SS「ただそんな一日」二年生編

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ようりこちか-アイキャッチ1
1: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:13:16.47 ID:/YDT9RGt.net
注:たこやきさんから舞妓さんになりました
 今年最後ののんびりSS。終わりに今年の過去作一度だけ載っけます~
 

※ シリーズ記事へのリンクです(管理人)

SS「ただそんな一日」 一年生編

SS「ただそんな一日」 三年生編

元スレ: SS「ただそんな一日」二年生編

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2: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:13:44.90 ID:/YDT9RGt.net
千歌「…………」ゴシゴシ

曜「…………」

梨子「…………」カリカリカリカリ


千歌「…………」カリカリ

曜「…………」サッ ゴシゴシ

梨子「…………」カリカリカリカリ


千歌「…………」ソー

曜「…………?」

梨子「…………」カリカリ……
 
3: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:14:19.92 ID:/YDT9RGt.net
梨子「千歌ちゃんなに?」

千歌「え!?あ、いやー…梨子ちゃん進んでるかなーって…」チラチラ

梨子「大丈夫よ、問題自体はあまり難しくないし…」サッ

曜「……………」

千歌「どれどれ…」グイ

梨子「と言いつつ、答え見ようとしてるでしょ?」ササッ

曜「…………」コソッ

梨子「曜ちゃんもっ」ジロ

曜「あう……」
 
4: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:14:54.98 ID:/YDT9RGt.net
千歌「もう無理ー、梨子ちゃん見せて~~!」ベター

梨子「ギブアップはやすぎない?」

曜「無理~、こんな量の宿題やってられないよー」

千歌「おねが~い…」ウル

梨子「う……それ卑怯だって…」

曜「おねが~い」

梨子「曜ちゃんのはなんかあざとい…」

曜「梨子ちゃんが千歌ちゃんに甘々なだけだよっ!」
 
5: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:15:50.70 ID:/YDT9RGt.net
千歌「せっかくの連休なのに無駄に時間使っちゃったね…」ハァ

曜「あの先生、宿題だすの好きだからねー…」

梨子「そうなんだ。たまたま他の先生の分とも重なっちゃったね」

千歌「でもまあ梨子ちゃんのおかげでなんとか終わったし、遊ぼう!」

曜「遊ぶのはいいけど、千歌ちゃん旅館のほうは手伝いとかしなくていいの?」

梨子「けっこうお客さん来てたように見えたけど?」

千歌「連休だもん、従業員さんもそれに合わせて増強してるから大丈夫だよって」

曜「そうなんだ、さすがだね」
 
6: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:16:36.76 ID:/YDT9RGt.net
梨子「それにしても、ほんと千歌ちゃんって部屋にあまり物を置かないよね」

曜「昔からあんまり収集癖も無いっていってたしねー」

千歌「いや~」テレテレ

梨子「そこ照れるんだ」

千歌「あ、でも最近はスクールアイドルのグッズが増えてきたんだよ」

曜「そういえばポスターとかは目に見えて増えたよね」

千歌「実は今欲しいと思ってるのがあるんだけど、なかなか買えないんだよ」

梨子「グッズで?」

千歌「うん。高いんだよね~」

曜「どんなグッズなの?」
 
7: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:17:31.14 ID:/YDT9RGt.net
千歌「抱き枕」

梨子「え?」

千歌「だから、抱き枕だよ。スクールアイドルの」

曜「抱き枕っていうと、アニメショップとかで見かけるアレ?」

千歌「そうなの?そっちは知らないけど、おっきいんだよー、私の身長と同じくらいあるの」

曜「うん、よく見かけるアレだね」

梨子「そ、そんな大きなの買ってどうするの?」

千歌「そりゃ~枕なんだし、寝るときに使うんじゃない?」

曜「ちなみに誰の抱き枕なの?」

千歌「勿論、μ’sのだよ!」

梨子「μ’sって抱き枕にもなってるんだ…」
 
8: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:18:18.14 ID:/YDT9RGt.net
千歌「安いほうのだけ買ったんだけど…ほら、これだよ」ドサ

梨子「お、おっきいね…これで安い方なんだ…」

曜「無理やり9人いれてるせいか顔がすごいことになってるね」

千歌「かわいいよね~」

梨子「そ、そう…ね…」

曜「随分と綺麗だけど、使ってないの?」

千歌「もったいなくて使えないんだよね~」

梨子「なんで買ったの…?」

曜「さらに高いのを買おうとしてるし…」
 
9: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:19:14.98 ID:/YDT9RGt.net
千歌「そうだ、この前お客さんに差し入れもらったんだけど、二人とも飲む?」

梨子「差し入れで飲み物?」

曜「旅館ならではの事情だね、もらうよー」

千歌「抹茶ミルクと抹茶オレとグリーンティー、どれがいい?」

梨子「偏ってるね。じゃあ抹茶ミルク」

千歌「抹茶セットみたいなのもらったんだよ~」

曜「じゃあ私は抹茶オレで。ちなみに抹茶とグリーンティーは別物だよ千歌ちゃん」
 
10: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:20:01.56 ID:/YDT9RGt.net
梨子「それにしてもホント大きいわね、この枕」

曜「抱き枕ってだいたいこんなものだよ」

梨子「曜ちゃんも持ってるの?」

曜「ううん、でも売ってるのを何度か見たことあるからね」

梨子「どうやって使うの…コレ?」

曜「普通に抱きついて寝るんじゃないの?」

梨子「へぇ……」

曜「ためしに、こっち」

梨子「え、横になるの?私が?」

曜「なにごとも体験だよ」

梨子「この体験は意味あるの?」
 
12: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:20:51.06 ID:/YDT9RGt.net
千歌「おまたせー、抹茶フルコース…って」

曜「ああ、千歌ちゃんおかえりー」

梨子「お、おかえりなさい…」

千歌「ベッドでなにしてるの?」

曜「抱き枕体験会だよ」

梨子「いいわねー、これ…」

千歌「えー!?先に使っちゃったの?」

梨子「頭がちょっと乗せにくいけどこれいいわね…絶妙なフィット感が…」

千歌「ひどいよ~梨子ちゃ~ん」

曜「千歌ちゃん、こういうのは使ってこそだよ」

千歌「えー…」
 
13: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:21:39.23 ID:/YDT9RGt.net
千歌「人が大事にしてるものを勝手に使っちゃだめだよ?」ビシビシ

曜「ごめんなさい」

梨子「ごめんなさい…」

千歌「二人とも今度松月のみかんフルコースだからね!」

曜「仰せのままに」

梨子「でも千歌ちゃん、こんないいもの使わないのはもったいないよ?」

千歌「梨子ちゃんがそこまで言うなんて、よっぽどだね」

曜「梨子ちゃんもやっぱり買う?」

梨子「え、でもμ’sってまだ少ししかわからないし…」

千歌「それなら大丈夫だよ、これ見て~」カタカタ

曜「パソコン?」
 
14: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:22:52.07 ID:/YDT9RGt.net
千歌「抱き枕ってほんとたくさん種類があるんだよー」カタカタ

曜(いま検索履歴に……)

梨子(Aqours…人気ってあったような…)

千歌「ほら、これとかどう?」

梨子「あ、かわいい…イルカ型とかあるのね」

曜「たくさんあるんだねー」

千歌「このカニのヤツとかも欲しいんだよねぇ」

梨子「でもこういうのって、やっぱり高いわね」

曜「いいって思うのはどうしてもいい値段してるね」

千歌「今のお小遣いじゃなかなかねぇ」

曜「バイトとかする?」

千歌「スクールアイドルやりながらだとそれも難しいかなー」

梨子「そうね、時間あれば曲や衣装作りに使っちゃうし」

曜「家の手伝いとかもっとしてお小遣いの交渉だね」
 
15: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:23:39.45 ID:/YDT9RGt.net
梨子「ん、ちょっと千歌ちゃんそれ…」

千歌「それっていうと…このネットの広告?」

梨子「うん…女子が選ぶ理想のカッコイイ系女子…」

曜「梨子ちゃんこういうの好きなの?」

梨子「え、や、好きというか、なにかなーって…」

千歌「ふむ…あなたの近くにいる友達がもしも男の子だったらーか…」

曜「よくわかんないなー…」

梨子「曜ちゃん、きっとカッコイイわよね」

千歌「そうだね、曜ちゃんならきっと女の子にもモテまくるよ!」

曜「えー!?」
 
16: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:24:35.72 ID:/YDT9RGt.net
曜「そ、それだったら果南ちゃんもカッコイイんじゃない?」

梨子「そうね、間違いないわ」

千歌「包容力ハンパなさそうだよねー」

梨子「他は誰がいるかな~」

曜(梨子ちゃん楽しそうだな…)

千歌「なにげに善子ちゃんとかもいい感じじゃない?」

梨子「それよ千歌ちゃん!」

曜「あー、なんかわかる気がする…」

梨子「曜ちゃんと果南さん、それに善子ちゃんの三人でユニット組んでみるのはどう?」

千歌「話の流れ的に…ジャニーズのような?」

梨子「そこは宝塚よ千歌ちゃん!」

曜(なんか妄想しだした…)
 
17: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:26:02.16 ID:/YDT9RGt.net
梨子「どうしよう曜ちゃん、曲のイメージが溢れでてとまらないわ」カキカキ

曜「創作意欲に貢献できたのなら良かったよ…」

千歌「宝塚なら妹役も必要じゃない?」

梨子「はっ、そうね……うーん…」

曜「それならルビィちゃんは確実だよね」

千歌「あとは…花丸ちゃん?」

梨子「花丸ちゃんだと落ち着きがあるっていうか、ちょっと達観してる感じだから…」

曜(基準がよくわからないなぁ…)

梨子「やっぱり千歌ちゃんと…」

千歌「え、そう?…って落ち着きないかな?」

曜「そういう理由で選んでるわけじゃないとフォローしておくよ」

梨子「ここはあえて、ダイヤさんとかどうかしら?」

曜(あえての部分にどんな意味合いが含まれてるのかな…)

千歌「え、でもダイヤさん三年生だよ」

梨子「イメージしてみて、ダイヤさんとルビィちゃんが並んでて…」

千歌「う、うん…」

曜(千歌ちゃんもはいるのかな…?)
 
18: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:27:15.11 ID:/YDT9RGt.net
梨子「二人とも涙目で、訴えるように…お姉ちゃ~ん…なんて場面」

千歌「おお、可愛いかも!?」

曜(想像できない…)

梨子「ダイヤさんのあの口調で妹だったら、なにかくるものない?」

千歌「しっかりしているようで、時折可愛いところもあって…おお!」

曜「そこもユニットなの?」

千歌「それだとチカがオマケみたい…」

梨子「何言ってるの、さっきの想像を三人並べてみるの!」

曜「千歌ちゃんが涙目に訴えるのって、美渡姉に虐められて志満姉ちゃんに泣きついてた子供の頃とか?」

千歌「よ、曜ちゃん~それ恥ずかしいよー」

曜「ごめんごめん」

梨子(可愛いわ千歌ちゃん)
 
19: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:28:18.82 ID:/YDT9RGt.net
梨子「じゃあ衣装もよろしくね曜ちゃん」

曜「えっ!?決定事項なのこれ?」

梨子「もう曲のイメージは完成したのよ?」

千歌「その情熱はどこからくるの?」

曜「イメージとして宝塚をだすのはいいけど、デザインだけだよ?」

梨子「作ってくれないの?」

曜「いや、作るとなるとみんなに相談しないといけないし、部費と相談しないとだし」

千歌「衣装組と作詞組もちゃんと相談しないとね」

梨子「そ、そうよね…ごめん、ちょっと先走りすぎたわ…」

千歌(たまに変なスイッチはいるよねぇ梨子ちゃん)

曜(コソコソ集めてる同人誌っていうのはこういうのなのかな?)

梨子「で、でもどうにか形にしたいわ」

曜「衣装デザインは正直おもしろそうだからやってみるけど、ユニットとなると他の人にも聞かないとね」
 
20: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:29:19.25 ID:/YDT9RGt.net
千歌「でも実際やるやらないは別にしても、カッコイイ系女子ならさっきの三人だよね」

曜「あ、まだ続くんだ…」

梨子「鞠莉さんはなんだかんだですっごい乙女な部分あるしねぇ」

曜(なんだかんだにどんな意味合いが…)

千歌「個人的にはねぇ…」

曜(ここまで全部個人的な意見ばかりだけど…)

千歌「梨子ちゃんもけっこうそういう部類かも?」

梨子「わ、私?」

曜「うん、それは私もそう思ってたんだ」

梨子「ないない、私なんてそんな…」

千歌「そうかなー?あ、ちょっといい?」

梨子「え、千歌ちゃんなにを…?」
 
21: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:30:06.26 ID:/YDT9RGt.net
千歌「できたっ!」

曜「梨子ちゃんの髪をアップにしてまとめたんだね」

梨子「///」

千歌「ほら、ちょっとカッコよく決めてみて?」

梨子「そ、そう言われても…」

曜「作詞さぼって遊んでる千歌ちゃんを怒ってる時みたいな顔だよ」

梨子「やりにくい…」

千歌「え、そんなイメージなの?」

梨子「む、無理無理、絶対ムリ~~!」バサ

千歌「あぁ、せっかく結ったのに~」

曜(まぁ梨子ちゃんは見た目のわりにすっごい純情娘だからねぇ)
 
22: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:30:59.61 ID:/YDT9RGt.net
曜「ユニット計画はまぁそのうち進めるとして、とりあえず…」チラ

梨子「うやむやにしないでちゃんとやろうね!」

千歌「わ、わかったから落ち着こうね」

曜「晩御飯どうしようか?」

千歌「え、みんな家で食べるでしょ?」

梨子「すごく忙しいみたいだし、お邪魔になっちゃうきがするわ…」

千歌「気にしなくていいよー?」

曜「千歌ちゃんはもうちょっと気にした方がいいと思うよ」

千歌「んー、じゃあどうする?」

梨子「私は今日外で食べてくるからって言っちゃったし…」

曜「どっか食べに行く?」
 
23: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:31:51.71 ID:/YDT9RGt.net
千歌「食べに行くっていったらお金くれた~」

曜「え、三人分も?」

梨子「外食もあるかなって、お金は用意してたけど…」

千歌「まぁいいんじゃない?素直にご馳走になろう!」

曜「今度ちゃんとお礼しないとね」

梨子「そうね」

千歌「で、提案なんだけど…どうせ食べに行くなら、普段あまりいかないようなとこ…」

曜「このあたりって沼津もそうだけど、19時でけっこうお店しまっちゃうから…」

梨子「ファミレスとかでいいんじゃない?」

千歌「えー、せっかく軍資金もらったのにー?」

曜「もう夜だし、普段いかないようなトコはのきなみアウトだよ千歌ちゃん」

千歌「雰囲気ないなー…」

梨子「あ、じゃあ……」
 
24: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:33:59.76 ID:/YDT9RGt.net
千歌「おー、これはこれでなんかいいかも!」

曜「夜の海を眺めながらほんとの外食…確かにいいね!」

梨子「たまにはこういうのも、ね」

千歌「コンビニで適当なもの色々買ったけど…どれが私のだっけ?」ガサガサ

曜「あ、これ私の…ってサンドイッチ多すぎない!?」

梨子「千歌ちゃんが一人あたり2千円って言ってたから、ついいつも買わないような高いやつとかも…」

千歌「まぁまぁ、あまってもきっと夜中にお腹空くかもしれないし、大丈夫!」

曜「太らないように気をつけようね」

梨子「えっと…この辺でいいかな?」

千歌「むこうのほうでやってる海の家、まだ電気ついてるね…」

曜「もう片付けて中で宴会でもしてるんだよ」

梨子「そういえば私達も海の家を手伝ったり、色々やったね」

曜「そうだね。あの海の家ってもう今年は終わり?」

千歌「ううん、自治会の人達がやってるはずだよ。スケジュール合わない日を私達が埋めただけだから」
 
25: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:34:39.12 ID:/YDT9RGt.net
千歌「ムグムグ……これはこれでおいしい…」

梨子「夜なのにまだまだ暑いわねぇ…パクパク」

曜「できた、お惣菜の寄せ集めを組み替えた即席ワンプレート!」

千歌「わぁ、すごく豪勢に見えるよ曜ちゃん!」

梨子「盛り付け方一つでこんなにも違って見えるのね、おいしそう…」

曜「食べてみる?ピーマンの肉詰め~」ヒョイ

梨子「ひいぃ、あぐ…もごご……!」

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃんはピーマン苦手なんだよ……」

曜「え、そうなの?ゴメン~!」

梨子「ごふっ…うぅ、でも私が知ってるピーマンよりかは随分ましに感じられたわ…えふっ…」

曜「この雰囲気がそうさせてるのかもねー、克服ついでにもう一個いる?」

梨子「いらないっ」
 
26: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:35:33.84 ID:/YDT9RGt.net
千歌「半分近くあまっちゃったよ?」

曜「無理に今全部食べなくてもいいよ」

梨子「ホントに太っちゃう…残りは明日の朝にでも頂きましょ」

千歌「でもデザートは…」

曜「別腹だよねっ」

梨子「勿論!」

千歌「あむっ……あ、そうだ少し遅くなるけど、22時回ったらお風呂使っていいってさ」

曜「その言い方だと、温泉のほう?」

千歌「うん」

梨子「え、いいの?」

千歌「そのかわり閉め抜きやっといてって事だけど、掃除は朝やるからいいって、入る?」

曜「ヨーソロー!温泉歓迎です!」

梨子「すぐ隣にあっていつも気になってたのよね、千歌ちゃんとこの温泉」

曜「近くにあると逆にあまりいかないよね」

千歌「それじゃ決定ってことで」
 
27: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:37:07.77 ID:/YDT9RGt.net
梨子「す、すごーい、ホントに貸し切りみたい!」

曜「随分昔に来た以来だけど、開放的でいいね~!」

千歌「走り回ると危ないよー?」

梨子「私達三人だけだなんて、なんだか申し訳ない気がするわね」

千歌「合宿の時も結局普通のお風呂だったしね」

曜「人目が気になってできなかった事、やっていいでありますか!?」

梨子「なに…泳ぐとか?」

千歌「曜ちゃん昔おかまいなしに泳いで怒られてたよね」

曜「そんなのはもうクリア済みだよ」

梨子(目標設定してるんだ…)
 
28: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:38:09.02 ID:/YDT9RGt.net
千歌「どう、曜ちゃん…満足?」

曜「まんぞく~~~~♪」

梨子「///」

千歌「でも、そうやってただ浮かぶのって実は簡単じゃないよね?」

曜「慣れれば簡単だよー…あー、夜空を眺めつつお湯に浮かんでふ~らふら…気持ちいい…」

梨子「気持ちよさそうなのはいいけど…あの…曜ちゃん……」

曜「ん、なにー?」

梨子「大胆っていうか…その、そんな手足ひろげて浮かんでるとその……」

千歌「曜ちゃんのマル見えだねー」

曜「え、ちょっ、変なトコ見ないで」

梨子「見せてくるんだもん…」

千歌「梨子ちゃんは見に行ってるけどね」

梨子「そ、そんなことない!」

曜「まぁでもいっか、気にしない~」

梨子「いいんだ……」
 
29: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:38:46.23 ID:/YDT9RGt.net
千歌「あぶぶぶっ!」

曜「千歌ちゃん足に力はいっちゃってるよ、だからそっちだけ沈むんだよ」

梨子「うぅ……はっ……で、出来た?」

曜「おー、梨子ちゃんいい感じに浮いたね」

千歌「うぅ、先こされたぁ」

梨子「で、でもゆったりと夜空を眺める余裕は、な、ないかも…うぶぶっ」

曜「5秒くらいか。でもまぁそのうち慣れたら自然にできるようになるよ」

梨子「練習する機会がそうそうないけどね…」

千歌「海とはまた違うからねーあぶぶぶ」

曜(冷静に考えるとすごい光景……慣れってこわいなあ)
 
30: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:39:46.64 ID:/YDT9RGt.net
梨子「閉めの作業ってどれくらいなのかな?」

曜「15分くらいかな。掃除は朝やるってことだからそんなにかからないかも」

梨子「あ、浴衣用意してくれてたんだ」

曜「梨子ちゃんって浴衣…っていうか和服とか似合いそうだよね」

梨子「え、急に何?」

曜「ん、単純な感想」

梨子「和服といえばダイヤさんじゃない?」

曜「それは勿論だけど、梨子ちゃんだって似合うよ、きっと」

梨子「そうかな…?」

曜「千歌ちゃんも浴衣似合うよね」

梨子「あ、やっぱりそう思う?」

曜「思うっていうか、毎年見てるからねー」
 
31: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:41:01.03 ID:/YDT9RGt.net
梨子「毎年……」

曜「うん、夏祭りとか、縁日にはよく着てたからね、千歌ちゃん」

梨子「私まだ見てない!」

曜「今年はスクールアイドルで色々忙しかったからねぇ」

梨子「むぅ……」

曜「というかこの後千歌ちゃんも浴衣でくるでしょ?」

梨子「はっ…!?」

曜「梨子ちゃんはわかりやすいなぁ…」

梨子「わ、私は別に…そんな…」

曜「え、別に私の前で隠さなくてもいいじゃん」

梨子「え?」

曜「ん?」
 
32: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:41:35.10 ID:/YDT9RGt.net
千歌「おまたせー」

梨子「お疲れ様千歌ちゃん」

曜「おかえりー」

千歌「って梨子ちゃん!また抱き枕を勝手に~!」

梨子「これ気にいっちゃったみたい」

曜「今度沼津に買いに行こうって話をさっきしてたんだ」

千歌「沼津に売ってるとこあるの?」

曜「あるよー。こういうのはネット通販もいいけど、実物を手にしたほうがもっといいと思ってね」

千歌「私も見に行きたい!」

梨子「みんなでいきましょ」ギュ

千歌「それはそれとして枕返して~!」
 
33: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:45:39.78 ID:/YDT9RGt.net
梨子「……………」

曜「眠れないの?」

梨子「あ、ごめんね、眩しかった?」

曜「ううん、私は平気だけど…どうしたのかなって」

梨子「今日イメージしてた曲をね、もうちょっと膨らませようかなって」

曜「思いついたうちに?」

梨子「そうね。最初は勢いとかノリで言ってた部分もあるけど、やっぱりちゃんとした曲にしたいから…」

曜「そういうところ、ホントマジメだねー梨子ちゃんは…」

梨子「そんなふうに考えたことないけどね…」

曜「みんな感謝してるよ…」

梨子「それは曜ちゃんもね…」

曜「………」
 
34: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:46:31.31 ID:/YDT9RGt.net
曜「千歌ちゃんほんと寝るのはやい…」

梨子「そう何度も見たわけじゃないけど、千歌ちゃんの寝顔って、ホント幸せそうよね」

曜「悩んでたりしても、寝るまでには何かしら答えだしてから寝るからね、千歌ちゃんって」

梨子「だから朝はいつもあんなに元気なのね」

曜「私達も寝よっか…」

梨子「う…ん……」

曜「まだなにかあるの?」

梨子「曜ちゃん達の新ユニットの名前…もうちょっとで出そうなんだけど…」

曜「今日一日ほんとそれ考えてたんだね…」
 
35: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:47:23.76 ID:/YDT9RGt.net
千歌「…………っ」パチッ


千歌「ん……あれ……」

千歌「ふぁ…、ぅ……今何時…ん?」


 モゾモゾ ゴソゴソ


千歌「…?」


 モゾモゾ ゴソゴソ


千歌(あれは梨子ちゃんの布団…なんか動いてる…?)
 

曜「zzz……」

千歌(曜ちゃんは寝てる…するとコレは梨子ちゃん…?)


 モゾモゾ ゴソゴソ


千歌(ふ、布団の中で何してるんだろう…?)ゴクッ
 
36: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:48:08.93 ID:/YDT9RGt.net
千歌「思い切って布団をめくって…も、いいのかな…?」


 モゾモゾ ゴソゴソ


千歌「気になるし…」ソー


 モゾモゾ


千歌「………えいっ!」バッ

梨子「んぐっ!?」
 
37: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:48:36.43 ID:/YDT9RGt.net
千歌「…………」

梨子「………ムグムグ」

千歌「り、梨子ちゃんなにしてるの…?」

梨子「や、夜食のサンドイッチ……」

千歌「なんで布団の中で…?」

梨子「け、携帯見ながら…その、曜ちゃん寝てるし眩しいかなって…」

千歌「はぁ…ま、いいけど……」

梨子「ごめんね、起こしちゃった?」

千歌「ううん、大丈夫」
 
38: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:49:50.51 ID:/YDT9RGt.net
千歌「梨子ちゃん眠れないの?」

梨子「んー、そういうわけじゃないけど…ちょっとやっておきたい事があるってだけで」

千歌「やりたいこと?」

梨子「今日、曲のイメージ出来上がったっていってたでしょ、あれを簡単だけどメモにまとめてるの」

千歌「おぉ、なんかすごいね」

梨子「そ、そんなことないわ…こうしておかないと忘れっぽいってだけで…」

千歌「それでも、やっぱりずっと音楽やってきた人って感じがする」

梨子「そう?…そうかな…」

千歌「うん…梨子ちゃんはすごい……曜ちゃんも、もちろんみんなも…」

梨子「それを言ったら千歌ちゃんもだよ?」

千歌「うん…自分だけなんて、もう卑下したりしないよ、私もがんばってるもん」

梨子「ん、よろしい」

千歌「あはっ、なにそれー」
 
39: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:51:21.88 ID:/YDT9RGt.net
梨子「…………」カチカチ

千歌「ねえ梨子ちゃん、聞いても言い?」

梨子「ん、なーに?」カチカチ

千歌「曲が出来るときって、どんな感じ?」

梨子「随分抽象的ね、どうしたの?」

千歌「梨子ちゃんはいつもどんな気持ちなのかなって…」

梨子「そうね……」

千歌「……………」
 
40: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:52:34.48 ID:/YDT9RGt.net
梨子「ちょっと難しいけど、みんなが一つになれたって感じかな」

千歌「みんな?」

梨子「うん。表現したい気持ち、伝えたい想いを表した多くのメロディーがね、あわさって、一つになるの」

千歌「メロディー……想いが…一つに……」

梨子「その時、ようやく一つになれたねって、私は思ってるんだけど…へんかな?」

千歌「ううん、全然変じゃないよ、むしろなんか心にきたかも!?」

梨子「そ、そう?あんまり大げさな表現はできないけど、私のはそんな感じ。でもこれって、歌詞作りにも同じ事が言えるんじゃない?」

千歌「………そうだね、うん、きっとそう…」

梨子「一つのモノを作るんじゃなくて、たくさんのモノが合わさってできる。それが私の音楽で…」

千歌「私の言葉……詞になるのかな……」

梨子「それはきっと人の数だけあるものだから、みんながこういう感覚じゃないのもわかるけど…千歌ちゃんは?」

千歌「私も梨子ちゃんと似たような…ううん、同じかもって思った。想いが一つになる…Aqoursもそうなのかも…」

梨子「そうだと、いいね」
 
41: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:53:32.93 ID:/YDT9RGt.net
曜「………うぅ…暑い……」パチ

梨子「zzzz…」

千歌「zzzz…」

曜「ん…なんで千歌ちゃんが私と梨子ちゃんの間に…てゆっか寝相悪…」ゴソ

千歌「ムニャ……zzz……」

曜(どうりで暑いわけだ…うぅ…今何時だ…?)

梨子「うぅ………暑い……重い…」パチ

曜「あれ、梨子ちゃんも起きちゃった?」

梨子「あふ…ん、あれ曜ちゃん……って千歌ちゃん重い…」

曜「って、まだ6時だよ…ふあぁ……千歌ちゃんここで何してるんだろ」

梨子「夕べね、急に歌詞が浮かんだって、そこに寝っ転がりながら何か書いてたけど…」

曜「元気だなぁ千歌ちゃん……ん、これ?」カサ

梨子「ノートに何か書いていたから、そうかも…」

曜「なんか目、覚めちゃったし見せてもらおっかな」

梨子「私…も……って、千歌ちゃんどうしよ」

曜「そのへんに転がせておけばいいよ、布団だけかけといて」
 
43: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:55:12.10 ID:/YDT9RGt.net
梨子「どんなの書いてたのかなー」

曜「昨日言ってたユニットの曲のじゃないの?」

梨子「そうなのかな、楽しみ…」


曜「…………」

梨子「……………」

千歌「ZZZ…」


曜「これ……」

梨子「うん……これはユニットの曲じゃないね…」

千歌「zzz……ずびっ……」


曜「私達Aqoursの…みんなのための曲だよ、これ…」

梨子「そうね…とっても千歌ちゃんらしい歌詞……」

千歌「zzz……えへへ、みかん……」
 
44: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:56:33.44 ID:/YDT9RGt.net
曜「よし、千歌ちゃんがこんなにやる気だしてるんなら、答えないわけにはいかないよね」

梨子「当然ね。よい…しょ」ゴロン

千歌「ううん……まだ…食べれるよぅ……zzz」

曜「なんか朝から気合でてきたかも!」

梨子「元気ねー曜ちゃん…」

曜「ちょっと千歌ちゃんのパソコン借りて…っと」ガタッ

梨子「部活用の衣装データ?」

曜「うん、もう今日衣装のデザイン作っちゃう!」

梨子「ユニットのやつ?」

曜「え?」

梨子「ん?」
 
45: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 07:57:37.08 ID:/YDT9RGt.net
曜「そだ、昨日のコンビニで買いこんだやつ、朝食にしようと思って残してたのはっと…」

梨子「…………」

曜「あれ、どこに置いたっけ…?」

梨子「…………」

曜「………あれ、梨子ちゃん?」

梨子「なにかな?」

曜「梨子ちゃんの枕元にあるコンビニの袋って、私の?」

梨子「ごめんなさい、私のと曜ちゃんの一緒にしてたら…つい…」

曜「わぁ、全部食べちゃったの?」

梨子「ほんとごめんなさい……なんかやけに多いなって思ったけどすでに遅かったの…」

曜「私の朝食がぁ……」
 
47: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 08:03:44.58 ID:/YDT9RGt.net
曜「よし、ジョギング行こう梨子ちゃん」

梨子「はっ!?」

曜「ついでにコンビニ行って千歌ちゃんの分の朝食も買ってきてあげよっ」

梨子「で、でも…24時間やってるコンビニってここからだと…」

曜「んふ、大丈夫大丈夫、朝走ると気持ちいいんだよー」

梨子「えー……」

曜「ほらっ、起きた起きた~!」ガバ

梨子「わ、わかったからちょっと待って…ううぅ…」

曜「旅館の方はもう仕事始まってる時間だと思うから、なるべく静かにね」

梨子「そ、そうね…旅館の朝は早いのよね」
 
48: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 08:06:10.55 ID:/YDT9RGt.net
千歌「zzz……んに……っ」パチ

千歌「ふあ…んん……あれ、なんで下に……?」モソモソ


千歌(枕、枕……あった…今は…6時すぎかぁ…)モゾモゾ

千歌「……………」ウトウト


千歌(えっと……今日は朝練もないんだよね……ってことは…)ボー

千歌「……………」ボスッ


千歌「まだ寝れるー………zzz…」


 


 SS「ただそんな一日」おわり
 
 
49: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/11/17(木) 08:07:15.22 ID:/YDT9RGt.net
無心でぼーっと見てもらえると幸いです…
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『SS「ただそんな一日」二年生編』へのコメント

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