穂乃果「花陽、あの日からもう25年も経つのか…」

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穂乃果-アイキャッチ59
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:28:32.53 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「あの時の戦いで私がいればこんな事には…!」


そこには花陽と書かれる墓の前に、お米5合をお供えをしている穂乃果の姿があった。

元スレ: 穂乃果「花陽、あの日からもう25年も経つのか…」

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3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:33:06.90 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「あれは確かラブライブの第8話、オープンキャンパスにライブをした日だったよな…」

穂乃果「あの後お前がアルパカに餌をあげに行くと、小屋の前で全長3mの黒き獣(ヒグマ)が現れた」

穂乃果「まだそこまで修行を詰んでない花陽は黒き獣には歯が立たなかった。そしてその状況に気付いたのは凛ちゃんだけだったな…」


穂乃果「すでに凛ちゃんが駆け付けた時の花陽は黒き獣に殺されていた。激怒した凛ちゃんは戦いを挑むも相打ちで花陽と一緒に死んじまった」

穂乃果「メンバーがいなくなったμ'sはラブライブに出場する事はできなく棄権した…」

穂乃果「でも私はあの日から修行して強くなった!私は一人で出場してみるよ、最強アイドル決定戦ラブライブに!」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:33:37.28 ID:FMwvqTVX0.net
希「それは聞き捨てならんなぁ~穂乃果ぁ~」

穂乃果「希ちゃん!?お前この25年間連絡もせずに何処に行ってた!」

希「そんなん関係あらへん、それよりラブライブで優勝するのはウチやで穂乃果、あんたに私は倒せへん」

穂乃果「希ちゃん…いや希、お前は花陽の件以降に解散の危機となったμ'sに顔も出さず消えて…」

穂乃果「結局μ'sは解散、メンバーは散り散りになってしまった」

希「ウチにも都合があるんや、それに他のメンバーなんか知ったことかやでぇ~」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:34:24.03 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「にこはショックで引きこもり、真姫ちゃん、ことりちゃん、絵里ちゃんは消息不明、海未ちゃんはOLの企画部…みんなバラバラだ!」

希「そんなんさっきも言ったで、関係あらへんのよ、ラブライブで優勝して富と名誉を得ればウチはやりたい放題や!それ以外はクズなんや!」

穂乃果「このエセスピリチュア野郎め!なにがμ'sは9人が最高だ!バラバラじゃねぇか!もういい、ラブライブではなく今すぐここで決着をつけてやる!」

希「強気やねぇ~穂乃果。そこまで言うならええで、実力の差を見せてはるわ」

穂乃果「行くぞ!ウォラアァアアア!」

音速で接近してその勢いのまま拳を放つ穂乃果。

しかし拳に触れる瞬間に希は消えた。
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:34:52.10 ID:FMwvqTVX0.net
希「わしわしするでぇ~!」


穂乃果「なんだと!いつの間に後ろに!?グハァ…!」

穂乃果の胸部に希の手が後ろから抱きしめるようにしてめり込んで行く。

希「このまま吸い取ってやるでぇ~」

希「枯れ落ちろ穂乃果…死骸を晒せ…」

ドクンドクン

穂乃果「あああ!力が…グワアアア!」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:35:18.17 ID:FMwvqTVX0.net
???「うぇええええ!」

その瞬間、雄叫びようなビームが穂乃果と希の間に向かってきた

希「チッ!これは危ないなぁ離れるしかないわ」

穂乃果「グッ…なんだかわからないが助かった」


希「ずいぶん手加減がないんやなぁ真姫はん」

真姫「もぉ~危ないじゃないの穂乃果(棒)」

穂乃果「真姫ちゃん!どうしてここに!?」

真姫「あたしもラブライブで優勝したいから修行してたのよ(棒)」

真姫「なのになんなのこの状況は!出場前にやられてどうするのよ穂乃果!(棒)」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:36:09.67 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「ごめん…つい希が許せなくて…」

真姫「もぉなんなのよそれ!とにかく援護してあげるからこの場を切り抜けるわよ!(棒)」

穂乃果「うん!ありがとう真姫ちゃん!」

希「どうやら状況が芳しくないなぁ~、ウチはこのあたりでお暇するわ」

シュバ!

穂乃果「消えた…あんな強いなんて…まるで相手にできなかった…」

真姫「今からヘコたれてどうすんのよ!ラブライブ開催まではまだ時間があるわ、鍛えなさい!(棒)」

真姫「いくら知り合いだからって大会では容赦しないんだからね!じゃあね!(棒)」

シュバ!
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:37:53.49 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「一瞬で気配が消えた…きっと真姫ちゃんも相当強いぞ…」

穂乃果「ううん!落ちこんでちゃダメだ!」

穂乃果「試合まで後一ヶ月だけど…今からでも大丈夫!もう一度鍛え直そう!」

穂乃果「私は絶対優勝してみせる!最強アイドル決定戦ラブライブに!」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:38:50.53 ID:FMwvqTVX0.net
第二話

瞬間、拳、重ねて

穂乃果「ふぅ…辛い修行だったわ」

穂乃果「未開の地、グンマーでの1万人組手はキツかったわね…」

穂乃果「でもあそこに行って正解だわ、おかげで一ヶ月前の私とは比べものにならない程の力を手に入れたと思う」

穂乃果「さてエントリーを済ませて…と、よし」

穂乃果「試合は明日の朝みたいね
今日は近くの宿に泊まろうかしら」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:39:21.22 ID:FMwvqTVX0.net
宿に着き部屋を借りた穂乃果。

穂乃果「へぇーけっこう広いじゃないの!これならゆっくり休めそうね」

穂乃果「………」


穂乃果「…これから私の戦いが始まる
優勝したらμ'sの行方不明のメンバー達も集めてもう一度…」

???「ま、まくら~まくらはいかがですかぁ~?」

穂乃果「なんだろう?外からなにか聞こえるわね」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:40:29.37 ID:FMwvqTVX0.net
???「よ、よく眠れるまくらの貸し出ししてます~」

穂乃果「ずいぶんと疲れた声…きっと生活が苦しいのね…レンタルしてあげようかしら」

穂乃果「すいませ~ん枕を一つ貸していただきたいのですがー」

???「あぁ!穂乃果ちゃん!」

穂乃果「ことりちゃん!?」

そこには痩せ細り、どうみても健康とは言えないことりの姿があった。
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:41:25.82 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「ことりちゃんなにやってるのよこんな所で!こんなにボロボロになって…」

ことり「えへへ…花陽ちゃん達が死んでからいろいろショック受けちゃって…年の関係でメイド喫茶はクビだし、あそこで働いてた事もバレてお母さんには勘当されちゃって…」

ことり「身寄りも無いから住み込みでここの宿で働かせて貰ってるの…」


穂乃果(笑顔に光がない…辛いんだね、ことりちゃん…)
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:42:27.17 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「ことりちゃん!」

ことり「どうしたの、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「ことりちゃん…私、明日から始まるラブライブに出場するの!もし、もし優勝したら私の所に来て!またμ'sで集まりたいの!みんなと一緒にいたいの!」

ことり「……」

ことり「それは無理だよ穂乃果ちゃん…」
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:43:43.61 ID:FMwvqTVX0.net
ことり「今のμ'sのメンバーの状況は私もよく知らないけどみんな仲がいいとは言えないし…それにラブライブはものすごく強い人達もいっぱい出場する」

ことり「なにより私はもう踊る体力も気力も…ゴホッゴホッ!」

穂乃果「ことりちゃん!?大丈夫!?」

女将「くぅおおおらー!従業員34番!てめぇさっさと働け!閉め出すぞ!役立たずのゴミが!」

穂乃果「ちょっと!私の友達になんて事…!」

ことり「いいの!穂乃果ちゃん!なんでもないの!なんでもないのよ…だからお願いやめて」

ことり「すみません!今すぐ仕事に戻ります!」

女将「ペッ!当たり前だろうが!てめ今日は飯抜きだからな!」

穂乃果(ひどい…許絶対に許さない…優勝したらまずことりちゃんに居場所を用意してあげなきゃ…)
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:44:46.81 ID:FMwvqTVX0.net
チュンチュン

穂乃果「ふあ~ぁ、よく眠れた
本当にぐっすり眠れる枕ね」

穂乃果「さて、会場へ向かうとするかしら」


穂乃果、大勢の観衆がいる会場へ到着。

穂乃果「すごい人だかりね、えーと私は1番ゲートで待機してればいいみたいね」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:45:41.11 ID:FMwvqTVX0.net
司会「レディース、エーンドジェントルメン!それでは待ちに待った第25回ラブライブの開催です!」

穂乃果「ん?この声どこかで聞いたことあるわね」

司会「司会進行役は私、A-RISEの綺羅 ツバサが務めさせていただきます!」

穂乃果「A-RISE!初代ラブライブのチャンピオンじゃない!しかもツバサちゃんってセンターのロリ担当の子だったわよね、あ~懐かしい!」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:46:35.90 ID:FMwvqTVX0.net
司会「それでは早速試合を始めましょう!まずは1番ゲート!今回が大会初参加のエントリーネーム、高坂穂乃果選手!」


穂乃果「よし、行こう!」


穂乃果「みんなー!今日はいっぱい頑張っちゃうからね!」

盛り上がる観客。


司会「続きまして2番ゲート!エントリーネームは…えーと、世界のYAZAWA選手です!」


つづく
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:47:41.96 ID:FMwvqTVX0.net
第3話
狂人と化した先輩


司会「続きまして2番ゲート!エントリーネームは…えーと、世界のYAZAWA選手です!


穂乃果「は?」

やざわ「にっこにっこにいぃぃぃぃぃ!アッハハハハハ!」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:48:32.89 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「ええ!嘘…アレ、にこちゃんじゃないの!」

穂乃果(目が…据わってる?このにこちゃんはなにか変だわ…)

にこ「あらぁ穂乃果、あなた参加してたんだー」

穂乃果「にこちゃん?引きこもってたんじゃ無かったの!?」

にこ「確かに私はあの日からショックで引きこもったわよ
ついでに30kg太ったわ」
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:50:00.02 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「でもやっぱりアイドルの夢は諦めきれなかったのよ!」

にこ「そこで私は三ヶ月前にインドの山奥で、それこそ死ぬ思いの修行をしたわよ」

にこ「急な特訓に過酷な環境、ドーピングの数々に少し精神もやられちゃったけどねぇ…キィッヒヒヒヒ!」


穂乃果「にこちゃん…悪いけど私は優勝するために来たの
でも、できればにこちゃんと戦いたくないよ!」

穂乃果「お願いにこちゃん!棄権でもなんでもいいから考え直して!」

にこ「はぁ?あまったれてんじゃないわよおおお!ダボが!」


穂乃果「!?」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:50:37.69 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「25年前に、あたしはあんたが本気でアイドルやりたいって気持ちがあったから一緒について行ったのに…あれくらいの事でメンバー解散させやがってよぉテメエエ!」

にこ「そして解散後も特に何もせずぐうたらして今頃アイドルぅ?笑わせるな!」


にこ「やっぱ本物のアイドルはあたし矢澤にこじゃないと務まらないのよ!世の中にアイドルのお手本を知らしめてやるのよアハハハハ!」


にこ「アッハハハハハ!ハハハハハ!」

穂乃果「確かにあの時の私は何もできなかった…でも今は力がある!遅すぎる事なんてないんだよ!もう一度みんなと一緒にライブしたいの!」

にこ「何もかも遅すぎなんだよシミッタレた事言いやがって!解散の時も仕方ないとかショックとか同じようなこと言いやがって!オウムに話しかけてるんじゃねぇんだよこっちはよおお!」

穂乃果「確かに私の悪い所もあるけど…前を向かなきゃダメなんだよ!このまま話しても平行線みたいね…決着をつけようにこちゃん!」

穂乃果「ここでにこちゃんを倒す!」

にこ「へぇ…ウフフフフ…フフ」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:51:11.37 ID:FMwvqTVX0.net
司会「それでは、第一回戦始め!」

ゴングが鳴り響く会場。


穂乃果「行くわ!先手必勝!スタートダッシュ!」

穂乃果「オラァァァァァ!」

以前と比べものにならないパワーと速さの穂乃果、希と戦った時はマッハ1程であったが、今はマッハ6という飛躍的なパワー上昇が伺える。
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:51:48.89 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「はん!」

スカッ

穂乃果「え?なんで!紙一重で避けられた?」


穂乃果「テイテイテイテイテイテイテイテイ!」

連撃を放つ穂乃果であったがどれもギリギリで避けられてしまう。

にこ「はぁ…馬鹿ね、速度では私に敵わないわよw…ハァァァァァ!」

掛け声と共に力を集めるにこ。
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:52:44.40 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「!!」

ババッ

にこ「おっと引いたか、勘がいいわね穂乃果ぁ~、あのままじゃ死んでたわよ、ヒハハハ!」

穂乃果「にこちゃん…相当速い…
しかもあれで実力の少しみたいね…」

にこ「あらぁ?様子見に徹するのかしら?それなら私から行くわよ!」

ガチャ!ジャキ!

にこ「アイドルって言ったらこれね、ベレッタM92とコルトダブルイーグル!」

司会「おっと矢澤選手!武器を取り出した!2丁のハンドガンだ!」
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:53:23.92 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「へ、へへへへェ、私を倒すだってええ?青くさいガキが粋がるなよ!」

シュババババ!ドンドンドン!

高速で接近をした後、格闘と銃弾の乱射で穂乃果を攻撃した。

穂乃果「グハッ!なんて速度なの…!スピードじゃ絶対敵わない!」

にこ「粉々にしてやるよ穂乃果ぁ!誰が誰を倒すのか言ってみろよオオオオオ!」


穂乃果も修行のおかげで力や速度も大幅に伸びた、しかし…にこの速度はそれを超えていた。


穂乃果が音速領域なのに対してにこはそれを3桁程上回る速度で動いていた。
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:53:55.52 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「バランスタイプが調子こいてんじゃねえよ!ハッハー!」

穂乃果「がああああ!(ダメだ…速すぎて目視できない…どこから攻撃が来るのかもわからない…)」

ドゴォ!バキッ!


穂乃果「………」




にこ「ヒィハハハハハ!ただのサンドバックだなぁおい?ハハハハハ!」

ドス!ドゴォ!
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:54:53.74 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「ハッ!ゼロ距離で射撃して風穴あけてやる!まずは両足だ!」

ドドドン!ドンドンドン!

穂乃果「あぐぅああああ!」

両足を撃たれ穂乃果の顔が苦痛に歪む。

にこ「安心しろよ!最後には全身ミンチにしてやるよ!そらっ!腕だ!」

その後も攻撃をしつづけ、ボロボロになりうごかない穂乃果を一方的に攻撃をしていた。


穂乃果「………」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:55:41.87 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「おら最後だ!頭吹き飛ばしてやるにこよ!クッハハハハ!」

穂乃果の口の中に銃口を突きつけたにこ。

にこ「にっこにっこにー☆
死に晒せええええ!」

穂乃果「ガギン!」

にこ「なんだと!鉄製の銃を噛みちぎっただと!?」

穂乃果「いつも和菓子食って鍛えたアゴを舐めんじゃねえ!」

にこ「くそっ!ジャムりやがった!なら蹴りで吹き飛ばしてやるにこよ!オラァ!」

ガシっ!

穂乃果「ヘヘッ…ようやく捕まえた…」

にこ「なに!なんで捕まったんだ!?」
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:56:34.87 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「それに見えないけど攻撃は単調ね、口に銃を突っ込んでダメならそのまま何かしらの手段で頭に攻撃する」

穂乃果「これだけわかれば攻撃を予測して掴むのは容易いわよ!どうやらパワーの方はまだ成長過程のようね!」

にこ「クッ…離せ!離せよ!掃き溜め野郎が!」

穂乃果「もう遅い!実戦経験が足りなかったようだなぶりっ子野郎!」

穂乃果「オラオラオラオラオラオラオラ!」

にこ「ぐっ…ごほぉ!ブベア!ギガ!め、めちゃくちゃだ…」

穂乃果「あたしのーー勝ちだああああ!」

渾身のパンチを放つ穂乃果。

にこ「うぐああああ!」

ドサッ
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:57:09.93 ID:FMwvqTVX0.net
司会「勝者は穂乃果選手だ!皆さん拍手を!」

万雷の拍手。

にこ「ガハッ!ハア…ハア…し、仕方ないわね~…勝ちは譲ってあげるわよ…」

穂乃果「つ、辛かった…なんて強い相手だったんだ…これからもっと強くなるのか…」

にこ「……し、仕方ないわね~あんた、昔とちっとも変わってないんだから…」

司会「穂乃果選手はこれで第2回戦へと進めます!」
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:58:01.05 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「し!仕方ないわね~!あなたの想いにはまた勝てなかったし、この後も少しは面倒でも見てあげようかしらね~」

穂乃果「や、やったあ!勝った!勝ったぞ!」

穂乃果「でもまだ浮かれちゃダメ!これからも気を引き締めないと!」

にこ「…………」

ガクッ

医者「はーい、負傷者を運びまーすご協力お願いしまーす」


司会「それでは、勝者は控え室の方へと移動をお願いします続いての試合の方は~…」

穂乃果「そうね…私も少し休憩しないとね、全身ボロボロだもの」
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:58:37.72 ID:FMwvqTVX0.net
~控え室~

穂乃果「控え室なのに豪華な食事にベッドまであるのね…凄い…」

穂乃果「えーとどれを食べようかしらっと」

穂乃果「なになに…グリーンハーブとレッドハーブを合わせたドリンクです、すぐに体力が回復します…へぇ~すごい!これにしよう!」

ミックスジュースを勢い良く飲む穂乃果。

穂乃果「オエエエェ!苦っ!はっぱくせぇ!」

穂乃果「あ、でもすごい!目で見える速度で傷が治ってるじゃない!」

穂乃果「じゃあ後は適当に美味そうなのつまんで、と」
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 00:59:33.41 ID:FMwvqTVX0.net
ーーーーーーー


穂乃果「ふう…一息ついたし寝ながら試合をモニター観戦でもしようかしら」


モニターの電源を入れる穂乃果


司会「さあ!次の試合は3人のバトルロイヤル!デスマッチ!乱れに乱れる戦いです!」

司会「戦士達を紹介します!学生時代からゲーセンのダンレボで鍛えあった仲!ハイスコアも強さも私が一番とお互い譲らない!」

司会「今は無き音ノ木坂学院の卒業生!ヒデコ、フミコ、ミカの三人だああああ!」
36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:00:11.00 ID:FMwvqTVX0.net
ヒデコ「久しぶりじゃのうおまいら!」

フミコ「クスリ…大会に勝ってクスリ買うどぼぉおおお!」

ミカ「見苦しい野郎どもだなハッハッハ!」


穂乃果「久しぶりに見たわあの三人、あいつらも年取ったわね~」

穂乃果「それでも学生時代はμ'sのために裏でいろいろ尽くしてくれたし感謝はしてるのよね、後であいさつでもしてみようかしら」

司会「それではバトルスターt…
おっと!なんだあれは!」


会場が激しく揺れる

穂乃果「うわわっ!地震?いや、そんなんじゃない…この胡散臭くてドス黒いオーラは一人しかいない…」

穂乃果「希いいいいぃ!」



会場へと駆け出す穂乃果



つづく
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:01:39.94 ID:FMwvqTVX0.net
4話
ヒゲキノベルス



穂乃果「うおおおお!」

バンッ!

アリーナへのドアを蹴破る


穂乃果「なっ…!」


闘技場へと着いた穂乃果は驚愕した。

穂乃果「みんな…死んでる…?」
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:03:16.38 ID:FMwvqTVX0.net
客席、司会席、共におびただしい血と死体の数が転がっていた。生きてる人間はいないに等しかった。


穂乃果「なんて事…一般の人達まで…」


ウィーン、ガシャン



静寂に包まれるアリーナの中央で、機械音と共にもう随分と見てない後ろ姿があった。
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:04:08.49 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「絵里…ちゃん?」


絵里「………」


ウィーン


希「ほー、やっと来たんか穂乃果ぁ~。待ちくたびれてここにいる人間共をズタボロにしちゃったやんけ」


ヒデコ「ひでぶ…」

フミコ「ガッ…ゲェ…」

ミカ 「ゴフッ…」
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:05:26.18 ID:FMwvqTVX0.net
希「トドメやぁ…」ニタァ


希「えりち、炸裂弾を使ってええで」


絵里「……了解」


穂乃果「!」

穂乃果「やめろおおおお!」


パーン!


バラバラの肉塊となって散る三人


穂乃果「うあぁぁぁぁあああ!」


絵里「……」


希「いい声で泣くやないの~」


穂乃果「お前は…お前は!昔の友達もあたしから奪うのかああ!」
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:06:05.21 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「多少イカれてる奴もいたけど、関係無かったじゃないの!なんでなのよおおお!」



希「決まってるやん、その方が面白いんやよ」



穂乃果「また訳のわからないご託を冷静に呟きやがって!いつもいつもいつもそんなんだった!いい加減しろよお前!」


穂乃果「絵里ちゃんもなんで希と一緒にいるのさ!教えてよ!ねえ!」


絵里「………」


ウィーン


穂乃果「え、り…ちゃん?」
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:06:33.54 ID:FMwvqTVX0.net
希「えりちの体は、もうほとんどが機会やで~」


穂乃果「え…?」


希「えりち!穂乃果の問いに対しての発言を許可するでぇ」

ウィーン

絵里「…私は…あなたが2年生の頃からアイドル活動を見てきてわ…」
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:07:35.03 ID:FMwvqTVX0.net
絵里「当時は…廃校の事実に…なにも…出来なかったのに…諦めず活動するあなたに…冷たく当たった時もあった」


絵里「最後…には…あなたに負けて…私もμ'sに入ったよね…」


絵里「でも…花陽が死んでからあなたはまるで…活力が消えて…塞ぎ込んで…聞く耳を持たなくて…μ'sは解散して…」



絵里「そのまま…学院は廃校…やっぱり生徒会で…なんとか…するべきだったのよ」


希「ウチもショックやったけど穂乃果はいくらなんでもひどすぎたんや~」
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:08:18.05 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「そんな…私が…私が全部悪いの?」


絵里「廃校にしてましまった…私への罰…メンバーを守りきれなかった弱さ…どうすればいいか…わからなかった私の不甲斐なさ…考えの及ばなさ…」



絵里「なら…機械に…なってしまえばすべて解決じゃない…解決…解決…解決…」


絵里「その場で…正確な判断ができて…力もあって…これ以上物を失う事なんて無くなる…」



絵里「時代も…変わって…アイドルに強さも…求められる…優勝して…学院を…私が作り直す…」
45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:09:22.42 ID:FMwvqTVX0.net
希「そして、えりちは体も心も戦闘マシーンになったんや」


穂乃果「そんな……意味わかんないよ…」


穂乃果「じゃ、じゃあ今からみんなでやり直そうよ絵里ちゃん!」


希「無理や、もうえりちはウチの言うことしか聞かんよ」


穂乃果「えっ?」


希「改造する時にチョイと制御部分をいじったんや、言動や性格はえりちでも結局はウチの都合のいいおもちゃや~」


穂乃果「もうやめてよ!」

穂乃果「私が原因で!私が悪いって事もわかったよ!でも…こんなの間違ってる…悲しすぎるよ…」


穂乃果「だからこそみんなでやり直そうよ!もうこんなの嫌だよ!」


希「しつこいんや!もう遅いんやよ!いつになったらそのバカ正直は治るんや!」


穂乃果「……」
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:10:08.29 ID:FMwvqTVX0.net
希「正直いうとな、ウチはもう昔の事なんてどうでもいいんよ」

希「ただなぁ、人間はもう信用しないことにしたんよ。
これからの人生はウチが自由に生きるんや、好きにやるんや」


穂乃果「ならなんで会場の人達まで殺したのよ!意味わかんないよ!」

希「この大会は賞金を用意してから開催する決まりなんや、広告費や選手の食事代もすべて引いたお金が賞金なんや」

希「それでも莫大な金額、つまりそれを引かれなきゃもっとお金が増えるんよ」
47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:10:46.41 ID:FMwvqTVX0.net
希「会場への募金もあるし色々あって一日目に奪っちゃうのが一番儲かるんや」


穂乃果「だけどそれは…!」


希「もういいで!どうせ当たり前の道徳心を説くつもりやろ!聞き飽きたわ!」


希「今から昔の汚点でもあるアンタを殺してウチは世界の王者になるんや!」


穂乃果「それでも間違ってる!いくら私が悪いからっておかしよ!
酷すぎるよ!」


穂乃果「でも…口で言ってもわからないんなら私が教えてあげる!」


希「強気やなぁ~、でも一ヶ月前と違って容赦はしないでぇ~」
48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:11:30.07 ID:FMwvqTVX0.net
希「えりち!2人で今からこの女を処刑するで!コード445、乙女式せんとう塾や!」


絵里「……了解…コード445…認証しました…」

ドシュ!

穂乃果「うっ…!」

ギィン!

穂乃果「速さはにこちゃんのが上だったけどそれでもすごい速度、そして攻撃が重たい…今の蹴り一回のガードで手が痺れた…!」
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:12:07.86 ID:FMwvqTVX0.net
希「どこ見てんのや。
言ったで~、2人で処刑するってなぁ~」


穂乃果「しまった!」


希「タロットカード!パワーのアルカナ!」

希「ハァ!」

希の拳が穂乃果の腹にめり込む。

穂乃果「ゴフッ!…200発のパンチを1発に圧縮したように重たい拳だ…」


吹き飛ぶ穂乃果


希「えりち!今や!」


絵里「……」


シュ!

吹き飛ぶ穂乃果の後ろへ回り込み徒手空拳で連撃を入れる絵里
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:13:08.65 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「う、グウウウ…!」

希「そのまま反対方向に吹き飛ばしーや!」

ドゴォ!

壁に激突する穂乃果。


穂乃果「…う…う…」


希「へぇ~良く気を失わなかったなぁ、そっちの方が楽で良かったのになあ」


言いながら穂乃果の顔を鷲掴みにする希。

希「そいじゃあトドメや!」




???「ヴぇええええ!」



希「チッ!またこのパターンかいな」

つづく
51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:13:52.71 ID:FMwvqTVX0.net
最終話 僕らは今のなかで



???「ヴぇええええ!」




希「チッ!またこのパターンかいな」



2人の間に入って来たビームを希が避ける。
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:14:40.59 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「……!」



真姫「もぉ~穂乃果ったら全然だめじゃないの(棒)」


穂乃果「真姫…ちゃん」


にこ「ほのか~、真姫を連れてきたあたしにも感謝するのよ!」


穂乃果「にこちゃん…怪我してたんじゃ…?」


にこ「なんか緑と赤の苦い葉っぱみたいの飲まされたら割と元気になったのよね~」
53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:15:11.90 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「にこちゃん…ありがとう…」


真姫「お喋りは後よ、今は目の前の2人をどうにかしないとね(棒)」


真姫「とりあえず私が時間稼ぐからにこは穂乃果の応急処置やってちょうだい(棒)」


にこ「仕方ないわね~、にこにーに任せなさい!」



希「……真姫はん、ええかげんにせーや」


希「ウチのやり方や行動が気に入らないからってそこまで邪魔する必要があるんか?」
54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:15:44.68 ID:FMwvqTVX0.net
真姫「あのねぇ、確かに花陽が死んじゃって塞ぎ込んだ穂乃果も悪いわよ(棒)」


真姫「でもあなた達も何も出来なかったのは確かでしょ?それを一方的に被害者面して穂乃果をいじめるのもどうなの?(棒)」



希「………はーん、そういう事言うんや」


真姫「そもそも無能な生徒会のために穂乃果が活動したのにそれが失敗して穂乃果にしか怒らないなんてね、バカじゃないの?(棒)」


希「なに言うとるんや!真姫はんだってなにも出来なかったやないの!」


希「解散する時もなにも喋らないで普通に帰ったもんなぁ!」
55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:16:19.64 ID:FMwvqTVX0.net
真姫「それをどう捉えるかは個人の自由ね。
でもね、μ'sも卒業までの思い出作りって言うのもあったけど私だってショックだったわよ(棒)」


真姫「それでも私は穂乃果には当たらなかったわよ!もう一度言うわ!
人に頼りきってた奴が文句言ってるんじゃ無いわよ!(棒)」


希「うるさいうるさいうるさいうるさいんや!」



希「………つまりアレやな、真姫はんは死にたいんやな…」


真姫「現実から逃げるのね、確かに目を覚ます必要があるみたいね(棒)」


希「時間稼ぎに付き合ったんや!穂乃果とにこっちももちろん戦うさかいなああぁ!?」



穂乃果「おかげで戦える位には回復したよ、希ちゃん!
ありがとうね真姫ちゃん、にこちゃん!」


にこ「はんっ!調子に乗るんじゃないわよ!」
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:17:11.34 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「ところで25年間引きこもってた私は話しが読めないんだけど!?」


にこ「誰か三行で説明してちょうだい!」



穂乃果「私のせいで
  希が暴れて
  マジやばい」


にこ「…はんっ!いい年してまだ先輩に迷惑かけるんだから…とりあえずあんたにボコボコにされてイライラしてたのよね~。
こっちは3人いるし一方的に痛ぶって発散するわよ!」


希「3年組最弱と年下2人が調子に乗るんやないでぇ」


希「えりち!コード666、ソルジャーゲームや!」
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:18:02.97 ID:FMwvqTVX0.net
絵里「…!」

ギュイイイイイイン!

絵里「コード666認識、これより…周囲30mで…希以外の人型生命体の…殲滅を行います」


希「リミッター解除のフルバーストや!手加減一切抜きやで!」


希「そいじゃウチも!タロットカード!戦車のアルカナ!」


光り輝く希


希「一時的やけど最強レベルの防御力と攻撃力を得たで!」


希「ほな行くでぇぇぇぇぇぇぇ!」

希は叫びながら穂乃果たちへと突撃する。
58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:18:47.52 ID:FMwvqTVX0.net
真姫「来るわ!私とほのかは希を食い止めるわよ!(棒)」



穂乃果「了解!にこちゃんは絵里ちゃんの相手をお願い!」


にこ「絵里とスピード勝負って訳ね!面白そうじゃない!キィッヒヒヒヒヒ!」


穂乃果「それじゃあ行くよ!真姫ちゃん!」


真姫「はぁ…面倒だけど付き合ってあげるわよ!(棒)」

駆け出す2人


穂乃果 真姫「ウラァ!」


精一杯の拳を放つ二人

キレイに希へとヒットしたが…


希「甘い…甘すぎや…さっきの話し聞いとらんのか?」ニタァ
59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:19:14.28 ID:FMwvqTVX0.net
希「フンッ!」

衝撃を放つ希

穂乃果 真姫「キャア!」


希「気力を解放した程度で吹き飛ぶなんてなぁ!さすがはウチの実力や!」


希「そうやって力も気持ちも中途半端やからウチに勝てないしμ'sも解散したんやで穂乃果ぁ~!」


穂乃果「……私もその通りだと思うよ…だから…だから今から、それを乗り越えるんだ!」


希「ハンッ!ガキが粋がりやがって!想いはあっても…それに伴う力がない限りウチは乗り越えられないでぇ」


希「あまりに弱いと…うっかりぶち殺しちゃうでぇ!」
60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:21:01.98 ID:FMwvqTVX0.net
飛んでくるビームを避ける穂乃果




穂乃果「クッ…どうしよう、戦力が桁違いだよ…」


真姫「落ち着きなさい、あれほどの自分強化がそう長く続くはずないわよ(棒)」

真姫「それまで凌いでからまた攻めるわよ!」


穂乃果「了解!」



希「思い通りには行かせんでぇ!」
61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:22:10.49 ID:FMwvqTVX0.net
ーーーーーーー


にこ「ウフフ、久しぶりねーえり?どう、元気なのぉ?」

絵里「……指定範囲内において…生命体の動きを検知、これより殲滅します」


にこ「聞こえないのか無視してるのか知らないけどねえ! 私が音ノ木坂の一年生だった頃にアイドル研究部に誘ったのを断ったわよね」


絵里「対象の戦闘能力をCと判断、通常武装による殲滅を行います」
62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:23:13.82 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「生徒会で色々横暴やってたけど結局ダメで他人のせい、そこは真姫と一緒だけどねえ、なにより…」

絵里「ボディへのダメージ3%、バッテリー97%、こちらの戦闘準備完了」

ウィーン

にこ「部長としてできない所もあったわよ、でも解散しそうになっても誰もなにも頼らないのは、かなりムカついたわよ!」


絵里「…小型ミサイルと20mmガトリング砲による掃射を行います」

ウィイイイイイン!


にこ「やっぱり人間は薄っぺらいもんなんだな!大嫌いだってな!
今、その時のお返しをしてあげるわ!どんな奴を怒らせたのか思いしれ!」



にこ「もっとも穂乃果も気に入らないから後でビシッと言ってやるけどね!」


絵里「戦闘開始……発射…」


ダダダダダダダ!
63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:23:58.79 ID:FMwvqTVX0.net
嵐のような銃撃と爆撃を避けながら高速で近づくにこ


にこ「アッハハハハハ!遅い遅い!弾丸なんてアリと同じくらいの速度ね!」

やはりスピードでは圧倒的に優位。

にこに対してスピードで勝とうと言う者は血反吐を吐く努力をしても圧倒的に足りないだろう。

そのまま神速とも言える速さで正面から絵里の肩にしゃがみ込むように座るにこ。


にこ「ウワッハハハハ!遅いわよ“元”生徒会長さん!」


ドンドンドンドン!

顔に目一杯装填されてる銃弾を浴びせるにこ、そのまま距離を取る

にこ「ヒヒヒ、なーんだ、大した事無いじゃないの!」


絵里「頭部にダメージを確認、損傷度27%…」
64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:25:17.81 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「ハハハァ!ほーら絵里ぃ、部品が顔から覗いてるぜぇ?」

絵里「損傷箇所修復のためリカバリー粒子を集めます」


フォオオオオン


緑に輝く粒子が現れ、壊れた絵里の顔に集まって行く


絵里「修復完了…動作に異常なし…」


絵里の使ったリカバリー粒子は、触れた部分の物体を再構築する事ができる万能粒子なのだ。

にこ「はぁ~なにそれぇ?回復とか反則じゃないの?」


絵里「直前の動作から推察して対象の危険度をCからAに変更します」


ギュイイイイイイイン


にこ「アハハァ!今更私の認識を改めたの?遅すぎ……ってアレぇ?」


絵里の駆動音がとてつもない速度で大きくなっていく
65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:26:33.64 ID:FMwvqTVX0.net
絵里「これより武装と戦闘モードを近~中距離特化で戦闘を再開、武器の換装開始」


絵里の見た目がみるみる変わり全身武器の塊へと変貌していく


にこ「これはちょっとマズイんじゃないかし…ら!」


このままにさせては絶対にマズイ
直感がそう告げ走り出すにこ。


絵里「武装の換装85%完了…簡易型地雷、空中機雷の散布を開始します」

バババババ!

弾幕と呼ぶにも生易しいだろう、大量の機雷がばら撒かれる。



にこ「ウィィィエへへへへ!!銃じゃ当たらないからトラップを置くことにしたのぉ?当たらない当たらな
い当たらないよおおおおん!」


圧倒的な量の機雷を物ともせずに、ジグザグに避けて絵里の横へと回る。
66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:27:07.40 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「ほらぁ!弾丸をお見舞いよおお…(ry」


絵里「散弾銃」

ドドン!


カウンターの要領で肩から無数の弾がにこへと発射される。

にこ「おっと!至近距離での散弾銃くらい避けれるのよ!キヒヒ!」

余裕の回避と共に反対側へ回り込むにこ


にこ「にっこにっこにー☆
それなら蹴りをくれてやるぜええええ!」

にこからスピードが乗った蹴りが絵里に放たれる
67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:27:55.37 ID:FMwvqTVX0.net
が、足が触れたその瞬間


絵里「放電開始」


ビリビリビリビリ

にこ「ぐわあああああ!」

体内のバッテリーを使い高圧の電流を駆け巡らせる


にこ「う…あ…」

ドサッ


にこはそのまま地面へと倒れるが高い電圧により体が麻痺して動けない。
68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:29:28.85 ID:FMwvqTVX0.net
にこ「あん…た、最初からこれを狙って…」


そう、絵里はこの展開を始めから予測していたのだ。
空中機雷を自分の元へ辿り着くように散布させ、1度フェイクのカウンターを入れ、銃を使う余裕を無くし生身の攻撃で触れた際に電気で動きを封じる。


ルックスも25年前から劣ることも無く、スーパーコンピュータ以上の処理能力を持つ。ラブライブに出場していたらまさしく「賢い、かわいい」の称号を貰っていただろう。



絵里「対象を拘束…動きを完全に封じます」


にこ「くっ…離しなさいよ!こんなので勝った気にならないでよね!」


絵里「武装換装、キューティーパンサーを使用します」

ウイイイイイン


にこ「どういうことよ!なによその武器!離しなさいよ!」

絵里の顔が開き始め、口から大口径のキャノン砲が現れる。一目見ただけで有機物、無機物を関係無しにすべてを吹き飛ばす程の物だと、にこは理解する。


にこ「うあああああ!」
69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:30:27.12 ID:FMwvqTVX0.net
絵里「発射」


ズガガガガガン!


有り余る衝撃がかかり、にこは吹き飛びながら後ろにある機雷も爆発させてスタジオの壁まで吹き飛んだ


ドガアアアアン!



にこ「…カハッ………」



爆発、衝撃、そして体の麻痺により受け身すら取れない状態では最低でも瀕死だろう



絵里「対象の殲滅確認…頭部半壊、内臓破裂、残り数分で死に至ると判断、これより希の援護を行います」


ウイイイイイン


端的な言葉と駆動音を鳴らしながら希の援護へと向かう絵里であった。
70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:31:19.64 ID:FMwvqTVX0.net
ーーーーー


希「チィ!チョコマカと動きやがって!」


恐ろしい程の自分強化で歯が立たないのを察した穂乃果と真姫は、極力攻撃を受けないよう、避ける事を頭に入れて戦っていた。


穂乃果「真姫ちゃん!このままヒットアンドアウェーを続けるよ!」


真姫「わかってるわよぉ、相手の消耗を第一でしょ?(棒)」


希「くっ…あまり調子に乗るんやないで!セリャアアアア!」


体の光を1箇所に集め、希の腕から極太のビームが発射される
71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:32:17.98 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「よっ!ととっ!」


ズドゴオオオオン!


真姫「さすがにそんな単調な攻撃には当たらないわよ~少し呆れたわ(棒)」


希「ハア、ハア、こしゃくな戦法とりおーて…」


その時、希の体から光が消えた


真姫「どうやら元の状態に戻ったみたいね(棒)」


希「クッ…確かに戦車のアルカナは消えたけどなぁ、戦力的にはウチが上やでぇ!ぬぅん!」


岩をも砕く力をこめて真姫に殴りかかる希だが…


真姫「おっと、危ないわねぇ!(棒)」


希「か、空振りやてぇ!?そんな馬鹿な!」
72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:33:31.49 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「アルカナ効果が切れるまで、私達は希ちゃんの動きを見ながら攻撃してたんだよ」


真姫「そういう事、それに疲れが出て来てるのもあるし簡単には当たらないわよ(棒)」


希「チィィ…なめおって…」


穂乃果「じゃあ行くよ!真姫ちゃん!」

真姫「おーけー!(棒)」


息を合わせて2人同時に猛スピードで駆け出す


希「正面から打ち砕いてやるでぇ~!ハアッ!」


希は激突するように拳を前へと放つ


スカッ!

希「な…消えはった!?」


放たれた拳はブオンと空気のうなる音だけがこだまするだけで物体に触れた感触は無かった
73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:35:26.78 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「前ばかり!」


真姫「気にしすぎよ!(棒)」



2人のあらかじめ決めておいた作戦で、希へと飛び込み拳が当たる前に穂乃果は背中へ、真姫は足下へと瞬時に移動しそこから攻撃を放つというだまし討ちをしたのだ。


希「こ、こないな古典的なものにぃぃぃ~!」


体力を消耗している希にはそこまで見ている余裕は無かったのだ。



穂乃果 真姫「ずおおおりゃあああ!」


無防備な場所へと渾身の一撃が入り、もんどり打ちながら希は吹き飛んだ。

希「ゴガアアアア!」
74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:36:09.98 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「そのまま!」



真姫「追い打ちでトドメよ!(棒)」


2人「りゃああああ!」


希「ぐぅ…なにか抵抗を…!」


その刹那

絵里の声「有線式ロケットパンチ」


絵里の機械化された腕が…


ドゴォ!

真姫「きゃ!(棒)」




真 姫 を 捉 え た
75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:36:57.01 ID:FMwvqTVX0.net
絵里「右腕部の接触確認…体内炸裂弾発射」


ババババババ!

真姫の腹にめり込んだ絵里の指先から大量の炸裂弾が身体の中へと発射される。


真姫「!!」


絵里「対象を電圧の衝撃で吹き飛ばします」


バチュュュュン!

ドタンドタン…


真姫「……」

電圧で吹き飛び、幾度か転がった後の真姫は体内に残った炸裂弾の残りが破裂して体の一部分が動く以外は反応が無かった。

穂乃果「真姫………ちゃん…?」


真姫「………」

いきなり第三者の攻撃が入り、その刹那に体内をズタボロにされた真姫は声を上げることすらできなかった。
76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:37:53.45 ID:FMwvqTVX0.net
絵里「対象の殲滅を確認」


希「ハッハッハ!今ので体内の内蔵はグチャグチャやろうなぁ!イッヒッヒッヒッヒ!」




穂乃果「そんな…そんな…うわあああああ!」


かつての友だった1人があまりに、あまりにあっけなくやられてしまい泣き崩れる穂乃果。



希「助かったで~、えりち
実際ちょっと不覚を取られててなぁ」


絵里「…希への護衛は最重要とプログラムされています……」



穂乃果「グスッ…ヒック…真姫ちゃあん…ヒック」

またしても友を守れなかった穂乃果は泣き崩れてしまう。
そして悪い報告は続けて行われる…
77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:38:30.29 ID:FMwvqTVX0.net
希「コッチに来たゆー事は、にこっちも片付けたんやろなぁ?」


絵里「排除対象、矢沢にこは頭部半壊の怪我を追い間も無く生命機能がが途絶えます」


希「そかそか、ええこやなぁ~えりちは」



穂乃果「…………」


希「なんか言いたい事あるんか~穂乃果ぁ?まぁ、今さら何を言ったって命乞い以外の何物でもないけどなぁ…」


フラァ…

涙も枯れたのか、無言のまま立ち上がる穂乃果。
78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:39:16.98 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「………」スゥ



希「ん?どうしたん?」



穂乃果「まっすぐな~想いが~みん~なを結ぶ~」


希「なっ!」


穂乃果「本気~でも~不器用~、ぶつ~かりあうこ、こ、ろ」


絵里「!!」


そこには必死に、必死に涙を堪えクシャクシャな顔で歌う穂乃果がいた。

穂乃果「そ~れでも~みたいよ~大きな夢は~」
79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:39:58.11 ID:FMwvqTVX0.net
希「ち、血迷ったかいな…絵里ち、やってしまい!」


絵里「ジジ…了…解」


希「ど、どうしたんやえりち!」


絵里「ジジ……ジ…プログラムにノイズが発生…ジジ…行動に支障はありません…ジジ」


絵里「ジジ…貫通弾…発射」


バン!


絵里の指先から弾丸が放たれた。
80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:40:48.46 ID:FMwvqTVX0.net
穂乃果「ッ!…こーこに~あるよ~始まったば~かり~!」


しかし、飛んで行った弾は胸ではなく足をかするだけだった。


それだけでも激痛は免れないのだが痛みを必死に堪え穂乃果は歌い続ける。

希「なっ…なぜ外したんや!絵里ち!」


穂乃果「わかってる~楽しいだけじゃ~ない~試されるだろう~」


絵里「ジジ…ノイズの激しさが増しています…ジジジジ、照準が安定しません…ジジ」


穂乃果「だって~!その苦しさも~ミライ~」



希「な、なにが起こってるんや…」
81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:41:16.39 ID:FMwvqTVX0.net
全身をほぼ機械にした絵里ではあったが、改造手術を受ける前の記憶に干渉しエラーを起こしているのだ。


操作はすべて希が行い、記憶も表に出さないようにフィルターをかけていたが、なにゆえ今はそれが正常に動作しない。


穂乃果「行くんだよ~集まったら強い~自分になってくよ~」


絵里「ジジ…メモリを刺激…ジジ…対象を…殲滅します…ジジ」


もう一度穂乃果へと銃を向ける絵里。



絵里「発…射」


ドンドンドン!
82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:42:19.15 ID:FMwvqTVX0.net
希「…なっ……なっ…?」



穂乃果「きっとね~変わり~続けて~」


希「えりち!?えりち!どうしたんや!」



銃弾は穂乃果には発射されなかった。



にこ「…はんっ…頭が半分吹き飛んだ所で即死と…思うなよ…」



放たれた弾丸は、にこが倒れた場所から絵里を狙撃した物だった。


穂乃果「それぞれがす~きな~事で頑張れるなら~」


絵里「…ジジ…頭部の損傷…メモリ圧迫…機能停止…ジジジジ」



フォォォン…
83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:43:21.38 ID:FMwvqTVX0.net
歌により昔の自分を思い出した絵里、希の命令を遂行する絵里、この二つが彼女の中でせめぎ合い処理できずに機能を停止したのだ。


にこ「ったく…せっかく寝てたのに…アンタの歌で…起こされたわよ…うるさいわ…ね」

ガクッ

そのままにこは倒れ動かなかった。


希「えりちいい!うわああああえりちいいい!!」


穂乃果「新しい!場所が~ゴールだね~」


希「おどれワレェエエエ!歌うのをやめええやああああ!」
84: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:47:27.34 ID:sDxGrbtk0.net
穂乃果「それぞれがす~きな事を信じていれば~」

希「パワーのアルカナ!うおおおおお黙れええええ!」


拳に膨大な力を集めて突撃する希。


穂乃果「ときめ~きを~抱いて…っ!」


バキィ!

そのまま全力で穂乃果を殴り飛ばす

ズドオオオン!
85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:47:57.32 ID:sDxGrbtk0.net
希「ハア…ハア見たか…壁に激突やでぇ…ってなんや!」

ガラガラと崩れ落ちる瓦礫の中から穂乃果が立ち上がる。

希「そんな…今ので絶命したはずやで…なんでや…」


穂乃果「ハアッ…ハアッ…」



立ち上がり覚悟を決めた目をした穂乃果は…。



穂乃果「すす~めるだろ~う!」


歌い続ける、激痛に耐えながらも歌い続ける。
86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:48:31.35 ID:sDxGrbtk0.net
希「もういっぺん死にたいって~のがよ~わかったで!もう一発や!」

またしても怒りで駆け出す希。


穂乃果「恐がるく、せ、は~捨てちゃえ~」

希「死ねやああああ!」


真姫の声「ヴぇぇええ!」


希「なんや!?グワアアア!」
87: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:49:02.88 ID:sDxGrbtk0.net
穂乃果に殴りかかろうとした希だが、真姫の放ったふいのビームに当たり地面に叩きつけられた。


希「バカやん!さっき死んだんちゃうんか!?」


真姫「穂乃果も…にこも…頑張ってるのに寝てられないわよ…(棒)」

ガクッ


そしてその言葉を最後に真姫は動くことも、喋ることも無く、糸の切れた人形のようにプッツリと生き絶えた
88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:49:44.21 ID:sDxGrbtk0.net
穂乃果「とびきりの~笑顔で~」


希「ガハアッ!…穂乃果ああああああ!歌が終わるまでに決着をつけようやん!行くでええええ!」

穂乃果「飛んで、飛んで~高く~」


希「気取るのもええかげんにせえやああああ!」


希「パワーのアルカナアアア!」


またしても極台のパワーを拳に集中させる


希「ほな行くでええええ!」
ドドドドド

駆け出す希


穂乃果「僕らは~今の~中でえええええええ!」


希の言うことに同意した穂乃果は歌いながら駆け出す。
89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:50:12.66 ID:sDxGrbtk0.net
希「よっしゃ、間合いに入ったで!」

ほぼ同時に殴りかかったがリーチや威力で有利なのは希だった

が!


希「!」

メキィ

穂乃果「輝きを待ってたああああああ!」

ほんの僅かな差で希の拳の軌道がズレ、そのままクロスカウンターになる形で穂乃果の拳がクリーンヒットした。



希「嘘…やん…こんな…の…」

ドサッと倒れる希。
90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:50:58.50 ID:sDxGrbtk0.net
希「は、反則や…」


希「ゲホッ…あんな輝いた目をされたら…昔を…思い出してしもうたやん…」



希は穂乃果に聞こえないように、ひとり言のように小さく呟いた。

学生時代と変わらずに真っ直ぐ未来を見つめてた穂乃果の瞳、それと目を合わせた希は自分の昔の気持ち、懐かしさやそこからの苦しみなどを思い出し、ほんの一瞬躊躇してしまったのだ。

希「ウチも…甘いなぁ…」
91: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:51:25.92 ID:sDxGrbtk0.net
穂乃果「ハア…ハア…ゼー…ハア…」


穂乃果「…希ちゃん…やっぱりこんな悲しい事はダメだよ…またみんなで一緒に過ごそうよ…」


希「…ほのか」


穂乃果「みんなでまたアイドル活動なんて事はできなくても…歌が自分や周りの人達だけでも笑顔にしてくれる」



希「ウチは…もうそんなのには戻れんよ…」


穂乃果「そんな事無いよ、何か言う人がいたら私も強く言い返してあげるんだから!」


希「穂乃果…」


穂乃果「だから…ね、帰ろうよ?」

手を差し出す穂乃果
92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:52:12.32 ID:sDxGrbtk0.net
穂乃果「希ちゃんがいてくれれば…私も嬉しいから…」


希「……やっぱダメや…」


穂乃果「そんな!」


希「ウチはもう人を殺めすぎた…かつてのメンバーさえも手にかけたんや…」

1人で立ち上がる希

希「ボロボロになったウチにもう戦う気力は無いけど…せめて…」

そう呟きながら停止した絵里の元へと歩いて行き、隣に立つ。
93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 01:53:17.61 ID:sDxGrbtk0.net
希「絵里ちの体内に残ってるエネルギーとウチの力で倒れてる元メンバーさん達を蘇生をしてみるけぇ」

穂乃果「嬉しいけど…でもそんな事して希ちゃん達は大丈夫なの!?」


希「…………」


穂乃果「希ちゃん!?」



希「なんやろうなぁこの気持ち…ウチの体が無事とか関係無しに。やってみたいんよ」


穂乃果「希ちゃん!」

穂乃果「それで…それで希ちゃんも死んじゃったら私はもう立ち直れないよ!」
95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 02:00:50.20 ID:sDxGrbtk0.net
希「ワガママばっか言うんやないで穂乃果、大人しく見とればええんや」

力強く、優しく語りかける希。


穂乃果「………」


希「……絵里ち、非常用メモリで起動してーや…」

絵里「ジジ…起動を確認…ジジ」


先ほどのメモリダメージもあるのか、体は動かずスピーカーと思われる口から音声のみが聞こえる。


希「体内のバッテリーはどれくらい残っとるんや?」

絵里「ジ…42%です…」

希「十分やな…絵里ち、この会場全体にリカバリー粒子を放出して欲しいんや」

絵里「ジジ…広範囲に拡散する分…効果は落ちますが…よろしいですか?」

希「フフッ、かまへんよ」

絵里「…了解」

それと同時に絵里の背中部分から発行する蘇生粒子が拡散される。
96: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 02:02:09.32 ID:sDxGrbtk0.net
希「あとは粒子の力を大きくすればええな…」

と希は懐からカードを取り出し。


希「太陽のアルカナ!粒子の力を強くして!」

続けてもう一枚取り出し

希「恋愛のアルカナ!にこっちと真姫ちゃんの元へ粒子を導いてあげて!」


その声と共に粒子の輝きが強くなり倒れてる2人へと向かって行く


希「絵里ち…問題ない?」

絵里「私は…希の…行動に従います…」


希「そか、ありがとな…」


と、もう一枚カードを取り出し
97: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 02:03:22.98 ID:sDxGrbtk0.net
希「節制のアルカナ!ウチと絵里ちの力を使って2人を助けてあげて!」

その声と共に2人の体も光始めた

希「……!」

力の制限があるのか、希は1枚ずつカードを使っているが疲労した上に3枚のカードを同時に使っている。希への負担は尋常ではない。

穂乃果「希ちゃん!そんな…希ちゃん!」

希「ええんよ穂乃果…ウチは絵里ちといつまでも一緒に行く事にするんや…」

穂乃果「ヒック…希ちゃん…グスッ」


徐々に姿が薄くなって行く希

希「泣かんといて穂乃果…代わりにって言うのもなんやけど…倒れてる2人は大事にしてやってえな」

穂乃果「希ちゃん…グスッ」

泣いてる穂乃果に笑顔で語りかける希

希「そろそろお別れや…元気にね、穂乃果…」

穂乃果「!」

それと同時に希と絵里は光の粒子となって空へと登って行った

穂乃果「……希ちゃん…私…今度こそ失わないようにするね…」
98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 02:04:14.37 ID:sDxGrbtk0.net
数日後

穂乃果、ことり、にこ、真姫は花陽の墓の前にいた。



穂乃果「久しぶり!みんな元気そうだね!」

ことり「あはは…みなさんお久しぶりです」

にこ「はんっ、全くこんなのに付き合わせて…」

真姫「まあまあ、いいじゃないの別に(棒)」

穂乃果「にこちゃんも真姫ちゃんも、怪我はすっかり治ったみたいだね!」

にこ「快調も快調よ!あの物体を復元するうんたら粒子ってのすごいわよね~」


真姫「確かにそれまでは死んだと思ってたわよ(棒)」
99: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/27(水) 02:04:42.57 ID:sDxGrbtk0.net
穂乃果「全員を呼び戻す事は出来なかったけど…それでも3人がいてくれて良かったよ」


真姫「しみったれた事言ってんじゃないわよ(棒)」


にこ「そうよ!ずっとやりたかった事があるんでしょ!早く始めるわよ~」


ことり「アハハ、みんな変わってなくて何よりだよ。
あ、私ももう準備おっけーだよ、穂乃果ちゃんに助けてもらって体も回復したし」

穂乃果「グスッ…みんな…ありがとう…!」

穂乃果「その前に…と」

そのまま歩いて行き、お線香を立てた花陽の墓の前に希と絵里の写真も立てかけた。


穂乃果「よしっ!それじゃ、ここにいるみんなの為に歌って踊ろうか!」

そう言って全員が花陽の墓に立ち一斉に声を張り上げた


全員「μ's!ミュージック、スタート!」

おわり
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『穂乃果「花陽、あの日からもう25年も経つのか…」』へのコメント

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