皆につなげる夢の軌道

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穂乃果-アイキャッチ57
 穂むら

ガララッ

海未「すみません、穂乃果は…?」

雪穂「……?あぁ!!海未さんことりさんお久しぶりです!!」

ことり「そんなにかしこまらなくていいよ雪穂ちゃん、やっぱり穂乃果ちゃんいない?」

雪穂「ごめんなさい…、ちょっと前まで居たんだけどもう時間がないからって車で…」

pixiv: 皆につなげる夢の軌道 by 朝霧ユウ

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海未「そうですか…、仕方ありません。後ほど落ち合うことにしましょうか。」

ことり「ごめんね雪穂ちゃん、もうちょっとゆっくりして行きたかったんだけど…」

雪穂「ううんいいよ、二人はこれから横浜まで移動でしょ?ついでにお姉ちゃんが置いていったほむまんの詰め合わせ持って行ってくれるかな…?」

海未「久しぶりに帰ってきたと思えば自分のお土産を置いていったんですか……、全く穂乃果は昔から変わらないんですから…」

ことり「もう海未ちゃん~、当人のいない所でお説教してないで早く行くよ?じゃあね雪穂ちゃん、また今度一緒に来るからね。」

雪穂「うん!またいつか9人で来てくれてもいいからね、じゃあ、いってらっしゃい。」フリフリ

海未「えぇ、いってきます。」

ことり「いってきまぁーす♪」


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 新幹線 車内

海未「…にしても…」

ことり「ん?どうしたの?」

海未「あれから既に5年程経っているんですよね。」

ことり「ことりたちの最後のライブから?んーもうそんなに経ってるんだね…」

海未「私たちがアキバライブを敢行したときと比べてスクールアイドルはますます注目されているそうですよ、なんでもラブライブに申し込んだグループも私たちの頃より格段に多いとか。」

ことり「ふふ、やっぱり海未ちゃんもしっかり情報集めてるんだね、それはことりも聞いたことあるよ、私たちの後輩も大変だよね…」

海未「私たちが直接見れたのは雪穂や亜里沙たちのグループまでですから確信はありませんが…大丈夫ですよ、音ノ木のスクールアイドルなら。」

ことり「そうだねっ♪…それで、今日行くライブは静岡のスクールアイドルのワンマンライブなんだよね?」

海未「その様ですね、穂乃果から急にエアメールが来たと思えば一押しのスクールアイドルだから見に行こう!…とメッセージを添えてチケットが入っていて…」

ことり「久しぶりに皆に会えるかとちょっと期待しちゃったけど…私たちだけなんだよね?」

海未「にこも希も絵里も…、職種は違いますが色んな所を飛び回っていますからね…連絡はつきましたが彼女たちはアメリカのライブビューイングのチケットを穂乃果から送られていたみたいですよ。」

ことり「アメリカ…!?…すごいね…、皆離ればなれ…か…。」

海未「そうでもないですよ、ほら、見てください。」

ことり「あっ…、かよちゃんたちの写真?」

海未「えぇ、彼女達もチケットを受け取っていたみたいで、花陽に引っ張られてブレードだとかを用意して大急ぎで横浜に向かってるんですって。もしかしたら会えるかもしれませんよ?」

ことり「ほんと!!?会ってみたいなぁ…、大人の雰囲気をまとわせたまきりんぱなかぁ…」

海未「といっても大学生ですがね、あの三人は頻繁に連絡を取り合ってるそうですから連絡がつきやすくて良かったです。」

ことり「日本にいるメンバーはことりも連絡はできるけど…、海未ちゃんが皆の橋渡しをしてくれてるからこうして皆の近況が分かるんだよね、ありがとう♪」

海未「私はどのみち道場に残らねばいけませんから、それならいつでも貴方達の帰る場所であれるようにと、そう思っているだけです。」

ことり「私はいつでも海未ちゃんがもらってくれるの待ってるね?」

海未「…?何か言いました?」

ことり「はぁ……、なんでもないよ、今日のライブの話でもしよ?」

海未「そうですね…、あ、ちゃんと水分補給できるものは持ってきてますか?」

ことり「もちろん!ライブ中に倒れちゃったら元も子もないもん、それは見るほうも見せる方も準備してなきゃだよ。そうだ、海未ちゃんグループ名読めた?」

海未「あぁ…最初は分かりませんでしたが、アクア…と読むみたいですね。」

ことり「ことりは最初ラテン語かなにかかな…?って思ったんだけど確か…Aquaと私たちのって意味のourをを合わせた造語だったかなぁ、海のイメージにはぴったりのグループ名だよね~」

海未「海未は私ですが…?」

ことり「もう様式美だねそれ…」

海未「口が勝手に動くんですっ…!…それにしてもどうして穂乃果はこのグループを気に入ったのでしょう?」

ことり「ん~、なんでだろう?でも何となく分かる気がするよ。」

ことり「このグループのリーダーが言ってたんだ。きっかけはμ'sだって。」

海未「あら、それは嬉しいですね…、最近は私たちを目標にするグループもいるみたいですが…それだけでは穂乃果は…」

ことり「元々はμ'sが目標だったんだって、でもね、あの子達は自分達で輝きたいって、μ'sを超えるくらいの輝きを目指してるんだって、目をキラキラさせて話すの…なんだか穂乃果ちゃんにちょっと似てたな。」

海未「そうですか…、私たちの思いが通じたグループだからこそ、穂乃果は私たちに見てほしかったのかもしれませんね。」

ことり「うん、ラブライブはスクールアイドルが見てくれる皆へ笑顔を届ける場所、決して私たちやA-RISEを真似したり…、競技みたいに争うんじゃなくて、…限られた時間の中で精一杯輝く…穂乃果ちゃんがあのとき願ったことに一番近いのが、このグループなのかもね。」

海未「私たちがスクールアイドルの原点だとは言えませんが…、私たちが残した夢の軌道は、しっかり繋がっているみたいですね。」

ことり「詩人みたいなこと言っちゃって…、メモしといてあとで穂乃果ちゃんに見せるね♪」

海未「なっ!やめなさいことり!!そうです!推しは誰かの話でもっ…!」

ことり「秘密です~♪あ、この3年の子海未ちゃんに似てないかな?」

海未「えぇっ?あぁ…どうでしょう?」

ことり「はいメモしましたぁ♪さ、新横浜だから降りるよ~!」

海未「図りましたねことり!!?ちょっと待ちなさいったら!」

ことり「はいはい、穂乃果ちゃんはどこで待ってるの~?」

海未「まったく…、えっと、アリーナの中まで行けば分かるそうですよ、物販も先に行ってくれたようです。」

ことり「ことりたちと着く時間そんなに変わらないはずだよね…職権濫用してるのかな…」

海未「はは…、それならその職権で凛たちも探しますか…?」

ことり「いいかもっ!なんたってラブライブ決勝前に急遽行われるこのワンマンライブは…」

ことり、海未「穂乃果が主催!!」

海未「ですからね、いまや世界を飛び回る有名シンガーですか…英語も出来ないのに…」

ことり「穂乃果ちゃんが主催ってことは私たちしか知らないから…今頃キャストの皆すごく驚いてるかもね?」

海未「一応伝説のスクールアイドルですからね…、私たちも驚かせに行きますか。」

ことり「行こう!新しいステージへ!なんてね~♪」

海未「ふふっ、なんですか穂乃果みたいな…」

ことり「言いそうだなぁって思って…、でも今はファイトだよ!かな?」

海未「もう年相応の態度を身につけているでしょうから言ってませんよ…多分。」

ことり「会えば分かる分かる♪楽しみだね!」

海未「一応メインはライブですからね?…それにそうこうしている間に着きましたよ、さ、私たちの後釜…というと語弊がありますね…」

ことり「可愛い可愛い後輩ちゃんでいいんじゃない?」

海未「そうですね、では、私たちの後輩のライブ、応援しに行きましょう!」

ことり「ちゅんちゅん!!」



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  ―― 一方その頃 ――

穂乃果「こんにちは!高坂穂乃果です!」

ルビィ「おねぃちゃああああ!!!本物の穂乃果しゃんだよぉぉぉ!!!」

ダイヤ「|c||^.- ^|| 」


おしまいですわぁ!
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