にこ「いい加減働きなさいよ!働けぇ!」真姫「今はまだ私の動く時ではない」

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1: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/02(金) 21:50:22.40 ID:GJ/9LLs2.net
にこ「ただいまー」ガチャッ

にこ「真姫ちゃん起きてるー?」ガチャッ

真姫「」ズルズル

にこ「……」ジトー

真姫「ごくん。にこちゃんおかえり」

にこ「真姫ちゃんまたカップ麺なんか食べて……体に悪いわよ?」

真姫「大丈夫よこれこの前と違う味だからシーフード味だから」

にこ「いや意味が分からないんだけど」

真姫「」ズルズル

にこ「真姫ちゃん……」ジトー

にこ「ところで真姫ちゃん。にこが渡した求人広告、ちゃんと見た?」

真姫「」ズルズ…ゲホッ!

真姫「ゲホッ!!ゲホゲホッ!!」

にこ「はいお水」スッ

真姫「ゲホッ…ありがと……」ゴクゴク

元スレ: にこ「いい加減働きなさいよ!働けぇ!」真姫「今はまだ私の動く時ではない」

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7: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/02(金) 22:01:24.38 ID:GJ/9LLs2.net
にこ「で、見たの?見てないの?」

真姫「ざっと見たわよ……ざっとね。ざーっと……」

にこ「見てないわね」

真姫「いや、ざっと見たって……」

にこ「見 て な い の ね ?」

真姫「はい」

にこ「はぁ……」

真姫「あの……麺伸びちゃ」

にこ「真姫ちゃん」

真姫「はい!」ビクッ

にこ「今度から作り置きしておくから。カップ麺なんか買ってないでそっち食べなさいよね?」

真姫「にこちゃん……!」ジーン

にこ「で?どうして見なかったわけ?」

真姫「起きた時間が時間だったから……」

にこ「素直に理由を話してくれたら真姫ちゃんの好きなもの作ってあげるから。嘘偽りなく話して」

真姫「ナチュラルに忘れてたの!!ごめんなさい!!」

にこ「はぁ。そんなことだろうと思った」
10: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/02(金) 22:19:53.89 ID:GJ/9LLs2.net
にこ「真姫ちゃん。アルバイトでいいから。働く気ある?」

真姫「いずれ働くわよ……いずれね」

にこ「いずれっていつよ!!」

真姫「ひぃっ!」ビクッ

にこ「昨日も同じことを言ってたわよね?」

真姫「私は過ぎ去った過去は振り返らない主義だから」

にこ「言ってたわよね?」

真姫「はい」

にこ「はぁ。まあ、すぐに働けとは言わないけどさ。少しぐらい前に進まなきゃ仕方ないじゃない」

真姫「だって私に合う職がないから……」

にこ「合うか合わないかじゃないのよ!やるかやらないかなのよ!」バン

真姫「ひっ!!」ビクッ

にこ「まったく……」

にこ「こんなことになるだろうと予想してたわよ。だから私が代わりに探してきてあげたわよ。真姫ちゃんに出来そうな仕事」

真姫「ど、どんな仕事?」

にこ「早朝の掃除よ。早起きすればいいだけだし、これなら真姫ちゃんでも……」

真姫「笑止」

にこ「」イラッ

にこ「だったら内職はどうよ?真姫ちゃん手先が器用だし、これなら……」

真姫「ありえない」

にこ「はぁぁ!?じゃあどんな仕事ならやるのよ!!」バン

真姫「そ、それは……」

にこ「毎回毎回そうやって誤魔化して!いい加減働きなさいよ!!働けぇ!!」

真姫「い、今はまだ私が動く時ではない……」
15: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/02(金) 22:36:53.81 ID:GJ/9LLs2.net
にこ「……はぁ」

真姫「あ、あの……にこちゃ」

にこ「話、長くなって悪かったわね。麺が伸びる前にさっさと食べちゃいなさい」

真姫「うん……」

にこ「ところで真姫ちゃん。何食べたい?」

真姫「……パスタ」

にこ「りょーかい。買い物行ってくるから、洗濯もの取りこんでおいてね」パタパタ

真姫「うん。分かった」ズルズル

にこ「あ。そーだ」ヒョコッ

真姫「私コーラで」

にこ「買ってこないわよ。ていうかそうじゃなくて。聞きたいことがあるんだけど?」

真姫「何よ」

にこ「いやー。聞くまでもないと思うけど、トマトいる?」

真姫「いる」

にこ「ですよねー。じゃあトマト使ってあげるから」

真姫「やった」ズルズル

にこ「あ、もう一ついい?」

真姫「なぁに?」

にこ「カップ麺食べたばっかりじゃ、すぐ晩御飯食べられないわよね?」

真姫「いや、これ朝ごはんみたいなものだから大丈夫よ。むしろお腹全然空いてる。今すぐ食べたいくらい」

にこ「何時に起きたのよ…まあとにかく、時間空けて作る必要ないのね。それじゃ行ってきまーす」ガチャッ

真姫「行ってらっしゃい」

バタン

真姫「さてと…洗濯物取り込まなきゃ」
17: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/02(金) 23:05:01.89 ID:GJ/9LLs2.net
真姫「ふぁぁぁ…」

真姫(本格的に生活リズムが狂ってきたわね……)

真姫「にこちゃん遅い………」ゴロゴロ

真姫「……」ゴロゴロゴロゴロ

にこ「ただいまー」ガチャッ

真姫「!!」ガバッ

にこ「洗濯物やってくれたー?」

真姫「にこちゃん遅いわよ!」プンスカ

にこ「居候の分際で何言ってんのよ!」

真姫「うぐっ!?」ガクッ

にこ「ちょ!なにダメージなんて受けてんのよ!?……ん?」

にこ「おっ。洗濯物きちんとやってくれたのね」

真姫「トーゼンよ。ただの居候じゃないんだから」ドヤァ

にこ「はいはいよく出来ましたよく出来ましたねー」ナデナデ

真姫「ちょ!何すんのよ!!///」

にこ「こーやって定期的に甘やかしてないと真姫ちゃんダメになっちゃうからね~」ナデナデ

真姫「な、何よそれ!///子供じゃあるまいし……」

にこ「私からしたらまだまだ真姫ちゃんは子供よ~?」ナデナデ

真姫「……ふんっ!///」プイッ

にこ(ふふ。まんざらでもないくせに……)ナデナデ

にこ「はい終わり!」パッ

にこ「夕飯の支度するから、大人しく待ってなさい」パタパタ

真姫「」シュン
22: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/02(金) 23:18:28.28 ID:GJ/9LLs2.net
にこ「いただきまーす」

真姫「いただきます」

にこ「んー♪おいしー♪我ながらグッド!」

にこ「どう真姫ちゃん?美味しい?」

真姫「……すごく美味しい」

にこ「ふふーん♪じゃ、またいつか作ってあげるからね~」

真姫「うん」
24: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/02(金) 23:29:03.58 ID:GJ/9LLs2.net
にこ「ごちそうさまでしたー」

真姫「ごちそうさま」

にこ「さーて真姫ちゃん。食べ終わったわけだけど……」

真姫「食器洗い?それなら私がやっておくから、にこちゃんはゆっくり休ん」ガタッ

にこ「なーに話逸らそうとしてるのよー♪」ニコニコ

真姫「……」ダラダラ

にこ「ここに求人広告があります」バン

真姫「……」ダラダラ

にこ「今ここで、真姫ちゃんにはにこの目の前で、真姫ちゃんが出来そうな仕事を探してもらいます」

真姫「……あ、後にしない?」

にこ「ダメよ」

真姫「でも……」

にこ「さっさと座る!」

真姫「くっ……」スッ

にこ「さあ真姫ちゃん!にこと一緒に見つけるわよ!真姫ちゃんに出来そうな仕事!」ズイッ

真姫「……残念だけどにこちゃん、私にはそんなもの必要ないわ」

にこ「はぁ?」

真姫「そんな紙切れなんて必要ないわ!!今や情報社会!!アルバイト求人サイトを見た方が良いに決まってるわ!!」ドヤッ

にこ「真姫ちゃん……」ジトー

真姫「さあここにPCがあるわ!早速ググるわよ!!」カタカタカタ…ッターン

にこ(Yahooでググるって……)
28: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 00:31:02.54 ID:si9J10FP.net
真姫「うーーん……」

にこ「どう?いいのあった?」

真姫「全然……」

にこ「見つけないまま終わるなんてことはないでしょーね?」

真姫「そ、そんなことしないわよ!」

真姫「はっ!見つけた!!」

にこ「どこどこ?」

真姫「ここよ!時給もいいし!いける!!」

にこ「意外。真姫ちゃんが接客の仕事を選ぶなんて……」

真姫「接客なんて、そんな大したことはやらないでしょ。よゆーよよゆー」フフン

にこ(すっごく心配なんだけど……)

真姫「早速電話してみるわ!」

にこ(まあでも、ようやく働く気になったみたいだし……これはこれで、いいかなあ)

真姫「にこちゃん!面接の日程が決まってわよ!」

にこ「お!早速ね!で、いつなの?」

真姫「今度の土曜日よ!16時頃だって!」

にこ「けっこー早いわね。なるべく早めに履歴書を書いた方が良さそうね」

真姫「あ、そう言えば履歴書が必要なんだっけ……どうしよう」

にこ「安心しなさい真姫ちゃん!こんなこともあろうかと、すでに履歴書は買ってあるわよ!」

真姫「にこちゃん!」パァァ

にこ「証明写真は後で撮って貼ればいいから、書けるところは今のうちに書いときなさい!」

真姫「分かったわ!やってやろうじゃない!」

にこ(真姫ちゃん、やる気満々ね。これならきっと……)

真姫「にこちゃん」

にこ「ん?」

真姫「履歴書の書き方がよく分からないの。教えて」

にこ「」ガクッ

にこ(やっぱり心配にこ……)
32: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 01:10:42.07 ID:si9J10FP.net
数日後

にこ「ただいまー」ガチャッ

真姫「にこちゃん!」ガバッ

にこ「わっ!?」

にこ「ちょっと何よー。びっくりしたじゃない」

真姫「聞いてにこちゃん!!」

にこ「聞くから聞くから。落ちつきなさいって」

真姫「う、うん。それじゃあ言うわね」

にこ「はいはい。それで、どうしたの?」

真姫「えっとね。この前面接して、で、その結果なんだけど……」

にこ(お。これはまさか……)

真姫「採用!!されたのよ!!」

にこ「おおー!!やったね真姫ちゃん!!」

真姫「ま、トーゼンの結果ね。面接も完璧だったし」フフン

にこ「よーやく脱ニートね!おめでとう真姫ちゃん!」

真姫「ちょっと!ニート言わないでよ!」

にこ「事実でしょー?」

真姫「まあそうだけど……」
33: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 01:12:06.24 ID:si9J10FP.net
にこ「ふふ。それじゃあ今日は真姫ちゃんの脱ニートを祝いして!真姫の好きなものを作ってあげるわよ!なに食べたーい?」

真姫「じゃあ……オムライスが食べたい」

にこ「りょーかーい♪オムライスかぁ、にんじんが無かったかなぁ……」ガサゴソ

にこ「ああやっぱり。タマネギもないわねー」

にこ「真姫ちゃーん!にこ、買い物に行ってくるからいつもみたいに洗濯物よろしくー」

真姫「分かってるわよ。あ、にこちゃんちょっと待って」

にこ「ん?なぁに?」

真姫「トマトサラダもたべたい、なんて……」

にこ「ふふ。ほんとにトマト好きねぇ」

にこ「りょーかいしましたわよー。トマトサラダね。トマトも買って来なきゃ。行ってきまーす」ガチャッ

真姫「行ってらっしゃい、にこちゃん」

バタン

真姫「……ありがと」ボソッ

にこ「どーいたしまして」

真姫「!?」

スタスタ……

真姫(聞かれてた!ドア越しなら聞こえないと思ったのに!)カァァ

真姫「う~!にこちゃんのばかあ!///」
39: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 01:37:57.83 ID:si9J10FP.net
さらに数日後

にこ「疲れたー……」

にこ「ただいまー……って、誰もいないかー」ガチャッ

にこ「真姫ちゃん今日もバイトかぁ。頑張ってるわよねー」パタパタ

にこ「さてと。ヘトヘトになって帰ってくる真姫ちゃんのためにも、美味しいご馳走を用意して……」

真姫「」モグモグ

にこ「……」

真姫「あ、にこちゃん。お帰りなさい」

にこ「真姫ちゃん。バイトどうしたの?」

真姫「」ピタッ

にこ「サボったの?」

真姫「ち、違うわよ!サボったわけでは……」

にこ「じゃあなんで、今ここでおにぎり食べてるの?」

真姫「小腹が空いたから……」

にこ「そうじゃなくて。今日、バイトじゃないの?」

真姫「」ダラダラ

にこ「素直に言わないと晩御飯抜きだから」

真姫「……そ、そのっ………」

真姫「辞めちゃい……ました……」

にこ「」
43: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 01:54:29.82 ID:si9J10FP.net
にこ「ちょっと!!マジで言ってるの!?」

真姫「マジと書いて真剣と読みます……はい……」

にこ「逆!それ逆だから!ってそうじゃない!なんで!?なんでもう辞めたの!?ボルトもびっくりの速さよ!?」

真姫「だ、だって……」

真姫「仕方ないじゃない……思ってたのと違うんだもの……」

真姫「どう考えても1日で覚えられるわけのない量のメニューを1日で覚えろって言うし、店長にはめちゃくちゃ叱られるし、1度もやったことがないことをやらされるし、挙げ句の果てには知らないことを聞いても自分で考えろって言われるし……もういみわかんない……」ズーン

にこ「あー……それね……」

にこ「ぶっちゃけ言っちゃうとね。真姫ちゃん、にこは実は嫌な予感はしてたんだ……ここはちょっとキツイかなーって……」

真姫「な、ならなんで先に言ってくれなかったのよ!」グスッ

にこ「だって、決め付けは良くないし……それに、あの時の真姫ちゃんやる気満々だったから、言いづらくて……」

真姫「うぅぅぅ……」ウルウル

にこ「……真姫ちゃん、今日は何が食べたい?」

真姫「……鮭」

にこ「珍しいわね……」

真姫「今日はもう、質素なものが食べたい気分なの……」

にこ「うん。分かった。それ食べたら元気出してくれる?」

真姫「……ついでにトマトがあれば元気出る」

にこ「はいはい。トマトね。りょーかいしましたわよ」
56: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 16:29:06.47 ID:si9J10FP.net
またまた数日後

真姫「」ガバッ

真姫「んー……今何時……」ゴシゴシ

真姫「11時……まだお昼前じゃない」

真姫「寝よ」ガバッ

真姫「んー……」ゴソゴソ

真姫「」ガバッ

真姫「よく見たら11時59分……って、もう12時になってるじゃない」

真姫「起きなきゃ……」スクッ

真姫(マッキーの日常その1、12時前はまだ寝るが12時過ぎたら起きる)
57: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 16:47:31.78 ID:si9J10FP.net
真姫「」グゥゥゥ

真姫「お腹減った……」

真姫(マッキーの日常その2、お昼ご飯は朝ご飯も兼ねる。ちなみににこちゃんが作り置きしてくれている)

真姫「」モグモグ

真姫(美味しい……)モグモグ

真姫「うまい」モグモグ

真姫(マッキーの日常その3、にこちゃんの手料理はすべて美味。いくらでも食べれる)

真姫「ごちそうさま」

真姫(マッキーの日常その4、食べ終わった後、使った食器類は全部自分で洗う。真姫ちゃん偉い)

真姫「あっ」ツルッ

パリーン!

真姫「ゔぇぇ!?」ビクッ

真姫「……どどどどどどーしよ……」ダラダラ

真姫(マッキーの非日常その1、皿を割ってしまう。どーしよう……)

真姫「と、とりあえず破片を集めて後で謝らなきゃ……」イソイソ
58: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 17:04:17.87 ID:si9J10FP.net
真姫(マッキーの日常その5、昼食後は優雅にコーヒー(ブラック)を飲みながらインターネットでバイト探し)

真姫「んー……」カチカチ

真姫「どれも私には似合わない仕事ばっかり……ダメね」

真姫「今日はこれくらいにしときましょう」カチカチ

真姫(マッキーの日常その6、バイト探しは30分くらいで終了。ただのネットサーフィンになる)

真姫「」サラサラ

真姫(ついでにコーヒー(微糖)にランクアップしている)

真姫「……」カチ

真姫「ん……?」ピタッ

真姫「……」ジー

真姫「……なるほど、そんなものがあるのね」

真姫「おもしろそうだし、にこちゃんが帰ってきたらやってみようかしら」ニヤリ
63: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 20:57:49.30 ID:si9J10FP.net
真姫「そろそろにこちゃんが帰ってくる時間ね……」パタン

真姫(マッキーの日常その7、にこちゃんが帰る頃合いを見て、パソコンを閉じる。そして何をするわけでもなく、ゴロゴロし始める)

真姫「………」ゴロゴロ

真姫「」スマホチラッ

真姫(まだかなー)ゴロゴロ

ガチャッ

真姫「!!」ビクッ

真姫(帰ってきた!)ガバッ

にこ「ただいまー」

真姫「にこちゃんおかえり」

にこ「最近の真姫ちゃん、にこが外から帰ってくるといっつもそこにいるわね」

真姫「そ、そう?」カミノケクルクル

にこ「うん。主人の帰りを待つペットみたい」

真姫「だ、誰がペットよ!」カァァ
66: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 21:42:15.82 ID:si9J10FP.net
真姫「って、そんなことはどうでもいいのよ!」

にこ「はいはい。それよりも真姫ちゃん、今日もまた洗濯物よろしくたの」

真姫「にこちゃん!そこに立って!」

にこ「はぁ?なんで?」

真姫「いいから早く!」

にこ「なんなのよもう……」スタスタ

真姫「」ワクワク

にこ「はい。立ったわよ」

真姫「にこちゃん!」ドン!

にこ「ひぃっ!?」ビクッ
69: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 22:25:13.86 ID:si9J10FP.net
真姫「」ニヤリ

にこ(ええええ!?ちょっと何よこれ!?ていうか顔近!?)ドキドキ

にこ(これってつまり……そういうことよね……?少し期待しても……)

真姫「ふふ。どう?これが壁ドンよ!!」ドヤッ

にこ「……へ?」

真姫「インターネットでいろいろ調べたら、なにやら壁ドンが流行してるって出てきたのよ」

にこ「ふ、ふーん。……それで、なんでそれをにこにやろうと思ったの?」ドキドキ

真姫「面白そうだったからよ!」フフン

にこ「」

真姫「にこちゃん?」キョトン

にこ「へぇ……面白そうだったから、ねぇ……」プルプル

真姫「に、にこちゃん?どうしたの?」

にこ「ねぇ真姫ちゃん、もっと面白いものを見させてあげる」

真姫「もっと面白いもの……?」

にこ「本家本元の壁ドンよ」ニコッ

真姫「本家本元の壁ドン!?」ガタッ
75: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 23:02:51.60 ID:si9J10FP.net
にこ「じゃあ、にこは隣の部屋に行ってるから真姫ちゃんここで待っててね」スタスタ

真姫「うん」ワクワク

真姫「……」

真姫「……あの、にこちゃんまだー?」

にこ「うるさい!!」ドン!

真姫「ひぃっ!?」

真姫「に、にこちゃ」

にこ「これが本家本元の壁ドンよ!!」ドン!

真姫「ひぃっ!!」ビクッ

にこ「いい加減に!!働きなさいよ!!」ドン!ドン!

真姫「ひいいい!!」ビクビクッ

にこ「働け!!働けぇ!!!」ドン!ドン!

真姫「ご、ごめんなさあああい!!」ビクビク
83: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 23:39:18.28 ID:si9J10FP.net
また別の日

ガチャッ

にこ「ただいまー。遅くなっちゃった」パタパタ

真姫「おかえりにこちゃん」

にこ「洗濯物やってくれたー?」

真姫「もちろんよ。言われなくてもそれくらいやって当然じゃない」フフン

真姫「ところでにこちゃん」

にこ「何よー?」

真姫「私……またバイトをすることに決めたわ」

にこ「え!?ほんとに!?」

真姫「ええ。私にぴったりのアルバイトが見つかったのよ。すでに電話もして、履歴書もばっちりよ」フフン

にこ「真姫ちゃん……」ジーン

にこ(真姫ちゃん……やっぱり少しずつ前に進もうと努力しているのね……!)

にこ「それで、どこでやるのよ?」

真姫「す○家よ」

にこ「えっ」

真姫「チェーン店だからこの前みたいなことにはならないだろうし、それに深夜なら人もそんなに来ない筈。私自身、今となっては夜型人間だから深夜は得意だし、何より深夜だと時給がいいのよ」

にこ(oh……どうしたものかしら……)
90: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 00:06:27.44 ID:iJ0To8VH.net
にこ(私はどうするべきか……真姫ちゃんに言うべきか……そこはヤバいって)

にこ(でももう電話しちゃって面接の日程も決まってるみたいだし……)

にこ(だけど……間違いなくここは続けられるわけがないわよ……私だって続けれる自信はないし……)

にこ(そうよ。やっぱり言わなきゃダメよ!)

にこ「真姫ちゃ」

真姫「にこちゃん!」ガシッ

真姫「私、今度はきちんと続けるから!」

にこ「……うん。真姫ちゃんならきっと大丈夫。にこが応援してるからね」ニコッ

真姫「うん!」

にこ(嗚呼……なんて私は無力なんだ……)

にこ(神様仏様す○家の店長様……どうか、真姫ちゃんを採用しないでください……)

にこ(私はただ、祈ることしか出来ないのね……)
94: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 00:15:33.56 ID:iJ0To8VH.net
数日後

にこ(祈りも虚しく……結局真姫ちゃんは採用されてしまった……)

にこ(真姫ちゃんは喜んでたけど……にこは複雑な気持ち……)

にこ(深夜からだからにこが帰ってきたときにはまだ真姫ちゃんがいるんだけど……バイトがある日は、日に日に元気が無くなっているのが分かる……逆にバイトがない日は、あからさまに元気でもう……)

にこ(いつ真姫ちゃんから辞めたって言葉が出てもおかしくない状況だから……今日はちょっとお買い物してから帰ることにした。真姫ちゃんを慰めるためのご馳走をいつでも用意出来るように……)

にこ「ただいまー」ガチャッ

真姫「おかえり、にこちゃん」

にこ「真姫ちゃん今日もバイトだっけー?」パタパタ

真姫「」ピクッ

真姫「そのこと……なんだけど………」

にこ(これは……)

真姫「実は……その………辞めることに……しました……………」ズーン

にこ(ですよねー)
100: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 00:28:15.94 ID:iJ0To8VH.net
真姫「だって……想像を遥かに超える激務なんだもの………」

真姫「あんなの無理よ……無理ゲーよ……無理ジャーゲームよ……」ドヨーン

にこ「ごめん……真姫ちゃん……」

真姫「なんでにこちゃんが謝るのよ………むしろ私が謝りたいくらいなのに……」

にこ「いや……実はね。にこ、知ってたんだ……あそこでバイトするのはヤバいってことを……なのに真姫ちゃんを止められなくって……ほんとにごめん……」

真姫「謝らないでよ……にこちゃんはこれっぽっちも悪くないんだから……」

にこ「……真姫ちゃん、今日はパスタが食べたいでしょ」

真姫「確かに、食べたい気分ね……」

にこ「今日は美味しいものを食べて、明日からまた頑張ろ?」ナデナデ

真姫「……うん」グスッ
104: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 00:34:02.29 ID:iJ0To8VH.net
その日の夜

真姫「っ!!!」ガバッ

真姫「……夢」ホッ

真姫「寝よ……」ガバッ

真姫「………」

真姫「………」モゾモゾ

真姫「………」

真姫「………」モゾモゾ

真姫「………」

真姫「」ガバッ

真姫「」スタスタ……
108: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 00:41:38.13 ID:iJ0To8VH.net
にこ「zzz……」スヤァ

真姫「にこちゃん」

にこ「zzz……」スヤァ

真姫「にこちゃん」ユサユサ

にこ「んんん……何よぅ……」ゴシゴシ

真姫「にこちゃん」

にこ「真姫ちゃん?どぉしたの?」

真姫「……眠れないの」

にこ「眠れない……?」

真姫「うん」

にこ「んー……仕方ないわねぇ……」

にこ「ほら、隣に来なさい」

真姫「……うん」
112: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 00:55:10.09 ID:iJ0To8VH.net
にこ「まったく……真姫ちゃんてば、ほんとに甘えんぼさんね」フフ

真姫「うん…そうかもね」

にこ「あら。やけに素直」

にこ「それにしても……眠れないなんてねぇ。悪い夢でも見たの?」

真姫「……うん」

にこ「へぇ。もしかして、バイトやってる時の夢とか?」

真姫「いや……す○家は夢には出てこなかったわ……」

にこ「そうなんだ……」

にこ(もっと、真姫ちゃんを苦しませるような夢ってことなのかな……)

にこ「ねぇ、真姫ちゃん、どんな夢を見たのか、もし良かったら教えて欲しいなぁ。もしかしたら、話したら少し楽になるかもしれないし」

真姫「にこちゃん……」

にこ「もちろん、無理強いはしないけどね。言いたくなかったら、言わなくていいんだよ」

真姫「……」
115: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 01:05:22.44 ID:iJ0To8VH.net
真姫「夢を見たの……」

にこ「うん」

真姫「とっても、怖い夢」

にこ「どんな夢?」

真姫「…………」

真姫「FXで有り金全部とかして飛び降り自殺をする夢……」

にこ「………」

真姫「ほんとに怖かった……」ギュッ

にこ「確かにそれは怖いわね……そんじょそこらのホラーなんかよりもよっぽど怖いわよほんとに」

真姫「私、FXには手を出さないって決めたわ……」

にこ「うん……それでいいと思うよ」

真姫「ふふ……にこちゃんの言うとおり、
話したら少し楽になったかも……それに、にこちゃんの腕の中、あったかくて……すぐに……眠れ…………」

真姫「zzz……」スゥ

にこ「おやすみ……今度は良い夢見れるといいわね……」ナデナデ

真姫「ん………」スヤァ
141: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 19:04:45.20 ID:iJ0To8VH.net
にこ「ただいまー…」ガチャッ

真姫「おかえりにこちゃん」

真姫(この頃、にこちゃんの帰りが遅い)

真姫(今まで帰りが遅い日はそれなりにあったけど、最近は特に多い。仕事で忙しいらしい)

真姫(にこちゃん曰く、忙しいことはいい事だとか)

真姫(だけど、やっぱり心配よ。いくら好きなことを仕事にしてると言っても、にこちゃんだって人間よ。疲労は溜まってるに違いないわ)

真姫(と、いうわけで……)

真姫「にこちゃん、今日の晩御飯は私が作るわ」

にこ「……え?」
149: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 00:35:20.27 ID:nxrZzP9k.net
にこ「ま、真姫ちゃんが晩御飯を……?」

真姫「そうよ」

にこ「マジで言ってんの?」

真姫「うん」

にこ「……真姫ちゃん料理なんて出来たっけ?」

真姫「で、出来るわよ!!」

にこ「えー?ほんとにー?レンジでチンするだけじゃないのー?」

真姫「そんなわけないでしょ!とにかく!今日は私が作るから!にこちゃんはゆっくり休んでて!」

にこ「ほんとに大丈夫?にこが手伝った方が……」

真姫「大丈夫だから!!なんならもうお風呂にでも入ってきなさいよ!沸かしといたから!!」

にこ「でも…」

真姫「いいから!私一人に任せなさいよ!」

にこ「……そこまで言うなら、じゃあ任せようかしら」

真姫「そうそう、それでいいのよ!」ニコッ

にこ(なんかもう心配ね……)
150: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 00:54:59.33 ID:nxrZzP9k.net
にこ「ふー……」チャプッ

にこ「真姫ちゃん大丈夫かなー……既に嫌な予感しかしないけど……」

にこ「でもまあ、いくら不器用な真姫ちゃんでも、たべれないほど真っ黒焦げにすることはないでしょ……漫画じゃあるまいし……」

にこ「ていうか、真姫ちゃんが居ついてからもう結構立つのよね~」

にこ「ちょっとの間だけここにいると思ったのに、これじゃまるで同棲……」

にこ「……」ブクブクブクブク

にこ「のぼせそう」

にこ「あがろ……」ザブッ





にこ「あーいい湯だったー」ガチャッ

にこ「真姫ちゃ……って焦げくさっ!?真姫ちゃん!?どうし……」

真姫「……」ズーン

にこ「」

真姫「にこちゃん……」

真姫「私の料理に、常識は通じなかったみたいね……」フッ

にこ(暗黒物質(ダークマター)になってるうううううううう!!?)
152: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 01:24:22.13 ID:nxrZzP9k.net
にこ「ま、真姫ちゃん……どうやったらこうなるわけ?」

真姫「分からない……私もよく分からないの……気づいた時には真っ黒になってたの……」

にこ(料理が出来ないってレベルじゃねぇ)

真姫「どうしよう……これ……」

にこ「流石にこれは食べれそうに無いわね…ところで、何を作ろうとしてたの?」

真姫「ハンバーグよ……」

にこ(ハンバーグ……シルエットすら一致してない……ある意味凄いわねこれ……)

にこ「真姫ちゃんさ、ぶっちゃけ一度も作ったことないでしょ。ハンバーグ」

真姫「うっ……」

真姫「ネットのレシピさえ見ておけば大丈夫だと思ったのよ……だけど、このザマよ……」ズーン

にこ「まあ……料理はそんな甘くないってことよ。ごはんは炊けてるみたいだし、仕方ないから今日は卵かけごはんで……」

真姫「うぅ……」ジワァ

にこ「あーもう!泣かない泣かない!失敗したなら次は成功するように頑張ればいいのよ!」

真姫「だって……にこちゃんの負担を減らそうとしてはじめたのに、むしろ増やしちゃったから………うう……」グスッ

にこ「そんな、気にする必要無いわよ。その心意気だけでにこは十分嬉しかったから。ね?」ナデナデ

真姫「でもぉ……」グスッ

にこ「もー……だったらこうしましょ」
154: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 01:39:19.17 ID:nxrZzP9k.net
にこ「んっ……」

真姫「にこちゃん、どう?」

にこ「んんっ……いい」

真姫「ここは?」

にこ「んっ………いいよぉ……」

真姫「ここがいいのね……」

にこ「ああっ……いいっ……そこぉ……」

真姫「にこちゃんのここ……コリコリしてる」

にこ「言わないで、よぉ…………」

真姫「そんなこと言って、気持ちいいんでしょ?」

にこ「んっ……うん……すごく、きもちいいよぉ……」





にこ「気持ちよかったー♪体が少し軽くなった気がする!真姫ちゃんってばほんとにマッサージ上手ねー♪」

真姫「そりゃどうも。ていうかにこちゃん、肩すごかったわよ?驚くほど凝ってたんだから」

にこ「んー、まあ確かに肩が凝ってるって自覚はあったから色々やってたけどさー。なかなかとれなくって。でも真姫ちゃんにやってもらったおかげで、肩凝りはどっかに飛んでいったわよ♪」グルグル

真姫「ふふ。役に立てて何よりだわ」

にこ「そうだ!これから真姫ちゃんはにこの専属マッサージ師ね♪またいつか、疲れが溜まった時にはよろしく頼むわよ!」ニコッ

真姫「ふふふ。しょうがないわねー!」ニヤニヤ
165: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 14:41:15.53 ID:05kHay4K.net
また別の日…

真姫(にこちゃん、今日は帰ってこれないらしい)

にこ『ごめんね真姫ちゃん。作り置きしておくけど、流石に足りないだろうから何か買って食べてね。ここにお金は置いとくから。あ!でも余計なもの買ってお金がなくなったーっていうのはやめなさいよ!?』

真姫「って言ってたけど、心配にはおよばないわよ。どーせカップヌードルしか買わないし」

真姫「それにしても、にこちゃんってば……」

にこ『真姫ちゃん大丈夫?にこがいなくって、寂しさで死んじゃったりしない?』

真姫「なんてこと言って。まったく。失礼よね。私だってもうこどもじゃないんだし、そもそもにこちゃんが仕事にいってる間はいつも一人だから、一人には慣れてるし。寂しくなんてないわよ」

真姫「……」シーン

真姫(何で私はさっきからひとりごとをぶつくさ言ってるんだろう……)

真姫(カップヌードル、買いに行こ……ついでに缶コーヒーも……)スクッ
168: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 15:04:04.21 ID:05kHay4K.net
真姫「うーん……なかなか楽そうなバイトが見つからないわね……」カチカチ

真姫「今日はもういいわ。カー○ィでもやりましょ」パタン

真姫「………」ポチポチ

真姫「………あっ」ポチポチ

真姫「あー………」

真姫「…………」ポチポチ

真姫「…………」ポチポチ

真姫「あれ?もうこんな時間……」

真姫「にこちゃんが帰ってくる前に、洗濯物取り込んどかなきゃ」スクッ
169: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 15:09:10.21 ID:05kHay4K.net
真姫「……」ゴロゴロ

真姫「……」スマホチラッ

真姫「……」ゴロゴロ

真姫「……」スマホチラッ

真姫「にこちゃん遅いなー」ゴロゴロ

真姫「あ」ピタッ

真姫「そうだ……今日はにこちゃん、帰ってこないんだっけ……」

真姫「……」シュン

真姫「お湯沸かそ……」スクッ
173: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 21:10:57.28 ID:05kHay4K.net
真姫「」ズルズル

真姫(やっぱり、にこちゃんの手作りの方がいい……)ズルズル

真姫「」ピッ

にこ『にっこにっこにー♪』

真姫「にこちゃんだ……テレビに出てる」

真姫「すごいな……にこちゃんは……」

真姫「昔からアイドルになりたいって言ってて……その夢を叶えちゃうんだもの………」

真姫「対する私は……ううう………」

真姫「大学に入ってすぐに挫折して…………途方に暮れているところをにこちゃんに拾われて………」

真姫「にこちゃんは、私が社会復帰するまでは面倒見てあげるって言ってくれて、私はそれに甘えてにこちゃんのお世話になって……」

真姫「バイトはまったく長続きしなくて……かれこれもう、5回くらい辞めちゃって……」

真姫「もう……何やってんだろ、私……」

真姫「いざとなったら、にこちゃんに養ってもらおうかな、なんてね……」
174: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 21:25:49.03 ID:05kHay4K.net
チュンチュン

真姫「んん……」モゾモゾ

真姫「ふわあああ……」

真姫「寒っ……今何時よ……」ブルブル

真姫「7時ジャスト……嘘でしょ……」ゴシゴシ

真姫「柄にもなくこんな時間に起きちゃった……しかもなんか目覚めがいいし……」

真姫「今から寝るのは無理ね……久しぶりに朝ごはんでも食べようかしら」ガバッ

真姫「そう言えば、にこちゃん……」

真姫(帰ってきてるかな……)

真姫「……」スタスタ

真姫「にこちゃーん……」キョロキョロ

真姫「……」シーン

真姫(帰ってきてない、か。まあ……分かってはいたけどね……)シュン

真姫「あ……そう言えば、朝ごはんって言っても何を食べればいいのかしら……」

真姫(無意識に、にこちゃんがいること前提で考えてた……)

真姫「はぁ……コンビニでパンでも買おうかしら。ついでに今日のお昼のカップヌードルもね……」
183: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 22:41:10.81 ID:05kHay4K.net
真姫「」ズルズル

真姫(今日はにこちゃんが帰ってくる……だからきっと、にこちゃんの手料理が食べれる)

真姫(あ……そうだ)

真姫(テーブルの上が散らかってるし、片付けとかなきゃ)

真姫(ついでに、掃除もしておこうかしら。いつもにこちゃんが掃除をしてるし、たまには私が、ね)

真姫(……にこちゃん、早く帰ってこないかな…………)
185: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 22:58:34.62 ID:05kHay4K.net
真姫「」ゴロゴロ

真姫「……」スマホチラッ

真姫(遅い……)

真姫「……」シーン

真姫(もう、みんな晩御飯食べ終わってる頃じゃない……遅すぎよ……)

真姫(にこちゃんが清々しい気持ちで料理ができると思って綺麗にしたって言うのに……これじゃ、意味ないじゃない……)

真姫(にこちゃんのばか……)グスッ

真姫(早く帰ってきなさいよ……)
187: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 23:11:39.79 ID:05kHay4K.net
にこ「ただいまー。真姫ちゃーん、生きてるー?」ガチャッ

真姫「zzz……」スヤァ

にこ「寝てる……?おーい、真姫ちゃーん」

真姫(にこちゃん……?帰ってきたんだ……)

にこ「もしもーし」

真姫(ふーんだ……絶対に起きたりしないんだから……散々人を待たしておいた罰よ)

にこ「完全に寝てる……そっとしておいた方が良さそうね」

真姫(えっ……もう諦めちゃうの……?)

にこ「でも、流石にここで寝てたら風邪引いちゃうわよね」

真姫(そうよ……だからお越しなさいってば……)

にこ「毛布をかけてあげましょ、っと」バサッ

真姫「……」

真姫(にこちゃん優しい……なんか、起きるに起きれなくなっちゃった………)
195: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/07(水) 00:38:48.62 ID:ohMQSDw1.net
にこ「ふふ。ぐっすり寝ちゃって。こっちは仕事が終わってクタクタなのにねぇ」ナデナデ

真姫(ほんとは寝てないけどね……にこちゃんの手気持ちいい……)

にこ「あーあ。にしても、どーして私はこんなダメダメな子を住まわせちゃったんだろうねー」

真姫(ダメダメってなによ……私だって頑張ってるのに……)

にこ「……ま、惚れた弱みってやつかしらね」

真姫(……え?)

にこ「音ノ木を卒業したら、この気持ちとはおさらばするつもりだったのにね」

にこ「まさか、またあんたと出会って、しかも居ついちゃうなんてね」

真姫(ど、どういうこと?まさか、にこちゃんが……いや、きっとそんなんじゃなくて、友達的な意味で……)

にこ「やっぱり……忘れたくても忘れられないわよ。だって、初恋だもん。それに……近くにいるなら、尚更よ」

真姫(は、初恋!?それって……)

にこ「……真姫ちゃん」

にこ「……好き」

真姫(…!!!)

にこ「……なーんて」

にこ「素直に言えたらいいのになぁ。でも、言えるわけないわよね……」

にこ「そもそも、女同士だし。そんなこと言ったら気持ち悪いと思われるに決まってるわ」

にこ「まあ……にこはアイドルだし、当分は恋人なんて必要ないんですよーだ……」

にこ「さてと。お風呂に入って、早く寝ちゃいましょっと」スクッ

スタスタ

真姫「……」ドキドキドキドキドキドキ

真姫(どうしよう……)ドキドキドキドキドキドキ

真姫(とんでもないことを聞いちゃった……!!)ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
218: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/08(木) 00:02:47.26 ID:ohMQSDw1.net
チュンチュン

真姫「」ガバッ

真姫(結局ほとんど寝れなかった……)

真姫(まさか……にこちゃんが私のことを……す、す、好……)

にこ「ふわぁぁ……」ガチャッ

真姫「!!」ビクッ

にこ「んぁ……?」

真姫(どうしよ……まともに顔見れない///)バッ

にこ「真姫ちゃん?今起きたの?」

真姫「う……うん」ドキドキ

にこ「こんな時間に起きるなんて珍し……っていうか、真姫ちゃんずっとここで寝てたのね」

真姫「い、言われてみればそうね」

真姫(実際は起きてだけどね……)

にこ「ま、せっかく起きたんだし。朝ごはん一緒に食べる?それともまだ寝る?」

真姫「!!」

真姫(にこちゃんの手料理……!!)ゴクリ

真姫「……じゃ、じゃあ朝ごは」グゥゥゥ…

にこ「……」

真姫「……」プルプル

にこ「…………ぷっ」

真姫「ワラワナイデ!!///」カァァ
221: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/08(木) 05:14:13.35 ID:dUgPRRzz.net
にこ「あはははは!何さっきのすごい音!目覚まし!?目覚ましなの!?あは、あはははは!!だめ、お腹よじれる~~!あはははは!!」バンバン

真姫「む~~~~!!///」プクー

真姫「もう!にこちゃんのばか!知らない」ガバッ

にこ「ありゃりゃ。ごめんねー真姫ちゃーん。拗ねないでー」ナデナデ

真姫「ふん!」プイッ

にこ「しょーがないわねぇ。よいしょっと」スクッ

にこ「腹ペコ真姫ちゃんのために、今日はいつもより豪華な朝ごはんを用意しちゃうわよ~♪」

真姫「」ピクッ

真姫(そう言えば、昨夜は何も食べてなかったんだっけ……)

真姫「……」グゥゥ

真姫(早く食べたいな……)
222: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/08(木) 05:14:53.04 ID:dUgPRRzz.net
にこ「んー、完璧♪」

にこ「真姫ちゃーん、出来たわよー」

真姫「」ガバッ!

にこ「はやっ!?」

真姫「にこちゃん。早く早く」

にこ(もう座ってるし……よっぽどお腹が減ってたのね)

にこ「はいはい。そう急かさないの」スッ

真姫「……いい?」

にこ「そうね。それじゃ早速」

真姫「いただきます」

にこ「いただきまーす」
229: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/08(木) 21:19:41.90 ID:dUgPRRzz.net
にこ「どうよ真姫ちゃん。久しぶりのにこの手作りは」

真姫「……美味しい」

にこ「ま、当然よねー♪」フフン

にこ「そう言えばさ、真姫ちゃんと朝ごはん一緒に食べるのって、これが初めてよね」

真姫「そうだっけ?」

にこ「そうよ。だって真姫ちゃん、いつもはこの時間寝てるじゃない」

真姫「……言われてみれば確かにそうね」ズズズ……

真姫(あったまる……)ポカポカ

にこ「真姫ちゃん、たまには朝早く起きるのも悪く無いでしょ?」

真姫「そうね……毎朝にこちゃんが美味しいお味噌汁を作ってくれるなら、悪くないかも」

にこ「…………へ?」ボッ

真姫「これから毎朝早起きしてみようかしら……って、にこちゃん?どうしたの?」

にこ「……なんでもないわよ」カァァ

真姫「……?」

真姫(怒ってる……?怒らせるようなことを言った覚えはないのに……)シュン
230: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/08(木) 21:52:01.48 ID:dUgPRRzz.net
真姫「ごちそうさま」

にこ「ごちそうさまー。さてと、片付けますかー」

真姫「じゃあ私は、寝たりないからもう一眠りしようかしら……」

真姫(寝たりないとごろか全然寝てないけどね……今になって眠くなってきた……朝ごはん食べたばっかりだからかしら……)

にこ「食べたばっかりで寝てたら太るわよ~」

真姫「大丈夫よ太らないから。ていうか眠たくてしょうがないのよ……ふわぁぁ……」

にこ「まったく……昨日いつから寝てたかは分からないけど、結構長く寝てたと思うわよ。それなのにまだ眠いのー?」

真姫「起きてたわよずっと……」ウトウト

にこ「ふふ。何言ってんのよ。ぐっすり寝てたわよ?何度名前を呼んでも起きなかったし」

真姫「寝てるフリよ……実際はずっと起きてたし……おかげさまで今になって眠気が」ウトウト

にこ「…………は?」ピタッ

真姫「ふわぁぁ…………」

真姫(……………あれ?)
244: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/08(木) 23:59:17.83 ID:dUgPRRzz.net
にこ「真姫ちゃん……起きてたって、寝てるフリしてたってどういうことよ……」

真姫「ふ、フリって言ってもほとんど寝てたようなものだから……な、何も覚えてないわよ……」ダラダラ

にこ「覚えてない……?まさか真姫ちゃん、にこの独り言を聞いたり……」

真姫「な、何も聞いてないわよ!!」アタフタ

にこ「……真姫ちゃんさぁ」

にこ「分かりやすいのよ!!」ダッ!

真姫「ゔぇぇ!?」ビクッ

にこ「待ちなさいよ!!」ドタバタ

真姫「待てと言われて素直に待つ人なんていないでしょー!」ドタバタ

にこ「このっ!」ガッ

にこ「きゃっ!?」ズザー

真姫「にこちゃん!?」ビクッ

にこ「うぅぅ……いたぁい……」プルプル

真姫「にこちゃん大丈……」

にこ「なーんちゃって!」ガバッ

真姫「ゔぇっ!?」ビクッ

にこ「捕まえたぁ!!」ガシッ

真姫「に、にこちゃん卑怯よ!」ブンブン

にこ「ちょ、ちょっと!暴れるんじゃないわよ!おとなしく……」

真姫「え」ズルッ


バタッ
263: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 01:03:04.25 ID:JAnj6Zfw.net
にこ「……」

真姫「……」

にこまき「!?」バッ

にこ「…っ!?………っ!?」カァァ

真姫(さ、さっき唇に感じた柔らかい感触……しかも目の前にはにこちゃんの顔があって……)

真姫(もしかしてこれって……にこちゃんと……きっ、ききききき、キスを……!?)カァァ

にこ「ま、真姫ちゃん……」

真姫「ゔぇっ!?な、何!?」ビクッ

にこ「結局……昨日のにこの独り言、聞いたの……?」

真姫「うっ……そ、それは……」

にこ「お願い。素直に答えて」

真姫「……聞いて、ました」

にこ「……そっか」

にこ「じゃあ、にこが真姫ちゃんのことを、どう想っているのかも、もう真姫ちゃんは知ってるってわけね」

真姫「にこちゃ……」

にこ「真姫ちゃん」

にこ「好きよ。高校生の時から、ずっと好き。初恋だった。忘れたくても忘れられなかった。それくらい、ずっと好きなの。女同士とか、そんなことは関係無しに、1番大好きなの。愛しているの!」

にこ「だから……にこの恋人に、なってください!」

真姫「にこちゃん……」
268: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 01:32:00.33 ID:JAnj6Zfw.net
にこ「…………」ドキドキ

真姫「………分からないの」

にこ「………え?」

真姫「私……恋とか、したことないから……好きって気持ちが、どんな感じかが分からないの」

真姫「それにその……女同士だし、どうしたらいいのか分からなくって……ってにこちゃん!?」

にこ「なに、よ」ポロポロ

真姫「ご、ごめんそういう意味で言ったんじゃなくて……!ああもう!泣かないでってば!」ギュッ

にこ「泣いてなんか……グスッないわよ……」ギュゥゥ

真姫「と、とにかく!べつにこれは、振ったとかそういうわけじゃなくって!!なんていうかその……保留ってやつよ!!」

にこ「なによ……グスッそれ……はっきり、グスッ……しなさい、よ……」

真姫「だって……仕方ないじゃない。何にも分からないだもの……自分の気持ちとか、いろんなものが。全然分からないの」

にこ「……グスッ」ギュッ

真姫「……でもね。これだけは言える」

真姫「にこちゃんに好きって言われて……私は、悪い気はしないし、むしろ嬉しいと思ってる」

真姫「それに……私自身も、にこちゃんのことは……全然嫌いじゃないし……むしろ、好きっていうか……」カァァ

真姫「ああもう!とにかく!今は保留なんだから!!」

にこ「……にこのファーストキスを奪ったくせに」

真姫「そ、それは事故みたいなものでしょ!……っていうか、ファーストキスだったんだ……」

にこ「真姫ちゃんは?」

真姫「え?」

にこ「ファーストキスだった?」

真姫「……ファーストキスよ」

にこ「……そっか。そっかぁ……えへへ」ギュッ

真姫「に、にこちゃん……苦しいんだけど」

にこ「真姫ちゃん」

真姫「にこちゃん……?」

にこ「なるべく早くに、答えを出しなさいよ

真姫「……うん」

にこ「にこは、真姫ちゃんの答えがどんなものでも、真姫ちゃんのことがずっと大好きだから」ギュッ

真姫「……ありがと」ギュッ
269: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 01:43:30.64 ID:JAnj6Zfw.net
数日後

真姫(あの日から、私はちょこっとだけ変わった)ゴロゴロ

真姫(にこちゃんが私のことを好きってことを知ってからは、にこちゃんに迷惑をかけないためにも、きちんと働かなければという気持ちが芽生えた)ゴロゴロ

真姫(既にバイトの面接を受け、採用されている。そして明日から入ることになっている)ゴロゴロ

真姫(それともう一つ、あの日から……にこちゃんを異様に意識してしまうようになった)ゴロゴロ

真姫(以前も、にこちゃんにドキッとすることはほんの少しあったけど……今は度を越している)ゴロゴロ

真姫(具体的に言うと……その……にこちゃんを見て、たまに、いかがわしいことを考えてじうようになった)ゴロゴロ

真姫(前はこんなこと無かったのに……)ゴロゴロ

にこ「ただいまー」ガチャッ

真姫(あ、にこちゃん帰ってきた)ピタッ
274: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 02:03:31.69 ID:JAnj6Zfw.net
真姫「おかえり、にこちゃん」

にこ「真姫ちゃん、今晩なに食べたい?」

真姫「今日は特に。にこちゃんの手料理ならなんでも大丈夫よ」

にこ「ほんと真姫ちゃんって、にこの手料理が大好きよね~」

真姫「まあね。だって美味しいんだもん」

にこ「ふふ。ありがと」

にこ「あ、そうだ。真姫ちゃん明日からバイトだっけ?」

真姫「そうだけど……」

にこ「今度こそ続けられる自信は?」

真姫「うっ……それは……」

にこ「ま、そうなるわよね。だけど安心しなさい!にこがいい案を思いついたのよ~♪」

真姫「いい案?何よそれ」

にこ「じゃじゃーん♪お仕事カード♪」

真姫「お仕事カード?」

にこ「このカードは、真姫ちゃんがバイトから帰ってきたら1ポイント!」

真姫「ポイント制?」

にこ「そ。あ、でもバックれて帰ってきたらポイントはなし。あと、今やってるアルバイトを辞めたら溜まったポイントはリセット。ゼロに戻るわ」

真姫「ってことは、溜めたら何かあるの?」

にこ「もっちろん!見事、30ポイント溜まったら!なんと!」

真姫「なんと?」

にこ「このスーパーアイドルにこにーが、一つだけ、真姫ちゃんの言うことをなーんでも聞いてア・ゲ・ル♪」

真姫「………」

真姫「!?!?!?」
285: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/10(土) 05:11:50.37 ID:NddNcyQU.net
真姫「なんでもっ……!?」

真姫(あんなことやそんなことも……って何考えてんのよー!?)ブンブン

にこ「真姫ちゃんってば、ポイントが溜まったらにこにどんなことさせるのかしら~♪もしかして、あんなことやこんなことを……きゃー!真姫ちゃんやらしー♪」ニヤニヤ

真姫「ししししししないわよ!!///」アタフタ

にこ「ま、ポイントが溜まってからのお楽しみってとこね~」

にこ「どうよ真姫ちゃん。これなら続けられそう?」

真姫「そっ、そうね。これなら確かに……続けられるかも」カミノケクルクル

にこ「」ジトー

真姫「何よ?」

にこ「真姫ちゃん、やっぱりにこに変なことさせるつもりでしょ」

真姫「しにゃいわよっ!!///どーしてそうなるのよ!!///」

にこ「真姫ちゃんの顔がそう言ってるもん」

真姫「はぁ!?意味分かんない!!///」
286: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/10(土) 05:13:45.72 ID:NddNcyQU.net
真姫(お仕事カードが提案されてから、一ヶ月とちょっとが経った)

真姫(今までバイトが長続きしなかった私だけど……)

真姫(驚くことに、今回のバイトはまだ続いていた)

真姫(今やってるバイト、待遇が良かったりするわけではない。むしろ、今までやってきたバイトの中でも、待遇は中の下くらい)

真姫(でもなんで続けられたのかって言われると、それはやっぱり……にこちゃんの提案したお仕事カードのおかげに違いないわ)

真姫(ちなみに、あのお仕事カード、今日のバイトが終わると、ついに30ポイント貯まることになる。それはつまり……)

真姫(にこちゃんが……ひとつだけ、なんでも言うことを聞いてくれることになる……!)ゴクリ
287: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/10(土) 05:14:47.78 ID:NddNcyQU.net
真姫(………はっ!)

真姫(まただ……)

真姫(また、変なこと考えてる……)

真姫(あの日から、ずっとそう……)

真姫(ずっと、にこちゃんのことを考えてしまっている……)

真姫(仕事中も、にこちゃんに触りたい、とか。にこちゃんをめちゃくちゃにしたい、とか……)

真姫(とにかくその……にこちゃんに対して、えっと、いかがわしいことを……考えてしまうようになっていた)

真姫(さっきだって、にこちゃんに何をしてもらおうかって考えた時に、真っ先に……せ、性的なことを考えてしまったり……)

真姫(ときどき、こんな自分が嫌になってくるときもある……はぁ)

真姫(これじゃまるで……変態じゃない……)ズーン

真姫(ほんと、いみわかんない……)
288: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/10(土) 05:16:11.02 ID:NddNcyQU.net
真姫(でも、そんな自己嫌悪に陥りながらもきちんとバイトを続けているあたり、私の本性は、そういうことをするのを望んでいるのかもしれない)

真姫(……やっぱり変態じゃない)

真姫(ていうか……たとえ変なことを考えていても、それをにこちゃんにしてもらう勇気は私には無いし……違うことをしてもらおうかしら)

真姫(そうね、例えば………あっ)

真姫(……にこちゃんと、もう一度キスがしたい……)

真姫(はっ!?ち、違う!!なんでそうなるのよ!!///)ブンブン

真姫(あーもう止め止め!仕事に集中……)

「西木野さーん!オーダー!」

真姫「は、はーい!」ダッ

真姫「ご注も……」

「あれ……?もしかして……」

真姫「あ、あなたは……!」
289: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/10(土) 05:35:00.21 ID:NddNcyQU.net
真姫「……」ガチャッ

真姫「……」スタスタ

真姫「はぁぁ……」バフッ

真姫「疲れた……」

真姫(ていうか……)

真姫(まさかあんなところで……あの2人に会うなんて……)

真姫(しかも………)

真姫(しかも………!!)

真姫(まさか結婚するだなんて……予想外よ……!!)

真姫(いや、それだけならまだしも!!)

真姫(ま、まさか……)

真姫(同性婚するだなんて……!!)

真姫(確かにあの2人、高校時代から仲が良かったけど!)

真姫(完全に予想外だったわよ……色んな意味で……)ドキドキ
296: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 00:54:22.23 ID:95NuFTy4.net
真姫「結婚、か………」ボソッ

真姫(私もいつか、にこちゃんと……)

真姫(って、なんでそこでにこちゃんが出てくるのよー!!)カァァ

真姫(はぁ……またにこちゃんのことを考えちゃって……私……)

真姫(そもそも……私たちは女同士よ……結婚なんて……)

真姫(いや……でも、あの2人は、女同士で結婚してるけど……)

真姫「………にこちゃんが結婚するとしたら、相手はどんな人になるのかしら」

真姫「……」ズキッ

真姫(……あれ、なんだろう……この気持ち)

真姫(将来、にこちゃんの隣に、私以外の誰かがいるのを想像して……)

真姫(なんか、こう、胸が苦しくなって………)

真姫(私は………)

にこ『真姫ちゃん♪』ニコッ

真姫(わたし、は……)

真姫「あ……」

真姫「そっか……そういうこと、だったのね……」

真姫「やっと……やっと分かった。やっと見つけられた」

真姫「私の……本当の気持ち。私の、夢……」
298: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 01:18:56.29 ID:95NuFTy4.net
にこ「ただいまー」ガチャッ

真姫「お帰りなさい、にこちゃん」

にこ「真姫ちゃん、今日バイトだっけ?」

真姫「今日はお昼だけよ。もう終わってる」

にこ「そっかぁ。じゃあついに……お仕事カードが30ポイント貯まったってわけね」

真姫「そうよ」

にこ「真姫ちゃんよく頑張たわねー。それじゃあ早速、真姫ちゃんの言うこと、なーーんでも聞いてあげるわよ♪」

にこ「ほ、ほんとになーーんでもいいのよ?遠慮しなくて構わないんだから!真姫ちゃんのやりたいこと、なんでも聞いてあげるんだからね!!///」ドキドキ

にこ(な、何をされるのかしら……マジであんなことやそんなことを………///)ドキドキ

真姫「にこちゃん」

にこ「は、はいぃ!」ビクッ

真姫「私の恋人になって」

にこ「し、仕方ないわねー!///…………………え?」

にこ「ちょちょちょちょ、ちょっと待ってもう一回言って」

真姫「だから、私の恋人になりなさいってば」

にこ「…………え?」

にこ「うぇええええええええええええええええ!?!?」ドンガラガッシャーン
302: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 01:31:58.31 ID:95NuFTy4.net
真姫「ちょ、ちょっと!にこちゃん大丈夫!?派手に倒れたけど……」

にこ「大丈夫じゃないわよ!!///あー!!もぉぉぉ!!///」

真姫「にこちゃん、泣いてるの?」

にこ「はぁぁぁぁ!?泣いてないし!!///」

真姫「もしかして、さっき転けた時にどこかぶつけた?」

にこ「そーいうんじゃないわよ!!これは嬉し泣きよ!!」グスッ

真姫「ほら、やっぱり泣いてるじゃない」

にこ「泣いてないもーーーん!!」

真姫「泣いてるって自分で言ったじゃない。嬉し泣きって」

にこ「言ってないー!」

真姫「言ったわよ!!」

にこ「ふーんだ!もう知らない!」プイッ

にこ「……真姫ちゃん、ぎゅってして」

真姫「……はいはい。しょーがないわね」ギュッ

にこ「……グスッ」ギュッ

真姫「今日のにこちゃん、子どもっぽい」

にこ「余計なお世話よ」

真姫「まあ、そういうところも可愛いけどね」

にこ「……ばーか」ギュッ
305: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 01:54:58.27 ID:95NuFTy4.net
にこ「真姫ちゃん、なんで私に……こ、恋人になれって、言ったの?」

真姫「……私ね」

真姫「にこちゃんに告白された、あの時から……にこちゃんのことしか考えられなくなっていたの」

にこ「な、何よそれ……///」カァァ

真姫「四六時中、にこちゃんのことを考えていた、って言ってもいいくらいに、にこちゃんのことばっかり考えてた。でも……」

真姫「それが恋だって分からなかった。恋なんて、一度もしたこと無かったから……」

真姫「だけど今日、あることがきっかけで……ようやく気づいたの」

真姫「私は、にこちゃんの側にいたい。にこちゃんとずっと、一緒にいたい。だって……にこちゃんが好きだから」

真姫「その好きって気持ちが、恋なんだな、って」

にこ「………」カァァ

にこ「………ほんとににこなんかでいいの?」ギュッ

真姫「馬鹿ね。にこちゃんじゃなきゃダメなのよ。むしろ、にこちゃんこそ私でいいの?」

にこ「……答えなんて知ってるくせに」

真姫「うん。もちろん。知ってて言ってるのよ」

にこ「むかつく」

真姫「ごめんね?怒った?」

にこ「別にー?」

にこ「……このスーパーアイドルにこにーが恋人になったげるんだから、大切にしなさいよね」ギュゥゥゥ

真姫「うん。大切にする」ギュッ
308: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 02:12:01.14 ID:95NuFTy4.net
にこ「真姫ちゃん」

真姫「なぁに?」

にこ「にこ、今世界で一番幸せよ」

真姫「それは違うわ。だって今世界で一番幸せなのは私だもの」

にこ「いーや、にこが一番だもーん」

真姫「私が一番ですー」

にこ「じゃあ同率一位でいっか」

真姫「そうね」

にこ「真姫ちゃん」

真姫「なぁに?」

にこ「にこ、幸せすぎで死んじゃうかも」

真姫「にこちゃんが死んだら私も死ぬわ」

にこ「えー。じゃあにこ死ななーい」

真姫「じゃあ私も生きるわ」

にこ「……ていうかさあ」

真姫「ん?」

にこ「真姫ちゃん、良かったのそれで」

真姫「何が?」

にこ「にこがなんでも言うこと聞くってやつ」

真姫「それがどうしたの?」

にこ「だから、それを、恋人になってくれ、だなんて言っちゃってさ。べ、別ににこは……そんなもの使われなくても、恋人になっていたっていうか……」

真姫「別にいいのよ。これで」

真姫「なんでも言うことを聞いてもらえる、って口実があれば……告白する勇気が出たし」

真姫(まあ実際は、それ以外で私がにこちゃんに聞いてもらいたいこととって……すっっごく言いにくいような、そういうことになるから、っていうのが本音だけどね……)

真姫(そんないかがわしいことを聞いてもらうくらいなら、いっそ恋人になってくれって言った方が健全だもの)
310: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 02:26:45.17 ID:95NuFTy4.net
にこ「うーん……なんかなあ」

真姫「何よ?不満」

にこ「恋人になれたことには大満足。けど、なんか納得いかないの」

真姫「そんなこと言われても……」

にこ「そうだ!だったら、さっきのノーカンにしてあげる!」

真姫「え?ど、どういうことよ?」

にこ「なんでも言うことを聞いてあげるっていうやつよ!最初に真姫ちゃんが言った恋人になってっていうお願いごとはナシで!」

真姫「つまり……?」

にこ「ようするに、もう一つだけ、真姫ちゃんの言うことをなんでも聞いてあげるってことよ♪」

真姫「……」

真姫「ゔぇぇ!?」ビクッ

にこ「なーーんでもいいわよ~♪真姫ちゃんのしたいこと、なーんでもしちゃうんだから♪」

真姫「な、なんでも……」ゴクリ

にこ「真姫ちゃんになら、にこの全部をあげたって構わないんだよ……?」ウワメヅカイ

真姫「うぐっ!」キュン

にこ「だから、遠慮せずに……ね?」

真姫「わ、私は………」

真姫「私は……っ!!」ドキドキ

にこ「……」ドキドキ

真姫「…………にこちゃんと―――――」
343: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/12(月) 15:23:41.01 ID:IGwVf9/G.net
にこ「お、お邪魔します……」チャプ

真姫「ど、どうも……」ドキドキ

にこ「…」ドキドキ

真姫「…」ドキドキ

にこ「ご、ごめんね狭くて」ドキドキ

真姫「そ、そんなことないわよ」ドキドキ

にこ「……まさか、一緒にお風呂に入ってくれって言われるとは思って無かったわ」

真姫「い、今まで一緒にお風呂に入ったこと無かったから、いい機会かなーと思ったのよ」

にこ「ふーん……」

真姫(本当は別のことを考えていたけど……理性がなんとか打ち勝ってお風呂という答えに行き着いたなんて………死んでも言えない)

真姫(で、でもこれはこれで………理性がいつ崩壊するか分からないじゃない……!)ドキドキ

にこ「真姫ちゃんさぁ、にこに背中向けてないで、にこの方を見てよ」

真姫「は、恥ずかしいじゃない……なんか」

にこ「一緒にお風呂入ってって言ったのは真姫ちゃんでしょ」

真姫「そっ、そうだけど……」

にこ「…………こっち見てくれなきゃ、寂しいんだけど」

真姫「うっ…」キュン
356: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/13(火) 14:42:06.29 ID:sPghLTub.net
真姫「す、すぐには無理よ……心の準備が……」

にこ「ふーん。そっか」

にこ「なら勝手にくっつくわ」

真姫「え?くっつくって……」

にこ「こうするのよ。ぎゅー」ギュッ

真姫「ゔぇぇ!?」

真姫(ゔぇぇ!?)

にこ「真姫ちゃんの肌って、ほんと綺麗。見惚れちゃいそう」ギュー

真姫(なななななななな!?)

真姫(当たってる!!にこちゃんの慎ましいけど柔らかい胸が!!当たってる!!)ドキドキ

真姫(しかも裸よ!?生乳よ!?)ドキドキ

真姫(このままじゃ本当に……壊れる!!私が!!)ドキドキ

にこ「真姫ちゃん、早くこっち見てよー」ギュー

真姫「い、今むくわよ!」グルン

にこ「あっ」ツルン

真姫「!?」

真姫(!?)

にこ「あ……」

真姫(目と鼻の先に……にこちゃんの顔が……!?)ドキドキ

にこ「……」ドキドキ
357: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/13(火) 14:44:27.64 ID:sPghLTub.net
にこ「真姫ちゃん……」スッ

真姫「に、にこちゃ……っ!?」

真姫(目を瞑った……?それってつまり……そういうこと……よね)ドキドキ

真姫「にこちゃ……ん」チュッ

にこ「ん」チュッ

にこ「……恋人になってからの、初めてのキス……よね」

真姫「そ……そうね」

にこ「えへへ……」ニヘラ

真姫「」キュン

にこ「あー。もー。幸せ。真姫ちゃん、もう一回、ちゅーしよ?」

真姫「」キュン

真姫「……うん」

にこ「真姫ちゃん……」

真姫「にこちゃん……」

にこ「ん…」チュッ

真姫「」レロ

にこ「んー!?」ビクッ

真姫「にこ、ひゃん」レロレロ

にこ「ま、まひ……んっ」チュッ

真姫「ん……」チュッレロレロ

にこ「んむっ……!ふっ……!」ビクビクッ
358: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/13(火) 14:46:12.29 ID:sPghLTub.net
にこ「はぁはぁ……」

真姫「はぁ、はぁ、にこちゃん……」

にこ「真姫ちゃんの……」

にこ「ばかーーー!!」

真姫「ゔぇぇ!?なんで!?」

にこ「なんで舌入れてくるのよー!!///ばかばかばかーー!!///」

真姫「し、舌?……はっ!」

真姫(私ってば無意識のうちに、変なことしてたあああ!!ゔぇぇええあああ!!)

にこ「真姫ちゃんの変態!///むっつりスケベ!!///性欲魔人!!///」

真姫「」グサッ

にこ「まだ恋人になったばっかりなのに……がっつきすぎよ!///」

真姫「」

にこ「まったく……真姫ちゃんはほんとにまったく……」ドキドキ

にこ「……心の準備が出来てないのに、不意打ちしないでよね。したいって言ってくれれば、にこはいつだって……///」ボソボソ

真姫「何よ!!」ドン

にこ「ひっ!?」ビクッ
360: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/13(火) 14:56:02.00 ID:sPghLTub.net
真姫「私は!!にこちゃんが告白してきたあの日から!!にこちゃんのこと、ずっっっっと考えてたのよ!!」

真姫「にこちゃんに触りたいって、にこちゃんをめちゃくちゃにしたいってずっと思ってきたのよ!!」

真姫「お風呂に一緒に入ってくれだなんて言ったけどね!あれは嘘よ!!確かに、一緒にお風呂に入りたい気持ちはあった!!でもほんとはもっと、別のことがしたかった!!でも恥ずかしくて言えなかった!!」

にこ「ま、真姫ちゃん……?」

真姫「にこちゃん言ったわよね!なんでも言うこと聞くって!!言ったわよね!?」

にこ「言った、けど……」

真姫「だったら!!今からするわよ!?私が、本当にしたかったこと!!」

にこ「ま、真姫ちゃん!?」

真姫「にこちゃんが悪いんだからね……なんでもするって言った、にこちゃんが……!」ハァハァ

にこ「ま、待って!!」

真姫「何よ!!言っておくけど、今更嫌だなんて言わせな……」

にこ「………するのは構わないけど…………はっ、は初めてなんだから……せ、せめて……初めてくらいは、ベッドでしてほしいん……だけど、なー……」カァァ

真姫「」
ドドドドドドドドドドドド……
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨…………
375: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 00:12:16.70 ID:RqfzQ5Sh.net
チュンチュン

真姫「んん……」

真姫「寒っ……」

真姫「んー……」ガサゴソ

真姫「寒い………」ガタガタ

真姫「寒い!」ガバッ

真姫「ゔぇぇ!?」ビクッ

真姫「な、何も着てない!?なんで……」チラッ

にこ「ん……」モゾモゾ

真姫「…………」

にこ「zzz……」スヤァ

真姫「!?」

真姫(裸のにこちゃんが隣に!?!?!?どうし……………あ)

真姫(や……)

真姫(ヤッてしまったああああああああああああああああああああああ!!)

真姫(ゔぇぇああええあああああああああ!!)
379: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 00:33:27.58 ID:RqfzQ5Sh.net
にこ「んん……寒っ……」ガサゴソ

にこ「んー……?あれ……真姫ちゃん、なんでここに………」

真姫「」

にこ「………」

にこ「!!」カァァ

真姫「」

にこ(そういえば昨日の夜、真姫ちゃんと……///)

にこ「ま、真姫ちゃんってさ……ベッドの上だと、けっこー肉食け」

真姫「ごごごごごごめんなさい!!」ドゲザッ!

にこ「真姫ちゃん!?」ビクッ

真姫「ほんっっっとうにごめんなさい!!ごめんなさい!調子に乗りすぎました!!」

にこ「い、いや……謝らなくていいから!!とにかく顔上げて!ほら!」
382: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 00:48:17.75 ID:RqfzQ5Sh.net
真姫「で、でも!」

にこ「でもじゃなくって!ほら顔あげて!」

真姫「に、にこちゃん……」

にこ「まったく。なんで謝んのよ」

真姫「だ、だって……にこちゃんに、あんなことしちゃって……」

にこ「別に、そんなこと気にする必要無いわよ。だいたい、その……えっと、わ、私だって……別に、真姫ちゃんにされるのは、嫌じゃないっていうか、気持ちよかった、っていうか………」モジモジ

真姫「にこちゃん…」

真姫「それって……」

真姫「…………私で、感じてくれたってこと……?」

にこ「変なこと聞かないでよ!!///」バチーン!

真姫「痛ーーっ!!?」

真姫「な、何すんのよ!!背中に紅葉が出来ちゃうでしょ!!」ウルウル

にこ「真姫ちゃんが変なこと言うからでしょー!!///」プンスカ

真姫「変なことって何よ!ただ私は、にこちゃんがちゃんとイッ」

にこ「それが余計なのよー!///」バチーン

真姫「いたああああ!?」
384: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 01:08:28.68 ID:RqfzQ5Sh.net
真姫「ゔぇぇ……紅葉がふたつ……」グスッ

にこ「と、とにかく!!気持ちよかったってことよ!///言わせないでよ!///」

真姫「にこちゃん……!」パァァ

真姫「あ……でも……」シュン

にこ「何よ?まだ何かあんの?」

真姫「……恋人になったばっかりなのに、もうこんなことして……私、やっぱり………変よね」

にこ「そうね。真姫ちゃんは変態よ」

真姫「ゔぇぇ!?」

にこ「でもね、にこだって……恋人になる前から、真姫ちゃんとそういうことをしたいって思ってたんだから。私だって同じようなものよ」

真姫「にこちゃん……」ウルウル

にこ「ああ、でも……」

にこ「流石に5回戦連続は考えてなかったわよ?おかげで腰が痛いんだけど」

真姫「」

にこ「だから、真姫ちゃんは変態じゃなくてド変態さんね♪」

真姫「ゔぇぇ……」カァァ

真姫(言い返したいけど言い返せない………)

にこ「まあそんなところも含めて、私は真姫ちゃんことが大好きなんだから」ニコッ

真姫「……ふふ。私も……にこちゃん、大好き」ニヘラ
387: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 01:25:03.08 ID:RqfzQ5Sh.net
にこ「うー!っていうか寒っ!」ガタガタ

真姫「裸だからね……しかも今日は特段寒いし……」ガタガタ

にこ「もー限界!真姫ちゃん!ぎゅーってして」

真姫「仕方ないわねー」ニッ

にこ「早く早くー!」

真姫「はいはい」ギュッ

にこ「んー!なんか、一気に暖かくなった気がするー!」

真姫「肌と肌で触れ合うとあったかいらしいわ」ギュー

にこ「へぇ。そーなんだ」

真姫「そーなのよ」

にこ「あああ、あったかい。幸せー」ニヘラ

真姫「私も。すっごく幸せ。いつまでもぎゅってしたいくらい」ギュッ
389: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 01:40:28.21 ID:RqfzQ5Sh.net
真姫「にこちゃん、今日仕事は?」

にこ「ふふーん♪ちょうど休みよ♪だからデートね♪」ニコニコ

真姫「ふふ。仕方ないわねー。付き合ってアゲルわ」ニコニコ

真姫「あ、そうそう。にこちゃんに言い忘れてたんだけど…」

にこ「なになに?」

真姫「私、またバイトを辞めることにしたわ」

にこ「え!?なんで!?せっかく続けられたのに!?」

真姫「今度は、バイトが嫌になったからじゃないわ」

にこ「じゃあどうして……?」

真姫「……ようやく、見つかったの。夢が。だから、その夢を叶えるために、よ」

にこ「夢……」

真姫「……パパとママに、きちんと謝ってくる。そして、伝えてくるわ。私の夢を」

にこ「……真姫ちゃん」

にこ「にこはずっと、真姫ちゃんの味方だからね。ずっと、真姫ちゃんのこと、応援してるから」

真姫「にこちゃん。私の夢が叶うまで、ずっと側にいてくれる?」

にこ「もちろん!むしろ、死ぬときまで、ずーっと一緒よ!」

真姫「ありがと。私ってば、本当に幸せものね」フフ

真姫「絶対に、叶えてみせるから。私の夢……」ギュッ
401: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 00:45:58.29 ID:+Vkd2XQb.net
ガチャッ

真姫「ただいまー」

にこ「おかえりなさーい」ヒョコッ

にこ「真姫ちゃん遅かったねー。残業?」

真姫「残業ではないわね。ちょっと寄り道しただけよ」

にこ「寄り道……まさか浮気!?」

真姫「違うわよ!そもそも、私はにこちゃんに夢中だから、浮気することなんてあり得ないわよ!」

にこ「ほんとかなー?」

真姫「」チュッ

にこ「んっ」チュッ

真姫「……生意気な事を言うその口は、こうやって塞いじゃった方が良さそうね」

にこ「真姫ちゃん大胆……」
403: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 00:49:06.72 ID:+Vkd2XQb.net
にこ「ってあれ?真姫ちゃんが持ってるその花束はなぁに?」

真姫「ああ。これ?さっき言った通り、寄り道して買ってきたのよ」

にこ「へぇ。誰かにプレゼント?」

真姫「うん。にこちゃんに」

にこ「え?にこに?」

真姫「にこちゃん、この前アイドルを引退したでしょ」

にこ「あー、なるほどね」

真姫「……アイドル活動、ご苦労様でした。これからはゆっくり休んでね」スッ

にこ「ふふ。ありがと」

真姫「にこちゃん、アイドルとしてやり残したこと、ある?」

にこ「無いわ。やりたいことは、もう全部やり遂げた」

真姫「なら良かった。それでこそ」

にこ「スーパーアイドルにこにーね!」

真姫「セリフ取らないでよ。あと、それを言うなら元スーパーアイドルだけどね」

にこ「甘いわね真姫ちゃん。アイドルっていうのは……引退してもずっとアイドルなのよ!永遠にね!」

真姫「そ、そうなんだ……よく分からないけど、まあにこちゃんらしい答えね」フフ
404: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 01:05:03.80 ID:+Vkd2XQb.net
真姫「そうそう。それだけじゃなくて」ガサゴソ

にこ「なになに?まだ何かあるのー?」ガサゴソ

真姫「むしろこっちがメインディッシュというか……あったあった」ガサゴソ

真姫「はい、これ」ニヤ

にこ「……ま、真姫ちゃん。これは何?」

真姫「何って、ナース服だけど」キョトン

にこ「そうじゃなくって!どこから持ってきたのよこれ!まさかとは思うけど、病院から持ってきたんじゃ……」

真姫「最初はそうするつもりだったんだけど……流石にそれはダメかなと思って踏みとどまったわ。それに、にこちゃんに合うサイズのナース服があるとは限らないし。だから結局、専門の店で買ってきたわ。間違いなくにこちゃんにぴったりなやつをね」

にこ「って、にこが着ること前提なのね……」

真姫「当たり前じゃない。今夜はにこちゃんにこれを着てもらうわ」

にこ「まったく……しょーがないわね。あ、そうだ」

にこ「真姫ちゃ~ん♪お風呂にする?ご飯にする?それともぉ~、にこにする?」

真姫「にこちゃんで」キリッ

真姫「……と言いたいところだけど、せっかくにこちゃんが作ってくれた料理が冷めるのもやるせないし、ご飯からにするわ」

にこ「りょーかい♪準備するからちょーっと待っててねー♪」パタパタ
408: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 01:29:15.15 ID:+Vkd2XQb.net
真姫「いただきます」

にこ「いただきまーす」

真姫「」パクッモグモグ

真姫「うん。今日も美味しい」

にこ「にこの手料理が美味しくなかったことなんてある?」

真姫「ないわね。ずっとにこちゃんの手料理は美味しいわ」

にこ「まあ、当然よねー」ドヤァ

にこ「それにしても……あの頃と立場が逆転するなんてねー」

真姫「あの頃?」

にこ「真姫ちゃんがまだニートだった頃よ」

真姫「ああ、そんな時期もあったわね」

にこ「これからは真姫ちゃんは働きに出て、にこは専業主婦。あの頃と真逆よ真逆」

真姫「ほんと、人生って何が起こるか分からないものよね」

にこ「ほんとにねー。真姫ちゃんは夢を叶えちゃうし……」

真姫「いや、まだ私の夢は叶ってないわ」

にこ「え?そーなの?」

真姫「ええ。でもまあ……夢が叶うのも、もう時間の問題だけどね」

にこ「なんかすごく気になるんだけどー!真姫ちゃんの夢って結局なんなのー?」

真姫「ふふ。食べ終わってから教えてあげるわ」
410: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 01:45:15.74 ID:+Vkd2XQb.net
にこ「じゃじゃーん!お待たせ!どう?似合ってる?」

真姫「」

にこ「あれ?真姫ちゃーん」フリフリ

真姫「はっ!」

真姫「自分でこの服選んだけど……まさかここまで似合ってるなんて……あまりにも似合いすぎてて、一瞬だけ理性が吹っ飛んだわ」

にこ「ってことはまだ理性は残ってるのね」

真姫「まあね。私の理性は日々進化しているわ」

にこ「はいはい」フフ

真姫「にこちゃん。こっちに来て」

にこ「はーい♪おじゃましまーす」

にこ「それじゃ、真姫ちゃん。ヤる前に、まずは教えてもらおうかしら。真姫ちゃんの夢とやらを」

真姫「もちろん。こっちはそのつもりでブツも用意したんだから」

にこ「ブツ?」

真姫「すぐに分かるわ」
412: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 01:59:16.34 ID:+Vkd2XQb.net
真姫「私の夢……それはもう、あと少しで叶うものなの」

にこ「うん?」

真姫「あとはもう、にこちゃんしだいよ」

にこ「にこ次第?」

真姫「私の夢、それは…………」

真姫「スーパーアイドルに負けないくらい立派な人間になって、そして……」

真姫「………にこちゃんと、結婚すること。それが、私の夢」

にこ「まき、ちゃん……」

真姫「だから……」ガサゴソ

真姫「にこちゃん。結婚してください」

にこ「これって……」

真姫「婚約指輪よ。これは、だいぶ前手に入れたものよ。にこちゃんがアイドルを引退するまで、ずっと待ってたの。アイドルが結婚するわけにはいかないからね」

にこ「真姫ちゃん……!」ウルウル

真姫「にこちゃん。答えを聞かせて」

にこ「そんなの……決まってるじゃない」グスッ

にこ「…………喜んで!」ニコッ
413: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 02:15:28.19 ID:+Vkd2XQb.net
にこ「あーもう!幸せすぎてどうにかなりそう!」

真姫「……私も。幸せすぎて、夢を見てるんじゃないか、って思ってる」

にこ「ほっぺたつねってあげよっか?」

真姫「おねがい」

にこ「ぎゅー」ギュー

真姫「いひゃいいひゃい」

にこ「夢じゃないでしょ?」

真姫「うん。ゆめじゃない」

にこ「……真姫ちゃん、私たち女同士だけど」

真姫「関係無いわ」

にこ「周りの人が反対するかも」

真姫「意地でも納得させてやるわ」

にこ「えへへ……そっかぁ」ニヘラ

にこ「真姫ちゃん。にこ、すっごく嬉しちょっと!」バシッ

真姫「痛っ」

にこ「何ヤろうとしてんのよ!ムードの欠片もないじゃない!」プンスカ

真姫「いや……我慢の限界で」

にこ「はぁ!?」

真姫「だって、にこちゃんがあまりにも可愛くて………もしかして、嫌だった?」

にこ「い、嫌じゃないけど……真姫ちゃんって、やっぱり変態よね」

真姫「自覚してる」

にこ「ったく、しょーがないわねぇ……」

にこ「まーきちゃん♪」

真姫「なあに?」

にこ「だーいすき♪」

真姫「わたしだって、大好きよ。にこちゃん」チュッ






おしまい
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『にこ「いい加減働きなさいよ!働けぇ!」真姫「今はまだ私の動く時ではない」』へのコメント

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