海未「四月」穂乃果「二十五日は」にこ「拾得物の日♪」

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にこ-アイキャッチ50
1: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:03:49.29 ID:3BoZiJ4V.net
【秋葉原・UTX前】

\♪キャナイドゥーアイテーキベービ/

穂乃果「…!」

カツーン

にこ「?」

穂乃果「これだ!…見つけた♪」

にこ「ちょっと。これ、落としたわよ…って、もういないし」

タタタ…

にこ(あいつ、行っちゃったわね。…見つけた!とか言いながら落っことしていくなんて…アホね)

にこ(音ノ木坂の制服だったけど…UTXのパンフレット持ってたってことは、なんか理由があってこれが必要なのかも?)

にこ(私には関係ない…けど、拾っちゃったし。捨てるわけにもいかないし…ったく、しょうがないわねー)

【音ノ木坂・生徒会室】

にこ(二年は2クラスしかないけど…教室まで行くのも面倒くさいし)

にこ「希。入るわよ」ガチャ

絵里「矢澤さん…何か用?」

にこ(…よりによってコイツ一人か。希はどこ行ったのよ)

にこ「…邪魔したわね」

絵里「待ちなさい。…何か用があって来たんじゃないの?」

にこ「頼みたいことが…いや、どうせ私の頼みなんか聞く気ないでしょ?」

絵里「…内容によるわ」

にこ「じゃあ一応言うけど…落とし物を拾ったの。…つっても、誰が落としたのかはわかってる」

絵里「それを預かればいいの?」

にこ「いや、預けといても仕方ないでしょ。私、そいつの顔は見たけど名前を知らないのよ」

絵里「…なるほどね」

にこ「希なら知ってるんじゃないかと思って…」

絵里「私では知らない…と?」

にこ「だって、あんた他人に興味なさそうじゃない。…わかるの?後輩のことなんて」

絵里「後輩…そういうことなら、確かに私よりも希に訊くべきね」

にこ「でしょ。…んで、希はどうしたの」

絵里「さあ…私も知らないわ。…希って、一人でいるとき何をしているのか…正直よくわからないの」

元スレ: 海未「四月」穂乃果「二十五日は」にこ「拾得物の日♪」

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3: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:06:17.99 ID:3BoZiJ4V.net
にこ「ああ、言われてみれば…希って何考えてんのか、いまいちわからないわよね」

えりにこ「…」

にこ「こう、右側で髪を結んだ子よ。サイドテールっていうの?」

絵里「背丈は?」

にこ「たぶん…私よりちょっと高め」

絵里「ちょっと?」

にこ「う、うるさいわね。大差ないって言ってんのよ」

絵里「それで二年生なのね?…だったら、心当たりはあるわよ」

『あのっ!…本当に学校、なくなっちゃうんですか?』

にこ「…まさか、あんたに後輩の知り合いがいるとはね」

絵里「別に私だけが知ってるわけじゃないわよ。希も一緒に居たし…」

にこ「ああ、要するにあんたは希のオマケだったわけね」

絵里「私の用事で会ったのよ。…というか、個人的な話じゃなくて生徒会としてだから二人とも、ね」

にこ「サイドテールのあいつに?」

絵里「いや、直接用があったのは南さんよ。…たぶんその子は、南さんと一緒に居ただけ」

にこ「南…って、あの理事長の娘?」

絵里「ええ」

にこ「理事長の娘とつるんでる奴か…ヘタに関わらないほうがいいのかしら」

絵里「別に、普通の子でしょ?…本人が理事長の娘ってわけじゃないし。ただの友達なら…」

にこ「んで、そいつの名前は?」

絵里「いや、私は聞いてないけど…」

にこ「はぁ!?…それじゃ、結局わからないじゃない!」

絵里「そうね…まだ、あなたが会った子と同一人物かどうかわからないし」

にこ「じゃあ、やっぱり理事長の娘に訊くしかないってこと?」

絵里「私の心当たりの子を呼び出すには、それが確実ね」

にこ「ったく、めんどくさいわね…」

絵里「あ…待って。もう一つ方法がある…かもしれない」

にこ「なによ?」

絵里「確か、もう一人いたの。南さんの友達の、二年生…あの子は弓道部だったと思うわ」

にこ「弓道場に乱入して、そいつを引っ張り出して訊けっての?」
4: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:09:39.76 ID:3BoZiJ4V.net
絵里「私は、どちらでも構わないけど…矢澤さんが、理事長の娘と関わりたくないって言うから」

にこ「まあいいけど…じゃあ放課後、弓道場ね」

絵里「ええ」

キーンコーンカーン…

【弓道場】

ことり(…あれ、生徒会長さん?)

ことり(もう一人は…誰だろう?…副会長さんじゃないよね)

にこ「…んで、どいつよ?」

絵里「あの子よ。髪の長い…ちょっと雰囲気ある感じの」

にこ「雰囲気?」

絵里「多分だけど、一番上手い子」

にこ「よくわかんないわね…いや、見てればわかるのかしら」

絵里「そうね…もうちょっと近づいてみましょう」

海未(…?)

えりにこ「…」ジーッ

海未(…な、何でしょう…部員ではない先輩方がジリジリと近づいてくるような)

海未「あ、あの…何かご用でしょうか?」

絵里「ええ。ちょっと、あなたのお友達に話があるんだけど」

海未「はあ。友達…弓道部員ですか?」

にこ「あいつも弓道部なの?」

絵里「いえ…どうだったかしら」

にこ「何よ、知らないの?」

海未「?」

ことり(今、声をかけたらマズいのかなぁ…先に穂乃果ちゃんのところに行こうかな)

絵里「えーと…昨日、あなたと一緒に中庭にいた子よ」

海未「ということは…ことりと穂乃果ですよね」

にこ「私は知らないけど…どっち?」

絵里「南さんじゃない方よ」

海未「では、生徒会長は穂乃果に会いたいのですか?」

絵里「いえ、私じゃなくて…」
6: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:12:06.57 ID:3BoZiJ4V.net
にこ「私よ。…まあ、そいつかどうかは会ってみないとわからないんだけどね」

海未「はあ。よくわかりませんが…」

絵里「とりあえず、その子は今どこにいるかわかる?」

海未「どうなんでしょう…連絡ならできますけど」

にこ「頼むわ。ちょっと呼んでみてくれる?」

海未「わかりました」

【校舎裏】

ことり(さて…どうしようかな。このまま穂乃果ちゃんを見守ってるのもいいけど…)

\レッツゴー!ドゥー!/

ことり(私のじゃない…鳴ってるよ。穂乃果ちゃーん…気づいてないみたい)

【再び弓道場】

海未「…出ませんね」

絵里「電話に出られない状況ってこと?」

海未「そうかもしれません。呼び出していますから、電源は切っていないようですし…」

にこ「先に帰ったの?」

海未「帰ったのなら電話に出ると思うのですが…」

絵里「ま、まさか…何かあったんじゃ…?」

うみにこ「えっ」

にこ「何かって…なによ?」

絵里「たとえば…考えたくないけど、下校途中で何か事件に巻き込まれた…とか」

海未「な、何ですって!?…穂乃果!」ダッ

にこ「あ!…ちょっと、あんた…待ちなさいよー!」

絵里「私たちも行きましょう!」ダッ

にこ「ちょ、ちょっと!どこへ行くっていうのよ!?」

【高坂家】

雪穂「海未ちゃん?…珍しいね。どうしたの?」

『穂乃果は帰ってませんか!?連絡は?』

雪穂「いや、帰ってないし連絡もないけど」

『やっぱり…穂乃果!』

雪穂「あ、ちょっと海未ちゃん…切れてる」
7: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:14:45.96 ID:3BoZiJ4V.net
【音ノ木坂・正門】

海未「穂乃果は帰っていないそうです。連絡もないと…」

絵里「大変なことになったわね…」

にこ「いや、落ち着きなさいよ。まだ何かあったって決まったわけじゃないでしょ。家にスマホ忘れてきたとか…」

絵里「なるほど。…その可能性もあるわね」

海未「では確認してみましょうか…」

【音ノ木坂・弓道場】

弓道部員「園田さんなら帰ったみたいだけど…」

穂乃果「…だって」

ことり「あ、あれぇ?」

【再び高坂家】

雪穂「あ、海未ちゃん?…お姉ちゃんに何か用があったの?」

『穂乃果の部屋にスマホがないか、見てきてくれませんか?…いえ、部屋とは限らないですけど』

雪穂「え?お姉ちゃんスマホ忘れてったの?」

『わかりません。…ことりとは今朝、連絡をとったようなのですが…私がかけても出ないんです』

雪穂「ちょ、ちょっと待って。お姉ちゃんは今どこにいるのよ?」

『それが…わからなくて』

雪穂「えぇ!?…ど、どういうこと…?」

『とにかく、穂乃果のスマホを…』

雪穂「わかったよ。ちょっと待ってて…お母さーん!」

ドタバタ

絵里「どうするの?…高坂さんの家へ行くの?」

にこ「私は、あいつに返したい物が…いや、まだ本人かどうかわかんないんだった」

絵里「園田さん。高坂さんの写真はある?」

海未「ええ。それはもちろん…」

にこ「もちろん?」

海未「い、いえ。(たくさん)あります…見ますか?」

にこ「ん。私に見せてよ」

海未「…どうぞ」

絵里「待受にしてるのね…」
8: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:21:46.97 ID:3BoZiJ4V.net
にこ「つーか、なんで寝顔の写真なのよ…わかりにくいわよ!」

海未「こ、これは…雪穂が撮ったものです。断じて私ではありませんよ!」

絵里「ゆきほ?」

海未「穂乃果の妹ですよ。さっきの電話の相手が雪穂です。穂乃果は毎朝雪穂に…」

にこ「いや、んなこたどーでもいいわよ!違う写真を見せなさいっての」

海未「そ、そんなに穂乃果が気になるのですか?」

にこ「そいつが私の知ってる奴かどうかわかんないから確認したいだけよ!」

海未「で、では…これでどうでしょう?」

絵里「あら、可愛い♪…小さい頃の写真ね」

にこ「ここあが今これくらいだわ…って、あんたね…わざとなの!?」

絵里「ココア?」

海未「す、すみません。お気に入りの一枚なので、つい…」

にこ「なんでそんな古いのがスマホに入ってんのよ!」

絵里「ココアって…飲むココア?」

にこ「その話は後で!」

絵里「え、ええ」

海未「では、これならどうです?…雪穂とおそろいのパジャマに、ぬいぐるみです!」

絵里「また可愛いわね…このぬいぐるみって、恐竜?」

海未「ええ。穂乃果のお気に入りなんです。ほかにもいろいろありますよ」

にこ「いい趣味してるわね…ま、これでハッキリわかったわ」

海未「わ、わかりますか…やっぱり///」ポ

絵里「え?…なにが?」

にこ「いや、私が用がある相手かどうかに決まってんでしょ…あんたたち何の話をしてると思ってたのよ?」

えりうみ「えっ」

にこ「…とにかく、これをあいつに返しに行くわよ!」

海未「それは…UTXのパンフレット?」

にこ「そうよ。あいつが落として、そのまま忘れていったの」

海未「それを穂乃果が…妙ですね。穂乃果は本当に音ノ木坂が好きで…他校に興味は無かったと思うのですが」

にこ「んなこと知らないわよ。興味がないようには見えなかったわ。…まあ、何も知らなかった感じだけど」

『あの人たちって、芸能人か何かですか?』
9: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:24:55.97 ID:3BoZiJ4V.net
絵里「もしかして…高坂さんがいなくなったことと、何か関係があるんじゃないかしら?」

海未「それは、UTXが…ということでしょうか?」

にこ「あー、そういえば今朝はあまり時間がなかったし…また行ったのかもしれないわね」

絵里「今朝?…UTXに行ったの?」

にこ「そうよ。言わなかったっけ?…私は今朝、秋葉原であいつに会ったのよ」

海未「なるほど。…では、行ってみましょうか…秋葉原へ」

絵里「ええ!」
にこ「…そーね」

【音ノ木坂・生徒会室】

希「んー。悪いけど、二人だけじゃ承認できないんよ」

ことり「アハハ…ですよね」

穂乃果「じゃあ海未ちゃんの名前も書いちゃおう!」

希「いや、勝手に決めちゃったらアカンよ。それに三人でも同じや。部の新規設立には最低五人は必要なん」

ことり「五人…ってことは」

希「あと三人やね」

穂乃果「三人…それなら、ヒデコとフミコとミカがいれば…!」

ことり「でも、もう帰っちゃったんじゃないかなぁ?」

穂乃果「三人に連絡して訊いてみようよ!あの三人なら協力してくれるかも♪」

【秋葉原】

海未「そうですか…すみません。手間をかけさせてしまって…」←制服に着替えた

『ううん、いいのよ。穂乃果のことだから、どこか遊びに行ったんじゃないかしら?』

海未「それなんですけど、穂乃果の行き先には心当たりがあります。今からそこへ向かいます」

『あら、そうなの?…ごめんね。それじゃ、穂乃果のことお願いね』

海未「はい。それでは失礼します…」

絵里「雪穂さん?」

海未「いえ、穂乃果のお母様でした」

にこ「んで、スマホは家には無かったのね」

海未「そのようですね…やはり、穂乃果が持っていて出られない状況か…あるいは」

絵里「とにかく行ってみましょう。UTXは目の前よ」

海未「はい!」
10: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:27:31.31 ID:3BoZiJ4V.net
にこ(UTXか…あの子は、たぶん…A-RISEを見て何かを感じたのね)

『これだ!…見つけた♪』

【音ノ木坂】

穂乃果「どうしてもダメ?」

『ゴメン。…でも、ほかのことで協力するからさ』

穂乃果「わかったよ。…うん、ありがと」

ことり「やっぱり、いきなりアイドルやろうっていうのは…」

穂乃果「ヒデコがダメでも、まだフミコとミカがいるよ!…よし、やっぱり電話より直接会いに行こう!」

【秋葉原UTX】

絵里「す、すごいわね。ここがUTX…」

海未「音ノ木坂とは、まるで別世界ですね。これが学校ですか…」

にこ「これなら高坂が興味もっても不思議じゃないでしょ?」

海未「そうですね…穂乃果が子供のように走り回る姿が容易に想像できます」クス

にこ(…ここあも、もし連れて来たら喜びそうね。…まあ、どうせなら音ノ木坂がいいけど)

絵里「確かに建物や設備はすごいけど…私は、やっぱり音ノ木坂がいいわ」

「あら、どうして?」

にこ「!?」

絵里「何となく落ち着かないのよ。…広い敷地に緑があって、もっと素朴というか…昔ながらの学校が、私は好き」

「ふーん。…でも、あなたは素朴って感じじゃないけど。とっても目立つわ」クス

えりうみ「!」

にこ「あ…あ、あ、あr」
絵里「あなたは…UTXの生徒?」

「ええ。ようこそUTX高校へ…音ノ木坂学院の皆さん♪」

海未「はあ。…すみません。お邪魔しています」ペコ

にこ「ゆ、優木あんじゅ…!」

海未「先輩のお知り合いの方ですか?」

にこ「なに言ってんのよ!A-RISEよ!?…まさか、知らないの?」

あんじゅ「フフフ…私もまだまだね。あなたくらい派手じゃないと、目立たないのかしら?」

絵里「別に、派手にしているつもりはないけど…」
12: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:32:33.07 ID:3BoZiJ4V.net
あんじゅ「気に障ったなら、ごめんなさい。でも素敵だと思うわ。肌も金髪も綺麗だし…ハーフだったりする?」

絵里「クォーターよ。祖母がロシア人なの」

うみにこあん「へー」

にこ「っていうか、これに是非サインを…!」

絵里「って、それ高坂さんのじゃ…」

あんじゅ「ふふふ。じゃあ、せっかくだから…秘密のお部屋に案内してあげる♪」

海未「秘密のお部屋…?」

ピンポーン

フミコ「穂乃果ちゃん。…と、ことりちゃん?」

ことり「こんにちは…ごめんね。急に…」

穂乃果「フミコ!今こそ、私たちが手を取り合う時だよっ!」ギュ

フミコ「え?…よくわかんないけど…とりあえず上がって」

【再びUTX】

あんじゅ「え?音ノ木坂の子が?」

海未「はい。穂乃果…この子を見かけませんでしたか?」

あんじゅ「あら、可愛い。水着姿が初々しくて…イタズラしたくなっちゃうわね♪」

海未「えぇ!?」

にこ「いや、なんでその写真を選んだのよ…」

海未「これもお気に入りの一枚なので…つい」

あんじゅ「とっても魅力的だけど…残念ながら私は会ってないわ」

絵里「そう…UTXには来てないのかしら?」

あんじゅ「ほかの人にも訊いてみましょ。写真、適当に一枚送ってくれる?」

海未「ど、どれがいいですか!?」

あんじゅ「可愛いのがいいわね♪…ふふふ」

にこ「寝顔と幼稚園はやめときなさいよ。あれじゃ誰だかわかんないわよ…」

ヴヴヴ

あんじゅ「ツバサは知らないって」

にこ(ツバサから直接メールが…いや、A-RISEだから当たり前だけど…うらやましい)フルフル
13: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:35:15.31 ID:3BoZiJ4V.net
『でも、とっても可愛いわね♪なあに、この子あんじゅの彼女?』

海未「な、なにを言ってるんですかっ!?違います!穂乃果は私の…」

にこ「いや、落ち着きなさいよ…」

あんじゅ「英玲奈から返信がないわね…練習中かしら?」

絵里「お友達なの?」

あんじゅ「ええ。私、友達は少ないけど…この二人とは特別仲良しなの♪」

絵里(私は…友達と呼べるのは希くらいかしら)

あんじゅ「直接会って話したほうが早いわね。行きましょ」

海未「今度はどこへ行くんです?」

シュシュシュ ピーッ

フミコ「はい、紅茶。あと、パウンドケーキ焼いてみたの♪」

穂乃果「わー、いい匂い…美味しそう!」

フミコ「ふふふ。今切り分けるからね」

ことり「ありがとう♪」

ことほの「いただきます♪」

【UTX・トレーニングルーム】

あんじゅ「英玲奈。調子はどう?」

英玲奈「あんじゅ…と、お客さんか」

絵里「ごめんなさい。練習中に…(何の練習か知らないけど)」

英玲奈「気にしなくていい。ようこそ、UTX高校へ」

えりうみにこ「お邪魔してます」ペコ

あんじゅ「音ノ木坂学院の生徒会長さんよ。それから…」

海未「園田海未です」

にこ「矢澤にこです!」ドキドキ

英玲奈「生徒会…他校の視察かな?」

絵里「いえ、今日は生徒会は関係なくて…」

あんじゅ「送ったメール見てないわね?…音ノ木坂から来たお友達を探してるんですって」

英玲奈「そうか。…これだな」

えりうみにこ「…」
14: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:43:20.35 ID:3BoZiJ4V.net
英玲奈「…神田明神?」

あんじゅ「巫女さんのかっこうで撮ったんですって」

英玲奈「それは見ればわかるが…」

海未「ことりが穂乃果に着せてみたいと言って…せっかくですから写真は撮りましたが、これも気に入っています♪」

にこ「また趣味全開の写真ね…」

英玲奈「用件はわかった。…この子なら知っている」

海未「本当ですか!?」

絵里「やっぱり来てたのね」

あんじゅ「それで、いつ会ったの?」

英玲奈「穂むら」

えりうみにこあん「えっ」

英玲奈「神田の古い和菓子屋だ。この子にはその店で会った」

海未「まあ、穂乃果は店の手伝いも時々していますし…」

あんじゅ「英玲奈のほうがお客さんとして行ったのね」

にこ(英玲奈が、あの店に…知らなかったわ)メモメモ

絵里「じゃあ…UTXでは会っていないの?」

英玲奈「ああ。見かけていれば気づくと思う。今日UTXに来たというのは確かなのか?」

にこ「今朝は表で会ったけど、その後は…」

海未「また来たのではないかと思って探しているんです。…まだ確証はありませんが」

英玲奈「穂むらへ行けば会えるのではないかな?」

絵里「それが、あの子今日は帰ってないみたいで…」

にこ「時間も経ったし、もう帰ってる可能性もあるんじゃない?」

あんじゅ「せっかくだから行ってみましょうよ♪」

えりうみにこ「えっ」

英玲奈「穂むらへ?あんじゅも行くのか?」

あんじゅ「そーよ。英玲奈だけずるいわよ。私も穂乃果ちゃんに会いたいし♪」

「いいわね。私にも、あんじゅの彼女を紹介してよ♪」

にこ「!」
15: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:45:13.40 ID:3BoZiJ4V.net
英玲奈「ツバサ。…どこで話を聞いていたんだ?」

ツバサ「さっき、あんじゅがメールくれたの。音ノ木坂の子と付き合ってるなんて知らなかったわ」

あんじゅ「いや、彼女じゃないわよ。…まあ、興味はあるけど♪」

絵里「でも会えるとは限らないんじゃ…?」

海未「私が御案内します。穂乃果と一番親しいのは私ですから!」

にこ(A-RISEが三人揃って…夢じゃないわよね?)ドキドキ

ツバサ「あなたの彼女なの?」

海未「い、いえ。幼なじみですけど…」

クシュン

ことり「穂乃果ちゃん…花粉症?」

穂乃果「い、いや違うよ。…たぶん」

フミコ「うーん。スクールアイドルかぁ…」

穂乃果「ね、お願いフミコ。三人いれば何とかなると思うんだ」

ことり「まあ、部活動の新規設立には五人必要だから、少なくともあと二人勧誘することになるけど…」

フミコ「えっと…ヒデコと園田さんには断られちゃったんだよね?」

『はっきり言います。アイドルは無しです!』

穂乃果「海未ちゃんはスクールアイドル自体、反対みたいなの…でも私たちが頑張れば認めてくれるかもしれないし」

ことり「うん。正規の部活動を目指すのはそのあとでも遅くないかなって」

フミコ「そっか。…じゃあ、一応やってみようかな…」

穂乃果「ほんと!?」

フミコ「と、とりあえずやってみて…私で無理っぽかったら、もっと向いてそうな人を誘ってくれれば…」

ことり「でもフミコちゃん、アイドルに向いてると思う♪」

穂乃果「そうだよ。フミコ、可愛いし♪」

フミコ「そ、そんなことないよ。ことりちゃんと穂乃果ちゃんのほうが…」

穂乃果「よーっし!まずは三人で…」

「ことり」
「穂乃果」
「フミコ」

三人「ことほのフミ!」
16: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:48:29.38 ID:3BoZiJ4V.net
【穂むら】

英玲奈「こんにちは」ガララ

ほの母「いらっしゃいませ♪」

海未「穂乃果は帰っていますか…?」

ほの母「ううん。まだだけど…」

えりにこあんツバ「こんにちは♪」

ほの母「こんにちは…みんな穂乃果のお友達?」

英玲奈「二人は私の友人です」

あんじゅ「穂乃果ちゃんに会いに来たんですけど…」

ツバサ「いないのね…ちょっと残念」

にこ「んで、どーすんの?」

絵里「結局UTXには居なかったし…」

ほの母「ことりちゃんには訊いてみた?」

海未「そういえば、まだですね…連絡してみましょう」

\レッツゴー!ドゥー!/

ミカ「…び、びっくりしたぁ…」

ことり「海未ちゃんだ…」

『ことり!…もしかして穂乃果と一緒ではありませんか!?』

ことり「うん。いるけど…」

『本当ですか!?穂乃果!』

ことり「…はい」

穂乃果「海未ちゃん?どうs」
『どうして電話に出ないんですか!みんな心配していたのですよ!?…何かあったのではないかと…』

穂乃果「あ、あの着信海未ちゃんだったんだ…いや、ヒデコに電話するまで気づかなかったんだよ」

フミコ「確認しなかったんだ…」

ミカ「まあ、使う用事優先するとたまにあるよね」

ことり「私はないけど…」

『とにかく帰ってきてください。みんな穂乃果を心配して、穂むらに集まっています』

穂乃果「え?…みんなって誰?」
18: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:52:20.42 ID:3BoZiJ4V.net
【穂むら】

ガララ

穂乃果「ただいまー」

絵里「高坂さん!」ギュ

穂乃果「え。…生徒会長さん?」

絵里「どこに行ってたの?…本当に心配したのよ」

穂乃果「は、はあ。…すみません」

にこ「まったく…せめて連絡くらい寄越しなさいよ」

穂乃果「えーと…あなたは?」

『あんた、そんなことも知らないの!?』

穂乃果「あ。…今朝の親切な人!」

にこ「そーよ。わざわざ持ってきてやったんだから…ほら」ペシ

穂乃果「UTXのパンフレット…な、なんか書いてある?」

にこ「A-RISE三人の直筆サイン入りよ。感謝しなさいよ」

英玲奈「君の物だと聞いて…」

ツバサ「せっかくだから私も書いちゃった♪」

穂乃果「えーと…これ、雪穂のなんだけど」

にこえれあんツバ「えっ」

海未「なるほど。そういうことでしたか…」

穂乃果「っていうか、英玲奈さん!?」

英玲奈「どうした?」

『群れるのキライよ♪』

穂乃果「UTXの人だったんだ…しかも、あのスクールアイドルの…」

あんじゅ「A-RISEよ。よろしく、穂乃果ちゃん♪」ギュ

穂乃果「は、はい。えっと…」

あんじゅ「優木あんじゅ」

ツバサ「綺羅ツバサよ」

英玲奈「制服で店に来たこともあったと思うが…」

穂乃果「いやぁ、そのときはまだ全然UTXのこと知らなかったっていうか…アハハ」
19: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:54:48.53 ID:3BoZiJ4V.net
雪穂(…喜んでいいのか…たぶん結構レアなんだろうけど)

にこ「ね、ねえ。…それ私に譲ってくれたりしない?」ヒソヒソ

雪穂「いや、そう言われても…私、受験生だし」

海未「結局スクールアイドルをやることにしたんですか…」

ことり「うん。とりあえず四人で…」

ミカ「私、まだやるって言ってないよ!?」

絵里「でも、四人では部活動としては承認できないわよ」

フミコ「は、はい。それは聞いてます…」

海未「そういうことなら…仕方ありませんね」ハァ

穂乃果「え?…海未ちゃん?」

海未「やりましょう。スクールアイドル!」ギュ

穂乃果「海未ちゃん!…ほんと!?」

海未「ええ。…負けていられませんから」チラ

えれあんツバ「?」

穂乃果「海未ちゃん…ありがとー♪」ギュー

海未「ほ、穂乃果///」

『ことりちゃんと海未ちゃんとで、なくならないように考えてるの!だからなくならない!』

雪穂「じゃあ…もし音ノ木坂が廃校にならなくて」

にこ「えっ」

雪穂「私が音ノ木坂行けることになったら…これ、あなたにあげます」

にこ「本当!?」

雪穂「廃校になったらダメですよ。そしたらUTX受けるし…」
20: 名無しで叶える物語 2017/04/25(火) 00:55:57.99 ID:3BoZiJ4V.net
【後日】

絵里「待ちなさい。高坂さん!」

穂乃果「な、何ですか?」

にこ「私も入るわ!」

穂乃果「え!?」

絵里「不本意だけど…心配だから、私も参加するわ」

にこ「絶対に廃校を阻止するのよ!」

穂乃果(協力してくれるのは嬉しいけど…どうしてこうなったのか、よくわかんないや)

【五月】

花陽「アイドルへの想いは誰にも負けないつもりです!」

希(このグループは九人になったとき…いや、もう十人いるけど)

穂乃果「よーし!みんな、ファイトだよっ!」

ことうみえりにこまきりんぱなフミミカ「おーっ!」

希(ど、どないしよ…)



おわり
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