梨子「スクフェス○○チャレンジ?」

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梨子-アイキャッチ7


曜「……」シャンシャン

千歌「……」

曜「……」シャンシャンバンッ

曜「うわ~、25回!」

千歌(……?)

曜「……」シャンシャンタンッ

曜「こんどは5回か~」

梨子(何の数字だろう?)

pixiv: 梨子「スクフェス○○チャレンジ?」 by すぎ

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曜「これで合計55回、っと…」ライブセイコウ!

千歌「ねぇねぇ曜ちゃん、今のって何の数字?」

曜「へ?ひょっとして、声に出てた?」

梨子「うん、なんか25回~!とか言ってたけど…」

曜「いやぁ、恥ずかしいなぁ///」

千歌「スクフェスにそんな新機能なんてあったっけ?」

曜「ううん、さっきのは私が勝手につけてる数だよ」

曜「題して、"スクフェス腹筋チャレンジ"!いつもの筋トレに少しマンネリ感があって、最近始めてみたのであります!」

千歌「スクフェス腹筋チャレンジ?あ、じゃあさっきの数は…」

曜「そう、腹筋のノルマだよ!GOODで5回、BADで15回、MISSで25回やるようにしてるんだ!」

梨子「なんだか大変そう…私にはムリかも」

曜「そう?まぁ人にもよるとは思うけど」

千歌「でも、何だかそれおもしろそう!私も何かやってみようかな?」

梨子「う~ん、例えばどんな?」

千歌「そうだなぁ……あ、思いついた!」

曜「えっ?なになに?」

千歌「ふっふっふ……その名も、"スクフェスみかんチャレンジ"!」

梨子「……すごく千歌ちゃんらしいね」

千歌「あ~、梨子ちゃんバカにしてるでしょ!こう見えてもちゃんと深~い考えがあるんだよ?」

曜「いやいや、絶対にただの思いつきだよね?」

梨子「ちなみに、そのチャレンジはどんな内容にするつもりなの?」

千歌「え?ん~っとぉ……」

曜(やっぱり考えてないじゃん)

梨子(考えてなかったのね)

千歌「FULL COMBO 1回でみかん1つ!これでどう?」

曜「まあ…わりと妥当かな?」

梨子「一応言っておくけど、その場合難易度EASYで回数を稼ごう、とかはダメだからね?」

千歌「イヤダナー、ソンナコトカンガエテルワケナイジャナイカ」

曜(あ、ずるしようとしてたな)

梨子(意外と策士ね)

千歌「と、とにかく!私もはじめるの!!」

曜「じゃあ、梨子ちゃんはどうする?」

梨子「えっ?私もやるの?」

曜「梨子ちゃんはチャレンジ…やめる?」

千歌「やめないっ!」

曜「だよね!」

梨子「ちょっとぉ、私の意思は~?」

千歌「梨子ちゃんだったらどんなのがいいかなぁ?」

曜「急に決めるのがムリなら明日までに考えればいいよ」

梨子「やるのは前提なのね…」


―――夜、自宅にて。


梨子(スクフェスチャレンジ、か…)シャンシャン

梨子(この機会に何か新しいこと始めてみようかな?)シャンシャン

梨子(う~ん…誰かに相談してみようかな?)ライブセイコウ!

梨子「ダイヤさんだったら…」

―ダイヤ『スクフェスが楽しいのは認めますが、それに現を抜かしているようではぶっぶーですわ!』―

梨子「取り合ってくれなさそう…」

梨子「果南さんだったら…」

―果南『とりあえず、ランニングとかはどうかな?朝だったら私も付き合うよ!』―

梨子「果南さんとのランニング…さすがにこれはきついよね?」

梨子「花丸ちゃんとルビィちゃんは…」

―花丸『う~ん、そういったゲームの類いは苦手だから、マルにはちょっと難しい質問ずら』―

―ルビィ『よくわからないけど、がんばルビィ!ですっ!』―

梨子「イマイチね…」

梨子「そして、ギルキスの2人は…」

―善子『 この堕天使ヨハネに導を乞うなんて…リリーもついにリトルデーモンの一員に…!』―

―鞠莉『シャイニー☆なんだかとっても面白そうなことじゃない!私にももっと詳しく教えて!』―

梨子「ダメダメっ!絶対に面倒なことになるパターン!」

梨子(どうしよう…でも、何か始めてみたいしなぁ…)


―――翌日、部室にて。


曜「千歌ちゃん、今日はなんだか元気ないね」

千歌「昨日はみかん1つも食べられなかったんだよぉ…」

曜「あ~、やっぱり?」

千歌「いざ『チャレンジ頑張ろう』って考えると、どうしてかミスしちゃうんだよ!」

曜「なんかわかるな、そういうの」

千歌「だから今日の千歌はみかんパワーが不足しているのだぁ…」

曜「まぁまぁ、次はがんばろ?」

梨子「お待たせ、2人とも」ガラガラ

千歌「あ、梨子ちゃん!」

曜「他のみんなは?」

梨子「3年生は進路関係で、今日は参加できそうにないって」

千歌「あれ、1年生の3人は?」

曜「今日は1年生、校外学習の日じゃなかったっけ?」

千歌「そういえばそーだったかもぉ…」

梨子「…千歌ちゃん、もしかして疲れてる?」

千歌「! だ、大丈夫だよ!」

曜「もう、そんな感じで『大丈夫』だなんて、説得力ないよ?」

梨子「う~ん、千歌ちゃんもこんな感じなら、今日は練習お休みにしようか?」

千歌「それはダメっ!うぅ、みかんさえあれば元気全開なのにぃ~!」

曜「だったら私がみかんを千歌ちゃんに食べさせたらいいんじゃないかな?」

梨子「どういうこと?」

曜「ほら!千歌ちゃんはチャレンジのせいでみかんが食べられないけど、私が無理やり食べさせたってことにすればノーカンに!」

梨子「千歌ちゃんはいいの?そんなので…」

千歌「みかん…みかん…」

梨子(なにこれ、禁断症状!?)

曜「細かいことは気にしない、こんなのただの遊びなんだからさ」

梨子「そうだよね、むしろ今の千歌ちゃんの方が心配だけど…」

千歌「み、かん…」

曜「それなら大丈夫、みかんを食べればもとに戻るよ!」

曜「はい、千歌ちゃん!みかんだよっ!」

千歌「もぐもぐ…ごくんっ」

梨子(どうなるんだろう…)

千歌「みかんパワー補充完了っ!高海千歌、元気全開でーすっ!!」

梨子「千歌ちゃんにとって、みかんって一体何なの?」

曜「う~ん…『ちょっとハイになるおくすり』とか?」

千歌「今日も練習、がんばるぞ~!!」

梨子(友人に軽い恐怖を覚えたのは初めてかも…)

曜「…とまあ、こんな茶番はおいといて」

梨子「茶番だったの!?」

千歌「え?梨子ちゃん、もしかして信じてた?信じちゃってた?」

曜「あるわけないじゃん、こんな話!まったく、梨子ちゃんもピュアですなぁ~!」

千歌「ねー!」

梨子「むぅ…、2人のことなんて知らないっ!///」

曜「…でもさ、練習どうしよっか?」

梨子「今日は3人だけだもんね」

千歌「う~ん…」

千歌「ところで梨子ちゃん、スクフェスチャレンジのお題は決まった?」

曜「練習するんじゃなかったの?でも梨子ちゃんのチャレンジ、私も気になる!」

梨子「えっと…ね?その…曜ちゃん、私もいろいろ考えてみたんだけど、なかなか思いつかなくて」

千歌「よぉし!それじゃ私たちで…」

梨子「そ、そうじゃなくてね?その…私も腹筋、始めてみようかな~?なんて…」

曜「ええっ!?梨子ちゃん、そんな無理しなくていいんだよ?」

梨子「ち、違うの!私も、何か新しいことがしたいだけなの!」

千歌「梨子ちゃんにしてはちょっと意外だけど、その気持ちすっごくわかるよ!」

曜「そっか…だったらこの渡辺曜、梨子ちゃんの決意に敬意を表して全力でお手伝いするよっ!」

梨子「ありがとう、曜ちゃん」

千歌「それじゃさっそく、1曲やってみよう!」

梨子「ええっ?今から?」

曜「もちろん!善は急げって言うからね!」

千歌「そーだそーだ!」

梨子「うぅ…わかったよぉ」

曜「曲は、そうだな…『想いよひとつになれ』!」ライブスタート!


―――――――
―――――
―――


梨子(2人に見られてると、なんだか緊張する…)シャンシャン

千歌(真剣な表情の梨子ちゃん、かわいいな…って、そうじゃなくて!)

曜(あれ?そういえば梨子ちゃんって…)

ようちか((スクフェスかなり上手くなかったっけ?))

梨子(……)シャンシャン

曜(どうしよう…このままじゃ普通にFULL COMBOだよ?)

千歌(私にいい考えがあるよっ!)

梨子(よしっ!あとはインストだけ…って、あれ?)シャンシャン

梨子(ミスしないと腹筋のノルマが0になるんじゃ…でもわざとミスしたくないし…)

梨子(どうしよう、もう終わっちゃう!)

ようちか「「せーの、えいっ!」」ワキバラツンッ

梨子「わひゃうっ!」スカッ

梨子「もう、2人とも何するの~!」ライブセイコウ!

千歌「だって、梨子ちゃんぜんぜんミスしないんだもん」

曜「これじゃチャレンジの意味があまりないかな、ってね」

梨子「たしかに私も気づいてたけど、いきなりはずるいよぉ…」

曜「ごめんね?悪気はなかったんだ」

千歌「でも、ミスはミスだよ!」

梨子「うん、じゃあ腹筋はまず25回だね。曜ちゃん、お願いしてもいいかな?」

曜「お安いご用だよ!」


―――――――
―――――
―――


梨子(なんだか腹筋してると曜ちゃんの顔が近い…///)

曜(梨子ちゃん、がんばってるなぁ…)

曜「…24…25!どうだった?梨子ちゃん」

梨子「曜ちゃん、いつもこんなにきついのやってるの?」

曜「えっと、私は今梨子ちゃんがやったのの2倍ぐらい負荷をかけてるかな」

梨子「うそぉ、傾斜があるだけでこんな感じなのに?」

曜「まあ、そこは慣れだよ」

千歌「むぅ…なんかうらやましい」

曜「だったら千歌ちゃんもやってみる?腹筋チャレンジ!」

千歌「やるっ!」

梨子「私は少し休むね…」

曜「お疲れさま、梨子ちゃん」

千歌「曲はどれにしよっかな…」

曜「じゃあ、『元気全開DAY!DAY!DAY!』で!」

千歌「ええっ!?それ苦手なのにぃ!」ライブスタート!

梨子「ミスしないとノルマがないんだから、ちょうどいいんじゃない?」ニコッ

千歌「梨子ちゃんの鬼ぃ~!…って、わわっ、ダメぇ~!」バンバンッ

曜「あはは…」

千歌「そんなぁ~!」ライブシッパイ…

梨子「千歌ちゃん、何回分になった?」

千歌「ひどいよ2人とも!」

曜「ごめんごめん、腹筋はとりあえず100回でいいよ」

梨子「今度は私が押さえるね」

千歌「ほんとにやるのぉ…?」

曜「じゃあ千歌ちゃん、腹筋するの…やめる?」

千歌「やめないっ!」

曜「だよね♪」

千歌「って、あ~っ!つい癖で…」

梨子「というわけで千歌ちゃん、ファイトだよっ!」

千歌「ひぃ~!!」


―――2時間後。


千歌「つ、疲れた…」

曜「結局、みんなで何周もしたからね…」

梨子「明日は筋肉痛になりそう…」

千歌「でも、楽しかった!」

梨子「みんなでやると、つらいイメージの筋トレもちょっと変わるのかもね」

曜「今日はゆっくり休んで、また明日だね!」

ちかりこ「「う、うん…」」

曜「何事も『継続は力なり』ってね!」

ちかりこ「「がんばります…」」


―――帰宅。


梨子「千歌ちゃん、また明日♪」

梨子「…ただいまー」

梨子ママ「お帰り、今日は風強かったけど、大丈夫?」

梨子「何が…って、そっか、もう花粉症の季節だよね」

梨子ママ「そろそろマスクの用意しておいた方がいいんじゃない?」

梨子「うん、わかった」

梨子(それにしても疲れた…今日は早めに寝ようかな)

梨子「……くしゅっ」

梨子「!!ん~~~!?」ジタバタ

梨子(いたっ、お、おなかいたいっ!)

梨子ママ「梨子、静かにしなさい」

梨子「ごめんなさ、くしゅっ…ん~~!!」

梨子(こんなことになるなら、腹筋なんてするんじゃなかった~!)



翌日、授業中もくしゃみが出るたびに悶える梨子ちゃんの姿が、あったとかなかったとか。




おしまい
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