松浦果南「好感度メガネ。」

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果南-アイキャッチ10
1: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:34:41.21 ID:yVBkfnDl.net
※便乗
※設定等G`s準拠


私、松浦果南はいつものウェットスーツで、いつものように、海の中へと潜ります。


この駿河湾、最近は透明度もだいぶ上がってきて綺麗だし―――

海の生き物だっていっぱいいる。


けれど、少しの心無い人のせいで。

完全に綺麗にはならないんだ。


この海のために、何かしたい。

でも、何か考えるのとかは苦手だし。

頭もダイヤほど良くないし、家も鞠莉ほど大きくない。

せめて、私にできることって言ったら―――


ゴミ拾いくらいだよね。


果南(―――あれ?)


ゴミ拾いを見つけて最初に見つけたのは、奇抜なデザインのメガネ。


果南(ゴミって言うより―――落し物、だよね)

元スレ: 松浦果南「好感度メガネ。」

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2: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:36:46.45 ID:yVBkfnDl.net
普通メガネなんて捨てないもんね。

しかもこんな高そうなやつ。


果南「―――――ぷはっ」


海から出て、とりあえず持ち主を探すことにしたんだけど――――


果南「――かけてみたくなるのが、人の性だよね」


すちゃっ―――意外なほどに私の頭にフィットした、奇抜なメガネ。


果南「ん?」


メガネをかけると、目の前に謎の文字列が。

~~~好感度メガネ~~~

相手から自分への好感度を01~100までの数値として可視化することができます
平均値を50として算出したこの数値はあなたの人気をそのまま表したものっ☆
周りからどう思われてるか気になるアナタ、この装置で試してみては?

なお当社は、この装置を家族間や親友など、特別親しい相手での使用をオススメしません
また、この装置によって生じた関係の軋轢等には一切の責任を負いません。ご了承ください

~~~~~~

ごくり。

息をのむ。

つまり、これって―――

私が周りから好かれてるか嫌われてるか、ばっちりわかっちゃうってことだよね。


果南「ん~」


そうだよね。

特別親しい相手での使用はオススメしないって書いてあったし、今すぐ外して――――


おじぃ「果南」


うわ――――。

見えちゃった。おじぃからの、好感度―――――


安価下コンマ2桁
4: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:37:36.03 ID:WOm3YoVX.net
9: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:40:59.42 ID:yVBkfnDl.net
果南「は――――――っ」

ふらり――――どぼん。


私は気を失いそうになって、そのまま深い深い海の底に倒れこんで―――逃げた。


嘘だ、嘘だ。


やっぱりこんなメガネ、嘘なんだ――――!





おじぃ→果南 03
10: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:43:10.61 ID:yVBkfnDl.net
果南「はぁ、はぁ、はぁっ―――!」


必死に逃げてきた私は、いつの間にか浜辺にたどり着いていた。


果南「こ、こんなもの―――!」


メガネを外して、放り投げようとするけど――

誰かが、私の方を見てた。



現れた人物
>>12
12: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:43:37.31 ID:tR5ZFKCw.net
千歌
15: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:45:38.42 ID:yVBkfnDl.net
千歌「あれ。果南ちゃん?」

果南「ち、チカ―――」


し、しまった!

見てしまった――――


このメガネで、千歌の事を。


安価下コンマ2桁
17: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:46:12.94 ID:DwWGkCGM.net
23: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:49:10.21 ID:yVBkfnDl.net
果南「―――ち、」

千歌「んぇ?」

果南「千歌ぁ!!」


海水でびしょびしょな事も忘れて、私はチカに熱烈なハグをする。


千歌「ちょ、果南ちゃ――」

果南「チカ、チカ!私も、千歌のこと大好きだからっ!!」

千歌「え、えぇ~~~~っ!?」


お互いに茹でたタコみたいに、真っ赤な顔で見つめあう。


千歌「そ、そんなこと急に言われても―――そ、そりゃ、チカだって果南ちゃんのこと、好きだけど」

千歌「でも、チカと果南ちゃんは幼馴染で、その、え、えぇ~~っと――――」


ピピッ。


果南「ん?」
25: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:53:25.23 ID:yVBkfnDl.net
~~~~~~

Wow!早速90超えを叩き出すなんて!
あなたはよっぽど周りから好かれているのね!

あ、ちなみに

・90以上は『恋』の感情が含まれている可能性!?脈アリ!
・起動後、初回に好感度の高い人間を見ると上手く動作しない可能性があります

起動段階でのメッセージに入れ忘れたんだ。Sorry!

~~~~~~


果南「」


ふざけんなー!


千歌「果南ちゃん?―――えへへ♪どうしたの♡」


濡れている私に、ぴとっと身体をくっつけてくるチカ。

水から出たばかりの冷たい私の手を絡ませてくる。


―――ち、チカって、こんなに可愛かったっけ。
27: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:55:01.79 ID:yVBkfnDl.net
浜辺に二人で座り込んで、まるで恋人みたいに寄り添っていると。


「おーい!」


背後から声をかけられた。

現れた人物
>>28
32: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:56:30.87 ID:yVBkfnDl.net
再安価
このレスの下
33: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:56:46.91 ID:tR5ZFKCw.net
梨子ちゃん
35: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 20:59:56.92 ID:yVBkfnDl.net
梨子「千歌ちゃん、果南ちゃん!」

果南「あれ、梨子ちゃん。どうかした?」

梨子「窓の外から、二人が見えたから。――え、えっと、何してたの?そんなにぴったりくっついて」

千歌「今はね―――果南ちゃんと気持ちを確かめ合っていたのだ♡」

梨子「気持ちを?」


不思議そうな顔で、こっちの様子を伺ってくる梨子ちゃん。


―――あ、数値が出た。


下2
37: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:00:34.99 ID:4mSAiZrZ.net
いける
43: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:02:16.72 ID:yVBkfnDl.net
果南「ぶっ―――」

つい吹き出しちゃった。


き、99!?

わ、私、梨子ちゃんにそこまで好かれるようなことしたっけ――


目を擦って、もう一度見る。


桜内梨子→松浦果南 99


ま、間違いない―――

梨子ちゃんからも、そ、そういう気持ちを、向けられてる―――!!


ピピッ。


果南「また?」
44: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:04:12.09 ID:yVBkfnDl.net
~~~~~~

Oops!90超えに続いて、ゾロ目まで出すなんて!
あなた、なんてLuckyなのかしら!

ゾロ目はちょっと特殊な効果があってね?

ゾロ目が出ると、なんと―――



ゾロ目の効果(倍率)
下2
46: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:05:02.27 ID:Eojf/dAh.net
5倍
50: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:07:17.06 ID:yVBkfnDl.net
~~~~~~

Oops!90超えに続いて、ゾロ目まで出すなんて!
あなた、なんてLuckyなのかしら!

ゾロ目はちょっと特殊な効果があってね?

ゾロ目が出ると、なんと―――


数値が5倍!


一見低い相手も、実はそんなに悪くない!
高い相手は、もっと高い!

~~~~~~


―――ってことは。



桜内梨子→松浦果南 495
54: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:10:22.93 ID:yVBkfnDl.net
なにこれ。


梨子「♡♡♡」


梨子ちゃんがこっちを見る目が、とっても眩しいというか―――

ピンク色?―――じゃなくて、桜色か。


梨子「果南ちゃん、私も一緒に座っていいかな―――?♡♡♡」

果南「も、もちろん――」


ぽふん。

そういうと梨子ちゃんは、私の膝の上に座った。

―――身体をこちらに向けて。


果南「え、え、ちょっ――」

梨子「果南さん――」


身体を完全にこちらに預けてきてる。

重くはないけど―――


は、恥ずかしいっ!!
55: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:13:51.06 ID:yVBkfnDl.net
果南「あ、あのさ梨子ちゃん」

梨子「なんですか?♡♡♡」

果南「私、梨子ちゃんに何かしたっけ?」

梨子「何かした、なんて――別に、何もしてませんよ♡♡♡」

果南「なら、なんでそんなに近―――」


梨子「――ちょっと、二人きりになりませんか?」


チカに聞こえないくらいの声で、私の耳元に囁く梨子ちゃん。

心臓がばっくんばっくん動くのがわかる。


果南「千歌、そのさ、ちょっと梨子ちゃんと用事思い出したんだけど――」

千歌「えー!チカ、まだ果南ちゃんといっしょに居たい♡」

果南「ごめんっ、すぐ戻ってくるからさ!」


私は梨子ちゃんを連れて、人気のないところまで足を進めた。
61: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:18:50.30 ID:yVBkfnDl.net
梨子「一目惚れです」

果南「へ…?」

梨子「私、引っ越してきたあの日―――海から飛び出てくる、果南ちゃんを見てたんです」

果南「そ、そうなんだ」

梨子「その時の果南ちゃんは、まるで人魚姫みたいで―――」

梨子「私の心が、奪われちゃったのがわかったんです♡」


そんなこと言われると――照れちゃうな。

女の子同士なのに。


梨子「その後も、学校で果南ちゃんと会うたびに―――」

梨子「飄飄としててカッコイイし、いつも優しいし、私の理想のお姉さんみたいで―――」

梨子「だから、私、果南ちゃんのこと大好きなんです♡♡」


―――どうしよ。

私は今。

長年の仲良しで、気心の知れた元気でかわいい幼馴染と。

オシャレでおとなしいと思っていたら、実はダイタンだった転校生の間で揺れている。


誰か助けて―――。



助け船に現れた人物
下2
63: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:19:45.50 ID:Eojf/dAh.net
おばぁ
67: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:22:55.25 ID:yVBkfnDl.net
『果南や―――』


!?


『果南や―――果南の好きな子を、選べばいいんじゃ――――』


も、もしかして―――おばぁ!?


果南「お、おばぁ!?そうなの!?」


『―――心に従え―――』



果南「な、なんだったの今の……・」

梨子「―――ねえ、果南さん――私を、こんな風にした責任―――取ってください♡♡」


ぜ、絶体絶命だ―――!

おばぁはよくわからないことを言って消えちゃったし、もう、ホントに誰か―――!!


下2
69: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:23:39.91 ID:tR5ZFKCw.net
よーう
72: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:25:58.17 ID:yVBkfnDl.net
曜「あれ、梨子ちゃんと―――果南ちゃん?」

果南「よ、曜!!」


助かった―――!!


曜「ここに居たんだ。千歌ちゃんが探してたよ」

曜「早く戻ってこないかなーって」

果南「そ、そっか。ありがと曜、じゃあ梨子ちゃん、戻ろっか」

梨子「そ、そんなぁ――」


―――そういえば、曜は。

私のことどう思ってるんだろ?


――――ちらっ。


下2
74: 名無しで叶える物語(きびだんご)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:27:13.93 ID:OwQA2nOZ.net
85: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:31:10.58 ID:yVBkfnDl.net
曜「あ、果南ちゃん!」

果南「な―――なに、かな」

曜「じ、実は――曜も、果南ちゃんの事を、探してたり、して」


曜「えへへ♡」


渡辺曜→松浦果南 93


な、何がどうなってるの―――!?

これ、もしかしてモテ期ってやつかな?


千歌「あーっ!果南ちゃんここに居た!」



千歌「えへへーっ」

ぎゅうぅぅぅぅ。


曜「あっ――ず、ずるい!曜も全速前進、ヨーソロ――――♡」

ぎゅうぅぅぅ。


梨子「……果南さん」


ぎゅううううううううううううううううう。
92: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:34:36.66 ID:yVBkfnDl.net
どうしよう。

これって、ハーレムってやつかな?

こんな可愛い子たちで、ハーレム作っちゃった。


千歌「果南ちゃーんっ♡大好きだよーっ♡♡」

曜「よ、曜だって、幼馴染歴は千歌ちゃんに負けるけど、果南ちゃんへの気持ちなら負けないでありますっ♡」

梨子「私だって、果南さんのこと―――」


――――どうすればいいの!

誰か教えてー!


教えてくれる人
下2
94: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:35:01.88 ID:tR5ZFKCw.net
善子
98: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:40:18.00 ID:yVBkfnDl.net
善子「うわっ!?天界からの使者!?」

果南「あ――ヨハネちゃん!」

善子「――って、果南ちゃんか。人から人が生えている、地獄のキメラかと思ったわ」

善子「ところでそれは何?千歌ちゃんに曜ちゃん、梨子ちゃんまで果南ちゃんにくっついて――」

果南「ねえちょっと、助け―――」


―――いや。

この調子だと、ヨハネちゃんまでくっついてくる可能性がある。


助けて、なんて言って、大丈夫なのかな―――?


大丈夫なのか?
下4
102: 名無しで叶える物語(聖火リレー)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:41:11.40 ID:ZwmyzpCt.net
おう
110: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:50:07.65 ID:yVBkfnDl.net
津島善子→松浦果南 40


40かぁ。
平均値が50だからちょっと低いかな?

でも、嫌われてるわけでもなく―――丁度いいくらい。

まぁ、ヨハネちゃんとはあんまり―――っていうか、ほぼ話さないしね。

仕方ないか。


―――よし。


果南「助けて!!」

善子「え、えっと――助けるって言っても、何をどうすればいいのよ?」

果南「ほら、堕天使パワーとか、あるでしょ?」

善子「むっ……」


あ、数値が揺れた?


善子「我が堕天使の力を、そんな適当な扱いをする果南には―――力は貸せないわ!」

善子「きっと貴方には、堕天使ヨハネの呪いによる不幸が訪れることになるわ―――クックック……」


あ―――ヨハネちゃんは怪しい笑みを浮かべながら、去ってしまった。


なるほど。

私への好感度があんまり良くないのは、ヨハネちゃんの堕天使キャラ?への、適当な認識のせいかぁ。

……明日あたり、謝っておこう。

っていうか、もう十分不幸が訪れてるような気がするんですけど。

――いや、可愛い後輩たちに囲まれてるわけだし、幸運なのかな?
111: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:54:53.35 ID:yVBkfnDl.net
この前だって――


~~~

果南「あれ、まだヨハネちゃんだけ?」

善子「ええ、そうみたい」

果南「いつも部室に来るの、こんなに早いの?」

善子「まあ―――そうね。スクールアイドルの活動を行うための力を溜めているのよ」

果南「ふーん。堕天使ってすごいね」

善子「……」

~~~

あんなこと言っちゃったし。

そっか、そういうのが良くないんだね。よ~くわかったよ。


―――で、どうしようかな。

このままじゃ、帰るに帰れないし――――

―――――いや。

おじぃに嫌われた私に帰る場所なんてないか。

あれ?

誤作動の仕業なんだっけ?


まあ、いっか。


果南「あは、あはははは……」


笑うしかない私に、またまた声を掛けてくる人物がいた。


声を掛けてきた相手
下2
113: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:55:35.13 ID:tR5ZFKCw.net
花丸
118: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:59:15.01 ID:yVBkfnDl.net
花丸「あの、果南ちゃん?大丈夫?」

果南「…マルちゃん!」


うわ、すっごく頼れる子が来てくれたよ。

すっごくいい子だもんね。


―――ね?



下2
120: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 21:59:52.14 ID:rrsC3p4o.net
130: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:05:45.42 ID:yVBkfnDl.net
国木田花丸→松浦果南 14


なっ――――。



千歌「果南ちゃん♡」

曜「果南ちゃん♡」

梨子「果南さん♡♡♡♡♡」

果南「ま、マル――」

花丸「……あ、えっと」


ぷいっ。

顔を背けられた。


果南「マルちゃん―――?」

花丸「ご、ごめんね邪魔しちゃって。オラ、おつかいの途中だったから―――」


そのまま去っていってしまった。

―――あの反応、そっか。

いい子だからこそ、か……


浜辺の真ん中で、目がハートになってる女の子はべらせてる先輩が居たら―――引くよね。


――――あっ。

そうだ……思い出した。
131: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:10:21.23 ID:yVBkfnDl.net
~~~

果南「―――そのー、マルちゃん」

花丸「あ、果南ちゃん!おはよう~」

果南「お、おはよう。……あのさ、借りた本、なんだけど」

花丸「うん!どうだった?オラの大好きな本なんだぁ」

果南「う、うん、すっごくよかったよ。まさか内浦の―――」

花丸「そう!内浦の海の事を書いた小説があるなんて、本当に感動ずら~」

果南「そ、それでさ、あの……」

花丸「……ところで果南ちゃん、どうしてそんなにびしょびしょなの?」

果南「……ジェットスキーの不調で、登校するときに転覆しちゃって」

花丸「えぇっ!?それは大変ずら、早く着替えないと―――」

果南「――今日の荷物、全部ダメにしちゃって」

花丸「え――――じ、じゃあ……」

果南「マルちゃんに借りた本も……ホントごめんっ!!」

花丸「……だ、大丈夫ずら。果南ちゃんじゃなくて、機械が悪かったんだし。本は、買い直せるから―――」

花丸「それよりも、果南ちゃんが無事でよかったずら。……えへへ」


~~~


……そりゃ、嫌われて当然だよね。
132: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:11:59.15 ID:yVBkfnDl.net
2年生に好かれてるのはいいけど。

私、とことん1年生に嫌われてるみたい。


あとは―――


果南「ルビィちゃんと、ダイヤと、鞠莉か……」


次に現れる人物
下2
134: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:12:29.07 ID:enQ8NsNK.net
るびぃ
136: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:18:12.68 ID:yVBkfnDl.net
ルビィ「あれ、果南ちゃ――」

ルビィ「わ、わわわわ――――!?」

果南「る、ルビィちゃん!」

ルビィ「ど、どうしたの果南ちゃん!?千歌ちゃんに、曜ちゃんに、梨子ちゃんまで…」

果南「あ、えっと―――色々?それより、どうかした?」

ルビィ「あ、うん、えっとね。さっきマルちゃんがすごい暗い顔してて――果南ちゃん、何か知らない?」

果南「うっ……えっとね……」


どうしよう。

下手に動くと、最悪、ルビィちゃんに刺されかねない……。



好感度
下2
138: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:18:41.27 ID:1N/UEfNq.net
感じた
144: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:25:16.34 ID:yVBkfnDl.net
――いや。

ルビィちゃんに嘘をつくのはよくないよね。

いくら好感度云々って言ったって、それはダメだよ。


だから、マルちゃんとのいざこざを素直に説明することにした。


黒澤ルビィ→松浦果南 27


……。


だよね。


そうなるよね。


ルビィ「――教えてくれて、ありがとう。……悪気はなかったんだもんね」

果南「う、うん――――うん?」

ルビィ「じゃあ、ルビィ――マルちゃんのこと、追いかけるね」

ルビィ「……果南ちゃん」

果南「な、なに?」


ルビィ「……楽しそうだね」
147: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:27:11.38 ID:yVBkfnDl.net
胸に突き刺さる言葉を残し、ルビィちゃんは走り去っていった。

ダメだ……罪悪感で死にそうだよ。

マルちゃん、ルビィちゃん、本当にゴメン――あと、ヨハネちゃんも。

きっと、この埋め合わせは必ずするからね。


「随分と楽しそうね、果南」

下2
149: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:27:24.15 ID:4GgGeuwV.net
だいや
150: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:31:21.80 ID:yVBkfnDl.net
果南「――ダイヤ!」

ダイヤ「なんだか妙な噂になってるわよ?ダイビングショップの娘さんがモテモテだ、とかなんとか」

果南「あはは――ご覧の通り」

ダイヤ「―――一体どうなってるの、これ?千歌ちゃんと、曜ちゃんと、梨子ちゃん……」

果南「ん、まぁ、色々あってさ……」

ダイヤ「そうですか」


……さっきのルビィちゃんの件もあるし、ダイヤの好感度見るの、怖いなぁ。


ダイヤ「ところで果南、あなたメガネなんてかけてたかしら?」

果南「へ?あ、いやこれは―――」


うっ。

見えた、ダイヤの好感度―――


下2
152: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:31:39.75 ID:zizDkwvl.net
はい
161: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:36:58.31 ID:yVBkfnDl.net
黒澤ダイヤ→松浦果南 75


果南「―――あれ?」

ダイヤ「なによ、人の顔を見てあれ?だなんて。ちょっと失礼じゃない?」

果南「……あのさ、ダイヤ」

ダイヤ「だからなんですか」

果南「私のこと、どう思ってる?」

ダイヤ「はぁ?」

果南「あ、いや。変な意味じゃなくてさ」

ダイヤ「……そうね」

ダイヤ「嫌いではありませんよ。むしろ―――」

果南「むしろ?」

ダイヤ「……なんでもありません。では、楽しそうなところを邪魔するのも何なので、ごきげんよう――」

果南「あ、ちょっと!」


行っちゃった。

――うーん、結構高い数字だったわりに、ダイヤは冷たい反応だったなぁ。


でも、嫌われてるわけじゃなさそうだし―――いっか。
164: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:40:34.51 ID:yVBkfnDl.net
それより、そろそろ―――

決着をつけないといけない。


チカと、曜と、梨子―――私は、いったいどうしたらいいのか。


「フッフッフ…お困りのようデェ~スネ!」

果南「待ってたよ」


一体何原家の何莉なんだ…
下2


鞠莉「それはもういいのよ!」

果南「なに?」

鞠莉「こっちの話よ―――さて、果南。随分モテモテみたいね」

果南「……鞠莉」

鞠莉「何?」

果南「どういうつもり?」

鞠莉「What?」

果南「…このメガネ、鞠莉のでしょ」

鞠莉「うっ」
166: (庭)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:41:22.99 .net
176: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:44:13.86 ID:yVBkfnDl.net
果南「あんな説明文書けるのなんて鞠莉しかいないし」

鞠莉「そ、それはホラ―――どこかから流れ着いたのかもしれないデショ?」

果南「なんで流れ着いたって知ってるの?」

鞠莉「えっ、と―――」

果南「それに―――」

鞠莉「―――それに?」

果南「……鞠莉の好感度、表示されないし」

鞠莉「……さすが果南だね。いつも何も考えてないようで、鋭いんだから」

鞠莉「あなたの言う通りよ、果南。そのメガネは、小原家で作った好感度測定器のプロトタイプよ」

鞠莉「このスイッチを押さない限り、私の好感度は見えない―――」

果南「チカ、梨子ちゃん、曜。あのスイッチを奪ってきたら、ご褒美あげる」



鞠莉「」

果南「よし、このスイッチを押せば……」


鞠莉の好感度
下3
179: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:44:48.14 ID:AqVLZ93f.net
任せなサーイ
191: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:48:08.74 ID:yVBkfnDl.net
なっ――――


小原鞠莉→松浦果南 14


……じゅう、よん?


果南

―――嘘でしょ?」

鞠莉「……嘘じゃないよ」

果南「そんな―――」

鞠莉「果南のこと、私大嫌い」


ぷいっ。


果南「ま、り―――」


自然と、目から涙が溢れてくる。
200: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:51:21.04 ID:yVBkfnDl.net
~~~

先生「は~い、今日は転校生を紹介します!ほら、鞠莉ちゃん!」

まり「お、おはら、まりです」

だいや「金髪ですわ」

かなん「だね」

先生「鞠莉ちゃんは―――えっと、あそこ。果南ちゃんとダイヤちゃんの間のお席に座ってね」

まり「は、はい」

かなん「ふふっ」

まり「あ、えっと」

かなん「よろしくね、まり。わたし、まつうらかなん」

だいや「くろさわだいやですわ。よろしくおねがいします」

まり「……う、うんっ」


鞠莉は、私とダイヤの差し出した小さな手を、その小さな手で、しっかりと握り返してくれた。


~~~
203: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 22:57:45.73 ID:yVBkfnDl.net
~~~

かなん「おじぃただいまー」


ぱからっ。

ぱからっ。


まり「いけー!すたーぶらいと!」

かなん「わぁ―――!!」


~~~


まり「かなんはさ」

かなん「ん?」

まり「わたしがおかねもちの子だから、なかよくしてくれるんでしょ」

かなん「ちがうよ」

まり「うそよ」

かなん「うそじゃない。わたしはまりのこと、ともだちだとおもってるよ」

まり「……ほんと?」

かなん「ほんとだよ。うそなんてつかないもん」


~~~
208: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:01:10.28 ID:yVBkfnDl.net
~~~

果南「鞠莉はさ」

鞠莉「What?」

果南「よくこんな不便なところに引っ越して来ようと思ったよね」

鞠莉「まあ―――確かに、ちょっと―――いや、かなり不便なトコロだけど―――」


鞠莉「景色は良いし、シーフードは美味しいし!」


鞠莉「いい友達も、沢山いるからね!」


果南「でも、大学は海外なんでしょ?」

鞠莉「まあ、それはそれ。これはこれよ!」

果南「そっか」

鞠莉「そうよ」

果南「……あはは♡」

鞠莉「……クスクス♡」

~~~
214: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:04:19.59 ID:yVBkfnDl.net
~~~~~~~~~~~~


千歌「果南ちゃん―――」

曜「……大丈夫?」

梨子「―――鞠莉ちゃん?いくらなんでも、大嫌いなんて言いすぎ―――」


くるり。


鞠莉が、私の方に、まっすぐ歩いてくる。


ぎゅっ。


優しい、ハグ。


鞠莉「果南」

果南「……」

鞠莉「ごめんね。ちょっとしたイタズラだったの」

果南「―――イタズラ?」

鞠莉「……そう。本当の数値はね―――」


ぽちっ。


鞠莉が、隠し持っていたボタンを押す。


そこに表示された数値は―――――
221: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:06:59.20 ID:yVBkfnDl.net
99。


果南「―――きゅうじゅう、きゅう」

鞠莉「……ううん、違うよ」

果南「……あ、5倍だっけ」

鞠莉「それも違う」

果南「―――じゃあ、14?」

鞠莉「ブッブー。不正解」

果南「じゃあ―――」


ぽいっ。


鞠莉は私から眼鏡を取り上げて、投げ捨てる。


鞠莉「こんなメガネで表せるほどちっぽけじゃない、数字なのよ―――♡」

果南「鞠莉―――」
233: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:10:13.66 ID:yVBkfnDl.net
ぱしぃん!!


鞠莉「……!?」

果南「ポイ捨て禁止」

鞠莉「え、あ」

果南「それに、いくらイタズラでも度が過ぎてるよ。やっていいことと悪いことがあるの」

鞠莉「ぅ、ぁ」

果南「わかった?」

鞠莉「はぃ……」


果南「行こ、チカ、曜、梨子ちゃん」

千歌「うん♡」

曜「ヨーソロー♡」

梨子「♡♡♡」


鞠莉「…」

すちゃ。


鞠莉→果南
下5
238: (庭)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:11:12.90 .net
246: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:12:47.95 ID:yVBkfnDl.net
松浦果南→小原鞠莉 90


鞠莉「か、かなぁん……!」

鞠莉「かなーん!!!!」


果南「……ふんっ」



おわり
252: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:15:35.29 ID:yVBkfnDl.net
おまけ


果南「はぁ、まったく」

果南「今日は鞠莉のせいで疲れちゃったよ……」


おじぃ「……果南」

果南「あ、……た、ただいま」

おじぃ「……おう」

果南「あのさ、おじ……」

おじぃ「果南」

果南「」ビクッ

おじぃ「飯出来てるからな」

果南「――――え?」

おじぃ「……もうちっと、早く帰って来いよ」

果南「あ―――」

おじぃ「……この年のジジイ一人じゃ、大変だからよ」

果南「……!」

おじぃ「……」フッ


果南「おじぃーっ!!」ハグッ
260: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:21:10.23 ID:yVBkfnDl.net
果南「なーんだ、やっぱり誤作動だったんじゃん」

果南「まったくもー、鞠莉も作るならもっとちゃんとしたものを―――」


プルルル――――


果南「……もしもし―――あれ、ダイヤ?どうしたの?」

ダイヤ「……この際なので、ハッキリ言っておこうと思いまして」

果南「何を?」

ダイヤ「今日聞かれたことよ」

果南「今日って―――あぁ、私のことどう思うか、ってこと?」

ダイヤ「……わたくしが、親友として名前を上げるとしたらまず――」

ダイヤ「あなた、でしょうか」

果南「え、えっ」

ダイヤ「……飄々と、またぼーっとしているようで、実はいろんなところに目が行き届いている」

ダイヤ「そんなあなたのこと、わたくし…結構、気にいっています」

ダイヤ「この前のお祭りのことだって――」

果南「あの、ダイヤ」

ダイヤ「なんですの?」

果南「……ま、まさかそこまで素直に語ってくれるとは思わなくて――その、て、照れるかな」

ダイヤ「……」

果南「……」

ダイヤ「もうっ!!」


がちゃんっ!!


ダイヤ「……まったく」
265: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:24:35.96 ID:yVBkfnDl.net
果南「……あんなことがあった後だと、学校行きづらいなぁ」

果南「ま、クヨクヨ考えてたって仕方ないよね。そんなの私っぽくないし」


今日も、千歌の待つ浜辺までジェットスキーを走らせる。


―――ありゃ、千歌はまだ来てないか。

じゃあ、とりあえずジェットスキーを置いて、ダイビングスーツを脱いで―――

……ん?


え、ちょっと、な―――――!?



どぼん。
269: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:28:21.46 ID:yVBkfnDl.net
果南「……っぷは!?」


突然、何かが私の方に突っ込んできた。


梨子「……おはようございます、果南ちゃん♡♡」

果南「―――梨子ちゃん!?なんで水着―――」

梨子「あ、果南ちゃん――これから学校なのに濡れちゃったね♡」

果南「いや、それは―――」

梨子「私の家すぐそこだし、着替えて行こう――――♡♡♡」

果南「え、いや、悪いし、私一回帰るよ。まだ間に合―――」

梨子「恥ずかしがらなくても大丈夫です♡……私だって、恥ずかしいのは一緒ですから♡♡」

果南「ちょっ、り、梨子ちゃ―――――!!」
276: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/03/02(木) 23:34:23.21 ID:yVBkfnDl.net
1、2年生の後日談を書こうと思ったけど蛇足な気がしたので、メロメロ梨子ちゃんだけで終わり

マリーのオチに関して
メタネタで出した偽安価先で99出されるとは思ってなくて、使わないのも勿体ないかなとやってしまった
気分を害してしまったみたいで申し訳ない
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『松浦果南「好感度メガネ。」』へのコメント

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