雪穂「11月30日」亜里沙「も」「♪日の鏡」果乃穂

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穂乃果-アイキャッチ38
1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:11:02.80 ID:RULUpCUu.net
【八年前】

ことり(小3)「ほのかちゃん。ことりのおよめさんになって♪」

穂乃果(小3)「あー、ごめんね。ことりちゃんも大好きだけど…ほのか、ゆきほのおよめさんになるってやくそくしたんだ♪」

ことり「えぇ!?」

海未(小3)「でも、姉妹では結婚できないと思いますけど…」

穂乃果「え。…うそ!?」ガーン

【高坂家】

穂乃果「…」グスッ

雪穂(小1)「おねえちゃん?…どうしたの?」ナデナデ

穂乃果「ほのか、ゆきほのおよめさんになれないって…姉妹はケッコンできないから…」ポロポロ

雪穂「なかないで。おねえちゃん…ケッコンしなくても、ゆきほはずっとおねえちゃんといっしょだよ」ギュ

穂乃果「ゆきほ…ありがと…」ギュー

雪穂「おねえちゃん。だいすき」チュ

穂乃果(…ゆきほ///)

【四年前】

穂乃果(学年が違うから、学校でもクラスは別々…それでも今までは同じ小学校だったから、そんなに不安はなかった)

雪穂(でも今年から、お姉ちゃんが中学生になって…すぐに会いに行けないし、一緒にいられない時間が長く感じる…)

穂乃果(中1)「ただいまー」

雪穂(小5)「お姉ちゃん。遅いよ!どこ行ってたの?」

穂乃果「どこって、部活だよ。私ね、剣道部の」
雪穂「いいから来て」グイ

穂乃果「ちょっ、雪穂?」

穂乃果(ちょっとでも寂しさを忘れようと部活に打ち込んだけど…)

パタン

穂乃果「だ、だめだよ雪穂。私、汗くさいから…」ジタバタ

雪穂「じっとしてて。こっち向いてよ。お姉ちゃん」

穂乃果「…うん」

チュッ

穂乃果(ちょっと強引だけど…でも嬉しいな///)

元スレ: 雪穂「11月30日」亜里沙「も」「♪日の鏡」果乃穂

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2: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:13:48.83 ID:RULUpCUu.net
【今年四月】

雪穂「みんな言ってるよ。そんな学校、受けてもしょうがないって」

穂乃果「…ひどいよ」フルフル

雪穂「え」

穂乃果「雪穂…私のこと、嫌いになっちゃったの…?」グス

雪穂「ちょっ…なんで泣くの。そんなわけないでしょ!?」

穂乃果「だって…雪穂は私と一緒っ、嫌なんだ…」ポロポロ

雪穂「違うよ!?だって音ノ木坂がなくなったら一緒に行けない」
穂乃果「なくならない!」

雪穂「お姉ちゃん…」ギュ

穂乃果「雪穂ー!」ギュー

雪穂(…でも、来年は私も高校生。いつまでもこのままってわけにはいかない…かな)

【後日】

穂乃果「雪穂!私たちの曲だよ!」

雪穂「はいはい。…もう何度も聞いたよ…」

穂乃果「何度聴いてもいいでしょ!?あいせーい♪」

雪穂「っていうか、もうすぐライブなんだからほどほどにしときなよ。当日声が出なかったらシャレになんないよ?」

穂乃果「大丈夫だと思うけど…心配してくれるの?」

雪穂「…まあね」

穂乃果「雪穂…えへへ。大好き♪」ギュー

雪穂「ちょっ…お姉ちゃん///」

【五月】

穂乃果「ただいま」

雪穂「おかえり。どうだった?ライブ」

穂乃果「うん…楽しかったよ」

雪穂「そ。失敗とかしなかった?」

穂乃果「し、しないよ!」

雪穂「ならいいけど…その割には元気なくない?疲れてるの?」

穂乃果「…」ギュ

雪穂「お姉ちゃん…?」
3: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:16:10.55 ID:RULUpCUu.net
穂乃果「ちょっとだけ…このまま」ギュー

雪穂「う、うん。…いいけど」ドキドキ

穂乃果「ありがと。雪穂…大好き」

雪穂「…お姉ちゃん///」

【後日】

亜里沙「ふふふふふふふんふふーふーん♪」

雪穂(ん?…どこかで聴いたような歌…)

雪穂「亜里沙?…それ」

亜里沙「お姉ちゃんが突破してくれたの!…このピンクの子が乾いてて…マジウケる♪」

雪穂「撮ってきてくれた?可愛くて、待受にしてる…かな。…っていうか、これお姉ちゃんじゃん!?」

亜里沙「お姉ちゃんじゃないよ。μ'sっていうの」

雪穂「い、いや亜里沙のお姉さんじゃなくて、うちのお姉ちゃん。高坂穂乃果!」

穂乃果「え?…なーに雪穂?」

亜里沙「Хорошо!」

穂乃果「そっか。…えへへ。ありがと!嬉しいなぁ♪」

雪穂(お姉ちゃんたちのファーストライブにはほとんど人が来なくて…全然人気もないと思ってたから、亜里沙が応援してくれてすごく喜んでる)

【また後日】

トプン ザバー

ほのゆき「ふー」

穂乃果「ねえ、雪穂…」

雪穂「なに?」

穂乃果「雪穂は…私のこと、好き?」

雪穂「ど、どうしたの?急に…」

穂乃果「ちゃんと答えてよ。…昔は言ってくれたけど、最近私が一方的に好き好きって言ってるだけみたいなんだもん」

雪穂「そんなことないよ。ずっと好きだよ」チュ

穂乃果「…雪穂///」

雪穂「お姉ちゃんは私の」ギュ
穂乃果「ちょ、ちょっと待って。あのね雪穂」

雪穂「?」

穂乃果「私ね…好きな人ができたかもしれないっていうか…」

雪穂「え」
4: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:20:08.82 ID:RULUpCUu.net
穂乃果「別に、雪穂のこと好きじゃなくなったわけじゃないよ。…でも、やっぱり私たちって姉妹だし…」

雪穂「あっそ。…で、誰なの?ことりちゃん?海未ちゃん?」

穂乃果「…亜里沙ちゃん」

雪穂「は!?」

穂乃果「告白されたの…カノジョになってほしいって」

雪穂「(よりによって…)亜里沙のこと好きなの?」

穂乃果「可愛いし、素直で優しくていい子だし…素敵だなって」

雪穂「私より亜里沙が好き?」

穂乃果「それは…ダメだよ。ずるいよ…そういうの」フルフル

雪穂「だって、お姉ちゃんは私のだから。私より亜里沙のほうが好きならそう言えばいいよ」

穂乃果「雪穂より好きな人なんていないよ…でも私、雪穂のお嫁さんには…」

雪穂(お姉ちゃんの妹じゃなければ…好きになってもらえたかどうか。だから姉妹じゃなければよかったなんて言えないけど)

【翌日】

雪穂「亜里沙…」

亜里沙「ごめんね。やっぱり雪穂って穂乃果さんと…そうなんだ?」

雪穂「そうだよ。…相手がお姉ちゃんじゃなければ素直に応援できるけどさ」

亜里沙「でも穂乃果さんは一人しかいないし…」

雪穂「お姉ちゃんが二人いればよかったのにね」クス

亜里沙「それいいかも♪穂乃果さんが分身して二人になったら、一人は私が連れて帰るの♪」

雪穂「一人は私が今までどおり独り占めして…誰にもあげないよ」

雪穂「ふふふ」
亜里沙「えへへ」

雪穂(私が譲れば、それが一番いいのかもしれない…亜里沙のためにも、お姉ちゃんのためにも…だけど)
5: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:22:23.06 ID:RULUpCUu.net
【穂乃果の部屋】

穂乃果(私は一人しかいないし…私が決めるしかないよね)

穂乃果「雪穂…好きだよ…」ポロポロ

「…」

穂乃果「…?」グス

「…」ニコ

穂乃果「!?」

「両方」

穂乃果「え!?」

「付き合えばいいじゃん。亜里沙ちゃんと」

穂乃果「いや、でも…私は雪穂が…」

「だから、二人いればさ。亜里沙ちゃんのカノジョと、雪穂のお嫁さんで」

穂乃果「え、ちょっ…えぇ!?」

穂乃果(髪を左で結んだ、鏡の中の私が…)

ほのか「じゃあ、私が亜里沙ちゃんのカノジョでいい?」

穂乃果「そ、そんなのあり!?…アハハ。私、夢でも見てるのかな…」

ほのか「とにかく、あなたは今までどおり雪穂とベタベタしてればいいよ」

穂乃果「ベタベタって…」

ほのか「何も変わらない。違うのは二人いることだけ。そうでしょ?」

穂乃果「だ、大丈夫かなぁ…?」

ゆきあり「!?」

亜里沙「穂乃果さんが…」

雪穂「二人!?」

穂乃果「なんか…増えちゃった♪」

ほのか「ねえ雪穂。私、亜里沙ちゃんのカノジョになってもいい?」

雪穂「え」

穂乃果「もちろん私は今までどおり雪穂のだから♪」ギュ

雪穂「こっちのお姉ちゃんが私ので…」

亜里沙「こっちの穂乃果さんは亜里沙の♪」

雪穂「アハハ…そんなことって…」
6: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:30:31.54 ID:RULUpCUu.net
亜里沙「穂乃果さん♪亜里沙の家に来て!」

ほのか「う、うん。じゃあ行ってくるね。雪穂」

雪穂「あ、うん。行ってらっしゃい…」

雪穂(あっちのお姉ちゃんは髪を左で結んでたな…まるで鏡に映したみたい)

【絢瀬家】

絵里「…」

ほのか「お、お邪魔してます…」

亜里沙「高坂穂乃果さん。私のカノジョだよ」

絵里「その荷物は?」

亜里沙「一緒に暮らすの♪」

絵里「…あなた」

ほのか「ご、ごめんなさい!すぐ出て行きますからっ」アセアセ

絵里「…別にいいわ。亜里沙がそうしたいんだったら…」ハァ

亜里沙「お姉ちゃん…ありがとう♪」ギュー

絵里「…ハラショー」

ほのか(よ、よかったぁ…これからは絢瀬家の嫁として頑張ろう)

絵里「とりあえずボルシチの作り方くらいは覚えて」

ほのか「はい」

絵里「少しずつロシア料理も教えるから…頑張って」ナデナデ

ほのか「絵里さん…えへへ♪」

亜里沙(妹が増えたって、お姉ちゃんも実は結構嬉しいみたい♪)

穂乃果「え…授業に?」

ほのか「あなたは練習で疲れてて、どうせ寝ちゃうでしょ。だったら私が授業受けたほうがいいよ」

穂乃果「そ、そうかも…でもいいのかな?」

ほのか「授業態度が悪いとマイナスでしょ。私が出れば少なくとも居眠りはなくなるよ」

穂乃果「そうだよね…じゃあお願いしてもいい?」

ほのか「まかせて♪」

穂乃果(能力は分身した時点での私自身と同じ。せっかくだから休日の練習には出てもらうことにしたよ)

ほのか「亜里沙ちゃんとデートの日はダメだからね」

穂乃果「わかってるって」
7: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:33:04.92 ID:RULUpCUu.net
【六月】

絵里「穂乃果。どうしたの?」

ことうみ「!?」

穂乃果「五人以上になったのでアイドル部の申請をしたいんですけど…」

絵里「ダメね」

穂乃果「え…どうしてですか!?」

絵里「アイドル研究部ry」

穂乃果「そんなぁ…」ガクッ

絵里「話をつけに行きましょう。希」

希「そやね。みんなで行こっか」

【正門】

ほのか「亜里沙ちゃん♪」

亜里沙「行こ、穂乃果さん」

ほのか「うん。…えへへ」

ほのか(私は部活がないから早く帰れる♪…まあ、どうせ向こうも雨で練習できないと思うけど)

亜里沙「μ'sの練習は…雨でお休み?」

ほのか「私は休日担当なの。でも亜里沙ちゃんとデートのときは代わってくれるって。そのぶん放課後の練習をすることになるけど」

亜里沙「そっか。…でも雨ばっかりだとデートに行ける場所も少ないね…」

ほのか「そうだね。お休みの日は晴れたらいいのになー」

にこ(あいつ…雨だからって中学生といちゃついてるなんて。やる気あるの?)

【アイドル研究部・部室】

にこ「あ、あんた…帰ったんじゃなかったの?」

穂乃果「え?(もしかして…左の私かなぁ?)」

絵里「それより、穂乃果たちに協力してくれないかしら?」

にこ「あんたが、なんでそんなことを…買収でもされたの?」

絵里「そんなんじゃないわ。似通った内容の部を無駄に増やしたくないだけ」

穂乃果「お願いします!アイドル研究部さん!」

にこ「お断りよ」
8: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:40:52.82 ID:RULUpCUu.net
【絢瀬家】

ほのか「絵里さんが帰るまでお掃除でもしておこうかな♪」

亜里沙「うん」

ほのあり「あいせーぃ♪」

【高坂家】

トプン ザバー

ほのゆき「ふー」

雪穂「絵里さん、協力してくれるようになったんだ?」

穂乃果「まだ完全に認めてくれたわけじゃないみたいだけど、なんか私に優しくなった感じがするよ♪」

雪穂「向こうのお姉ちゃんがうまくやってるんだね。一緒に住んでるわけだし…」

穂乃果「そっか。じゃあ家族みたいなものなのかな…穂乃果って呼んでくれてるし」

雪穂「やっぱり二人になってよかったね。いいことずくめだ♪」

穂乃果「そうだね…」

シトシト…

穂乃果「んぅ…」

穂乃果「ん…っ!?」

穂乃果「…ゆ、雪穂…?」

雪穂「…」スヤスヤ

穂乃果(寝てる…じゃあ、今のは…?)

【再び絢瀬家】

ほのか「あ、亜里沙ちゃん…」

亜里沙「大きな声出しちゃダメ。じっとしてて…」チュ

ほのか「…///」ドキドキ

【後日】

花陽「ラブライブです!」

理事長「赤点ry」

にこりん「」

海未「穂乃果は…大丈夫ですね」

ことり「前は数学、あんなに苦手だったのに…」

穂乃果(今も苦手だよ。でも数学は左の私が得意なんだ)
9: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:47:48.84 ID:RULUpCUu.net
【正門】

亜里沙「お姉ちゃん♪」

絵里「あら、どうしたの?」

ほのか「たまには三人で一緒に帰りませんか?」

絵里「そうね…」

ほのか「あの動画…絵里さんだったんですね」

絵里「(長いので略)私は認めない」

ほのか(…まあ、私はあれ以降そんなに努力してないし。平日はほとんど練習しなくて済むから)

絵里「…反論しないのね?」

ほのか「一緒に暮らしてて、家では絵里さん、すごく優しいし…亜里沙ちゃんとのことも認めてくれて…これ以上ワガママ言えませんから」

絵里「亜里沙のことのほうが大事?」

ほのか「はい」

亜里沙「穂乃果さん…」

絵里「それでいいと思うわ。一人の人間ができることは限られているんだから」

ほのあり(一人じゃないけど…)

【神田明神】

穂乃果「二人で練習なんて久しぶりだね♪」

ことり「そんなに久しぶりでもないと思うけど…」

穂乃果「あのときはほら、ちゃんと練習できなかったし…」

『解散しなさい!』

穂乃果(ことりちゃん、放課後いないことが増えたよね…なんでだろ?)

ことり(穂乃果ちゃん、授業中に寝なくなったけど…どうして急に数学が得意になったのかなぁ?)

【七月】

\ダイスキ♪/

穂乃果(絵里さんが加わって練習がきつくなったから、オープンキャンパスまで二人の負担を半々にした)

ほのか(だいぶ遅れてた私も、絵里さんのおかげで充分鍛えられた)
10: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:49:57.84 ID:RULUpCUu.net
亜里沙「え…合宿に行くの?」

ほのか「うん。やっぱり能力的に私のほうがまだ少し劣ってるし…それに絵里さんと一緒に暮らしてるんだから私が残ったら不自然でしょ」

亜里沙「そっか…」

ほのか「ごめんね。帰ってきたらデートしよっ♪」

亜里沙「うん…頑張ってね」ギュ

穂乃果「海行こうって言い出したのは私なのに…」シクシク

雪穂「しょうがないでしょ。そのぶん私と遊べるじゃん♪」

穂乃果「そ、そうだね…えへへ♪」

亜里沙「いいなー」

ほのゆき「えっ」

亜里沙「私も穂乃果さんと遊びたい…」

雪穂「じゃあ、たまには三人で遊んだりしようよ。私が宿題やってる間は亜里沙にお姉ちゃん貸すから二人で遊びに行ってもいいし」

穂乃果「ちょっ…雪穂!?」

雪穂「まあいいじゃん。向こうのお姉ちゃんがいるおかげで私がお姉ちゃんと過ごせる時間も増えるんだから」

穂乃果「それはそうだけど…」

亜里沙「えへへ。ありがと雪穂♪ごめんね穂乃果さん」

穂乃果(まあ、いいか…考えてみれば私は全然亜里沙ちゃんとデートとかしたことないし)

【夏合宿】

にこ「遠泳10km!?」

ほのか(無理だよ…だって私…)フルフル

花陽「穂乃果ちゃん?どうしたの?…私の後ろに隠れて…」

凛「あー、わかった!水着が恥ずかしいんでしょ?」

ほのか「えっ…いや、そんなことないけど…」

花陽「だ、大丈夫だよ。穂乃果ちゃん…とっても可愛いよ♪」

ほのか「花陽ちゃん…ありがと///」
11: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:53:14.61 ID:RULUpCUu.net
【夜】

ほのか「絵里ちゃん…」

絵里「なあに穂乃果。眠れないの?」

ほのか「うん…そっちで一緒に寝てもいい?」

ことまき「!?」

絵里「私は亜里沙じゃないのよ。…仕方ないわね。今日だけよ?」

のぞにこ「!?」

ほのか「えへへ。ありがと…絵里ちゃん♪」ギュー

絵里「ふふ…おやすみ。穂乃果」ナデナデ

【翌日】

ほのか「おいしい♪」モグモグ

海未「穂乃果…それ、青椒肉絲ですけど…」

ほのか「うん。私これ大好きなんだー♪」

ことり「穂乃果ちゃん、ピーマン食べられるんだ…?」

ほのか「ごちそうさま。食器洗っておくね」カチャ

ことうみ「!?」

絵里「いつもありがとう。私も手伝うわ」

花陽(いつも…?)

にこ「私もやるわよ」

海未「穂乃果は、いったいどうしたんでしょう…?」

ことり「μ'sに入ってからいろいろ変わったよね。穂乃果ちゃん…」

【後日】

雪穂「19位…ってことは」

穂乃果「ラブライブに出られるんだよ!私たち!」

穂乃果(でも…みんなが合宿に行ってる間、思いっきり遊んじゃったし。これからラブライブまで、今までの倍くらい練習しなくちゃ!)
12: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 19:56:38.88 ID:RULUpCUu.net
【学園祭】

\ゼンシンゼンレイ!/

穂乃果「」ドシャァ

絵里「穂乃果!?」
雪穂「お姉ちゃん!」ダッ

ヒデコ「とにかく保健室へ連れて行くよ!フミコ、ミカ!」

フミミカ「うん!」

雪穂「…亜里沙」

亜里沙「う、うん」

にこ「ライブはどーすんのよ!?」

雪穂「大丈夫です。すぐ戻ります!」

真姫「すぐって…どうするつもり?」

【保健室】

「衣装、脱がせたら私に貸してくれる?」

フミコ「はい。…って、穂乃果ちゃん!?」

ほのか「ライブは私に任せて」

雪穂「うん…頼んだよ。お姉ちゃん」

亜里沙「頑張って!穂乃果さん」

ほのか「うん!」

ヒデコ「な、なんで…?」

ミカ「穂乃果が、二人…!?」

【屋上】

ほのか「みんな!遅くなってゴメン!」

にこ「ほ、穂乃果…大丈夫なの!?」

ザワザワ

ほのか「皆さん、お騒がせしました!ライブ再開します!」

絵里「穂乃果!ダメよ、無茶したら…さっき倒れたばかりで…」

ほのか「大丈夫!私は元気だよ。熱もない」

真姫「…」ペタ

花陽「ホントに…大丈夫なの…?」

真姫「熱が下がってる…」
14: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 20:04:37.58 ID:RULUpCUu.net
凛「もう回復したのー!?すごいにゃ!」

ほのか「さあ、みんな!歌おう!」

\ワンダーゾーン♪/

亜里沙(いつもステージに立つのは右の穂乃果さん…私が好きなμ'sの穂乃果さんは、この人じゃないのかもって思ったこともあったけど)

『反論しないのね?…亜里沙のことのほうが大事?』
『はい』
『私も穂乃果さんと遊びたい…』

\トクベツーナー ユメサ♪/

亜里沙(そんなことなかった…やっぱり、どっちの穂乃果さんも素敵♪)

絵里「穂乃果!」ギュー

ほのか「え、絵里ちゃん…?」

絵里「まったく、無茶して…早く帰って休みましょう」

ほのか(どうしよう…右の私を家に帰したら、きっとお母さんたちが心配する…絵里ちゃんと亜里沙ちゃんには迷惑かけるけど…)

【廊下】

『私これ大好きなんだー♪』
『熱が下がってる…』

ことり(やっぱり、おかしいよね…急に数学が得意になったり…)

『まちがーえーるー♪こーとーもーあるーけどー♪』

ことり(…歌ってる穂乃果ちゃん、髪を左で結んでた。合宿のときも…小さい頃からずっと右だったのに)

【保健室】

ガラッ

ゆきあり「あ」

ことり「やっぱり…穂乃果ちゃんがいる」

穂乃果「」グッタリ

ことり(じゃあ…さっきまでステージに居たのは、誰なの…?)

絵里「穂乃果!?…また熱が…?」

雪穂「は、はい。足もケガしてるみたいで…」

絵里「そう…とにかく今日は…」

真姫「うちで預かりましょうか?」

雪穂「お願いします。家には私から連絡します」

亜里沙(穂乃果さんのご両親に心配をかけたくないから…治るまで入れ替わってもらうことにしたよ)
15: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 20:08:48.69 ID:RULUpCUu.net
ことり「…そっか」

ほのか「ごめんね。みんなを騙すつもりじゃなかったんだけど…どっちも私には違いないから」

ことり「ねえ…二人いるんだったら、私が一人連れてっちゃったら…ダメかなぁ?」

ほのか「え?…連れてくって、どこへ…?」

ことり「あのね、穂乃果ちゃん。私…」

ほのか「なにそれ!?急にどうしてそんな…」

ことり「今までホントのこと言ってくれなかったのは…穂乃果ちゃんも同じだよね?」

ほのか「うぐっ…そ、それはそうだけど…でも!」

ことり「穂乃果ちゃんは!亜里沙ちゃんが好きなんでしょ!?…私のことなんて」

ほのか「関係ないよ!二人に分かれたって、元は同じ私だもん!ことりちゃんと小さい頃から一緒だった記憶が、ちゃんと私の中にあるんだもん!」

ことり「穂乃果ちゃん…」

ほのか「ことりちゃんが私にとって一番の友達で、幼なじみで、大切な人だってことは、何があったって絶対変わらないよ!」

ことり(些細な違いはあるけど…やっぱり、こっちの穂乃果ちゃんも穂乃果ちゃんだね)クス

ほのか「行かないで!ことりちゃん」ギュー

ことり「うん///…行かないよ。私、どこにも行かない…」

海未「留学を…やめた?」

ことり「うん。エヘヘ…お騒がせしました♪」

海未「そうですか…よかった」ホッ
16: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 20:12:06.27 ID:RULUpCUu.net
【後日】

穂乃果(ひんやりして…気持ちいい…)ボー

穂乃果(そういえば…あのときも冷たい雨が降ってて…私は…)

\イッシンイッチョー!/

穂乃果(そうそう…体が熱くて…痛いけど、地面がひんやりして…みんなの声が、遠くで…)

雪穂「…お姉ちゃん?」

穂乃果「!…ゆきっ…あ」クラクラ

雪穂「無理しないで。起きなくていいから…そのままで」ナデナデ

穂乃果「(雪穂の手だったんだ…)雪穂…」ギュ

『お姉ちゃん!』
『穂乃果!?』

穂乃果「ライブ…そうだ、ライブは!?」

雪穂「学園祭なら終わったよ。…ライブは二曲目から、左のお姉ちゃんが歌った」

穂乃果「そっか…よかった…私、みんなに迷惑かけちゃったなぁ…」

雪穂「何言ってんの。代わりに歌ったのもお姉ちゃんだよ」

穂乃果「そうかもしれないけど…」

雪穂「そうなの。…今、左のお姉ちゃんが家にいるよ」

穂乃果「…そっか」

穂乃果(真姫ちゃんが病院に連れて来てくれたみたい…私、どれくらい寝てたんだろう?)

穂乃果(練習しなきゃいけないのに、また休んで…ううん。私がいても足を引っ張るだけなのかも…)

穂乃果「私って…いらないよね」

雪穂「は?」

穂乃果「勉強も…μ'sも…左の私のほうが、ちゃんとできてるし…私なんていなくても」

雪穂「…」ギュー

穂乃果「いだだだ!何するの雪穂><」

雪穂「バカなこと言わないで。どっちのお姉ちゃんもお姉ちゃんなんだから…二人でも三人でも、全部私のお姉ちゃんだから!」

穂乃果「だって…私、すごくダメなお姉ちゃんだし…何やってもダメで…迷惑かけてばっかり…」

雪穂「そんなことないよ。廃校を阻止するために自分で何とかしようなんて…私じゃできなかったよ。ううん…やろうともしなかった。お姉ちゃんが始めて、三人で頑張って…だからみんなが集まったんじゃん」

穂乃果「でも今」
雪穂「それに!あっちのお姉ちゃんは亜里沙のカノジョだし。こっちは私のなんだからね!」チュ

穂乃果(…雪穂///)ドキドキ
17: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 20:18:13.90 ID:RULUpCUu.net
雪穂「ちゃんと治して、帰ってきて。ことりちゃんにも、ミカ先輩たちにもバレちゃったし…みんな待ってるんだから」

穂乃果「そ、そうなの…?」

雪穂「そうなの。真姫さんや絵里さんだって、お姉ちゃんがここに入院してるの知ってるんだから」

穂乃果「あ…そっか」

【また後日】

穂乃果(左の私が頑張ってくれて、μ'sはラブライブに出場したけど…優勝はできなかった)

雪穂「廃校はなくなってよかったじゃん。私も音ノ木坂行くことにしたよ」

穂乃果「雪穂…!」ウルウル

穂乃果(私は足も治ったし退院して家に帰って、また左の私が絵里ちゃんちで暮らし始めたけど…)

【秋】

穂乃果(第二回ラブライブが始まって、μ'sも再エントリー。今度こそ私もしっかり練習して、一次予選を突破できた)

ほのか(私は音ノ木坂の生徒会長になった。二人いる私たちは、一人で弓道部もある海未ちゃんや、衣装を作ることりちゃんに比べて負担は三分の一で済む。勉強や生徒会は私が頑張って、右の私はμ'sの活動に専念できる)

ことり「あのね、穂乃果ちゃん…言いにくいんだけど」

穂乃果「な、なに?…まさか、また留学の話?」

ことり「違うよ。…学園祭の日、穂乃果ちゃん風邪でノドの調子が悪かったでしょ?」

穂乃果「うん…あのときは迷惑かけて、ホントごめんなさい…」

ことり「ううん。それはもういいの…私も留学のこと考えてて、あんまり練習に集中できてなかったし…」

ヒデコ「はっきり言うけど…左の穂乃果ってさ」

穂乃果「なに?」

ミカ「右の穂乃果より歌、上手くないんだよね…」

穂乃果「え…そうなの!?」

フミコ「うん…学園祭のときは右の穂乃果ちゃんもノドの調子が悪かったみたいだから、そんなに差はなかったんだけど」

ヒデコ「逆に言えば、それでも差がないくらいって…」

ミカ「正直かなりヤバいよね」

穂乃果「そんなに!?」

ことり「左の穂乃果ちゃんは数学が得意でピーマンが好きで、パンはあまり好きじゃなかったりするでしょ」

穂乃果「そういえば…なんかいろいろ違うんだっけ」

ことり「そう。だから右の穂乃果ちゃんが得意なことが苦手だったりするの…水泳もダメだし、歌もちょっと…」

ヒデコ「本人も自覚してて…だから夏のラブライブで負けたの、自分のせいだと思ってるみたい」
18: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 20:21:13.00 ID:RULUpCUu.net
穂乃果「そんな!?あのとき左の私がいなかったら、大会どころか練習も満足にできなかったのに…」

ことり「でも、だから責任を感じて…今はμ'sのことは右の穂乃果ちゃんに任せてるんじゃないかな?」

穂乃果「そっか。それでテストや生徒会の仕事も全部…」

穂乃果(でも歌は私のほうが上手だとしても…私には私の欠点があるはずだよ。どちらか片方だけじゃ、まだA-RISEには勝てないかもしれない)

ほのか「…戻れっていうの?」

穂乃果「私たち、あのとき二人に分かれたでしょ。だから、もう一度一人になるの」

ほのか「でも、どうやって…それに戻って意味があるの?亜里沙ちゃんはどうするの?」

穂乃果「最終予選までに私たちが二人とも全力で練習して、A-RISEとの対決の前に一人に戻れば…二倍練習したことにならないかな?」

ほのか「どうだろ…じゃあ、ラブライブが終わってからまた二人に分かれればいいってこと?」

穂乃果「うん。うまくいくかどうかはわからないけど…やってみない?」

ほのか(私は歌を重点的に練習して弱点を克服して…右の私がそれ以外の練習を強化すればいいのかな?)

【十一月】

穂乃果(少し早い雪も降って…冬がやってきた)

ほのか「どうやったら戻るのかな…?」

穂乃果「くっついてみるとか。えいっ」ギュー

ほのか「何も変わらないよ…」

穂乃果「じゃあ分かれたときみたいに…鏡をのぞき込んでみる?」

ほのほの「…」ジーッ

ほのか「…なんか、これだと今度は四人に増えそうで怖いんだけど…」

穂乃果「アハハ…だよね。じゃあ…」
19: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 20:27:15.93 ID:RULUpCUu.net
穂乃果「あ。そういえば…前に、こんなことがあったんだけど…」

ほのか「な、なにそれ!?///」カァァ

ゆきあり「へー」

雪穂「じゃあ…試してみる?」

穂乃果「え!?…い、いや別に、して欲しいって言ってるわけじゃ」

亜里沙「穂乃果さん♪」ギュ

雪穂「一か八か…覚悟してよね。お姉ちゃん」グイ

ほのか「ちょっ…ゆ、雪穂///」

穂乃果「亜里沙ちゃん!?///」ドキドキ

亜里沙「穂乃果さんを元に戻すためだから…」

雪穂「しょうがないよね♪」

ほのほの「…だ」

\ダレカタスケテー!/

ゆきあり「チョットマッテテー」

穂乃果(もともと雪穂と亜里沙ちゃんとの関係に悩んで二人に分かれた私を元に戻せるのは…やっぱり雪穂と亜里沙ちゃんだった)

にこ「なんか髪の量が多い…二つ結びにする?」

穂乃果「え!?…い、いや右だけでお願いします…」

にこ「ま、いいけど…んで、なんか変わったの?」

海未「うまく両方の長所を発揮できるなら良いのですが…」

凛「欠点のほうが倍になってなければいいけどにゃ」

花陽「えぇ!?…だ、大丈夫だよね?…穂乃果ちゃん」

穂乃果「だってー可能性感じたんだ♪そうだっ、すすーめー♪」

真姫「歌は問題ないわね」

穂乃果「うぅーっ。テンション上がるよっ!」バッ

クルクル スタッ

希「おおっ!?凛ちゃん並みの運動神経…!」

凛「すごいにゃ♪」
絵里「ハラショー♪」
20: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/11/30(水) 20:30:43.58 ID:RULUpCUu.net
ことり「全部が倍ってわけにはいかないけど、かなり能力は上がってるみたい♪」

ヒデコ「そのぶん生徒会の仕事は…」

ミカ「私たちが手伝ってぎりぎり何とかなるくらい丸投げだったけどね…」

穂乃果「ご、ごめんね。とりあえず都予選決勝が終わったらちゃんとやるから…」

雪穂(鏡は…左右が逆になるだけで、いつでも現実の世界がそのまま映ってるように見えるけど)

亜里沙(でも。鏡の中に見えるのは、私たちの世界の中のほんの一部だけ)

穂乃果(もしかしたら…気づいてないだけで、もっと何かが違ってるのかもしれないね♪)

【翌年】

穂乃果「μ'sは…おしまいにします!」

花陽(本当に…これでよかったのかな…私たちには、まだあと二年あるのに…せっかく廃校を阻止したのに…)

「…」

花陽(今の私…嫌な顔してるかな…だって、やっぱり終わってよかったなんて言えないよ…)

「いいんじゃないかなぁ?」

花陽「えっ」

はなよ「みんなに合わせる私と…自分の気持ちに正直に行動する私。両方いてもおかしくないよね?」

花陽「あなたは…私!?」



おわり
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『雪穂「11月30日」亜里沙「も」「♪日の鏡」果乃穂』へのコメント

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