機械オンチを治すずら!

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花丸-アイキャッチ7
( 放課後 部室 )

曜「まだ来てないのはダイヤさんと1年生組だけ?」

鞠莉「ダイヤは生徒会の仕事があって少し遅れるそうよ?」

千歌「じゃあもう少し待ってようか!」

曜「♪〜」ニヤニヤ

梨子「どうしたのよ曜ちゃん、スマホ見てニヤニヤして…」

曜「ううん別に?ただ昨日ちょーっと千歌ちゃんと”仲良く”、”1時間も”LINEしちゃったのを思い出してさ〜」ニヤニヤ

曜「ほらコレが証拠!やっぱり世間が求めてるのはようちかなんだよ^ ^」

梨子「………」イラッ

pixiv: 機械オンチを治すずら! by アカツキ☆

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梨子「それが何かしら?私なんてLINEどころかベランダ越しに直接千歌ちゃんと1時間おしゃべりした事ありますけど?」ニッコリ

曜「そんなの家が隣なら当たり前だよ?むしろそんな事で満足しちゃうなんて千歌ちゃんへの愛が足りないんじゃない?」ニッコリ

梨子「あ゛?」

曜「あ゛?」

果南「あぁもう千歌キチどうし喧嘩しない!ホントに2人はいつもいつも…」


ガチャ


ルビィ&花丸「こんにちは〜」

千歌「あ、ルビィちゃん花丸ちゃん!今日も練習頑張ろうねー!」

花丸「ずらっ⁉︎」

曜「どうしたの花丸ちゃん?」

花丸「曜さん…その手に持っているのはまさかっっっっ‼︎」

曜「え…ああ、スマホだけど…」

花丸「これが…これが噂に聞いた『すまぁとふぉん』ずらか……パソコンと同じで知識の海に繋がる『いんたぁねっと』が使えるんだよね?」キラキラ

果南「あらら…また?」

ルビィ「花丸ちゃん、こういうの凄く珍しがるから…」

梨子「最近の機器に疎いから機械オンチなのよね、花丸ちゃんって」

花丸「それ…さ、触ってもいいずら?」

曜「ゔぇっ⁉︎ち、ちょっと待って!1分だけ時間ちょうだい‼︎」ササッ

曜( まずいまずい…ネットの検索履歴消しとかないと!)ポチポチ

※曜ちゃんの最近の検索履歴
・高海千歌 エロ
・高海千歌 同人誌
・幼馴染 恋愛
・桜内梨子 泥棒猫


曜( 消去…っと )ポチッ

曜「はい、花丸ちゃん使っていいよ」

花丸「ありがとうずら…ふぁぁ……!これがすまぁとふぉん…!」ワクワク

ルビィ「未来を感じる花丸ちゃん可愛い……///」キュン…

曜「ここのyahooって書いてある四角いとこを触ればインターネットにつながるから」

花丸「ここを…?画面を触るなんて、壊れたりしないずら?」

千歌「だいじょぶだよ!いくら花丸ちゃんが機械オンチでも、そんな事くらいで壊れたりしないよー」アハハ

花丸「じゃあ遠慮なく…えぃっ!」ポチッ


ドカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン‼︎


曜花丸「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛‼︎」

千歌「⁉︎」

鞠莉「⁉︎」

梨子「スマホが爆発した⁉︎」



曜「」プシュ〜…

花丸「」プシュ〜…

ルビィ「ピギャァァァァァァ‼︎花丸ちゃんだいじょうぶぅぅぅぅぅぅ⁉︎」

花丸「な、何が起きたずら…」ピクピク

梨子「まさか花丸ちゃんが触った途端スマホが爆発して壊れるなんて…」

千歌「やっぱり花丸ちゃん…筋金入りの機械オンチなんだね」

果南「いやいや!いくら機械オンチだからってこんなのある⁉︎」

花丸「ルビィちゃん…マルはやっぱり機械を扱うのには向いてないずら?」ウルウル

ルビィ「ふぉぉ涙目の花丸ちゃんかわい…じゃなかった、大丈夫だよ花丸ちゃん!今のは曜さんのスマホが寿命だっただけだよきっと、だから泣かないで!」アセアセ

曜( この前買い換えたばっかなんですが… )

花丸「そうだよね…さっきのはただの偶然だよね!さすがに触ったくらいで機械が爆発するなんてありえないもんね」

梨子「そうよ花丸ちゃん、きっとスマホも曜ちゃんに使われるのがイヤでストレスが溜まってたのよ!」

曜「梨子ちゃんってさりげなくぶっ込んでくるねホント!千歌ちゃんをたぶらかす泥棒猫のくせに‼︎」

梨子「は?泥棒猫は貴方でしょ、千歌ちゃんは最初から私の物なんだから」

果南「やめなさい!ホント隙あらば喧嘩するよね…」

ルビィ「ほら花丸ちゃん、気を落とさないで今度はこっちのパソコンで試してみよう!」スッ

曜「ちょ、それ私のパソコン…」

花丸「よーし、マルだって最近のハイテクな機器もちゃんと使いこなせるって事を証明するずら!」

花丸「ここが電源を入れるボタンかな?」ポチッ


チュドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン‼︎


花丸「ずらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

千歌「また爆発した⁉︎」

ルビィ「は な ま る ぢ ゃ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん ‼︎」

曜「私のパソコンがぁぁぁぁぁぁ‼︎」







◆ ◆ ◆



花丸「ぐすっ…もう偶然じゃないずら、やっぱりマルは機械もロクに扱えない時代遅れの生きてる価値もない畜生娘ずら…」ズーン

千歌「花丸ちゃんが完全に塞ぎこんじゃった…」

果南「花丸がこんなに弱ってるのも珍しいね」

ルビィ「曜さんなんでもっと壊れにくいパソコンを使わないんですか!見損ないました‼︎」

曜「なんで私が責められてんの⁉︎理不尽にスマホとパソコン壊された最大の被害者ですけど⁉︎」


ガチャ


善子「ヨハネ降臨…って、なんか部室がコゲ臭いわね、何かあったの?」

千歌「あっ善子ちゃん」

梨子「あなたこそ…なんでラジオなんか持ってるのよ」

善子「フッ…よく気づいたわねリリー、これは儀式の時に音楽を流してムードを盛り上げるために家から持ってきたのよ」

果南「え…これから儀式やるつもりなの?」

善子「えぇそうよ、あなたたちリトルデーモンも一緒に堕天しない?」キリッ

梨子「花丸ちゃん、あのラジオ触って」

花丸「分かったずら」チョン


ボカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン‼︎


善子「ごわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」








◆ ◆ ◆



善子「」プシュ〜

曜「善子ちゃん気絶したし、これで儀式が始まらずに済むね」

鞠莉「今までで1番大きな爆発じゃなかった?」

梨子「大きな機械ほど大きな爆発になるのね、きっと」

花丸「みんな…もうマルは機械に触るのを辞めることにしたずら」

ルビィ「そんなっ…!」

花丸「マルも悔しいけどこのままじゃいつか死人が出ちゃうかも…取り返しのつかない事態にだけはしたくないずら」グスン

梨子「花丸ちゃん…」

果南「可哀想だけど…それが得策かもね」

千歌「……よしっ!花丸ちゃん、気晴らしにダイヤさんの生徒会のお仕事でも手伝いに行こっか‼︎」

花丸「ずら?」

千歌「落ちこんだ時は気分転換も大事だよ、それにみんなで手伝えば早く練習も始められるし!」

鞠莉「そうね、いったんイヤな事は忘れて…ダイヤのおっぱいでも揉みに行きましょー!」

果南「やめてあげなよ…」

千歌「では、生徒会室へレッツゴー‼︎」

ルビィ「行こう花丸ちゃん!」

花丸「うん…分かった!いつまでも引きずってちゃダメだよね」

鞠莉「そうそう!花丸にはシャイニーなスマイルが似合ってるわ!」


アハハハ…


ガチャ


バタン


善子( お、置いてかれた…… )ピクピク







◆ ◆ ◆




( 生徒会室 )

千歌「というわけで手伝いに来ました!」

ダイヤ「そうでしたの…ならお言葉に甘えて手伝っていただきましょうか」

花丸「何をすればいいずら?」

ダイヤ「では誰かこの書類を職員室まで運んできてくださる?」バサッ

千歌「結構な量だね…1人じゃ持ちきれないかも」

梨子「なら千歌ちゃん、一緒に運びましょうか」ニコッ

曜「!」

千歌「ありがとう梨子ちゃん!じゃあ早速…」

曜「ち、ちょっと待った!梨子ちゃんより私のほうが水泳部で鍛えて力もあるし、私が千歌ちゃんと行くよ!梨子ちゃんは別の仕事してなよ」

梨子「これくらい平気よ、曜ちゃんこそもっと力が必要な仕事のときに頑張ればいいじゃない」

曜「いいから梨子ちゃんは黙ってて!私が千歌ちゃんと一緒に行くんだから」ヒョイ

梨子「させないわよ!その書類よこしなさい‼︎」グイッ

曜「いーーやーーだーー‼︎」グイグイ

梨子「よーーこーーせーー‼︎」グイグイ

ダイヤ「ちょ…そんなに引っ張ったら書類が破け……」


ビリビリッ‼︎


梨子「きゃあっ!」ズデーン

曜「おわっ…ちょ‼︎」


ドンッ


花丸「ずらぁ⁉︎」ヨロッ

果南「花丸が曜にぶつかって突き飛ばされた!」

ルビィ「花丸ちゃん危ない!」

花丸「うわぁぁ!」ガシャーン

千歌「花丸ちゃんだいじょ……あっ」

曜「あっ…( 察し )」


花丸がこけた先にあったのは、かつて千歌が音量を最大にしてしまい全校にダイヤとの会話が流されたあの放送機器だった。

今までに花丸が触った機械の中でもダントツに”大きな”機械である。



『………大きな機械ほど大きな爆発になるのね、きっと………』



しかも例によってマイクの音量は最大になっており……


果南「は、花丸……」ガクガク

梨子「もしかしなくてもその機械…触っちゃった……わよね」ブルブル

曜「わ、私のせいで……」真っ青

花丸「………大丈夫、誰も悪くないずら、だから自分を責めることないずら」

ルビィ「花丸ちゃん……?」

花丸「そう、誰も悪くない……でもあえてひとつ原因を挙げるとするならば」

花丸「きっと……さっき飲んだ熱いお茶のせいずら」ニコッ



ドッカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン‼︎


8人「「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ‼︎」」



この大爆発により生徒会室は全焼。さらに爆音はマイクを通して最大音量で全校に響き渡り、校内にいた全生徒および職員を気絶させた。

その後しばらく、浦の星女学院では救急車のサイレンとヘリの音が鳴りやまなかったという……。







◆ ◆ ◆




( 病院 )

梨子「まさか高2にして全身包帯だらけの寝たきり生活を経験するとは思わなかったわ…」

千歌「いつになったら学校に戻れるんだろう、ははは……」

曜「全治3ヶ月って言われたし、まだまだ無理そうだね…」

花丸「もうマル、これからは手足を縛って生きたほうがいいのかなぁ…」

ルビィ「そ、そんな事ないよ!花丸ちゃんはありのままでいいんだよ!どんなに大ケガしても、ルビィは花丸ちゃんと一緒がいい!」

花丸「ルビィちゃん……」ジーン

ダイヤ「はぁ…私のいない間、生徒会はうまくやっているでしょうか」

果南「こんな時でも学校の心配?今はこのケガを治す事だけ考えてようよ…」


ガチャ


善子「フッ…堕天使ヨハネが見舞いに来てあげたわよ!リトルデーモン達」

梨子「善子ちゃん……」


※善子だけは生徒会室の大爆発に巻き込まれなかったので軽いケガで済みました。


曜「なんだろう、こうして1人だけピンピンしてるのを見るとすごくムカつくね」

果南「善子だと余計にね」

善子「喜びなさい!今日ヨハネは退屈しているみんなを楽しませるために来たのよ」

千歌「ホント!何してくれるの?」ワクワク

善子「これよ!」

鞠莉「それは…ラジオ?」

果南「まさか…」

善子「そうよ、今日は1日ヨハネの儀式を闇のBGMと共に楽しんでもらおうと思ってね」

8人「………」

善子「フッ…嬉しすぎて言葉も出ないのね、では早速始め……」

花丸「善子ちゃん、ちょっとラジオ持ってこっち来るずら」

善子「え?ええ……」スタスタ

花丸「ラジオを顔の前で掲げて」

善子「いいけど…いったい何を」スッ

花丸「えい」チョン


ボカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン‼︎


善子「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛‼︎」




ー完ー

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