穂乃果「一月二十五日は」ミカ「ホットケーキの日♪」

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ほのみか-アイキャッチ1
1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:03:49.70 ID:u+qcAN3Y.net
【十二年前】

ほの母「ほっ」パタ

ジュー

ミカ(5歳)「わー♪」キラキラ

穂乃果(5歳)「いいにおい♪」ワクワク

ほの母「ふふ…ミカちゃん、ホットケーキ好き?」

ミカ「だいすき♪」

穂乃果「ほのかもすきー!」

雪穂(3歳)「ほっけと、けーき?」

穂乃果「ほっけじゃないよ。ホットケーキ」

ほの母「ホッケはお魚ね」

ほのゆきミカ「いただきます♪」

ミカ「おいしい♪」モグモグ

穂乃果「ゆきほー。ぎゅうにゅう」

雪穂「ぎゅうぎゅう?」ギュー

穂乃果「ぎゅー♪…ちがうよ。ぎゅうにゅう」

ほの母「ああ、いいわよ。お母さんやるから…」

ミカ「ホットケーキのホは、ほのかちゃんのホ!」

穂乃果「ほ?」

ミカ「ほのかちゃんもだいすきー♪」ギュー

穂乃果「えへへ。ほのかも、みかちゃんすき♪」ギュー

ミカ(ホットケーキに、北海道の牛乳。そして穂乃果…私の好きなものは、三大「ほ」がつくものなのだ♪)

元スレ: 穂乃果「一月二十五日は」ミカ「ホットケーキの日♪」

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3: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:08:11.54 ID:u+qcAN3Y.net
【十年前】

穂乃果(小1)「みかちゃーん!」タタタ

ミカ(小1)「ほのかちゃん」

穂乃果「あっ><」コケッ

ミカ「だ、だいじょうぶ…?」

穂乃果「…ぅ」フルフル

ミカ「ほのかちゃん」ナデナデ

穂乃果「いたいよ…」フルフル

ヒデコ(小1)「ひー、せんせいよんでくる!」タタッ

フミコ(小1)「お水であらおう。ほのかちゃん」

穂乃果「うん…」

ミカ「いこ」ギュ

フミコ「いたいの、とんでけーってやるんだよ」

穂乃果「ほのか、とべないよー?」

ミカ(ひーちゃんと、ふみちゃん。穂乃果と仲良し同士、二人と一緒にいることが多くなった)

【八月】

穂乃果(小2)「お母さん。アイスはー?」

ほの母「もうないわよ。昨日食べたでしょ?」

穂乃果「えー!けちー」ブー

ほの母「冷たい物ばっかり食べてたら、おなかが痛くなっちゃうわよ。お母さんがホットケーキ作ってあげる♪」

ミカ(小2)「わー。ホットケーキ♪」ワクワク

ほの母「ふふふ。ちょっと待っててー」

ミカ(どうして和菓子屋さんでホットケーキが出てくるのか、当時は知らなかったけど…どうやら和菓子の材料が余ったときに丁度いいらしい)

ジュー

ミカ「おいしいね♪」モグモグ

穂乃果「うん♪」モグモグ

雪穂(5歳)「おいしい」モグモグ
4: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:10:48.37 ID:u+qcAN3Y.net
ミカ「天の川?」

ほの母「そう。ちょうど今くらいに見られるのよ♪」

穂乃果「七夕!」

ほの母「そうそう♪」

ミカ「七夕って七月じゃないの?」

ほの母「旧暦って言って、本当は今の八月くらいにやる行事だったのよ。七月は梅雨でお天気が悪くて星が見えないことが多いでしょ?」

ミカ「へー」

穂乃果「どれが天の川ー?」

ほの母「よく見えないわね…やっぱり奥多摩あたりまで行かないとダメかしら?」

雪穂「…」Zzz

ミカ「お星さま、いっぱいあるよー?」

穂乃果「ホントだ♪どれがおりひめさま?」

ほの母「えーと…」

ミカ「ここにいた♪」ギュ

穂乃果「えー?」キャッキャ

ほの母「穂乃果が織姫さま?…ふふふ」

ミカ(星と、ホットケーキと、北海道の牛乳と、穂乃果♪私の好きな「ほ」のつくものは四大「ほ」になったのだ♪)
5: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:12:56.70 ID:u+qcAN3Y.net
【八年前】

ミカ(小3)「よ、よし。焼くよ…」

穂乃果(小3)「うん。いいよ」

雪穂(小1)「まだー?」

ミカ(失敗は許されない…!)ポタ

ジュー

ミカ「できた!」

穂乃果「…いや、なにこれ?」

ミカ「ホットケーキ」

穂乃果「こんな小さいの、食べてもぜんぜんおなかいっぱいにならないよ!もっとドバーッと」ドバー

雪穂「ちょ、おねえちゃんは入れすぎ!」

ミカ「コゲちゃった…」

穂乃果「うえぇ…中は生だよコレ」

雪穂「だから言ったのに…」

ほの母「電子レンジを使えば、まだ大丈夫よ」

チーン

穂乃果「見た目がちょっと…ごめんね、ミカちゃん」

ミカ「食べてみよう…」ハフハフ

雪穂「コゲてるけど…」

ミカ「あ、おいしい♪」モグモグ

穂乃果「本当?…どれどれ」

ミカ「あ」

穂乃果「ちゃんとホットケーキの味がするね」モグモグ

ミカ(私の食べかけ…しかも、私が使ったフォークなんだけど)

穂乃果「はい、これでコゲたとこはなくなったよ。どうぞ、ミカちゃん♪」

ミカ(私が初めて自分で焼いたホットケーキは、小さすぎて…穂乃果のホットケーキに吸収されてうやむやになってしまった)

ミカ(…でも、穂乃果が私のために焼いてくれたホットケーキを初めて食べた記念すべき日になった♪)
6: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:16:25.73 ID:u+qcAN3Y.net
【七年前・八月二日】

ミカ(小5)「わあ、ホントに星が見えるよー♪」

穂乃果(小5)「涼しいねー♪」

雪穂(小3)「天の川を見に来たんじゃなかったの?」

穂乃果「そうだった…天の川ってどれ?」

ミカ「あれじゃないかな?…ほら」

穂乃果「どこ?…あ」ドン

ミカ「わ」ギュ

穂乃果「ご、ごめん。ミカ…」

ミカ「う、ううん」ドキドキ

穂乃果「きれいだね…」ギュ

ミカ「そうだね///」

雪穂「…」ウトウト

ほの母「ここ、ホタルがいるみたいよ。天の川じゃなくて、本物の川のほう」

ほのミカ「へー」

ほの母「見に行ってみない?…あら、雪穂は?」

穂乃果「寝ちゃったよ」

ほの母「しょうがないわね…雪穂、ちょっと起きて」

雪穂「んぅ…なーに、お母さん」
7: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:19:30.05 ID:u+qcAN3Y.net
穂乃果「あれ何?…なんか飛んでる」

ミカ「え?どこ?」

ほの母「あれがホタルよ。ほら、そっちにいっぱい光ってるでしょ」

ミカ「え!?あれ全部…?」

穂乃果「でも、なんか動いてるよ?」

ほの母「当たり前でしょ。動くし飛ぶわよ。虫なんだから…」

ミカ「わあ、きれい♪あっちにもいっぱいいるよ!」

穂乃果「おもしろーい♪」

ほの母「あんまり走り回ったりしちゃダメよ。そーっと、ゆっくり歩きましょ」

ほのミカ「はーい…」

雪穂「…」Zzz

ほの母「よいしょ…雪穂も大きくなったわね…」

穂乃果「…いいな。おんぶ」

ミカ「穂乃果」ギュ

穂乃果「ミカ…えへへ♪」

ミカ(星とホタルと、穂乃果もきれいだなって…ちょっと思った)
8: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:21:10.83 ID:u+qcAN3Y.net
リ リ リ リ…

穂乃果「ねえねえ、今何時?」

ミカ「え?…あ、もうすぐ0時だ」

穂乃果「ふふ。私は何歳でしょう?」

ミカ「まだ十歳でしょ?」

穂乃果「もう十歳の穂乃果は終わりだもーん♪…あと何秒かな?」

ミカ「ラジオがあればわかるよ」

穂乃果「音出したら雪穂が起きちゃう」

ミカ「…そっか」

穂乃果「えへへ。なんかワクワクするね♪」ギュ

ミカ(穂乃果…///)ドキドキ

穂乃果「あ、0時──」チュ

穂乃果「!?(…ミカ///)」

ほのミカ「…///」ドキドキ

ミカ「ハッピーバースデー。穂乃果」

穂乃果「ミカ…ありがと」ギュ
9: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:23:10.20 ID:u+qcAN3Y.net
【五年前】

ヒデコ(小6)「できるの?」

フミコ(小6)「私やろうか?」

ミカ(小6)「できますよーだ!ホットケーキは得意なんだから」

ジュー

ミカ「ほっ」パタ

ヒデコ「おぉー!」

フミコ「きれいに焼けてるね♪」

ミカ「こうやって重ねて切って…この断面にメープルシロップをかける!」

フミコ「おいしそう♪」

ミカ「最後にバターをのせれば…」

ヒデコ「撮っておこう♪」パシャ

ヒフミ「いただきます♪」

フミコ「おいしい♪」モグモグ

ヒデコ「たまに食べたくなるよねー」モグモグ

ミカ(自分で作るのもいいけど、たまには穂乃果が作ったのを食べたい…)モグモグ

\♪マルマルモリモリ/

穂乃果(小6)「メールだ…ミカ?」

穂乃果(へー。美味しそう♪…なんか、私も食べたくなっちゃったよ)

穂乃果「ゆーきほー!ホットケーキ作ろ♪」

雪穂(小4)「ホットケーキ?」
10: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:29:11.81 ID:u+qcAN3Y.net
【四月】

ミカ(中1)「やったー♪中学でも一緒だね♪」

穂乃果(中1)「あ、みんな同じクラスなんだ…」

ミカ「もっと喜んでよー。穂乃果は私と一緒で嬉しくないの?」

穂乃果「そんなことないよ。ヒデコにフミコもよろしくね♪」

ヒデコ(中1)「ま、適当によろしく」

フミコ(中1)「また一緒だね。穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「ことりちゃんと海未ちゃんも」

ことり(中1)「うん♪同じクラスでよかったぁ…」

海未(中1)「そうですね…ずっと一緒というのも不思議な話ですけど…」

ミカ(…ヒデコとフミコはともかく、あの二人は手強そうだよね…頑張らなくちゃ)メラメラ

穂乃果「ミカ?…変な顔してどうしたの?」

ミカ「変な顔って…ひどくない!?」

【五月】

穂乃果「調理実習、楽しみだねー♪」

ミカ「私に任せてよ!最高に美味しいホットケーキを作ってあげる♪」

ヒデコ「いや、ホットケーキじゃなくてだし巻き玉子と味噌汁だよ」

フミコ「上手にできたら、いいお嫁さんになれそうだよね♪」

ことり「お嫁さん…」ジーッ

海未「わ、私が作りたいところですが…今日は穂乃果に任せましょう」

ことミカ「賛成♪」

穂乃果「え!?」
11: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:33:06.65 ID:u+qcAN3Y.net
【四年前・春】

雪穂(小6)「お姉ちゃん、ホットケーキくらい自分で作れるでしょ?」

穂乃果(中2)「そうだけど、自分で作るのとはちょっと違うでしょ。これも結構おいしいし、手軽に食べられるし…」

雪穂「春のパンまつりの点数集めてどうするの?」

穂乃果「私じゃなくてお母さんが集めてるんだもん」

雪穂「嘘だぁ。お母さん、パンなんてほとんど買ってこないじゃん」

穂乃果「とにかく、点数シールはここに貼ってね」

雪穂「いや、私は買わないし…」

穂乃果「ランチパックも?」

雪穂「買わないよ。給食とうちの和菓子で充分でしょ。あんこ飽きたーなんて言ってるのお姉ちゃんだけだよ」

穂乃果(そう…和菓子に飽きた私にとってホットケーキは魅力的な…何て言ったらいいんだろう…奇跡!?)

雪穂「そういえばホットケーキにつぶあんも結構合うよね」

穂乃果「それじゃ和菓子と変わらないじゃん!」

雪穂「そう?…でもバターとあんこって合うよ」

『…なんて言うんだよ!』

ミカ(中2)「でも穂乃果の家の和菓子おいしいよね♪」

『おいしいけどさあ…毎日食べてると飽きるんだもん』

ミカ「贅沢な悩みってやつだよね…ちゃんとした和菓子屋の和菓子なんて普通の中学生はほとんど食べたこともないと思うよ。コンビニやスーパーの安いやつ以外は、修学旅行のおみやげくらいでしょ」

『でもミカだってホットケーキ好きでしょ?』

ミカ「まあね。ホットケーキは特別♪」

『ふかふかの生地にメープルシロップがしみこんで…そこにバターの香りと、ほんのり塩味が』

ミカ「ほのかな塩味だね」

『え?…私、塩味なの?』
12: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:35:08.30 ID:u+qcAN3Y.net
【一昨年】

ミカ(中3)「ふー。ちょっと休憩しない?」

フミコ(中3)「いいけど…じゃあ、お茶でもいれる?」

ヒデコ(中3)「あ、じゃあミカ。あれ作ってよ。ホットケーキ♪」

ミカ「いいよー♪」

ヒデコ「ちょ、今何入れたの!?」

ミカ「マヨネーズだけど?」

フミコ「ああ、マヨネーズ入れるとふわふわになるんだっけ」

ミカ「そうそう♪」

ヒデコ「へー」

ジュー

ミカ「ほっ」パタ

ヒデフミ「よいしょー!」

ミカ「…なにそれ?」

ヒデコ「横綱土俵入りの時の掛け声だよ」

ミカ「そっか。…って、私は横綱じゃないよー!」

【四月】

ミカ(高1)「穂乃果ー!」

穂乃果(高1)「あれ、ミカいたんだ」

ミカ「またそれ!?一緒に音ノ木坂行こうって言ったのは穂乃果でしょ!」プンプン

穂乃果「ごめん、ごめん…冗談だよ」ナデナデ

ミカ「えへへ。穂乃果ー♪」スリスリ

ヒデコ(高1)「なんか中学と変わらないメンバーだなぁ…」

フミコ(高1)「みんな一緒でよかったじゃない♪」

海未(高1)「正直、穂乃果はちょっと心配でしたし…」

ことり(高1)「アハハ…まあ、一年生は2クラスしかないけど…」

ミカ「そっか。それで穂乃果でも入れたんだ」

穂乃果「ちょっとー!ミカは人のこと言えないでしょー!?」
13: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:41:14.25 ID:u+qcAN3Y.net
【東條家】

希(二年)「ほい」パタ

絵里(二年)「へえ、結構上手ね…」

希「まあね。ダテに一人暮らししてないっていうかー」

絵里「ふふふ。でもパンケーキって」

希「ちょっと待って。これはホットケーキや」

絵里「ホットケーキってパンケーキのことじゃないの?」

希「ちがーう!そのへんのお店やマクドとか、何なら海外でも割とどこにでもあるのがパンケーキ!」

絵里「じゃあホットケーキは何なのよ?」

希「パンケーキが日本で独自の進化を遂げた姿がホットケーキや!…とウチは思ってるよ。すなわち…」

絵里「な、何をする気…?」

シュバババッ

希「どない?」

絵里「(チョコソースとマーガリン?で格子のような模様を描いて…)なんだか、何かに似てるわね…」

希「お好み焼きみたいやろ♪」

絵里「は、ハラショー」

希「かつおぶしと青のりもかけたくなっちゃうね♪」

絵里「それは…やめたほうがいいと思うけど」
14: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:43:25.61 ID:u+qcAN3Y.net
【昨年・1月23日】

ミカ「穂乃果!今日こそは私たちに付き合ってよ!」

穂乃果「え?…今日、何かあったっけ?」

ヒデコ「日付で思い出さない?」

穂乃果「一月二十三日…123?」

フミコ「ということは…?」

穂乃果「元気ですかーっ!」

ミカ「そうじゃなくて…今日はヒフミの日でしょ!?」

穂乃果「ひふみ?」

「ヒデコ」「フミコ」「ミカ!」

穂乃果「おぉ!…それで?」

ヒデコ「それでって…」

穂乃果「いや、だって今まで誰も何も言わなかったし…みんな気づいてないんじゃない?」

フミコ「あはは…そうかも…」

穂乃果「それにほら、ヒデコがひーちゃんで、フミコがふみちゃんでしょ。…ミカいなくてもヒフミじゃん」

ミカ「そんなぁ!?」ガーン
15: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:45:23.85 ID:u+qcAN3Y.net
【後日・矢澤家】

にこ(二年)「ホットケーキよ!」

ここあ「わー♪」キャッキャ

ジュー

こころ「きれいに焼けて…美味しそうです♪」

にこ「フフフ…そして今日は、これを買ってきたのよ!」

ここあ「なにー?」

にこ「チョコソース。これでホットケーキに好きな絵や文字を書けるわよ♪」

こころ「楽しそうですね♪」

ここあ「ここあもやりたいー!」

にこ「もちろん二人が好きなもの書いていいわよ」

こころ「好きなもの…」

ここあ「ホットケーキ♪」

にこ「いや、ホットケーキにホットケーキ描いてどーすんのよ…」

ここあ「そっか。じゃあ、えーと…」

こころ「お姉さま♪」
ここあ「おねえちゃん♪」

にこ「へ?…いや、私はいいから、こころとここあの好きな…」

ここあ「ここあ、おかあさんとおねえちゃんがいちばんすき!」

こころ「私もです♪」

にこ「あ、あんたたち…」ギュ

こころ「ふふふ」
ここあ「えへー♪」

にこ「ほ、本物と同じように美人に描きなさいよ。なんたって私は…」

にこころ「宇宙ナンバーワンアイドル!」
ここあ「うちゅーなんばーわんあいどる♪」

にこ「なんだから!」
こころ「ですね♪」
ここあ「だよねっ♪」
16: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:47:31.16 ID:u+qcAN3Y.net
【二月】

ミカ「このままじゃダメだよ!私たちはヒフミの1、2、3としてそれぞれアピールしていかなくちゃ!」

ヒデコ「って言われても…」

フミコ「何をすればいいの?」

ミカ「ヒデコは1、フミコは2、私は3を意識したキャラ作りをするの!」

ヒデコ「何でも一番を目指す…とか?」

フミコ「何でも二つ持ってる…とか?」

ミカ「えーと、3は何だろう?3…」

フミコ「三角形とか?」

ヒデコ「三角関係!?」

ミカ「いや、それだと私だけじゃなくて相手も同じじゃん…」

ヒデコ「じゃあ、たとえばホットケーキなら…」

ジュー

フミコ「トッピングをいろいろ変える♪」

ミカ「バター、メープルシロップ、チョコソース、ホイップクリーム」

ヒデコ「なんか、どれも定番って感じだね。…おいしいけど」パク

フミコ「ジャムはどうかな?いろんな味があってカラフルだよ♪」

ヒデコ「いいけど…どれが1で、どれが2なの?」

フミコ「それは…えーと」モグモグ

ミカ「いちご!」

ヒデフミ「えっ」

ミカ「いちごはイチがつくから1でしょ」

ヒデコ「じゃあ2は?」

ミカ「えっ。2?…2は…に、にんじん?」

ヒデコ「聞かなかったことにしよう」

フミコ「そうだね…」

ミカ「むーっ…」モグモグ
17: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:49:35.37 ID:u+qcAN3Y.net
【3月14日】

穂乃果「…」ニコニコ

ミカ「おはよ。…なに?穂乃果」

穂乃果「今日、何の日だかわかるよね?」

ミカ「え?…314…ああ、円周率の日」

穂乃果「違うよ!私が数学苦手だって知ってるでしょ!?」

ミカ「まあ、私もそんなに得意じゃないけどさ…」

穂乃果「もう!今日はホワイトデー!去年も言ったじゃん!」

ミカ「い、いやほら…去年は私たち受験生だったし」

穂乃果「それでも私バレンタインあげたでしょ?しかもホワイトデーは合格発表から十日以上後だったよね?」

ミカ「ああ、うん。美味しかったよ。あのチョコレートケーキ」

穂乃果「ブラウニー!…まあ去年はもう過ぎた事だからいいけど、今年もあげたよね?」

ミカ「うん。まだ結構冷えるし、このマフラーあったかいね♪」

穂乃果「使ってくれるのは嬉しいけど…お返しは?」

ミカ「えっと…じゃあ今日は穂乃果の家でホットケーキでも焼こうか♪」

穂乃果「それって普段と変わらないじゃん…」

フミコ「もっと彼女を大事にしなきゃ。ミカは恵まれてるんだからさあ」

ヒデコ「そうそう。手強いライバルもいることだし…どうなっても知らないよー?」

ミカ「あ、アハハ…」

穂乃果「…別に私、ミカの彼女ってわけじゃないし」プイッ

タタタ…

ミカ「ちょっ、待ってよ穂乃果ー!」

【四月】

絵里「あなたたちが気にすることじゃないわ」

穂乃果「…素敵」キュン

ことうみ「えっ」

\ダイスキダ バンザーイ♪/

穂乃果「きれいな声…それに」ドキドキ

真姫「…?」
18: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 00:58:41.56 ID:u+qcAN3Y.net
【神田明神】

希「スピリチュアルな場所やからね」

穂乃果(副会長さん…キレイ)ポー

【放課後】

花陽「頑張ってください…アイドル…」

穂乃果「え」ドキ

凛「にゃ?」

【穂むら】

穂乃果(音ノ木坂って、あんなに素敵な人がたくさんいるんだ…どうして今まで気づかなかったのかな)ジュー

雪穂「お姉ちゃん。焦げるよ?…お姉ちゃん!」ペチ

穂乃果「わ。…あ、いけない」パタ

雪穂「学校で何かあったの?…ボーッとしちゃって」

穂乃果「な、何でもないよ。…ほら、焼けたから食べよう」サク

雪穂「ダイエットするんじゃなかったっけ?」

穂乃果「いいの。ホットケーキは特別!…ただ食べるだけじゃなくて自分で作るから楽しいし、女子力高いでしょ?」

雪穂「そうかなぁ…ま、いいけど」

ほのゆき「いただきます♪」

『頑張ってください…アイドル…』

穂乃果(…えへへ)ダラー

雪穂「お姉ちゃん、メープルシロップかけ過ぎ!」

【五月】

ミカ「ここは私たちに任せて、穂乃果たちは早く準備して!」

穂乃果「ミカ…ありがと!終わったら一緒に帰ろ♪」

ミカ(穂乃果がスクールアイドル始めて、一緒に居られる時間は減っちゃったけど…やっぱり私も穂乃果の力になりたいし)

ミカ「μ'sのライブ、4時からです!」

ミカ(…でも)
20: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 01:05:55.27 ID:u+qcAN3Y.net
絵里「どうするつもり?」

『クラスのみんなも応援しようって言ってるよ♪』

ミカ(先月そう言ってたのは本当なんだけど…メンバーと手伝った私たち三人以外の二年生は誰も講堂に来なかった)

ミカ「穂乃果…あ、あのさ」

穂乃果「帰ろ。ミカ」

ミカ「…うん」

穂乃果「あーあ。やっぱり私にアイドルなんて無理だったのかなぁ」

ミカ「そ、そんなことないよ。穂乃果、可愛いし…」

穂乃果「…ありがと。ミカもμ'sに入ってくれればいいのに」

『やってよかったって、本気で思えたんです!』

ミカ「私は…もし一緒にステージに立ってたら、そう言える自信ないし」

穂乃果「そう?」

ミカ「うん。…私なら、もうアイドルやめる!って言うかも」

穂乃果「そうかなぁ?」

ミカ「やりたいことは人それぞれだし…だから、今日来なかった人たちも…」

穂乃果「わかってる。別に、嘘つき!なんて言ったりしないよ。約束したわけじゃないんだし」

ミカ「…そっか」

【六月】

ザァァァ…

ミカ(だけど…穂乃果と一緒にステージに立つ仲間と、それ以外。その距離の差は大きい)

ミカ「穂乃果。今日は練習ないでしょ?」

穂乃果「あ、ごめんミカ…今からみんなでミーティングっていうか…作戦会議っていうか」

ミカ「そっか。…練習以外にもいろいろやることあるんだね」

穂乃果「うん、まあ…でも夏休みは時間あると思うから」

ミカ(だいぶ遠いなあ…)

穂乃果「ごめんね。じゃあ行ってきます!」

ミカ「うん…頑張って」

花陽「穂乃果先輩」

凛「早く行こっ♪」

ミカ(先月入部した一年生ともあんなに仲良くなってるんだ…)
21: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 01:08:00.74 ID:u+qcAN3Y.net
【後日】

ヒデコ「え?…髪形?」

ミカ「そう!ヒフミの1、2、3を髪形で表現したらわかりやすくていいと思わない!?」

フミコ「1、2、3の髪形って…?」

ミカ「今はヒデコが0、フミコが1、私が2でしょ。髪の結び目が」

ヒデコ「ああ、そういうこと…私も髪を結べっていうの?」

ミカ「そう!それでフミコは二つ結びにするの♪」

フミコ「えぇ!?私には似合わないよー」

ミカ「そんなことないって。フミコのこと可愛いって言う人も結構いるんだから♪」

ヒデコ「フミコはともかく私は…これでどこを結ぶのよ?」

ミカ「ヒデコは…上?」

ヒデコ「いや、やらないよ?…ミカが上に結び目作って三つにすればいいじゃん」

穂乃果「おぉー!フミコ可愛い♪」

フミコ「そ、そうかな?」

ミカ「フミコ!今こそあれをやるのよ!」

フミコ(うぅ…恥ずかしい///)

フミコ「ふっみふっみふー♪ヒフミのフことフミコです!」

ことうみ「」

穂乃果「アハハ」

フミコ「も、もう!だからイヤだって言ったのに…」

ヒデコ「いや、可愛いよ実際。変なセリフとポーズは要らないけど…」

にこ「ちょっと!勝手に真似しといてディスらないでよ!」プンプン

ミカ(ちなみに私は…後ろに結び目を増やして三つにしたけど、誰にも気づかれなかった)シクシク

【七月】

\ダイスキ♪/

ミカ(九人になったμ'sの活躍で廃校も回避!これでひと安心…かな?)

穂乃果「ごめんミカ。ラブライブ出場には順位をあと30も上げないといけないからさぁ」

ミカ(やっぱり毎日練習だって…)トホホ
22: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 01:11:35.26 ID:u+qcAN3Y.net
【後日・秋葉原】

ミカ「これはホットケーキっていうよりパンケーキだよね」

穂乃果「まあ、メニューにもパンケーキって書いてあるし…」

ミカ「メイドさんの穂乃果が可愛いからいいけどね♪お持ち帰りしたいくらいだよ」

穂乃果「すみませんお客様。こちらテイクアウトはできません」

ミカ「えー」ブー

穂乃果「ふふふ。今度のライブはお客さんとして見に来てよ。いつも手伝ってもらってばかりだし、たまにはゆっくり…」

ミカ「うん。ヒデコとフミコと三人で絶対行くよ」

ミカ(でも…ちょっとだけ寂しさもあるかな。手伝ってるほうが身内感あるっていうか、穂乃果と一緒に何かしてる実感っていうか…)

ミカ(自分がアイドルになりたいわけじゃないけど、穂乃果のそばにいたい…)

【九月】

ミカ(スコットランドへ留学するはずだった南さんを穂乃果が…空港から連れて帰ってきた)

ミカ(穂乃果が本当に必要としてるのは誰なのか、わかった気がする…)

ヒデコ「ミカ。…元気出しなって。私たちも穂乃果のμ's復帰を少しは後押しできたんだからさ」

フミコ(…まあ、穂乃果ちゃんを独り占めできるチャンスを潰したとも言えるけど)

ミカ「もう、こうなったら今日はホットケーキ焼きまくるぞー!」

フミコ「トッピングだけじゃなく生地に何か混ぜてみるのはどうかな?ココアとか抹茶とか…」

ヒデコ「いいね。じゃあ私は──」

【十月】

ミカ「ハロウィーンだから、かぼちゃのホットケーキ!」

フミコ「ジャックオーランタン風の顔を描いてみました♪」

穂乃果「わあ、可愛い♪」

にこ「へー。やるわね…目の部分は小さく焼いた生地を使ったのね」

ヒデコ「どれどれ…」パク

穂乃果「おいしい♪かぼちゃの味がする」モグモグ
23: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 01:14:58.23 ID:u+qcAN3Y.net
【十一月】

ミカ(穂乃果はファーストライブの衣装が入らないほど太ったらしい…園田さんの指導のもと地獄のダイエット中)

ミカ「わ、私たちは大丈夫かな?」

フミコ「まあ、ホットケーキなら…ケーキバイキングとか、ラーメンの食べ歩きとかよりはそこまで高カロリーにならないんじゃないかな?」

ヒデコ「ラーメン…」

ミカ「ん、どうしたの?ヒデコ」

フミコ「ラーメン好きの凛ちゃんと一緒に最近よくラーメン食べに行ったりするんだって」

ヒデコ「私も穂乃果と一緒に走ろうかな…」ガタ

凛「あれ?ヒデコ先輩はー?」

ミカ「穂乃果たちと一緒じゃないかな?」

凛「そっかぁ…じゃあ」チラ

フミコ「わ、私はラーメンはちょっと…」

ミカ「私も遠慮しとく」

凛「まだ何も言ってないにゃ。…ラーメンがダメなら、何だったらいいんですかー?」

ミカ「それは、もちろん…」

【星空家】

ミカ「ほっ」パタ

凛「きれいに焼けてるにゃ。ミカ先輩、上手ですねー♪」

ミカ「まあ、ホットケーキだけは小学生の頃から焼いてるからね♪」

フミコ「凛ちゃんもホットケーキ好き?」

凛「はい!凛はお魚以外は何でも食べます♪」

ミカ「お魚のホットケーキか…ちりめんじゃこでも入れてみる?」

フミコ「ツナのほうが合うんじゃないかな?」

凛「もーっ!お魚は要らないにゃ><」

フミコ「ふふふ」
ミカ「あははっ」
24: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 01:21:53.23 ID:u+qcAN3Y.net
【十二月】

ヒデコ「疲れたぁ…」

フミコ「東京に住んでて、筋肉痛になるまで雪かきすることになるなんて…」

ミカ「いたたた…ホットケーキ焼くのもひと苦労だよ」

ヒデコ「でも、穂乃果たち無事にライブできてよかったね」

フミコ「そうだね。穂乃果ちゃんも凛ちゃんも可愛かった♪」

ミカ「ホッとしたところでホットケーキでも食べようか♪」

ヒデコ「うぅ、家の中なのにまだ寒い…」

ミカ「えー!?」

【一月】

穂乃果「今日も冷えるね…」

雪穂「ホットケーキより鍋とかにしたら?」

穂乃果「んー。確かに、もっとあったまりそうな物はあるんだけど…」

ミカ「体を温めるのはおこたや暖房に任せておいて、心も暖めたいじゃない?」

雪穂「はあ。…よくわかんないけど」

穂乃果「雪穂ー。お茶ー」

雪穂「はいはい…」

ミカ「やっぱり、思い出込みっていうか…作ってあげたり、作ってもらったり、一緒に作るのがいいんだよね♪」

穂乃果「そうだね…あのときのホットケーキ、今でも覚えてるよ」クス

ミカ「穂乃果が焦がしちゃったやつ?」

穂乃果「そうそう。中が生焼けで電子レンジ使って…」

ミカ「でも美味しかったよ♪穂乃果と一緒に食べたからかな」

穂乃果「なんか、あの頃も今も変わってないなって思うよ…」

ミカ「ホットケーキが好きってこと?」

穂乃果「それもあるけど…私、すぐ調子に乗って失敗するっていうか…学園祭のときもそうだし」

ミカ「そうだね…みんなに心配かけすぎ!」

穂乃果「…ごめん」
25: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/25(水) 01:26:41.00 ID:u+qcAN3Y.net
ミカ「でも、だからってわけじゃないけど…ほっとけないんだよね」

穂乃果「ホットケーキだけに?」

ミカ「寒い寒い…今日って“日本最低気温の日”なんだってさ」フルフル

穂乃果「そこまで寒がるほど!?」

ミカ「穂乃果には私なんかよりずっと頼りになる素敵な人がいると思うけど…」

穂乃果「いるけど、ミカのことも頼りにしてるよ♪」ギュ

ミカ「否定はしないんだ…」シクシク

穂乃果「ごめん。…やっぱり今はμ'sのことで精一杯だし…恋愛に夢中になってたら、アイドルとしての自覚がないって怒られちゃう」

ミカ「矢澤先輩に?」

穂乃果「うん。…だから、全部終わった後で…まだお互いの気持ちが変わらなければ」

ミカ「今は?」

穂乃果「えっ」

ミカ「μ'sがあるから恋愛どころじゃないっていうのはわかるよ。…でも穂乃果の気持ちは?…私より、ほかの誰かのほうが好き?」

穂乃果「わかんない…みんな私にとって、かけがえのない人だから。比べられないし…たまに、あの子のことそういう意味で好きなのかなって思ったりもするけど」

ミカ「だ、誰!?」

穂乃果「秘密。…でもミカがいるからって思って我慢してるの」

ミカ「え」

穂乃果「大好きだけど…ミカにも嫌われたくないし」

ミカ「それって…やっぱり穂乃果は私の彼女ってことでいいの?」

穂乃果「さ、さあ?…ミカが決めれば?」

ミカ「じゃあ…」グイ

チュッ

ミカ「…穂乃果は私の!」

穂乃果「…うん///」ギュ

雪穂「」

ミカ(妬いて妬かれて…いや、妬いてばっかりだったような気もするけど)

穂乃果(ホットケーキは自分で焼いても、焼いてもらっても楽しいよね♪)

ほのミカ「いただきます♪」



おわり
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『穂乃果「一月二十五日は」ミカ「ホットケーキの日♪」』へのコメント

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