にこ「ちび達のおつかい」

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矢澤家-アイキャッチ1
「ごめんくださーい!」

雪穂「はーい」

「私達、おつかいを頼まれて穂乃果さんに会いにきたのですが…」

雪穂「あの…ごめんね。今穂乃果はちょっと出かけてて」

「そうですか…」ガックリ

pixiv: にこ「ちび達のおつかい」 by tsugarulefthors

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雪穂(この子達誰だろう?なんでお姉ちゃんのこと知ってるんだろう?)

雪穂「そうだ、名前を聞いてもいいかな?」

「私は矢澤こころです!」

「私は矢澤ここあ!」

雪穂「もしかして、矢澤にこさんの…」

こころ「はい!にこは私のお姉様です!」

ここあ「にこにーはお姉ちゃんだよー!」

雪穂「…それじゃあ、私の部屋で待つ?」

こころあ「ありがとうございます!!」



雪穂「お待たせ。穂乃果はあと少しで帰ってくるって」

こころ「わかりました」

雪穂「それで、何のおつかいなの?」

こころ「お姉様が、穂乃果さんにお手紙を渡すようにと」

雪穂「それなら私が預かるよ―」

ここあ「だめです!」

雪穂「え?」

こころ「お姉様から、穂乃果さんに直接渡すように言われたのです」

雪穂「はあ…なら、にこさんが来ればよかったのに」

ここあ「弟の虎太郎が風邪をひいて看病してるの」

こころ「でも占い師に、”今日必ず渡しなさい”と言われたんだって」

ここあ「えーと…占い師の名前は確か…NTT!」

こころ「N.Tさんね。Tが多いよ。電話の会社に聞いたんじゃないからね」

雪穂「にこさんのお友達かな…?(たぶん東條希さんだよね)」

こころ「そうみたいです」

雪穂(だけど、なんでわざわざ手紙?LINEとかじゃだめなの?)

雪穂(まあ、それよりもこころちゃんとここあちゃんだよね)

雪穂「そうだ、ちょっと待っててくれる?」

こころあ「はい」



雪穂「はい、うちのお饅頭」

ここあ「おいしそー!」

こころ「…」

雪穂「こころちゃん?もしかして嫌い?」

こころ「嫌いというか、お饅頭はこわいなー、って」

雪穂「…?」

ここあ「お姉ちゃん、そんなこと言うよりも”お茶ください”って言えばいいのに」

こころ「もう!ここあ!」

雪穂「ああ、そういうことね」クスクス

雪穂「はい、お茶だよ」

ここあ「ありがとー!」

こころ「ありがとうございます!」

こころ「…ところで、穂乃果さんはにこさんについて何か話していますか?」

雪穂「ああ、それはもうべた褒めだよ」

雪穂「”初めて本物のアイドルに会った”とか”今まで一人でいたのが不思議だ”とか」

雪穂「”にこちゃんがいなかったらμ’sはすぐに解散していた”とか…」

雪穂「とにかくにこさんのことは褒めてるよ」

こころ「さすがお姉様!」

ここあ「でもお姉ちゃんだって、穂乃果さんのことを話すよねー!」

雪穂「へえ、そうなの?」

こころ「”アイドルに向いている子がいたなんてね”って言ってたり」

ここあ「”自然とみんなを引っ張ってくれる”とかね」

雪穂「ふーん…」

ここあ「えーと、お姉ちゃんは3人組のグループでも活動して…名前はビビリ」

こころ「BiBiだよ。なんでそんな怖がるのさ」

ここあ「それそれ!そのBiBiの活動もいいけど、穂乃果さんと活動してみたい、っていつも言ってるんだよ!」

雪穂「へえ」

こころ「穂乃果さんの3人組は確か…プリン体だね」

ここあ「お姉ちゃん、Printempsだよ。痛風の原因でしょそれ」

雪穂(小学生とは思えないんだけど…)

こころ「そのPrintempsの活動で、穂乃果さんと一緒にいる2人が羨ましい、ってお姉様はよく言うんですよ」

雪穂「それにしても、2人ともにこさんのこと大好きなんだね」

こころ「もちろんです!」

ここあ「にこにーは宇宙No.1アイドルなんだもん!」

雪穂「私も羨ましいなあ…にこさんみたいなお姉ちゃんがほしかった」

こころ「雪穂さん…?」

ここあ「どういうこと?」

雪穂「穂乃果は、だらしないし勉強もできないし、店番もさぼろうとするし…」

雪穂「正直、なんで人気なのかよくわからない」

雪穂「にこさんも、いつか目を覚ますんじゃない?」

こころあ「…」

雪穂「こころちゃん?ここあちゃん?」

こころ「…失望しました」

ここあ「なんでそんなひどいこと言うの!?」

雪穂「ちょ、ちょっと…」

こころ「穂乃果さんは、一人で活動していたお姉様をグループに引き入れたのですよ!?」

ここあ「”宇宙No.1アイドルのバックダンサー”って初めて聞いたときから、すごい人だって思ってた!」

こころ「お姉様みたいなアイドルに似合うダンサーがいると思いますか!?」

こころ「みんなを笑顔にさせる宇宙No.1アイドルのお姉様を、笑顔にさせたのが穂乃果さんなんですよ!?」

雪穂「!」

ここあ「お姉ちゃんが好きになった人の悪口を言う人は、家族でも許さないよ!」

雪穂「…そうだったんだ」

雪穂「でも、どれだけ好きな人だったとしても嫌なところはあるものだよ?」

こころ「お姉様は言っていました」

こころ「嫌いなところも認めて、初めてその人が心から好きだといえる、と」

ここあ「にこさんが穂乃果さんについて話すと、”そこも含めて穂乃果なのよね”って言うんだよ!」

雪穂「…にこさん、そこまでお姉ちゃんのことを考えているんだ…」

雪穂「ごめんね。変なこと言っちゃって」

ここあ「わかればいいのです!」エッヘン

こころ「ここあ!」

雪穂「かわいい♪」

「ただいまー!」

雪穂「お姉ちゃんだ」



穂乃果「今おつかいから帰ったよ!こころちゃん、ここあちゃん!」

こころ「はい、お姉様からの手紙です」

ここあ「内容は誰にも言わないで、だって」

穂乃果「でもなんで手紙なんだろう?」

こころ「さあ…」

ここあ「じゃあ、これで―」

雪穂「こころちゃん、ここあちゃん。お土産にお饅頭持って行って?」

こころ「いいんですか!?」

ここあ「ありがとうございます!」

雪穂「気を付けて帰ってねー?」

こころ「また来ます!」

ここあ「今度はみんなと来るね!」

雪穂「いつでも待ってるよ♪」

こころあ「お邪魔しましたー!!」

穂乃果(いつの間に仲良くなったんだろう…?)



雪穂(お姉ちゃんがにこさんから受け取った手紙)

雪穂(どういう手紙だったのかはわかりません)

雪穂(ただその日から変わったことがいくつかあります)

「ごめんください」

雪穂「いらっしゃい。にこさん、こころちゃん、ここあちゃん、虎太郎君」

雪穂(こうして、にこさん兄弟が来るようになったこと)

こころ「雪穂さん!」

ここあ「雪穂お姉ちゃん!」

虎太郎「また来たー」

雪穂(こころちゃん、ここあちゃんはもちろん、いつの間にか虎太郎君が私に懐いたこと)

雪穂(そして一番の変化は…)

穂乃果「にこちゃん!」

にこ「穂乃果、いつものお願いね」

穂乃果「お饅頭だね?うちで食べていく?」

にこ「もちろんよ!」

雪穂(にこさんとお姉ちゃんが仲良くなっていることです)

雪穂「お姉ちゃん、お店手伝ってよ?」

穂乃果「わかってるよー」

雪穂「にこさんと自宅デートしすぎたらだめだよ」クスクス

穂乃果「ちょっと雪穂!///」

にこ「そうね…たまには二人でお出かけデートしたいものね」ニヤニヤ

穂乃果「にこちゃんまで…///」

雪穂「じゃあごゆっくり。カップルさん」

穂乃果「カップル…にこちゃんと…///」

にこ「とっくにカップルになったんだから慣れなさいよ…そんな穂乃果も好きだけど♪」

雪穂(さて、こころちゃんとここあちゃんが持ってきたあの手紙には、なんて書かれていたのでしょうね?)





あとがき
雪穂さん、こころさん、ここあさんの3人組でした。
今回は3人での会話がメインですが、少々盛り上がりに欠けた感がありますね…。
ありがとうございました。(了)
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