HWDg+bdo.net
<キンシジコーノカクニンヲ…

海未(あーはいはい。そんなのぶっちゃけ嬢との呼吸ですよね。)

<オマーッセシヤシタ!ゴタイメンッスー


アイナ「こんばんは~♪」フリフリ

海未「あっ…」ペコペコ


海未(おお!おお!いい感じじゃないですか!天然物のJKっぽいです!)
57: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 23:15:27.90 ID:HWDg+bdo.net
アイナ「飲んできたの~?」

海未「あっ、はい。」

アイナ「ちょっとお酒臭いw」

海未「はは…」

海未(随分とあけすけにものを言いますね。まあ、若いから仕方ないのでしょうか。)


アイナ「ついたよ~」

海未「…」ヌギヌギ

アイナ「部屋付きました~…って!プッ!アハハ!」

海未「えっ?」

アイナ「脱ぐの早すぎ~!」

海未「あっ、すみません…」

アイナ「えっと…はじめましてアイナです♪よろしくお願いします。」

海未「あっ、ども…絢瀬(偽名)です…」
61: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 23:20:02.39 ID:HWDg+bdo.net
海未「…」ヌギヌギ

アイナ「…」

海未(…脱がせてくれないんですか。)

アイナ「…じゃ、シャワー行こうか?」

海未「はあ…」

アイナ「…うん、オッケー。ついてきて。」



アイナ「…」ゴシゴシ

海未(…何か話して欲しいですね。)

アイナ「…後ろ向いて?」

海未「あっ、はい。」

アイナ「…」

海未(また無言ですか…)

アイナ「はい!拭き残しないですか?」

海未「はい、大丈夫です。」

アイナ「じゃ、いこっか?」
66: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 23:25:18.86 ID:HWDg+bdo.net
アイナ「明かりこんなんでいい?」

海未「あっ…」

アイナ「?」

海未「あっ、その…先輩後輩っていう…その…」

アイナ「あ、そっか!ごめんごめん!」

海未「いえ…」

アイナ「どうすればいい?」

海未「えと…後輩がいつも偉ぶってる先輩を意地悪く責める、みたいな…」

アイナ「プフッ!」

海未「/// 」

アイナ「あっ、ごめんね!じゃあもう一度…」






アイナ「…先輩?ここ…もうこんなにおっきくなってますよ…?」

海未(私が先輩役なんですか!)
68: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 23:28:55.02 ID:HWDg+bdo.net
――

――――

―――――――


海未「あああっ!希!希!」

アイナ「…」ニヤニヤ

シコシコ

海未(ぐっ…!あー、もう絶対もう一件行こう!この後絶対もう一件別の店行こう!)

シコシコ

アイナ「いけそう?」

海未(あー、でもここで出さないともったいない!出さないともったいない!!)





海未「ん!ん゛!!」ビュビュビュッ!ドクドク!
71: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/12(金) 23:35:10.20 ID:HWDg+bdo.net
海未「―――なんでしょうねあれ。イク前に絶対別の店に行こうって思ってしまう現象。」


キャーキャーワイワイwww

海未「…」

海未(…やっぱり、あまり若い子とはそりが合いませんね。)

海未(終始テンションが高くて…かと思えば急に黙ったりして…ゆとり世代ってやつですかね。)

海未「…野毛あたりで飲み直しますかね。」


――ガラッ

「いらっしゃい!」

海未(煙臭い店内 無骨なお品書き…これこれ、やっぱり私に必要なのはこういう世界ですよ。)

海未「日本酒を。冷で。」

海未「あ゛~~~~~!」顔フキフキ


「――お待たせしました。」

海未「やっぱ若い子は眺めて楽しむものですね…っと、おっとっと。」ビチョビチョ


~第2話 完~
109: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 11:42:33.67 ID:2WsnZpOP.net
海未(…)モニュモニュ

「いかがですか?」

海未「あっ、いえ!おいしいです!」

「それはよかったです。この後雑炊になさいますか?」

海未「あ、はあ、お願いします。」

海未(無駄にお金があるからパチンコなんてやってみたら大当たりしてしまいました…)

海未(せっかくなので、と思いましたが…このスッポン、というものは期待したほど美味しくはないですね。)

海未(なんというか…焼き肉でも食べたほうが精が付く感じです。)

海未(まずいわけではなく、むしろ美味しいんですけどね。若いからでしょうか。)

海未「…」チラ

海未(…ギンギンになるかと思ったらそうでもないですね。まあいいです。)




海未(スッポンを食べて……・…・吉原スッポンポンアタックです!)
110: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 11:47:08.46 ID:2WsnZpOP.net
海未「よし、今回はソープに行っちゃいますよぉ!」

海未「ぶっちゃけ私は本番よりヘルスのが好きなんですけどね。」

海未「おっと、そこの薬局で凄十でも買って飲んでおきましょうか。」

海未「んっ…んっ…それでも本番というのはプレミア感があります。」



海未「…にしても、こういった類の薬品が効いてる!と実感したことはありませんね。」

海未「今度真姫にこっそり頼んでみましょうか。何、にこの逆さ撮りでも渡せば一発でしょう。」
114: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 11:51:52.85 ID:2WsnZpOP.net
海未「ヘイ・タクシー!」

キキッ!

「…どちらまで。」

海未「吉原。」

「…」

海未(…吉原に歩いて行くのは困難です。お店の送迎もあるにはありますが…どこに連れて行かれるかわかったものではないですしね。)




海未「…ふむ、『みるみるみるきぃ』ですか。」

<いかがですか?

海未「あ、いや…」

海未(まずはひととおり歩いてみることが肝要です。)

海未「その上でスマホで情報をチェック、と…」

海未「ふむ…『すずこ』ちゃんご出勤ですか…よさそうですね。」
118: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 11:58:51.73 ID:2WsnZpOP.net
海未(あくまでふらっと来た感を出して立ち寄ります。足元見られたらたまったもんじゃ無いですからね。)

<どうですか?今日は空いてますよ?

海未「総額は?」

<5ですね。

海未「…ふむ…じゃあちょっと見せてもらえますか?」

<はいどーもー!



<本日の女の子はこちらになります!

海未(さすがは高級店…内装もやたらにしっかりしてますね。)

<どうでしょう!この子なんか、みこいちゃん!いい子ですよ!

海未(しかし…明らかに堅気じゃない方が膝まづいて接客してくれる、というのは落ち着きませんね。)

海未「あ、この、すずこさんは…?」

<はい!すずこさんは~…大丈夫ですね!すぐいけます!

海未「じゃあ、この子でお願いします。」

<はい!かしこまりました!
119: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 12:03:19.26 ID:2WsnZpOP.net
海未「ふう…」




海未(誰も居ませんね…平日ですもんね…)

海未(今、ここでお店の人たちに囲まれたらどうなってしまうんでしょうね…)

海未(有り金身ぐるみ全部はがされて…)

海未(こんな場所じゃ逃げられないですしね…街全体が敵みたいなものです。)

海未「…」ギンギン



<お待たせしました。ご案内です。


海未「あっはい!!」ガタタッ
122: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 12:08:47.83 ID:2WsnZpOP.net
すずこ「――よろしくお願いします」ペコリ

海未「あっ、ども…」

海未「…」

すずこ「ん?」


海未(ふおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!なんですかこれ!この人!超絶美人じゃないですかァァァァっぁl!!)

海未(いいんですか?本当にこの人とスケベしてもいいんですか?詐欺とかボッタクリじゃないですよね?)

海未(あー、もう、たまりません!スッポン食べといて良かったです!)

海未(2発、いや、3発はいきましょう!)

海未「ふひひ…」

すずこ「ふふ、どうしたんですか~?」

海未「あ!いや!あんまり美人さんだから驚いちゃいましたよ!」

すずこ「ふふ、そうなんですか。ありがとうございます~」
126: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 12:17:30.91 ID:2WsnZpOP.net
すずこ「――今日はお休みなんですか?」ジャー

海未「あっ、はい。」

海未(この質問、地味にめんどくさいんですよね…休みじゃなかったらこんなとこ来ないでしょうに…)

すずこ「そっか~…」ジャーゴシゴシ

海未「ハハ…」

海未(ん?…なんか…)


すずこ「はい!うがいしてくださいね~」

海未「あっ、ども…ガラガラ…」

すずこ「は~い…」

海未(ん~…口移しで、ってわけではないんですね。)


すずこ「じゃ、お風呂入って待っててね~」

海未(…ちょっとぬるいですね。)
128: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 12:22:50.39 ID:2WsnZpOP.net
すずこ「よいっしょ…と…」

海未(このエアマットを用意するところ、というのはどこか肉体労働的な感じがしてあまりエロくないんですよね。)

すずこ「…」パチャパチャ

海未(あのローションをかき回す仕草にもどこか職人的なものを感じます。)

海未(…そういえばスケベ椅子を作る職人もどこかにいるらしいですね…日本の技術に乾杯です。)


すずこ「はい、じゃあ気をつけて上がってきてくださ~い」

海未「あっはい……うぉっ!!」ツルッ

すずこ「あっ!!」

ドテーン ツツー ゴン!!
130: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 12:30:16.19 ID:2WsnZpOP.net
海未「イテテ…」

すずこ「あ、大丈夫ですか…?」

海未「うう、なんとか…」

すずこ「…ぷ…く…」

海未「…///」

すずこ「あ、いえ、ごめんなさい…ぷ…ふふっ…」

海未(―― 恥ずかしすぎます!)



すずこ「それじゃ…くくっ、うつ伏せになってくださいね。」

海未「あ、はい…」

すずこ「失礼しまーす。」ヌルー

海未「んっ…」
132: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 12:35:44.19 ID:2WsnZpOP.net
――

――――

――――――――

海未「あっ!あっ!私っ!私っ!!」パンパン

すずこ「んっ!あんっ!」

海未「いきますよ!いきますよ!いいですか!?いいですか!?」

すずこ「うん、いいよ!いいよ!」

海未「あーーーー、イクイク!ら、ラブアローシュート!!」

すずこ「んっ!!」

ビュルビュルビュル


海未「ほへえ…」ぐったり

すずこ「ふふ、いっぱい出たね♪」

海未「あ、いえ…へへ」ドヤァ

すずこ「よかったよ~?」ギュッ

海未「ふふ…私もです…」

すずこ「すっごく激しかった~///」

海未「へへへ…///」

ギュッ


海未(さて、それじゃもう一発…)

海未(あ、あれ…?なんか体が固定されて…)
134: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 12:37:42.99 ID:2WsnZpOP.net
海未「あ、あの…えっと…その…」

すずこ「ん~?」

海未「あの、時間、まだあるんで、その…」

すずこ「ん~?」

海未「いや、だから、えっと…」

すずこ「…」乳首クリクリ

海未「ヒャンッ!」

すずこ「ふふ、おもしろーいw」ゴロゴロ

海未「あっ、やんっ!」
136: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/14(日) 12:44:31.43 ID:2WsnZpOP.net
海未「―― 結局、あの後ベッドでゴロゴロしながら手で一発抜かれておしまいでした。」

海未「マットの時点で気づくべきだったんです。明らかにやる気のないことに。」

海未「そうです!そもそもきちんと手をとってくれればあんな醜態は晒さずに済んだはずです!」

海未「こっちは大金を払ってるんです!もっと奉仕すべきです!」

海未「くっ……思い出せば思い出すほどイライラしてきました。」

海未「…はあ、5万あれば何ができたでしょうね…考えてみれば風俗なんて最低の趣味です。」

海未「これを機に卒業しましょう。そうです、もっと建設的なことにお金を―」


歩道橋から見るビルの向こうに夕日がさす。

煤けた、どうしようもない、惨めな欲望の吹き溜まりの街が翳りゆく。

海未「――さよなら、寂れた吉原の街。引退試合にはふさわしい舞台でしたね。」

私はそれに背を向けて歩き出した。








ギンギン

海未「今頃効いてきてどうするんですか!!」

~ 第3話 完 ~
170: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 17:37:22.04 ID:9hoXVUmu.net
海未「ふふふ…」

ガヤガヤ

海未(早めの時間に居酒屋に入り、隅っこの席でお店のHPを閲覧する…至福の時間です…おっと。)

< オマッセシヤシター ゲダシドッフ ト クシヤキモリワッセッスー

海未「どうも」

<ゴユックリドゾー


海未(…この揚げ出し豆腐、当たりですね。カリッと揚がってて、出汁も私好みの味です。)サクサク

海未(昼の喧騒も過ぎ去って、夕涼みにはまだ早いこの時間…半額サービスのお酒が染み渡りますね。)

海未(大した稼ぎがあるわけでもないですが、こうして早めに上がってささやかな幸福を感じられます。)

海未(いいじゃないですか、こんな人生だって。)



海未「…さてと、今日はやっぱりヘルスにしましょうかね、っと…うん、この子なんかよさげです。」

海未「この前は遠慮して失敗しましたからね…今日は景気をつけていきます。…すいませんおかわりください!」

<アーイ


海未「…あ、ども。」ポチポチ

海未「…へえ、絵里、車買ったんですか。」
173: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 17:43:43.83 ID:9hoXVUmu.net
eri>ハラショー!ついに買っちゃった!おかげでボーナスはスッカラカンよ!

hono> わあ~!かっこいい~!今度乗せてほしいな!穂乃果が助手席ね!

maki>結構いい車じゃない。やるわね。バカンス中の真姫ちゃんより。


海未「…」

umi>絵里らしいクールな印象ですね。とても似合っていると思います。


海未「まあ、いつもお世話になっていますからね、このくらいは。」


eri>ありがと!海未は車買わないの?

umi>いえ…なんだかタイミングが合わなくて。


海未「…ボーナス、車、海外旅行…」

海未「…月3回として…」ピッピッ

海未「っ!軽自動車くらい買えるじゃないですか!」
174: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 17:51:04.97 ID:9hoXVUmu.net
海未「…はあ、なんだか急に馬鹿らしくなってしまいました…」

海未(今日は家でセンズリこいて寝ましょう…それだけで1万円以上は貯金できます。)

海未(そしてお金をためて…もっといいことに使いましょう。)


<アリアトヤンシター

ガラガラ


海未「あーあ…結構高くなっちゃいましたね…調子に乗って頼みすぎました。」

海未「今月のお小遣いが残り2万…今ので3千円使って…」ブツブツ

海未「はあ…」

<アハハハハ!

<ブチョー!マダハヤイッスヨー!


海未(…今から飲みに行くんですかね。楽しそうです。)

海未(人の流れに逆らって歩いてると、どうしようもなく孤独になります…)

海未「…はあ。」
177: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 17:57:37.79 ID:9hoXVUmu.net
海未「…」チラ

海未「ん?…オナクラ?」


海未(…そういえば、こういったサラリーマンの街では格安のオナクラが流行ってるようですね。)

海未(ソフトなサービスのお店が多いから若くて可愛い子も多いとか…)

海未(それに、基本的にはおさわりNGですが、嬢の気分次第でサービスが受けられるとか…)

海未(格安のお値段でヘルス以上の満足だとか…)



海未「…ふむ」ムクリ



海未「どれ、後学のために見学だけしておきますか。」
178: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 18:04:39.14 ID:9hoXVUmu.net
海未「…確かにお安いですね。オプションなど付けなければ3Kで収まるところも多いです。」

海未「しかし、ねえ…所詮は手でしょう?」

海未「そんなことならうちに帰ってお気に入りのレズビでも見ながらすじまんくぱぁ!でも使ったほうがマシです。」

海未「はい却下却下。私もヤキが回ったものですね…この前の吉原で調子が狂いましたか。」

テクテク


海未(…3千円だったらさっきの居酒屋と同じですね。)


テクテク


海未(もう一軒飲んだことにすればいいではありませんか。)


テクテク


海未(そうですよ、それに、3千円なら一月で考えたら一日100円計算です!毎日ペットボトルを一本我慢するだけの話です!)

テクテク


海未(来月は出張の手当も付きます。トントンじゃないですか?)


テクテク


海未(そうですよ、わざわざここまで来たんですから、何もしないで帰る方がもったいないです!)

ピタ



海未「決めました――手コキアタックです!」

海未「って、これじゃ私が手でするみたいじゃないですか///もうっ、破廉恥です!」
185: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 18:12:36.69 ID:9hoXVUmu.net
<ハーイドモー

海未(ふむ、さすがに簡素な作りの店内ですね。こういうところでコストを下げているのでしょうか。)

<気になる女の子いたら言ってくださいねー

海未(人気店だと待つこともあるらしいですからね、早く来て正解でした。)

海未「あー…えと、この子なんかは」

<あー…大丈夫っすね、コースはどうなさいますか?

海未(…15分から?短すぎやしないですかねえ…正直遅漏気味の私としては30分はほしいところです。)

海未「スタンダード、30分で。」

<はーい、指名料込みで6千円になりまーす。

海未(予算オーバーですがまあいいでしょう…こういう時に渋ることほどかっこ悪いことはないですからね。)

<それではこちらの待合室でお待ちくださーい。




<お待たせしましたーご案内でーす。

海未「!」ガタタッ!

<禁止事項の確認でーす~~~~~~

海未(はいはい…知ってますよ、裏ではしゃぶってくれるんですよね?)

<それではどうぞー



「はじめまして~♪ 『あや』です~♪」
207: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 19:28:31.56 ID:9hoXVUmu.net
海未「あっ、ども…」

海未( えー…話が違いますよ…若くて可愛い子がいっぱいいるって聞いてきたのに…)


――

――――待合室にて

海未(ふふふ…こんなおままごとみたいな風俗店、私には役不足ですね。)ピクン

海未(どうせ『あや』とかいう子もほんのおこづかい稼ぎのつもりでやってるバイト感覚の嬢でしょう。)ムクムク

海未(百戦錬磨のこの私がこの世界の厳しさを教えてあげますよ。)シャキーン

海未(ほわほわした雰囲気の子でしたしね。軽くイケメンモードで迫れば一発ですよ。)ギンギン

海未(こう見えてもよく嬢からはかっこいい、とかタイプ、とか言われるんですよね。)

海未(写真がやたらと白っぽいのが気になりましたが…楽しみですねえ…へへへ…)

――――

――


あや「階段急だから気をつけてね♪」

海未「はあ…」

海未(やれやれ、お酒も飲んでるし、この子じゃとてもイケそうにありませんよ…)トホホ
209: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 19:32:19.55 ID:9hoXVUmu.net
あや「は~い!こっちで~す!」

海未「はあ…」

海未(まあ、愛嬌はある子ですね。それだけが救いです…)

あや「もしもし、おへやつきましたぁ~」


海未(これ、もう服をぬいでいいんですかね?)

あや「…それで?何しに来たの?」 ストン

海未「え?」

あや「ここに何しに来たの?」

海未「え、その…いや…」

あや「ん?」

海未「あの…だから…テコキ…」

あや「聞こえないよ?はっきり言ってほしいなぁ?」
211: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 19:37:45.16 ID:9hoXVUmu.net
海未(…な、なんですかこの小娘が!客を舐めてるんですか!?)

海未「ぅあ…その……・抜いて欲しくて…」 (いいからさっさとしゃぶりなさい!)

あや「ふ~ん…?いやらしいんだね?」

海未「あ、う…///」

あや「ふふw」 ペチン!

海未「あうっ!」 

あや「えいっ!えいっ!」 ペチンペチン!

海未「ひゃぅっ!」

あや「うわ~wすっごいおっきくなってるねぇ~!苦しくない?」

海未「…っ…苦しい、です…」

あや「じゃあ、脱いでいいよ♪」

海未「はい…」ヌギヌギ



海未「あ、あの…」

あや「えいっ!」 ペチン!

海未「はうっ!!」 ビクン
214: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 19:41:18.51 ID:9hoXVUmu.net
あや「今のがいいの?じゃあずっとペチペチしようか?」

海未「あ、えっと…そう、じゃなくて…グスン」

あや「…」ジッ

海未「うぅ…」グスッ

あや「ふふ、ごめんねwちょっといじめちゃった♪じゃあ…優しくしてあげるね?」

サワッ


海未「ふわぁっ!!」ビクン!

海未(な…!なんですかこれ!触っただけなのに!)

あや「ほらほら♪」コスコス

海未「あっ!耳元で…!!」

あや「声かわいいね~、女の子みた~い♪」

海未「あっ!やっ!!」
218: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 19:43:27.36 ID:9hoXVUmu.net
――

――――

――――――――

海未「んっ!はあっ!!ことりっ!!ことりっ!!」ビクンビクン

あや「イキそう?」

海未「ひゃいっ!いきまひゅっ!いきまひゅっ!」

あや「…」コスコスコスコスコス!!

海未「ふわああああああっ!!」

ビクビクッ!




ギュ

あや「だーめw」
220: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 19:46:03.91 ID:9hoXVUmu.net
海未「へ?え?なんで…?」

あや「まだ時間残ってるよ~、頑張らないと♪」コスコス

海未「あああああ!!!」



ギュ

あや「…」ニコニコ

海未「あ、ああ…」

あや「…」乳首クリクリ

海未「フウンッ!!」ビクッ!


あや「あと20分頑張れ~w」

海未「ひいいいいいっ!!!!!」

――

――――

――――――――
227: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/15(月) 19:53:58.65 ID:9hoXVUmu.net
海未「――― あ、ああ…」

海未「一体何が起きたんでしょうか…指先がまだジンジンしびれてます…」

海未「フラフラしますね…」


海未「…結局、得したんでしょうか、損したんでしょうか…よくわかりません…」

海未「あやさん…///火木シフトだって言ってましたね…///」




海未「――はっ!駄目です!風俗嬢に入れあげるのは一番駄目なパターンです!」ブンブン

海未「…少し休んだほうが良さそうですね…ちょうどそこによさ気な飲み屋もありますし…」

海未「はあ…」

ガラガラ



● 今日の出費
   ・ 最初の居酒屋 3000円
   ・ オナクラ     6000円
   ・ 二軒目      2000円
   ・ 立ち食いそば  650円

           計  11650円


~ 第4話 完 ~
298: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 21:11:10.71 ID:xcR0Fn0s.net
「――どうぞ、ブレンドです。」

海未「あっ、どうも…」ペコリ

海未「ふう…」コクン


海未(うん、これこれ、これですよ。やはりコーヒーを飲むなら喫茶店でないといけませんね。)


海未(商店街の一角、なんとも言えない色のガラスのドアと植え込み、煤けたテーブルと天井…そして、臙脂色のソファ…)


海未(小洒落たカフェなんぞじゃこの風格は出せません――ああ!この泥水のようなコーヒー!)


海未(こんなに静謐に満ちた素晴らしい空間があるのになぜ若者はカフェに行くのでしょうね…大した値段の差もないのに…)


海未(ま、おかげで私はこの店の主になれるのですけどね――それに。)

ペラ


海未「…ふむ 【古今東西ドスケベ人妻大胆告白決定版!】 ですか。」


ズズ…


海未(こうして、置いてある下世話な雑誌を読めるのもこういった店のよさですね。)
304: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 21:22:28.45 ID:xcR0Fn0s.net
海未「なるほど…東北の女の子は高音4拍子で喘ぐのですか…勉強になりますね。」

海未「沖縄の女の子は性に開放的…ふむ。真栄原は確かもう潰されたはずでは…」

海未「…」ズズ…


海未「それにしてもよくこんな破廉恥で、下卑た、荒唐無稽な文章が次から次へと書けるものです。」

海未「まさに水茎の如し…在野の文豪ですね。」

海未「こういった方はバーなんかでも軽妙なトークが出来るのでしょうね。」

――

――――

『まあ、いいだろ。ただここは『まぐわい』に変えたほうがスケベ感が出る。直しとけ。』

『お言葉ですがデスク!まぐわい、よりも『メイクラブ』の方が若者感が出ると思います!』

『ああん!?テメエ若造!東大出だからって調子のってんじゃねーぞ!!』

――――

――




海未(…といったような感じで日々熱い会議が行われているのでしょうね。)

海未(私も彼らのようになりたいものです。)
307: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 21:26:31.81 ID:xcR0Fn0s.net
海未「さて、と…他になにか面白い記事は……ムッ!」

【高学歴でも実はドスケベ?肉食系女子大生 マンデル教授の究極の授業!】

海未「…」ペラ

海未「…」ペラ



海未「――そうか、これだったのですね。」

海未「思えばあの黄金町からずっと、負け続きでした…吉原…新橋…」


海未「あやさん…///」


海未「…はっ!ち、違います!そうではありません!」

海未「どうも私は最近負け癖がついてます!このままではマケミちゃんです!」

海未「ここらで圧倒的な勝ちを拾って自信をつけるのです!」



海未「 素  人  相  手  に  !!!」




海未「そう、今回は―――いざ、出会い喫茶アタックです!!」
312: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 21:34:02.52 ID:xcR0Fn0s.net
海未「――ふむ…これが話に聞く『出会い喫茶』というものですか。」

海未「正直来たことはないのですが…雑居ビルの1フロアにあるというのは他の風俗店と変わりませんね。」

海未「エレベーターで6Fに…あっ、どうぞ…」


「…」

海未(エレベーターに乗り合わせるのって気まずいんですよね…)

海未(同じ目的を共有してる仲間のはずなんですが…)

『こんにちは!このお店は初めてですか?』

海未(なんて聞けるはずもなく、ついつい目を逸らしてしまいます。)

海未(○階押してください、なんて会話も一切無いですよね…まあ、目的なんて一つなんですが。)


ウイーン

海未「…やれやれ、気詰まりな時間でした。」

「いらっしゃいませー、当店は初めてですか?」

海未「あっ、はい。」

「それでは当店のシステムを説明します。~~~~~~~」
315: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 21:40:29.87 ID:xcR0Fn0s.net
海未(…要約すると、ここではオ○コできないようです。)

海未(つまりは単なる出会いの場であり、気が合えばどこへなりと好きに行ってくださいというシステムなんですね。)

海未(その際、入店料と、仲介手数料を払え、と。ふむ…デート成立時にお金を払うのは腑に落ちませんが…)


「――それでは、最後に携帯電話の番号を確認させていただきます…」

prrrrr♪

「はいありがとうございます。こちらが会員カードになります。」


海未(…いい加減にこういった類のカードは電子化してほしいものです。)

海未(以前、穂乃果に『破廉恥坂学院』のスタンプカードを見られた時に大変なことになりましたしね。)


海未(…まあ、あの時はにこの名前でカードを作っていたのでにこの忘れ物だということで、事なきを得たんですが。)

海未(後日、にこに土下座するハメになりましたからね…まったく!)



海未(悔しいので今回もにこの名前で作っておきました。園田に死角なしです!)
322: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 21:44:59.39 ID:xcR0Fn0s.net
海未「男性と女性で入口が違うんですね…私はどちらなんでしょうか…」

海未「まあ細かいことはいいです。今回は男性側ということで。」



海未「―――え、なんですかこれは!!」

海未(薄暗い部屋を取り囲むように通路があって、女の子たちがそこに…)

海未(どうやらマジックミラーのようですが…これではまるで動物園です!)

海未(ひとつ違うのは…観察しているのはオリの内側の私達、というところでしょうか。)


海未(なにより――なんで、こんなに人がいるんですか?)

海未(そこのあなた!明らかに営業中でしょう!そっちのおじさんも!)
326: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 21:51:05.20 ID:xcR0Fn0s.net
海未「…なんだかクラクラしてきます…なんですか、これは…」

海未「ひと頃、セリクラ、というのがありましたが…それよりももっと直接的な感じがします…」


海未「…ふむ…正直…女の子のレベルは……」

海未「う~む……」


海未「…やれやれ、ピクリともしませんね。帰りましょうか…っと!!」

海未(ほう…!いいですねいいですね!今入ってきた子…)

海未(ええと、話したい場合はこのカードを記入して係の人に渡すんですよね。)


「…」スッ

海未(…!エレベーターの…負けられません!) シャシャシャシャッ!


海未「お、お願いします!」

「…」ガクッ

海未(ふん、早い者勝ちですよ…さて、勝者は別室でお話ということですが…)



海未「――ここで待て、と言われましたけど…もうここでしゃぶってもらいたい気分です!」ギンギン
329: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 21:55:27.99 ID:xcR0Fn0s.net
「…あの~、しつれいしま~す。」

海未「あっ!」ガタタッ!

「わっ、大丈夫ですか?」

海未「あ、いえ…ははは…いや、その…すごく可愛いから驚いちゃって…」

「え~?ありがとうございます~♪」

海未「えっと、それで…その…」

「?」

海未(ここで割り切り、と持ちかけるといわゆる…アレだと聞きましたが…どうも切り出しにくいですね…)

「…ふふっw」

海未「あ、あはは…」

「ね、ごはん食べました?」

海未「あ、いえ、まだ…」

「じゃあ一緒に飲みに行きませんか?軽く一杯!」

海未「え…あ、はい!それじゃ行きましょうか…えっと…」



「 『りほ』 でいいですよ♪」
335: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 22:03:19.25 ID:xcR0Fn0s.net
――

――――

―――――――

海未「あはははは!それでですね!散らばったSMグッズを女王様が…」

りほ「あははは、本当ですか?それ~。」

海未(りほさん…すっごくいい子ですね…可愛くて、気配りができて…まさに天使!まじえんじぇーです…)

りほ「そろそろ行きます?――あ、まいったな…細かいのないかも…」

海未「いいですいいです!私が払っときますって!」

りほ「え、ダメダメダメダメ!ダメですよぉ!」

海未「いいんですいいんです!」グイッ

りほ「…すみません、ありがとうございます。」

海未「それじゃ、これ、カード一回で!」



海未(なんてね、これも策略のうちですよ。負い目を作らせておけば逃げにくくなるでしょう?)
341: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 22:08:19.89 ID:xcR0Fn0s.net
海未「――ふう、さて、とそれじゃ…」

りほ「ごちそうさまでした!」ペコリ

海未「え、」

りほ「私、こっちなので…今日は楽しかったです!」

海未「え、いやいやいや!ちょっと!ちょっと待って下さいよ!」

りほ「?」

海未「その…えっと…もう少し、ね?」 クイックイッ (ホテル街の方を示す)

りほ「え~…でも…」

海未「ねっ!頼みますよ!もうほんと!好きなんです!好きになってしまったんです!」

りほ「う~ん…」

海未「ほら、こんなとこにいたら人に見られちゃいますしね!ね!」

りほ「じゃあ…タクシー代出してくれるなら…」

海未「…は、はい!いくらですか?」パアア


りほ「ここからうちまでで…このくらいかなあ…」指二本スッ

海未「はいどうぞ!」 二万円スッ
345: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 22:11:45.22 ID:xcR0Fn0s.net
――

――――

―――――――

海未「ハアハア…こ、ここまで来たらもう引き返せませんよ…」

りほ「はい、上着とカバンもらいますね。」

海未「あ、どうも。…一晩中たっぷりと私の名刀で…」

りほ「おふろいれちゃうねー♪」

海未「あ、すみませんね、気を遣っていただいて…」

りほ「ちょっと待っててくださいねー。」

海未「はあ、じゃあテレビでも。」ポチッ

~~~♪


りほ「――おふろどうぞー。」

海未「はーい。」
349: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 22:14:11.06 ID:xcR0Fn0s.net
りほ「はーい、後ろ向いてくださーい。」

海未「はーい。」クルッ

りほ「じゃあこれでうがいしてね~」

海未「ガラガラガラ」 ペッ

りほ「わたしも…ガラガラガラ」

りほ「はい、流し足りないとこ無いですか?」

海未「あ、大丈夫です。」

りほ「それじゃ、先にあがっててくださいねー。」

海未「はーい。」











海未「―――――あれ?これ…いつもと一緒じゃないですか?」
354: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 22:17:34.07 ID:xcR0Fn0s.net
――

――――

―――――――

海未「はあっはあっ!!凛!凛!」パンパン

りほ「おねえちゃんっ!海未おねえちゃんっ!」

海未「り、凛…!イキますっ!…うっ!!」ドクドク

りほ「にゃああ…」







海未「――ほへえ…」

りほ「えへへ、気持ちよかった~♪」

海未「そ、そうですか?」

りほ「うん!相性いいのかも?」

海未「ま、まあテクが違いますからね、テクが!」
355: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 22:20:11.65 ID:xcR0Fn0s.net
りほ「ね、LINE交換しよっか?」

海未「…え?」

りほ「あれ、やってない?LINE。」

海未「あ、その…」

りほ「?」

海未「いえ、こういうのはここだけの関係にしときたいなと思って…」

りほ「…ふ~ん?そっか。それじゃ、また会ったらよろしくね!」

海未「あ…」

バタン



海未「…これで、よかったんですよね…」




海未「時間、まだ1時間半も残ってますね…」
358: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 22:26:15.33 ID:xcR0Fn0s.net
――

――――

―――――――

海未(――なんででしょうね。連絡先を聞かれた時、突然怖くなってしまって…)

海未(お金を挟まない関係になる、そのことへの躊躇、とでも言ったらいいのか・・言い訳ができないことへ恐怖、でしょうか…)


海未「…はあ、なんだか…いつもよりずっと自分が汚れてしまった気がします…」

海未「おそらく彼女もどこかのお店の嬢だったのでしょうが…それでも人を買った、という罪悪感が拭えません。」

海未「やってることはいつもと同じなのに…なんでですかね。」




海未「こういうのは――私には向いてないみたいですね。」


ポケットから出会い喫茶の会員カードを取り出して見つめます。

私は指先に力を込めるとそれを――一気に引き裂きました。
368: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/17(水) 22:33:02.32 ID:xcR0Fn0s.net
海未「…」

紙くずをコンビニのゴミ箱に乱暴に突っ込むと どっと疲れが襲ってきました。

海未(――疲れた。)


喧騒はいいです。私の身を隠してくれる気がするから。


海未(――ああ、あの喫茶店、まだやってるんですね―)


薄ぼんやりとしたオレンジ色の明かり。正直、今はお酒よりコーヒーのほうがありがたいです。


海未(少し、休んでいきましょうか――)

カランカラン


海未「ブレンドを―― 思いきり濃くしていただけますか?」

店員さんの返事も待たずに肘置きの擦り切れたソファに身を沈めます。


海未(ああ、もう―なにやってるんでしょうね、私は――)


~ 第5話 完 ~
447: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 18:02:21.41 ID:UDHi8z9q.net
海未「――グビッ…グビッ…ほう、サッポロも意外といけますね。」

海未「私はキリン派なのですが…気候のせいでしょうか。」

海未「っと…肉もいい感じに焼けて…」 ハムハム


海未「…グビッ…グビッ……っくぁ~~~~~~~~っ!たまりません!」

海未(ジンギスカンなんて焼き肉の下位互換だと思ってましたが…これは私の不明を改めるべきですね。)


<ナマラウメー!  <ハハハ! 


海未「…」

海未「あっ、すいません。ビールおかわりで。」



「はいどうぞー」スッ

海未「――あっ、ども。」


<オメーマダクウノカヨー! <ラーメンイクベ!ラーメン!


海未(あそこの学生うるさいですね…)モグモグ
449: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 18:12:29.50 ID:UDHi8z9q.net
海未(…よくテレビなんかで田舎の人と飲み屋で仲良くなる、なんてありますけど…)

海未(あんなの滅多にありませんよ。普通は知らない人が馴染みの飲み屋にいたらなんだこいつ、って思います。)

海未(音ノ木もよく『人情あふれる土地』だなんて紹介されますけど…人情ってのは社交的とはまた違いますからね。)

海未(ま、少なくともカウンターにへばりついてる私のような酔客に好んで声をかける人もいないでしょう…)


<エ?マジスカ!オジサンオレンチノチカクジャナイッスカ! <ウケルー!

<エ、イヤイイデスッテ!ホント!ワルイデスカラ! <アザーッス!



海未「…」


海未(…いけませんね。ひがみっぽくて。)


海未「あっ、ごちそうさま。お勘定お願いします。」

海未「――ひい、ふう…はい、これで…どーもー。」


海未「やれやれ、せっかく広大な大地に降り立ったのです。小さくなっていてどうするんですか。」


海未「さあ、栄養補給も済んだし! 気を取り直して


   ――すすきのアタックです!」
452: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 18:23:36.21 ID:UDHi8z9q.net
海未「――はあ、随分とまあ…思ったよりも栄えているのですね。」

海未「あ、ここは映画で見たことがありますよ。かの有名な大交差点です。」

海未「ネオンが向こうよりも鮮やかな感じがします…空気が澄んでいるからでしょうか?」


海未「…ぷっw結構いきなり風俗店が出てくるんですね…」

海未「このごった煮感は歌舞伎町のようですが…道路が広いせいでしょうか、あそこほど閉塞感はないですね。」

海未「どこか爽やかな感じさえ受けます…面白いですね。」



海未「――さて、余裕ぶって歩いてみましたが…正直、すすきのは初めてです…」

海未「とはいえ、ここで焦ってはいけません。たかが一発、されど一発です。道産子娘に勝利して凱旋しなければ…」




海未「…考えられるのは…案内所、ですか」
454: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 18:36:27.22 ID:UDHi8z9q.net
海未(正直、案内所にはあまりいい思い出はありません…)

海未(希望通りの店を紹介してもらえれば良い方で、大体はどうしようもない場末の店に連れていかれますからね…)

海未(考えてみれば当たり前です。いい店は広告を打たなくても客が来るのですから。)

海未(お上りさんだということを見ぬかれて足元見られるのがオチです。やれやれ…)

※ 個人の感想です。




海未「だとすれば…全国展開してるメジャーなグループのお店に行くべきでしょうか。」

海未「…ふむ、確かにそれは安牌ですが…」





海未「…いや、せっかく北海道にいるのです。マクドナルドの安心感は捨てて、ラッキーピエロに行くべきでしょう。」

海未「とはいえ…土地勘のないこんな場所では…」
455: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 18:43:46.37 ID:UDHi8z9q.net
<サッ、ドデスカオアソビノホウハ!

海未「あ、いえ…」


海未(――そういえば、昔穂乃果達と遊んでいる時に、風俗街に迷いこんだことがありましたね。)

――

――――

―――――――

ことり「ど、どうしよう…なんか、まわり変なお店ばっかりだね…」ビクビク

海未「大丈夫ですよことり、きっと帰れますから」 ギンギン

穂乃果「むう~…でもゴチャゴチャしてて道がわかりづらいよ…あっ!」

ことり「ど、どうしたの!?穂乃果ちゃん!」

穂乃果「あれ見て!『案内所』だって!あそこで駅までの道教えてもらおう!」

ことり「えっ!ほ、穂乃果ちゃん待って!あれは多分…!」

海未「ほ、穂乃果!待ちなさい!」 ギンギン

穂乃果「遠慮しなくて大丈夫だよ!紹介所って書いてあるくらいだし!」

海未・ことり「穂乃果(ちゃん)ーーーーーーーー!!」 ギンギン

―――――――

――――

――
459: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 18:50:51.77 ID:UDHi8z9q.net
海未「…ふふ。結局穂乃果が大騒ぎしたおかげで近くのおじさんが道を教えてくれたんですよね。」

海未「…それもまた人情、ですかね…」


<こんばんは~、どこ行くの?

海未「はい?」

<キャバ?ヘルス?ソープ?

海未(やれやれ…客引きですか。バカバカしい…相手にするだけ時間の無駄です。)

スタスタ

<まあまあまあ、ちょっと、話だけでも聞いてみてよ!

海未「…」

<どう?ここなんてね、まだ10代の子ばっかなんすよ?お兄さん?お姉さん?ロリ系とかどうすか?

海未「…ロリ系。」ピクン

<おっ、好き?好き?じゃ、まあここはマジオススメっすよ!

海未「…」




海未(…人情、ですか…)
465: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 18:58:25.85 ID:UDHi8z9q.net
<東京の人?いや~、じゃあいい思いして帰ってもらいたいわ!ね!ね!絶対後悔させないから!

海未「…」

<…ここだけの話ね、マジ見た目○学生なんすわ。 

海未「なっ…そんなバカな…」

<いやマジマジ!ねっ、予算いくら?…そんだけあれば余裕っすよ!ホントに可愛いから!せっかくここまで来たんだから!


海未(そんな…いや、でも…)

海未(…)


海未(もしかすると…こういった地方ではその土地なりのルールがあるのかもしれませんね…)

海未(都内ではありえない、と思えるようなことも、もしかすると…)

海未(とくにすすきのは若くて可愛い子も多いと聞きますし…)

海未(…)

海未(北海道広い→女の子沢山→働く場所ない→高校卒業したらみんなすすきのに来る→グヘヘ…)

※勝手な偏見と妄想です


海未「ふむ、それじゃあ、まあ…」

<あざーーーーーっす!!
466: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 19:04:21.47 ID:UDHi8z9q.net
海未「――なんですか、ここは…」

海未(雑居ビルまで連れて来られて…てっきり下の店舗に行くのかと思ったら…脇の小さな階段を登らされて…)

海未「しかし、ボロいとこですね…壁紙も剥がれかけてるし…どんな格安店なんですか。」

海未(…しかし、2万ちょい払ったんです。これは知る人ぞ知る秘密のお店というやつではないですかね?)ワクワク

海未(だとしたら表に看板が出てないのもうなずけます。ふふ、園田の血がたぎりますね。)ギンギン


<はいおまたせしゃーしたっ!

海未「はい。」スッ








<それではどうぞ!『よしの』 さんです!


よしの「ど~も~ww」ヒラヒラ


海未「えっ」 ガタタッ!
470: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 19:10:23.73 ID:UDHi8z9q.net
よしの「――へー、ジンギスカンうまかったっしょー。」ゴシゴシ

海未「はあ、まあ…」

よしの「何、出張?」ヌルヌル

海未「はあ、まあ、一応…」

よしの「どした?疲れてる?」ヌルヌル

海未「ええ、少し…」ゲンナリ

よしの「そっかー、ま、でもここは元気みたいじゃん?」サワッ


海未「ひゃうんっ!」ビクッ

よしの「きゃっ!…ちょっと感じすぎーw」

海未「は、はは…」







海未(ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!騙されたああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!)
475: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 19:15:54.25 ID:UDHi8z9q.net
海未(○学生?確かにそうかもしれませんよ!! 首 か ら 下 は ね !!)

海未(くっ…!一生の…一生の不覚…っ!!!)

海未(なぜ私は客引きについていくなんて馬鹿な真似を…)

海未(慣れない土地で舞い上がっていたのでしょうか…普段なら絶対しないのに…)




よしの「ん~?」クリクリ

海未「ふっ…んっ…!」

海未(…くっ…だけど…だけど…悔しいけどテクはすごいです…!)


よしの「あはは、じゃあ流すね~」ジャー

海未「…」


海未(なんでしょうね、この微妙に適当でやさぐれた感じ…だけど小慣れててうまいのがまた…)

海未(違うんですよ…私がすすきのに求めたものはこうじゃないんですよ…)
477: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 19:23:19.16 ID:UDHi8z9q.net
『――は、はずめますて!お、オラ一生懸命がんばるズラ!』

『き、気持ちいいズラ?…へへへ、嬉しいズラ…』

『ふわあっ!お、お客さんのテクすごいズラぁっ!!』

『―ごめんなさい、オラばっか気持よくなってしまって…』

『やっぱり東京の人はかっこいいズラね…オラもいつか東京さ行ってアイドルになるのが夢なんズラ…』

『え?こんな…ダメズラ!怒られるズラ!え、夢を応援させてくれって?…あ、ありがとうございまズラ…』



・・・………――ハナチャーン!ゴシメイダヨー!

『はーい!へへ、あの時のお客さん…花は頑張ってるズラ…いつか、また会えたら…』





海未(――――ってこういう道産子純朴娘との触れ合いを期待していたんですよおおおお!!)
480: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 19:29:23.84 ID:UDHi8z9q.net
海未「あー!もうっ!絵里っ!絵里!」 パンッ パンッ

よしの「あっ、うんっ!」

海未「いきますよっ!ラ、ラブアローシュート!」 ドビュルルル

よしの「…ハラショー…」

――――――――

――――

――



海未「…はあ。予想とは違いましたが…気持ちは良かったです…」

海未「さっきの客引きに文句を言おうかとも思いましたが…良かったんだからこれは一応勝利、ということなのでしょうか…」

海未「…はあ。」

カサ


海未「…ん、さっきの子がくれたキャラメルですか…結局、おすすめのお店やおみやげも教えてくれましたね…」

海未「ロリではなかったですが…面倒見の良いいい子だったのかもしれませんね…」パク



海未「ヴえぇ!?」
482: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/20(土) 19:37:49.63 ID:UDHi8z9q.net
海未「な!なんですかこれ!キャラメルじゃない!」ペッ

海未「…いやキャラメルですね…しかし先ほどはジンギスカンのような…」



海未「ぐっ…さすがは試される大地…一筋縄ではいきませんね…」

海未「はあ…もうホテルに帰りましょうか…もう旅行の予算もないですし、今回のことはいい勉強代だとおもって…」


ピタッ


海未「…すごいですね。このビルは全て風俗店なんですか…」

海未「…」ムクリ


海未(職場への土産は…詰め合わせで…上司へは…みんなと同じものでいいですね…)

海未(お父様とお母様には…お酒は健康に悪いですから簡単なお菓子にしましょう。)

海未(穂乃果達には…行くことを伝えていないメンバーはいいですね。)



海未「……よしっ!まだまだいけます!」

ウイーン

<ラッシャッセー


海未「あ、写真見学いいですか?」


~ 第6話 完 ~


※北海道在住の方ごめんなさい。全てはうみみくんの偏見です。
554: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 22:53:25.45 ID:kJ5q03yj.net
海未「――やれやれ。まだ8時半ですか…」

朝の儀式が終わり、一息ついてから見たテレビに表示された時刻にウンザリします。

海未(今日は用事がありますが…この時間にぶらぶらしてるのは体裁が悪いんですよねえ…)

海未「先日など、せっかくゴミ出し中に愛らしい女子中学生に挨拶されたというのに…」

海未「どうも不審者には自分から挨拶するように躾けているようではないですか。まったく…人を見たら不審者と思え
とは…時代の変化ですかねえ。」

ズズズ…


< 次は埼玉県の主婦 Aさんのお悩みです。


海未「…よく朝から女性の月経についての特集など流せるものですね…破廉恥な…」

海未「そもそも、この時間帯の番組は主婦層だけに特化しすぎですよ…ズズ…」

海未「夫が発達障害なんじゃないかとか…学校の先生がおかしいとか…朝はもっと軽い話題にしてほしいものです。」

海未「…ふう、商店が開く時間までネットでもしますか。」 

ピッ



海未「ふむふむ…」
558: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 22:58:57.43 ID:kJ5q03yj.net
海未「…ふむ、なるほど…」ムクリ

海未「ほうほう…」 グググ

海未「へえ、よさげじゃないですか…」 シャキーンペシーン


海未「…」シコシコ


海未「…」シコシコ




海未「…っと、待ってください!危ない危ない…嬢の紹介画像で抜いてしまうところでしたよ…」

海未「ま、今日は行く予定はないですけどね。万が一、もしかして、ということがありますからね。一番搾りはとっておきましょう」ギンギン


海未「さて、と…時間は…」


海未「――えっ!?もう11時なんですか?」

海未「あわわ…急いで支度しないと!」
561: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 23:07:58.32 ID:kJ5q03yj.net
――

――――

―――――――

海未「意外に早く用が済みましたね…ま、平日ですし。」

海未(さて…それにしてもこの万能感!まだお昼前…つまりこれから半日以上何をしても自由です!)

海未(いつも行列しているあのお店だって!あの施設だって!全然待たずに行けちゃうんですよ!)

海未(ふふ…あくせくと働く皆様ご苦労さまです!今日はずっと私のターンですよ!)









海未「―――って言っても、結局自分の好きなものを食べちゃうんですけどね。」

海未(以前は昼から酒を飲むこともありましたが…結局酔ってしまってその後がしんどいんですよね。世間の目も痛いですし。)

海未(…ですが、こうして昼間の飲み屋街を歩くのは好きです――)

海未(人気もなく、どこか物悲しいこの雰囲気…孤独に浸るには最高ですね。)
565: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 23:15:12.72 ID:kJ5q03yj.net
海未「ふう…さて、と。惣菜でも買って帰りますかね…ん?」


海未「不自然に大きなカバン…早足でどこかに電話…近くにはホテル街…はっはーん。」

海未「Q・E・D…デリ嬢ですね。」

海未「ふむ…」ムクリ



海未「ま、どうせ帰っても、今日はやることがないわけです。」



海未「同じデリなら…気持ちいい方のデリを選びましょうかね。」


海未「…」 ポチポチ

海未「あっ…すいません…はい…はい…いえ、初回限定コースで…はい…」

海未「えっ?携帯番号ですか…?はい…はい…」




海未「…決めました!少し強引な流れですが…デリヘルアタックです!!」
566: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 23:21:35.96 ID:kJ5q03yj.net
海未「と言っても…厳密にはホテヘルです。家に呼ぶのはさすがに抵抗ありますしね。」

海未「デリ嬢はいいですね…若くて可愛らしい子が多い…」

海未「おそらく店舗に入らないからハードルが低くなるのでしょうかね、ま、その分プロ意識のかけらもない地雷もいますが。」




海未「――今回は吟味を重ねて良さそうな子を選んだおかげで待ち合わせの時間は17時…今は14時…」

海未「何をしましょうかねえ…」


海未(パチンコ…いや、やめときましょう、約束の時間までに当たったらどうするんですか?)

海未(ショッピング…別にほしい物も…というかこれから万単位の支払いが待ってるのに何も買う気には…)

海未(映画…?やめときましょう、絶対暗い中で抜きたくなります。)



海未「…やれやれ…風俗の待ち時間を有効に過ごす方法があったら教えてほしいものですよ…」 ハア

海未「ま、アテもなくぶらぶらしますか…」
573: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 23:32:29.10 ID:kJ5q03yj.net
海未「――ふふふ…指定された時間の5分前!社会人の常識です!」

海未「結局、一番楽しいのはこの瞬間なんですよね。あれこれ想像して一喜一憂する…ソシャゲのガチャが儲かるわけですよ。」

海未「…さて、と。一応店には服装を伝えておきましたが…」



海未(――んなっ!まさかあのゴリラのような……違いましたか) ホッ


海未(うわ…あれはないですね…………セーフ!) フウ


海未(遅いですね…)




?「――あのっ!すみません!矢澤さんですか?」

海未「え?ああ、はい!そうです!」

?「ごめんなさい!遅くなって!すみませんでした!」 ペコペコ

海未「あ、いえいえ」

海未(…やりました!!!大当たりです!!)



海未「――よろしくお願いしますね 『そら』さん。」
582: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 23:39:34.66 ID:kJ5q03yj.net
――

――――

―――――――

そら「矢澤さんはうちのお店は初めてですよね?」

海未「ええ、まあ。」

そら「それじゃ最初に説明しますね。うちは本番無しで~~~~」

海未「はいはい。」

そら「ちょっと!聞いてます?」

海未「ええ、もちろん大丈夫ですよ。お店のHPで確認しましたからね。」ニコッ

そら「本当かなあ…まあいいや。それじゃお風呂入りましょうか?」

海未「はいはい。」

そら「それじゃ、ちょっと待っててくださいねー。」トットット



海未「ふう…しかしなんですかね。この繁華街によくあるタイプのベッドしかない部屋…」

海未「デリ専用です、って言ってるようなものじゃないですか。」

海未「満喫の方がまだマシですよ…ま、マンはキツイほうがいいですけどね」ニタァ
589: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 23:44:15.92 ID:kJ5q03yj.net
シャワアアアア

海未「そらさんはこのお店長いんですか?」サワサワ

そら「えっ、いや、まあ…1年位かな?」

海未「ほう、随分と若そうですが学生ですか?」クチュクチュ

そら「んっ…いや、まあ…そんなような…あっ///もう!」

海未「へえ、いいですね。若いうちはしっかりと勉強して下さいよ。」クチュクチュ

そら「ひゃんっ…///も、もう!はい終わり!先に行って待っててください!」

海未「おっと…」
592: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 23:50:02.59 ID:kJ5q03yj.net
そら「――それじゃ失礼しますね。」

海未「よろしくお願いします。」ギンギン

海未(こんな時にも挨拶してしまうのは日本人ですね…ま、奥ゆかしい美徳です。)


そら「はむ…んちゅ…」

海未「…」

そら「んっ…ちゅぱ…」

海未「…」

そら「ちゅう…ふっ…んっ…」

海未「…」






海未(――どうしましょう…一生懸命やってくれてるのはわかるのですが…)


海未( ド  下  手  で  す  !!)
596: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 23:52:31.52 ID:kJ5q03yj.net
そら「ぺろ…ちゅぱ…」

海未(うーん…)

海未「…」クリッ


そら「っ!!」ビクッ

海未(お?)

そら「ちょ、ちょっと!それは…!」

海未「…」クリクリ

そら「ちょ!あ…!もうっ!だめ、だってば…!」

海未「…」



海未 ニタアアアアアアア
597: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 23:55:20.98 ID:kJ5q03yj.net
――

――――

―――――――

海未「ほらほらにこ、こうですか?これがいいんですかぁ?」クリクリ

そら「やっ!ちょっ!ヤバイってば…!」

海未「こんなになってますよ?音聞こえてますか?」クチュクチュ

そら「ちょっ…!んっ…!」

海未「ほら…もうしちゃいましょうよ…ね?」ニヤアアアア

そら「え…それは…」

海未「ほらほら!」

そら「や!んっ!!」

海未「…ね?」

そら「うう…」




そら「…うん…じゃあ今度!今度もう一回指名してくれたらその時はするから!」

海未「本当ですか?」

そら「うん!絶対!約束するから!」

海未「やれやれ…それじゃ絶対ですよ?」

そら「んんんっ!!」
600: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/23(火) 00:01:22.69 ID:ZgkpwnIl.net
――

――――

―――――――

海未「結局あの後イケませんでしたが…たっぷりと若い体を楽しませてもらいました。」

海未「さすがに悪いと思ったので一杯くらいおごってあげましょうかと持ちかけたのですが…断られてしまいましたね。」

海未「生真面目で小心者っぽい子だったのでうまくすればセフレにできるかと思ったのですが…まあいいでしょう。」



海未「さて、と…もう一度彼女を指名して、今日こそはしっぽりといかせてもらいますかね♪」

trrrrrrr


海未「あっ、もしもし…はい、はい…120分コースで…はい、そらちゃんを…」

海未「えっ?予約でいっぱい?はあ、そうですか…それじゃまた…」



海未「やれやれ、少し遅かったようですね。」
606: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/23(火) 00:04:05.27 ID:ZgkpwnIl.net
――別の日

海未「ふふっ、今日はトイレと偽って開店時間5分前に抜け出してきました!」

海未「3、2、1……よし!電凸アタックです!」


海未「…はい…はい…そらちゃんで…」


海未「ええ!?また予約が入ってる?そんな…」

海未「はあ…わかりました…」




海未「…妙ですね…開店してすぐに予約で埋まるとは…?」
614: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/23(火) 00:10:10.33 ID:ZgkpwnIl.net
海未「…非通知でかけてみましょう。」

trrrrrrrrrr

海未「はい…はい…そらちゃんで…あっ、大丈夫ですか?はい…」

海未(どういうことですか!普通に予約が取れるじゃないですか!)



海未「あっ、番号ですか?123の…」


海未「えっ!?そんな!?たった今予約が入った?そんなバカな!」

海未「…いえ…はあ…それじゃ別の子を…えっ?予約でいっぱい!?」

海未「はあ…それじゃ、別の日に…はあ…」

ガチャ


海未「…なるほど…そういうことですか…」

海未「なんで…なんでですか!気持ちよさそうにしてたじゃないですかあ!!」

海未「規約違反ですか?店外デートの誘いがまずかったんですか?そんなっ…ありえない!こんな…こんなことって…!」

海未「くっ…!こうなったらプリペイドケータイを用意して…!」


ゴンゴンゴン!!

<園田ー!さっさと戻ってこいー!! 園田ー!!

海未「ヒッ!」


~ 第7話 完 ~

正直ネタ切れ
715: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 19:23:01.25 ID:0SZfbPVg.net
ガタンゴトン…

海未(やれやれ…たった数分の遅延でこの有り様…)ギュウギュウ

海未(たまったものじゃありませんよ…学生も多いし…)

ポヨン

海未(オホウッ!?) 

海未(ま、まずいです…とりあえず両手をあげて誤解されないように…) ピク…

「…」 チラッ

海未(ち、違いますよ…私は痴漢じゃありませんよ…?)ムクムク

ガタタン!!

「キャッ!」

海未「おっと!」ガシ

「あ、す、すみません…」

海未「あ、いえ…」 ギンギン

ガタンゴトン…
717: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 19:34:40.69 ID:0SZfbPVg.net
――

――――

―――――――

海未(はあ…心臓に悪い時間でした…)シコシコ

海未(女性専用車両、というのも頭ごなしに批判するべきでないかもしれませんね…)シコシコ

海未(その場合、男性専用車両もほしいですね。)シコシコ

海未(それにしてもあの感触…い、いえ!これは…その…手があたっただけです!あたっただけ!不可抗力です!)シコシコ

海未(…)シコシコシコシコ


海未「 う (弘兼憲史風) 」 ドピュ



海未「――そばで。」 スッ

海未「…やれやれ、エネルギーを使ったせいでお腹が空いてしまいましたよ。」

海未「あ、どうも…」サッサッ

海未「ふむ…よく絶賛する人がいるから食べてみましたが…このコロッケそばというものはイマイチよくわかりませんね…」ゾズズ

海未「しかし、ねえ…」ゾズズ

海未「ふーっ、ふーっ…あそこで痴漢です、と一声言われたら人生終了なんですから…」グビ

海未「…そのスリルがたまらないんですかねぇ…」モグモグ



海未「…ふむ」ムクリ
725: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 19:47:36.71 ID:0SZfbPVg.net
海未「――と、いうわけで痴漢イメクラアタックです!!」

海未「世の中には時間で契約して本物の電車で触れる店もあるようですが…あまりにリスキーですしね。」

海未「ま、こんな店舗で欲望を満足させるのが平和でいいんですよ。フィクションと現実をごっちゃにしてはいけません。」

<ハーイ ゴヨヤクノオキャクサマッスカー

海未「ああ、いや…見学で。」

<アーイ! イマチョウドカワッタバッカッスヨー

海未「ほう…」

<イカガッスカ コノコナンテ?

海未「ふむ…」

<イイコナンスヨー マジデマジデー

海未(ううむ…店員が異常に推す子っていうのは2パターンあるんですよね…)

海未(一つは本当にオススメの子、もう一つは…まあ、どんな商売でも在庫を捌きたいのは当然ですからね…)

< マジカワイーンスヨ ンット オスッメッスヨー

海未(…)



海未「じゃあこの子!痴漢40…いえ、60分コースで!」

<アザーッス!!
728: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 19:54:32.47 ID:0SZfbPVg.net
ガタタン~~~♪

海未「ほうほう…凝ってますねぇ…電車の音なんて流したりして…」

海未(にしても、一人で部屋に向かい、一人でシャワーを浴びるというのはなんとも寂しい感じがします。)

シャー

海未(念入りに洗って、消毒しないとサービスが受けられない、ということでしたが…そんなのどこで見てるんですかね。)

海未(…ま、自分から不利になることもないでしょう。)ゴシゴシ

海未「…ん。」 キュッ


海未「さて、このドアの向こうにもういるんですよね…最初に女の子の顔を見ないというのも…なかなか興奮しますね。」

海未「失礼しますよ…」ギンギン

ガラッ


?「…」

海未(おおおおお!後ろを向いていて顔をわかりませんけど…これは美女です!美女ですよ!)
730: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 19:58:17.93 ID:0SZfbPVg.net
海未(…ここでよろしくお願いします。なんていうのもおかしいですよね…)

海未「…」サワ

?「んっ…」ピクッ

海未「…」サワサワ

?「…あの、ちょっと…」

海未(おお…いい感じです…)

海未「…」モミモミ

?「ん~~!」バッ

海未「おっと…」


海未(しかし…向こうは制服だというのにこっちが裸というのも妙ですね…ま、制服の肌触りが気持ち良いですけど)ギンギン

海未「…感じてるんでしょう?」ボソ

?「…っ!!」ビクッ


海未「素直になりましょうよ―― ゆりか ちゃん。」
737: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:03:37.71 ID:0SZfbPVg.net
ゆりか「ちょっ…やだ…」

海未(いいですねえいいですねえ…こういうのはリアルであればあるほど燃えるんですよねえ…)

ゆりか「…」

海未(イメクラ3バカというのがいます。1つ、コスを脱ぐバカ 2つ、プレイの趣旨を理解しないバカ 3つ、このコスの仕事してるんですか?と聞くバカ。)


ゆりか「いや、ちょっとほんと無理なんで…」


海未(それを踏まえるとこの子の反応は実に…)


ゆりか「あの…」


海未(さて、そろそろ横になって…)





ゆりか「あの、痛いんですけど。」
742: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:09:16.19 ID:0SZfbPVg.net
海未「えっ」

ゆりか「ちょっと無理です。こんなにやるなんて聞いてません。」

海未「え、いや…その…ごめんなさい。」

ゆりか「…もう少し優しく触ってくれませんか?」

海未「あ、はい…」サワサワ

ゆりか「ふう…」

海未「あ、あの…どう、ですか?」

ゆりか「…普通かな。」

海未「そう、ですか…」シュン


海未(…とほほ、相手に気を遣う痴漢なんて聞いたことないですよ…)

海未(不感症なんですかね…とりあえずクリを…)

ソロソロ



カサッ

ゆりか「ごめん、私今日下はダメ。」

海未「   」
745: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:11:25.22 ID:0SZfbPVg.net
――

――――

―――――――

ジュポジュポ

海未「あっ!あっ!花陽!花陽ぉぉぉ!!」

ゆりか「…」ジュポジュポ

海未「だ、誰か!ダレカタスケテー!!」ビュルルルル

ゆりか「…んっ、ちょっと待ってて…」 フキフキ
748: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:13:51.26 ID:0SZfbPVg.net
海未(…どうしましょう…プレイが終わってから、ゆりかちゃんがずっと床を見つめています…)

海未「えと、あの…」

ゆりか「…」

海未「ほら!このスマホファミコンができるんですよ?やってみませんか?」

ゆりか「え…いや、いいです…」

海未「あ、そうですか…」

ゆりか「…」爪イジイジ

海未「…」

ゆりか「…」

海未「…」

――

――――

―――――――
757: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:22:31.59 ID:0SZfbPVg.net
海未「――はあ。運が悪かったんですかね。モデルみたいな美人さんだったのに…」

海未「まあ、プレイとはいえ…痴漢のまね事をされるのなんてあまり気分のいいものではないでしょうね…」

海未「今回は虫の居所が悪かったんだと思って諦めましょう…」

海未「…今日は飲まずに帰りますかね…何をやってもうまくいかない気がします…」


ピッ ウイーン

海未(あっ、電車が来てますね…走れば間に合いそうです。)

海未「…っ!」

タッタッタ


海未「あっ!」ガタタッ


ウイーン ガション


海未「ふう、ギリギリセーフですね…ん?」

車内の目「…」ジーッ

<お客様にお願い申し上げます 無理な駆け込み乗車は自己の原因となりますので…

「…」


海未「へ、へへ…」 ポリポリ


~ 第8話 完 ~

ゆりかさんは飛田新地の予定でしたが人づての話になるのでやめました。 このあと最終回
787: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:28:30.07 ID:0SZfbPVg.net
凛「――あはははは!あった!あったにゃー!」

海未「ふふふ…もうっ!懐かしすぎますよぉ~!」

希「そうそう!そしたら家ウチと凛ちゃんが生肉を投げ合ったんや!」

凛「こーんなふうに?」ヒョイ

海未「ちょっ!もう!飲み過ぎですよ!凛!」

希「ええやんええやん!ほらほら!」ヒョイヒョイ

海未「あっ!こら!」


<あの、お客様…他のお客様の御迷惑になりますので…

凛「あ、ごめんなさい…」

海未「すみません…ほら希も!」

希「すみませんでした…」



海未「……怒られちゃいましたね。」

希「…そうやね。」

凛「ごめんなさい…」




海未「…ふふ。」

凛「…えへへ。」

希「…もう、なんや二人共…ぷっ、あはは!」



「「あはははは!!」」
789: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:34:25.21 ID:0SZfbPVg.net
凛「あー!たのしかったぁ~!!」

海未「本当、あの頃に戻ったみたい…不思議ですね。」

希「も~!海未ちゃん!そういうの禁止!うちら3人はいつまでも仲良しリリホワ3姉妹やで!」ギュッ

海未「あ、希…///」

希「お?海未ちゃん照れとるん?」

海未「もう!違います!少し酔っただけです!…さっ!次はどこに行きましょうか?この近くに私のおすすめの…」


凛「あっ…ごめん…凛、もう帰らないと…」

海未「えっ…」

凛「ごめんね海未ちゃん。かよちんが…」

海未「あっ…そう、でしたね…」

希「ああ、もうすぐなんやったっけ?」

凛「うん!希ちゃんと絵里ちゃんの結婚式には凛達のベビちゃんも連れて行くからね!」

希「こ~ら~!ベビちゃんは禁止やで~!」ワシワシワシワシ!

凛「きゃ~!」
795: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:40:30.05 ID:0SZfbPVg.net
凛「――じゃ~ね~!また結婚式で~!」

海未「気をつけてくださいね!」

希「行っちゃったね。さ、どうする?二人だけで飲み明かそうか?」

海未「いえ、希も絵里が心配するでしょう?」

希「ふっふっふ…これを見よ!」財布ガバッ

海未「おお!すごい!」

希「『結婚前に一度だけなら許してあげる』なんて言ってな、エリチが多めにお小遣いくれたんや!…ってなわけで今夜は海未ちゃんに付き合うよ~!」

海未「え?本当ですか?で、では…」

希「あ、でも…海未ちゃんの好きそうなお店は…その…ちょっと…ごめん、な?」

海未「あ…」

希「ほら、な?エリチはああ言ってるけどやっぱ悪いし!…あ、ウチどこかでお茶して待っててもええよ?お話だけ聞かせて…」

海未「…」




海未「――いえ、私も少し飲み過ぎたようです。今日はもう、帰りましょうか?」
803: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:45:18.99 ID:0SZfbPVg.net
気まずそうに、けれどもどこかウキウキと階段を上がっていった希を見送ってから大きなため息をつきました。

飲み過ぎたなんて、もちろん嘘です。

むしろ、今、飲まずに家に帰れる自信がありません…



明るい通りはイヤです。みんな楽しそうだから。

一本入った路地をうつむきながら歩きます。


幸せそうな凛の顔、希の顔が、水たまりに浮かんでは消えていきます。


妬んでなんかいません。あの二人が幸せで、本当に良かった。心の底からそう思います。


なのにどうして…


どうして私は…


こんなことになってるんですか…
809: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:51:01.14 ID:0SZfbPVg.net
――

――――

―――――――

ことり「海未ちゃん…なんで…なんで今、そんなこと言うの!?」

海未「え…」

ことり「ひどいよ!ことり…そんなこと聞いたら…フランス…行けなくなっちゃうよ…」

海未「あ、いえ…たとえ離れても私は…」

ことり「私は平気じゃないっ!」ブンブン

海未「ことりっ!」ドサ

ことり「あ…」

海未「ことり…」

ことり「え…んっ…」

海未「はあはあ…ことり…ことり…!」

ことり「やだ…やめて…」

海未「ことり…」

ことり「やめてってば!」ドン!

海未「あ…」


ことり「ひどいよ…海未ちゃんの気持ちって…そういうことだけだったの…?」

海未「あ…違うんです…その…ことり…」
815: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:54:54.73 ID:0SZfbPVg.net
海未(――翌日、私は空港でことりとろくに目を合わすこともできないまま…)

海未(…私は最低です。)



海未(心配そうにまとわりつく穂乃果をかわし、アテもなく街をさまよいました。)


< オニーサンドッスカ!オアソビノホウハ!

海未「…」


海未(そうだ、こんな最低な私なんて――)


海未(どこまでも堕ちていってしまえばいい――)



海未(風俗アタック――です。)
827: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:07:47.00 ID:0SZfbPVg.net
海未「…池袋、風俗、と…」ポチポチ

海未「…ヘルス?ピンサロ?…ソープ…というのは知ってます。いわゆる…その、アレですよね…破廉恥な…///」

海未「…ここでは人目がありますね…スマホの履歴に残るのもイヤですし…満喫で調べましょう。」




海未「――ふむ…ソープというのは高級なイメージでしたが結構安いんですね。入浴料5000円からとあります。」

海未「もう思い切ってここにしましょうか…しかし…」

海未「ソープは病気が怖いですね…他のお店はどういうところなんでしょうか…」カチカチ


海未「ううん…ピンサロとヘルスの違いがわかりません…」

海未「…サービス内容を見てみてもほとんど変わらないことをしているみたいですし…」

海未「イメクラって髪型も変えてくれるのでしょうか…」



海未「…何を馬鹿な…ここ、ここにしましょう!『夏色浴場1,2,3』、ここは見たこともある大きいビルですから安心そうです」
833: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:11:57.71 ID:0SZfbPVg.net
海未(あ、あああ…人が…人がいます…)こそこそ

海未(決めたはいいけどどうやって入ればいいのでしょう…?あっ、また人が…)

海未(…)

海未(よし、こうしましょう…入口の前を素通りするふりをして、そのまま平行移動で入店する!)

海未(これならば通行人に気づかれることなく自然に入ることができます!)


海未「よし……」タッ

海未「…」

海未「…」スッ



海未「よしっ!やりました!入店成功です!」



海未「って、エレベータアアアアアアアアアアアア!!」
838: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:15:26.34 ID:0SZfbPVg.net
――エレベーター内

海未「まったく…エレベータを待つ間で寿命が3年は縮みましたよ…」

海未「さて、一応携帯を握りしめておきますか。何かあった時のために…」

ピンポーン♪

海未「…っ!」


<いらっしゃいませ!ご予約のお客様でしょうか?


海未「えっ…いや…あの…」ビクビク

<どうぞこちらへ。ただいまご出勤の女の子はこちらになります。

海未「あ、はあ…」ビクビク


海未(…意外にもすごくちゃんとしてます…いえ、むしろ、礼儀正しいです…)



海未(…ことりの方がずっとかわいいですね…当たり前ですが…)
839: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:20:13.41 ID:0SZfbPVg.net
海未「えっと、あ、あの…じゃ、じゃあこの人!この人!」

<えりこさんですね?何分コースになさいますか?

海未「えっ、と…」

海未(…ちゃ、ちゃんとネットで見てきました。これで違う料金を言ったらすぐさまエレベーターに飛び乗って…)

海未(ま、まあクレカや予算以上の現金の類は置いてきましたから、最悪財布の小銭で言い逃れを…)

海未「さ、30分で。」

<はい、30分コース指名料込で○○円になります。

海未「え、あ、ど、どうぞ…」

海未(指先が震えてうまくお金が出せません…)




<ではこちらの待合室でお待ちください。

海未(よ、よかった…)

海未(…いえ、まだ何があるかわかりませんよ…)

海未(あ、ジャンプがあります…呼んで落ち着きを取り戻しましょう。)
843: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:24:37.52 ID:0SZfbPVg.net
<252番の番号札の方ー

海未「は、はいい!!」 ガタタッ!!

<こちらへどうぞ。それではご対面です。ごゆっくりどうぞ!

海未「あ、ご丁寧にどうも…」

シャッ

えりこ「こんにちは~♪」

海未「あ、ども、ども…」

海未(うわ…綺麗な人ですね…///)

えりこ「いこっか?」

海未「あ、はい!」

えりこ「ふふ、すっごい手震えてるよ?寒い?」

海未「あ、いや…」


海未(いい匂いですね…)
849: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:29:08.45 ID:0SZfbPVg.net
海未(え、えと…これは…どうすれば…)

えりこ「ちょっと待っててね~。」

海未「あ、はい…」(とりあえずベッドに座っていましょう…)


えりこ「はい、おまたせしました~♪じゃあ服脱がせちゃいますね?」

海未「あ、ひゃいっ!」

ヌギヌギ


えりこ「それじゃあ、こっち向きに座ってね?」

海未(えっ、なんですかこの椅子…座っても壊れないんでしょうか?)

えりこ「ん?」

海未「あ、その…」

えりこ「どうしたの?」

海未「そ、その…実は私、こういうところは初めてで…その…どうしたらいいか…」

えりこ「…」

海未(うう…つい言ってしまいましたが…失敗だったでしょうか…)




えりこ「え~~~!うれしい~~~~!!」
856: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:33:01.86 ID:0SZfbPVg.net
――

――――

―――――――

海未「あ、あああっ!!こんなっ!すごい!」

えりこ「んっ!んっ!」ジュッポジュッポ!

海未「真姫っ!真姫っ!昨日の夜に時を真姫戻して…っ!」ドビュルルル

えりこ「んっ…!」



えりこ「わあ~~!いっぱい出たねえ~~!」

海未「え?そ、そうなんですか…?」

えりこ「うん!初めてだからかなあ?なんか嬉しくなっちゃう♪」

海未「…///」
863: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:36:20.84 ID:0SZfbPVg.net
えりこ「じゃ、洗おっか?立てる?」

海未「あ、はい…」



ジャー

海未(ああ…とうとう、やってしまいました…)

海未(ふふ、これでよかったんですよね…こんな体じゃことりに会えません。未練が断ち切れてよかったじゃないですか…)



海未(…ことり)ポロ

えりこ「やっぱり若いねえ、肌が水を弾く…って、えっ!?」

海未「あ…?すみません、すみません…」ポロポロ

えりこ「どうしたの?どっか痛いの?」

海未「いえ…なんでもないんです…なんでも…」グス

えりこ「…」



ボフ
866: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:40:56.73 ID:0SZfbPVg.net
海未「…え?」

えりこ「…タオルに包まれるとなんか安心しない?パイル地っていうの?」

海未「…」

えりこ「色々あるけど…頑張っていこうよ、ね?」

海未「…はい。」


trrrrr


えりこ「もう!うるさいなあ!」

海未「あっ…」

えりこ「泣き止むまで居ていいよ?ね。」

海未「はい…はい…」ポロポロ



それから、えりこさんはタオルをかぶった私をずっと抱きしめてくれました。

結局30分コースが50分コースぐらいになって…えりこさんは「私が悪いの」とお店の人に謝っていました。



――それから、えりこさんには二度と会えませんでした。

とても人気のある嬢で、たまたま私が飛び込みで入れたみたいです。

そうこうしてるうちにいつしか引退していて――
879: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:49:06.70 ID:0SZfbPVg.net
―――――――

――――

――


海未(――あれ、ここは…)

目を覚ますと―そこは穂乃果達と幼いころによく遊んだ公園でした。

海未「ん…いつの間にこんな…」

あの後、飲み屋を何軒かはしごして――それから…


海未「っつ…」

よく思い出せません…

ただ、夢を見ていた気がします…昔の…もう戻れない昔の夢を…



海未「――何もなくなってはいないですね…」

ひと通り自分の所持品を確認します。

海未「うわ…穂乃果からの着信がすごいことになってますね…」

海未「やれやれ…家にもどうやって言い訳しましょうかね…」


ベンチに深く腰掛けます。

手を組み合わせて、足元の水たまりを見つめる私の前に突然――





「―――海未ちゃん。」
882: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:51:53.23 ID:0SZfbPVg.net
海未「――え…」

ことり「海未ちゃんっ!」

海未「え、そんな…どうして…」

ことり「海未ちゃん海未ちゃん海未ちゃん海未ちゃんっ!!」

海未「ことり!!」



泥が跳ねるのも構わずに走ってきたことりを抱きとめて――


ああ、まだ夢を見ているなと、覚めないようにゆっくりと目を閉じました。
889: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:57:27.93 ID:0SZfbPVg.net
――
――――――

――――――――――

ことり「―もう、だめだよ?外で寝ちゃったりして…」

海未「面目ありません…」


雨やら泥やらでドロドロになった私はことりの家に連れて行かれ、シャワーをいただきました。


ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃんのことずっと心配してたんだよ?」

タオルで髪を拭きながら、ことりの入れてくれたコーヒーを受け取ります。

海未「…すみません。おかげで帰国したばかりのことりにまで迷惑を…」

ことり「それは平気。ことりもみんなをびっくりさせようと思ってたから。」

海未「…すみません。」

ことり「…」

海未「…」


ことり「それは…今日のこと?それとも…あの時のこと?」
894: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 23:04:02.70 ID:0SZfbPVg.net
海未「…今日までのことです。」

ことり「…」

海未「ですが、信じてくださいことり!私はあの時から今でもあなたを…!」

ことり「…エッチなお店、行ってるんでしょ?穂乃果ちゃんから聞いたよ?」

海未「えっ!そ、その…それは…」

ことり「…」ジトー

海未「すみません…」



海未(…そう、ですよね…それが普通の反応です。)

チュッ

海未「…えっ?」

ことり「…許してあげます♪…その代わり、もう行かない、って約束してくれる?」

海未「は…はい!はい!約束します!それはもう絶対!天地神明にかけても!!」

ことり「ふふ、じゃあ、もう一回…あの時の続き、しよっか。」

海未「あ…」

ことり「今度は逃げないから…ちゃんと言ってね?」



海未「はい…
   
    好きです、ことり。愛してますよ。」


そして――バスタオルをベールのように持ち上げ――誓いの口づけをしました。
904: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 23:11:15.78 ID:0SZfbPVg.net
――

――――

――――――

海未「ふふ…ことりも仕事の拠点をこっちに移したことで、これからはずっと一緒です!」

海未「考えてみれば風俗なんてバカバカしい…所詮愛しい恋人とのらぶらぶえっちには叶うわけがないんですよ。」

海未「はっ、1時間2万円?どんな暴利ですか!」

海未「さあ、帰りましょうかね。今日はことりが私の大好物の――」


『オナクラ アップルミント』


海未「…」

海未「な、なにを考えてるんですか私は!これからはことりとの結婚に向けて…!」



海未「…3千円くらいなら、まあ…」

フラフラ

海未「そうですよ、一人で飲む機会も減りましたし、その分だと思えばね、まあ。」

フラフラ

海未「結婚したらこんなことはできませんからね、今のうちに…」

フラフラ



海未「ああ、もしもしことりですか――?少しだけ遅くなります――」



~ 最終話 完 ~
938: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 23:20:50.60 ID:0SZfbPVg.net
補足で
・いくつかの業態が混じってます。あやさんはMせいかんなど。
・穂乃果ちゃんはことりちゃんと海未ちゃんを心配してるいい子です。
・実在の人物とは関係ない。イイネ?
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『海未「ボーナスが出ました!風俗アタックです!」』へのコメント

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