善子「リリーのことをどう思うか?」

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よしりこ-アイキャッチ2
善子「どういう意味よ」

花丸「そのままの意味ずら」

善子「どうって言われても…いい人?」

花丸「そういうんじゃないずら」

ルビィ「善子ちゃん、往生際が悪いよ」

善子「ヨハネよ」

花丸「もうイライラするから単刀直入に聞くけど、梨子さんと付き合ってるずら?」

善子「つ、つつつ付き合ってるぅ!?」

pixiv: 善子「リリーのことをどう思うか?」 by しずく饅頭

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ルビィ「分かりやすすぎるよ」

花丸「観念するずら」

善子「か、観念するもなにも、付き合ってなんかないわよ!」

花丸「ふむ。まだ足掻くずらか。ルビィちゃん、例のものを」スカッ

善子「指パッチンできてないじゃない。なんでかっこつけたのよ」

ルビィ「はっ!ここに」

善子「そしてルビィはなにキャラなのよ」

花丸「これを…見るずらあぁぁぁぁ!」バッ

善子「…?わたしとリリーの写真?しかもこんなの撮られた覚えないわよ。完全に盗撮じゃない」

花丸「問題はそこじゃないずら」

善子「盗撮は立派な問題だと思うんだけど」

花丸「これを撮ったときのシチュエーションが問題ずら」

善子「うーん…いつ撮られたのかも分からないのにシチュエーションも何も…」

ルビィ(盗撮の件は流すんだ…)

花丸「これはついこの間の土曜日に偶然撮ったものずら」

善子「ああ、あのときの写真なのね。で?わたしはただリリーと買い物してただけよ?」

花丸「まだしらを切るずらか」

善子「あんたは一体わたしに何をさせたいのよ!?」

花丸「梨子さんと付き合ってると認めさせるずら」

善子「それに何かメリットあんの?」

花丸「Aqoursのメンバーにばらして全員でいじり倒して恥ずかしがる顔を拝むずら」

善子「悪趣味ね!?」

ルビィ(見たいなぁ)

花丸「話を戻すずら」

善子「このまま戻らなくてもいいと思ってたんだけどね」

花丸「ルビィちゃん、例のものを」スカッ

善子「またやるのね」

ルビィ「はっ、ここに」スッ

花丸「これはそのときの一部始終を隠しど…撮影したものずら」

善子「もう隠す必要ないわよ。最初の盗撮を認めてる時点で」

花丸「早速再生ずら」

善子「聞かないのね」




──
───

善子「ねえリリー」

梨子「どうしたの?よっちゃん」

善子「次行くとこだけど、クレープの屋台が近くに来てるのよ」

梨子「そうなんだ?屋台ってあまり見ないから珍しいね」

善子「リリーが望むなら、ちょっとだけ予定変更してそっちに行ってもいいわよ?」

梨子「あ、わたしはいいよ。よっちゃんが楽しみにしてた雑貨屋さんに急ごうか」

善子「ほ、ほんとにいいの!?」

梨子「わっ」

善子「珍しいのよ?お店ならともかく屋台なんてめったにいないのよ!?」

梨子「でも、雑貨屋さんのタイムセールがあるんだよね?急がなきゃだめなんじゃない?」

善子「うぅ~…」ウルウル

梨子「ふふっごめんね。よっちゃんが可愛いからちょっと意地悪しちゃった」ナデナデ

善子「許さない…」

梨子「えっ!?ご、ごめんね?ちょっとした出来心で…」アセアセ

善子「許して欲しければ、このヨハネに手ずから供物を捧げなさい!」

梨子「へ?供物?」

善子「そうよ!闇の衣纏いし甘美なる赤き宝石こそが今のヨハネにふさわしいわ!」

梨子(いちごチョコが食べたいんだね)

梨子「あはは…じゃあクレープ屋さん寄って行こうか」ニコッ

善子「うんっ」パアッ

───
──




花丸「ここまでで言い訳はあるずら?」

善子「え?」

花丸「え?」

善子「いや、普通に会話してクレープ食べようってなっただけじゃない」

ルビィ(クレープ…食べたいなぁ)

花丸「今のが普通の会話?」

善子「なにかおかしかった?」

花丸「自覚がないなら自覚させるまで。続きを見るずら」

善子「まだ続くの!?どんだけ盗撮してたのよ!」




──
───

梨子「はいよっちゃん。あーんして?」

善子「あー…んっ!」モグモグ

梨子「おいしい?」

善子「リリーが食べさせてくれるんだもの。どんなものでもおいしいわ!」

梨子「えへへ、そう言ってくれると嬉しい♪はい、もう一口」

善子「あーん」

───
──


花丸「これで認める気になったずら?」

善子「いや、これは…」

花丸「こんなの誰がどう見ても付き合ってるずら!周りでクレープ食べてた人たちの表情見たことある?生クリームの数倍甘ったるいって顔してたずら!」

善子「そ、そうなの?」

ルビィ「うん」

善子「でも、これくらいならいつもしてたし付き合ってるとかじゃないから!」

花丸「むしろいつもこんなことしててまだ否定できるのがすごいずら」

善子「だから…ん?」




──
───

花丸「はい、ルビィちゃん♪」

ルビィ「ぅゅ…恥ずかしいよぉ」

花丸「大丈夫!善子ちゃんと梨子さんだっておんなじことしてるずら」

ルビィ「そ、そうだよね…うん。じゃあ…」

花丸「あーんずら♪」

ルビィ「あむっ!」モグモグ

花丸「美味しい?」

ルビィ「うん!」ニパー

花丸「ルビィちゃんは天使ずら~」

ルビィ「えへへ…あ、それかして!」パッ

花丸「あっ」

ルビィ「花丸ちゃんも、はい!」

花丸「あ、あーん…」モグモグ

ルビィ「どうどう?」

花丸「美味しいずらぁ~」

───
──




花丸「…」

ルビィ「…」

善子「…これ」

花丸「ずらあぁぁぁぁ///」

ルビィ「ピギィィィィィ///」

善子「あんたたちだって同じようなことしてたんじゃないの!バッチリ映ってるし!」

花丸「こ、こここここれはち、ちがくて…」

ルビィ「ぅゅ…///」プシュー

善子「どこがよ!わたしのときの数倍は説得力無い顔してるじゃないの!」

花丸「ああそうずら!善子ちゃんたちの追跡ついでにルビィちゃんとデートしてたずら!何か問題でも!?」

善子「逆ギレ!?」

ルビィ「恥ずかしいよぉ…///」

善子「でも、そうね…周りから見たらわたしとリリーも似たような感じだったってことよね///」

花丸「お、ついに善子ちゃんが自覚したずら」

善子「でも、付き合ってるとかそういうのとは違うから!」

花丸「まだ言うか」

善子「何度でも言うわ!」

花丸「なら、次の動画を再生するずら」

善子「まだあるんだ…」




──
───

梨子「わあ!可愛い!」

善子「でしょ?偶然見つけたの」

梨子「表からは見えにくい場所に入り口があるからなんだろうけど、店内にはあんまり人いないね」

善子「まさに隠れた名店って感じなのよ」

梨子「でも、このお店にはタイムセールって似合わない気がするんだけど…」

善子「タイムセールとは言っても、そう呼ぶのが分かりやすいってだけなの。このお店は特定の時間帯だけ割引価格で買えるんだって。しかも、その情報は不定期に店先の掲示板に張り出されるだけだからセールの時間を前もって調べてから来るっていうのはなかなかできないの」

梨子「そうなんだ…でも、よっちゃんは今日がその日だって知ってたんだよね?」

善子「ええ。一昨日学校終わりに下見に来たら丁度セールの予定が張り出されてたの。ヨハネにしては運が良かったわね」ドヤッ

梨子「くすっ」

善子「?なに?どうしたの?」

梨子「ううん。よっちゃん、下見に来てまで今日のこと楽しみにしててくれたんだなって思って」ニコニコ

善子「なっ…!///」カアア

梨子「あ、真っ赤になった。よっちゃん可愛い♪」ナデナデ

善子「ぅ~!///リトルデーモンのくせに生意気よ!」ウガー

梨子「うふふ♪」

───
──




花丸「バカップルずら!」バンッ!

善子「」ビクッ

ルビィ「ピギィ!?」ビクビクッッ

花丸「あ、ご、ごめんねルビィちゃん!」

ルビィ「ううん。急だったからちょっとびっくりしちゃっただけだよ」

善子「なにやってんだか…」

花丸「とにかく、これを見てもまだ付き合ってないと?」

善子「どんなもの見せられても付き合ってないものは付き合ってないの!」

花丸「か~っ!ほんと腹立つずら!」

善子「理不尽にも程があるわよ!」

花丸「じゃあいいずら!道中カットして決定的なシーンまで飛ばすずら!」ピッ

善子「決定的なシーンて…長っ!?再生時間5時間いってるじゃないの!」

花丸「そりゃあ二人を見つけてからずっと後をつけてたから当然ずら」

善子「プライバシーの侵害じゃない!」

ルビィ(今更感がすごい)

花丸「今更感がすごいね」

善子「!?」

ルビィ「!?」

花丸「!?」

善子「なんであんたまで驚いてんのよ!」

花丸「いや、とめるはずだったシーン過ぎてたから…」ピッ

善子「微妙な機械音痴は直ってないのね…」

ルビィ「たまにうちでパソコンいじってるんだけど…」

花丸「この間なんて画面が真っ青になったずら」

善子「人のパソコンになんてことを」

ルビィ「お姉ちゃんのだよ」

善子「尚更悪いじゃない」

花丸「二人して泣きながら謝ったら引きつった笑い浮かべながら許してくれたよ」

善子「ダイヤさん…」

善子(ずら丸にだけはパソコン触らせないようにしよう)

花丸「とか言ってるうちに丁度いいところまできたずら」ピッ




──
───

梨子「今日は楽しかったね」

善子「ふふん!このヨハネがプランを立てたんだから当然ね!」

梨子「まだ沼津の街はよくわからないから、よっちゃんにこうして案内してもらえるとありがたいな」

善子「この程度、リトルデーモンたるリリーに対する当然の施しよ」

梨子「じゃあ、今度機会があったらわたしが住んでた東京の秋葉原のあたりを案内するね。前に行ったときはゆっくり観光できなかったし」

善子「ええ。楽しみにしているわ」

梨子「あ、そろそろバス来ちゃうからわたし行くね。バイバイよっちゃん」

善子「あっ…」

梨子「?」

善子「な、なんでもないの。また学校で」ニコ

梨子「えっと…」

善子「ど、どうしたのよ。もうバス来ちゃう時間でしょ?はやくバス停にいきなさいよ」

梨子「う、うん…」

善子「なによ、このヨハネから離れるのがそんなに嫌?こ、困ったリトルデーモンね!」

梨子「いや、その…よっちゃん?」

善子「?」

梨子「服の袖、離してほしいな~…って」

善子「…」ギュー

梨子「…」

善子「や!」ギューッ

梨子「えぇ…」

善子「やだやだぁ!もっとリリーと一緒にいる!」ウルウル

梨子「え?え?よっちゃん?」アセアセ

善子「お願い!行かないでわたしといて!」

「なにあれ、別れ話?」ヒソヒソ

「どっちも可愛いね」ヒソヒソ

「お団子の子捨てられないように必死ね」ヒソヒソ

「おのれリア充」ヒソヒソ

梨子「うぅ…困ったなぁ…」

善子「リリーは、わたしと一緒にいるの…嫌?」グスッ

梨子「よっちゃん…」ダキッ

善子「あっ」

梨子「そんなことない。わたしだって、この楽しい時間がずっと続けばいいって思ってるよ」

善子「リリぃ…」ギュッ

「キマシタワー」

「ちょっと、千歌ちゃん声大きいよ」ヒソヒソ

「いやー、つい」ヒソヒソ

梨子「もう、しょうがないなぁ」スッスッスッ

prrrrrr

善子「?」

梨子「あ、お母さん?今日お友達のおうちにお泊まりしようと思って…うん。大丈夫だよ。ありがとう」ピッ

善子「今の電話…」

梨子「うん。今日はお泊まりしようか?」

善子「うん!」パァァ

梨子「まだよっちゃんのおうちに確認とってないから確定じゃないけど…」

善子「大丈夫!今日はお母さんいないし!」

梨子「あ、もしかしてよっちゃん一人で留守番してるのが寂しかったからってわたしを…」ジトー

善子「ち、ちちち違うわよ!本当にリリーと居たかったの!」

梨子「それはそれで恥ずかしいよ///」

善子「とにかく、行くわよリリー!」

梨子「あ、あんまり引っ張らないで~!」

───
──




花丸「あっっっっっま…」ウゲー

ルビィ「ピギィ…」

善子「///」ブシュー…

花丸「さあ善子ちゃん。手で顔隠してないでなにか言うことはあるずら?」

善子「……………ハズカシイ///」ボソッ

ルビィ(可愛い)

花丸「ふぅ、やっと観念したずら」

善子「いっそ殺しなさい…」

ルビィ「大分効いてるね」

花丸「いやー、この反応が見たかったずら~」ツヤツヤ

ルビィ(天使の顔した悪魔だよ…)

花丸「さてと、かなり時間使っちゃったけどささっとお弁当食べちゃうずら」

ルビィ「そうだね。あれ?善子ちゃん、お弁当は?」

善子「あ、それなら…」



ガラッ

梨子「よっちゃん、お弁当作ってきたよ~」

善子「待ってたわリリー!」ガバッ

梨子「遅くなってごめんね?ちょっと千歌ちゃんと曜ちゃんに捕まっちゃってて」

善子「主を待たせるなんてリトルデーモンにあるまじき行為よ!食べさせてくれないと許さないんだからね!」

梨子「えー?よっちゃん何かにつけてそう言うじゃない。たまには自分で食べようよ~」

善子「やだ!」

梨子「えぇ…」



ワイワイキャッキャ



花丸「…」

ルビィ「…」

花丸「認めさせるまでもなかったずら」

ルビィ「そうだね」





おわり
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2018年5月26日
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