亜里沙「雪穂ってμ'sでは誰推しなの?」

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雪穂-アイキャッチ5
1: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 22:45:52.93 ID:h5bx/nvY.net
雪穂「え?」

雪穂「推し……?」

亜里沙「うん。雪穂の推しって聞いたことないなって思って。ちなみに亜里沙は海未さんだよ!」

雪穂「うん、知ってる。私の推しかぁ……うーん……」

雪穂(改めて考えてみると……なんか身内がリーダーやってるグループってことであんまり純粋なファン目線でμ'sを見たことない気がする……)

元スレ: 亜里沙「雪穂ってμ'sでは誰推しなの?」

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3: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 22:49:36.81 ID:h5bx/nvY.net
亜里沙「悩むよねぇ、皆さん素敵だもんね」

雪穂「うーん…………推し……推しかぁ…………」

雪穂「真姫さん……真姫さんかなぁ……」

亜里沙「ほぇ~、真姫さんかぁ」

雪穂「うん、綺麗だし、かっこいいし、作曲までこなしちゃうし……すごいなぁって思う」

亜里沙「海未さんだって作詞してるよ!」

雪穂「なんで張り合ってくるの……海未ちゃんもかっこいいけど、私にとってはお姉ちゃんみたいな存在だから、推しとはちょっと違うかなぁ」
5: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 22:58:19.10 ID:h5bx/nvY.net
亜里沙「え~何それズルい!贅沢!」

雪穂「そう言われても……」

亜里沙「穂乃果さんは?」

雪穂「いや、お姉ちゃんはお姉ちゃんだし……亜里沙だって絵里さんより海未ちゃんなんでしょ?」

亜里沙「お姉ちゃんもかっこいいよ!」

雪穂「絵里さんは誰から見てもかっこいいけど、ウチのは一緒に暮らしてると駄目なところばっか目についちゃってなぁ……」

亜里沙「えー?穂乃果さんも素敵なのに……」

雪穂「結局みんな好きなんじゃん……」

亜里沙「そうだよ!μ'sはみんな好きだよ!でもやっぱり海未さんが一番素敵!」

雪穂「はいはい」

亜里沙「雪穂も推し決まったし、これからも頑張ってμ's応援しようね!」
6: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 23:05:50.91 ID:h5bx/nvY.net
雪穂(μ'sで一番好きなのは真姫さん、というのは、本心ではあったけど本気ではなかった。これからも今まで通り、自分は純粋なファンではなく、一歩退いた目線でμ'sを応援するものだと思ってた)

雪穂(でもあの日、軽い気持ちとはいえ想いを口に出したせいか、PVなんかを見ていても、自然と真姫さんを目で追ってしまう自分がいて……)

雪穂(いつの間にか私はすっかり真姫さんに"お熱"になってしまっていた)
7: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 23:13:07.59 ID:h5bx/nvY.net
雪穂「はぁ……新しいPVの真姫さん超かっこいい……//」

穂乃果「あ、それ私たちの新しいPVじゃん」

雪穂「このシーン、メインで映ってるのは絵里さんだけど後ろでさりげなくカメラに向かってウインクしてる真姫さんヤバイ!」

穂乃果「へえ~、雪穂って真姫ちゃんのファンだったんだ」

雪穂「…………!!?」ガタン

雪穂「お、お、お姉ちゃん!?」

穂乃果「雪穂って独り言大きいね」

雪穂「何勝手に部屋入ってきてんの!?」

穂乃果「入るよって言ったよ?」

雪穂「入っていいなんて言ってないし!」
10: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 23:20:57.74 ID:h5bx/nvY.net
穂乃果「だって返事なかったんだもーん。イヤホンまでしてPVに夢中になってるのが悪いの」

穂乃果「で、雪穂って真姫ちゃんのファンだったの?」

雪穂「へ!?い、いやいや、たまたま真姫さんのかっこいいシーン見つけてかっこいいなぁって思っただけで別にファンとかっ……//」

穂乃果「ふーん、なんだそんだけかぁ……」

雪穂「……ていうか何しにきたの?」

穂乃果「面白いテレビやってたから一緒に見ようかなって思って」

雪穂「そんだけ……今忙しいから」

穂乃果「PV見てたのに?」

雪穂「っ……//こ、これはただの息抜きっていうか……//」
12: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 23:24:55.77 ID:h5bx/nvY.net
穂乃果「ふーん……」

雪穂「もういいでしょ?はい出てった出てった」グイグイ

バタン

穂乃果「…………」

穂乃果「……むふふ」
13: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 23:29:15.28 ID:h5bx/nvY.net
翌日

雪穂「……」

雪穂「ふあぁ………っはぁ……」

雪穂「お客さん来な~いな~……」

雪穂「……」

雪穂「ふあぁぁ~……」ノビ-

ガララ

雪穂「っ!んっ……い、いらっしゃいませー!」

穂乃果「ただいまー」

雪穂「……なんだお姉ちゃんか……帰ってきたときは店側じゃなくて裏からにしてよね、紛らわしい」

真姫「お、お邪魔します……」

雪穂「……」

雪穂「……!?」
20: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 23:42:09.04 ID:h5bx/nvY.net
雪穂「ま゙っ!!??」

真姫「!?」ビク

雪穂「……こほん……ま、真姫さんこんにちは。お久しぶりです」

真姫「あ、ええ、久しぶり、雪穂ちゃん」

雪穂(ビックリして奇声あげちゃったよ……//何やってんだろ……ていうか何してくれてんのお姉ちゃん……)

真姫「店番中なのね。えーと……あがって待ってたらいい?」

雪穂「……は?……え?」

穂乃果「あ!雪穂に言い忘れてた!真姫ちゃんが雪穂の受験勉強見てくれるって!」

雪穂「はぁ!?な、なんでそんなことに!?」

穂乃果「もー、やだなー雪穂。最近受験勉強はかどらなくて困ってるって言ってたじゃん」ウインクパチパチ

雪穂(言ってないよ!?ま、まさかお姉ちゃん……)

穂乃果「ね☆」パチ

雪穂(ね☆じゃないよおぉぉぉぉ!!)
24: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 23:49:22.38 ID:h5bx/nvY.net
真姫「忙しいなら別の日でもいいケド……」クルクル

穂乃果「あー、大丈夫大丈夫!店番穂乃果がかわるから!」

雪穂(こんのぉ~!今まで店番代わってくれたことなんてほとんどないクセに……!昨日ので完全に察してやがるよこの人……!)

雪穂「えーと……あ!部屋片付いてないんでまた改めての方がありがたいな~、なーんて……」

穂乃果「大丈夫大丈夫!穂乃果の部屋に比べたら全然綺麗だから!」

雪穂(よ、余計なことを……!)

真姫「穂乃果の部屋より綺麗なら全然気にしないけど……」
28: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/06(金) 23:57:53.07 ID:h5bx/nvY.net
ガチャ

雪穂「ど、どうぞ……」

真姫「お邪魔します」ペコ

雪穂(どうしてこうなった……)

真姫「……」キョロキョロ

雪穂(うわーうわー!真姫さんが私の部屋にいるー!)

雪穂「すみません、わざわざうちにまで来てもらっちゃって……」

真姫「別に……」

雪穂(クールだ……かっこいい……//)ポ-

雪穂(ってうっとりしてる場合じゃない!)
33: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 00:06:06.31 ID:X6YgRPOm.net
雪穂「ちょっと待っててください。お茶とお菓子持ってきますね」

真姫「あ、別にいいわよ、そんなに気を使わなくて……」

雪穂「いえいえ!それくらいのおもてなしはさせてください!」

真姫「そ、そう……?ありがと……」

雪穂「すぐ持ってくるので!」



雪穂「はぁ~……」

雪穂「いや、嬉しいけどさ……心の準備は必要でしょ……」

雪穂「……お姉ちゃんに一言文句言ってったろ」
38: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 00:24:25.57 ID:X6YgRPOm.net
真姫「……」キョロキョロ

真姫(……雪穂ちゃんの部屋……なんか落ち着かないわ……)

真姫(μ's以外の人と部屋に二人なんて……初めて……?)

真姫(しかも私先輩だし、雪穂ちゃんは来年アイ研の仲間になるかもしれないし……)

真姫(しゃんとしないといけないわよね……)

真姫(どうしよう……できるかしら……)

真姫(でもμ's以外の人と仲良くなるチャンスでもあるし、今のうちに仲良くなっとけば来年から部活でもうまくやっていけるかもしれないし……)クルクル

真姫(……逆に考えたらここで仲良くなれなかったら私のせいで雪穂ちゃんがアイ研に入らないなんてことになったり……)クルクルクルクル
44: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 00:38:13.29 ID:X6YgRPOm.net
真姫((いや、それだけじゃなくて、もしここで雪穂ちゃんとの関係がまずいことになっちゃったら……)

真姫(それは当然穂乃果にも伝わって……μ'sのみんなにも伝わって……)

真姫(結果……穂乃果が……花陽が、凛が、μ'sのみんなが離れていっちゃうなんてことに……)クルクルクルクルクルクル

真姫「……」サ-

真姫「……」ドキドキ

真姫「……考えすぎよね」

雪穂「どうかしましたか?」

真姫「ゔえぇっ!!?」ドッキ-ン
72: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 08:37:12.57 ID:X6YgRPOm.net
雪穂「大丈夫ですか?」

真姫「だ、大丈夫です……」

雪穂「お茶とお菓子どうぞ。これ、不恰好でお店に出せないやつなんですけど、味は変わらないはずなので」

真姫「ありがと……」

雪穂「あ、コート貰います。寒くないですか?コタツ入れたので入ってください」

真姫「……」モゾモゾ

真姫(……暖かい……花陽の家にもあったけど、コタツって素晴らしい暖房器具だわ……)

雪穂「あの……じゃあ早速ですけど勉強見てもらっていいですか?」

真姫「あ、ああ、そうね。どの教科が苦手なの?」

雪穂「数学と……英語かなぁ……」
74: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 08:44:41.09 ID:X6YgRPOm.net
──────

────

──

真姫「……苦手っていう割には、結構出来てる感じだけど……」

雪穂「あはは……」

雪穂(そりゃそうだよー勉強捗らないってお姉ちゃんが勝手に言っただけだし!苦手なのは事実だけど解けなくても解説見れば大抵の問題は納得できるし!どうしよ!)

真姫「……じゃあ、私も隣で自分の宿題やってていいかしら?分からないところあったら遠慮なく聞いていいから」

雪穂「そうですね、そうしましょう!」

真姫「……わ、分からないところあったらホントに遠慮しなくていいんだからね?」

雪穂「はい!」
76: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 08:53:56.18 ID:X6YgRPOm.net
雪穂「……」カリカリ

真姫「……」カリカリ

雪穂「……」チラッ

真姫「……」カリカリ

雪穂(……かっこいい)
77: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 08:56:12.64 ID:X6YgRPOm.net
真姫「……」スッ

雪穂(あ、髪を耳にかきあげた!美しい!)

真姫「?」チラッ

雪穂「ぁ……」

真姫「どうしたの?どこか分からないところあった?」

雪穂「い、いえ、大丈夫です」

真姫「ホント?遠慮しなくていいんだからね?」

雪穂「な、なんか部屋に真姫さんと二人って変な感じだなって思って……本当にそれだけです」

真姫「ふふ、そうね」

真姫(あ、結構普通に出来てるかも……)
79: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 09:03:42.16 ID:X6YgRPOm.net
真姫「雪穂ちゃんはやっぱりオトノキ志望?」

雪穂「はい、そのつもりです」

真姫「穂乃果でも入れたんだから雪穂ちゃんなら大丈夫よ」

雪穂「でも、μ'sのおかげで倍率上がるかもですし……」

真姫「そうなのかしら。じゃあビシバシ教えないとね」

雪穂「う……お手柔らかにお願いします……」

真姫「オトノキ入ったらアイドルやるの?」

雪穂「はい!」

真姫「じゃあ、雪穂ちゃんは私たちの後輩になるのね」

雪穂「そうですね」
83: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 09:07:41.90 ID:X6YgRPOm.net
真姫「……」

真姫「その……」クル

雪穂「?」

真姫「ウチの部って、先輩後輩禁止なんだケド……」クルクル

雪穂「はい、知ってますよ」

真姫「……」クルクル

雪穂「……え?」

真姫「どうせ入るなら今から慣れておいてもいいんじゃない?」クルクル

雪穂「!?」
85: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 09:19:53.97 ID:X6YgRPOm.net
雪穂(え……それって……え!?まきちゃん!?)

雪穂「で、でもまだ私部員じゃないし……」

真姫「でもどうせ入るんでしょ?」

雪穂「そもそもオトノキに入れるかもわからないわけで……」

真姫「このまきちゃんが勉強教えてるんだから合格してもらわないと困るんだけど……」クルクル

雪穂「う……」

真姫(だ、だめだった?いきなりすぎたかしら?)

真姫「べ、別に嫌ならいいんだけど……」シュン
121: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 20:09:54.32 ID:X6YgRPOm.net
雪穂「じゃあ……ま、まきちゃん……?」

真姫「!」パァ

雪穂(何その反応可愛すぎか)

雪穂「なんかちょっと恥ずかしいです……//」

真姫「その、敬語も無くていいから……」

雪穂「け、敬語もですか?」

真姫「……」コク

雪穂「……じゃあ……私からも条件があります」

真姫「条件?」
123: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 20:18:22.99 ID:X6YgRPOm.net
雪穂「真姫ちゃんってμ'sのみんなのこと呼び捨てですよね?」

真姫「そ、そうね(一人例外がいるけど……)」クルクル

雪穂「だから……つまり……私のことも……//そしたら、私も敬語やめます!」

真姫「じゃあ……雪穂……?」

雪穂「う、うん……真姫ちゃん……//」

雪穂(何これ超恥ずかしいんだけど……//)

真姫「ふふ……雪穂……雪穂……//」

雪穂(そんな顔して名前呼ばないでえぇぇぇ死ねるうぅぅぅ!!//)

雪穂「……//」

真姫「……//」

雪穂「勉強……続けよっか……」

真姫「あ、そ、そうね」
124: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 20:24:48.65 ID:X6YgRPOm.net
──────
────
──

雪穂「んん~……」ノビ-

雪穂「もうこんな時間……」

真姫「あ、ホントね。そろそろ帰らないと」

雪穂「すみません。こんな時間まで……」

真姫「大丈夫よ。あと、敬語でてる」

雪穂「あ、そうだった……」
125: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 20:32:42.30 ID:X6YgRPOm.net
真姫「じゃあ、帰るわね」

雪穂「うん、ありがとう、真姫ちゃん」

真姫「そうだ、連絡先交換しない?」

雪穂「!う、うん!」

真姫「勉強わからないところとかあったら、聞いていいからね」ピピッ

雪穂「あ、ありがと……//」
126: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 20:36:18.85 ID:X6YgRPOm.net
穂乃果「あれ、真姫ちゃん帰るの?」

真姫「ええ、お邪魔しました」

穂乃果「ごはん食べてけば?」

真姫「ありがと、でも遠慮しとくわ」

穂乃果「そっかー」

真姫「またね、穂乃果、雪穂」フリフリ

穂乃果「ばいばーい」

雪穂「……」フリフリ
129: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 20:43:12.62 ID:X6YgRPOm.net
穂乃果「……で、どうだった?」ニヤニヤ

雪穂「う、うるさい!」

穂乃果「そんな邪険にしないでよー、せっかく真姫ちゃん連れてきて店番までしてあげたんだからさ」

雪穂「お姉ちゃんが勝手にやったことじゃん……」

穂乃果「ひどい……愛する妹の為を思ってやったことなのに……」

雪穂「嘘だ、絶対楽しんでた」

穂乃果「ぎく」
133: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 20:52:53.13 ID:X6YgRPOm.net
穂乃果「でもどうだったか話してくれないと穂乃果ただ余計に店番しただけで全然楽しくないんだけど」

雪穂「知らないよ……」

穂乃果「話してくれれば穂乃果も店番した甲斐あったなーってなるし、雪穂も真姫ちゃんとお近づきになれたしで、ウィンウィンじゃない?だからさ~いいじゃないのぉ~」

雪穂「ダメヨーダメダメ」

穂乃果「棒読みだし……まぁ真姫ちゃんに聞けばいっか」

雪穂(それはそれでなんかやだな……)
135: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:01:21.89 ID:X6YgRPOm.net
雪穂「はぁ……わかったよ。先輩後輩禁止で真姫ちゃんって呼ぶことになった」

穂乃果「ほぉー、そういえば来た時は雪穂ちゃんって呼んでたけど帰る時は雪穂だったね。それから?」

雪穂「それから……?普通に勉強して、最後に連絡先交換して、そんだけ」

穂乃果「ふーん、まあそんなもんかぁ」

雪穂「期待には応えられましたでしょーか?」

穂乃果「うーん、まぁまぁかな。でも仲良くなれてよかったでしょ?」

雪穂「うん、まぁ……一応ありがと」

穂乃果「いえいえ~」
139: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:28:49.15 ID:X6YgRPOm.net
雪穂「……」

雪穂(真姫ちゃんの連絡先……)

雪穂「……と、とりあえず今日のお礼は言っとくべきだよね、人として」

ポチポチ


真姫ちゃん
今日はありがとう

[スタンプ]


雪穂「……真姫ちゃんって字面見るとなんか余計に照れる……//」


ピコン


雪穂「返事きた!」
140: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:31:33.16 ID:X6YgRPOm.net
どういたしまして
受験勉強頑張ってね
おやすみなさい


雪穂「……」ガク

雪穂「おやすみかぁ……あんまりメールとか好きじゃない感じなのかな……」

雪穂「でも連絡していいって言ってたし……」

雪穂「いや、勉強わからない時って言ってたか……」

雪穂「用も無いのに連絡するのはやめたほうがいいかな……」

雪穂「はぁ……」
159: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 00:25:19.49 ID:zFmNjGuu.net
数日後

真姫「……」クルクル

真姫(雪穂から全然連絡が無い……)

真姫(いや、でもそれっていいことよね、勉強はきっと順調に進んでいるってことで……)

真姫(でも別に勉強のことじゃなくても、気軽に連絡してくればいいのに……)クルクルクルクル


穂乃果「アルプス山脈の中腹に~♪イカした山ハリネズミが~♪」

真姫「穂乃果」

穂乃果「あ、真姫ちゃーん、どうしたの?」

真姫「その……雪穂の勉強は順調なの?」

穂乃果「え?連絡とってるんじゃないの?」
161: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 00:35:30.11 ID:zFmNjGuu.net
真姫「ううん、あれ以来特に連絡ないから……まぁ順調ってことなんだと思うけど……」クルクル

穂乃果(雪穂意外とヘタレだな)

穂乃果「うーん、どうかな……雪穂って結構神経質っていうか……わかんない所あっても真姫ちゃんに迷惑かけたくない!とか考えて遠慮とかしちゃうタイプっていうか」

真姫「気軽に相談していいって言ったのに……」ブツブツ

穂乃果「だからね!」

真姫「ゔぇ!?」

穂乃果「真姫ちゃんの方から気にかけて連絡とかしてあげたら、雪穂も相談しやすいんじゃないかな?」

真姫「そ、そう?」

穂乃果「そう!だから今晩とか連絡してあげて!」

真姫「わ、わかった、連絡してみる」

穂乃果「絶対だよ!」

真姫「ゔえぇ……」
165: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 00:45:20.44 ID:zFmNjGuu.net
(・8・)<その日の夜


ピコン

雪穂「ん?」

雪穂「!?」ガタン

ドタドタ

母「……どうしたのかしらあの子」

穂乃果「お母さん、雪穂もお年頃なんだよ……」シミジミ

父「!?」

母「その年まで何もない穂乃果に言われても説得力ないわ……」
169: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 01:03:57.21 ID:zFmNjGuu.net
勉強は順調ですか?



雪穂「ま、真姫ちゃんからだ……!」

雪穂「どうしよ……また真姫ちゃんと話したい……」

雪穂「でも勉強あまり困ってないし……嘘つくのも気がひけるし……」

雪穂「と、とりあえず『大丈夫だよ』っと……」ポチポチ
170: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 01:04:20.17 ID:zFmNjGuu.net
ヴ-

真姫「来た……」


大丈夫だよ
心配してくれてありがとう


真姫「……」ズ-ン

真姫「私ってやっぱり相談しにくいのかしら……」

真姫「『何かあったらいつでも言ってね』」ポチポチ

真姫「……って、これ前にも同じようなこと言ったし、何回も言ったらなんか催促してるみたいよね……」
206: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:08:28.60 ID:6+GfWLsK.net
真姫「はぁ……」

ヴ-

真姫「?」


でも、よかったらまた一緒に勉強しませんか?
真姫ちゃんと一緒だと捗る気がするので


真姫「!」パァ

真姫「ふふ……『もちろん』っと……」ポチポチ
209: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:10:37.22 ID:6+GfWLsK.net
雪穂「……」

雪穂「誘っちゃった誘っちゃった……//」

雪穂「ん~……大丈夫かなぁ……//」

ピコン

雪穂「!」


もちろん
今度はうちに来ませんか?
次の日曜日とかどう?


雪穂「っ~~!//」ジタバタ

雪穂「……『ぜひお願いします!』//」ポチポチ

雪穂「……次の日曜日か……//服とかどうしよ……」

雪穂「……」

雪穂「こういう時頼りになるのは……」ピッピッ
210: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:11:23.99 ID:6+GfWLsK.net
ことり「ふんふーん♪」チクチク

ヴーヴー

ことり「?わぁ、珍しい、雪穂ちゃんからだ!」

ことり「もしもーし」

雪穂「もしもし、ことりちゃん?実は一緒に服を見に行ってもらいたいんだけど……」

ことり「服?いいよー」

雪穂「ありがとう!次の土曜日とか大丈夫?」

ことり「土曜日は~……練習があるから夕方になっちゃうけど、それでいいなら大丈夫です♪」
214: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:12:30.25 ID:6+GfWLsK.net
雪穂「それと……実は予算があんまりなくて……」

ことり「んー、じゃあ1回雪穂ちゃんが持ってる服をチェックしよう!それに合わせるワンアイテムを買いに行く感じで!」

雪穂「ありがとー!ことりちゃん~!そ、それともう一つお願いがあるんだけど……このことお姉ちゃんに内緒にしてほしいんだけど……」

ことり「も、もしかして、デートとかですか……?//」ドキドキ

雪穂「そ、そんなんじゃないよ……//ただ一緒に勉強するだけで……でもちょっと気合い入れたいっていうか……//」

ことり「わかりました!おまかせあれ!穂乃果ちゃんにも内緒にしておくから」

雪穂「重ね重ねありがとうございます」

ことり「いえいえ、じゃあ土曜日にね」
215: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:14:06.57 ID:6+GfWLsK.net
土曜日練習後

穂乃果「あれ?ことりちゃんこっちなの?」

ことり「うん、今日は雪穂ちゃんと約束あるんだ~♪」

穂乃果「え!?なにそれ!穂乃果も一緒に遊んでいい?」

ことり「うーん、今日は雪穂ちゃんと2人でって約束だから」

穂乃果「な、なんですと……」

ことり「ごめんね」

穂乃果「なにするの?」

ことり「うーん、なんだろう……わかんないけど、ちょっと部屋でお話して、その後一緒に買い物とか行くかも」

穂乃果「いいな~穂乃果も行きたい……」
216: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:14:45.40 ID:6+GfWLsK.net
穂乃果「ただいまー」

ことり「おじゃましまーす」

雪穂「ことりちゃん!待ってたよ~!」

穂乃果「雪穂~?お姉ちゃんにおかえりは~?」

雪穂「おかえりおかえり!ことりちゃん、部屋行こ!」

穂乃果「むー……」

ことり「ふふ、またね穂乃果ちゃん」
217: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:15:22.38 ID:6+GfWLsK.net
雪穂「あの、お姉ちゃんには……?」

ことり「大丈夫、うまくごまかしといたよ!」

雪穂「おお……ことり様……」

ことり「じゃあ早速服を見せて貰おうかな」

雪穂「はーい」

ことり「とりあえずよそ行きの服全部ズラーッと並べてみて」

雪穂「わかった」
218: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:16:02.43 ID:6+GfWLsK.net
雪穂「こんな感じかな」

ことり「はーい、じゃあ写真撮って……」パシャ パシャ

ことり「よしっ、じゃあ行きましょう!」

雪穂「もういいの?」

ことり「部屋で悩んでも仕方ありません!とりあえず持ってる服は写真で把握できるから、これと合わせられる服を探しに行こう」

雪穂「りょ、了解しました!」
221: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:16:46.49 ID:6+GfWLsK.net
穂乃果「あれ?もう行くの?」

ことり「うん!」

穂乃果「ふーん……」チラッチラッ

ことり「ほのかちゃん」

穂乃果「はい!」パァ

ことり「待て!」ビシッ

穂乃果「」

ことり「いってきまーす♪」

雪穂「い、行ってきます」

雪穂(なんかかわいそうになってきた)
223: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:18:02.82 ID:6+GfWLsK.net
ことり「ところで……その……服を選ぶに当たってだけど……」

雪穂「?」

ことり「ぬ……脱ぎやすさ……とか、脱がされやすさ……?とかも考慮した方がいい……?//」

雪穂「なっ……!//」

雪穂「ななな何言ってるのことりちゃん!?//そういうのじゃないから!そういうのじゃないから!」

ことり「そ、そっか!うん、そうだよねっ!そうだよ!雪穂ちゃんにはまだそういうのは早いんだからね!お姉さん許しませんよ!私だってまだなんだからね!」プンプン

雪穂「そういうこと言わなくていいから!//」

ことり「で、でもキスくらいなら許すからね?」

雪穂「ほんとに違うんだってば!//」
224: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:19:15.92 ID:6+GfWLsK.net
ことり「それで、どんな人なの?」

雪穂「え……言わなきゃダメ?」

ことり「おねがぁい♡」

雪穂「……//どんな人って……実はことりちゃんもよく知ってる人なんだけど……//」

ことり「え!?誰!?亜里沙ちゃん?」

雪穂「……真姫ちゃん//」

ことり「ま、真姫ちゃん!?あの真姫ちゃん!?」

雪穂「……//」コク

ことり「い、いつの間にそんな仲に……雪穂ちゃんも隅におけないなぁ」

雪穂「いや、でも多分向こうは別になんとも思ってないだろうし……私が一方的に憧れてるだけだから」

ことり「じゃあとびっきり可愛い服着て、真姫ちゃんをドキッとさせないとね!ことりも気合い入れます!」

雪穂「お願いします//」
225: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:20:29.90 ID:6+GfWLsK.net
リ`・ヮ・)<一方その頃!

ヴーヴー

海未「……?もしもし?」

穂乃果「うみぢゃああああああん!」

海未「ちょ、なんなんですか……?」

穂乃果「私を差し置いてことりちゃんと雪穂が遊び行っちゃったぁ……」グスグス

海未「はぁ……そうですか……」

穂乃果「ひどくない?穂乃果も行きたいって言ったのに……」

海未「服でも買いに言ったんじゃないですか?」

穂乃果「服?なんで服?」

海未「なんでって……今までもたまに2人で出かけてたじゃないですか。雪穂がことりに服一緒に選んでほしいって言って」

穂乃果「なにそれ穂乃果知らない……」
226: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:21:51.75 ID:6+GfWLsK.net
海未「そうなんですか?なんでも、私や穂乃果はファッションにあまり頓着がないからと、ことりも喜んで付き合ってましたよ」

穂乃果「雪穂め~!真姫ちゃんというものがいながら……」

海未「真姫?なんでそこで真姫の名前が出るんですか?」

穂乃果「あ、いや~、ははは……」

海未「?」

穂乃果「はぁ……雪穂め……ことりちゃんめ……」

穂乃果「……海未ちゃん」

海未「なんですか?」

穂乃果「今からカラオケでも行かない?」

海未「べ、別に構いませんが」
232: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:38:00.11 ID:6+GfWLsK.net
━━━━━━
━━━━
━━

ことり「むむ、これ可愛いかも……」

雪穂「どれどれー?」

ことり「じゃん!ハイネックのロングセーター!」

雪穂「可愛い!けどこういうの着たこと無いなぁ」

ことり「んーと……写真写真……」ポチポチ

ことり「下はこの黒のレギンスとショートパンツと合わせると結構いい感じだと思う!」

ことり「ショートパンツがセーターに隠れてちょっとセクシーな感じになって……」

雪穂「せ、セクシーかぁ……私に似合うかな?」

ことり「絶対大丈夫!それにハイネックは雪穂ちゃんみたいなショートカットと相性いいし!どう?」

雪穂「……うん、とりあえず試着してみようかな!」
237: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:52:40.71 ID:6+GfWLsK.net
雪穂「ど、どう……?」

ことり「か、可愛い♡可愛いよ雪穂ちゃん!」

雪穂「ほんと……?へへ、じゃあこれにしよっかな……//」

ことり「うんうん!いいと思う!上に着るコートもロングのなら雪穂ちゃんが持ってるのどれでも合うと思うよ!」

ことり「うーん、これでも充分いい感じだけど、ハイネックはやっぱり首に小物下げたい感じがするかなぁ」

雪穂「小物かぁ……私持ってないし、予算が……」

ことり「ペンダントくらいなら安く買えるよ♪むむ!いや、待って!ことりの貸してあげる!まだ時間大丈夫だよね?今からうちおいで!」

雪穂「は、はい!」

雪穂(い、いつにも増してテンション高い……頼りになりすぎだよことりちゃん……!)
238: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 02:01:10.28 ID:6+GfWLsK.net
リ`・ヮ・)<その頃!

海未「ちょ!穂乃果!何二曲連続で入れてるんですか!」

穂乃果「え?ダメなの?」

海未「こういう時は一曲ずつ交代というのが暗黙の了解でしょう!」

穂乃果「もう入れちゃった☆」

海未「……」ピッピッ

穂乃果「……あ!ちょっとわざわざ消すこと無いじゃん!」

海未「消しません、割り込みです」

穂乃果「横入りはだめだよ!卑劣!卑劣!」
253: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 13:38:11.93 ID:6+GfWLsK.net
ことり「ことりもアクセサリー系はあんまりなんだよね、絵里ちゃんはこういうの詳しいんだけど……このへんかな」

雪穂「うーん……どういうのがいいんだろ」

ことり「あくまでちょっとしたアクセントだからどれでもいいと思う。あとは雪穂ちゃんの好みで決めていいんじゃないかな?」

雪穂「うーん……あ、これ……」

ことり「どれどれ?雪の結晶かぁ……雪穂ちゃんにぴったりだね♪季節感もあっていいと思う!」

雪穂「うん!じゃあこれ借りるね」

ことり「どうぞどうぞ!」
254: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 13:38:45.12 ID:6+GfWLsK.net
雪穂「ことりちゃんほんとにありがと~!このお礼は絶対する!今はちょっとお金がアレだから無理だけど……」

ことり「お礼なんていいよ~。ことりもすごい楽しかったから!また服選ぶ時誘ってね!」

雪穂「うん!」

ことり「家帰ったら1回全部合わせて写真送ってくれない?」

雪穂「わかった!」
256: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 13:39:22.23 ID:6+GfWLsK.net
雪穂「ただいまー」

母「おかえり」

雪穂「あれ?お姉ちゃんは?」

母「海未ちゃんと遊びに行った」

雪穂「へー……」

雪穂(拗ねたんだろうなぁ……わかりやす……)

雪穂「まぁいいや、お姉ちゃんいない間に服あわせちゃお!」
257: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 13:41:34.11 ID:6+GfWLsK.net
リ`・ヮ・)<そーのーこーろー

海未「~♪」

穂乃果「……」

海未「ふぅ……おや?次入れないんですか?」

穂乃果「いやさ、せっかく穂乃果が今話題のポップなラブソング歌った後に『わかれうた』ってどうなの?」

海未「中島みゆきは私の歌唱力じゃ魅力が出し切れないのが歯がゆいですね」

穂乃果「知らないよ!ていうか海未ちゃんさっきから選曲が軒並み古くない!?」

海未「穂乃果こそ、さっきは突っ込みませんでしたがあの妙なダンスは何だったんですか?」

穂乃果「はぁ!?あのダンス知らないとか海未ちゃんほんとに現代を生きる女子高生!?」

海未「いや、でも曲は聞いたことあります。なんでしたっけ、はだしのゲンみたいな名前の人ですよね」

穂乃果「うわぁ……うちのお母さん以下だこの人……」

海未「ふぅ……ちょっと飲み物取ってきますね」

穂乃果「あ、穂乃果のもお願い。さっきと同じので」

海未「あなたさっきから私に行かせてばっかで全然自分で行きませんね!?」
259: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 13:43:01.82 ID:6+GfWLsK.net
雪穂「うわ……さすがことりちゃん……完璧っぽい……//」クルクル

雪穂「写真撮って……って……!」


明日だけど午後からでいい?


雪穂「うわっ!ま、真姫ちゃんからLINE来てた……!気づかなかった……」
260: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 13:44:20.07 ID:6+GfWLsK.net
雪穂「へ、返事しなきゃ……!」ポチポチ


【画像】


雪穂「あとことりちゃんにも返事送って……」


午後で大丈夫だよ
真姫ちゃんの家知らないんだけどどうすればいいですか?


雪穂「ふぅ……これで……」

雪穂「……あれ?」



その頃の真姫ちゃん

真姫(返事来たけどなんか写真が送られてきた、可愛い……けどこういう時どうすればいいのかしら……?)オドオド

その頃のことりちゃん

ことり(あれ、これ雪穂ちゃんやらかしてない?)
288: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:31:51.99 ID:zV8XZafw.net
雪穂「……」ダラダラ


[真姫ちゃんとのLINE]

【自撮り写真】


[ことりちゃんとのLINE]

午後で大丈夫だよ
真姫ちゃんの家知らないんだけどどうすればいいですか?


雪穂「」

雪穂(あああああああああああ!間違えたああああああああああ!)

雪穂(真姫ちゃんに自撮り写真送っちゃったあああああ!)

雪穂「……これ絶対変な子だって思われ……」

ピコン

雪穂「ん?」


ことり<どんまい♪


雪穂「」
290: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:37:18.55 ID:zV8XZafw.net
雪穂「とりあえず弁解しないと……」ポチポチ




真姫(どうしよう……これなんて返せばいいのかしら……)

真姫(とりあえず『可愛い』とか?)

真姫「……」

真姫「……とりあえずせっかく送ってくれたんだし保存してもいいわよね?」

ヴー
ヴー
ヴー

真姫「あ……」


間違えました


ごめんなさい


間違えました


真姫「あ……間違えただけか……」
293: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:42:35.85 ID:zV8XZafw.net
間違えました
忘れてください


真姫「なんかすごい来る……」


午後で大丈夫だよ
真姫ちゃんの家知らないんだけどどうすればいいですか?


真姫「あ、本題戻った……」

真姫「多分写真にはあんまり触れない方がいいわよね」

真姫「うーん……『穂むらまで車で迎えに』……」ポチポチ

真姫「……」

真姫「……」ポチポチ
295: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:47:39.14 ID:zV8XZafw.net
雪穂「はぁ……なんかこの服明日着て行きにくくなったなぁ……まぁ着てくけど……」

ピコン


13時に駅前で待ち合わせでどう?


雪穂「あ……服にはノーコメントか……」

雪穂「……」

雪穂「まぁ忘れてくださいって言ったの私ですが……」

雪穂「『おっけー』っと……」ポチポチ

雪穂「あ、ことりちゃんにも送らなきゃだった……」
310: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:47:41.19 ID:zV8XZafw.net
雪穂「持ち物おっけー、服装おっけー、髪型も……おっけー、よしっ!」グッ

雪穂「いってきまーす」

雪穂(駅まで歩いて10分ちょっとだから……約束のちょうど10分前くらいにつけるね)

━━━━━━
━━━━
━━

駅前

雪穂(予定通り、10分前につけたな)

雪穂(あ、あれ真姫ちゃんかな……?もう来てたんだ……)

雪穂(……?なんか男の人と話してる……)
311: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:48:07.44 ID:zV8XZafw.net
真姫「!」

真姫「ごめんなさい、友達来たので」

タッタッタッ

雪穂「ま、真姫ちゃ……」

ギュッ

真姫「行きましょ」グイ

雪穂「わっ……!う、うん……」
312: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:48:57.15 ID:zV8XZafw.net
真姫「……」

雪穂「あの、さっきの人って……」

真姫「……知らない人」

雪穂(ってことはナンパかぁ……まぁこんな可愛い人男からしたらほっとけないかもしれないけど……)

ギュゥ

真姫「……」ブルブル

雪穂「……!真姫ちゃん、大丈夫?」

真姫「あ、ごめんなさい……今日の人はちょっとしつこくて……実はちょっと怖かったの」

雪穂「そ、そっか……ごめんね、もっと早く来てれば……」

真姫「まだ約束の時間前だったでしょ?雪穂が謝ることなんて何もないわよ」
313: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:49:47.80 ID:zV8XZafw.net
雪穂「真姫ちゃんも早かったね」

真姫「ええ、まぁ……早く着いちゃって」

真姫「はぁ、なんか出鼻くじかれちゃった。いくら真姫ちゃんが可愛いからってナンパなんかする人絶対嫌なんだから」

真姫「雪穂も気をつけてね。可愛いんだから」

雪穂「あ、うん……」

雪穂(可愛い、か。サラッと言ってきたなぁ……嬉しいけど……何も意識してないからこそ言えるんだろうな……)
314: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:51:36.19 ID:zV8XZafw.net
真姫「ここよ」

雪穂「うわぁ、でか……」

真姫「ただいま」

雪穂「お、おじゃましまーす」

雪穂(改めて考えると……私全然真姫ちゃんと釣り合ってないよなぁ……)

雪穂(………………いやいや、恋人じゃあるまいし……釣り合ってるとか釣り合ってないとか考えてる時点でおこがましいよ……)

雪穂(というかそもそも私は真姫ちゃんのファンであって、憧れてるだけで……別に恋してるとかそういう……)チラッ

真姫「どうぞ、あがって?」

雪穂「あ、うん」
315: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:52:55.87 ID:zV8XZafw.net
雪穂(いやいやいやいや、だって別に真姫ちゃんとキスしたいとか……そういう深い関わりを求めてるわけじゃ……)

雪穂(…………求めてるわけじゃ……)

母「あら?真姫、お友達?」

真姫「うん」

雪穂「お、お邪魔してます!」

母「いらっしゃい。初めて見るお友達ね?」

真姫「穂乃果の妹なの。雪穂ちゃんよ」

母「まぁ、穂乃果ちゃんの」

雪穂「は、はじめまして!あの、これよかったら……皆さんで召し上がって下さい!」

母「あら、穂むらの和菓子?ご丁寧にありがとう。そんなにかしこまらずに、ゆっくりしていってね」

雪穂「ありがとうございます」

真姫「じゃあ私達、部屋に行くから」
316: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:53:57.58 ID:zV8XZafw.net
真姫「どうぞ、適当に座って?飲み物でも持ってくるわね」

雪穂「ありがとう」

雪穂「……綺麗な部屋」キョロキョロ

雪穂(……改めて考えてみた結果……真姫ちゃんとキス、めっちゃしたい)

雪穂(これ……多分恋だ……)

雪穂(私……いつの間にか真姫ちゃんに恋してた……)

真姫「おまたせ。あ……その服、昨日の……」

雪穂「う……//き、昨日のは忘れてください……//」

真姫「ご、ごめんなさい……で、でもすごく似合ってると思う……可愛い……」

雪穂「ほ、ほんと?」

真姫「ええ、まぁ……//」クルクル

雪穂「へへ……//」

雪穂(ことりちゃんありがとう……!)

真姫「勉強始めましょうか」

雪穂「うん!」
317: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:55:23.87 ID:zV8XZafw.net
━━━━━━
━━━━
━━

雪穂「……」カリカリ

チョンチョン

雪穂「?」

真姫「そこ、間違ってる」

雪穂「え、うそ!?」

真姫「そこは否定文だからsomethingじゃなくてanything」

雪穂「うわ、ほんとだ……」

真姫「なんだか、今日は間違いが多いわね」

雪穂「あはは……真姫ちゃんの部屋っていうのがなんか落ち着かないのかも……//」

真姫「そ、そうなの……?ちょっと休憩しましょうか」

雪穂「はーい」
318: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:56:54.20 ID:zV8XZafw.net
雪穂「ねえ真姫ちゃん、中学の卒業アルバムとかある?」

真姫「え……まぁ、あるけど……見たいの?」

雪穂「えへへ……あ、別に嫌なら……」

真姫「……」

真姫「ちょっと待ってて」



雪穂「うーん……あんまり変わってないね」ペラ

真姫「まだ中学出てから一年もたってないもの」

雪穂「そっか……真姫ちゃんと一つしか離れてないんだね。真姫ちゃん大人っぽいから、もっと差がある感じがする」

真姫「雪穂も歳の割には落ち着いてる感じがするけど」

雪穂「そ、そうかな……//」ペラ

雪穂(あ……このページ……)

真姫「……」
319: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:57:53.89 ID:zV8XZafw.net
━━━━━━
━━━━
━━


雪穂「わざわざ車で送ってもらって、すみません」

和木「いえ、また遊びにいらしてくださいね」

真姫「またね、雪穂」

雪穂「ばいばい、真姫ちゃん」

ブーン

雪穂「……」
320: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 13:58:49.76 ID:zV8XZafw.net
雪穂「ただいま……」

母「おかえり、もうすぐ夕飯だからね」

雪穂「ごめん、ちょっと食欲ないや……」

母「そう……?体調悪いの?お粥でも作ろうか?」

雪穂「大丈夫、いらない……」
321: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 14:00:30.55 ID:zV8XZafw.net
ガチャ
バタン

雪穂「はぁ……」ボフッ

雪穂「……」

ドタドタ

穂乃果「雪穂ー!」ガチャ

雪穂「……勝手に入って来ないで」ボソ

穂乃果「ね、ね!今下に来てた車真姫ちゃんちのだよね!?もぉ~、真姫ちゃんと遊ぶんだったら言ってよ~!」

雪穂「うるさい……」ボソ

穂乃果「で、どうだった?何か進展あった?」

雪穂「うるさい!!勝手に部屋に入ってくるな!!!出てって!!」ブン

穂乃果「ぶへっ!?」ボフッ

穂乃果「……ゆ、雪穂?」
322: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 14:01:41.32 ID:zV8XZafw.net
━━
━━━━
━━━━━━


アルバムの最後の方の見開き一ページ。
真姫ちゃんのアルバムには、真っ白なページがあった。


皆の寄せ書きなんかを書くページ。
真姫ちゃんのアルバムは、そのページが空白だった。


真姫「……昔から、友達を作るのが下手くそだったの」


真姫ちゃんは、恥ずかしそうに語った。


真姫「他人の感情には人一倍鈍感で、そのくせ人には求めるの、『私の気持ちなんかわかりっこない』なんて突っ張って」
323: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 14:02:58.29 ID:zV8XZafw.net
真姫「書いてくれようとした子はいたの。でも、なんか寄せ書きとかそういうことするの、幼稚に見えちゃって、断った、というか、突っぱねたわ。本当は嬉しかったのに」

真姫「雪穂はさっき、私のこと大人っぽいって言ってくれたけど、私なんて大人ぶってるだけ。中身は子どものまま」

雪穂「そ、そんなこと……」

真姫「……もし、本当に大人に見えるなら、きっと穂乃果が……μ'sが私を成長させてくれたのよ」

雪穂「え……?」
324: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 14:05:21.55 ID:zV8XZafw.net
真姫「穂乃果には感謝してもしきれない。穂乃果がいなかったら、私はきっと中学と同じような三年間を送ることになってた」


そう言ってアルバムの真っ白なページを撫でる真姫ちゃんを見て、私は思った。


きっと私はお姉ちゃんを超えられない。


なんとなくわかる。
別に真姫ちゃんはお姉ちゃんに恋をしているわけではないと思う。


でも━━━━


それでも真姫ちゃんにとってお姉ちゃんは、誇張ではなく、世界を変えた特別な存在で━━━━




私は真姫ちゃんの中で、お姉ちゃんを超える存在になれないと、そう思った。
352: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:26:10.37 ID:NuD2H5Ug.net
真姫「……」

和木「どうかなさいましたか?」

真姫「ん……なんていうか……自己嫌悪、かな……」

和木「自己嫌悪、でございますか」

真姫「まだ仲良くなって間もないんだけど、過去の暗い話しちゃって……その時から彼女もちょっと落ち込んじゃって……」

真姫「はぁ……なんであんな話しちゃったんだろ……」

和木「ご自分のことを知ってもらいたかったのですね」

真姫「そうなのかしら……」
354: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:33:31.74 ID:NuD2H5Ug.net
和木「お嬢様にしては、珍しいですね」

真姫「そう?」

和木「昔から、周りには気丈に見せようとしていらっしゃるでしょう。人に弱い所を見せようとしない。ですから、珍しいなと」

真姫「自分じゃよくわからないわ。でも、さぞかし面倒な子どもだったんでしょうね」

和木「子どもというのは、周りに面倒をかけて成長していくものです」

真姫「あら、否定はしてくれないのね」
356: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:40:43.96 ID:NuD2H5Ug.net
和木「特別な方なのですね」

真姫「……?誰が?」

和木「雪穂様です」

真姫「特別……わからないわ。でも、そうね。やっぱり自分のことを、知って欲しかったのかも。でも失敗だったわ」

和木「そう思われますか?」

真姫「だって元気無くしちゃったのよ。面倒なやつだって思われたかも」

和木「どうでしょう……お嬢様の話を聞いて彼女なりに何か感ずるところがあったのかも知れません」

真姫「人間関係ってむずかしいわ……」

和木「お嬢様はあれこれ悩まず、もっと御自分の心に素直に振る舞われた方がいいと思います」

真姫「良く言われる……」
357: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:47:42.88 ID:NuD2H5Ug.net
和木「そういう意味では、御自分のことを知ってもらいたいと、昔の話をしたのは大きな一歩かと。雪穂様も、その姿勢に応えてくれる心根のお優しい方だとお見受けします」

真姫「そうかな……」

和木「悪い方に悪い方に考えてしまうのはお嬢様の悪い癖ですよ」

真姫「むぅ……ところで、さっき面倒だったことは否定しないのねって聞いた時、話逸らしたわよね?」

和木「いえいえ、滅相もない。あ、もうすぐお屋敷につきますよ」

真姫「ほら、また逸らした!」
374: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 18:03:06.02 ID:NuD2H5Ug.net
雪穂「ん……」

雪穂「あー……寝ちゃった……」ゴシゴシ

雪穂「今何時だろ……あ、なんか電話とLINEが……」


都合がいい時電話を頂けますか?


雪穂「……」

プルルル

「もしもし」

雪穂「海未ちゃん」

海未「ああ、雪穂。こんばんは」
377: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 18:08:30.76 ID:NuD2H5Ug.net
雪穂「こんばんは」

海未「お元気ですか?」

雪穂「ぷっ……なにそれ」クスクス

海未「いえ、えーと……すみません、その……」

雪穂「いいよ、わかってる。どうせお姉ちゃんからなんか聞いたんでしょ?」

海未「まぁ、そうです」

雪穂「あんまりお姉ちゃんを甘やかさないでよね」
380: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 18:16:20.92 ID:NuD2H5Ug.net
海未「別にそういうわけでは……確かに穂乃果から聞いて電話しました。というのは、そうでもないと雪穂の様子が変だなんて私には知る由もありませんから」

海未「こうして電話しているのは、別に穂乃果に頼まれたからではなく、私自身雪穂のことを案じてであって……」

海未「何か、私が力になれることはありますか?」

雪穂「……私の超カッコ悪い話だけど、聞いてくれる?」

海未「それは……むしろ聞いてみたいですね」

雪穂「実は……」
382: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 18:19:54.88 ID:NuD2H5Ug.net
━━━━━━
━━━━
━━

雪穂「まぁ、それでお姉ちゃんに八つ当たりしちゃったって話……はぁ、私超カッコ悪いよ……」

海未「……すごいです」

雪穂「え?……あぁ、うん。お姉ちゃんすごいよね……」

海未「いえ……私がすごいと言ったのあなたですよ」

雪穂「な、なんで私がすごいの?」
383: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 18:25:47.67 ID:NuD2H5Ug.net
海未「真姫は恥ずかしがり屋で、不器用で……なんというか、プライドの高い子です。過去の失敗話なんて話してもらったことありません。凛や花陽でも聞いたことあるかどうか……」

雪穂「え゙!?そ、そうなの?……じゃあ私が海未ちゃんに話したのまずかったんじゃ……」

海未「まぁ、他言されて愉快な話ではないと思いますが……」

雪穂「どうしよう……真姫ちゃんの信頼を裏切っちゃった気分……」ドヨーン

海未「仕方ありません、聞き出したのは私ですから……私もこの話は聞かなかったことにしておきます」

海未「ですが……雪穂、私はあなたに嫉妬してしまいます。真姫とは作詞作曲の関係でそれなりに深く関わってきた自負がありますが、それでもそのような話は聞かせてもらえませんでした」

海未「雪穂、あなたはもう真姫の中では特別な存在なのかも知れませんよ」

雪穂「私が……真姫ちゃんの特別……」
384: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 18:41:10.98 ID:NuD2H5Ug.net
雪穂「全然身に覚えが無いよ……お姉ちゃんに比べたら全然……」

海未「雪穂に覚えがなくとも、真姫にとっては特別に感じる何かがあるんじゃないですか?一口に『特別』と言っても一様ではないでしょう」

海未「そうですね、例えば……穂乃果が真姫にとって『世界を変えた特別』なら、雪穂は『その世界で共に生きる特別』を目指してみてはどうでしょう?ちょっと大仰な言い方ですけどね」

雪穂「…………なんかクサいよ//」

海未「ひ、ひどいです……作詞にはこういうクサい発想が必要な時もあるんです!」
387: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 18:51:06.60 ID:NuD2H5Ug.net
コンコン

雪穂「あ、ちょっとごめん……はーい」

カチャ

穂乃果「あ、雪穂……?その……枕返しに来た……」

雪穂「あ……うん……」

穂乃果「……じゃあ、おやすみ……」

雪穂「あ、待って!」

穂乃果「……?」
388: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 19:03:49.74 ID:NuD2H5Ug.net
雪穂「えーと……あ、ごめん、ちょっと待って」

雪穂「もしもし、海未ちゃん、ごめん、もう切るね」

海未「わかりました。お休みなさい」

雪穂「おやすみ。ありがとうね」

穂乃果「誰?真姫ちゃん?」

雪穂「ううん、海未ちゃん」

穂乃果「あ……海未ちゃんか……」

雪穂「……」

雪穂「……ねぇ、今日一緒に寝ていい?」
389: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 19:08:35.83 ID:NuD2H5Ug.net
穂乃果「ふふ、雪穂と寝るの久しぶり~」モゾモゾ

雪穂「もう、そんなにもぞもぞ動かないでよ」

穂乃果「ゆきほー♪」ギュー

雪穂「くっつくなー!」

穂乃果「ゆきほー、今日ごめんね、穂乃果しつこかったよね……」

雪穂「あー……いいよ、明らかに私も反応過剰だったし……」

穂乃果「でもちょっとウザかったでしょ……?」

雪穂「まぁ、ウザかったけど……」

穂乃果「だよねーごめんね雪穂ー!」ギュー

雪穂「だーかーらー!」グイグイ
390: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 19:15:28.79 ID:NuD2H5Ug.net
グー

雪穂「あ……お腹空いた……」

穂乃果「あぁ、夕飯食べてないから」

雪穂「……カップ麺でも食べようかな」

穂乃果「ええ!?今から食べるの?太るよ!」

雪穂「でもこのままじゃお腹すいて眠れないもん。じゃあお姉ちゃん半分食べて」

穂乃果「え゙!?穂乃果も巻き込むの!?」

雪穂「無理にとは言わないけど……いらないなら1人で食べるし」

穂乃果「……」ジュル

穂乃果「……食べる」

雪穂「太るよー?」ニヤニヤ

穂乃果「海未ちゃんには秘密ね!」
418: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/12(木) 21:25:13.06 ID:518p/aqp.net
真姫「『今度の日曜日暇?次は勉強じゃなくてちょっと遊びに出かけませんか?』……」ポチポチ

真姫「……雪穂としてはやっぱり勉強したいのかしら……」

真姫(でも雪穂の頭ならちょっとくらい遊んでも大丈夫だと思うし……)クルクル

真姫(でもでももし雪穂が勉強したいって思ってたらそれに水を差すのもどうなのかしら……)クルクルクル

真姫「……」ムムム

━━━

和木『お嬢様はあれこれ悩まず、もっと御自分の心に素直に振る舞われた方がいいと思います』

━━━

真姫「……」

真姫「……えいっ!」ポチ
420: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/12(木) 21:26:18.05 ID:518p/aqp.net
真姫「送っちゃった……断られたらどうしよ……」

━━━

和木『悪い方に悪い方に考えてしまうのはお嬢様の悪い癖ですよ』

━━━

真姫(……)

真姫(和木さんって私のことよく見てるわね……)

ヴー

真姫「わっ……返事早い」


行きたいです!


真姫「……ふふ……ふふふ……//」


どこいくの?


真姫「」ピタッ

真姫「『どこいくの?』…………?」
421: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/12(木) 21:27:58.51 ID:518p/aqp.net
プルルル

「もしもし?」

真姫「もしもし、花陽?今ちょっといい?」

花陽「うん、大丈夫だよ。どうしたの?」

真姫「ねぇ、花陽って凛とかと二人で遊ぶ時どこに行くの?」

花陽「……?どうしたの急に?」

真姫「いいから教えて」

花陽「うーん……お家でおしゃべりとかゲームしたり……出かけるならウィンドウショッピングとか、カラオケ、ボウリングとか?」

真姫「……なんかパッとしない」

花陽「えぇ!?そ、そんなこと言われてもぉ……」
422: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/12(木) 21:29:44.19 ID:518p/aqp.net
真姫「他には?」

花陽「ほ、他?うーん…………あ、この前穂乃果ちゃん、ことりちゃんと三人でスケートしに行ったよ」

真姫「スケート…………」

花陽「えへへ、その時穂乃果ちゃんたらね……」

真姫「ありがと!続きはまた今度聞かせて!」

プツ

花陽「……」

花陽「……」シュン




まだ秘密です
また駅前に、朝10時でいい?
少し動きやすい服装で来て


雪穂「……えへ……えへへ……//」ニヘラ
425: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/12(木) 21:35:36.73 ID:518p/aqp.net
日曜日

雪穂(今日は約束の20分前に来ました)

雪穂「流石にまだ来てないか……」

雪穂(でも、前みたいな目には合わせたくないもんね!)

雪穂(家で待つのも落ち着かないし)


5分後

真姫「雪穂」

雪穂「あ、真姫ちゃん!」

真姫「ごめんなさい、待たせちゃった?」

雪穂「ううん、全然!」
428: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/12(木) 21:39:38.12 ID:518p/aqp.net
雪穂「早いね、まだ15分前なのに」

真姫「雪穂こそ。行きましょうか」

雪穂「うん!」

「あ、雪穂だ!」

雪穂「え?」

真姫「あ……亜里沙ちゃん、絵里」

絵里「珍しい組み合わせね」
431: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/12(木) 21:43:46.82 ID:518p/aqp.net
雪穂「亜里沙はどうしてここに?」

亜里沙「えへへ、お姉ちゃんとおでかけなんだ~」

絵里「真姫と雪穂ちゃんこそ、二人でお出かけ?いつの間にそんなに仲良くなったのかしら」クスクス

雪穂「いや~、えーと……//」

亜里沙「へー!良かったね雪穂!雪穂は真姫さんの大ファンだもんね!」

真姫「ヴェ?」

雪穂「わああああああああああああ!!!!//」

亜里沙「?」
432: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/12(木) 21:47:54.23 ID:518p/aqp.net
真姫「……//」

雪穂「ちょ、ちょっと亜里沙!!//」

絵里「ハラショー……」

亜里沙「どうしたの?そんな大声出して?」

雪穂「ど、どうしたのじゃないよっ//」

亜里沙「?あ、そうだ!せっかくだし雪穂達も亜里沙達と一緒に遊びに……」

絵里「はらしょおおおおおおおおおお!!!」

ゆきまき「!?」

亜里沙「?」
435: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/12(木) 21:51:51.48 ID:518p/aqp.net
絵里「あー、コホン、ちょっと朝から喉の調子が……//あー、あー、はらしょはらしょ……」

絵里「ところで亜里沙?今日はお姉ちゃんと二人でお出かけする約束だったでしょ?」

亜里沙「えー、でもお姉ちゃんとはいつでも一緒にいられるし……」

絵里「あ、もうすぐ電車が出ちゃうわ!行くわよ亜里沙!二人とも、邪魔してごめんなさいね!」

亜里沙「あー!雪穂ー!真姫さーん!」ズルズル



雪穂「……」

真姫「……」
441: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/12(木) 22:02:28.02 ID:518p/aqp.net
亜里沙「亜里沙も真姫さんと遊びたかったな……」

絵里「亜里沙、あそこはふたりきりにしてあげるのが友情なのよ」

亜里沙「どうして?」

絵里「例えば亜里沙が海未と二人で遊びに行くことになったとするでしょ?」

亜里沙「海未さんと……!」キラキラ

絵里「当日になって雪穂ちゃんも一緒に遊びたいって言ってきてもどうせなら海未と2人きりがいいなって思わない?」

亜里沙「え?なんで?多分雪穂も一緒の方が楽しいよー!」

絵里「……」

絵里(……眩しい)
459: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 02:59:46.32 ID:QxprMKYx.net
真姫「……」

雪穂「……//」

真姫「私のファンって……//」

雪穂「ち、違う!違うんです!//」

真姫「違うの……?」

雪穂「ちが……くない……//……でも、今はちょっと違うかも……」

真姫「え……?」
460: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 03:01:13.95 ID:QxprMKYx.net
雪穂「私、今まではステージの上の真姫ちゃんしか知らなかった……もちろんお姉ちゃんとの付き合いの関係で普段の真姫ちゃんもちょっとは見たことあったけど、それでも素顔の真姫ちゃんのことあんまり知らなくて……」

雪穂「踊ってる真姫ちゃんはすっごく素敵で、歌ってる真姫ちゃんはとってもカッコよくて……目を奪われた」

雪穂「でもこうやって……その……友達みたいに付き合ってみると、かっこいいだけじゃなくて、可愛いところもいっぱいあって、不器用だけど優しくて、照れてる顔とかすっごく可愛くて……ますます目を離せなくなった」

雪穂「今はファンとはちょっと違うけど、前よりずっと真姫ちゃんのこと好きに…………」

雪穂「………………」

雪穂(あれ、これ私告白してない!?)

雪穂(……いや、大丈夫、セーフ、だと思う、ギリセーフ、だよね、うん)ダラダラ

真姫「……//」クルクル

雪穂「な、なんか言ってよっ//」

真姫「……嬉しい、ありがとう//」

雪穂「う、うん……//」

真姫「私も、雪穂と仲良くなれてよかった」

雪穂「うん……//」

真姫「……行こっか」
461: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 03:02:41.25 ID:QxprMKYx.net
真姫「ここよ」

雪穂「へぇー、スケート場かぁ」

真姫「雪穂はスケートってやったこと……」

真姫(…………そういえば、雪穂って受験生よね)

真姫(スケートって、縁起悪いんじゃないかしら……語感的に…………)

雪穂「どうしたの?」

真姫「……ごめんなさい、私気づかなくって……」

雪穂「……?何が?」
462: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 03:03:31.54 ID:QxprMKYx.net
真姫「その……スケートって、あんまり良くないわよね……?雪穂にとって……」

雪穂「え……?どういうこと?」

真姫「ほら、受験生だから……」

雪穂「……」

真姫「……」

雪穂「……ぷっ」クスクス

真姫「ゔえぇ……」

雪穂「ふふふ、あはははは!ホントだー!あははは!全然気づかなかった!」

真姫「な、なんで笑うのよっ//」
463: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 03:05:41.77 ID:QxprMKYx.net
雪穂「あははは!ごめんなさい、そんな事気にしてる真姫ちゃんが可愛くて……ふふっ」

真姫「もう、知らないっ//」

雪穂「……」

雪穂「……そうだね、私スケート初めてだから、簡単に転んじゃいそう。転んだりしたら勉強のモチベーションに支障が出ちゃうかも」

真姫「今更そんなこと言ったって遅いんだから……」ムスッ

雪穂「その、だからね……」



雪穂「私が滑って転ばないように、手を取って教えてくれませんか?」スッ

真姫「……」

雪穂「……//」

真姫「……私だってそんなに上手くないんだからね……//」ギュッ

雪穂「えへへ……//お願いしますっ//」
481: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 18:06:16.00 ID:QxprMKYx.net
━━━━━━
━━━━
━━

雪穂「あはは、結構滑れるもんだね♪」シャー

真姫「ちょっ、雪穂っ、待っ……きゃっ!」コケッ

真姫「いったー……」

雪穂「えーと……真姫ちゃんスケート経験者なんだよね?」

真姫「…………一回だけ」

雪穂「あ、そうなんだ……」
483: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 18:07:08.58 ID:QxprMKYx.net
雪穂「ほら、掴まって」スッ

真姫「うう……言っとくけど、私は雪穂の分まで転んであげてるだけなんだからっ//」ギュ

雪穂(なにその言い訳可愛い)

雪穂「ほら、ちゃんと掴まってついてきてね」

真姫「は、離さないでね……?」

雪穂「う、うん……//」キュン

真姫「待っ……!雪穂ちょっと速っ……!きゃあっ!」コケッ

雪穂「えっ、ちょっ!ぎゃっ!」コケッ

ゴッチーン

ゆきまき「いったー……!」
486: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 18:09:33.12 ID:QxprMKYx.net
雪穂「真姫ちゃん、転びすぎ……」

真姫「雪穂こそ、もっと私が転ばないようにリードしなさいよねっ!」

雪穂「わかったよ……ほら」

真姫「ゆっくり!ゆっくりだからね!離さないでね!」

雪穂「はいはい」クスッ

真姫「私が転んだら雪穂も巻き添えなんだから!」

雪穂(それは脅しなのか……)

雪穂「真姫ちゃんは足動かさなくていいから。私の手握ってバランスとるだけでいいからね」

真姫「わ、わかったわ……」
487: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 18:10:41.37 ID:QxprMKYx.net
━━━━━━
━━━━
━━


真姫「はぁ……まだお尻痛い……」

雪穂「私は真姫ちゃんとぶつけたところが……あ、ちょっとコブになってる」

真姫「え……だ、大丈夫?ここ?」サスサス

雪穂(あ、なんか頭撫でられてるみたい……ふへへ……)
488: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 18:11:56.69 ID:QxprMKYx.net
真姫「ごめんなさい……その、下手くそで……」

雪穂「ううん!すっごく楽しかった!また行こうよ!」

真姫「……その時までに練習しとくわ」

雪穂「えー、いいよ、また私が手引いてあげる」

真姫「嫌よ、雪穂ゆっくりって言っても速いんだもん……」

雪穂「う……ごめんなさい……結構ゆっくり引いてるつもりなんだけど……」

「お待たせしました。海老とキノコのトマトクリームパスタをご注文のお客様?」

真姫「あ、私です」

「ハンバーグステーキのランチセットでございます」

雪穂「はーい」
490: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 18:13:01.55 ID:QxprMKYx.net
雪穂「そういえば真姫ちゃんってトマトが好きなんだよね?」

真姫「ええ。雪穂はハンバーグが好きなの?」

雪穂「んー、まぁ好きだけど、特別に好きってわけではないかなぁ」

真姫「じゃあ何が好きなの?」

雪穂「洋菓子!」

真姫「和菓子屋の娘なのに?」

雪穂「だからこそだよ。我が家だとお菓子って売り残りの和菓子とかばっかりだから。ロールケーキの食べ過ぎで死ぬのが夢なんだ~♪」

真姫「えぇ……」
491: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/13(金) 18:13:36.80 ID:QxprMKYx.net
雪穂「真姫ちゃんは好きな料理とかは無いの?」

真姫「料理……?」

雪穂「うん。トマトって食材でしょ?料理では何が好きなの?」

真姫「…………トマトをいっぱい使った料理」

雪穂「……相当好きなんだね」
543: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/15(日) 17:34:02.80 ID:hSJFLxeW.net
──────
────
──

雪穂「次どこ行こっか」テクテク

真姫「ごめんなさい、スケートしか考えてなかったわ……」

雪穂「謝ること無いじゃん。私、こうやって真姫ちゃんと話しながら歩いてるだけでも楽しいよ!」

真姫「ゔえぇ//そ、そう……?//」クルクル
544: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/15(日) 17:35:00.79 ID:hSJFLxeW.net
雪穂「あ……ま、真姫ちゃん」クイクイ

真姫「?」

雪穂「あれ……あれ、撮りたい……//」

真姫「…………なにあれ?」

雪穂「え゙!?真姫ちゃんプリクラ知らないの!?」

真姫「あー、あれがプリクラなんだ」

雪穂「だめ……?」

真姫「プリクラ……プリクラか……」
545: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/15(日) 17:36:04.44 ID:hSJFLxeW.net
雪穂「あ、ダメなら……」シュン

真姫「あ、ごめん。ダメっていうか……別に雪穂と撮るのが嫌とかそういうことじゃないの。なんていうか……プリクラ自体苦手で……」

雪穂「そうなの?」

真姫「だってあれ、なんかすごい加工されるでしょ?肌がやたら白くなったり……目が大きくてなんかキラキラになったり……」

真姫「撮ったの見るとなんか自分じゃないみたいでムズムズするのよね……まきちゃんこんなことされなくても可愛いしっ!っていうか……」クルクル

雪穂「あー、そういえば私の友達にも似たようなこと言ってた子いたかも……」

雪穂(流石に『こんなことされなくても私可愛いし』とは言ってなかったけど……)アハハ
546: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/15(日) 17:38:09.44 ID:hSJFLxeW.net
雪穂「そっかー……それならしょうがないね」

真姫「あ……ごめんね……」

雪穂「ううん!全然!気にしないで!」

真姫「………」

真姫「ちょっと待ってて」

タタッ

雪穂「?」


真姫「あ、あの……すいません、写真撮って貰えませんか?……ありがとうございます」


雪穂「真姫ちゃん……」

真姫「ほら、カメラ見て」

雪穂「う、うん……//」
547: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/15(日) 17:39:31.99 ID:hSJFLxeW.net
モブ「撮りますよー!ハイ、チーズ」

真姫「……」

ギュッ

雪穂「うぇ!?//」

パシャ

真姫「ありがとうございました」



真姫「ぷっ……見て、雪穂顔赤くなってる」クスクス

雪穂「そ、それは真姫ちゃんがいきなり腕組んでくるからぁ……//もう一枚撮ろっ」

真姫「えー、まきちゃんこの写真好きなんだけど」フフン

雪穂「真姫ちゃんのいじわる……」
548: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/15(日) 17:41:06.41 ID:hSJFLxeW.net
真姫「……うん、やっぱりこのままの方がプリクラでとるより絶対可愛い。雪穂の携帯にも送っとくわね」

雪穂「うぅ……//」

雪穂「…………これ、真姫ちゃんも赤くなってる」

真姫「ゔぇ!?そ、そんなことないわよ!」

雪穂「ううん、絶対なってるから……ぷっ」クスクス

真姫「ワラワナイデッ//もう行くわよ!」

雪穂「はーい」

ギュッ

真姫「ゔえぇ!?//」

雪穂「さっき腕組んできたお返し!いいでしょ……?//」

真姫「……す、好きにすれば?//」クルクル
582: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 02:42:03.67 ID:Js8QsYT+.net
ヒュウゥゥ

雪穂「うぅっ……」ギュー

真姫「ゆ、雪穂……//」

雪穂「あ……ご、ごめん、ちょっと寒くて……」

真姫「確かにちょっと冷えて来たわね。空も曇ってきたし……」

雪穂「雪とか降るのかな……どっかお店入る?」

真姫「うーん……じゃあ、うち来ない?」
583: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 02:42:56.03 ID:Js8QsYT+.net
雪穂「お邪魔しまーす……」

真姫「どうぞ。温かいお茶入れてもらってくるわね」

雪穂「うん、ありがと」


雪穂(……二回目の真姫ちゃんの部屋)

雪穂(相変わらず片付いてるなぁ……)

雪穂(あ、これ……音ノ木坂の制服……真姫ちゃんの……)

サワ

雪穂「来年……これ来て一緒に登校できたらな……」
584: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 02:44:14.24 ID:Js8QsYT+.net
雪穂「……」

スンスン

雪穂「……//」

雪穂「って何してんだ私!変態かっ!//」

カサッ

雪穂「……?ポケットに何か……」

雪穂「あ……これって……」

真姫「なにしてるの?」

雪穂「ひゃいっ!?」ビクッ

ヒラヒラ

雪穂「あ……」

真姫「……これ……」

雪穂「ご、ごめん、私、勝手に……」

真姫「……別にいいけど。ほら、紅茶入ったわよ。座れば?」

雪穂「う、うん……」
585: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 02:45:33.98 ID:Js8QsYT+.net
真姫「……」

雪穂「……ねぇ、さっきの手紙って…………」

真姫「……ただのファンレターよ」

雪穂「ほんとに……ただのファンレター?」

真姫「……まぁ……ファンレターにしては、ちょっと……なんて言うか……情熱的だったけど……」クルクル

雪穂「……ラブレター?」

真姫「……そうとも言うかも」

雪穂「……よく貰うの?」

真姫「たまによ」

雪穂「そ、そっか……」

雪穂(たまにってことは、やっぱり何回か貰ってるんだよね……)

雪穂(そりゃそうだよね……だってこんなに……カッコよくて、可愛い人だもん……)
586: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 02:46:23.47 ID:Js8QsYT+.net
雪穂「どんな人?」

真姫「音ノ木坂の三年生の先輩」

雪穂「……な、なんて返事したの?」

真姫「まだしてない。明日昼休みに会うことになってる」

雪穂「じゃあ、なんて返事するの……?」

真姫「……まぁ、いいですよって言うつもりだけど」クルクル




雪穂「え……?」
588: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 02:48:35.49 ID:Js8QsYT+.net
雪穂(嘘…………真姫ちゃん…………その手紙の相手と…………)

雪穂「……」

雪穂「………………やだ」ボソ

真姫「え……?」

ポロポロ

真姫「ゔえぇ!?」

雪穂「やだぁ…………ぐすっ……」ポロポロ

真姫「え……?え……?雪穂?ど、どうして泣くの?」オロオロ

雪穂「うぅ……ごめん……ぐすっ……でも嫌なのぉ……真姫ちゃんがほかの人と……」ポロポロ

真姫「わ、私が他の人と写真撮るのが嫌なの……?」

雪穂「うん……」ポロポロ







雪穂「え?」
589: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 02:49:37.16 ID:Js8QsYT+.net
真姫「そ、そう……ゆ、雪穂がそこまで言うなら、向こうには悪いけど……」

雪穂「ちょ、ちょ、ちょっと待って!今なんて言ったの?」

真姫「だ、だから雪穂がそこまで言うなら断るって……//」クルクル

雪穂「こ、断るって、何を?」

真姫「だ、だから写真よ!わかってるでしょっ!」

雪穂「……」

真姫「……え?」
590: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 02:51:00.57 ID:Js8QsYT+.net
雪穂「……それ、ラブレターなんだよね?」

真姫「そ、そうだと思うけど……//」

雪穂「付き合って欲しいとか書いてあるんじゃないの?」

真姫「いや……『迷惑だと思うから交際したいとは言いません。せめて一緒に写真とってください』って……」

雪穂「じゃあ……いいですよって言うつもりっていうのは……」ダラダラ

真姫「しゃ、写真くらいなら別にいいかなと思って……せっかく手紙くれたから……」

雪穂「」





雪穂「っ~~~!///」カァァ
606: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:05:47.71 ID:Js8QsYT+.net
真姫「ゆ、ゆき……」

雪穂「何も言わないでっ//」

真姫「ゔえぇ……」

雪穂(う~~っ!バカみたいバカみたい//勘違いして泣くとか//)

雪穂(ていうか真姫ちゃんも紛らわしすぎ!ラブレターって聞いたら普通そう思うじゃん!)

真姫「……」
607: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:06:31.11 ID:Js8QsYT+.net
真姫「も、もし……」

雪穂「……?//」

真姫「……もし私がその先輩と付き合おうとしてたとしたら……その……雪穂は泣くほどいやだったの……?」

雪穂「へぁっ!?そ、そ、それはそのー……真姫ちゃんに恋人ができたらもう私と遊んでくれないんじゃないかなーとか!思ったりしちゃったりで!//」アタフタ

真姫「……ほんとにそれだけ?」

雪穂「う、うん……//」

真姫「そう……」

真姫「……」
608: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:07:44.03 ID:Js8QsYT+.net
真姫「私としては…………その…………」

真姫「ゆ……雪穂が……私のこと……す、好きだから泣いたとかだったらいいなって……思ったんだけど……」クルクル

雪穂「え……?」

真姫「……//」クルクル

雪穂「そ、それって……」

真姫「……」

真姫「っ!//もうっ!」

ギュッ

雪穂「ぁ……」



真姫「私、雪穂のこと好きなのっ!!」ギュー
609: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:09:19.76 ID:Js8QsYT+.net
雪穂「…………うそ……」

真姫「嘘じゃない!」

雪穂「ほんと……?」

真姫「本当よ!」

雪穂「………そんな……夢みたい」

真姫「夢でもない。雪穂はどうなの?返事しなさいよね」

雪穂「わ、私……!」

ギュッ

雪穂「私も、好きです」



雪穂「私も……ずっと真姫ちゃんが好きでした……//」ギュゥ
610: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:10:19.76 ID:Js8QsYT+.net
━━━━━━
━━━━
━━

亜里沙「……!あった!あったあった!合格したよ!」

雪穂「私も!合格!」

亜里沙「やったー!雪穂ー!」ギュー

穂乃果「ゆぎほ~~!良がっだ~!良がっだね~!ありざぢゃんも~!」ダレー

雪穂「なんでお姉ちゃんが泣いてんの……鼻水出てるし……ほら、ティッシュ」

海未「雪穂、亜里沙、合格おめでとうございます」

ことり「おめでと~♪」

亜里沙「ありがとうございます!」

雪穂「ありがと!」
611: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:12:35.41 ID:Js8QsYT+.net
花陽「二人とも受かったみたいだね!」

凛「良かったね、真姫ちゃん!」

真姫「ふん……私が勉強見てあげたんだから当然でしょ」クルクル

凛「そんなこと言って~、実は二人で勉強中ムラムラしてえっちなこととかしてたんじゃないかにゃ~?」

花陽「り、凛ちゃんっ!//」

真姫「し、してないわよっ!//」

花陽「え……し、してないの……?//」

真姫「花陽まで何言ってるのよっ//」

凛「でもちゅーくらいはしたでしょ?」

真姫「してないわよ……」

りんぱな「ええええっ!?」
612: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:13:17.26 ID:Js8QsYT+.net
真姫「……したら集中できなくなるかもしれないでしょ。受かって貰わないと困るし……」クルクル

凛「西禁欲真姫ちゃんだにゃ……」

花陽「こ、これも愛の力なんですね……//」

凛「あ、噂をすれば……」

花陽「あ……//は、花陽達は先に亜里沙ちゃんと話に行こっか!」

凛「星空凛はクールに去るにゃ」シュタタ

花陽「小泉花陽もクール去りますっ//」タタタ

真姫「どこがクールなのかしら……」
613: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:14:01.74 ID:Js8QsYT+.net
雪穂「真姫ちゃん」

真姫「雪穂、合格おめでとう」

雪穂「えへへ……ありがと、真姫ちゃんが勉強見てくれたおかげかな」

真姫「そうよ。感謝しなさいよね」

雪穂「ふふ……」

雪穂「これからは真姫ちゃんと一緒の学校に通えるんだね。楽しみ……//」

真姫「……」
614: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:15:08.23 ID:Js8QsYT+.net
真姫「雪穂」スッ

雪穂「なに?」

クイ

雪穂「え……?」

チュ

雪穂「!!!!????//」


穂乃果「わお……//」

ことり「きゃー♡きゃー♡」パシャパシャ

海未「ははは破廉恥ですっ//」

凛「真姫ちゃんなかなかやるにゃ……//」

花陽「あわわわ……//」

亜里沙(わ、私もいつか海未さんと……//)
616: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:16:15.18 ID:Js8QsYT+.net
真姫「ん……ふぅ……」

雪穂「ま…………まきひゃ……?//」トローン

真姫「ずっと我慢してたのよね。もっとしたいけど……続きはまた二人の時に」ボソ

雪穂「は、はいぃ……//」

真姫「改めて……合格おめでとう、雪穂」

雪穂「う、うん……!//」




雪穂(大好きな恋人がいる高校生活━━)

雪穂(とっても楽しみです!)
619: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/17(火) 20:18:34.99 ID:Js8QsYT+.net
本編は終わりです

入れたかったけど入れる場所が無かったエピソードをおまけとして書きます
650: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 00:52:31.43 ID:0ICXsewQ.net
~おまけ~


カタカタ

【ロールケーキ 作り方】

タン

真姫「……」

真姫「薄力粉……?小麦粉とは違うのかしら……あ、薄力粉は小麦粉の一種なのね……」

真姫「グラニュー糖……これは普通の砂糖とは違うのかな……」

真姫「メレンゲ……?角が立つまで……?ツノ!?」

真姫「……」

真姫「1人じゃ無理ね……」
651: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 00:53:10.44 ID:0ICXsewQ.net
真姫「あの……和木さん」

和木「どうなさいましたか?」

真姫「和木さんって……その……お菓子って作れる?」クルクル

和木「お菓子ですか?難しいものでなければお作りしますよ。何をお召し上がりになりたいんですか?」

真姫「ロールケーキなんだけど……」

和木「ロールケーキですか!それなら有名なお店が少し行ったところにありますよ」

真姫「え、いや……」
652: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 00:54:06.60 ID:0ICXsewQ.net
和木「人気なものですから朝から並ばないと売り切れてしまうみたいですね。私が明日買ってきましょう」

真姫「いや、別に食べたいわけじゃなくて……」

和木「ふふ、遠慮なさらなくていいんですよ。私にお任せ下さい」

真姫「ゔえぇ……」



和木(滅多にわがままを言わないお嬢様がせっかくリクエストしてくださったのだから、明日必ず買いに行かないと!)

和木(でも私が買いに行くと言ったら遠慮なさるなんて……お嬢様はなんてお人がよろしいんでしょう……//)ジーン


真姫(雪穂のために作るの手伝って欲しかっただけなんだけど……勘違いさせちゃったわ……和木さんごめんなさい……)


真姫「……あの子に頼もう」
653: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 00:54:47.36 ID:0ICXsewQ.net
プルルル

ことり「?わぁ、真姫ちゃんだ!もしもーし」

真姫「もしもし、ことり?」

ことり「どうしたの?」

真姫「ことりってお菓子よく作るでしょ?ロールケーキって作れる?」

ことり「ロールケーキかぁ……作ったことないけど、多分作れると思うよ?」

真姫「ほ、ほんと?じゃあ……その……」

ことり「ふふ、雪穂ちゃんに作ってあげたいんでしょ?」

真姫「ゔえぇ!?//な、なんで……」

ことり「あれ?違った?」

真姫「いえ……合ってる……//」

真姫(ことりはことりで察しが良すぎる……)
654: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 00:55:19.27 ID:0ICXsewQ.net
真姫「それで、作り方調べて見たんだけど1人じゃ無理そうだったから一緒に作って欲しいんだけど……」

ことり「うん、いいよ~」

真姫「ありがとう」

ことり「あ、その代わり、一つ条件がありまーす♪」

真姫「条件……?」
655: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 00:55:59.52 ID:0ICXsewQ.net
数日後

ことり「はぁ~♡」

ことり「ピカピカのシンク……広々としたカウンター……♡」

ことり「一度こういう広くて綺麗なキッチンでお菓子作ってみたかったんだぁ~!ありがとう、真姫ちゃん!」

真姫「いえ、お礼をいうのは私の方よ。元々ことりが面倒じゃなければうちに来てもらおうと思ってたし。条件ってこれだけでいいの?」

ことり「十分だよ~!」

和木「器具の場所とかわからないことがあったら仰ってくださいね」

ことり「ありがとうございます!」
656: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 00:56:39.46 ID:0ICXsewQ.net
ことり「さて!」ドサ

真姫「さっきから思ってたけど、その荷物は?」

ことり「材料です」

真姫「でも材料はうちで用意するって……」

ことり「いえいえ、これは個人的なものというか……せっかくだからロールケーキ以外にも作らせてもらおうかと思いまして……」

ことり「あ、ダメだったかな……?」

真姫「あ、そういうこと……多分私手際悪いから、その間にそっちの作業進めればちょうどいいかも」

ことり「ありがとー!」
657: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 00:58:02.95 ID:0ICXsewQ.net
ことり「さて、始めましょう!」

真姫「ええ」

ことり「まずはじめに……私のことはここでは先生と呼ぶように」エッヘン

真姫「ゔえぇ!?お、お願いします、先生……」

ことり「よろしい!材料の確認をしましょう」

ことり「まず生地用に、卵、薄力粉、バニラエッセンス……」

━━━━━━
━━━━
━━

ことり「卵の黄身と白身をわけます」

真姫「……どうやってわければいいの?」

ことり「卵の殻をこう……半分に割って」

コンコン パキッ

ことり「黄身は殻の上に残して、白身だけ落ちるように……こう……こんな感じ」

真姫「な、なるほど……こう……」

コンコン パキッ
ボトッ

真姫「……」

ことり「は、初めてだししょうがないよ」
658: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 00:58:47.30 ID:0ICXsewQ.net
…………………………

ことり「バニラエッセンスは数滴でいいからね」

真姫「……ほんとにこれだけで大丈夫なの?もっと入れた方が……」

ことり「ストップ!ほんとにそれだけで大丈夫だから!」クワッ!

真姫「ゔえぇ……」

…………………………

ことり「ちょっと味見♪」ペロッ

ことり「んー、生クリーム美味しい♡」

真姫「……」ペロッ

真姫「ゔえぇ……」

ことり「め、メレンゲだけ舐めてもあんまり美味しくないと思うよ……?」
659: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:00:06.13 ID:0ICXsewQ.net
━━━━━━
━━━━
━━

(・8・)<そんなこんなで……


ことり「完成~♪」

真姫「できた……//」

和木「お疲れ様でした、ことり様、お嬢様」

真姫「……ちょっと不格好じゃない?」

ことり「まぁプロが作るのに比べたらね。でも初めてにしては綺麗だと思うし、味も問題無いと思うよ♪」

真姫「そうかしら……//」

ことり「これならきっと雪穂ちゃんも喜んでくれるよ!」

真姫「ありがと……//」クルクル
660: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:01:05.02 ID:0ICXsewQ.net
和木「お二人共お茶になさいませんか?」

ことり「わぁ、ありがとうございます!マカロン作ったからそれも食べよっか。和木さんもご一緒にどうですか?」

和木「いえ、お手伝いで十分楽しませて貰いましたので、私は……」

ことり「そうですか……」

和木「では、マカロンを一つ頂いてもよろしいですか?」

ことり「勿論です!いっぱい作ったので一つと言わず……あと真姫ちゃんのお父さんとお母さんにも」

真姫「ありがとう」

和木「まぁ……すごく美味しいです!見た目も綺麗ですし、作ってる最中の手際もよろしくて、ことり様は本当にお菓子作りがお上手なんですね」

ことり「そ、そんな……あはは……//」

和木「旦那様と奥様もきっとお喜びになると思います。ご馳走様でした」

ことり「い、いえ!お粗末様でした//」

和木「では、私は失礼致します。ごゆっくりなさってくださいね」
661: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:01:51.06 ID:0ICXsewQ.net
ことり「うぅ~//ことり様なんて呼ばれて褒められるとなんかすごい恥ずかしいね……//」

真姫「そう?あ、マカロン美味しい……」サクサク

ことり「ほんと?よかった♪」

真姫「マカロンって何で出来てるの?自分の作業に精一杯で全然見てなかったわ」

ことり「卵白だよ。ふふ、お菓子作りに興味出てきた?雪穂ちゃんは洋菓子全般好きだから、作れると喜ばれるかもだよ!」

真姫「そ、そう……//」
663: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:02:26.50 ID:0ICXsewQ.net
ことり「ロールケーキはいつ渡すの?」

真姫「決まってないけど、近いうちに」

ことり「……今から渡しに行こっか」ポチポチ

真姫「ゔえぇ!?」

ことり「もしもし、穂乃果ちゃん?ことりです♪今お家にいますか?」

ことり「それと、雪穂ちゃんはいる?……よかった♪今から真姫ちゃんと行っていい?……はーい、じゃあ雪穂ちゃんにも伝えといてください!」

ことり「よし!行こう!」

真姫「」
664: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:03:16.80 ID:0ICXsewQ.net
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━━

ことり「お邪魔します」

穂乃果「いらっしゃい二人とも!」

海未「こんにちは、ことり、真姫」

真姫「あ、海未もいるのね……」

雪穂「いらっしゃい、ことりちゃん。真姫ちゃんも」

真姫「お、お邪魔します」

穂乃果「じゃあことりちゃんは穂乃果の部屋行こ」

ことり「はーい♪またね、真姫ちゃん、雪穂ちゃん」

雪穂「私たちも部屋行こっか」

真姫「え、ええ……」
665: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:04:09.02 ID:0ICXsewQ.net
雪穂「びっくりしたよ、いきなり来るって言うから」

真姫「ごめんなさい、ことりに無理やりと言うか……」

雪穂「そうなんだ。でもやっぱり来るならもっと前もって知りたいな。真姫ちゃんがくるなら……色々しっかりしたいし」

真姫「……雪穂」

雪穂「ん……」

チュ

雪穂「ん……えへへ//それで、今日はどうしたの?」

真姫「雪穂に渡したい物があって。はい、これ」

雪穂「わぁ、なんだろ……開けていい?」

真姫「勿論」
666: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:05:04.25 ID:0ICXsewQ.net
穂乃果「……」ピター

ことり「……」ピター

ゴン ゴン

ほのこと「いったーい!」

海未「……二人共、壁にくっついて何をしてるんですか?聞くまでもないでしょうけど」

穂乃果「だって……やっぱり気になるじゃん、ねえ?」

ことり「私、気になります!」

海未「だからといって……二人の関係に水を差すようなことはやめましょうよ。可哀想です」ハァ

穂乃果「海未ちゃんは気にならないの?」

海未「……気になりません」

ことり「ちょっと間があったよ?」

海未「気のせいです」

穂乃果「破廉恥な行為に及ぶかもよ?」

海未「……」ピクッ
668: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:05:59.87 ID:0ICXsewQ.net
穂乃果「私たちの妹同然の雪穂と、可愛い後輩の真姫ちゃん。二人はまだ高校一年生と二年生……きっと精神的にはまだ未熟のはず……」

ことり「そんな二人が節度あるお付き合いをしていくために、私たちには見守る義務があるのです……」

海未「……」

穂乃果「海未ちゃん」

ことり「海未ちゃん」





穂乃果「……」ピター

ことり「……」ピター

海未「……」ピター
670: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:07:04.05 ID:0ICXsewQ.net
穂乃果「何も聞こえなくなったね」

ことり「さっきまで話し声は聞こえてたのにね」

海未「どんな話をしてましたか?」

穂乃果「やっぱり気になるんじゃん」

海未「い、いえ、ただ二人が破廉恥なことをしないよう……//」

ことり「破廉恥なことって?」

海未「そ、それは……//」ゴニョゴニョ

ガチャ

雪穂「……」

穂乃果「」ピター

ことり「」ピター

海未「」ピター
671: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:07:57.62 ID:0ICXsewQ.net
雪穂「……このロールケーキ、真姫ちゃんが作ってきてくれたの。三人にお裾分け」

穂乃果「……わ、わーい!ありがとう!」

雪穂「ことりちゃんも手伝ってくれたんだってね。ありがとう」

ことり「い、いえいえ~」

雪穂「ところで…………三人とも、何してるのかな?」ニコニコ

穂乃果「」

ことり「」

海未「い、いえ、これは穂乃果とことりが……」

ゴツン ゴン ゴン 

ほのことうみ「」チーン

雪穂「ケーキテーブルに置いてくから。じゃ」

バタン

穂乃果「……絶対穂乃果だけ強かった……」
672: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:08:57.87 ID:0ICXsewQ.net
雪穂「はぁ……全く……」

真姫「どうかした?」

雪穂「なんでもない。ね、食べていい?」

真姫「ええ、どうぞ」

雪穂「いただきます!」パク

真姫「どうかしら……?」

雪穂「美味しい!」

真姫「ほ、ほんと?よかった……お菓子作りなんて初めてだったから……」
673: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:11:12.92 ID:0ICXsewQ.net
雪穂「ほんとに美味しいよ!ほら、真姫ちゃんも、あーん」

パク

真姫「……うん、美味しい」

雪穂「でしょ?真姫ちゃんありがとう!」

真姫「喜んでもらえてよかった。流石に死ぬほどは作れなかったけど。死なれたら困るし」

雪穂「幸せで死にそうかも、なんて……//」

真姫「はぁ……そういうこと言われると……」

真姫「……ん」チュ

雪穂「んん……」

真姫「ふふ、クリームで甘い」

雪穂(ほんとに幸せ……//)


終わり
676: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 01:13:07.42 ID:0ICXsewQ.net
以上で本当に終わりです
タイトル詐欺気味に亜里沙の出番少なかったのと、にこ、希の出番なかったのはすいません
ありがとうございました
700: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 08:40:07.65 ID:0ICXsewQ.net
>>691

花陽「アルパカさんアルパカさん」

リ´・-・)「また雪穂が亜里沙ちゃんとセックスしてる……」
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『亜里沙「雪穂ってμ'sでは誰推しなの?」』へのコメント

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