ルビィ「えいっ!えいっ!死んじゃえっ!」花丸「ルビィちゃん何やってるずら...?」

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ルビまる-アイキャッチ1
1: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:00:02.19 ID:vVrU6OtA.net
ヤクザ「おう黒澤出てこいや!!」

ヤクザ「借りた金くらい返さんかい!!」ドンドンドン

花丸「わわっ...しゃ、借金取り...?」

花丸「あのお屋敷ってルビィちゃんの家だよね...?」

ルビィ「死んじゃえ~!!」ポイポイポイ

花丸「ル、ルビィちゃん!」

ヤクザ「いてっ!おい誰だ石投げてきたやつは!」

ルビィ「それー!」ポイポイポポイ

ヤクザ「そこの物陰か!!お前動くなよ!!」

花丸「わわっ!ルビィちゃん逃げなきゃ!!」

ルビィ「くらえ~~~!!」ポイポイポ~イ

元スレ: ルビィ「えいっ!えいっ!死んじゃえっ!」花丸「ルビィちゃん何やってるずら...?」

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2: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:02:28.17 ID:vVrU6OtA.net
ヤクザ「てめぇえ!!」

ダイヤ「ルビィ!?花丸さんも...なんでこんなところに居るんですの!!」

花丸「ダイヤさん…!」

ダイヤ「あれほどここには近づくなと言ったのの…!」

ダイヤ「あの家にはもう帰れませんわ!早く逃げますわよ!」グイッ

ルビィ「うっ...ルビィたちのお家返せぇ...!」ズルズル

花丸「......」

ダイヤ「花丸さん、走って下さい!」

花丸「は、はい…!」
4: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:04:55.30 ID:vVrU6OtA.net
ダイヤ「はぁ...はぁ...ここまで来れば大丈夫ですわ」

ルビィ「......ルビィたちのお家なのに」

ダイヤ「ルビィ...どうしてあの家に行ったんですの!!」

ダイヤ「時期に売り払われますし、もう私たちの家でもありません」

ルビィ「うゅ....」

花丸「あの...ダイヤさん、一体何が...」

ダイヤ「そう...ですわね」

ダイヤ「花丸さんには話しておいたほうがいいかもしれません」

ダイヤ「実は…」
6: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:06:21.34 ID:vVrU6OtA.net
~~~

花丸「要約すると、ルビィちゃんたちのお父さんが連帯保証を引き受けた相手が失踪し、黒澤家は億を超える負債をおっかぶったそうです。」

花丸「借りていた相手が堅気ではなく、自己破産も許されない中でお父さんは蒸発、家や土地も手放さざるを得ない状況まで追いやられているとか。」

花丸「あのお屋敷にはもうお母さんしか住んでおらず、2人は少し離れたところにアパートを借りてるようです。」

花丸「この一週間後、ダイヤさんは高校を辞めました。」

~~~
8: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:07:21.06 ID:vVrU6OtA.net
-クソボロアパート-


ルビィ「いらっしゃい花丸ちゃんっ!」

花丸「お邪魔します...ずら」ミシッ

ルビィ「あ、そこ床腐ってるから注意してね」

花丸「う、うん」

ルビィ「えへへ、狭いし汚い部屋でしょ?」

ルビィ「こんな部屋でも住んでると慣れてくるんだよ」

ルビィ「このカビ臭い空気も体の一部みたいになってくるの」

ルビィ「えへへへへへへ」

花丸「.....」
9: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:09:13.77 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「あっ、ごめんごめん 今お茶だすね」

花丸「いや、お構いなく...」

ルビィ「はい、粗茶ですが...」コトッ

花丸「いただきますずら」ズズッ...

ルビィ「どくだみ茶だよ 土手に生えてたんだ」

花丸「......」コトッ

ルビィ「雑草のクッキーもあるよっ!」
10: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:11:47.08 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「お姉ちゃんは今お仕事なんだぁ」

ルビィ「学校辞めて一ヶ月くらいだけど毎日毎日本当に忙しそうなの」

ルビィ「ルビィが起きる前にお仕事に行って、ルビィが寝たあとに帰ってくるんだ」

ルビィ「頑張ってお姉ちゃんが帰ってくるまで起きていようと思うんだけど、気づいたらいつも寝ちゃってて…」

ルビィ「だからルビィもお仕事手伝うよって言ってるんだけどお姉ちゃんは『貴女は勉強に集中しなさい』って言って聞いてくれないの」

ルビィ「ルビィだってもう16歳なのにね?」

ルビィ「夜寝る時も独りぼっちで寂しいんだ...」

ルビィ「あっ、でも今日は花丸ちゃんが泊まっていってくれるって聞いてほんとに嬉しかったんだよ?」

ルビィ「お姉ちゃんも喜んでた!」

花丸「あはは...」
12: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:14:16.89 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「ルビィもね、せめて家事くらいはしようと思って料理を頑張ってるんだけど中々難しくて...」

ルビィ「ほらっ、手が傷だらけ!お裁縫は得意なんだけどなぁ...」

ルビィ「ルビィはね、フライドポテトとスイートポテトがだいすきなんだけど上手く作れなくって」

ルビィ「お芋って安いでしょ?だから家計の助けになって一石二鳥かなって思ったんだけど....」

ルビィ「もっと練習が必要だねっ」
14: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:16:06.84 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「ああ、練習と言えばAqoursの練習も頑張るよ?」

花丸「.....」

ルビィ「正直、もうアイドルなんてやってる余裕はないんだけど」

ルビィ「お姉ちゃんが絶対に続けろって言っててね....」

ルビィ「お姉ちゃんはルビィに今まで通りの生活を送って貰いたいんだと思う」

花丸「ダイヤさん...」

ルビィ「うん...だからお姉ちゃんの喜ぶ笑顔が見たくて...頑張ってるけど....」

ルビィ「.....どうも、ね」

ルビィ「アイドル活動は勿論楽しいけどやっぱり....」
15: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:17:54.36 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「心のどこかでお姉ちゃんがいないAqoursは居た堪れなくて」

ルビィ「なんだか...悲しくなって...」

ルビィ「全部...全部、嫌になってきて....」

ルビィ「びえぇぇぇぇぇぇん!」

ルビィ「なんでこんなことになっちゃったのぉぉぉぉぉぉ!」

ルビィ「もうやだよぉぉぉぉぉぉ!」グスグス

花丸「ルビィちゃん...」
19: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:20:26.65 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「ルビィは...前みたいにみんなで、ヒック 楽しくみんなで暮らしたいだけなのにね...?」

ルビィ「もう無理だって思うと...頭の中がぐちゃぐちゃになって...」

ルビィ「びえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」

花丸「よしよし...」ナデナデ

ルビィ「なんで...なんでなの...?」

ルビィ「ルビィが何したの?悪いことしたの...?」

ルビィ「お父さんはなんでいなくなったの?」

ルビィ「お母さんはなんでまだあの家に残ってるの?」

ルビィ「お姉ちゃんはなんであんなに頑張ってくれるの?」

花丸「....」ギュゥッ

ルビィ「うぅ~~~...」
20: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:24:36.95 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

花丸「よしよし」

ルビィ「うゅ...借金取りさん、いつかやっつける」

花丸「...」ナデナデ

ルビィ「ボコボコにしてやる~!」

ルビィ「花丸ちゃんっ、そのクッション持ってて!」

花丸「う、うん」スッ

ルビィ「それっ!それっ!」ポコッポコッ!

花丸「いいパンチずら」ボスッボスッ

ルビィ「死んじゃえ!死んじゃえ!」ポコッポコッ!
21: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:28:28.46 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「いつかあいつらを倒して家族みんなでまた一緒に住むんだ!」

ルビィ「そのために体を鍛えてるの!」ボコッボコッ!

花丸「うんうん、その意気ずら」

ルビィ「待っててね!お姉ちゃん!」

ルビィ「ルビィがすぐにムキムキになってあいつら倒すから!」

花丸「…でもそれは危ないからやめておこうね?」

ルビィ「うゅっ!」ボコッ!

花丸「ナイスパンチ」ギュッ
23: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:33:51.37 ID:vVrU6OtA.net
ネコ「ニャァ」

ルビィ「ぐす...あっ....よしこちゃんだ、窓から入ってきたんだね」

花丸「善子ちゃん?」

ルビィ「...うん、このツンツンした目とか真っ黒な毛並みが善子ちゃんみたいでしょ?」

ルビィ「だからよしこちゃんって呼んでるの」

花丸「飼ってるの?」

ルビィ「ううん、野良猫さんだよ」

ルビィ「だけどたまにご飯あげたりしてるんだ 残りものだけどね...」

花丸「そっか...」

よしこ「にゃあ~」ペロペロ

ルビィ「わっ、くすぐったいよ~」

花丸「......」
24: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:35:48.04 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「ルビィね、最近幸せってなんだろう?って考えるようになったんだ」

花丸「…幸せ」

ルビィ「うん、幸せ」

花丸「どんなことを考えてるの?」

ルビィ「…不幸でよかった、って考えてるの!」

花丸「…」

ルビィ「矛盾しているようだけどね、幸せって不幸せから生まれてくると思うの」

ルビィ「 スイカってお塩をかけると余計に甘く感じるでしょ?お塩ってしょっぱいのに」

ルビィ「きっと幸せもそう、今が苦しくて苦しくてしょうがないからこそ幸せは更に輝いてくれる」

ルビィ「例えば花丸ちゃんと会えること」

ルビィ「お姉ちゃんに抱き締められること」

ルビィ「ダンスのステップが上手くいったこと」

ルビィ「今はその全てがどうしようもなく幸せでね…」

ルビィ「…泣きそうになるの」

花丸「…」
27: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:39:19.33 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「…本当に幸せで」

よしこ「にゃあ」ペロッ

ルビィ「ふふ、もちろんよしこちゃんといるのも幸せだよ…」

ルビィ「"今"が最高、っていつも思えるんだ…」

ルビィ「…こんな状況なのにね?」

花丸「ルビィちゃん…」

ルビィ「うゅ…」ゴシゴシ

花丸「…眠い?」

ルビィ「ちょっとだけ」

花丸「運動したからね…寝てていいよ」

ルビィ「ありがとう…花丸ちゃん…」

花丸「……」
29: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:40:49.10 ID:vVrU6OtA.net
花丸「…きっとルビィちゃんは壊れかけてる」

花丸「生活の急変、肉親の裏切り、将来の不安」

花丸「…もともと気が弱いルビィちゃんがそんなものに堪えられるはずがない」

花丸「ダイヤさんはルビィちゃんのためとはいえ仕事で家を離れ過ぎている」

花丸「そうなるとルビィちゃんは独りぼっち」

花丸「独りぼっちでこの辛い現実を受け止めているんだ…」
30: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:42:26.83 ID:vVrU6OtA.net
花丸「…ルビィちゃんは今が幸せって言ったけど、あんな考え方痛みを和らげる麻酔でしかない」

花丸「…その幸せが途切れたら、もっと暗く深い孤独な不幸がのしかかってくるだけ」

花丸「どんどん麻酔は効かなくなっていくものだから…」

花丸「こればっかりは多分、他の誰にもどうにもできない」

花丸「マルが…マルがなんとかしないと…」

花丸「ルビィちゃんが壊れてしまう前に…」
31: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:44:08.29 ID:vVrU6OtA.net
~~~~~~~~

花丸「……」ハッ

ルビィ「zzz」

よしこ「zzz」

花丸(寝てた…もう深夜2時ずら)

花丸(ダイヤさんはまだ…帰ってきてない)


ガチャッ…

花丸「!」

ダイヤ「ただいま帰りましたわ...」

ダイヤ「づがれだ…」ゴロン


花丸(ダイヤさんが帰ってきたみたいずら)

ダイヤ「おならブッブーですわ!!」ブッブー

花丸「お、おかえりなさ~い…」

ダイヤ「はっ、花丸さん!?…まだ起きてらしたんですね///」

花丸「は、はい」
36: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:48:32.47 ID:vVrU6OtA.net
花丸「今までずっとお仕事を…?」

ダイヤ「…はい」

ダイヤ「でもまぁ、もう慣れましたわ」

花丸「ちょっと働き過ぎずら…こんな時間まで未成年が…」

ダイヤ「…せめて高校を卒業していればもう少しいい仕事もあるのだけれど…」

花丸「…(微妙にはぐらかされた?)」


ダイヤ「さて、私はご飯を食べて休ませてもらいますわ」

ダイヤ「花丸さんも早くお休みなさい 明日も練習でしょう?」

花丸「…はい、お休みなさい」

ダイヤ「お休みなさい」
38: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:52:45.99 ID:vVrU6OtA.net
-翌日-

ルビィ「今日ね、朝 よしこちゃんが蝶々追っかけて目を回してたの」

花丸「可愛いずら~」

善子「私そんなことしないわよ!?」

 
 

果南「お金の方、集まった?」

鞠莉「ううん、なかなか厳しいわね…パパにもお願いしてるんだけど、子どもの身じゃあんな大金…」

果南「こっちも同じ感じかな…」
41: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:55:17.72 ID:vVrU6OtA.net
-翌日-

ルビィ「今日ね、よしこちゃんが玄関の前でうんちしてたの」

花丸「しつけがなってないずら」

善子「っ~~! /// だから私そんなことしないって!」

 
 

鞠莉「問題はダイヤが受け取ってくれるかってことよね」

果南「ダイヤ、頑固だから...私が言うのもなんだけど」

鞠莉「…本当にね」
42: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 22:58:05.53 ID:vVrU6OtA.net
-翌日-

ルビィ「今日はよしこちゃんが学校についてきたの」

よしこ「にゃあ~」

花丸「あっ、可愛い」

善子「 えっ、どゆこと?」

 
 

鞠莉「せめてウチのホテルに住むことを了承してくれたらいいんだけど」

果南「お金受け取るより嫌がるだろうね、私たちに迷惑かけたくないって」

鞠莉「ああ~~ムカつき~~!!」
43: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:01:15.89 ID:vVrU6OtA.net
-深夜-


鞠莉「結局ダイヤにお金 突っ撥ねられちゃった…」

果南「まぁ、そんな気はしてたよ」

果南「あのダイヤが他人からお金なんて受け取るはずないのは分かりきってたし」

果南「で、どうする?このお金も無駄になっちゃうけど」

鞠莉「仕方ないわね…オリャッ!!」ポーイ

果南「ちょ!?何投げてんの!!」

鞠莉「あれ?チカっちから聞いてないの?」

鞠莉「チカっち、ダイヤが直接は絶対受け取ってくれないから食べ物とか窓から放り込んでるんだって」

果南「乱暴過ぎる…」

鞠莉「さすがにそれを返そうとはしないみたい」

果南「ん~、でもお金はさすがに返してくるんじゃ…」

鞠莉「その時はその時よ」
44: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:03:26.21 ID:vVrU6OtA.net
果南「仕事、かなり忙しいみたいね」

鞠莉「うん、深夜帰宅の早朝出勤」

果南「体力ないくせに無理しちゃって…」

鞠莉「ちゃんとした仕事が出来てるのかしら…」

果南「…ちゃんとしてない仕事って」

鞠莉「ダイヤ、綺麗な顔してるわよね…胸はないけど」

果南「それは…やだ、絶対ダメ」

鞠莉「…考えないようにしましょう」

果南「…」ギリッ
45: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:08:11.94 ID:vVrU6OtA.net
果南「ダイヤのクソ親父はなにしてるの?」

鞠莉「ちょっと…言葉が悪いわよ」

果南「だってそうでしょ!!妻と娘に全部押し付けて逃げ出したんだよ!?」

果南「しんっじられない…」

鞠莉「…」

果南「見つけたらボコボコにして船首に縛り付けてやる…!」

鞠莉「果南」

果南「クソッ、なんでダイヤとルビィが苦しまなきゃいけないの…!あのバカのせいで…!」

鞠莉「果南!」

果南「…」

鞠莉「…やめなさい」

果南「…」

果南「ごめん」
47: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:11:12.51 ID:vVrU6OtA.net
-さらに数日後-


ダイヤ「やっと終わった...」

ダイヤ「うっ...」フラッ

ダイヤ「少し前からずっと体調が優れませんわね...」

ダイヤ「頭が痛い...風邪かしら...」

ダイヤ「ルビィには悪いけど晩御飯は食べられそうにないですわ...」

ダイヤ「くぅ...家までの道のりが遠い...」ヨロヨロ

ダイヤ「眠い...気持ち悪い...」
50: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:12:32.33 ID:vVrU6OtA.net
ダイヤ「ただいま...帰りました」

ダイヤ「ふぅ...」ゴロン

ダイヤ「...少し手が痺れますわね」

ダイヤ「疲れがたまっているんでしょう...」

ルビィ「...zzz」

ダイヤ「ふふ、ぐっすり...」

ダイヤ「ルビィ...」ギュッ

ダイヤ「大丈夫よ...私はルビィのためならまだ...」

ルビィ「...おねえひゃん...」ムニャムニャ

ダイヤ「...」ギュゥゥ
52: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:15:48.76 ID:vVrU6OtA.net
-朝チュンチュン(・8・)-


ルビィ「ん…朝だ…」モゾモゾ

ダイヤ「……」

ルビィ「あれっ、お姉ちゃんだ…」

ルビィ「今日はお仕事ないのかな?」

ダイヤ「……」

ルビィ「お姉ちゃんの匂い~」ギュゥゥ スンスン

ダイヤ「ん……」

ダイヤ「ルビィ…?」

ルビィ「あっ、お姉ちゃんおはよう!」
57: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:17:24.37 ID:vVrU6OtA.net
ダイヤ「…?」

ダイヤ「……」

ダイヤ「!!」

ダイヤ「い、今何時!?」

ルビィ「7時過ぎかな」

ダイヤ「っ!」ガバッ

ルビィ「ひゃっ!」

ダイヤ「い、急がなきゃ…遅刻!」
58: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:19:03.51 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「お、お姉ちゃん…」

ダイヤ「なんですぐ起こしてくれなかったの!?」

ルビィ「えっ…!あ、あの…」

ダイヤ「もう…まずいまずいまずい!!」

ダイヤ「うっ…ぐ…頭が…」フラフラ

ダイヤ「うっぷ…」

ダイヤ「洗面所…」

ダイヤ「オエェェェエェッ」トシャトシャトシャ

ルビィ「だ、大丈夫…!?」
60: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:22:40.07 ID:vVrU6OtA.net
ダイヤ「はぁ…はぁ…」ゼェゼェ

ルビィ「大丈夫…?」

ダイヤ「うるさいっ…」

ルビィ「っ…!!」

ダイヤ「あっ…ごっ、ごめんなさい…」

ルビィ「…」

ダイヤ「体調が悪くて、ついイライラしてて…」

ルビィ「う、うん…」
62: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:24:12.12 ID:vVrU6OtA.net
ダイヤ「って、もうこんな時間!?」

ダイヤ「ごめんなさい、私もう出ないと…」

ルビィ「うん…」

ダイヤ「行ってきます、愛してるわ ルビィ」

ルビィ「い、行ってらっしゃい…」

バタバタバタ ガチャンッ
63: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/14(月) 23:24:59.76 ID:vVrU6OtA.net
ルビィ「......」

ルビィ「......」

ルビィ「......」

ルビィ「えへへへへ」
95: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:01:26.58 ID:6cn/uCOP.net
-翌日-

善子「う~、さぶいさぶい」

花丸「その暑苦しいローブもこういう時は役に立つね」

ルビィ「ちょっと派手過ぎると思うけど…」

善子「この格好良さが分からないなんてルビィはまだまだね」

よしこ「みゃあ~」

善子「ほら、リトルヨハネも言ってる」

ルビィ「あはは、精進します」

花丸「しなくていいずら」
96: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:04:20.89 ID:6cn/uCOP.net
善子「今日はどうする?」

ルビィ「う~ん...今日は特別寒いからなぁ」

花丸「大丈夫ずら、善子ちゃんの悪趣味ローブを借りれば暖かそうだし」

善子「失礼ね!」

ルビィ「...うん、そだね、ありがとう」

よしこ「にゃぁ」

花丸「礼には及ばんずら」

善子「お礼は私に言いなさいよ」
97: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:07:08.74 ID:6cn/uCOP.net
果南「お、いらっしゃい!今日も釣り?」

ルビィ「はいっ」

善子「今日こそは1番大きいの釣るんだから...」

花丸「善子ちゃんの釣る魚は全部可愛いサイズずら」

よしこ「あたしのおやつにちょうどいいサイズにゃぁ」

花丸「ってよしこちゃんも言ってるずら、きっと」

善子「ぐぅ~!」
98: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:14:26.43 ID:6cn/uCOP.net
果南「...ダイヤ、また仕事増やしたんだって?」

ルビィ「う、うん...やめてって言ってるんだけど...」

果南「私からも言っとくよ」

果南「この前鞠莉と会いに行った時、酷い顔色してたから...」

ルビィ「...ルビィが多分重荷になってる...よね」

ルビィ「...なんの役にも立ってないから」

ルビィ「ルビィはお姉ちゃんにとって邪魔者なのかな...?」

果南「バカなこと言わないの!」

果南「ダイヤにとってはルビィが1番の支えなんだよ?」

果南「ダイヤが頑張れるのはルビィがいるからなんだから」
99: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:17:40.58 ID:6cn/uCOP.net
ルビィ「うゅ…」

果南「だいたい、役立たずなんてとんでもない!」

果南「今日だって魚釣って家計を支えてるわけでしょ」

果南「それにダイヤ言ってたよ、 ルビィのご飯を食べてる時が1番の幸せって!」

果南「ダイヤ 外では忙しくてずっとカップ麺とかしか食べれてないって聞いたし」

果南「ダイヤをご飯で幸せにしてあげなよ」

ルビィ「幸せ…そっか、そうなんだね」

ルビィ「ありがとう、果南ちゃん!」

果南「…ふふ、どういたしまして」
100: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:21:06.23 ID:6cn/uCOP.net
ジャボッ

善子「うわっ、またカサゴ釣れた」

花丸「高級魚ずら」

善子「どうしても好きになれないのよね...このフォルム....トゲトゲしてるし」

ルビィ「トゲが怖いからさばくとき緊張するんだよね...」

花丸「...ルビィちゃん、魚料理上手になったずら」

ルビィ「うん、いっぱい練習したから」

善子「ヨハネの悪魔的レッスンのお陰ね」

ルビィ「善子ちゃんの料理は辛すぎて食べられないよ...胃に穴が開くかと思った」
102: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:23:47.47 ID:6cn/uCOP.net
ルビィ「ああ、そうだ」

ルビィ「今度うちでお魚パーティしようかなって思うの」

ルビィ「いろいろ試したいメニューもあるしね」

ルビィ「お姉ちゃんがお休み取れそうって言ってたからそのときに」

花丸「いい案ずら」

ルビィ「良ければ2人にも来て欲しいんだけど...ダメかな?」

花丸「もちろんいいよ!」

善子「仕方ないわねぇ、ヨハネのスペシャルディッシュをおみまいしてやるわ」

花丸「善子ちゃんは料理しなくていいずら..」

ルビィ「あははっ」

よしこ「みゃぁ」モグモグ
103: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:25:55.50 ID:6cn/uCOP.net
~~~

ルビィ「今日も大漁大漁~」ルンルン

ルビィ「ふふふ、お姉ちゃん喜んでくれるかなぁ...」

ルビィ「塩焼きに煮付け、お味噌汁もいいかも」

ルビィ「えへへ~」

ルビィ「今度のお魚パーティではぁ...なに作ろう」

ルビィ「花丸ちゃんや善子ちゃんも喜んでくれるかな?」

よしこ「にゃ」

ルビィ「もちろんよしこちゃんの分もあるよぉ」
104: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:30:09.78 ID:6cn/uCOP.net
-黒澤姉妹のクソボロ団地-

ルビィ「ふぅ、やっぱり結構冷えるなぁ」ブルブル

よしこ「みゃあ~」プルプル

ルビィ「さて…」カチャッ

ルビィ「…あれ?なんでお家の鍵開いてるんだろう…」

ルビィ「お姉ちゃんもう帰ってるのかな?」

ルビィ「お姉ちゃ~ん…?」

ダイヤ「……」

ルビィ「あっ、お姉ちゃん 今日お休み取れたの?」

ルビィ「お姉ちゃん…?」
105: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:32:39.28 ID:6cn/uCOP.net
ダイヤ「……」

ルビィ「ぐっすり寝てる…疲れてたんだね」

ルビィ「静かにしとこ…」

よしこ「にゃあぁ~!」ピョンピョン

ルビィ「…よしこちゃんどうかしたの?」

よしこ「みゃぁっ!」ピョンッ

ルビィ「あっ、よしこちゃん キッチンでそんなに飛び跳ねたらお皿が…」

ガッシァァァン!!

ルビィ「…あっちゃ~」
109: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:35:28.86 ID:6cn/uCOP.net
ルビィ「もう…そんなことしたら めっ!だよ?」

ルビィ「片付けなきゃ…」

よしこ「にゃあ!にゃあ~!!」

ルビィ「わっ…なんでそんなに騒いでるの?」

よしこ「にゃっ!にゃっ!」ピョンピョン

ダイヤ「……」

ルビィ「ああ、お姉ちゃんの邪魔しちゃダメだよ...起きちゃうよ…」

ルビィ「……あれ?」
110: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:38:32.12 ID:6cn/uCOP.net
ルビィ「さっきお皿が割れたとき、結構大きな音なったのに全然起きない…」

よしこ「にゃあ!にゃあ!」グイグイ

ダイヤ「……」

ルビィ「えっ…」

ルビィ「…お姉ちゃん?」ユサッ

ルビィ「お姉ちゃん!?お姉ちゃん!!」ユサユサ

ルビィ「意識が…ない…!」

ルビィ「きゅ、救急車っ…!」
111: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:42:36.56 ID:6cn/uCOP.net
-病院-


ダイヤ「…」

医者「…脳溢血、です」

ルビィ「そ、そんな…!」

医者「若い方にも最近増えては来ていますが…お姉さんは重篤ですね」

医者「塩分濃度の高い食事や過度のストレスによる高血圧などが原因として考えられます」

医者「失礼ですが、心当たりは?」

ルビィ「お姉ちゃんは…お仕事で、ほとんど寝てないような状況で…ご飯もあんまり…」

医師「…そうですか」

医者「なるべくして、という感じでしょう」
114: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:45:51.98 ID:6cn/uCOP.net
ルビィ「お、お姉ちゃんは治るんですか…?」

医者「…脳血管疾患というのは極めて後遺症が残りやすい」

医者「意識障害、記憶障害、運動障害、言語障害...」

医者「もちろん、全く後遺症が残らないこともありえないことではありませんが…」

医者「可能性があるものは現時点でも数え切れません」

医者「覚悟だけは…しておいて下さい」

ルビィ「……」
115: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 13:47:07.73 ID:6cn/uCOP.net
ルビィ「……」

ルビィ「……」

ルビィ「えへへへへへ」

 

ルビィ「お魚パーティだぁ」
139: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:09:07.37 ID:ekvX/hTp.net
-しばらく経って-


千歌「祝!ラブライブ進出!!!」

みんな「いえぇぇぇぇぇぃい!!」

曜「まさか本当にここまで来るとは...」

鞠莉「現時点で今大会ぶっちぎりの高評価...」

果南「...驕るわけじゃないけど、多分本戦も勝負にならないだろうね」

梨子「まさに快進撃って感じ?」
140: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:10:04.13 ID:ekvX/hTp.net
千歌「みんなの力のおかげだよ!」

鞠莉「いや、何よりチカっち、曜、梨子の3人は鬼気迫るものがあったもの」

果南「そうだね...ちょっと怖いくらいだった」

曜「またまた~!」

梨子「…」

花丸(3人とも…ダイヤさんのことを…)

善子「ええ、この堕天使ヨハネの術式が実を結んだに過ぎない..」

花丸「はいはい」

ルビィ「あはは...」
142: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:11:51.20 ID:ekvX/hTp.net
果南「あ、そうそう ダイヤは決勝 見に来てくれるんだよね?ルビィ」

千歌「最近は全く会えなくなっちゃったよね…」

鞠莉「私も、隣町まで仕事に行ってるって言うからずっと気になってたのよ」

ルビィ「…」

ルビィ「うん!お姉ちゃんも楽しみにしてた!」

花丸「…」

ルビィ「お姉ちゃんは1番のAqoursファンだから当然来てくれるよ!」

善子「この堕天使ヨハネの創り上げる新たな世界へようこそ…」

梨子「はいはい」

果南「じゃ、早く料理食べようよ!」

ルビィ「ルビィのお魚料理、自信作だよ!」

千歌「やったぁ!」
144: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:18:52.39 ID:ekvX/hTp.net
~~~

ルビィ「ふぅ、今日のパーティ楽しかったね!」

花丸「う、うん…」

ルビィ「お姉ちゃんも来れば良かったのに…」

花丸「…」

花丸「ねぇルビィちゃん」

ルビィ「なぁに?花丸ちゃん」

花丸「今日、どうにかしてダイヤさんに会えないかな?」

ルビィ「お姉ちゃんに?」
145: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:22:12.43 ID:ekvX/hTp.net
花丸「無理?」

ルビィ「ううん、多分大丈夫だよ」

ルビィ「お姉ちゃん、最近は早く帰ってきてルビィと一緒に居てくれるんだ!」

花丸「え、そ、そうなの…?」

花丸「だって果南さんたちは全然会えないって…」

ルビィ「う~ん、タイミングが悪いんじゃないかなぁ」

花丸「…」

ルビィ「じゃ、うちくるんでしょ? 早く行こっ!」
146: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:25:34.75 ID:ekvX/hTp.net
-ルビィのボロ雑巾アパート-


ルビィ「ただいまぁ!」

花丸「お邪魔しまぁす…」

ルビィ「あれれ?お姉ちゃん帰ってないや」

花丸「…」

ルビィ「今日も遅くなるのかな?」

花丸「…」
148: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:27:17.19 ID:ekvX/hTp.net
花丸「ねぇルビィちゃん…」

ルビィ「うん?」

花丸「ダイヤさんは最近どんな感じなの?」

ルビィ「そうだねぇ…」

ルビィ「いっつもニコニコしてるよ!」

ルビィ「毎日ルビィのご飯おいしいおいしいって食べてくれるの!」

花丸「…」
149: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:28:14.00 ID:ekvX/hTp.net
ルビィ「でね、でね、寝る前はおやすみのチューしてくれるんだよ!」

ルビィ「それで一緒のお布団で眠るんだ」

ルビィ「お姉ちゃん、ルビィの体あったかいからって抱きしめて眠るんだよ?」

ルビィ「もう、お姉ちゃんも困ったものだよね」

ルビィ「それでね…」

花丸「ルビィちゃん、もういいずら」

ルビィ「えー?まだいっぱいあるのに…」

花丸「…」

花丸「もう…いいずら…」
151: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:29:03.80 ID:ekvX/hTp.net
ルビィ「うーん」

ルビィ「あっ!お姉ちゃんお屋敷の方にいるのかな?」

花丸「お屋敷って…黒澤家の…?」

ルビィ「うん!多分お家に帰ってるんだよ!」

花丸「で、でもお屋敷はもう…」

ルビィ「ね、ルビィたちも行こう?」

花丸「えっ…いや…」

ルビィ「れっつごー!」テテテ

花丸「あ、ルビィちゃん待って!」
154: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:30:02.80 ID:ekvX/hTp.net
-黒澤家屋敷-


【立ち入り禁止】

【売り屋】


花丸「…」

ルビィ「あれれ?テープが貼ってて入れない…」

花丸「ルビィちゃん知らなかったの…?」

ルビィ「なにを?」

花丸「…」

花丸「いや…もういいよ」
156: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:31:45.00 ID:ekvX/hTp.net
花丸「早く帰ろう」

ルビィ「え、でもお家入ろうよ」

花丸「っ…」

花丸「もう、無理…だから」グスッ

ルビィ「な、なんで泣いてるの…?」

ルビィ「今日の花丸ちゃんはおかしいよ…?」ヨシヨシ

花丸「うん…おかしいね…ごめんね…」
157: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:33:26.25 ID:ekvX/hTp.net
花丸「早く帰ろう、ここは危ない…」

ルビィ「う、うん…わかった…」


「おい」


ルビィ「うゅ?」

花丸「!!」

ヤクザ「お前黒澤の娘じゃねぇか」

花丸(こいつはあのときの…!)

ルビィ「あっ!悪いやつ!!」

ヤクザ「悪い奴なんてひでぇこと言うなぁ?」

ヤクザ「お前の姉ちゃんに良い仕事教えてやったのは俺だぞ?」


ヤクザ「ま、壊れちまったけどw」

花丸「っ…!?」
158: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:34:34.84 ID:ekvX/hTp.net
花丸「どういう…ことずら」

ヤクザ「あ?なんだお前」

花丸「ダイヤさんが壊れたって…!」

ヤクザ「ああ、うちの変態客のために頑張り過ぎたんだろ」

ヤクザ「ストレスで血管破れて病院送りだよ」

花丸「そんな…!」

ルビィ「…うゅ?」
161: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:36:02.26 ID:ekvX/hTp.net
ヤクザ「いやー、あいつはいい商品だったぜw」

ヤクザ「妹の名前だしたら裸で地面に頭擦り付けて『ルビィには手を出さないで下さい』ってバカみてぇに繰り返してよぉ」

ヤクザ「扱い易い奴だったw そんな約束本当に守ると思ってたのか?あいつ」

花丸「お…まえ…!」ギリッ

ヤクザ「顔は良いからな あの態度も客には評判だったよ」

ヤクザ「俺もたっぷり楽しませてもらってなぁ」
163: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:36:52.21 ID:ekvX/hTp.net
ヤクザ「つっても 母親も売って、姉も壊れちまったんだ」

ヤクザ「ナイスタイミングだったぜ」

花丸「…は?」

ヤクザ「おい妹」ガシッ

ルビィ「ふぇっ…!?」

ヤクザ「次はお前の番だよ」

花丸「そ、そんな…!!」

ヤクザ「なぁに、怖いのは最初だけだ…変態どもの調教ですぐ気持ちよくなるぜ」

ルビィ「やだぁっ…はなしてっ!」ジタバタ
164: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:38:24.66 ID:ekvX/hTp.net
ヤクザ「あんまり暴れんな、商品の体はあんまり殴りたくないんだよ」ドゴッ

ルビィ「あぐっ…!?」

花丸「おいっ!!!」

ヤクザ「なんだようるせぇな…人が来るだろ」

花丸「ルビィちゃんを放せ!!!」バシッバシッ

ヤクザ「どけ」バキィッ

花丸「がっ…!」ズシャア

ルビィ「はなまるちゃ…!」
166: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:39:30.26 ID:ekvX/hTp.net
ルビィ「はなまるちゃんを…たたくな…!!」ジタバタ

ヤクザ「くそっ!暴れるなよ!!」ゲシッゲシッ

ルビィ「うぐぅ…!!」

花丸「ルビィちゃん…!」ズズッ

花丸「!」

花丸(シャベルが落ちてる…! この土地の整備用…?)

花丸「…」ギュッ

ヤクザ「黙れ!!」ドゴッ

ルビィ「がっ…!」ベシャッ
167: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:40:45.12 ID:ekvX/hTp.net
ルビィ「うゅぅ…」ボロボロ

ヤクザ「はぁ…はぁ…」

ヤクザ「やっと静かになったな…全く、手を掛けやがって…」

ヤクザ「おい、そっちのチビガキももう暴れるんじゃ…」

花丸「…」ザッ

花丸「死ね」ヒュンッ

ヤクザ「あ?」

バキィィッッ!!

ヤクザ「が…!?」ドシャッ
172: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:43:52.06 ID:ekvX/hTp.net
花丸「はぁ…はぁ…!」

ヤクザ「いでぇ…てめぇぇぇ…!!」

花丸「黙れっ!!」バキィッ

ヤクザ「あがっ…!!」ゴキッ

花丸「お前は…絶対に…!」

ヤクザ「おいっ…や、やめてくれっ!」

ヤクザ「こんなことやったってどうにもなんねぇぞ!!」

花丸「黙れ!!」バキィッ

ヤクザ「かっ…!」
173: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:48:59.35 ID:ekvX/hTp.net
花丸「はぁ…はぁ…」

ヤクザ「頼むっ…許してくれっ!!骨が折れてるっ…血もこんなに…!!」

ヤクザ「頼むぅ…」ボロボロ

花丸「…」チラッ

ルビィ「うっ…ぐぅ…」ズルズル


ヤクザ「な!?頼む…頼むよ…!!」

花丸「…」スゥ

花丸「死ねっ!死ねっ!死んじゃえっ!死んじゃえっ!!」ザシュッザシュッザシュッザシュッ

ヤクザ「かっ…!」

花丸「えいっ!えいっ!死んじゃえ!」ザクッザクッザクッザクッ

ヤクザ「」

花丸「死ね!!死ね!!」ザシュッザシュッ

花丸「死ねっ…!」

花丸「はぁ…はぁ…!」ゼェゼェ
175: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:52:13.27 ID:ekvX/hTp.net
花丸「はぁ…はぁ…」

花丸「うぅ…」ボロボロ

花丸「ダイヤさん…ダイヤさんっ…!」ボロボロ

ルビィ「はな…まゆ……ちゃぁ…!」ズズッ

花丸「ルビィちゃんっ!!」

花丸「怪我はっ!?…救急車は…」

ルビィ「大丈夫…だよ、大丈夫…」

花丸「ごめんね…」ギュッ

花丸「何もできなくてごめんねっ…!」ギュゥゥ

ルビィ「泣かないで…花丸ちゃん…」
176: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:55:25.23 ID:ekvX/hTp.net
花丸「怪我が…血が…」

花丸「救急車…呼ぶずら」

ルビィ「ダメだよ…!今呼んだら花丸ちゃん逮捕されちゃう…!」

花丸「いいよそんなの!」

ルビィ「ルビィが嫌なの!!」

花丸「っ…」

ルビィ「ごめんね、ルビィバカだから どうしようもないの…」

花丸「ルビィちゃん…!」
177: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 21:59:23.87 ID:ekvX/hTp.net
ルビィ「…死体、埋めようよ」

花丸「…」

ルビィ「ルビィも頑張って手伝うから」

花丸「でも、埋めるって言ったって…」

ルビィ「山の方まで持って行けば…」

花丸「無理だよ、大人の男の人なんて持って行けない!」

ルビィ「う…」

花丸「もう無理なんだよ…」

花丸「全部、全部」
185: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 22:07:07.40 ID:ekvX/hTp.net
ルビィ「…花丸ちゃん」

花丸「…」

ルビィ「もう、ルビィ疲れちゃったよ…」

花丸「うん…」

花丸「マルも疲れた」

ルビィ「もう何もない…」

ルビィ「家も家族も無くなって、花丸ちゃんも捕まっちゃったらルビィはなんのために生きればいいの?」

ルビィ「多分また怖いおじさんが来るよ…怯えて暮らさないといけないんだよ」

ルビィ「もう…ルビィには生きる意味がわからないよ」

花丸「ルビィちゃん…」グスッ

ルビィ「あはははは…」ボロボロ
188: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 22:11:26.08 ID:ekvX/hTp.net
ルビィ「あ、そっかぁ…」

ルビィ「今ルビィは不幸なんだよ!」

花丸「不幸…?」

ルビィ「前にも言ったでしょ?不幸だと幸せがもっと輝いてくれるんだよ!」

花丸「…」

ルビィ「ルビィはすごく幸せになれるんだよ!」

ルビィ「今のルビィの幸せは…」

ルビィ「うん…死ぬこと」

ルビィ「つらぁいこと全部から解放されるんだよ!」

ルビィ「それってすごく素敵なことだよね!」

花丸「…うん」
190: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 22:15:13.08 ID:ekvX/hTp.net
ルビィ「ねぇ花丸ちゃん」

花丸「なぁに?」

ルビィ「一緒に死んでくれる?」

花丸「ふふ、もちろん」

ルビィ「えへへ、親友が一緒に死んでくれるなんてルビィは幸せ者だなぁ」

花丸「マルも幸せずら…」

ルビィ「…花丸ちゃん」

花丸「うん?」

ルビィ「大好きだよ」

花丸「…マルも、ルビィちゃんのこと大好き」

ルビィ「あそこの丘、すごく見晴らしがいいんだよ」

花丸「うん…いこっか…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
192: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 22:18:00.87 ID:ekvX/hTp.net
-病院-

よしこ「みゃあああ!!」ピョンピョン

ダイヤ「……」


看護婦「わっ…この野良猫ちゃん、どこから入り込んだのかしら…!」

医師「…保健所に連絡しておきなさい」

看護婦「はい、分かりました」


ダイヤ(……ん)

ダイヤ(…騒がしい…ですわね)

ダイヤ(ここは…病院…?)
195: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 22:19:21.92 ID:ekvX/hTp.net
ダイヤ(ああ、そういえば私倒れたんですね…)

ダイヤ(体が重い…)

ダイヤ(なんだか長い嫌な夢を見ていた気がします…)

ダイヤ(早く帰ってルビィに会いたいですわ…)

ダイヤ(ルビィのご飯…食べたいなぁ…)


おわり
198: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 22:20:36.93 ID:ekvX/hTp.net
書いてて吐きそうになった
今度ダイルビまるの激甘ss書く
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『ルビィ「えいっ!えいっ!死んじゃえっ!」花丸「ルビィちゃん何やってるずら...?」』へのコメント

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