善子「リリーを操れるようになってしまったわ」

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善子-アイキャッチ25
善子「どうしたらいいかしら」

鞠莉「…what?」

善子「いやね、だから…リリーを操れるようになっちゃったの!」

鞠莉「oh…ちょっと待って。聞こえなかったんじゃなくってね?意味を理解できなかったから聞きなおしたのよ?」

善子「それがね、昨日のことなんだけど…」

pixiv: 善子「リリーを操れるようになってしまったわ」 by しずく饅頭

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──
───

善子「ねえリリー」

梨子「どうしたの?」

善子「好き」

梨子「うん、わたしも好きだよ?」キョトン

善子「…今日もダメか」ボソッ

梨子「?」

善子「頭撫でて」ズイッ

梨子「もう練習始まっちゃうよ?」ナデナデ

善子「いいのよ」

ガチャッ

鞠莉「チャオ~☆今日はユニット練習…ってまたイチャついてるの?」

梨子「あはは、そんなんじゃないですよ」

鞠莉(傍から見たらそうは見えないわよ)

梨子「じゃあ練習しましょうか。ね、よっちゃん」

善子「…ええ」

~練習後~

善子「じゃあ、今日は用事があって急ぐから」ソソクサ

梨子「うん、また明日ね」フリフリ

鞠莉「ん~!動かないでいると逆に疲れるわね。けど、新曲の打ち合わせは順調ね!」

梨子「はい。この調子なら来週には歌詞も完成しそうですね」

善子(…よし、リリーはすぐに帰る気配ななさそうね)


善子「で、なんやかんやあって」


~翌朝~

善子「あ、リリーおはよう。好き」

梨子「ありがとうございます」カクン

善子「…成功した!」

───
──


善子「というわけでリリーがわたしの命令をなんでも聞くようになったの」

鞠莉「いっちばん大事なところすっとばしてるわよ!Why?なぜ?わざとなのよね!?」

善子「だって説明が面倒なんだもん…」

鞠莉「いいから説明しなさい」ベシッ

善子「あうっ…わかったわよ…」

善子「カクカクシカコ」

鞠莉「なるほど…古本屋で見つけた本に書かれたおまじないを毎日やるうちに、本当にsuccessしたと…」

善子「飲み込みがはやいのね」

鞠莉「信じてないわよ?」

善子「ふむ…なら証拠を見せるわ」

鞠莉「証拠ねぇ…」

鞠莉(なんて、どうせ梨子と善子の二人でわたしをからかおうとしてるんでしょう?ふふん♪そうはいかないわよ?)

善子「出てきていいわよ」

梨子「…」ガチャッ

鞠莉「梨子…」

鞠莉(きたわね!さあ、どうくるのかしら?)

善子「そうね…」

梨子「…」

善子「じゃあとりあえず、これをやってもらおうかしら」スマホスッスッ

鞠莉「動画?」

スマホ『お帰りなさいませ、ご主人様♪』

善子「さあ、リリー!」

鞠莉(普段の梨子ならここで恥ずかしがってやらないはずだけど…)

梨子「お帰りなさいませ、ご主人様♪」キャルンッ

鞠莉「ぶっふぉぁ!?」

善子「ふふ…どう?普段のリリーなら絶対やってくれないわよ」ドヤァ

鞠莉「そ、そうね…でも、これくらいならまだ我慢すればなんとかなるはずよ!」

善子「むっ…徹底的に疑うのね?ならいいわ、もっとすごいもの見せてあげるから」

鞠莉(実はさっきのも結構すごかったけど…次はなにを見せてくれるのかしら)

善子「じゃあリリー、次はこれね」スッ

スマホ『お姉ちゃん…わたし、体が熱い…お願ぁい♡』

鞠莉「ファッ!?」

鞠莉(エ○ゲーのワンシーンじゃないの!こんなの梨子がやれるわけ…)

梨子「…」ピトッ

鞠莉「へ?」

梨子「お姉ちゃん…わたし、体が熱い…お願ぁい♡」ウルウル

よしまり『ごふっ』ガクッ

鞠莉「なんで善子までダメージ受けてるのよ」

善子「いや、その…思ってた以上に破壊力すごくて…」ハナヂダラダラ

鞠莉「それにしても…」チラッ

梨子「…」

鞠莉「さっきの今でこの無表情…どうやら本当のようね」

善子「やっと信じたのね」ドクドク

鞠莉「とりあえず鼻血止めましょう?」

───
──


鞠莉「それで、梨子がこうなっちゃったのはわかったけど…」

善子「うん、マリーに相談したいのはね…」

よしまり『戻し方がわからない』

鞠莉「はぁ~?」

善子「うぅ…」

梨子「…」

鞠莉「なにしてんの!?」

善子「誰だってあんな胡散臭いおまじないが成功するなんて思わないじゃない!」

鞠莉「胡散臭いならなんで毎日やってたのよ!」

善子「リリーが振り向いてくれないんだもん!」グスッ

鞠莉「どうしてそうなったのかわからないわ…」

善子「最初は両想いになれるおまじないやってたんだけど、効果ないから別のやつ試してたのよ」

鞠莉(両想いになれるなんていうベタなおまじないと同じ本に人の操りかたが載ってるってどんな本よ…)

鞠莉「うーん…けど、普段から誰が見ても両想いにしか見えなかったわよ?」

善子「リリーは多分、ルビィやずら丸が同じこと言っても同じ反応するわ…」

鞠莉(否定できないわね~)

善子「リリー、慰めて…」

梨子「よしよし」ナデナデ

善子「はぁ…幸せ…」トローン

鞠莉「それくらいいつもやってるじゃないの」

善子「じゃあ聞くけど、果南さんにハグされたときいつもどんな反応してるのよ」

鞠莉「果南に…?」

果南『鞠莉~♪はぐっ』ギュッ

鞠莉『かなぁ~ん♡』トローン

鞠莉「理解したわ」

善子「でしょ?」

鞠莉「まあ、それはそれとして…梨子がこのままじゃいろいろとまずいわね」

善子「そうなのよ…一応授業は受けるようにって指示したらちゃんとノートとかはとるらしいんだけど、あくまでも単純なプログラムしかできないらしくて、お昼になにもせず固まってたって曜さんから聞いたわ」

鞠莉「それはveryシュールね…」

善子「わたしの望むことなんでもしてくれるのは嬉しいんだけど、やっぱりこんなの間違ってる…」

鞠莉「そうね。なんでも指示できるっていうのは悪用のしがいが…」

善子「あ、悪用なんてしないわよ!」

鞠莉「…梨子にあんなこと言わせたりしたのに?」ジトー

善子「あれは悪意じゃなくて好奇心で…」アセアセ

鞠莉「で・も♪」ニヤッ

善子(うわ、悪い顔)

鞠莉「普段の梨子が絶対やらないことをやってるところ…もっと見てみたくないかしら?」

善子「普段のリリーが、絶対やらないこと…?」

鞠莉「例えば…」

ルビィ『ぅゅ…ルビィにできるかな…で、でも、がんばルビィ!えへへ♪』

鞠莉「…をやってもらうとか」

善子「…リリーが、ルビィの真似を?」ゴクリ

鞠莉「見たいでしょう?」

善子「…ちょっとだけ」

鞠莉「ならいくのよ!善子!」

善子「仕方ないわね…一度だけやったら元に戻す方法探してもらうからね?」

鞠莉(ふふっ…チョロいわ)

善子「リリー、ごにょごにょ」

鞠莉「どうなるかしら?」ワクワク

梨子「あぅ…リリーにできるかなぁ…?で、でも、がんばリリー!なんて…」テヘペロ

よしまり『おぉぅ…』キュン

鞠莉「いいわね。梨子らしさを残しつつも言わなそうなセリフ!」

善子「しかも勝手にリリー風アレンジいれてきたわ!結構融通きくわね!」

鞠莉「ねえ善子…もっと、見たくない?」

善子「なに言ってるのよ!…あとちょっとだけよ?」

鞠莉「じゃあ次はどうしましょうか?」

善子「そうね…」


──
───

梨子「べ、別に二人に構って欲しくてピアノ弾いてたんじゃないんだからね!」プイッ

鞠莉「いいわ!超ベタなセリフだけど梨子が言うことによって逆に新鮮味がある!」

・・・

梨子「やだやだ!リリーのこと構ってくれなきゃやだー!」ギューッ

善子「うっひょおおお!甘えん坊リリー可愛いいい!」

・・・

梨子「先輩…!あの、先輩のリボンを…わたしにください!///」

鞠莉「きゃー!卒業式でこんなこと言われたら果南への愛が揺らいじゃうわー!」

・・・

梨子「ねえ、昨日どこで何をしてたの?…とぼけないで。知ってるんだよ?花丸ちゃんといたんだよね?どうしてわたしのお誘い断ったの?ねえ、どうして?あ、そっか…花丸ちゃんがいるからだよね?あの子がよっちゃんをたぶらかしたんだ…なら仕方ないよね。よっちゃんは被害者だもん。でも安心していいよ?もうよっちゃんを誘惑する人なんてどこにもいないんだから…この世の、どこにも…ふふっ」

善子「ヤバっ!このリリーは素直にヤバイわ!」ゾワッ

・・・

梨子「リリーのキスで、あなたを永遠の僕にしてあげる…」カベクイッ

鞠莉「こ、これは…///」

善子「はーいそこまでー!」

・・・

梨子「りっこりっこりー!あなたのハートにりこりこりー!叫べ青春桜内♡恥ずかしいのは…一瞬だから大丈夫♡♡」キャルーン

善子「最初がちょっと寒かったかしら」

梨子「ぬわぁんでよ!」

善子「ひゃっ!」ビクッ

梨子「…」

善子「え、何今の?」

鞠莉「さ、さあ?」

・・・

梨子「寄らば斬る…!この紅桜に切れぬものなど…あんまりない!」ビシッ

鞠莉「やっぱり凛々しい梨子は様になってるわね!」

善子「ストトラのジャケット撮影したときにそれ思ったわ」

・・・

梨子「無茶しないで…いつも傍にいるから…」スッ

善子「はわぁ…あすなろ抱きぃ…」キュンキュン

鞠莉「乙女の憧れよね~」

・・・

梨子「はーい、この問題分かる人?じゃあ小原さん。…え?わからないの?仕方ないね…そのカラダにた~っぷりと、教え込んであ・げ・る♡」サワッ

鞠莉「ひゃっ!ストップ!善子!ストップよ…ぁんっ!」ビクッ

善子「リリー!ストップストップ!もう!マリーがちょっとエッチなリリー見たいなんて言うから!」

鞠莉「だ、だって見てみたいと思うじゃない?純情梨子ちゃんのエッチな姿!」

善子「まあ、そう…だけど…」

鞠莉「…やっちゃう?」

善子「…」

善子「だ、ダメ!」

鞠莉「ほほう?」ニヤリ

善子「やっぱり、その…リリーとは、ちゃんと両想いでそういうことしたい…っていうか///」ボソボソ

鞠莉「あーん!初々しいわねもう!」モッギュー

善子「わぷっ」

鞠莉「意地悪しちゃってsorry?わたしも本気じゃなかったのよ」

善子「すっごい悪い顔してたけど…?」

鞠莉「It's a joke!」

善子「本当かしら…」

鞠莉「まあ、それはともかくとして、どうやって元に戻すか、よね…」

善子「正直、恥ずかしいことさせてるうちにショックで元に戻ると思ってたけどダメだったわね」

鞠莉「他には…犬ふっかけてみる?」

善子「気は進まないけど、試す価値はあるかもね」

鞠莉「そうと決まれば松月へレッツゴー!」

善子「ちょっと待って、それ本当にリリーを元に戻すためよね?寄り道したいわけじゃないのよね?」

鞠莉「…シャイニー☆」

善子「ちょっとー!」

───
──


鞠莉「というわけでやってきました松月!」

善子「リリー、そこに座るのよ」

梨子「…」ストン

鞠莉「さて、久々に来たわね~なに頼もうかしら」

善子「いきなりか!目的忘れないでよ!」

鞠莉「もう、そんなに焦らなくても大丈夫よ。ケーキでも食べて落ち着きましょ?」

善子「こちとら一生ものの罪を背負ってしまったって気負いそうになってるっていうのに…」

「わんっ」

鞠莉「おお?」

善子「あ、いた!松月のわんちゃん!」

鞠莉「いつ見てもcuteね♡」

善子「よーし、こっちおいで」スッ

わたあめ「わん」カプッ

善子「ぎゃー!」ガッターン!

鞠莉「甘噛み程度で騒ぎすぎよ…ほーら、こっちにcome on♪」スッ

わたあめ「わん」カプッ

鞠莉「マイガッ!」ガッターン!

善子「マリーだって同じじゃないの!」

鞠莉「oh…こんなはずでは…」

梨子「」カタカタ

鞠莉「あら?いまのやり取りを見て梨子が反応してるわよ!」

善子「おお!これはショック療法いけるかも!」

鞠莉「わんちゃん!あのお姉さんにAttackよ!」

わたあめ「くぅーん?」ジー

梨子「」カタカタ

わたあめ「わん!」ジー

梨子「…」ポロポロ

善子「や、やめやめ!震えて泣いちゃってるじゃない!」

鞠莉「無表情かつ無言で涙を流されるのがここまで精神的にきついとはね…」

善子「可哀想だから撤退よ!」ダッ

鞠莉「ちょ、まだなにも頼んでないのに!」

───
──


善子「あれからいろいろ試してみたけど、元に戻らなかったわね…」

鞠莉「うーん…正直お手上げね」

善子「リリー、このまま一生元に戻らないのかしら…」グスッ

鞠莉「よ、善子?」

善子「そんなの嫌よ…わたしがしちゃったことだけど、リリーの意思で笑いかけてくれないなんて嫌…!」

善子「わたしが好きなリリーは、こんな人形みたいなリリーじゃないんだもん…!」

鞠莉「…ほぼ偶然みたいなものとはいえ、自分がしちゃったこと、ちゃんと受け止めているのね」

善子「…」コクン

鞠莉「ならわたしもとことんまで付き合うわ。この梨子じゃ、わたしたちの暴走を止めてくれないもの」ウインク

善子「ありがとうマリー…」

鞠莉「ひとまず梨子のおうちに行きましょうか。親御さんに説明しないと」

善子「そうよね…待っててねリリー、絶対元に戻してあげる…」

鞠莉「あ、そうだ」

善子「?」

鞠莉「そういえば、この命令ってどこまで有効なのかしら?」

善子「どういう意味?」

鞠莉「例えば、善子以外の命令も聞くようにっていう命令とか」

善子「まるでシェン○ンに願いの数を増やしてくれってお願いするみたいな胡散臭さがあるわね」

鞠莉「もしかしたら戻れって命令したら戻るかもしれないわよ?」

善子「そんな馬鹿な話が…」

鞠莉「まあまあ、物は試しよ?」

善子「どうせ無駄だと思うけど…リリー、元に戻りなさい」

梨子「…あれ?」

鞠莉「!?」

善子「…リリー?」

梨子「わたし、今まで何して…っ!」ハッ

善子「マリー!」

鞠莉「やったわね!善子!奇跡よ!」

梨子「…」

梨子「あれ、鞠莉さん、善子ちゃん。なにしてるの?」

鞠莉「…ん?」

善子「もしかして覚えてたりする?」

梨子「え、なんのこと?善子ちゃん」

善子「ゴフッ」ドサッ

鞠莉「あーっと!よそよそしい善子ちゃん呼びのdamageで善子がdown!」

梨子「鞠莉さん」

鞠莉「ギクッ…」

梨子「楽しかった?」ニコニコ

鞠莉「な、ナンノコトディースカ?」

梨子「わたしで遊ぶの、楽しかった?」

鞠莉「離脱!」ダッ

梨子「逃がしませんよ」ガシッ

鞠莉「NO!離してー!」

梨子「二人も目一杯、恥ずかしいことしましょうね~♪」

鞠莉「よ、善子ー!help!」

善子「」チーン

梨子「うふふ…まずは全裸でダンスからですね」

鞠莉「初っぱなからBAD END!」

梨子「それとも果南さんの目の前で自慰させられるほうがいいですか?」

鞠莉「あ、それはそれで興奮するかも…」

梨子「じゃあ無しです」

善子「リリー…わたしは…」

梨子「よっちゃん」

善子「リリー!」

梨子「なんの心配しなくてもよかったんだよ?」チュッ

善子「…ファッ!?///」ボフッ

梨子「いつも好きって…言ってたでしょ?///」

善子「は、ひゃい…///」

鞠莉「いろいろ試したどの梨子よりもイケメンね」

梨子「それはそれで償ってもらいます」

よしまり『ひいぃ…』ガクブル

梨子「さ、行くよ」ズルズル

よしまり『ごめんなさーい!』


おしまい
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2018年5月26日
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