果南「舞うは」ダイヤ「AZALEA」花丸「3姉妹♪」

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果南-アイキャッチ1
この物語はAZALEA3姉妹の平凡な日常を…

果南「起きろー!」バァン!

ダイヤ「な、なんですの…こんな朝早くから…4時!?」

花丸「うぅ…寒いずらぁ…」ギュッ

果南「お、マルは今日ダイヤと寝てたんだね?じゃあ丁度いいや。さ、準備して!行くよ!」

だいまる『どこへ?』

果南「海だ!」

…平凡ではないかもしれない日常を淡々と描くものです
過度な期待はしないでください

※ 前作記事へのリンクです(管理人)

曜「進め!」千歌「CYaRon!」ルビィ「3姉妹!」

pixiv: 果南「舞うは」ダイヤ「AZALEA」花丸「3姉妹♪」 by しずく饅頭

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~どこかの崖~

果南「ついたね!」

ザッパーン!

ダイヤ「なななななにが目的ですの…」ガタガタブルブル

花丸「ささささ寒いじゅらあああああ」ガタガタブルブル

果南「何二人とも、寒い?」

だいまる『寒いよ!』

果南「じゃあココアだ!」

ダイヤ「は?」

果南「ちょっと待っててね」カチャカチャ

ダイヤ「ちょ、姉さん!?」

果南「ん?」

ダイヤ「なんのためにここにつれてきたんですの!?」

果南「いやー、CMでこういうシチュエーションでココア飲んでておいしそうだなって」

ダイヤ「それだけのために!?」

果南「いやいや、妹たちに朝からおいしいココアを飲んでもらいたいっていう姉の想いが詰まった行動であって…」

ダイヤ「ココア飲む前に凍死しますわ!」

果南「平気だよ。ほら、わたしこの下水着だし」パサッ

ダイヤ「化け物じみた姉さんと一緒にしないでもらえませんこと!?」

果南「ひどいなぁ…」

ダイヤ「とにかく、わたしとマルちゃんは車の中に戻りますから鍵を…」

花丸「のっぽ食べるずら…」zzz

ダイヤ「マルちゃん!寝ちゃダメ!起きてー!」ペチペチ

果南「はい、ココア」

ダイヤ「あっつ!どうして陶器製のマグカップなのよ!」

果南「お気に入りなんだよ!昔ダイヤが親愛なる姉さんにって誕生日にプレゼントしてくれて、それからというもの茶渋とかコーヒーの汚れとか丁寧に洗って落として…」

ダイヤ「それ今じゃないときに聞きたかったわ!」

花丸「お婆ちゃん…あれ?こっちに来ちゃダメ…?なんで?」

ダイヤ「マルちゃーん!」

───
──


ダイヤ「ということが今朝ありまして…」

千歌「だからそんなにやつれてるんだね…」

梨子「た、大変だったね」

ダイヤ「まったくですわ!果南姉さんの無茶に振り回されるのは慣れたものと思っていましたが、まさか12月の寒い時期に岩場に連れて行かれるとは…」

千歌「いやでも、行動力だけはすごいよね。果南さんも曜姉もアクティブなほうだけど、曜姉はさすがにそこまではいかないし」

梨子「無茶なこと言うのは鞠莉姉さんもだけど、さすがにこの時期に岩場は…」

ダイヤ「高校時代に鞠莉さんとお付き合いをはじめてからというもの、わたくしたちへの愛情表現がいささか激しくなったような…」ジー

梨子「ね、姉さんのせいじゃないよ!…多分」

千歌「曜姉が鞠莉さんと付き合ったら曜姉がわたしを激しく愛してくれる…?」ハッ

ダイヤ「今あなたが喋ると面倒ですから黙っていてください」

梨子「今でも十分溺愛してるように見えるけどね」

千歌「えー?わたしとしてはもっとこう性的に求めて欲しいというかなんというか」

ダイヤ「お黙りなさい!破廉恥ですわ!」

梨子「あはは…」

───
──


花丸「ということがあったずら」

善子「あんたの家目茶苦茶ね」

ルビィ「そんなにはっきり言わなくても…」

花丸「今日ばかりは果南お姉ちゃんが悪魔に見えたずら…」ガクブル

善子「マリーはよくそんな人と付き合ってるわね…」

花丸「あ、でもお姉ちゃんが作ってくれたココアは美味しかったよ」

ルビィ「そんな状況だったらそりゃ美味しいと思うよ…」

花丸「それに、久しぶりに死んじゃったお婆ちゃんに会ったような気がするずら」

善子「あんたよく平気だったわね」

花丸「せっかくだから、二人とも今度一緒に…」

よしるび『絶対行かない!』

花丸「ずらぁ…」

───
──


果南「ってことがあってさ。いやー、楽しかったなあ」

鞠莉「なるほど…ひとつ言わせて?果南はアホなのね?」

曜「朝から海か~この時期じゃなかったらなぁ」

果南「なにいってんの、この時期だからこそココアが美味しいんだよ」

鞠莉「ココアのためにそこまで体を張れる人間なんてそうそういないわよ」

曜「果南ちゃんがボケに回ると収集つかなくなっちゃうからほどほどにね?」

果南「とりあえず、今日は昼から暇だし妹たちに美味しい晩御飯でもつくってあげようかなん」

曜「果南ちゃんって、意外と女子力高いよね」

果南「ちょっと曜、それどういう意味?」

鞠莉「それにしても果南の手作り!妹ちゃんたちが羨ましいわね」

果南「鞠莉には今度作ってあげるよ。楽しみにしててね」

鞠莉「かなぁん♡」ギュッ

果南「ふふっ…はぐっ!」ギュッ

曜「おお、冬なのにあっついね…」

───
──


ダイヤ「ただいま」

果南「あ、ダイヤおかえり。もうすぐ晩御飯できるからちょっと待っててね」

ダイヤ「あら、今日は姉さんが作ってくれたのね?ならありがたくいただくと…」

花丸「」

ダイヤ「マルちゃん!?」

花丸「ダイヤ…お姉ちゃん…」

ダイヤ「そんなところで寝ては風邪を引きますわよ?きちんと布団に入りなさい」

花丸「違う…そうじゃないずら…」

ダイヤ「?」

花丸「果南お姉ちゃんを…止める…ずら」ガクッ

ダイヤ「マルちゃん!」

花丸「」

ダイヤ「だからここで寝てはいけないと…」

花丸「だから違うずらー!」

果南「お待たせー」

花丸「ひぃっ!」ビクッ

ダイヤ「あら、姉さんの料理ができたみたいですわね。マルちゃん、いただきましょう?」

花丸「あわわわわ…」

果南「さ、二人のために作ったんだよ!食べて食べて!」コトッ

ダイヤ「…?姉さん?」

果南「なに?ダイヤ」

ダイヤ「これはなんという料理ですの?」

果南「何って、シチューだよ。みんなの好物をたくさん入れてあるんだよ?」

ダイヤ「はぁ…して、具材は?」

果南「えっと、みかんでしょ?あんこでしょ?抹茶プリンと、わかめとサザエ!」

ダイヤ「…姉さん、味見は?」

果南「マルがやってくれたよ。感想は言ってくれなかったけど」

ダイヤ「…」チラッ

花丸「うえぇん…」グスッ

ダイヤ「ふぅー…」

果南「ねえねえ、早く感想聞かせてよ~」

ダイヤ「なんでこうなったんですのー!」

果南「へ?」

ダイヤ「いつもは美味しい料理を作ってくれるじゃありませんか!なんで今日に限ってこんなゲテモノを作ったんですの!?大学で嫌なことでもありました?だからってこんな仕打ちあんまりですわ!」

果南「あ、えっと…」

ダイヤ「はぁ…はぁ…」

果南「ごめん…ね?わたし、なんか今日はテンション高くて…みんなの好物作ろうって思ったんだけど、驚く顔が見たくて…それで、こんな…片付けるよ…今日は出前でもとろうか…」

ダイヤ「お待ちなさい」

果南「へ?」

ダイヤ「誰も食べないなどと言っていないでしょう」

果南「ダイヤ…!」

ダイヤ「たとえどんなゲテモノだろうと、姉さんの愛情が注がれたものを残すなど、松浦家次女としてあるまじき行為ですわ」

果南「ありがとう…ダイヤ!」

ダイヤ「で、では…」オソルオソル

パクッ

ダイヤ「ゴフッ」ドサッ

果南「ダイヤー!」

花丸「お姉ちゃーん!」

ダイヤ「くっ…たとえこの身果てようとも、松浦ダイヤの名に懸けて完食してみせますわ…!」

果南「ダイヤ、ダイヤ」チョイチョイ

ダイヤ「?」

花丸「ずらっ」パッ

かなまる『ドッキリ大成功ー!』

ダイヤ「は?」

果南「いやー、まさか食べてくれるとは思わなかったよ」

花丸「お姉ちゃんすごいずら~」

ダイヤ「は?」

果南「さてと、それじゃあ改めて晩御飯にしかよっか。マル、手伝って」

花丸「はーい」

果南「今日は、じゃーん!」

花丸「お刺身だ!」

果南「えへへ、漁師さんに安くもらっちゃったんだ♪」

花丸「ごちそうずら!」

果南「デザートにはダイヤの好きな抹茶プリンもあるからね」

花丸「果南お姉ちゃんの作るデザートは美味しいから大好きずら♡」

果南「嬉しいなぁ。わたしもマルが大好きだよ」ナデナデ

花丸「えへへ♪」

ダイヤ「姉さん…マルちゃん…」

かなまる『?』

ダイヤ「二人とも正座ああああああ!」

かなまる『ひぃっ!?』

───
──


ダイヤ「…」ムスッ

果南「ダイヤってば~機嫌直してよ~」プニプニ

ダイヤ「触らないでいただけます?」バシッ

花丸「お姉ちゃん…ご、ごめんなさいずら…」

ダイヤ「…」ピクッ

果南「ほら、マルもこう言ってることだし!」

ダイヤ「首謀者である姉さんに反省の色が見えないことが問題なのですわ!」

果南「反省してるってば。はい、抹茶プリン」

ダイヤ「…美味しいですわね」モグモグ

果南「妹の好みの味くらい把握してるからね」

ダイヤ「まったくもう…」

果南「あ、これは許してくれるやつだ」

ダイヤ「マルちゃんが不安そうな顔をしているからですわ。姉さんを完全に許したわけではありません」ナデナデ

花丸(ダイヤお姉ちゃんはこういうとき素直じゃないずら。まるで善子ちゃんみたい)ナデラレ

果南「悪かったよ、ダイヤ。だからハグしよ?」

ダイヤ「姉さんはまたすぐそうやって…」

果南「じゃあしないの?」

ダイヤ「…特別ですわよ」ギュッ

果南「昔から仲直りのときはこうだったよね」

ダイヤ「そう…ですわね」

果南「えへへ、ダイヤもまだまだ子供だね」

ダイヤ「またわたくしを怒らせたいんですの?」

果南「あはは、まさか」

花丸「お姉ちゃん…オラも…」

果南「それっ!はぐっ!」ギューッ

ダイヤ「もう!苦しいですわ!」ニコニコ

花丸「えへへ、大好きなお姉ちゃん二人に囲まれて、オラは幸せ者ずら♪」


AZALEA3姉妹の日常は続く


~おまけ~
恋する絢瀬さん

ガラッ

絢瀬「…」

千歌「げっ…絢瀬先輩だ…」

絢瀬「千歌」

千歌「は、はい」

絢瀬「小原梨子はどこ?」

千歌「先生に用事を頼まれて職員室へ…」

絢瀬「そう、タイミングが悪かったわね。出直すとするわ」スタスタ

千歌「なんなの、いったい…」

ダイヤ「おかしな人ですわよね…」

ダイヤ(黙っていれば素敵ですのに…)

───
──


絢瀬「また、渡しそびれたわね…」

希「あれー?えりち、また梨子ちゃんにお弁当渡せんかったん?」

絢瀬「希か。別に、今回はタイミングが悪かっただけよ」

希「いつになったら梨子ちゃんに告白できるんやろなぁ」

絢瀬「余計なお世話よ」ガタッ

希「あれ?どこいくん?」

絢瀬「インスピレーションを求めに」

希「どうでもええけど、授業始まるで?」

絢瀬「そう」スッ

希「結局いかへんのかい」

絢瀬「授業は受けなくちゃダメじゃないの」

希「根は真面目やなぁ」

キーンコーンカーン

希「お昼~♪あれ、えりちどこいくん?」

絢瀬「インスピレーションを求めに」

希「諦めてなかったんやね」

絢瀬(今日のヘルシー幕の内は確かに女の子からすれば嬉しいメニューだったかもしれない。だけど、それは小原梨子の喜ぶものとイコールではないはずよ)スタスタ

絢瀬(まずは小原梨子の好みに合わせるところから始めないといけなかったわね)

海未「あ」

絢瀬「あら、海未」

海未「どうも、絢瀬先輩。では、これで…」

絢瀬「待ちなさい海未。あなた、バレエ部の練習にはいつ参加するの?」

海未「申し訳ありません。家族の食事を作らないといけないので」

絢瀬「そう、それなら仕方無いわね」

海未「はい、仕方無いのです。では、これで…」

絢瀬「時に海未、あなた小原梨子とよく話をしているわね?」

海未「まあ、はい」

絢瀬「彼女の好みとか、知らないかしら?」

海未「好み…ですか?」

絢瀬「ええ、些細なことでも構わないわ」

海未「…かわいいもの…と言っていました」

絢瀬「そう、かわいいものね」

海未「はい、かわいいものです。では、これで…」スタスタ

絢瀬(なるほど、小原梨子はかわいいものが好きなのね…)

絢瀬「!」ハッ

絢瀬「待って、わたしはどんな弁当を作ればいいの?」


絢瀬の苦悩は続く
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