絵里「四月十九日は」亜里沙「地図の日♪」

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亜里沙-アイキャッチ1
1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/19(水) 19:05:18.97 ID:rSQ1LEPD.net
【音ノ木坂・図書館】

海未「そんなことも知らないのですか?…一年過ごした自分の学校なのに」

穂乃果「だ、だって…今まで行く機会がなかったんだもん」

ことり「まあ、まあ…じゃあ私が描いてあげるね♪」

穂乃果「ありがと、ことりちゃん♪」

海未「ところで…穂乃果。これなんですけど」

穂乃果「あー、うん。知ってるよ。私も作れるし…お母さんのほうが上手だけどね」

海未「本当ですか?…実は、ちょっと興味があったんです」

【翌日・生徒会室】

希「あと二人やね」

穂乃果「スクールアイドルって、今すごく人気があるんですよ。だから…」

絵里「認めるわけにはいかないわね」

【後日】

雪穂「ホントに行くの?亜里沙…」

亜里沙「ユキホ。…どうして?」

雪穂「いや、学校の図書室でよくない?音ノ木坂じゃなくても…」

亜里沙「オトノキへ行ってみたいと思ってたの♪」

雪穂「はあ…まあいいけどさ」

【図書館】

亜里沙「Хорошо!」

雪穂「うーん、さすが国立…やっぱりひと味違う感じだね」

亜里沙「味?…ユキホはヤギさん?」

雪穂「いや、本を食べるわけじゃなくてね…古かったり、情緒があるっていうの?そういう、見方によっては欠点にも見えるような個性なんかを、味とか味わいって言ったりするの」

亜里沙「ユキホは口がウマイの人です♪」

雪穂「それも微妙に違うような気がする…」

亜里沙「見たことない本がいっぱい♪どれから読もうかな♪」

雪穂「まあ、図書館ってちょっとワクワクするよね」

元スレ: 絵里「四月十九日は」亜里沙「地図の日♪」

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2: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/19(水) 19:07:17.62 ID:rSQ1LEPD.net
亜里沙「ユキホ!これ何?きれいな表紙♪」

雪穂「四季を彩る和菓子百選…和菓子の本だね」

亜里沙「あーおーーげーばー♪」

雪穂「それ違う。…和菓子っていうのは日本で生まれた和風のお菓子。うちのお店で作ってるようなお菓子だよ」

亜里沙「とってもきれい♪これ、食べられます?」

雪穂「もちろん。秋限定の物とかは今はないけど、それ以外ならだいたいうちにあるよ」

亜里沙「ここ、ニッポンの食べ物の本がたくさんあります♪」

雪穂「そうだね。ここの棚はそういう本ばっかりみたい…」

亜里沙「こっちは…日本のなんとか、土料理」

雪穂「それは郷土料理って読むの」

亜里沙「キョードヨービ?」

雪穂「水曜だけど…じゃなくて、郷土料理。その地方ごとに特有の料理があって、そういう料理を集めた本だね」

亜里沙「食べられます?」

雪穂「まあ、料理だからね」

ヒラリ

雪穂「ん?…何か、紙が落ちて…本に挟んであったのかな?」

亜里沙「ユキホ!これ何?ダンゴウ?」

雪穂「おだんごじゃないよ。それは五平もち」

亜里沙「ゴヘーモチ?」

雪穂「岐阜や長野の郷土料理だね。団子は米を粉にした物から作るんだけど、五平もちは炊いたごはんをつぶして作るの」

亜里沙「ゴヘーモチ、ユキホのお店にあります?」

雪穂「お店にはないよ。和菓子とはちょっと違うし…まあ、材料はあるから簡単に作れるけどね」

亜里沙「ゴヘーモチ、食べてみたい♪」

雪穂「今度作ってあげるよ。…ところで亜里沙、これ何だと思う?」

亜里沙「ラクガキ?…これは、町です?」

雪穂「あー、地図みたいだね。これって…もしかして、音ノ木坂?」

亜里沙「宝の地図!」

雪穂「えっ」

亜里沙「ここにゾーキンが埋まってるの!」

雪穂「埋蔵金のこと?…いやいや、まさか。何かの場所を示した地図っぽいけど…」
3: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/19(水) 19:09:46.19 ID:rSQ1LEPD.net
亜里沙「探してみようよ!ユキホ♪」

雪穂「宝の地図ってことはないと思うけどね…紙もまだ新しいし、きっと生徒の誰かが描いたんだよ」

亜里沙「ユキホは宝が欲しくないの?二人でヤマワケします♪」

雪穂「ふふふ。まあ、ちょっとは気になるけど…じゃあ、一応探してみる?」

亜里沙「Хорошо♪」

雪穂(そういえば、この間の日曜はイースターだったっけ。国によっては、たまごを埋めて宝探しみたいなことをやったりするらしいけど…音ノ木坂でも何かあったのかな?)

亜里沙「えーと、ここが図書館で…宝の場所は…」

雪穂「待って亜里沙。この地図があった場所に最初のヒントがあるんじゃないかな?」

亜里沙「図書館?」

雪穂「じゃなくて、これ日本の郷土料理の本に挟んであったんだよ。しかも、たぶん五平もちのページに」

亜里沙「ゴヘーモチは東京じゃないです?」

雪穂「それはそうだけど、地図を描いたのが音ノ木坂の生徒なら岐阜や長野ってことはないと思う。だからそれ以外で場所を示すヒントがあるとすれば…」

亜里沙「ゴヘーモチ…五?…ユキホ、これって数字の5だよね?」

雪穂「五?…そうだね」

亜里沙「じゃあ、五階!」

雪穂「いや、音ノ木坂の校舎は三階建てだよ…」

亜里沙「そっか。…じゃあ、5組の教室!」

雪穂「一番多い三年生でも3クラスしかないよ」

亜里沙「えっと…あとは…」

雪穂「五は関係ないんじゃない?…たとえば、五平もちは味噌をつけて焼くでしょ」

亜里沙「みそ…三十路?」

雪穂「どこで覚えたの?そんなの…じゃなくて味噌。ミとソでしょ?」

亜里沙「音楽?」

雪穂「そう。音楽室!」

亜里沙「Хорошо!」

雪穂(まあ、音楽なら五も無関係じゃないけど…五線譜とかあるし)
4: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/19(水) 19:12:43.64 ID:rSQ1LEPD.net
【音楽室】

雪穂「ここ…かな?」

\アイセー♪/

ゆきあり「!」

真姫「いつか空に羽ばたくー♪」

亜里沙「Хорошо♪」

雪穂(歌うまいなぁ…誰だろう?)

真姫「ゆーめーが、うーまーれー♪」

ゆきあり「…」ジーッ

真姫「…ん?」

亜里沙「…素敵♪」ベター

真姫「ヴェぇ!?…だ、誰?」

雪穂「す、すみません…ここって音楽室ですよね?」

真姫「(…中学生?)そうだけど」

亜里沙「宝は、あなたの歌だったんですね!?」

真姫「イミワカンナイ」

雪穂「こんな地図を見つけたんです。図書館で…」

真姫「ただのノートの切れ端じゃない。宝なんてないでしょ?」

亜里沙「でも、素敵な歌に出会えました♪」キラキラ

真姫「ヴェ、別に…///」

雪穂「まあ、音楽室の床を掘るわけにもいかないし…」

亜里沙「ここにある物は勝手に持って行けないよね」

真姫「何かが埋まってるとしたら外じゃない?中庭とかあるでしょ」

亜里沙「中庭!行ってみよう。ユキホ♪」

雪穂「いいけどさ…」
5: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/19(水) 19:14:45.79 ID:rSQ1LEPD.net
【中庭】

凛「も、もうちょっと…」グググ

ゆきあり「?」

真姫「星空さん?…何してるのよ?」

凛「にゃぁ!?」ズル

ドサッ

凛「いたたた…」

雪穂(この人、中庭の木に登ろうとしてたみたい…)

亜里沙「ダイジョーブですか?」

真姫「なんで木に登ったりしてたのよ?」

凛「凛の紙飛行機が木に引っかかっちゃったの。…ほら、見えるでしょ?」

真姫「くだらない…」

亜里沙「宝は…紙飛行機?」

雪穂「うーん。どうだろ…」

真姫「そんなの作り直せばいいだけでしょ。…まさか、なくして困るような紙を使ったの?」

凛「えーと…スクールアイドルの…」

真姫「は?」

凛「な、なんでもないにゃ。エヘヘ…」

雪穂「あの…こんな地図を見つけたんですけど」

凛「ちず?」

亜里沙「宝の地図です!」

凛「えー!?なになに、どこに宝があるのー?」

真姫「ないと思うけど…」

雪穂「図書館で見つけたんです。これって音ノ木坂ですよね?」

凛「図書館に宝があるの!?」

真姫「図書館にあったのは、その地図でしょ」

亜里沙「音ノ木坂のどこかに宝がありそうな場所…知りませんか?」

凛「んー。…探してみればいいにゃ」

雪穂「いや、だからそれを探してるんですけど…」

凛「そうじゃなくて…宝がありそうな場所!」
7: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/19(水) 19:20:50.34 ID:rSQ1LEPD.net
【屋上】

にこ「にっこにっこにー!」

ゆきありりんまき「」

にこ「!?…な、なによ。あんたたち…」

真姫「…誰?」ヒソヒソ

凛「凛は知らないにゃ」

にこ「中学生?…何しに来たのよ?」

亜里沙「宝探しです!」

にこ「はぁ?…宝?」

雪穂「こんな地図を見つけたんです。図書館で…」

凛「ここから周りを見渡せば、怪しい場所がわかるかもしれないでしょー?」

真姫「ま、宝なんてないと思うけど」

にこ「…あるわよ」

ゆきありりんまき「えっ」

にこ「宝がある場所なら知ってるわ。…どうしても見たいっていうなら教えてあげてもいいけど?」

亜里沙「見たいです!」
凛「見たいにゃ!」

真姫「いや、冗談でしょ?…今から美術館にでも行くつもり?」

にこ「違うわよ。…いいわ。あんたたち、ついて来なさい!」

ありりん「はーい♪」
ゆきまき「はあ」

【アイドル研究部・部室】

亜里沙「わぁ…!」キラキラ

にこ「フフン。どーよ?」

凛「す、すごいにゃ…かよちんが喜びそう」

真姫「…物置?」

にこ「失礼ね。…ほら、これなんてプレミア物よ。今、音ノ木坂で一番価値がある物よ!」ドヤァ

雪穂「アイドルのDVD…みたいだけど」

にこ「どうしてもって言うなら、あんたたちにだけ特別に見せてあげてもいいけど?」

真姫「いや、私は別に…」
雪穂「どっちでもいいです」
8: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/19(水) 19:23:10.31 ID:rSQ1LEPD.net
凛「見てみようよー♪」
亜里沙「見たいです♪」

にこ「仕方ないわねー。ほかの人には内緒よ?」

亜里沙「Хорошо♪」

雪穂「あ、この歌…なつかしいね」

凛「凛たちが小学校の頃に流行ってた歌だにゃ。かよちんがよく歌ってたし…」

真姫「ふーん…」カミノケクルクル

亜里沙「この地図、先輩が描いたんですか?」

にこ「いや、知らないわよ。私は図書館なんて行かないし」

雪穂「じゃあ、宝ってこれのことじゃないのかも…」

にこ「ほかに何があるっていうのよ?」

凛「そうだ!アイドルのことなら、かよちんに訊いてみようよ♪」

亜里沙「カヨチン?」

真姫「小泉さんのこと?」

【アルパカ小屋】

凛「あれー?…いなーい><」

アルパカ「メ゙ェ?」

にこ「この学校に、私よりアイドルに詳しい奴なんているの?」

真姫「さあ…?」

「みずがー♪なくちゃたーいへん」

ゆきありにこりんまき「!」

亜里沙「誰かが歌ってる…」

雪穂「中庭のほうだね」

【中庭】

凛「かよちーん!」タタタ

花陽「凛ちゃ…ん!?」

ドタバタ

花陽「ど、どうしたんですか?(大勢で…先輩に中学生まで)」

にこ「あんたがアイドルに詳しいって奴?」

亜里沙「宝の場所もわかりますか!?」

花陽「た、宝…?」
9: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/19(水) 19:25:38.06 ID:rSQ1LEPD.net
雪穂「こんな地図を見つけたんですけど…図書館で」

凛「かよちんならわかるんじゃないかにゃ?」

花陽「これって…音ノ木坂?」

真姫「ええ。たぶんね」

花陽「この、色がついてるところ…この場所なら、確か…」

【生徒会室】

亜里沙「お姉ちゃん!」

絵里「あ、亜里沙!?…どうしたの?急に…」

雪穂「この地図を見て来たんです。図書館で見つけて…」

にこ「こんなところに伝伝伝以上のお宝なんてあるの?」

希「おたから?」

凛「宝の地図かもしれないって話してたんです♪」

真姫「ただ生徒会室の場所を示しただけの地図だったんじゃない?」

花陽「う、うん。そうかも…」

亜里沙「えへへ。亜里沙は見つけたよ♪」ギュ

絵里「え?…何を?」

亜里沙(亜里沙の一番大切な人はお姉ちゃんだもん。お姉ちゃんが亜里沙の宝物だったんだね♪)

【四月十日・音ノ木坂図書館】※回想

穂乃果「えっと…生徒会長さんって何組?」

ことり「教室まで行かなくても、生徒会室でいいと思うけど…」

穂乃果「生徒会室って…どこだっけ?」

海未「そんなことも知らないのですか?…一年過ごした自分の学校なのに」

穂乃果「だ、だって…今まで行く機会がなかったんだもん」

ことり「まあ、まあ…じゃあ私が描いてあげるね♪生徒会室の場所」カキカキ

穂乃果「ありがと、ことりちゃん♪」

海未「ところで…穂乃果。これなんですけど」

ことり「五平もち?」

海未「信州の郷土料理らしいのですが…穂乃果なら知ってるんじゃないかと思って」

穂乃果「あー、うん。知ってるよ。私も作れるし…お母さんのほうが上手だけどね」

海未「本当ですか?…実は、ちょっと興味があったんです」
10: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/04/19(水) 19:27:03.72 ID:rSQ1LEPD.net
穂乃果「じゃあ、この本借りてレシピをメモしておこう♪」

ことり「作り方は知ってるんでしょ?」

穂乃果「そうだけど、材料の買い忘れがないように一応ね」

穂乃果(借りた本のページを折るわけにはいかないから…この紙をはさんでおこうっと)

【四月十一日】

穂乃果(よし。本も返したし…あとは)

海未「一人で練習しても意味がありませんよ」

ことり(結局三人で行くことになったから…地図は必要なかったね)

穂乃果「アイドル部設立の申請書です!」

ことり「がっかりしないで。穂乃果ちゃん…」

穂乃果(あれ?…何か忘れてるような…)

【四月十九日】

穂乃果「できたよー♪」

ことり「いい匂い…美味しそう♪」

ことうみありのぞえりにこまきりんぱな「いただきます♪」

穂乃果「な、なんか人数多くない?」

雪穂「アハハ…まあ、いろいろあって」

希「なかなかやね♪」モグモグ

にこ「悪くないわね」モグモグ

海未(おいしいです)モグモグ

花陽「形が変わっても、やっぱりごはんは最高です♪」モグモグ

凛「これが宝だったのかにゃー?」モグモグ

真姫「まだ言ってるの?」クス

亜里沙「ゴヘーモチおいしいね。お姉ちゃん♪」

絵里「ハラショー♪」



おわり
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