にこ「私の腕の中無邪気に笑う君を守りたい」

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にこ-アイキャッチ44
1: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2017/03/08(水) 07:32:31.20 ID:UrHck58I.net
「……遅い。」

 にこは時計を見て一言そう呟いた。
 あくる日の土曜日、にこは凛と音ノ木坂学院下の交差点近くのコンビニの前で待ち合わせの約束をしていた。
 集合時間は十時だったのだが、先程にこが時計を見ると既に十時半を回っている。つまり、三十分遅刻しているわけだが、凛は一向にその姿を見せない。
 さすがに業を煮やしたのか。にこがスマホを立ち上げ、凛に連絡しようとしたその時、

「はあ……はあ……。」

 遠くの方から凛がこちらに向かってくるのが見えた。

元スレ: にこ「私の腕の中無邪気に笑う君を守りたい」

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2: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2017/03/08(水) 07:50:26.28 ID:UrHck58I.net
これを見たにこはそっとスマホをバッグにしまうと、腕組みをしながら凛が来るのを待った。
 少しして、凛が荒い息を立てながらコンビニの前までやってきた。

「にこちゃん……ごめん……凛……寝坊しちゃって……」

 膝に手をつきながらお詫びの言葉を述べた。
3: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2017/03/08(水) 07:55:51.57 ID:UrHck58I.net
「全く……。あんたってほんっと時間にルーズよね。一言遅れるって連絡入れてくれたらそれで良かったのに。」

 にこは腕組みをしたまま大きくため息をついた。

「ほんっとにごめん‼」

 俯いたまま、にこに向かって両手を合わせた。

「もういいわよ。元はと言えばにこが凛を誘ったんだから。」
「……ホント⁉」

 凛は顔を上げるなり目をキラキラと輝かせた。
4: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2017/03/08(水) 08:04:31.28 ID:UrHck58I.net
「凛っ‼」

 突然、にこが大きな声を上げた。

「な、何⁉」
「何、じゃないわよ! どうしたのよその頭!」
「あ、これ? 寝坊しちゃっておめかしする時間なかったから…。」

 凛は苦笑いを浮かべた。

「あんたねぇ………。」

 にこが呆れるのも無理はなかった。何故ならば凛の頭は,異常なほどに髪の毛が跳ねていたのだ。
 きっと、朝寝坊したせいでまともに寝癖すら直せないできたのだろう。
5: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2017/03/08(水) 08:12:27.84 ID:UrHck58I.net
「こうなったら予定変更よ! 凛、今からにこの家に来なさい!」
「…えっ?」
「いいわね⁉」
「は、はい……。」

 にこのあまりに鋭い剣幕に凛は従わざるを得なかった。
6: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2017/03/08(水) 08:13:06.17 ID:UrHck58I.net
おしまい
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