絵里「モーニングコーヒー」

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絵里-アイキャッチ36
1: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 20:58:23.64 ID:T+vAsNoB.net
耳元に寝息を感じて、私は眼を覚ました。

目を擦りながら、時計をのぞき込むと7時。

布団に潜ったまま部屋を見渡す。

いつもと何ら変わらない自分の部屋。

唯一つ。

いつもと違うのは

隣でクークーと可愛い寝息を立ててる人物の存在。

元スレ: 絵里「モーニングコーヒー」

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2: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:00:48.74 ID:T+vAsNoB.net
昨日……

あー、今思い返すと恥ずかしい。

バサッ

恥ずかしさを紛らわすかのように頭から布団を被った。

「クークー……」

ヒョコっと顔を出し、隣で寝てる人物の顔を覗きこんだ。

胸元が少し開けたパジャマ姿。

軽く寝癖が付いた髪も、寝息を立てる口元も

表現できないような可愛さ。

ずっと見ていたい。
6: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:03:54.50 ID:T+vAsNoB.net
海未「あ……絵里、おはようございます」

ジッと見つめてた視線で気付いたのか、海未は眼を覚ました。

絵里「あ、ゴメン起こしちゃった?」

海未「いえ」

海未「不思議ですね」

絵里「うん?」

海未「起きたら、隣に絵里が居るなんて」

ニヤけそうになるのを必死で堪える。

ダメだ、まだ笑うな。堪えるんだ。
8: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:07:28.02 ID:T+vAsNoB.net
絵里「私もね」

海未「はい?」

絵里「海未の可愛い寝顔が見られて嬉しかったわよ」

海未「あぅ///」

絵里「ふふ。コーヒー淹れるけど海未も飲む?」

海未「はい、頂きます」

海未「あっ、手伝いましょうか?」

絵里「良いの良いの。すぐだから、海未はゆっくりしてて」

海未「はい」

亜里沙はコーヒー飲まないから、2人分のコーヒーを準備するなんて珍しいのよね。

二人分……

絵里「えへへ///」

海未「?」

絵里「な、何でもないのよ///」
9: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:11:25.23 ID:T+vAsNoB.net
コポコポと音がし始めコーヒーの良い香りが漂ってきた。

絵里「砂糖とミルク1つずつで良い?」

海未「はい」

絵里「どうぞ」

海未「頂きます」

海未「ズズズッ……」

海未「飲みやすくて良い香りですね」

絵里「私もお気に入りなの」

絵里「海未も気に入ってくれて良かったわ」
10: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:15:20.85 ID:T+vAsNoB.net
飲み終わると私の腕に寄り添ってくる。

意外に甘えん坊なのよね。

私にグィッと、顔を近づけて目を閉じる。

キスのおねだりね。

でも私は、すぐにシテ上げない。

キス待ちの顔が可愛くて見ていたいから。

何時まで待っても唇に、その感触がこないと痺れを切らした海未が目を開ける。

海未「?」

もう、その可愛らしい上目遣いは反則よ。

我慢できないじゃない。

ちゅっ

絵里「自分からキスをおねだりしてくるなんて」

絵里「最初にキスした時は、あんなに恥ずかしがってたのに」

海未「!」

最初にキスをしたのは、告白したその日だった。
11: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:18:23.79 ID:T+vAsNoB.net
――――

それまでも、それなりにアピールしてきたつもりなんだけど

私のやり方が悪いのか、相手が鈍いのか。

この娘には遠回しに言ってたんじゃダメだって。

意を決して部室に呼び出し

壁ドン!

壁ドンとは女性を壁際まで追い詰め、壁を背にした女性の脇に手をつき『ドン』と音を発生させ、

腕で覆われるように顔を接近させる事。

女性は、これに弱いと雑誌で見たわ。

海未「?」

不思議そうな顔で私を見上げてくる。

ヤバイ。

可愛い。
12: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:23:51.24 ID:T+vAsNoB.net
海未「……あの?」

ここまできて、躊躇する。

壁に付いてる手がプルプルし始めた。

格好つけて、こんな体勢で告白しなきゃ良かったわ。

ええい。もう言ってしまうわ。

絵里「私、海未の事好きなの」

海未「……えっ?!///」

とたんに海未の顔が赤くなった。

絵里「だから私と付き合って欲しい」

少し顔を俯かせて黙った後

海未「……はい///」

絵里「嬉しい」

その時見せた表情は、今まで見てきたどんな海未よりも可愛くて

そのままキスしようと顔を近づけると
13: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:28:52.72 ID:T+vAsNoB.net
海未「あ///……」

少しだけ顔を背ける素振りを見せる。

本気で嫌がってるんじゃなくて恥ずかしがってるだけね。

壁ドンに続き、もう一つの技を。

顎クイッ

絵里「キスしちゃうわよ?」

海未「……///」コクリ

徐々に顔を近付ける。

海未の吐息が感じられる位までに縮まった。

そして……
14: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:32:18.49 ID:T+vAsNoB.net
絵里「!」

絵里「な、何で目開けてるのよ///」

海未「え?」

絵里「キスの時は、目を閉じるものよ///」

海未「そうなんですか。初めてなもので///」

海未「キスしてる時の絵里の顔見てたいなって思いまして///」

絵里「!///」

絵里「と、とにかく閉じなさい///」

海未「はい」

チュッ
15: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:38:11.95 ID:T+vAsNoB.net
――――


海未「もう絵里っ///」

海未「ごめんごめん」クスクス

少しホッペタを膨らませる海未だったが

海未「……そう言う絵里だって」

絵里「え?」

海未「昨日……」
16: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:41:47.00 ID:T+vAsNoB.net
~昨日夜


絵里「一緒のベッドで寝ましょ?」ポンポン

海未「え?一緒ですか?……恥ずかしいです///」

絵里「大丈夫よ」

海未「……えーと、はい///」

海未「お邪魔しまーす///」

暖かく柔らかい魅惑的な身体が密着している。

洗いたての髪の匂いが理性を奪う。

一緒のベッドで寝るって事はOKって事よね?

亜里沙が、お友達の家に泊まりに行ってて絶好のチャンス。

年上の私が恥ずかしがり屋の海未をリードして

脳内シュミレーションもバッチリこなしてきたわ。
18: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:46:04.15 ID:T+vAsNoB.net
ギュウッ

海未「わっ」

抱きまくらを抱くみたいにと海未を抱きしめる。
 
すでに破裂しそうな程に、強く脈打っている海未の心臓の鼓動が伝わってくる。

恥ずかしがり屋な彼女の事だから、不安で仕方ないのね。

絵里「ねえ海未、キスしてもいい?」

海未「……」コクン

海未は恥ずかしげに首を縦に振る。

ちゅっ

海未の唇に自分の唇を重ねる。

「ん……ちゅ…ちゅっ……はふ……ちゅむ」

「んん……ふあ…ちゅ……」

何回も……何回も。

チュゥッ

海未「ひやぁっ?!」

細い海未の首筋に、優しくキス。

同時に、海未の身体が一瞬ピクンと震える。

絵里「ふふ、もっとしちゃおうかしら?チュ、チュッ……」

海未「あうっ///……」

首筋にキスをしながら、胸元へと手を伸ばし……
19: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:50:57.11 ID:T+vAsNoB.net
絵里「んふふ、海未の胸が凄くドキドキ言ってるわね」

海未「あっ、そんな……恥ずかしいですっ///」

絵里「こっちは、どうかしら?」

海未「そ、そこは///……」

絵里「大丈夫だから……」


…………

………

……
20: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:54:33.06 ID:T+vAsNoB.net
絵里「海未、可愛かったわよ」

海未「もう絵里///」

海未は恥ずかしさからか、私の胸に顔を埋めてしまった。

そんな海未の頭をポンポンして上げた。

ごそごそ

絵里「え?」

私のパジャマに手を懸け、脱がしてくる海未。

絵里「え?ちょっと待って///……」

海未「大丈夫です。今度は私の番です」

海未「絵里の胸もドキドキしてますね。大きくても鼓動が伝わってきます」

ペロッ、と海未の舌が先端をなぞり、私の身体が震える。

絵里「ひゃうんっ!」

海未「可愛い声ですね。絵里の可愛い声いっぱい聞かせてください」

絵里「もう///」


――――
21: 名無しで叶える物語(ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:59:00.42 ID:T+vAsNoB.net
海未「あんなに可愛い声をいっぱい響かせて……」

絵里「わーっわーっ!!///」

絵里「……海未のイジワル///」

海未「キスでおちょくられたお返しです」

絵里「……ねえ海未?」

海未「はい?」

絵里「海未が卒業したら……毎日一緒にモーニングコーヒー飲まない?」

海未「そ、それって……」

絵里「そういう事」

海未「はい。飲みましょう」




おしまい
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