にこ「十一月」絵里「九日は」穂乃果「換気の日!」

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絵里-アイキャッチ10
1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:05:45.00 ID:HgYOJASm.net
【四月・生徒会室】

穂乃果「アイドル部設立の申請書です」

絵里「思いつきで行動したところで状況は変えられないわ」

穂乃果(この空気を…変えたい)

絵里「変なこと考えてないで──」

穂乃果「…」ツカツカ

バタン

希「え…?」

絵里「ちょっ、あなた何を──」ガタ

穂乃果「やるったらやる!」

絵里「バカな真似はやめなさい!」ギュ

穂乃果「私は!今から!スクールアイドルの高坂穂乃果です!」

穂乃果「ふー」パタ

絵里「…」ポカーン

穂乃果「あ、あのぉ…?」

絵里「え?…あ」パッ

穂乃果「生徒会長さん…私のこと好きなんですか?///」

絵里「違うわよ。…あなたが急に窓を開けたりするから…何をするつもりなのかと思って」

海未「いつものことです」

ことり「うん」

希「そ、そうなん?」

穂乃果「心配、してくれたんですか…?」

絵里「と、とにかくアイドル部なんて認めないわ。用が済んだなら出て行ってくれる?」

パタン

絵里「…まったく」ハァ

希「…けど、窓開けたくなる気持ちはわかるわ」

絵里「天気がいいから、とか言うつもり?」

希「それもあるけど…換気や」

絵里「換気?」

希「そう。淀んだ空気は入れ換えるに限るやん?」

元スレ: にこ「十一月」絵里「九日は」穂乃果「換気の日!」

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2: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:08:50.22 ID:HgYOJASm.net
【翌朝】

希「カードがウチにそう告げるんや!」

絵里「…なんで窓を開けたの?」

希「換気」パタン

絵里「風が強いからいろいろ散らかったわ。片付けてくれる?」

希「…はい」シュン

【二年教室】

ことり「グループの名前、決めてないし…」

ことほのうみ「うーん…」

穂乃果「…よし!」ガタ

ガラッ

ことうみ「えっ」

穂乃果「こと・ほの・うみ!」

海未「な、何をしてるんですか穂乃果!」

穂乃果「換気」

ことり「なんで叫んだの?」

穂乃果「せっかくだから、ついでに…」

海未「やめてください。恥ずかしいですから…」ピシャ

【高坂家】

海未「お断りします!」

ことり「海未ちゃん…」ガラッ

ほのうみ「えっ」

ことり「おねがぁい!」

海未「ど、どこに向かってお願いしてるんですか…」

ことり「お外♪」ピシャ

穂乃果「作詞は海未ちゃんに決まったから、あとは作曲だね!」

海未「勝手に決めないでください!」
3: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:11:36.06 ID:HgYOJASm.net
【翌朝・生徒会室】

絵里(希は、まだ来ないし…退屈ね)ファー

『換気や』

絵里(淀んだ空気は入れ換える…か)バタン

ビュォォォ バサバサッ

絵里「…あ」パタ

絵里(片付けなくちゃ…)クスン

キーンコーンカーン…

【一年教室】

穂乃果「スクールアイドルの高坂穂乃果です!」

凛「?」

花陽「アイドル…?」

穂乃果「まったく浸透してない…」

海未「当たり前です」

穂乃果「…よし」ツカツカ

カチャ ガラッ

穂乃果「私、高坂穂乃果!音ノ木坂学院のスクールアイドル!…そして」チラ

ことり「南ことり♪」

海未「やりませんよ。私はそんなこと…」

ザワザワ

【生徒会室】

絵里(高坂さんたち…今日は来ないのかしら)

絵里「…よし」ガタ

【屋上】

穂乃果「みんなの前で歌うんだよ!?」

海未「それはそうですが…」

絵里(…いたいた)

ガチャ ギィ…

穂乃果「生徒会長さん?」

絵里「(長いので略)簡単に考えてほしくないの」
4: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:13:40.17 ID:HgYOJASm.net
海未「そんなことを言うためにわざわざ…?」

穂乃果「えっと…私たちに会いに来てくれたんですよね?」

絵里「言いたいことがあったから来ただけよ。もう用は無いわ」

穂乃果「待って、生徒会長さん。私たち毎日、朝と夕方に神田の明神さまで練習してるんです」

絵里「私には関係ないわ」

穂乃果「よかったら遊びに来てください!」

絵里「…」スタスタ

バタン

絵里(…何やってるのかしら。私…)ハァ

【二年教室】

『やってみたけど、やっぱりダメでした。となったら…みんなどう思うかしら?』

穂乃果「…」ガタ

教師「高坂さん?」

ガラッ

穂乃果「そんなの!やってみなくちゃ、わかんないじゃん!」

教師「高坂さん。何をしてるんですか?」

穂乃果「換気です」ピシャ

ミカ「廃校の危機でも、穂乃果はいつも通りだね」ヒソヒソ

フミコ「ほんとにね」

ヒデコ「今日も平和だねぇ…」

教師「授業中ですよ」

ほのヒフミ「はい」

キーンコーンカーン…

【放課後・一年教室】

花陽「頑張ってください…アイドル…」

穂乃果「!」キュン

穂乃果「…///」ツカツカ

カチャ ガラッ

りんぱな「?」

穂乃果「ありがとー!頑張るよ!」
6: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:17:12.51 ID:HgYOJASm.net
凛「な、何してるんですかー?><」

穂乃果「換気」

花陽(もしかして…照れてるのかなぁ?)

穂乃果「えっと…あなたの名前、なんていうの?」

花陽「わ、私?…小泉、花陽…です」

穂乃果「小泉さーん!大好き!」

花陽「ちょっ…や、やめてください…恥ずかしいから…///」

凛(やっぱりアイドルになろうとする人って、ちょっと変人にゃ)

【音楽室】

穂乃果「ね、アイドルって大変でしょ」

真姫「何の話?(…疲れた)」バタン

真姫「ふー」

穂乃果「換気?」

真姫「余計な運動して少し暑くなったから」

穂乃果「そんなときは…」スゥ

穂乃果「私!西木野さんの歌声、大好きなんだ!」

真姫「ヴェぇ…恥ずかしいからやめて!」パタ

【夕方・神田明神】

穂乃果「もうダメ…」グッタリ

絵里「お疲れさま」

穂乃果「あ…生徒会長さん。ホントに来てくれたんだ…」

絵里「大丈夫?」

穂乃果「ダメです。歩けないのでおんぶしてください」

絵里「しないわよ」

ことり「ふふふ」

海未「匍匐前進で帰れば良いトレーニングになりますよ」

穂乃果「しないよ!」

ことり「またね。穂乃果ちゃん」

海未「お疲れさまでした」

穂乃果「ことりちゃん海未ちゃん、また明日!」
7: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:20:10.32 ID:HgYOJASm.net
絵里「こんな練習を毎日するつもり?…体に負担をかけすぎても良くないんじゃないかしら?」

穂乃果「そうですよね!海未ちゃんに言ってやってくださいよ!」

絵里「あなたが自分で言いなさい」

穂乃果「私が言っても海未ちゃん絶対きいてくれないと思いますよ…」

絵里「じゃあ…園田さんの家に行って、窓を開けて叫んだらどう?」

穂乃果「換気ですか?」

絵里「練習メニューの改善を求めるのよ」

穂乃果「なるほど!海未ちゃんにイジメられるんです!ダレカタスケテー!って?」

絵里「…いや、それじゃ意味がないと思うけど…」

穂乃果「あの、生徒会長さん」

絵里「なに?」

穂乃果「もし時間あったら、うちに寄っていきませんか?」

絵里「私が、あなたの家に行ってどうするの?」

穂乃果「生徒会長さん、甘いお菓子とか好きですか?」

絵里「お菓子?」

【穂むら】

絵里「和菓子のお店?…私、寄り道するつもりは…」

穂乃果「ここですよ」ガララ

穂乃果「ただいまー!」

絵里「え」

ピシャ

絵里「まさか、ここがあなたの家だったなんて…」

穂乃果「えへへ。ちょっと古い家だけど、お菓子はたくさんありますよ♪」

絵里「和菓子って、普段あんまり食べないけど…」

穂乃果「苦手ですか?」

絵里「そんなことないわ。買う機会がなかっただけ…あまり種類も知らないの」

穂乃果「生徒会長さんって外国人なんですか?」

絵里「私は日本人よ。祖母がロシア人なの」

穂乃果「ロシア…じゃあハーフ?」

絵里「クォーターよ」
8: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:27:37.37 ID:HgYOJASm.net
穂乃果「PL学園→巨人→ピッツバーグ・パイレーツ。甲子園で活躍したエース右腕。打撃や守備でも非凡な才能を見せ、巨人時代は代打で起用されたことも」

絵里「それは桑田」

穂乃果「横浜ベイスターズのリリーフ投手。加藤、川村、木塚、クルーンの頭文字がKであることから」

絵里「クワトロKね」

穂乃果「ポンやチーなどの哭きを用いたタンヤオ。ルールによっては無効(役なし)の場合もあるので要注意」

絵里「それは食いタン」

穂乃果「麻雀やる金髪の高校生なんて…不良だぁ」

絵里「クォーターだって言ってるでしょ!」

穂乃果「ご、ごめんなさい…換気しましょう」ガラッ

穂乃果「…どうぞ」

絵里「ハラショー!」

ピシャ

穂乃果「ハラショーって誰ですか?」

絵里「人の名前じゃないわよ」

雪穂「お姉ちゃん。お湯わいたよ」

穂乃果「お菓子持ってくるから、雪穂はお茶お願い」パタパタ

雪穂「結局私がやるの?」ハァ

絵里「ごめんなさいね。…手伝いましょうか?」

雪穂「いえいえ。大丈夫です…ゆっくりしてってください」

【翌朝】

穂乃果「行ってきまーす!」

ガラッ

雪穂「お姉ちゃん!」

穂乃果「換気?」

雪穂「じゃなくて。これ、お姉ちゃんの?」

穂乃果「ちょっ…ゆ、雪穂!///」

ピシャ

ほの母「私のじゃないわよ」

穂乃果「そうだよね…でも私には大きすぎるし…とりあえず置いてこよう」
9: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:29:18.62 ID:HgYOJASm.net
絵里「寝坊した!?」ドタバタ

穂乃果「いや、生徒会長さんは朝練ないですよね?」

絵里「あ…そ、そうね。でも、あなたが出かけるのに私だけ寝てるのも変だし…」

穂乃果「はあ」

絵里「っていうか、それ…なんであなたが持ってるのよ!?///」

穂乃果「あ、これ生徒会長さんのだったんだ」

絵里「そうよ。返して。…っていうか私、なんで泊まったんだっけ…」

【昨夜】※回想

絵里「これも美味しい♪」モグモグ

穂乃果「私も、これは好きなんですよ♪」

絵里「って、もうこんな時間!?」

穂乃果「あっという間に夜ですね…何なら泊まっていきます?」

絵里「そんな迷惑はかけられないわ。あなたとは友達でもないのに…」

穂乃果「でもほら、うちの母も音ノ木坂の卒業生だし」

絵里「いや、関係ないわよね?」

ほの母「穂乃果。お風呂入っちゃいなさい。お友達も」

穂乃果「…だって」

絵里「(お友達じゃないけど)…って、一緒に!?」

トプン ザバー

ほのえり「ふー」

穂乃果「なんか、いつもよりあったまる気がします…えへへ♪」ムギュ

絵里「あんまりくっつかないでよ///」

穂乃果「狭いから、しょうがないですよ」

絵里「そもそも二人一緒に浸からなくても…」

穂乃果「時短ってやつです♪」

絵里「いいけど…あっち向いててくれない?」

穂乃果「別に見てませんよ」

絵里「丸見えじゃない!」

穂乃果「入浴剤でも入れます?」

絵里「今から?」
10: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:31:55.46 ID:HgYOJASm.net
ドバー

穂乃果「わあ、すごいオレンジ色!」

絵里「いい香りね」

穂乃果「えへへ。これで恥ずかしくないですよね♪」ムギュ

絵里「ひゃ!?ちょっ、だからって抱きつかなくても…」

穂乃果「このほうがあったまりますよ♪」

絵里「じゃあ、せめて後ろ向いてて」

穂乃果「こうですか…?」

絵里「ええ。それでいいわ」ムギュ

穂乃果「(む、胸が背中に…)こっちのほうが恥ずかしいんですけど?///」

絵里「我慢しなさい♪…ふふっ」

パタン

穂乃果「…で、一緒に寝るんですか?」

絵里「なあに、私に床で寝ろっていうの?」

穂乃果「じゃあ私が床で寝ますよ」

絵里「せっかくお風呂であったまったのに、風邪ひいたらバカみたいじゃない。…いいから早く寝ましょ」

穂乃果「じゃあ…お邪魔します///」モゾモゾ

絵里「あなたの部屋でしょ?…ふふふ」ギュ

穂乃果(なんか…暑いくらい///)ドキドキ

穂乃果「か、換気を…」

絵里「ダメよ。もう寝なさい」ギュー

【翌朝】

穂乃果「…って」

絵里「そうだったわね…私も一緒に出るわ」

穂乃果「いつの間に着替えたんですか!?」

絵里「いいから行きましょ」ギュ

ガララ ピシャ

穂乃果「こうしてるとホントに友達みたいですね♪」

絵里「…あなた、高2にもなって友達と手をつないだりするの?」

穂乃果「しますよ。…いけませんか?」
11: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:37:57.73 ID:HgYOJASm.net
絵里「別に、個人の自由だけど…」

穂乃果(っていうか、どうして生徒会長さんと手をつないで登校するの…?///)

絵里「…だから、走るのは今より少し減らしてそのぶん柔軟とかやったほうがいいわよ」

穂乃果「なるほど。…でも、どうして教えてくれるんですか?」

絵里「もう日付も決めて宣伝しちゃってるんだから、ケガをしてできませんでしたじゃ困るのよ」

穂乃果「そっか。ケガのリスクを減らすのも大事ですね!」

絵里「そういうこと。…スクールアイドルなんて応援する気はないけど、あまり無茶しないでね?」

穂乃果「わかりました!ケガしないように努力します♪」

絵里「よろしい」ナデナデ

穂乃果「えへへ…ありがとう生徒会長さん♪」ギュ

絵里「///…ほら、もう行きなさい」

穂乃果「はーい。じゃあ、頑張ってきます!」タタッ

絵里「ええ。また後でね」

絵里(…私も、頑張らなくちゃ)

絵里「おはよう亜里沙。ごめんね、ちゃんと朝ごはん食べた?」

『うん。お姉ちゃんは?』

絵里「食べたわよ。おみやげ持って帰るから、今日はおやつ食べないで待ってて」

『Хорошо♪』

絵里(…ちょっと眠いわ)ファー

【後日・生徒会室】

絵里「え?…秋葉原?」

穂乃果「はい。よかったら一緒に行きませんか?」

絵里「いや、私は関係ないわよね?」

穂乃果「でも、せっかくだから一緒に来てくれると嬉しいんですけど…」

ことり「…」バタン

海未「…ことり?」

穂乃果「換気?」

ことり「穂乃果ちゃんは生徒会長さんとデートしたいだけなの!?」

希「いつの間にそんな仲良くなったん!?」

絵里「や、やめてよ。希まで…高坂さんとは、そんなんじゃないわ」
12: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:40:20.44 ID:HgYOJASm.net
穂乃果「でも仲良しですよね?」

絵里「違うわよ」

穂乃果「むーっ…」

絵里「ちょ、ちょっと」グイ

絵里「あんまり言わないでよ?あることないこと…」ヒソヒソ

穂乃果「ないことは言いませんけど、あることはいいでしょ?」ヒソヒソ

ことり「ある…」ジトー

希「こと?」ニヤニヤ

絵里「何もないわよ」

海未「行かないんですか?」

【秋葉原】

ガチャ コロン パカ

海未「レアなの出たみたいです…」

絵里「へえ。すごいわね♪」

穂乃果「ちょっとー!」

【夜・神田明神】

絵里「…いや、だから私は関係ないわよね?」

穂乃果「だったら、生徒会長さんは何か違うことをお願いすればいいじゃないですか」

絵里「そう言われても…」

穂乃果「大成功しますように!」

絵里(…たまには、高坂さんと…)

【新入生歓迎会当日・生徒会室】

穂乃果「生徒会長さんも来てください!」

絵里「どうして私が…」

穂乃果「見てもらいたいからに決まってるじゃないですか!」

絵里「応援する気はないって言ったわよね?」

穂乃果「じゃあ応援しなくてもいいから来てください」

絵里「…」ハァ

ガタ ツカツカ バタン

絵里「ハラショー!」
13: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:42:42.01 ID:HgYOJASm.net
穂乃果「来てくれるんですか!?」

絵里「別に…あなたに言われなくても、そのつもりだったから」

希「エリち…気が変わったん?」

穂乃果「換気のおかげですね!」

絵里「違うわよ。…ただ、あなたたちが心配だから様子を見に行くだけ」

希「そんなに高坂さんが気になるん?」ニヤニヤ

絵里「…やっぱり、行くのやめようかしら」パタ

穂乃果「わーっ!?ダメです!絶対来て!><」

絵里「冗談よ。行くに決まってるじゃない」ナデナデ

穂乃果「生徒会長さん…えへへ♪」

希(どう見ても仲良しやんな)

【講堂】

ことほのうみ「」

絵里「…どうするつもり?」

穂乃果「や、やります!」

絵里「どうして?…意味があるとは思」
穂乃果「フミコ!換気して!」

フミコ「う、うん」タタッ

バタン

のぞにこまき「あ」

絵里「希!来てたの?…なんでそんなところにいるのよ?」

穂乃果「西木野さんも…」

真姫「わ、私は…偶々、通りかかったっていうか…」

生徒会(モブ二年)A「私たち」

生徒会B「副会長に呼ばれて」

生徒会C「来ました!」

絵里「後輩たちを呼びに行ってたの?」

希「まあね」

ことり「これで七人♪」

ドタバタ

花陽「い、いえ…八人です。私を入れて…」ゼーハー
14: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:45:26.46 ID:HgYOJASm.net
穂乃果「よ、よーし。歌おう!」

ことり「うん♪」
海未「はい!」

\アイセー♪/

絵里「…まさか、矢澤さんが来るなんて」

にこ「悪い?」

絵里「い、いえ…そんなことないけど」

にこ「…フン」

絵里(途中から一人増えて客席には九人。決して多くはないし、μ'sのダンスも素人にしか見えない…けど)

\ヘイスターダッ♪/

絵里(…来てよかった)

【後日・一年教室】

花陽(無理だよね…こんなんじゃ…)

凛「…」ガラッ

まきぱな「?」

凛「大丈夫にゃ!」

英語教師「星空。席に戻って」

凛「はい」ピシャ

キーンコーンカーン…

凛「アイドルなんて凛には絶対無理だよ…」

花陽「凛ちゃん…(この空気を変えたい!)」ガラッ

花陽「そ、そんなこと…ないよ…っ!」

凛「もっと大きな声で!半ライス大盛り!」

花陽「は、半ライス大盛り、おかわり!」

真姫(なにやってるのかしら。あの子たち…)

【廊下】

花陽(あっ。西木野さんが…μ'sのポスター見てる?…この間のライブにも来てたし…)

真姫「…」スッ

花陽(…か、隠れなきゃ)サッ

凛「…」ガラッ

真姫「?」
15: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:52:17.99 ID:HgYOJASm.net
花陽「ちょっ、凛ちゃん…なんで今換気するの…!?」

凛「なんとなく!」

真姫(…変な子たちね)スタスタ

【理事長室】

希「誰かが撮ってたんやなー?」

絵里「くっ」ガチャ

理事長「え?」

絵里「ハラショー!」

理事長「絢瀬さん?何を…」

絵里「換気です」キリッ

【西木野邸】

真姫「ちが…っ」ガツッ

ドタッ

花陽「…」プッ

真姫「笑わない!…もう」バタン

花陽「換気?」

真姫「あいせーい♪」

花陽「ヘイ!ヘイ!」

まきぱな「へいすたーだっ♪」

【穂乃果の部屋】

穂乃果「海未ちゃんがポーズの練習なんて…」ププッ

海未「くっ」ガラッ

花陽「換気…ですか?」

海未「ことりー!」

ことり「はーい。今行くよ」

穂乃果「あれっ、いつの間に来てたの?」

ことり「こんばんは。今来たとこだよ♪」
16: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:55:36.30 ID:HgYOJASm.net
【翌日・一年教室】

花陽「いったい何d」

クスクス

りんまき「!」

カチャ ガラッ

真姫「あーあーあーあーあー♪」

国語教師「西木野さん?」

凛「あーあーあーあーあー♪…はい」

花陽「あーあーあーあーあー♪」

真姫「ね、気持ちいいでしょ?」

国語教師「音楽の授業ではありませんよ」

まきりんぱな「はい」ピシャ

【翌日・アイドル研究部部室】

にこ(アイドルを語るなんて…)カタカタ

ガラッ

にこ「どわぁ!?」

絵里「矢澤さん」

にこ「あ、あんた…なんで急に外から窓を…」

絵里「換気よ」

にこ「なんであんたが換気すんのよ。…つか、鍵かけ忘れたっけ?」

絵里「ちょっと話したいことがあって…希に鍵を開けておいてもらったの」

にこ「いつの間に…勝手に開けないでよ!」

絵里「入ってもいい?」

にこ「窓から入る気?生徒会長のくせに…」

絵里「入口の鍵を開けてくれるならドアから入るわ」

にこ「んじゃ開けない」

絵里「はっ!」ヒラリ

スタッ

にこ「忍者か、あんたは…んで、何の用?」

絵里「この間のライブ…どう思った?」ピシャ
17: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 19:58:05.73 ID:HgYOJASm.net
にこ「ああ、μ's…大したことないわよ。あんな奴ら」

絵里「そうね…素人にしか見えない」

にこ「素人でしょ実際。また初心者が三人ほど増えたみたいだし」

絵里「なくなるどころか、増えるなんて…」

にこ「なくなる?」

絵里「でも私は認めない」

にこ「何、μ'sを潰す相談でもするつもりで来たの?」

【矢澤家】

にこ「これ、持ってって。気をつけてね」

こころ「はい。お姉さま」

ここあ「ここあもー!」

にこ「んじゃ、ここあは飲み物担当」

ここあ「はーい♪」

絵里「次は何をすればいいの?」

にこ「こっちのお皿に…って、なんであんたがいるのよ」

絵里「お手伝いに決まってるでしょう」

にこ「いや、あんたは家族じゃないんだから手伝ってくれなくていいわよ。つか、なんで家までついて来てんの」

絵里「廃校を阻止したいからよ」

にこ「そんなの私は知ったこっちゃないわよ」

絵里「換気しなくちゃ」

にこ「換気扇があるから。窓は開けないで」

絵里「…ハラショー」

にこ「なんでちょっと残念そうなの。ったく…ほら、これ持ってって」

えりにこころあ「いただきます♪」

こころ「…」フー フー

ここあ「…」ハフハフ

にこ「…」サクッ

絵里「ハラショー♪」

ここあ「おいしい♪」モグモグ
18: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:02:09.45 ID:HgYOJASm.net
こころ「えーと…あなたは」

絵里「絢瀬絵里よ」

こころ「アヤセさんは…お姉さまの彼女さんでいらっしゃいますか?」

にこ「ち、違うわよ!」

ここあ「じゃあ、お姉ちゃんがアヤセさんの彼女ー?」

こころ「ま、まさか…すでに入籍を」

にこ「ぬぁんでよ!?こいつとは何もないわよ。私はアイドルなんだから!」

ここあ「おふろー♪」キャッキャ

にこ「え、二人だけで?」

こころ「ええ。大丈夫ですわ♪」

ここあ「はやくいこー♪」パタパタ

にこ(…もうそんな年頃なの…?)シュン

絵里「矢澤さん?…どうしたの?」

にこ「放っといてよ…妹たちの成長が嬉しいような、寂しいような…複雑な気分なの」

絵里「?」

【40分後】

ここあ「でたー♪」パタパタ

こころ「あったまりましたわ♪」ホカホカ

にこ「はいはい。髪乾かすから…絢瀬。あんた、ここあの髪お願い」

絵里「えっ」

にこ「なによ。…できるわよね?」

絵里「まあ、それくらいなら…」

フォーン…

ここあ「きんぱつのおねえちゃんも、じょうずだね!」

絵里「あ、ありがと…絢瀬絵里よ」

パタン

にこ「…ぐぬぬぬぬ」

絵里「な、なに?」

にこ「何食べたらそんなことに…」

絵里「え…?」
19: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:09:29.56 ID:HgYOJASm.net
トプン ザバー

えりにこ「ふー」

絵里「って、どうして一緒に入るの?」

にこ「知らないわよ。つーか、あんた泊まってくつもり?」

絵里「どうしようかしら…もう夜だし」

にこ「別にいいけど、人に言うんじゃないわよ?」

絵里「矢澤さんの家に泊まったことを?」

にこ「今日ここで見たこと全部!」

絵里「…わかったわ」

にこ(うぅ…なんで妹たちじゃなくて絢瀬とお風呂入ってんだか///)

絵里(あら?…亜里沙とあまり変わらないわね…矢澤さんって私と同い年のはず…だけど)ジーッ

にこ「はぁ…もうμ'sのことなんてどうでもよくなってきたわね」

絵里「でも矢澤さん、この間のライブ見に来てたじゃない」

にこ「あいつらがどの程度のもんなのか確かめようと思っただけよ」

絵里「換気する?」

にこ「換気扇があるから、窓は開けないで!」

パタン

ここあ「おやすみなさーい♪」
こころ「おやすみなさいませ。絢瀬さん、お姉さま」

にこ「ん、おやすみ」ナデナデ

絵里「おやすみなさい。…私たちも寝ましょうか」

にこ「狭いけど我慢してよ」ギュ

絵里「大丈夫よ。おやすみなさい。矢澤さん」

にこ「にこでいいわよ。うちはみんな矢澤」

絵里「それもそうね…じゃあ、おやすみ。にこ♪」

えりにこころあ「…」Zzz
20: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:13:33.79 ID:HgYOJASm.net
【六月】

真姫「あまりにもひどすぎるから!」

海未「そうですか…あのステップ、私が考えたのですが…」

真姫「ヴェぇ…」

凛「空気を変えるにゃ!」ガラッ

花陽「なんか…雨降りそうだね…」

穂乃果「ホントだ…練習、できるかなぁ?」

ザァァァ…

ことり「降ってきちゃったね…」

凛「空気を」
海未「濡れますよ。今は開けないほうがいいと思います」

穂乃果「雨上がりの空気は好きなんだけどなー」

真姫「そうね。空気がキレイになる感じがするし」

【翌日・生徒会室】

穂乃果「…アイドル研究部?」

絵里「そう。だからあなたたちの申請を受けるわけにはいかないわ」

穂乃果「そんな!」バタン

ザァァァ…ビシャビシャ

穂乃果「アイドル研究部なんて聞いたことないし!スクールアイドルやってるのは私たちだけでしょ!?」

希「んー。…まあ、詳しい話は本人に聞いたらいいんやない?」

穂乃果「本人…?」パタ

絵里「その前に…床が濡れたわ」

海未「雨が降っているのに窓を開けたりするから…」

希「ちゃんと拭いてくれるんやったら文句はないよ♪」

穂乃果「…はい」シュン
21: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:15:20.38 ID:HgYOJASm.net
ことり「じゃあ、私たちは行こっか」

海未「そうですね」

穂乃果「うぅ…」ゴシゴシ

【アイドル研究部・部室前】

にこ「ん?…あいつは休み?」

海未「穂乃果のことですか?」

ことり「お掃除が終わったら来ると思います」

にこ「はぁ?」

【部室】

にこ「お断りよ」

穂乃果「そんな!」ガラッ

ザァァァ…ビシャビシャ

にこ「ちょっ…なんで窓を開けるのよ!?閉めなさい!」

穂乃果「空気が変わるんじゃないかと思って…」パタン

にこ「少しは譲歩してやろうかと思ったけど気が変わったわ」

ことり「えぇ!?」

海未「穂乃果…」

穂乃果「拭くから許してください…」シクシク

にこ「当たり前よ!大事な物もたくさんあるのに濡れたらどうしてくれんの!?」プンプン

真姫「それより譲歩ってどういうことですか?」

凛「協力してくれる気があったんですかー?」

にこ「…私は、あんたたちのことなんて正直どうでもいいけど」

『は?…あいつらに協力?』チャプ

『ええ。できる範囲で構わないし、どうしても嫌なら無理にとは言わないけど…』

『どういう風の吹き回しよ?…認めないとか言ってなかったっけ?』

『今のままでは認めるわけにはいかないわ。…あなたなら、何か変えられるんじゃないかと思って』

『ふーん…そういうこと…ま、いいけど』

『ありがとう!矢澤さん♪』ムギュ

『ちょっ…くっつかないでよ///(裸で…)』ドキドキ
22: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:21:02.45 ID:HgYOJASm.net
穂乃果「拭き終わりました!」

にこ「そ。…じゃあ本題。あんたたちの中に本気でアイドルやる気がある奴がいるなら…」

花陽(該当者だけアイドル研究部に入れてくれる…って)

にこ「廃校を阻止する手段としか考えてないような奴は、今すぐ出てってくれる?」

ことほのうみ「…」

真姫「廃校の件なんて、もともと興味ないし」カミノケクルクル

穂乃果「真姫ちゃん!?」

花陽「わ、私も…アイドル、続けられるんだったら…それだけで」

にこ「じゃ、あんたたち二人は合格」

凛「凛は楽しかったら何でもいいにゃ♪」

にこ(…ここの空気は“澱み”そのものだった。…だけど、こいつらが来た瞬間から、たぶん──)

【後日】

穂乃果「こうなったら、ことりちゃんの荷物も換気しちゃえ♪」ジーッ

ことり「」

穂乃果「ん?…なにこれ、ひょっとこのお面?」

【高坂家】

雪穂「もうちょい…」ググ

ガラッ

雪穂「ちょっ…なんで今窓開けるの!?」

穂乃果「雪穂。ファイトだよっ!」

雪穂「ファイトじゃないよ!閉めて!」ピシャ

【翌日・部室】

にこ「リーダーには誰が相応しいか…」

花陽「と、投票がいいんじゃないかなぁ…」

ガラッ

にこ「し・か・た・な・い・わ・ねー!」

絵里「あら、何が仕方ないの?」

にこ「ぅえ!?」

穂乃果「生徒会長さん!」

にこ「なんであんたがいるのよ。窓の外に…」
23: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:23:14.17 ID:HgYOJASm.net
絵里「鍵を開けてくれれば入口のドアから入るわ」

にこ「じゃあ開けない」

絵里「ハラショー!」ヒラリ

スタッ

凛「おぉー!すごいにゃ♪」

花陽「素敵です…!」キラキラ

穂乃果「かっこいいっ♪」

真姫「じゃあ、生徒会長がリーダーでいいんじゃない?」

にこ「ぬぁんでよ!?絵里はメンバーじゃないでしょ!」

絵里「え?…何の話?」ピシャ

海未「…というわけなんですけど」

絵里「そう言われても…私はスクールアイドルなんてやらないわよ」

穂乃果「そこをなんとか!」ガラッ

絵里「いや、窓を開けてもダメよ?」

穂乃果「そんなー!あーん、生徒会長さーん」スリスリ

絵里「や、やめなさい高坂さん///」

にこ「そこまで言うなら…絵里!私と勝負しなさい!」

絵里「いや、私は何も言ってないわよね?」

【秋葉原・ゲーセン】

穂乃果「全然取れないよー!…こうなったら換気して…」グググ

海未「その窓は開かないと思いますが…」

ことり「穂乃果ちゃん。私が取ってあげるから…」

にこ「つーか、あんたたち普通に遊んでんじゃないわよ!」

穂乃果「ハイパージャンボ寝そべり生徒会長さん…可愛い♪」ギュ

真姫「意外な特技があるものね…」

ことり「えへへ♪」

穂乃果「ありがと、ことりちゃん♪」

にこ「だーかーらー!何のために来たと思ってんの!?」プンプン
24: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:25:17.20 ID:HgYOJASm.net
絵里「楽しかったわね。誘ってくれてありがとう♪」

花陽「何か忘れてる気がするけど…」

凛「きっと気のせいにゃ」

真姫「そうね」カミノケクルクル

【後日・部室】

花陽「ラブライブです!」

穂乃果「ラブライブ?」ガラッ

花陽「だ、ダレカタスケテー!」

絵里「どうしたの?」

にこ「だからあんたはなんでいつもそこにいるのよ…」

絵里「鍵を開けてくれればドアから」

にこ「開けない」

絵里「ラブライブ!」ヒラリ

スタッ

穂乃果「…で、ラブライブって何なんですか?」

絵里「さあ…私は知らないわ。何となく叫んでみただけだから」

花陽「スクールアイドルのry」

凛「認められないわぁ!」

絵里「いえ、別に認めてもいいんだけど…」

穂乃果「μ'sを!?」

絵里「じゃなくて、あくまで大会へのエントリーをってこと。そもそもアイドル研究部は一応正規の部活動だし、私の一存で却下なんてできないわよ」

真姫「…言ってみるものね」

海未「では早速、エントリーの手続きを…」

絵里「待って。…前例のないことだし、上の許可が必要よ」

凛「上…?」

【理事長室】

理事長「赤点があれば認めませんよ」

ほのにこりん「」ガクッ

希「今こそ換気や!」バーン

理事長「ドアを開けてもダメなものはダメです」
25: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:27:53.44 ID:HgYOJASm.net
絵里「…数学?」

穂乃果「は、はい。赤点を取らない程度に…」

絵里「わかったわ。…どこで勉強するの?」

【生徒会室】

生徒会A「はい、お茶」コト

生徒会B「授業のノート」スッ

生徒会C「で、これが問題集」ドサ

穂乃果「あ、ありがと…」

絵里「やるからには徹底的にやるわよ!」

生徒会ABC「おーっ!」

穂乃果「あ、あのぉ…換気を…」

絵里「まずは一時間きっちり勉強してからね」ニコ

生徒会A「歓喜の瞬間まで」
生徒会B「私たちが」
生徒会C「サポートするよ♪」

穂乃果(うぅ…心が乾季になりそう…)シクシク

キーンコーンカーン…

生徒会A「まさか…」
生徒会B「算数が」
生徒会C「できないなんて」

穂乃果「できないわけじゃないもん!…ただ、ちょっと間違えちゃうこともあったりするってだけで…」

絵里「期末の数学の範囲を理解するレベルじゃなかったわね…続きは帰ってからやりましょう。みんな、お疲れさま」

生徒会ABC「お疲れさまでした」

絵里「さ、私たちも帰りましょ。高坂さん」

穂乃果「はい。じゃあ、また明日…」

絵里「なに言ってるの。一緒に帰って、家でも勉強よ」

穂乃果「えぇ!?…家って、どっちの…?」

【正門】

亜里沙「ふふふふふふふんふふーふーん♪」

絵里「亜里沙」

亜里沙「お姉ちゃん!…と、穂乃果さん?」

穂乃果「こんにちは亜里沙ちゃん」
26: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:33:21.81 ID:HgYOJASm.net
亜里沙「こんにちは!穂乃果さんも一緒に帰るの?」

絵里「ええ。そうよ」

亜里沙「Хорошо!重いエリーチカね♪」

絵里「“お持ち帰り”のこと?」

穂乃果「えぇ!?」

【絢瀬家】

亜里沙「岩盤浴だよ!穂乃果さん♪」

穂乃果「アハハ…ありがと。頑張るよ」

亜里沙(穂乃果さんを家まで連れて来ちゃうなんて、やっぱりお姉ちゃんもμ'sが好きなのね♪)

【30分後】

穂乃果「…」ウトウト

亜里沙「穂乃果さん。お茶…穂乃果さん?」

絵里「亜里沙。あれを」

亜里沙「う、うん。いいのかな…?」コト

ワシワシ

穂乃果「ひゃぁ!?…亜里沙ちゃん?…な、何を…///」

亜里沙「お茶、持ってきました!」

穂乃果「あ、ありがと…」

絵里「まだ始めたばかりじゃない。もうやる気がないの?」

穂乃果「ないわけじゃないんですけど、数字や記号を見てると自然に眠くなるっていうか…」

亜里沙「換気しましょうか?」ワクワク

穂乃果「えーと…もうちょっと涼しくなってから…」

【後日】

理事長「廃校」

絵里「オープンキャンパスは二週間後の日曜日」

穂乃果「換気しなくちゃ!」バタン

絵里「オープンキャンパスのイベント内容は生徒会d」
穂乃果「ライブやるよ!」

絵里「高坂さん…あなた、まだ懲りてなかったの?」

穂乃果「μ'sだって人気も出てきたし、あのときとは違います!」

絵里「まだ二ヶ月も経ってないのに、そこまで劇的に変わるとは思えないんだけど?」
27: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:35:33.54 ID:HgYOJASm.net
『体に負担をかけすぎても良くないんじゃないかしら?』
『走るのは今より少し減らしてそのぶん柔軟とかやったほうがいいわよ』
『心配だから様子を見に行くだけ』
『一緒に帰って、家でも勉強よ』

穂乃果「今まで生徒会長さんが私たちのためにしてくれたこと…無駄にしたくないんです!」

絵里「…でも、これ以上は…」

穂乃果「生徒会長さん!廃校を阻止するために、もう一度だけ…力を貸してください!」

理事長「あなたたちの個人的な相談は、別のところでやってくれないかしら?」

ほのえり「すみません…」

パタン

【七月・オープンキャンパス】

\ダイスキ♪/

絵里(…結局、希と一緒にμ'sに入って九人でライブしたわ)

希(むしろ、エリちが今までμ'sに入ってなかったのが不思議なくらいや)

【夏合宿・別荘】

穂乃果「広いけど…あ、暑い…」

真姫「当たり前よ。誰も居なかったんだから、冷房もつけてないし…とりあえず換気するわよ。手分けして窓を全部開けて!」

ことほのうみのぞえりにこりんぱな「おーっ!」

凛「いっくにゃー!」タタッ

ガチャ ガラッ バタバタン

穂乃果「こんな大規模な換気をする日が来るなんて…」

花陽「ちょっとわくわくするね♪」

凛「ほらほら、凛が全部開けちゃうよー?」

海未「ずるいですよ凛!私も開けます!」

絵里「潮風が気持ちいいわね…」

にこ「つーか、これだけ広いと全部閉めるのも大変そう…」

ことり「アハハ…雨とか降らなければいいけど…」

【夕方】

真姫「はぁ?…焼肉?」

希「うん。みんなでBBQとかいいんやない?」

にこ「わざわざ海辺に来てお肉なの?」

凛「凛も魚よりお肉がいいにゃ」
28: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:38:18.14 ID:HgYOJASm.net
真姫「もう暗くなるし、今から準備するのは大変じゃない?…焼肉は明日でいいでしょ?」

のぞりん「えー!」

にこ「我慢しなさいよ。私が美味しいの作るから!」

穂乃果「焼肉には換気が欠かせないよね」

ことり「まさか、それだけのために…?」

【九月】

海未「ことりが留学することになりました。二週間後に日本を発ちます」

にこ「ちょっと…どういうこと?」

穂乃果「どうして…言ってくれなかったの?」

凛「換気するにゃ!」ガラッ

穂乃果「μ'sも私たちも音ノ木坂も捨てて…そこまでして、ことりちゃんが行きたい場所ってどこなの!?」

ことり「イースター島!」

のぞほのえりにこまきりんぱな「えっ」

ことり「イースター島は半年くらい、毎年11月から4月頃まで乾季なんだって」

絵里「乾季…まさか、それだけのために…?」

ことり「私、前から服飾の勉強したいと思ってて…」

花陽「そ、それでどうしてイースター島なの…?」

ことり「私の作った衣装をモアイ像に着せるのが夢なの♪」

にこ「モアイって…顔だけじゃないの?」

海未「物によっては体もあるんじゃないですか?…私は知りませんが」

真姫「っていうか、どこに留学するのよ?イースター島って高校ないでしょ?」

ことほのうみのぞえりにこりんぱな「えっ」

ことり「そうなの!?」

海未「ことり…」

ことり「えーと…うん。わかった」

にこ「何がわかったのよ」

ことり「行くのやめます♪」テヘペロ

ほのうみのぞえりにこまきりんぱな「」ポカーン
29: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/09(水) 20:39:44.68 ID:HgYOJASm.net
【十一月】

凛「お鍋!」

希「焼肉!」

凛「焼肉じゃシメのラーメンができないにゃ!」

希「凛ちゃん、お魚苦手やろ?鍋物には魚がつきものやんな」

凛「魚を入れない鍋物だってたくさんあるよ!」

のぞりん「むむむむ…」

穂乃果「両方やればいいんじゃない?」

のぞりん「えっ」

絵里「できるの?」

真姫「できるわよ。広さは充分だし、換気さえしっかりすれば」

海未「やっぱり換気なんですね」

にこ「それより食材買いに行くから、あんたたちも付き合いなさいよ」

花陽「じゃあ、みんなで行こっか…」

ことり「うん♪」



おわり
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『にこ「十一月」絵里「九日は」穂乃果「換気の日!」』へのコメント

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