男「おいw μ'sで1番微妙な子言ってみろよw」患者「……!」

シェアする

真姫-アイキャッチ3
1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/07/26(日) 09:32:01.57 ID:1AQBEryk.net
男「どーした黙りこくってオイwなんか喋れよオメーよぉw」

患者「……」ギリッ…

男「ふーん、何も言わねーのなw 俺はこの子とか微妙だと思うんだがなぁw」まきちゃんの写真ピラッ

患者「……!」ブンブン

男「おーん? どーした首揺らしてよぉw 痙攣でもしてんのか?w」

男「それよりさぁ……何も言わねえってことは肯定と受け取って良いんだよな?」

男「つまりよぉ……お前もこの子が一番微妙だと思ってるってことだよなぁぁぁ????」

患者「……」ポロポロ

男B「ギャハハハハハwwwww」

男C「おいおい泣かしちまったよwwwww」

まきちゃん「ちょっとあなた達何やってるの!?」

男D「やべぇ!まきちゃんだ!」

男「ちっ……逃げんぞ!」スタコラサッサ

元スレ: 男「おいw μ'sで1番微妙な子言ってみろよw」患者「……!」

スポンサーリンク
3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/07/26(日) 09:32:43.43 ID:1AQBEryk.net
まきちゃん「全く、大人気ない人たちね……大丈夫だった?」

患者「まきちゃん……まきちゃん……」ポロポロ

まきちゃん「もう、泣かないの。何されたか知らないけど、もう大丈夫だから」

患者「ま……ぉ"……ぉ"……ぇ"……」

まきちゃん「え……!?」

患者「まきちゃん……ご……め゛……ん゛……」ボロ……ボロ……

まきちゃん「うそ、あなた、喋って……って、体が!? どんどん崩れていく……!!」

希「患者の宿命やな。『まきちゃん』以外の言葉を喋った患者は肉体を維持できず、滅んでしまう……」

まきちゃん「希! そんな……そんなことって……!」

希「そこまでして……自分の存在を引き換えにしてでも、まきちゃんに伝えたかったんやな……」

まきちゃん「いや……いやよ、患者……死なないで患者……!」

患者「まきちゃん……」ボロボロ…












サラサラ……

まきちゃん「患者アアアアアアアアア!!!!!!」
4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/07/26(日) 09:33:06.50 ID:1AQBEryk.net
――目が覚めた。そこは白い壁の部屋だった。
どうやら私はベッドで寝ていたらしい。まきちゃんはどこだろうか。辺りを見渡す。私の目に、ある機械が入った。
その瞬間に私は思い出す。

「――そうか、これは実験……」

私が研究段階であった電脳世界への融合。

「まきちゃん……」

それは成功に終わった。しかし、私は満足していなかった。
空想の世界へ行き、まきちゃんと会う。それがこの機械で可能になった。しかし、それは脳の電気信号によって都合のいい夢を見る装置に過ぎなかったのだ。
勿論、現実にはまきちゃんはおらず、夢の中でも触れた感触、匂い、そのすべては目覚めた瞬間、灰燼に帰す。

「また、こんな思いをしなければならないのか」

一人、嘆息する。
この機械には副作用がある。今の私の状態のように夢に依存してしまうのだ。依存度が高ければ一生夢の中から出られなくなるかもしれない。
そこで、私はこの夢にある制約を付けた。


「まきちゃん」意外の言葉を発してはならない。
7: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/07/26(日) 09:33:33.27 ID:1AQBEryk.net
夢に依存するということは、夢を現実だと認識してしまうということだ。このキーワードを忘れた瞬間に、現実に引き戻されるというわけだ。
しかし、これは私の失敗であった。この実験はいわば私の願望だ。これこそが夢だ。
私は……私はただまきちゃんに会いたかったのだ。会って伝えたかったのだ。
しかし、それは叶わなかった。私は酷く後悔していた。何故、キーワードを「ありがとう」や「愛してる」にできなかったのか……。

希「先生、また一人で実験ですか?」

「ああ、ごめん。でも、これは自分の問題だから……」

希「あんまり無理せんといて下さいね」

彼女はそう微笑んで、持ってきたコーヒーを私の目の前の机に置いた。彼女とはずっと一緒の研究所ではたらいている。
器量は良いし、性格だって決して悪くない。前に研究者仲間の一人に同じ部署所属ということで羨まれたこともあった。
彼女を見ていると、夢を見る自分のなんて馬鹿なことか分かる。もう私もいい歳だ。周りはみんな結婚している。
今更夢を見たところで、この虚しさは募るだけだった。いや、それは昔からずっとそうだった。ただ、見ないようにふたをしていただけだった。
8: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/07/26(日) 09:33:54.07 ID:1AQBEryk.net
「希、ちょっといいかな」

希「どうしたん」

希は柔らかい表情で私の顔を覗く。

「ずっと伝えようと思っていたんだ。好きだ、結婚してくれ」

希「先生……」

「駄目……かな」

希「ふふっ、先生。うちらは女同士やから結婚できませんよ」


「まきちゃああああああああああああああああああああああああん」


~完~
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

『男「おいw μ'sで1番微妙な子言ってみろよw」患者「……!」』へのコメント

コメントの投稿には初回のみDisqusへのアカウント登録が必要です。Disqusの登録、利用方法を参考に登録をお願いします。
表示の不具合、カテゴリーに関する事等はSS!ラブライブ!Disqusチャンネルにてご報告下さい。