海未「こっくりさんをしましょう」絵里・ことり「は?」

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海未-アイキャッチ50
海未「ことり、絵里、こっくりさんをしましょう」

絵里「どうしたの?そんな藪から棒に・・」

ことり「それにこっくりさんって・・」

海未「2人共、こっくりさんは知っていますよね?」

ことり「うん、幽霊さんに知りたいことを質問して答えてもらうんだよね」

海未「ええ、そうです。有名な怪談ではありますが今までやった事が無いんです。どうでしょうか」

絵里「別に良いけど・・。それにしても何でいきなりやろうと思ったの?」

海未「それは・・・単純に興味があるからです。こっくりさんにしか分からない事を聞けばこっくりさんが本当に存在するか分かると思ったので」

絵里「確かに面白そうね」

ことり「うん、やってみようよ!」

海未「」ニヤッ

pixiv: 海未「こっくりさんをしましょう」絵里・ことり「は?」 by 踏み台

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海未「まずは机の上にこっくりさんを行う為の紙を用意します」

絵里「ああ・・鳥居とか平仮名が書かれてるやつね」

ことり「どうやって用意したの?」

海未「ネットにあるものを印刷しました」

絵里「えぇ・・何か・・・」

ことり「怪談っぽさが薄れたね・・・」

海未「とにかく始めましょう。この鳥居の上に10円玉を載せます」

絵里「やり方はちゃんと分かってるの?」

海未「はい、私の方で既に調べてあるので2人は私の真似をする形でお願いします」

ことり「うん、分かった」

海未「それでは2人共、私と同じように人差し指を10円玉の上に載せて下さい」

絵里「ええ」

ことり「こう?」

海未「それで大丈夫です。10円に指をつけたまま『こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら『はい』へお進み下さい』と言います」

ことり「じゃあみんなで一緒に言おうよ」

絵里「そうね」

3人「せーのっ!」

3人「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら『はい』へお進みください」

スー

3人「!」

はい

ことり「動いたね・・・」

絵里「ええ、まさか本当に動くとはね・・・」

海未「いえ、まだ分かりません。私たちの中で誰かが動かしているかもしれませんし・・。」

ことり「そんな事あるのかなぁ・・・」

絵里「でもどうやって証明するの?誰かが動かしてるとしたらこの後にする質問も正確に答えてくれないかもしれないわよ」

海未「私に提案があります。まずこの中の3人全員が知らない事をこっくりさんに質問するんです」

海未「その質問にこっくりさんが答えてくれた後、他の人に聞いて答え合わせをするんです」

絵里「なるほど・・、確かにこの場では私達全員が知らない事を質問すれば、こっくりさんが本物かどうか分かるわね」

ことり「でもどんな質問をするの?」

海未「質問の内容は私の方で決めてあるので大丈夫です」

ことり「そうなんだ、じゃあ海未ちゃんに任せて良い?」

海未「はい、任せて下さい。それではいきます」

海未「」スゥー

海未「こっくりさん、こっくりさん、本日の高坂穂乃果のパンツの色を教えて下さい!!」

絵里「!!」ことり「!!」

絵里「ちょっと海未!」

海未「動きます!」

スーッ


ひ゜






絵里「ハラショーー!!」

ことり「ちゅんちゅん!!」

海未「あなたは最高です!!」



絵里「・・というか海未、あなたなんて質問してるのよ。友達の下着の色を聞くなんて」

海未「いえ、だからこそこっくりさんに聞いたんです。いくら友達とはいえ穂乃果が今日はいているパンツの色を知っている人は流石にいないと思いまして」

絵里「それでも十分おかしいわよ」

海未「申し訳ありません。ですがこれで分かりました。やはりこっくりさんは本物のようですね」

絵里「確かにこれは信じるしかないようね・・・」

ことり「本当にこんなことがあるんだ・・・」

海未「・・・」

海未(2人共、まんまと私の罠にはまりましたね。今の質問の後に10円を動かしたのは私であることも知らずに・・・。)

海未(絵里とことりが前々から穂乃果を好きである事は知っていました。2人は私も穂乃果が好きであることは知らないでしょうけど。そこでこっくりさんを利用して2人に対して牽制をすることで、今後の穂乃果争奪戦を有利に進めるという作戦です)

海未(そもそも、この私が穂乃果のパンツの色を把握していないという事自体あり得ません。小さい時から毎日チェックしていますからね)

海未()ニヤニヤ


絵里「・・・」

絵里(まさか海未があんな質問をしてくるとは思わなかったわ。以前から海未は穂乃果の事が好きだという事は知っていたけど・・まさかパンツの色を聞くなんてね)

絵里(でもね、このかしこいかわいいエリーチカはあなたと違って穂乃果の下着の色を毎日調べているの。だから今の質問は私にとって朝飯前。10円玉を動かさせてもらったわ)

絵里(私が穂乃果を好きなことは誰にも知られていないはずだし・・きっと2人共本当にこっくりさんが動かしたと勘違いしてるわね)プププ


ことり「・・・」

ことり(えへへぇ、2人に内緒で10円を動かさせてもらったよ。流石に海未ちゃんがあんな質問をしてきたのには驚いたけど、逆に利用させてもらったよ)

ことり(それにね、穂乃果ちゃんのパンツの色なんてことりにとっては知ってて当たり前の事。だから10円玉を動かさせてもらっちゃった。穂乃果ちゃんのすべてを知っているのはことりだけ!)

ことり(海未ちゃんと絵里ちゃんが穂乃果ちゃんの事を好きなのは分かっていたけど、今回はちょっと譲れないなぁ)クスクス


海未(今の質問は次にする質問への伏線)

絵里(次の質問で穂乃果は誰の事が好きか聞いて自分の名前に10円を動かせば)

ことり(他の2人より優位に立てる)

3人(だから負けられない!)


海未「これでこっくりさんの信憑性が証明されましたね」

ことり「そうだね、次はどんな質問にする?」

絵里「そうね、μ'sの恋愛事情なんてどうかしら?」

海未「!」ことり「!」

ことり「へぇー、絵里ちゃん意外だね。そういう事に興味があるんだ」

絵里「ええ、恋愛映画なんかを見るとつい夢中になっちゃうし、こういう話題は結構好きよ」

海未「それではμ's内の恋愛関係に関する質問にしましょう。具体的にはどうします?」

絵里「そうね、例えば穂乃果の好きな人なんてどうかしら」

海未「! へ、へぇー、絵里は穂乃果の恋愛事情に興味があるのですか?」

絵里「そうね、あの天真爛漫な子に好きな子がいたとしたら面白いじゃない?」

ことり「そうだね、でもいたとしたら誰なんだろ?」

絵里「ことりだったりして。あの子っていつもことりに甘えてるじゃない?」

ことり「そんなことないよ。私は海未ちゃんだと思うな。穂乃果ちゃんはなんだかんだで最後には海未ちゃんに頼るし」

海未「それを言ったら絵里も同じですよ。絵里に頼ることも結構多いですし」


3人(まあ本当は私だと思うけど)


絵里「とにかく聞いてみましょう」

海未「そうですね、今度は3人で一緒に聞いてみましょう」

3人「せーのっ!」


3人「こっくりさん、こっくりさん、高坂穂乃果の好きな人を教えて下さい!」



・・・・・・・・・



ことり「・・あれ?」

絵里「10円玉が動かないわね・・」

海未「どうしたんでしょうか」


絵里(ちょっとどういうこと!?『え』に移動しようとしているのに動かないわよ!)グググ

海未(何故ですか!?10円玉が動きません!これでは私の目論見が・・・)グググ

ことり(そんなぁ・・何で動かないのぉ・・・)グググ

3人(まるで誰かに抵抗されてるみたいに動かない!)



絵里「・・・まさかと思うんだけど、海未とことり10円玉を動かそうとしてるの?」

海未「!」

海未「・・・いえ、別に動かそうとはしていませんよ。絵里こそ自分の名前の所に動かそうとしてますよね?」

絵里「いいえ、私はこっくりさんにすべてを任せているわ。海未こそ無駄な抵抗をしていると後で呪われるわよ」

海未「シラを切るのはやめて下さい。もしかして穂乃果の事が好きだからそんなことをしているのですか?」

絵里「ほ、穂乃果の事なんて別にす、好きじゃないわよ。海未だって穂乃果の事が好きじゃない。隠そうとしてるのは分かるけどいつも一緒にいるからバレバレよ」

海未「な、何言っているのですか!?わ、私の場合は穂乃果の方から寄ってくるんです!それを言うならことりの方が穂乃果に常にベタベタしています!」

ことり「へ!?ち、違うもん!確かにことりは穂乃果ちゃんの事が好きだけど、別にそういう恋愛方面のものじゃないもん!」

絵里「本当ぉ?穂乃果に抱き着かれる度に匂いを嗅いでいるのに?」

ことり「えぇ!なんで知ってるの!?」

絵里「頑張って隠そうとはしていたみたいだけどバレバレよ。穂乃果以外には知られてると思うわ」

ことり「うえぇ・・」

ことり「で、でも絵里ちゃんだっていつも穂乃果ちゃんをイヤらしい目で全身を舐め回すように見てるでしょ!露骨すぎるんだけど隠す気あるの!?」

絵里「え!?完璧に隠せてると思ったのにバレてたの!?」

海未「本当にあれで隠せていると思っていたのですか・・・」

ことり「海未ちゃんだって練習で穂乃果ちゃんが着替えてる時に脱いだ服を凝視してるじゃん!」

海未「あ、あれは違うんです!後で借りて少しにお・・って何言わせるんですか!」

絵里「いや、今自分から口を滑らせようとしてたじゃない」

ギャーギャー





スゥ

3人「!」

ことり「・・え?」

絵里「み、見間違いかしら・・?」

海未「10円玉が動いたような・・・」

ことり「・・それよりもいつのまにか10円から手離していたんだけど大丈夫なの・・?」

海未絵里「・・・あっ」




スゥー

絵里「!やっぱり動いてるわ!!」

海未「まさか本当に・・・」

ことり「でも手離しちゃったよぉ・・・」

絵里「と、とにかく逃げなきゃ・・!」ダッ

海未「あっ、待ってください!こっくりさんを霊界に帰さなければ・・」ダッ

ことり「ま、まって~!」ダッ





・・・




スゥー





















フッ


おわり
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