千歌「今日もミカンが旨い!」

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千歌-アイキャッチ4
※オリキャラあり
※SS初挑戦、初投稿

---未熟DREAMER舞台の後

『お疲れさまー!』

ダイヤ「うっ、ズビッ...良かったですわー!」

pixiv: 千歌「今日もミカンが旨い!」 by ずぼらさん

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運営スタッフ「あっ、aqoursの高海さん、ちょっと...」

千歌「あっ、はーい...ハァハァ」

ルビィ「ふふっ、おねぇちゃん、今になって実感わいてきたの?」

花丸「aqoursの黒幕さんが泣いちゃったずら!」

ダイヤ「だ れ が 黒幕 ですか!」ズビッ

曜「だけどダイヤさんたちが加わってから、この短時間でよくここまで仕上げられたよね!」

梨子「確かに...!」

果南「まあ今回の曲は元々は2年前に私たちがやろうとしてた曲でもあるからね。」

鞠莉「果南は、毎日ランニングで鍛えてたしね!」

善子「私たちだけじゃないわ!打ち上げ花火の演出もバッチリだったじゃない。フフッ、内浦のリトルデーモンも大したものだわ...」

花丸「打ち上げ職人さん、あんなに一杯打ち上げて火傷とか大丈夫だったかなー。」

ルビィ「花丸ちゃん、今の花火は遠くからボタンひとつ押したら打ちあがるんだよ?まあ、花火作ったり、打ち上げるタイミングとか順番とかは職人さんのお仕事だけど...」

花丸「ずらっ!?み、未来ずらー!」

千歌「み、みんなお待たせー!」

曜「千歌ちゃん!おつかれさま!」

梨子「おつかれさま、千歌ちゃん!...大丈夫?ちょっと疲れてる?」

千歌「あははー、ちょっと張り切っちゃった...かも?」

曜「千歌ちゃん、普段の練習に、町の人たちとの打ち合わせとか大忙しだったもんね。」

ダイヤ「私も手伝えればよかったのですが、生徒会で急な仕事が出来てしまいまして。申し訳なかったですわ。」

千歌「そんなことないよ!おかげで色んな人と仲良くなれたんだ!内浦のこと、だんぜん好きになっちゃったよ!まあ?前から好きだったんだけどね(フンス」

果南「じゃあ夜も遅くなってきっちゃったし、今日はもう解散しようか。千歌は疲れがあるみたいだから、ゆっくり休む事!興奮して夜更かししちゃダメだよ?みんなもね!今日はゆっくり体を休めて!」

『はーい!』


---数日後

果南「はいっ、いっちにいっちに!あくあ、ふぁいお!」

花丸「うぅー、もう限界ずらぁ...」

ルビィ「か...果南さん、速いよぉ...」

曜「うーん、確かにちょっと今日はランニングペース速いような...?」

鞠莉「そっ、そう言いつつピンピンしてる曜はさすがね!」

善子「ふふふふ、ちょっちょっと普段より魔力の消費が激しいようね...!」


果南「じゃあ、そこの角で少し休憩にしよう!...あれ?千歌は?」

花丸「さっき...スマホに着信があったーとかで...先に行っといてって...(ハァハァ」

果南「あっ、そうなんだ。」

梨子「あっ、千歌ちゃん来たよ!おーい、頑張ってー!」

千歌(ぜぇぜぇ...)

果南「...千歌の様子、おかしくない?」

曜「...うん、私たちほどじゃないけど最近はメンバー内では速い方だったよね」

千歌「ハァハァ…、あっ!....ギャフン!」

梨子「千歌ちゃん!?」

曜「あちゃー!ヘッドスライディング?いや、顔だけは守ったか、さすが千歌ちゃん!じゃなくて!!大丈夫!?」

梨子、曜に支えられー千歌「ははは、派手にこけちゃった...」

鞠莉「千歌、まだ本調子じゃない?」

果南「花火舞台終わってから体調悪そうだね、本当に大丈夫?」

千歌「だ、大丈夫だよ!」

ダイヤ「千歌さん、ちゃんと食べてますか?なんというか、その、しおれたミカンみたいな顔ですわよ?」

千歌「しおれたミカン...?」

ダイヤ「あーゴホン!少しやつれたように見えるのですわ」

果南「どうしたの千歌?なにかあった?」

千歌「うーん、よく分かんないけどー。ちょっと疲れてるかなー。夏バテかも!」

ルビィ「千歌さん!アイドルは体が資本なんだよ!無理しちゃダメ!」

千歌「うっ、ごめんなさーい。」

果南「...うん、今日の練習はここまでにして、明日も練習はお休みにしよう。各自、休んだり、リフレッシュするなりして過ごすこと!ちょっと最近オーバーワーク気味だったからね!」

『はーい』



→更衣室

ルビィ「花丸ちゃん!明日おでかけしない?良さそうな喫茶店みつけたんだ!」

花丸「いいよ!善子ちゃんも来る?」

善子「ヨハネよ!まあ休みになったし、一緒にゆっくり買い物がてらってのも悪くないわね!」

曜「ふぃー、いい汗かいた!(ヌギヌギ」

千歌「わっわわわ!曜ちゃん!らしくない可愛い下着!」

梨子「あらっ、本当(ジィー」

曜「ふふふー、私もアイドルするからにはと、すこーし冒険してみたのであります!しかし、らしくないは一言多いであります、…って千歌ちゃん照れるよ、どれだけ私の下着で興奮してるのー///?」

千歌「へっ?」

曜「そ、そんなにマンガみたいに鼻血ださなくても///」

千歌「わっ、わわわわわ…!?」

梨子「ふふっ、千歌ちゃんかわいい!ほら、ティシュ。」

千歌「あっ、ありがと!」

曜「あっ、千歌ちゃん、さっき転んだところアザになっちゃってるね。」

梨子「あっ、ほんとだ。」

千歌「てへへ、ごめんなさい。これからは用心します!少ししたら治るよ!」

曜「そうだね!じゃあ私たちも帰ろうか!」

千歌「よーそろー!」



→その日の夜

千歌「りーこちゃん!!」

窓ガラガラ開け梨子「千歌ちゃん…ってまだ鼻血止まらないの!?」

千歌「うーん、曜ちゃんの可愛い下着が思いのほかショッキングだったのかも…?」

梨子「続くようなら病院で診てもらった方がいいよ?」

千歌「うん、そうするね。ところでaqoursの新曲なんだけど、最近は少し抑えめのバラードが多かったから、ここらでドーンと爽やかハッピーな曲にしたいなーと思ってるんだけど、どうかな!」

梨子「いいんじゃない?だーけーど、まずはどこかの誰かさんが歌詞を書いてくれないと、どーにもならないかなー?」

千歌「うぅ、そうだね。だけど大丈夫!この鼻血を見てよ梨子ちゃん!私にはまだまだあふれ出すパッションが内に眠っているんだよ!あっ、今のは自分の内側と内浦の内をかけたんだけどね!?この力を開放すればぁ…って、あ、あれれ…?」

梨子「千歌ちゃん?」(あふれる力を表そうとクルッと回った千歌ちゃんの力が途中で抜けて...ベランダの手すりによりかかって........動かない!?)

梨子「ちょ、千歌ちゃん大丈夫!?しっかりして!千歌ちゃん!千歌ちゃん!!」



---沼津の病院にて

病院に駆け込んでくる曜「り....梨子ちゃん!千歌ちゃんは!?」

梨子「曜ちゃん。いま精密検査をしてもらってるみたい。志満お姉さんがお医者さんのお話を聞いてるよ。」

曜「そう。梨子ちゃん、教えてくれてありがとう。」

梨子「ううん、私も気が動転しちゃって曜ちゃんにしか連絡してないの。他のメンバーには?」

曜「うん、宛先が私だけだったから私からダイヤさんに連絡しておいたよ。今日はもう遅いから連絡は回すけどお見舞いとかは明日以降、千歌ちゃんが落ち着いてからにしようって決めたみたい。」

梨子「そう、ありがとう。」

(扉ガラっ)

志満「ではよろしくお願いします、先生。」

曜「志満ねぇ!」

志満「おっ、曜も来てくれたんだね。」

曜「千歌ちゃんは!?」

志満「…今日はこの後aqoursのみんなは来るの?」

梨子「いえ、今日はもう遅いので....」

志満「もし、さ。明日、練習終わって時間があれば、うちに皆で来てくれないかな。みんなにお話したい事があるんだ。」

曜 梨子「それって....。」

志満「…今日はもう遅いよ。車で送ったげるから帰りな。」



---翌日
もともとこの日は休みだったので、旅館の仕事がひと段落した昼過ぎに皆で集まることとなった

志満「ごめんね、みんな。集まってもらっちゃって。そのお菓子、食べてね。お茶も用意するから。」

ダイヤ「い、いえお構いなく。」

鞠莉「お姉さん、千歌さんはどうなんですか?」

志満「千歌は。....少し重い病気にかかっちゃったみたい。」

『!!』

曜「な、どんな病気なんですか!?」

志満「....白血病だよ」

梨子「はっ、けつびょう?」

志満「体の中で上手く良い血液が作れなくなる病気なんだ。」

花丸「そ、それで治るのはいつになるずら?」

志満「今はまず悪い血液をつくる元をなくす為に薬をうってる最中。だけど完治するには誰かの骨髄の移植がいるだろうって」

ダイヤ「きいたことありますわ。骨髄バンクで登録している健康な人の骨髄を移植するのですよね。」

ルビィ「だけど中々その相手が見つからないこともあるって聞いたよ?」

志満「そうなのよ。私と美渡は昨日のうちに血液をとってもらって千歌に適合しないか診てもらってるわ。家族なら手っ取り早くって事もあるかもしれないから。」

曜「それなら私も診てもらうよ!千歌ちゃんには直ぐにでも元気になってもらいたい!」

梨子「わ、わたしも!」

ダイヤ「当然!私も協力いたしますわ!」

果南「ま、千歌のためだもん」

鞠莉「わたしのシャイニー!な血で、千歌もシャイニー!」

花丸「私も協力するずら!」

善子「ふふふ、私は堕ちたとはいえ元々は天使。その輝きは今も残ってるかもしれないわね。千歌は私の血でもって復活し、我が配下に下るのよ!」

ルビィ「うゅ....ルビィは....。」

鞠莉「ルビィ?」

果南「ルビィは昔から注射が苦手なんだよね。」

ダイヤ「ルビィ。これは強制ではありませんわ。みんなaqoursとしてではなく、一人の人間としての決断です。ルビィが拒んでもそれを貶める事はありません。」

ルビィ「…ううん!ルビィも協力するよ!千歌さんはルビィが、ううん私たち姉妹が憧れていたアイドルへの道を開いてくれて導いてくれた!そしてこれからも導いてほしい。千歌ちゃんがいないaqoursなんてaqoursじゃないもん!千歌ちゃんが元気になる為ならルビィも頑張るビィ!」

ダイヤ「ルビィ…!」

果南「だけどルビィ?もしもルビィが適合したら、ルビィも手術とかしないといけないけど大丈夫?」

ルビィ「ピギッ!」

ダイヤ「か、果南さん!」

ルビィ「うゅ、それでも大丈夫!千歌さんの為なら踏ん張ルビィ!」

志満「みんな、ありがとう。千歌は幸せ者だね。良い友人に恵まれたもんだ」

((こちらこそ、なんだよね[ずら]))



---1か月後
曜「千歌ちゃん、よーそろー!今日の具合はどう?」
梨子「こんにちは、千歌ちゃん」

千歌「あっ、今日は曜ちゃん梨子ちゃんが来てくれたんだね!ありがとう!」

千歌「体調かー、うーん、ぼちぼちでんな?なんちゃって」

梨子「ふふっ、冗談いう気力はあるのね。」

あれからすぐに皆が血液をとり確認してもらったが適合者は居なかった。今は骨髄バンクから適合の連絡を待っている状態だ。
適合者が居ないと知らされた時は取り乱すもの、泣くもの、唇をかみ俯くもの様々な反応があった。しかしすぐに千歌の容態がとりあえず安定したのが救いだった。薬の影響で髪の毛が抜けてしまっていたり、体も細くなっちゃたり、日によっては体調が悪い日もあるけど。私も含めて皆で代わる代わるお見舞いに行くことにしている。

千歌「あっ、そういえば梨子ちゃん!」

梨子「うん?どうしたの?」

千歌「これ見てみて!」

梨子「これは、歌詞?」

千歌「うん!次は爽やかハッピーな曲にしようって言ってたでしょ?その歌詞、暇だから考えてみたんだー!私自身は、うん爽やかでもハッピーでもないけど歌詞は大丈夫なはずだよ(フンス」

曜「どれどれー?想いよひとつになれ?」

千歌「うん!たしか次のライブイベントってもうすぐだよね!」

曜 梨子「千歌ちゃん…。」

千歌「ちょっと今の私が置かれてる環境が影響しちゃってるかもしれないから、花丸ちゃんとかに相談して修正してね!…あっ暗い曲にしちゃうのだけは止めてね!今回は爽やかハッピー、このテーマだけは譲らないよ!」

梨子「…うん、わかった!」

曜「ん?こっちの紙は?」

千歌「あっ、そっちはダメー!」

梨子「空も心も晴れるから?こっちも歌詞?」

千歌「あっあはは。ちょっと書き出してみたけど、想いよに比べてどうかなと思っちゃって。ボツ案なのだ!」

梨子「…いや、こっちの歌詞もよく出来てるわ。千歌ちゃん、すごいわね。ふたつも作っちゃうなんて。」

千歌「ふふふ。普通怪獣ちかちーでも、頑張ればこれぐらい出来るのだ(エッヘン」

梨子「ふふ、じゃあ私はがんばって2曲作ろうかな!」

曜「おっ、いいね!梨子ちゃん」

千歌「えっ、そっちのはボツ案だよ?」

梨子「いや、こっちにも千歌ちゃんの思いがたくさん詰まってる。千歌ちゃんも日々頑張ってるんだから、私たちも頑張らないと!ねっ曜ちゃん!」

曜「もちろんであります!千歌ちゃんと一緒に全力前進よーそろー!」


~~~
???「ねぇ~、肇ぇ~、そっちの仕事はどうよ~(グッタリ」

肇「まあ、ちょっとずつやけど進んどるでぇ~。あんの上司が方針コロコロ変えよるから迷惑やけどな。まあけど、言ってた1周年旅行は何とかなりそうや。香織の方は?」

香織「もう、このグッタリさ加減みて分からん?激務よ、げ き む。やけど、まあ肇と同じで何とかなりそうではある!ファイトだよ!」

肇「あっ、待てよ待てよー。言わんといてや。あーっとスクールアイドルの、ミュースの…はのかちゃん!」

香織「ファイナルアンサー?」

肇「ファイナルアンサー。」

香織「ざぁんねぇん(ネットリ」

肇「うそぉ!割と思い出した自信あったんやで?」

香織「まあ惜しくはなった!ミュー”ズ”の”ほ”のかちゃんね!」

肇「あぁ!それそれ!」

香織「もう!私の夫になった暁には絶対に幸せにする!ついてはスクールアイドルについても勉強する!とか言ってたん誰やっけ?離婚も辞さない。」

肇「ま、まあまあまあ落ち着いて!おっ、ほらほらほら、スクールアイドルの特集、テレビでやっとる!」

香織「いや、せやからテレビつけとんのやけどね?」

肇「はははー。」

香織「ん?今伸び盛りスクールアイドル特集…か。ふふふ我が知識網を舐めてもらっちゃ困るで!誰が出るんや、さあ来い!」

香織「…んん?えーきゅーあわーず?」

肇「永久あわーず?高校生にしたらえらく重いのかなんなのか分らんネーミングやな」

想いよひとつになれ~

香織「へぇ~8人のグループか。わりかし多めやね。」

肇「…ええんやない?歌も踊りも上手いやん。」

香織「ぐぬぬ。私としたことが....見逃してた!えーきゅーあわーず覚えとこ」

わたしはまだまだ頑張れる~

香織「ほうほう、こういうシットリした曲も歌えるのは大きいよ、いいよいいよ!」

司会『以上、静岡は内浦発のスクールアイドル、”アクア”の紹介でした!』

肇「で、永久あわーずが何やって?」

香織「…ネーミングって、難しいよね。」

玄関(カシャン)

香織「あっ、あー何か郵便入ったなー!とってこよー!」

肇「逃げんなよう!」

香織「逃げてないし!…ん?肇宛やな。骨髄バンクから何か来とんで。」

肇「骨髄バンク?いつもの会誌かー?」

香織「いや時々届いてるやつやない。何かおっきいで。」

肇「もしや、適合知らせか。」

香織「適合....?」

肇「どっかの患者さんと俺の血の成分があったって知らせやないかなって。まあ詳しいことは知らんかったりすんのやけど(ペリペリ」

香織「そうやったらどうなんの?協力すんの?」

肇「うーん、俺は協力しよう思ってんで。バンクに登録したはええけど、中々こういう通知こんかった所みると俺のってわりかしレアもんかもしれんし。俺やないと出来んことかもしれんしな。」

香織「けど肇が普段やってる献血と違って、手術になるんやないの確か。」

肇「最近は注射のみで行けるやつも出てきたみたいやけどな。まあどっちにせよ、献血よりかは大掛かりにはなるわな。」

香織「ふーん、で、今からやったら何時頃なんの?」

肇「今からやと、うーん。ああ....、ちょうど旅行計画と被りそうな、そういうやつ、かも」

香織「....私と、見知らぬ誰かさんとどちらをとるの!!」

肇「香織....俺は―」

香織「見知らぬ誰かでしょ、知ってる」

肇「えっ。」

香織「もう何年付き合ってる思っとるん。私には肇の考えてることなんて筒抜けやで!」

肇「けど、旅行も楽しみにしてたし。」

香織「私たちはこれからまだまだ機会あるでしょ?それともプロポーズの一生なんとかーってのは嘘?」

肇「いや、それは絶対にない」

香織「じゃあ、今しかできないことをせな!私の好きなスクールアイドルの教えでもあるんやで(ドヤァ」

肇「いや、そこで威張らんでも。けど、ええねんな?」

香織「香織に二言はありません!」(この困った見ず知らずの人にも優しくなれるとことに惚れたんだし....)

―――香織「と、いうような事があったので私も賛成です!」

移植コーディネーター(なんだ惚気か)

担当医(なんだ惚気か)

立会人(なんだ惚気か)

肇(うゎ、俺たちってバカップル!?[例の広告思いうかべー])

香織「先生、ぜひこの移植を成功させて患者さんはもちろんの事、肇も笑顔で戻してくださいね!」

担当医「それは、もちろん。今回の移植に携わる全員が元の生活に戻れるよう全力を尽くしましょう。」

香織 肇「よろしくお願いします。」



~~~

花丸「千歌さん、こんにちはずら!」

善子「堕天使ヨハネ、降臨!」

ルビィ「千歌さん、具合はどう?」

千歌「あっ、今日は一年生ズなんだ!今日は良い調子だよ!学校の方はどう?」

ルビィ「うん、aqoursがテレビで紹介されたのは伝えたよね?」

千歌「うん、録画してくれたのを見たよ!みんな凄かったね、歌もダンスもバッチリだった!千歌感動しました!aqoursのファンになります!」

善子「もー!リーダーが何言ってんのよ!」

ルビィ「うゅゅ。そ、それで私たちの事が全国に少しずつ知られだしたみたいなんだ!」

善子「まあ、その番組に生出演するようなトップアイドルの紹介のコーナーで他のグループとない交ぜで、少し映ったってだけだから、大したことはないけどね」

花丸「それでメールとか、お手紙とか一杯届いてるんだよ!」

千歌「えぇ!!いいないいな!千歌も早く見てみたい!!」

ルビィ「ただ、その番組で知った人たちはaqoursは8人グループなんだって思われてるみたいで。」

千歌「うっ。」

花丸「aqoursのページにはこれまで以上に9人って強調しておいたずら。」

千歌「うぅ....。」

善子「機会あるたびに私たちは本当は9人なんだけど、作詞担当は少し家が忙しくて出れてないんだって伝えてあるわ!」

花丸「私が善子ちゃんを呼ぶとき―」

善子「ヨハネよ!!」

花丸「とまあ、こんな感じに9人よ!っとアピールしてるずら。」

千歌「うっ、うっ....。」

ルビィ「ち、千歌さん、ルビィたちは千歌さんが戻ってくるのを待ってるよ。だから泣かないで、元気だして。」

千歌「うっ、うっ....うははははははははは!!」

花丸「ずらっ!?」
ルビィ「ぴぎっ!?」
善子「よはっ!?」

千歌「うはははは!諸君、普通怪獣ちかちーの復活は近いのであるぞー!」

花丸「ど、どういうこと?」

千歌「私の、ドナーが、決まったよ(ニッコリ」

花丸「...!ずらぁああああ!祝事ずらぁあああ!!」

ルビィ「本当に!?本当に!!?」

善子「堕天使の祈りが、ようやく聞き届けられたのね....!」

千歌「今日の午前中に知らされたんだ。さっそく明日とか明後日とかにドナーさんの骨髄を受け入れる準備を始めるんだって。ただ、その期間は菌とかウイルスとかに弱くなっちゃうから、しばらく隔離されるんだー。みんなにも上手く会えないかも....。」

花丸「だけど移植が上手くいけば、またすぐ会えるんだよね?」

千歌「もちろんだよ!会えなくても想いはひとつだよ。千歌頑張るよ!」

ルビィ「うん、千歌ちゃん頑張るビィ!お姉ちゃんたちには私たちから連絡しておくね!」

善子「元気で戻ってくるのよ!」

それからしばらく私たちは千歌さんに会えなかったわ。
無菌室と呼ばれるところで、ドナーさんのくれた骨髄を前処置をしながら待っていた。
そして骨髄が届いた当日は、みんなで病院にかけつけて室外から見守ったわ。
移植とはいうけれど、受ける側は静脈に注射みたく注入していく感じみたい。
こういっちゃ何だけど、これで終わり!?って感じだったわ。
不謹慎だけどドラマとかで手術中のランプが消え、患者さんは!!?みたいなやり取りはなく、無事に移植は済みました。と報告されただけ。

それからしばらく後。

鞠莉「千歌!シャイニー!」

果南「来たよ!」

ダイヤ「こんにちは千歌さん。その後どうですか?」

千歌「うん、ありがとう。少しずつだけどよくなってる実感があるよ!吐き気も収まってきたみたい!」

ダイヤ「それは良かったですわ!」

千歌さんは移植後しばらくは吐き気などがあったようですが、現在は私たちでも分かるぐらい顔色もよくなってきました。お医者様からは退院の時期の説明もあったようです。

鞠莉「今日は千歌っちにプレゼント!みかんを持って来たわ!もし食べれなかったら目の毒だから1個だけだけど、チャレンジしてみない?」

千歌「あっ!ありがとう鞠莉さん!だけど今はまだ、もうちょっとだけ口内炎が残ってるから、もう少し我慢しようかな。くぅ早くみかんが食べたい!白血病の次はみかん欠乏症で入院しちゃうよー!!」

ダイヤ「ふふっ、これ以上入院されたらたまりませんわね!本当に8人グループで再出発しましょうかしらね!」

千歌「えぇー!それはダメ!!…必ず、また今の9人で歌えるように頑張るよ。問診でも言われたんだ!順調にいけば秋の始めには退院できるよって!頑張って3年生卒業に間に合わせるよ!」

果南「もう千歌?無理だけは絶対しないでね?また倒れられでもしたら、鞠莉辺りがショックで何しでかすか。」

鞠莉「その時は千歌をサイボーグ化するなりして復活させまーす!」

この年の夏は残暑が厳しかったのを覚えているわ。まだまだお日様シャイニー!な中、千歌の退院の日は訪れたの。

担当医「千歌さん。退院おめでとう!よく頑張ったね。こんなに早く快復するとは思わなかった。普通怪獣だっけ?普通ではあっても怪獣は怪獣なんだね。すごい生命力だよ!」

千歌「うはは!普通怪獣ちかちー完全復活!曜ちゃんの船も飲み込む勢いだぞー!がおー!!」

曜「…千歌ちゃんに飲み込まれるのなら、それはそれで///」

梨子「曜ちゃん…?」

千歌「先生、先生!千歌、今回のドナーさんに何かお礼がしたいんだけど住所とか教えてくれない?」

担当医「ごめんね。それは出来ない決まりなんだ。」

千歌「ええ!ドナーさんは命の恩人なんだよ!千歌と違ってドナーさんは手術もしたんだよね!?そんなに頑張ってもらったのにお礼も出来ないの!?」

ダイヤ「お礼にということで金品の受け渡しなどがあってしまうと、善意でなりたっているバンクの制度がどこかで綻びが出てきてしまう可能性があるのですわ。」

善子「最初は善意でも気づけば欲にまみれてしまう、人間のさだめ…。」

果南「みんながみんなそうじゃないけどね!だけどそういうルールなんだ。守らなくちゃいけないね。」

千歌「だけど、千歌、なにかお礼がしたいよ…」

担当医「千歌ちゃんがこれから元気に、ここにいる素晴らしい友人たちと一緒に一生懸命生きていく。それが最高のお礼になるんじゃないかな。」

千歌「仲間と…一生懸命に…。そうだ!私たちはスクールアイドルなんだ!みんなに笑顔をキラキラを届けたい!こんなに元気にはっちゃけてるよって伝えたい!私たちの歌をきっと今回のドナーさんもどこかで聴いてくれるはずだよ!伝えようこの気持ち。みんなで輝こう!」

ダイヤ「ようやく、ようやく進めるのですね!」

花丸「シン・アクアずらね!」

善子「ふふっ、リーダーが怪獣なんだし間違っていないわ!」

千歌「よっし、久々だけど行くよ!いま、船出のとき!!いくよー! aqours!」

『サンシャイン!!』



~~~
大阪 日本橋

肇「最近ようやく暖かなってきたなー。」

香織「そうやね!もうすぐ桜の季節か。月日が過ぎるのは速いのう…。」

肇「ばあさんや~、お茶をどうぞ~」

香織「ありがたき幸せ!」

POMBASHI VIEW『さあ、ラブライブ○○大会の模様をお伝えするよー!トップバッターは最近メキメキと人気が伸びてきたaqoursさん!静岡から出て参りました!今日は新曲を披露してくれるそう。楽しみですね!…準備が出来たようです!では、スクールアイドルaqoursでMIRAI TICKETです。どうぞ!』

肇「おっ、永久あわーずやん!」

香織「もう!忘れてっていったやろ、しつこい男は嫌われんで!」

肇「あれ、このグループ9人やっけ?」

香織「うん。前テレビ出てた時は、作詞担当の、ほらあのオレンジ髪の子が家の都合で出れなかったんやって。今ではあの子がリーダーやってるみたいやで!」

肇「へえー。」

その子はオレンジ色の髪を長く伸ばしていた。頭のてっぺんから可愛らしい"アホ毛"がぴょこんとたってるのがいじらしい。

オレンジ髪の子の独唱「光になろう!未来を照らしたい!もう、迷わない!」

aqours「船が出るよ!未来へ旅立とう!」

肇「へぇ…。」

香織「フフッ。いま肇、このグループにときめいた!?」

肇「いんや!俺がときめくのは香織だけや(きりっ」

香織「ふふふ。かっこいい事言っても、私の眼はごまかせんで!さあ、この番組も録画してあるからまた家で見よ!それよりも今日はうちら地元のスクールアイドルたこやきん!の新曲発表会あんねんで!それ見に行かんと。」

肇「た、たこやきん?」

香織「なんでも、たこやきをイメージした衣装に身をくるみ、大阪弁全開の歌詞で歌うらしい。略称は、やきん」

肇「高校生アイドルが夜勤か。これは色々なところからストップかかるやろなー。」

香織「ほらほら、行くで!んで帰ったら、肇のときめきが消えんうちにスクールアイドルの黎明期からA-RISEの人気沸騰までを講義すんで!」

肇「おっ、お手柔らかに…。」

香織「ほらほら行くで!」

『やっと手にした未来チケット、かざして!!』



千歌「花丸さんやー、暖かくなってきもうしたなぁ」

花丸「そうずらねぇー。」

ルビィ「ピギッ、千歌さんと花丸ちゃんがおばあちゃんになっちゃった!」

善子「まあ、この前のライブが上手くいったからね。少し休憩期間ってとこかしら」

曜「千歌ちゃん!」

千歌「あっ曜ちゃんよーそろー」

曜「よーそろー!」

梨子「千歌ちゃんや皆にファンレターがいっぱい届いてるよ!!」

曜「だいたいが手紙なんだけど…。」

善子「ふふ、一度には読み切れないわ。罪なリトルデーモンたちね(ウッキウキ」

梨子「千歌ちゃんには、これが!!」

段ボール(やぁ!)

千歌「わわわっ!なにこれ!!」

曜「箱いっぱいのミカンであります!!」

千歌「うわぁああああああ!!みかんだ!おいしそう。どこの?うーん?ありたみかん?」

善子「確か、あり”だ”じゃなかったかしら。和歌山かどこかの産地だったはずよ。」

千歌「ほうほう。和歌山のミカンが殴り込みかね。どれ早速…」ムキムキ

千歌「むっ、これは!すごく甘い!皮も薄くて食べやすい!これは強力なライバルだね!」(モグモグ

梨子「もう私たちが近畿の人たちにも知られるようになったんだね!」

曜「これなら全国もすぐだね!ねっ千歌ちゃん!」

千歌「そうだね!!いやぁ、それにしても今日もミカンが旨い!!」

『la la la la~♪』

~Fin~

蛇足後書き
SS初挑戦、初投稿です。ここまでお付き合いありがとうございました。
文中書いたリアルにも存在する各種情報、システム、知恵はインターネットで確認できる程度の情報を基に、今回のSSに都合の良いよう改変しております。(例えばドナーと患者さんは互いの情報を教えない条件で2、3回手紙のやり取りが出来るようです)
何か関心をもたれた方はご自身で調べてみてください。
本当は肇、香織夫妻の移植に対する葛藤をもっと書く予定だったのですが、もはやラブライブSSでなくなっていく気がしたので割愛。ラブライブ時空は善人のあつまりなのです!
今回初めてSSを書く機会をくださったSS!ラブライブ!さんにお礼をしつつ筆をおきます。ありがとうございました。
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『千歌「今日もミカンが旨い!」』へのコメント

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