ほの母「四月」雪穂「十二日は」穂乃果「パンの記念日♪」

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穂乃果-アイキャッチ8
1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/12(水) 00:05:09.02 ID:U3Y5edfM.net
【音ノ木坂・中庭】

穂乃果「いやー、今日もパンがうまいっ♪」パク

海未「またパンですか?…栄養が偏りますよ」

穂乃果「朝と夜はちゃんと家でいろいろ食べてるからいいの」

ことり「でも穂乃果ちゃんってホントにパン好きだよね」

穂乃果「うん♪…ほら、もうこんなに貯まったよ♪」ペタ

ことり(春のパンまつりのシールだね)

海未「毎日食べていて飽きないんですか?」

『おまんじゅう うぐいすだんご もうあきた!』

穂乃果「パンは特別なの。だって…」

【十一年前・高坂家】

\アーン パーン マーン♪/

雪穂(3歳)「…」Zzz

穂乃果(5歳)「おかあさん!」キラキラ

ほの母「え?…なあに?穂乃果」

穂乃果「ほのかも、あんぱんたべたい!」

ほの母(そういえば…私も小さい頃アンパンマン見てて、あの大きなあんパン美味しそうだなって思ってたっけ)クス

ほの母「はい」

穂乃果「わー♪」キャッキャ

穂乃果「おいしい」モグモグ

ほの母「ふふ」

穂乃果「って、これおまんじゅうだよ!あんぱんじゃないよ!」プンプン

ほの母(バレたか…)

穂乃果「あんぱんたべたいー!」ジタバタ

ほの母「中身は一緒よ。あんこでしょ?」

穂乃果「おまんじゅうはパンじゃないもん」プクー

ほの母「パンが食べたいだけなら、あんパンじゃなくてもいいんじゃない?」

穂乃果「あんぱん、しょくぱん、カレーパン♪」

ほの母(アンパンマンを見てパンを食べたくなるなんて単純ねー。…まあ、私も子供の頃はそうだったけど)

元スレ: ほの母「四月」雪穂「十二日は」穂乃果「パンの記念日♪」

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2: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/12(水) 00:08:08.40 ID:U3Y5edfM.net
【十年前】

穂乃果(小1)「えー!またおまんじゅう?」

ほの母「これはお祝いの紅白まんじゅうよ。穂乃果が小学校に入学したお祝い」

穂乃果「こうはく?…って、おおみそかにテレビでうたう人たちでしょ」

ほの母「そうそう、その紅白。赤と白って意味よ」

穂乃果「これピンクだよ?」

ほの母「穂乃果はピンク好きでしょ?」

穂乃果「すきだけど…」

ほの母「雪穂は白でいい?」

雪穂(4歳)「どっちでもいい」

穂乃果(ほのか、おまんじゅうよりパンがいいなぁ…)

雪穂「おいしい♪」モグモグ

【九年前】

穂乃果(小2)「?…いいにおい」クンクン

ほの母「穂乃果。何してるの?帰るわよ」

穂乃果「おかあさーん。ほのか、パンたべたい!」

雪穂(パンやさんのちかくをとおると、いいにおいがするよね)

ほの母「なに言ってるの。もうごはんのおかずの材料買っちゃったわよ」

穂乃果「あんぱんはおやつだもん」

ほの母「おやつなら家に帰れば和菓子がいっぱいあるでしょ」

穂乃果「ぱーんーたーべーたーいー!」ジタバタ

ほの母「もう…しょうがないわね。一個だけよ?」

穂乃果「ゆきほのぶんも!」

ほの母「雪穂の分は雪穂が食べるのよ」

穂乃果「ふたつかって、りょうほう半分こ!」

雪穂(5歳)「うん」

ほの母「…まったく」クス

穂乃果「どっちにしようかなー♪」

雪穂「まだー?」

ほの母(穂乃果がメロンパン、雪穂がカレーパンを選んだ。…ちなみに私が小さい頃のアンパンマンには、まだメロンパンナとか居なかったんだけどね)
3: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/12(水) 00:12:07.11 ID:U3Y5edfM.net
【八年前】

穂乃果(小3)「わー!これなに?」

ほの母「パンよ」

穂乃果「食べていい?」キラキラ

ほの母「…いいけど」

穂乃果「やった♪いただきまーす!」

雪穂(小1)「…これ、もしかしておかあさんがつくったの?」

ほの母「ま、まあね…」

穂乃果「…」モグモグ

雪穂「おいしい?」

穂乃果「なんか…かたくてパサパサしてるよ」

ほの母「意外と難しいのよ。ご家庭でパンを作るのって…」

雪穂「へー」

ほの母(蒸して作るお饅頭とは、やっぱり全然違うわね。パンは発酵させて焼くから…小麦粉も薄力粉と強力粉ではずいぶん違うし)

【四年前・夏】

穂乃果(中学で剣道部に入ったけど、七月の都大会で負けて全国には行けなかった)

雪穂(小5)「お姉ちゃん。これあげる」ポイ

穂乃果(中1)「わ。…な、なに?」パシッ

雪穂「おめでとう」

穂乃果「おめでたくないよ。宿題も終わってないし…」

雪穂「お姉ちゃん誕生日でしょ。十三歳でしょ」

穂乃果「あ…そっか。今日、八月三日…あ、ありがと雪穂」

雪穂「揚げたてだよ。早く食べなよ」

穂乃果「あげたて?」ガサゴソ

穂乃果「わー!カレーパン♪」

雪穂(幼稚園のときだったかな…初めて食べたのと同じパン屋さんのカレーパン♪ちょうど揚げたてだったんだよね)

穂乃果「一緒に食べようよー♪」

雪穂「へ?…いや、私は誕生日じゃないし」

穂乃果「いいから。昔食べたときも半分こ、したでしょ?」

雪穂「(お姉ちゃんも覚えてたんだ)…そうだね」クス
4: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/12(水) 00:15:29.64 ID:U3Y5edfM.net
穂乃果「おいしい♪」モグモグ

雪穂「お姉ちゃんさ、一年生にしては強いと思うよ。あの海未ちゃんにも勝ったんだから」

穂乃果「海未ちゃんに勝ってもしょうがないよ。同じ学校だし…」

雪穂「また来年頑張ればいいじゃん」ナデナデ

穂乃果「…雪穂」ギュ

【三年前】

雪穂(小6)「は、はぁ?…水泳部?」

穂乃果(中2)「うん!音ノ木坂って、広い室内プールがあるんだよー♪ね、お母さん」

ほの母「そうね。あるわね」

雪穂「剣道は?」

穂乃果「やめた♪」

雪穂「…」

ほの母(剣道よりは水泳のほうが費用もかからなそうだし…音ノ木坂に入るなら高校でも続けられそうね)

雪穂「まったく…お姉ちゃんは飽きっぽいんだから」ハァ

穂乃果「そんなことないもん。もっと楽しそうなことを見つけただけだよ♪」

雪穂「…お母さんに似たのかなぁ」

ほの母「そんなことないわよ。私はちゃんと努力してるし」

穂乃果「努力?」

ほの母「じゃーん!」

穂乃果「わー!いい匂い♪」

ほの母「でしょ。今度はうまくいったんだから!」

雪穂「食べてみないと何とも言えないなぁ」

ほの母「食べてみてよ。たくさんあるから」

穂乃果「焼きたてのパンが家で食べられる日が来るなんて…」キラキラ

ほの母(今までのはパンとは呼べない出来だったってこと?)シクシク

ほのゆき「いただきます♪」
5: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/12(水) 00:18:43.89 ID:U3Y5edfM.net
ほのゆき「…」モグモグ

ほの母「ど、どう?」

雪穂「これは…ちゃんとしたパンだね」

穂乃果「ふかふか♪すっごく美味しい!」

ほの母「穂乃果のために頑張ったのよ」ドヤァ

穂乃果「ありがとうお母さん!大好き♪」ギュー

雪穂「パンが?」

穂乃果「パンも好きだけど、お母さんと雪穂も好きだよ♪」

雪穂「はいはい」

ほの母「ふふふ」

【今年・四月】

穂乃果「…というわけで、パンと私には十五年の歴史があるんです!」

絵里「知らないわよ。パンとアイドルと何の関係があるっていうの?」

穂乃果「いや、そこは関係ないんですけど…」

希「スクールアイドルはあきらめてパン屋さんでも始めるん?」

穂乃果「いえ、スクールアイドルは続けます!」

絵里「とにかく規則だから部活動としては認めるわけにはいかないわ」

希「あと二人やね」

穂乃果「ちょうど今、ここに五人いるじゃないですか」

ことうみのぞえり「えっ」

穂乃果「私たち三人と、生徒会長さんと副会長さんで」

絵里「バカなこと言ってないで帰りなさい」

パタン

穂乃果「追い出された…」シュン

海未「パンの話は要らなかったのでは…?」

ことり「アハハ…そうかも」

穂乃果「よーし!こうなったら、みんなでパンを食べよう!」

海未「何故そうなるんですか…」

穂乃果「さあ行こーキミも行こー♪」

ことほの「すすーめっ、とぅもーろー♪」
6: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/12(水) 00:26:58.97 ID:U3Y5edfM.net
【五月】

絵里「どうするつもり?」

穂乃果「続けます!」

絵里「どうして?…意味があるとは思えないけど」

穂乃果「でも昨日出荷分までは点数シールがついてるじゃないですか。賞味期限が長い物だってあるはずだし」

絵里「点数のために日付が古いパンを探すの?…くだらない」

穂乃果「ま、待ってください…生徒会長さん!」

絵里「…」ペタ

穂乃果「わ。…え、これって」

希(高坂さん、鼻にシールくっつけて…エリちが貼ったみたいやな)

絵里「亜里沙が買ってきたパンについてたの。でも、私たちは集めてないし」

穂乃果「生徒会長さん…私のために取っておいてくれたんですか?」

絵里「私じゃなくて亜里沙がね。…私はどうでもいいわよ。そんなもの」

穂乃果「ありがとうございます!生徒会長さん♪」ギュ

絵里「だ、だから私じゃないって言ってるでしょう///」

穂乃果「どこでもーいーいからー♪」

絵里「…いや、どうしてあなたがついてくるのよ?」

穂乃果「だって、亜里沙ちゃんにお礼を言わなくちゃ!」

絵里「そんなの今度会ったときでいいでしょう?…電話やメールでも済む話だし」

穂乃果「せっかくだから直接言いたいじゃないですか。それに早いほうがいいし♪」

絵里「そもそもあなたはいつ亜里沙と知り合ったの?」

穂乃果「なんか雪穂のクラスメイトらしくて。電話もしたことあるんです。番号は知らないけど」

絵里「ゆきほ?」

穂乃果「妹です♪」

絵里(高坂さんにも妹がいて、妹同士が友達らしい…)

穂乃果「ところで、亜里沙ちゃんが買ったパンってどんなのですか?」

絵里「ロシアパンですって」

穂乃果「え!?」

亜里沙「こんなのです♪」

穂乃果「Хорошо!」
7: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/12(水) 00:30:53.94 ID:U3Y5edfM.net
【六月】

穂乃果「パン泥棒の罪は重いよ!神妙にお縄を頂戴しなさい!」

花陽「取られたのはポテトじゃないんですか…?」

穂乃果「でも私が気づかなかったらハンバーガーも持ってっちゃったでしょ!?」

にこ「ハンバーガーのパンなんてオマケみたいなものでしょ。中身がメインよ」

穂乃果「そんなことないもん!中身だけだったらそれはハンバーガーじゃないよ!パンがあればこそのハンバーガーだよ!」

真姫「パンの議論は置いといて、問題なのは泥棒のほうでしょ」

穂乃果「そ、そうだった。ポテト買って返して…っていないし!?」

スタコラサッサー

【七月】

凛「夏はパンの気分じゃないにゃー」

穂乃果「えっ。…どうして?」

花陽「夏は食べ物がいたみやすいし、パンって賞味期限が短いから…」

凛「それよりラーメンtrtr♪」

穂乃果「いや、暑い日にラーメンはちょっと…」

花陽「やっぱりごはんが一番です♪」

穂乃果「うーん。パンが一番輝く季節は…やっぱり春かなぁ?」

にこ「涼しくなってくるとおでんや中華まんのほうが売れそうな感じはするわね」

真姫「普通の店で売ってるパンは…」

のぞりん「あったかくない!」

穂乃果「そんな!?」ガーン

【八月】

希「夏の海辺といえばコレやろ?」

凛「ラーメン!?」

真姫「いや、焼きそばでしょ?」

絵里「でもどうして海で焼きそばなの?」

凛「イカが入ってるから…とか?」

花陽「入ってないみたいだけど…」

にこ「海の物といえば…青のりくらいね」
9: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/12(水) 00:39:39.67 ID:U3Y5edfM.net
穂乃果「こっちもできたよ!」

のぞえりにこまきりんぱな「えっ」

海未「買ってきたコッペパンに切り込みを入れただけですが…」

ことり「それと、からしマヨネーズ♪」

希「それは…もしや」

穂乃果「このパンに焼きそばをはさめば…!」

にこ「焼きそばパン!?」

穂乃果「フフフ…これはごはんやラーメンじゃ真似できないでしょ?」

ことほのうみのぞえりにこまきりんぱな「いただきます♪」

花陽(これはこれで美味しいよね)モグモグ

絵里「パンと焼きそばって合うのね…知らなかったわ」

のぞにこりん「えっ」

絵里「…え?」

【九月】

にこ「ちょっと…どういうこと?」

ことり「前から服飾n
穂乃果「パンだね!?」

のぞえりうみまきりんぱな「えっ」

穂乃果「ことりちゃんは私のために世界一のパン職人になる…だからフランスへ行くんでしょ!?」

ことり「いや、私が行くのは南アフリカ共和国だけど…」

穂乃果「そうなんだ?アフリカのパンってどんなの!?」

凛「パンは副食じゃなくて主食だよねー?」

ことり「その副食じゃなくて服飾…えーと、服を作っt
穂乃果「よーし!私も、ことりちゃんと一緒に行くよ!ドイツでもロシアでも!二人で究極のパンを作ろう!」

ことり「…ほ」

\ホノカチャーン!/
11: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/12(水) 00:42:27.89 ID:U3Y5edfM.net
花陽「本当に二人とも行っちゃったのぉ!?」

絵里「そうみたい…今、ローテンブルク旧市街にいるんですって」

にこ「どこよそれ…」

希「ドイツやね」

真姫「観光に行ったの?」

凛「おみやげ楽しみだにゃー♪」

海未(結局、南アフリカの話はどうなったんでしょう…?)

【冬】

真姫「カツサンドよ」

りんぱな「えっ」

凛「まさか…真姫ちゃんが作ったの!?」

真姫「違うわよ。職人…いえ、まだ見習いだったかしら?」

りんぱな「!」

ことり「一人では半人前だけど…」

穂乃果「ことりちゃんと一緒なら、気持ちは世界一のパン職人だよっ!」

凛「ことりちゃんに穂乃果ちゃん!」

花陽「日本に帰ってきてたの…?」

穂乃果「いやぁ、パン修行の成果がいつか役に立つんじゃないかと思って…」

ことり「あのA-RISEと対決って聞いてたから、私たちも何か力になれないかなって♪」

真姫(パンはともかく、衣装が間に合って良かったわ)

花陽「穂乃果ちゃーん!」ギュー

穂乃果「わぁ!?…は、花陽ちゃん…」

凛「おかえりなさい♪ことりちゃん、穂乃果ちゃん!」

ことり「…ふふ」
穂乃果「えへへ」

ことほの「ただいま!」
12: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/12(水) 00:44:14.06 ID:U3Y5edfM.net
【?年後・春】

雪穂「へー。ことりちゃん本当にパン屋さんになったんだ…」

穂乃果「すごいよねー!自分のお店を持てるなんて、ちょっとうらやましいな♪」

雪穂「お姉ちゃんも一緒に修行したんじゃなかったっけ?」

穂乃果「私はやっぱり和菓子屋が向いてるかなって…エヘヘ」

雪穂「まったく…相変わらず飽きっぽいんだから」ハァ

穂乃果「食べるほうは飽きないもん♪」

雪穂(…まあ、おかげで?お姉ちゃんと一緒に暮らせるけど///)

希「消費者なのに商いとは、これいかに」

穂乃果「希ちゃん!…あれ、ここってことりちゃんのお店…だよね?」

ことり「うん。…エヘヘ♪」

雪穂(…なるほど)

穂乃果「じゃ、じゃあ希ちゃんは、ことりちゃんの…」

希「うん。弟子♪」

雪穂「え」

ことり「はい。私が師匠です♪」

ほのゆき「な、なんだってー!!」



おわり
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