/cVσ_VσV 「今日も物理について勉強しましょうか」

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1: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 22:55:29.22 ID:u/xCzDhb.net
/cVσ_VσV 「今日は『ガリレオ・ガリレイ』さんについて学んでいきましょう」

リ`・ヮ・) 「なんか聞いたことある」

/cVσ_VσV 「彼の数々の発見の中でも、『落体の法則』についてお話します」

リ´・-・)「なにそれ」

/cVσ_VσV 「いわゆる『重い物も軽い物も、同じ速さで落ちる』という奴です」

リ`・ヮ・) 「しってた」

※ 前作記事へのリンクです(管理人)

/cVσ_VσV 「本日は物理の勉強をしますよ」

元スレ: /cVσ_VσV 「今日も物理について勉強しましょうか」

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3: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 22:56:06.49 ID:u/xCzDhb.net
リ`・ヮ・) 「アレだよね? あの…」

/cVσ_VσV 「?」

リ´・-・)「ほら、あの、斜めの…タワー」

/cVσ_VσV 「ピサの斜塔の事ですか?」

リ`・ヮ・) 「それ!」

/cVσ_VσV 「…」

リ`・ヮ・) 「それの上から、軽い物と重い物を落としたら、同時に地面に着いたって言うのだよね?」

/cVσ_VσV 「その話は嘘ですよ」

リ`・ヮ・) 「えっ」

/cVσ_VσV 「それはただの作り話です」

リ`・ヮ・) 「そんな事ないよ!本で見たもん!」

/cVσ_VσV 「…」
4: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 22:56:35.53 ID:u/xCzDhb.net
/cVσ_VσV 「いいですか、大事な事をお話ししましょう」

リ`・ヮ・) 「何?」

/cVσ_VσV 「そもそも、この地球では『重い物の方が速く落ちます』」

リ`・ヮ・) 「…え?」

/cVσ_VσV 「軽い物は空気抵抗を受けやすいので、重い物と軽い物を同時に落とせば、重い物が速く落ちるんです」

リ´・-・)「えー…」

/cVσ_VσV 「なので、ピサの斜塔の実験はおそらく創作だと考えられます」
6: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 22:57:23.91 ID:u/xCzDhb.net
リ`・-・) 「……あれ?でもさ」

/cVσ_VσV 「はい」

リ`・ヮ・) 「実際に落とせば、重い物の方が速く落ちるんだよね?」

/cVσ_VσV 「はい」

リ`・ヮ・) 「じゃあ、ガレリオさんは何で『重い物と軽い物は同じ速さで落ちる』なんてわかったの?」

/cVσ_VσV 「はい、説明しましょう」
7: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 22:58:05.18 ID:u/xCzDhb.net
/cVσ_VσV 「彼がなぜそんな発想をしたのか…それは、一つのアイディアでした」

リ`・ヮ・) 「うん」

/cVσ_VσV 「そうですね……では、『希』と『にこ』が同時に高飛び込みをしたとします」

リ`・ヮ・) 「うん?」

/cVσ_VσV 「当然、希の方が早く着水します」

リ´・-・)「…悪口入ってる?」

/cVσ_VσV 「いいえ?」

 

/cVσ_VσV 「…では、鉄球と紙風船で説明しましょうか」

リ´・-・)「最初からそうすればいいのに」

/cVσ_VσV 「ラブライブ要素です」
8: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 22:59:04.09 ID:u/xCzDhb.net
/cVσ_VσV 「鉄球と紙風船を同時に同じ高さから落とします」

リ`・ヮ・) 「うん」

/cVσ_VσV 「当然、鉄球の方が早く地面に着きますね」

リ`・ヮ・) 「そうだね」

/cVσ_VσV 「そこで、ガリレオさんはふと思ったのです」

リ´・-・) 「?」


/cVσ_VσV 「『鉄球と紙風船をヒモでつないで落としたらどうなるか』と」


リ`・ヮ・) 「…え?」

/cVσ_VσV 「どうなると思いますか?」

リ´・-・)「えーと……」

/cVσ_VσV 「……」

  


リ`・ヮ・) 「あ!わかった」

/cVσ_VσV 「何でしょう」

リ`・ヮ・) 「『鉄球がゆっくり落ちる』!」
9: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 22:59:45.32 ID:u/xCzDhb.net
cVσ_VσV 「なぜですか?」

リ`・ヮ・) 「だって『鉄球は速く落ちるけど、紙風船は遅い』から、『二つの間の速さで落ちる』んだよきっと」

/cVσ_VσV 「貴女は何を言ってるんですか」

リ`・-・) 「?」

/cVσ_VσV 「いいですか、最初に説明した通り『重い物は速く落ちる』んです」

リ`・ヮ・) 「うん」

/cVσ_VσV 「ですから、鉄球と紙風船をつなげば『鉄球+ヒモ+紙風船』の重さとなって」

/cVσ_VσV 「『元の鉄球より重くなって、より速く落ちる』…となるハズでしょう」
10: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 23:01:07.19 ID:u/xCzDhb.net
リ´・-・)「…えー?」

/cVσ_VσV 「何かおかしいですか?」

リ´・-・)「なんか納得できない」

/cVσ_VσV 「…そう、その考えに、ガリレオさんも納得がいかなかったのです」

リ`・ヮ・) 「ほほぉ」

/cVσ_VσV 「ですから彼は、この発想で『前提条件が間違ってるんじゃないか』と気づくわけです」

リ´・-・)「ぜんてい?」

/cVσ_VσV 「この場合は『重い物が速く落ちる』という事ですね」

リ`・ヮ・) 「おー」

/cVσ_VσV 「その後、ガリレオさんは研究を重ね、学会に発表するのですが…」

リ`・ヮ・) 「が?」

/cVσ_VσV 「当時の学会からは袋叩きにされます」

リ`・ヮ・) 「えぇっ!」

/cVσ_VσV 「というのも、当時は『重い物が速く落ちる』と信じられていましたし」

/cVσ_VσV 「しかも実験すれば、実際に重い物の方が速く落ちるわけですしね」
11: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 23:01:36.69 ID:u/xCzDhb.net
リ`・ヮ・) 「それでどうなったの?」

/cVσ_VσV 「それでもガリレオさんは負けずに主張し続けましたが、決着はなかなか付きませんでした」

リ`・ヮ・) 「うん」

/cVσ_VσV 「完全に決着がついたのは、彼の死後です」

リ`・ヮ・) 「えっ」

/cVσ_VσV 「彼の死後、彼の弟子が真空装置を発明し、実際に真空状態で『羽』と『鉄球』を同時に落とす実験を行いました」

リ`・ヮ・) 「それでそれで?」

/cVσ_VσV 「羽と鉄球は見事、同時に着地し、師匠ガリレオの説を実証したのです」

リ`・ヮ・) 「おー、やったね!」

/cVσ_VσV 「…とまぁ、こんなところです」
13: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 23:04:56.39 ID:u/xCzDhb.net
/cVσ_VσV 「ガリレオさんのすごい所は、この事実に『頭の中だけで気付いた』ことにあります」

リ`・ヮ・) 「?」

/cVσ_VσV 「さきほど穂乃果に話したような『こういう場合、どうなるか?』という質問を『思考実験』と言いますが」

/cVσ_VσV 「彼はこの『思考実験』で、当時の科学の穴を見抜いたのです」

リ`・ヮ・) 「ほえー」

/cVσ_VσV 「現代の科学でも、矛盾する思考実験は発見されています。パラドックス問題で検索すればすぐに出るでしょう」

/cVσ_VσV 「穂乃果も、一度見てみるといいですよ」

リ`・ヮ・) 「うん!」

/cVσ_VσV 「これにて、ガリレオ・ガリレイについての説明を終わります」
14: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 23:05:49.89 ID:u/xCzDhb.net
/cVσ_VσV 「あ…あと、最後にですが……」

リ`・ヮ・) 「何?」

/cVσ_VσV 「本当は、重い物の方が速く落ちます」

リ´・ヮ・) 「えっ」

 
  

   
おわり
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