花陽「十月二十六日は」にこ「柿の日」

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にこぱな-アイキャッチ3
1: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/10/26(水) 00:06:12.80 ID:4nuIpeHp.net
にこ「にっかにっかにー!私はカニよ!」

にこ「おなかがすいたわ。おむすびでも食べようカニ」

花陽(にこちゃんのおむすび、おいしそう…でも人のものを欲しがっちゃいけないよね)

にこ「ん?…なによ、あんた」

花陽「わ、私は通りすがりのサルだよ…」

にこ「ふーん。猿が私に何の用?きびだんごなら持ってないわよ」

花陽「それは違う話だと思うけど…」

にこ「じゃあ、おむすびが欲しいのね?柿の種を持ってきたら交換してやってもいいわよ」

花陽「う、うん。じゃあ…はい」

にこ「このピーナッツとの黄金比が…」パリポリ

にこ「って違うわよ!おつまみじゃなくて、蒔いたら芽が出る本物の柿の種をよこしなさい!」

花陽「そんなこと言われても…種を手に入れるには柿を食べないと…」

にこ「じゃあ柿をもらいに行きましょ」

【星空家】

花陽「凛ちゃん。食べられる柿があったら、一つもらえないかなぁ?」

凛「干し柿にゃ」

花陽「えっ」

凛「うちの柿は全部干し柿にしちゃったよ」

花陽「そ、そうなんだ…種はいつ取り出すんだっけ?」

凛「二週間後くらいかなー?」

にこ「そんなに待てないわよ」

凛「真姫ちゃんちの庭に大きな柿の木があるでしょ?」

花陽「そ、そうだっけ?」

にこ「行ってみましょ」

【西木野邸】

真姫「…何の用?」

花陽「柿の実を一つもらえないかな?」

真姫「別にいいけど…たくさんあるから、いくつでも持ってっていいわよ」

花陽「わあ、ありがとう真姫ちゃん♪」

※ 前作記事へのリンクです(管理人)

にこ「十月」希「十六日は」絵里「ボスの日!?」

元スレ: 花陽「十月二十六日は」にこ「柿の日」

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2: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/10/26(水) 00:09:06.89 ID:4nuIpeHp.net
花陽「よいしょ…この辺かなぁ?」モギモギ

花陽「あっ」ツルン

花陽「ピャア!?」ドスン

にこ「ふぎゃ><」

花陽「いたたた…あっ、にこちゃん!?」

にこ「」

花陽「ど、どどどどどうしよう!?踏みつぶしちゃった…」

真姫「何やってるのよ…」

こころ「お姉さま!?」
ここあ「お姉ちゃん…しんじゃうのー?」グス

花陽「ご、ごめんね。私のせいで…」フルフル

真姫「大丈夫よ。私に任せて」

真姫「これなら…花陽。人工呼吸しなさい」

花陽「え!?…でも、やったことないけど…」

凛「カニだから海水にでも浸けておけばいいんじゃないかにゃ?」

真姫「そんなことしてる余裕はないわよ。私が教えるから、早くして」

花陽「う、うん…」ドキドキ

にこ「…」ブクブク

凛「泡ふいてるにゃ」

真姫「もう大丈夫みたいね」

花陽「よかったぁ…」ホッ

こころ「ありがとうございます」
ここあ「ありがとー!」

真姫「私は何もしてないわよ」

にこ「いててて…ひどい目に遭ったわ」

花陽「ご、ごめんね。にこちゃん…この柿、一緒に食べよう」

にこ「つーか、あんたたちは何しに来たのよ?」

ここあ「えへー」
こころ「ごきげんよう♪」

にこ「まあいいか…大きくて立派な柿だし、四つに切り分けましょ」

サクッ
3: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/10/26(水) 00:10:48.58 ID:4nuIpeHp.net
凛「甘い…これなら大丈夫にゃ!」ピョーン

にこ「って、なんであんたが食べてるのよ!」

凛「ちょっと味見しただけだよー。はい、かよちん」

にこ「あんたたちも食べなさい」

ここあ「ありがとー♪」
こころ「いただきます♪」

花陽「甘くておいしい♪」モグモグ

にこ「そーね」モグモグ

真姫「たくさんあるし、みんなのところへ持って行きましょ」

【絢瀬家】

絵里「たくさん採れたわね♪」

亜里沙「うん。…でも、どうして周りのトゲトゲごと持ってきたの?中身だけでいいと思うけど…」

絵里「一度やってみたかったのよ。こうやって…うに!」ポイッ

にこ「いたっ><」

絵里「えっ。にこ!?…な、なんでそんなところにいるのよ?」

にこ「いてて…こっちのセリフよ!栗のイガなんか投げつけて…ケンカ売ってんの!?」プンプン

絵里「誰もいないと思ってたから…ごめんね、にこ。栗あげるから許して」

花陽「栗拾ってきたの?」

亜里沙「はい。たくさん採れました♪」

花陽「賢い可愛い」

亜里沙「くりーチカ!」

絵里「ハラショー♪」

にこ「私たちは柿を持ってきたのよ。交換しましょ」

絵里「大きくて立派な柿ね。そのまま食べられるの?」

花陽「うん。さっき食べてみたら甘かったよ」

亜里沙「Хорошо♪」

絵里「ありがとう。ついでにお茶でも飲んでいかない?」

にこ「まだ行くところがあんのよ。お茶はまた今度ね」
4: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/10/26(水) 00:13:50.65 ID:4nuIpeHp.net
ブーン…

にこ「ん?…何の音?」

花陽「あっ…ハチが飛んでる」

ツバサ「私はキラービーよ。ぶーん…」

にこ「キラービーって、普通のミツバチより凶暴な…」

花陽「ピャア!?さ、刺さないで!」ビクビク

ツバサ「おいしそうな…甘い匂いがするわ」

にこ「これのこと?」

花陽「もしかして…柿が欲しいの?」

ツバサ「おいしそうね。一つ頂戴」ブーン

にこ「一つと言わず、あんじゅと英玲奈の分も持っていきなさいよ。栗もあげるわ」

ツバサ「ありがとう♪お礼にハチミツをあげる」

花陽「あ、ありがとうございます…」

にこ「得したわね。全部もらい物だし」

花陽「そうだね。ふふふ…」

【音ノ木坂】

理事長「矢澤さんに小泉さん…どうしたの?」

にこ「柿と栗をたくさんもらったので、よかったらどうぞ」

理事長「あら、ありがとう。じゃあ、これを持っていって」

花陽「これは…昆布?」

理事長「ええ。日高昆布よ」

にこ「(日高…なるほど)ありがとうございます」

【中庭】

\ダレカタスケテー!/

にこ「花陽?」

花陽「わ、私じゃないよぉ…」

ことり「…」フルフル

海未「…」ジーッ

にこ「ことりに海未?…何してんの、あんたたち」
5: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/10/26(水) 00:16:43.21 ID:4nuIpeHp.net
ことり「にこちゃん、花陽ちゃん…ヘビさんが卵を狙ってるの!」

にこ「へび?」

花陽「卵って…ことりちゃんの卵?」ドキドキ

ことり「ち、違うよぉ…ニワトリさんの卵!お菓子作りに使うの」

にこ「って言ってるわよ。海未」

海未「私はウミヘビです」クネクネ

花陽「どうして陸にウミヘビさんがいるの…?」

ことうみにこぱな「…」

海未「私はソノダ砂漠から来たガラガラヘビです」クネクネ

にこ「どっちなのよ!」

花陽「どっちでも猛毒だよね…逃げようよ〜」ビクビク

にこ「卵を丸呑みするより、もっと美味しい物があるわよ」

海未「カニ…ですか?」ジーッ

にこ「ち、違うわよ!…とにかく、あんたが卵を食べなければもっと美味しい物を食べられるって言ってんの」

海未「本当ですか?」

花陽「う、うん。ハチミツもあるし…ことりちゃん、よかったら使う?」

ことり「わあ、ありがとう♪これなら、もっと美味しいお菓子ができるかも」

海未「そういうことなら…私もあなたたちについて行くことにします」

【正門】

希「んー?…美味しそうな匂いがするなぁ」

にこ「希?…何してんのよ」

希「ウチはタコさんや。カニが大好物なんよ」ニヤリ

にこ「わ、私を食べようっての!?」

花陽「どうして陸にタコさんがry」

海未「私の獲物を横取りする気ですか?」ギラリ

希「そんな目で睨んでも、ウツボなんかに負けないよ?」フッ

海未「ウミヘビです」クネクネ

花陽「ガラガラヘビじゃなかったっけ…」
6: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/10/26(水) 00:20:04.87 ID:4nuIpeHp.net
ことり「あ、あのぉ…食べ物だったら、ほかにもいろいろあるから…」

にこ「そーよ。柿や栗もあるし、ことりがお菓子作ってくれるわよ」

希「あ、ホンマ…それならウチも一緒に行こうかな♪」

【穂むら】

花陽「これは…お米の匂い?」クンクン

ペタン コネコネ

ことり「穂乃果ちゃん!…何してるの〜?」

穂乃果「見てのとおり、お餅つきだよ」

花陽「わあ、ちゃんとした臼と杵まであるんだ…」

にこ「でもなんで今頃餅つきなのよ?」

穂乃果「なんとなく」ペタン

雪穂「もうすぐできますよ。つきたてのお餅、食べますか?」コネコネ

にこ「おむすびがあるから…あ」

ほのゆき「?」

にこ「…忘れてた。花陽、柿の種持ってる?」

花陽「うん。取っておいたけど…」

にこ「じゃあ、私のおむすびあげるわよ。交換しましょ」

花陽「え、でも…柿は真姫ちゃんから貰った物だし…みんなで食べた柿の種だから、別に私の物ってわけじゃ…」

にこ「あ、そう。…じゃあいらない?」

花陽「おむすびは食べたいけど…にこちゃんもおなかすいてるんじゃない?…柿を四分の一食べただけだし」

にこ「じゃあ半分こしましょ」

花陽「にこちゃん…うん。ありがとう♪」

にこ「栗ごはんもできるし、昆布はダシをとったあと佃煮にして、おにぎりに入れてもいいわよね」

花陽「昆布のおにぎり大好き♪」

にこ「私のは何も入ってない塩むすびだけど」

花陽「でも美味しい♪」モグモグ
7: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/10/26(水) 00:21:50.70 ID:4nuIpeHp.net
のぞほのうみ「…」ジーッ

にこ「ん、なに?」

穂乃果「カニ食べたい…」

希「ウチも♪」

海未「ずるいですよ。私も食べたいです」

雪穂「そういえば、そろそろお鍋の季節だね」

にこ「えぇ!?」

花陽「にこちゃんを食べちゃダメだよぉ!…ほら、お餅もあるし…柿と栗もあげるから」

雪穂「栗は和菓子にも使えるね」

穂乃果「ありがとー!よかったらお餅も食べてって♪」

海未「やはりつぶあんですね」モグモグ

ことり「きな粉も美味しいよ」モグモグ

希「お醤油と海苔やろ?」モグモグ
8: 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/10/26(水) 00:22:20.06 ID:4nuIpeHp.net
花陽「…でも、にこちゃんはどうして柿の種が欲しかったの?」

にこ「種を蒔いたら芽が出るかもしれないでしょ」

花陽「そうだけど、何年もかかるんじゃない?…柿ならもうあるし…」

にこ「音ノ木坂のどこかに種を蒔いて…いつか実がなる頃に、またみんなと音ノ木坂に集まって…そういうのもいいかなって」

花陽(そういえば…にこちゃんたちは春には卒業しちゃうんだよね…)

花陽「にこちゃん…」ギュ

にこ「な、なによ」

花陽「種…蒔くときは言ってね。私、芽が出るようにお世話するから!」

にこ「それくらい…卒業までは自分でやるわよ」

花陽「でも、かにさんは横にしか歩けないし…重いじょうろを運ぶのは大変じゃないかなぁ?」

にこ「そんなことより…花陽。あんた、栗ごはんは好き?」

花陽「うん。好きだけど…」

にこ「じゃあ、栗をむくの手伝いなさいよ」

花陽「う、うん。どこでお料理するの?」

にこ「どこでもいいけど。花陽に私の実力を見せてあげるわ!」

花陽「にこちゃんの手料理をごちそうしてくれるってこと?」

にこ「そうとも言うわね」

花陽「にこちゃん…大好き♪」ギュー

にこ「こ、こらっ!剥くのは私じゃなくて栗よ!」



おわり
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