【SS】千歌 「人間オークション…?」

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千歌-アイキャッチ16
5: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:28:25.94 ID:T7ehTxQr.net
司会 「さぁ紳士淑女の皆さま! 今宵も足を運んでいただきありがとうございます!」

司会 「是非今夜も、お好みの“商品”を見つけて、落札していってください!」

司会 「それでは早速最初の品は…っ! 若き女子高生!」


司会 「その名は…っ! 高海千歌ッ!!」

千歌 「…………。」ジャララ‥


……どうして、私がこんな目に


千歌 「…鎖、少し冷たいや」

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元スレ: 【SS】千歌 「人間オークション…?」

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6: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:29:01.40 ID:T7ehTxQr.net
~数時間前 浜辺~


千歌 「はぁっ…はぁっ…ふぅっ…。やっぱり夜のランニングは気持ちいいなぁ」

曜 「海の風もあっていいよね。ちょっとここで休憩でもしようか」

千歌 「さんせーい! …あっ、水筒忘れて来ちゃった」

曜 「あ、私も。なんか買ってくるね」ダッ

千歌 「ありがとー、曜ちゃん」


黒服 「……今だ、取り押さえろ」
7: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:29:28.68 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「……ん? こんな遅くに人?」

黒服 「…………」ガシッ!

千歌 「…!? ちょっ…何するの! やめ…っ! むぐっ…むぐぅぅっ…!!!」

千歌 「やめっ……あれっ…なんだ……か…ね…むく……」


千歌 「………。」スゥスゥ

黒服 「…よし、連れていけ」
8: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:29:57.45 ID:T7ehTxQr.net
曜 「千歌ちゃーん、お待たせ! ポカリでよかったー?」


曜 「………千歌ちゃん? おーい、どこ行ったのー?」

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9: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:30:36.38 ID:T7ehTxQr.net
~オークション会場~


千歌 「スタート価格…1000万」

千歌 「ははっ…本当に人に値段ついちゃうんだ」

司会 「さぁ、スタート価格は1000万となりました! 落札希望の方は、お手元の札を挙げ、値段を大声でお願いします!」


「1500万!」
「2000万!」
「4500万!」


千歌 「あぁ…買われちゃうんだ、私。人のモノになって、これから一生…」

千歌 「嫌だよぅ…お母さん……助けてよ…」


?? 「3億ッ!!!!」
10: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:31:16.12 ID:T7ehTxQr.net
「さ、3億…?」
「いきなりそんな値段…」ザワザワ

千歌 「あはは…3億…だって。そんなに千歌が欲しいんだ…あはっ……あはははっ…」


司会 「え、えっと…1番のお客様。3億円でよろしいのですね?」

?? 「えぇ、勿論」

司会 「ほ、他に落札希望の方は…」


カンカンッ!!


司会 「き、決まりましたっ! 1番、3億円で落札です!」
11: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:32:05.69 ID:T7ehTxQr.net
黒服 「おい、落札者の元へ行くぞ」ジャラッ

千歌 「はい………」

黒服 「…ラッキーだな、お前」

千歌 「へ?」

黒服 「いや…独り言だ」


黒服 「…! こ、これはこれは」
12: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:32:35.56 ID:T7ehTxQr.net
?? 「あら、運んできてくれてたの?」

黒服 「はい。まさか落札者が自ら足を運んでいただけるとは」

?? 「買った商品は自分で取りに行きたいの」

黒服 「そうでしたか。…それでは落札金を」

?? 「はい、全額現金で。足りなかったら連絡ちょうだい」ドンッ!


千歌 (あの中…全部お金? すごい…)
13: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:33:12.94 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「あ、あの…なんで私なんか」

?? 「あら、欲しがってた人は何人もいたじゃない。貴方みたいなチャーミングな娘、男性ならみんな欲しがるわ」

千歌 「でも、あなたは女性…」

?? 「…ふふっ、まだ気付いてないのね」

千歌 「……?」


?? 「このマスク、邪魔ね」スッ

千歌 「えっ…うそ!」
14: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:34:01.00 ID:T7ehTxQr.net
鞠莉 「ハァイ、千歌っち」

千歌 「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉 「しーっ、あくまでここでは商品と落札者よ。弁えなさい」

千歌 「あっ…ごめん、えっと、ご主人…様?」

鞠莉 「……っ!」ゾクゾクッ!


鞠莉 「完璧よ、千歌っち。さ、行きましょ」

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15: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:34:44.33 ID:T7ehTxQr.net
~小原邸~


千歌 「その、ありがとう。あのままだったら私、変な人に落札されちゃうところで」

鞠莉 「私も千歌っちを変なヤツに渡したくなかったからね。なんとか落札できてよかった」

千歌 「3億円も…ごめんなさい。私、返せる自信が…」

鞠莉 「いいのよ、私が好きで落札したんだもの。気にしないの」

千歌 「鞠莉ちゃん…! ありがとう、じゃあ私はこれで」


鞠莉 「……どこ行くの?」
17: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:35:19.83 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「どこって、家に…」

鞠莉 「…取り押さえなさい」

黒服 「はっ!」

千歌 「えっ…なんで! むぐぅっ…!」


鞠莉 「千歌っち、あなたは落札されたのよ? あなたに帰るところなんてない」

千歌 「鞠莉ちゃん…? 何を…」
18: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:36:02.19 ID:T7ehTxQr.net
鞠莉 「ねぇ千歌っち、出品されてた時首輪していたでしょ?」

千歌 「してたけど…それが?」

鞠莉 「あれ、すごく似合ってたよ」

千歌 「えっ?」

鞠莉 「だから、私も…」ジャララッ

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19: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:36:38.53 ID:T7ehTxQr.net
~翌朝~


千歌 「ねぇ鞠莉ちゃんっ! こんなの絶対おかしいよっ!」ジャララ

鞠莉 「…私だから許すけど、ご主人には様をつけるものよ」

千歌 「ねぇ聞いてる!? なんで首輪なんか付けられなくちゃいけないの!?」

鞠莉 「だって、昨日も逃げようとしたじゃない」

千歌 「ふざけないでよ! 鞠莉ちゃんは私を助けてくれたんじゃないの?」

鞠莉 「助けた…? 何言ってるの?」


鞠莉 「私はあなたを落札したのよ?」
21: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:37:21.89 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「嘘…だって…」

鞠莉 「さ、行きましょう? 遅刻するわよ」グイッ

千歌 「ひ、引っ張らないでっ…!」

鞠莉 「言うことを聞かないペットには厳しくしないとねー」

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23: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:38:07.23 ID:T7ehTxQr.net
千歌 (全部勘違いだったんだ…鞠莉ちゃんは本当に、私が欲しくて落札しただけだったんだ)


曜 「あれっ、鞠莉ちゃーん! おはよーっ!」

千歌 「…! 曜ちゃん!」

曜 「あれっ、千歌ちゃん! 昨日どこいっちゃってたの? 心配したんだよ!」

千歌 「ご、ごめん、実は色々あって…。て、そうじゃなくて! 助けて!」

曜 「助けて…? 何から?」

千歌 「何からって、これ見てよ! 首輪!」


曜 「……へー、似合ってるじゃん」
24: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:38:32.77 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「え? 何言ってるの曜ちゃん…」

曜 「千歌ちゃん、鞠莉ちゃんのモノになったんでしょ?」

千歌 「違う! 私は…!」

鞠莉 「千歌っち? あなたは私に買われたのよ?」

曜 「ほらやっぱり。千歌ちゃん、あんまりご主人を困らせたらダメだよ?」

千歌 「嘘…嘘だよ…曜ちゃん…なんで…」
26: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:39:13.17 ID:T7ehTxQr.net
鞠莉 「…そろそろ学校ね。首輪は外しといてあげる」カチャッ

千歌 「かはっ…! げほっ…けほっ…!」

鞠莉 「逃げようとしても無駄よ。黒服が見張っててくれてるから」

千歌 「そ、そんな…」

鞠莉 「じゃ、また放課後ね」

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27: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:40:00.49 ID:T7ehTxQr.net
~午前 授業中~


千歌 (…なんにも変わらない。私以外は、なんにも変わってない)

千歌 (周りの反応からして、多分私が鞠莉ちゃんに買われたことを知ってるのは曜ちゃんだけ)

千歌 「……。」スッ


千歌 < ねぇ曜ちゃん

曜 < 何? 授業中だよ
28: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:40:32.94 ID:T7ehTxQr.net
千歌 < なんで助けてくれなかったの?

曜 < 助ける? 何から?

千歌 < 鞠莉ちゃんからだよ! 首輪で繋がれてたのみたでしょ?

曜 < だって鞠莉ちゃんが買ったんだもん。逃げないようにしておくのは当然でしょ?

千歌 < 曜ちゃん正気? それになんでオークションのこと曜ちゃんが知ってるの?

曜 < 教えてもらったんだよ、昨日の夜

千歌 < 鞠莉ちゃんから?
29: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:41:07.44 ID:T7ehTxQr.net
曜 < 嬉しそうだったよ。千歌ちゃんを落札できて

千歌 < そんな…

曜 < それに、私が助ける必要なんてないよ

千歌 < なんで!? 私このままだと自由にお出かけも…


曜 < だって千歌ちゃんは、もう“助けられてる”もん
31: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:41:48.50 ID:T7ehTxQr.net
千歌 < 助けられてる?

曜 < 気になるなら鞠莉ちゃんに聞いてみれば? 私も実はよく知らないし

千歌 < …分かった


千歌 (助けられてる…? 私を束縛してるのに? どういうことなんだろう)

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32: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:42:46.15 ID:T7ehTxQr.net
~放課後~

キーンコーンカーンコーン


鞠莉 「ハァイ! 千歌っち、迎えに来たよ!」

千歌 「…っ!」ビクッ!

鞠莉 「このまましれっと帰れると思った? でも残念」ジャララッ

千歌 「く、首輪……嫌だ……」

鞠莉 「…さ、帰りましょ」

千歌 「…はい」

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33: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:43:34.50 ID:T7ehTxQr.net
~帰り道~


千歌 「…ねぇ、鞠莉ちゃん」

鞠莉 「千歌、外では様をつけて呼んで」

千歌 「なんで?」

鞠莉 「なんでも。家ではいつも通りでいいから」

千歌 「…じゃあ小原様、なんで曜ちゃんにオークションのこと教えたの?」

鞠莉 「あぁ…そのこと」

千歌 「会場で仮面してたってことは、匿名参加なんだよね? ならオークションのことは、あまり知られない方がいいんじゃないの?」

鞠莉 「そうね、そもそも違法な行為だし」

千歌 「じゃあなんでっ!」
34: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:44:07.96 ID:T7ehTxQr.net
鞠莉 「…私が曜を信頼してたから。それと…」

千歌 「それと?」

鞠莉 「いいえ、なんでもないわ。千歌っちは何も知らなくていい」

千歌 「そんなっ!」

鞠莉 「千歌っち、今は黙って私の言うことを聞いて。すぐに楽になれるから」

千歌 「ら、楽になれるって…」

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35: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:44:47.83 ID:T7ehTxQr.net
~善子宅~


善子 「今宵もよく集まってくれたわね、リトルデーモン」

善子 「今日の配信はここまで。次はまた明日…」


「ヨハネ様! この間の都市伝説のことなんですけど」


善子 「都市伝説…。あぁ、確か最近起きてる失踪事件のことよね。調査を依頼してたんだった」

善子 「で、リトルデーモン。なにか進歩はあったかしら?」


「どうやら、裏で大金持ちが人を誘拐して売買してるそうです」


善子 「……ありがちな話ね」
36: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:45:23.55 ID:T7ehTxQr.net
善子 「人間の売買…さしずめ人間オークションと言ったところかしら」

「証拠として、夜な夜な金持ちが集まっている場所があるみたいです」

善子 「へぇ…」

「表向きは交流パーティってなってるみたいなんですがね…」

善子 「…ちょっと気になるわね」

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37: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:45:54.52 ID:T7ehTxQr.net
~鞠莉邸~


鞠莉 「じゃ、私出掛けてくるわね」

千歌 「…行ってらっしゃい」


千歌 「……そろそろ行ったかな」

千歌 「あの車、前にオークションに行ってた時に使ってた…。多分今日も…」

千歌 「…よし」


黒服 「…………。」スゥスゥ
38: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:46:21.90 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「鞠莉ちゃんの衣装部屋…。これでいいかな」

千歌 「うぅ、ちょっと丈が合わないかも…歩きにくいよぉ~…」


千歌 「…! へいタクシー!」

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40: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:47:15.98 ID:T7ehTxQr.net
~オークション会場~


黒服 「ようこそいらっしゃいました。番号札をどうぞ」

鞠莉 「ふふっ、安定の一番乗りね」

黒服 「こちら、本日の商品リストでございます。本日も上物が揃っております」

鞠莉 「ふむ……なるほど」パラパラ


鞠莉 「……計画通り、ね」ニヤッ

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41: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:48:01.83 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「早く! 急いで!」

運転手 「あの車を追えばいいのでしょう?」

千歌 「はい! でもなるべく気付かれないように!」

運転手 「はぁ…。でも一体どうして…」


運転手 「……ッ!! まさか…」

千歌 「どうしたんですか?」

運転手 「その…あの車の持ち主、まさか小原様では…」

千歌 「あれっ、知ってるんですか? まぁここら辺じゃ有名か…」


キキーッ!!
42: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:48:36.21 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「わわっ! 急に止まらないでくださいよー!」

運転手 「お客様、代金はいりません。なので早く降りてください」

千歌 「な、何でですか!?」

運転手 「いいから早くっ! それか引き返しますか!?」

千歌 「…なにかまずいことでも?」

運転手 「関わりたくないんですッ! 多分今夜も…あるのでしょう?」

千歌 「ある…って、まさかオークションのこと」

運転手 「私があなたを乗せたことは絶対に誰にも言わないでくださいね!?」
43: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:50:31.17 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「結局降ろされちゃった…仕方ない、歩かなきゃ」

千歌 「…あれ、もしかしてあの建物って」


千歌 「! やっぱり、あれがオークション会場だ」

千歌 「裏口とか…ないよね」


黒服 「…! 誰だっ!?」

千歌 「ひぃっ!」ビクッ!
44: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:51:00.78 ID:T7ehTxQr.net
黒服 「…その服、お客様ですか?」

千歌 「え、えっとぉ…そ、そうです…わよ?」

黒服 「でしたら、招待状を確認いたします」

千歌 「げっ…し、しまったぁ…」


千歌 「あ、あのっ! 私、小原鞠莉さんの紹介でっ!」

黒服 「小原様…? なるほど、大変失礼いたしました。こちら番号札、80番です」

千歌 「ご、ごきげんよう」


黒服 「………。」ニヤッ
45: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:52:08.28 ID:T7ehTxQr.net
~オークション会場~


司会 「決まりましたっ! 6000万!」

女の子 「うぅっ……ぐすっ…」


千歌 「ほ、本当にこんなこといつも…」

千歌 「…! いた、鞠莉ちゃん!」

千歌 「あの様子だと、まだ誰も落札してないのかな?」


鞠莉 「……次ね」
46: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:52:38.00 ID:T7ehTxQr.net
司会 「さぁ、本日は次が最後の商品となります! 多少言動に難がありますが、容姿は折り紙つき!」

司会 「どのように扱うもお客様方次第! 紹介しましょう!」


司会 「津島 善子ッ!!」

千歌 「…っ!? 善子ちゃんっ!?」


善子 「は、離してよっ! 私はただ散歩しててっ!」
47: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:53:12.11 ID:T7ehTxQr.net
「あの娘、会場に探りを入れてたらしいわよ」
「あら、すごい度胸じゃない」ヒソヒソ
「ぼ、僕、落札…しちゃお…うかな…」ハァハァ

善子 「うぅっ…なんでぇ…」ビクビク


司会 「それでは行きましょう! スタート価格1000万!」


「2000万!」
「ろ、6000万!」


千歌 「ど、どうしよう。このままじゃ善子ちゃんがぁ…」
48: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:53:39.38 ID:T7ehTxQr.net
鞠莉 「…1億っ!」バッ!

千歌 「…っ!!」


千歌 「鞠莉ちゃん…私だけじゃなくて善子ちゃんまで!?」

千歌 「…そんな酷いこと、させないっ!!」


千歌 「1億2000万っ!!」バッ!

鞠莉 「…っ!? 今の声…!」
49: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:54:14.35 ID:T7ehTxQr.net
鞠莉 「千歌っち!? どうしてここに!?」

千歌 「げっ…まずい…」ササッ!

鞠莉 「どいてっ! 待ちなさいっ!」


鞠莉 「…ッ! どこに行ったの…」


カンカンッ!!


司会 「決まりましたっ! 本日最後の落札者は80番の方! 1億2000万円ッ!!」

鞠莉 「…! し、しまった!」
50: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:54:53.76 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「…はぁっ…はぁっ…! ど、どうしよう…! つい入札しちゃったよぉっ!」

千歌 「と、とにかく鞠莉ちゃんが買うことは防げたし! 何とかして善子ちゃんを……わぷっ!」


黒服 「大丈夫ですか? お客様」


千歌 「あっ、あわわ…す、すいません…」

黒服 「…おや? お客様、確か先ほど落札された方ですね? ちょうど良いところでした、商品の準備が出来ております」

千歌 「えっ! しょ、商品!?」

黒服 「さぁ、こちらへ」

千歌 (ま、まずい…まずいよぉ…!)

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51: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:55:34.97 ID:T7ehTxQr.net
善子 「うっ…うぅぅ…ぐすっ…」


黒服 「さ、こちらでお間違いないでしょうか」

千歌 「……はい」

黒服 「それでは落札価格…1億2000万円の方を」

千歌 「そ、その…」

千歌 (……気付いて、善子ちゃん!)チラッ


善子 「…! ち、千歌さん!?」

千歌 (…! よかった、気付いた!)
52: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:56:13.08 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「善子ちゃん! 行くよっ!」グイッ

善子 「えぇっ!? う、うんっ!」


黒服 「…っ!? 逃げたぞ! 追えっ!」


ダダダダダダッ!


千歌 「うわぁぁっ、すごい人数!」

善子 「は、はやく逃げないと…!」
53: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:56:47.60 ID:T7ehTxQr.net
千歌 「…! まずいっ!」

善子 「どうしたの…って、うわぁっ!?」


黒服 「………。」ジリジリ


千歌 「は、挟み撃ちに…!」

善子 「も、もうおしまいよ…!」


黒服 「取り押さえろっ!」
55: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:57:23.17 ID:T7ehTxQr.net
鞠莉 「待ちなさいっ!」

黒服 「…! こ、これはこれは…」

鞠莉 「…落札金、私が出すわ。お金が無いのなら、最後に入札した私が落札ってことでいいでしょ?」

黒服 「はぁ…」


善子 「あれ…鞠莉さん? よかった、助かった…」

千歌 「いや…助かってなんかないよ…」

善子 「え? それってどういう…」
56: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:58:02.46 ID:T7ehTxQr.net
鞠莉 「…さ、帰るわよ。“2匹” とも」

千歌 「…!」ビクッ!

善子 「2匹…? 鞠莉さん、一体何を…」


パシィンッ!!


善子 「………へ?」ヒリヒリ

千歌 「よ、善子ちゃん!? 大丈夫!?」

鞠莉 「…口を慎みなさい、奴隷の分際で」
57: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:58:28.17 ID:T7ehTxQr.net
善子 「な、なんでいきなり叩くのよ!」

鞠莉 「…言うことを聞かないペットは嫌いよ」

善子 「あんた…一体何を」

鞠莉 「…さ、帰りましょうか」


鞠莉 「勝手に逃げ出したペットには、厳しい罰を与えなくちゃね♡」

千歌 「…!!」ビクッ!

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58: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:58:59.09 ID:T7ehTxQr.net
~車内~


善子 「…私、これからどうなるの?」

千歌 「鞠莉ちゃんは、私たちを助けたわけじゃない。…ただ単に、私たちを奴隷として買っただけなんだよ」


鞠莉 「……はぁ、さっきから聞いていれば、ひどい言いようね、千歌っち」

善子 「……ッ!!」ササッ!

鞠莉 「もぅ、すっかり警戒しちゃったじゃない」

千歌 「だって鞠莉ちゃん、善子ちゃんにも首輪をつけたりするつもりでしょ!?」

鞠莉 「…説明しなかった私も悪かったわね」

千歌 「説明…?」
59: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/21(金) 23:59:50.42 ID:T7ehTxQr.net
鞠莉 「あのね、あれは全部千歌っちの為だったのよ?」

千歌 「私の…ため?」

鞠莉 「あのオークション、たまにいるのよ。私みたいに出品された人を助けようとする人」

鞠莉 「でもね、助けたとしても、自由の身になったその出品された人は、すぐに殺されてしまうのが常だったのよ」

千歌 「どうして…」

鞠莉 「オークションのことを知ってるからよ。運営側も、そんなやつは消しておきたいと考えるのが普通でしょ?」

善子 「でも、それが千歌さんを首輪で繋いだりしたのとなんの関係が…」
60: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:00:27.04 ID:mnSkDKHR.net
鞠莉 「あのね、あのオークションで購入した人と、購入された人には、一定期間監視が入るの。本当に奴隷として購入したのか確かめるために」

千歌 「そんな…全く気付かなかった」

鞠莉 「だからその期間は、千歌っちを奴隷として扱っているふりをするしかなかったの」

千歌 「そんなこと…! なんで教えてくれなかったの!?」

鞠莉 「だって千歌っち、演技ヘタじゃない。このことを押してたら、奴隷っぽくなくなっちゃうでしょ?」

善子 「あぁ…言えてるわ」
61: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:00:57.74 ID:mnSkDKHR.net
千歌 「じ、じゃあ曜ちゃんは!? なんで教えたの!?」

鞠莉 「監視に見せつけるためよ。私がちゃんと奴隷として購入したっていう証拠を」

千歌 「曜ちゃん…私のために」

鞠莉 「曜も辛かっただろうけど…千歌っちのために耐えたのよ。分かってあげて」

千歌 「……鞠莉ちゃん、私、鞠莉ちゃんに色々ひどいこと…」

鞠莉 「仕方ないわよ、タネ明かしするまでは、嫌われるのは承知だったし」
62: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:01:41.15 ID:mnSkDKHR.net
千歌 「鞠莉ちゃん、その監視って、どのくらいつくの?」

鞠莉 「…まぁ、3週間ってところかしら」

善子 「じゃあ3週間、鞠莉さんの奴隷を演じなくちゃいけないの?」

鞠莉 「あなたはただの自業自得でしょ? 勝手に会場を嗅ぎつけて、うろうろするなんて…」

善子 「うぅっ…ごめんなさい…」

千歌 「でも、耐えれば今度こそ自由になれるんだ」

善子 「…そうね、悔しいけど、耐えるしかないみたいね…」

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63: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:02:10.55 ID:mnSkDKHR.net
--それから3週間、私達は奴隷を演じ続けた

首輪で繋がれるだけでは足りないと思い、自分からもっと酷い扱いをしてと頼んだこともあった

椅子にもなった。車にもなった。靴掃除もした

…学校のみんなは、見て見ぬふりをしていた
多分、鞠莉ちゃんが予め根回ししておいたんだ


……もうすぐ、3週間が経つ
やっと自由になれる日が、来たんだ
65: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:02:49.54 ID:mnSkDKHR.net
~鞠莉邸~


鞠莉 「…そろそろね」

千歌 「これで私たち、自由なんだね」

善子 「はぁ…演技とはいえ、疲れちゃったわ」

鞠莉 「ごめんね、こんなことさせて。…そうだ」


鞠莉 「ここまで耐えてくれた2人に、御褒美をあげる。ついておいで」

千歌 「御褒美っ!?」

善子 「行くいくぅっ!」

ーーーーーー
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66: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:03:25.07 ID:mnSkDKHR.net
~地下室~


千歌 「……何ここ」

鞠莉 「秘密の地下室。まだ誰にも見せたことないの」

善子 「牢屋まであって不気味ね…」

千歌 「ここ、普段何に使ってるの?」

鞠莉 「ここはねぇ…」


鞠莉 「おーいみんなー? 遊びに来たよー!」


ガタガタガタガタッ!!!


千歌 「ひぃっ!?」

善子 「ろ、牢屋が揺れてる…?」
67: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:03:54.65 ID:mnSkDKHR.net
千歌 「中に誰かいるのー?」ヒョコッ


運転手 「………やめて……やめてください…」ガタガタ


善子 「………えっ」

千歌 「あの時の運転手さん…? ボロボロじゃないですかっ! 一体どうしたんですか!?」


鞠莉 「…………。」ニタァッ

運転手 「……っ!!! 嫌だ嫌だ嫌だ! やめてやめてやめてくださぁいっ!!! もう指は全部無いんですっ!! ごめんなさい許して! 嫌だぁぁぁっ!!!」
68: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:04:20.67 ID:mnSkDKHR.net
千歌 「鞠莉ちゃん…? この人に何…ひぐぅっっ!!!」ビリビリッ!

善子 「ち、千歌さん!? …そ、それって、スタンガン…!」

鞠莉 「……善子」


鞠莉 「…よく頑張ったわね」

ビリビリビリビリッ!!!

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69: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:04:56.33 ID:mnSkDKHR.net
千歌 「………んぅ」ムクッ

千歌 「……っ!! ここって…牢屋の中!?」

鞠莉 「あら、目覚めた?」

千歌 「鞠莉ちゃん…それに善子ちゃんっ! やめて! 何をする気っ!?」

善子 「……ち、千歌さん…」

鞠莉 「大丈夫。何もしてないよ」


鞠莉 「…………まだ、ね」

千歌 「……っ!! どうして…鞠莉ちゃんは私たちを助けてくれたんじゃっ!!」
70: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:05:51.63 ID:mnSkDKHR.net
鞠莉 「ふふっ………んふふっ…ふふふふふははははっ!!!」

鞠莉 「その顔よっ…その顔が見たかったのよ!」

鞠莉 「絶望し…一度救われる。安心しきった頃、また裏切られ、絶望する…その顔が見たかったのよ!」

善子 「……悪魔」

鞠莉 「結構! この優越に浸るためならッ! 私は魂も売る!」

鞠莉 「一度救われたのに…また絶望に叩き落とされるっ! その表情…最高よっ!」

千歌 「……こんなことして、許されるとでも?」

鞠莉 「あら、あなたは私に買われたの。あのオークションを通じた限り、全部合法よ」
71: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:06:29.18 ID:mnSkDKHR.net
善子 「そっか…やっと分かったわ」

鞠莉 「あら、今更何を気付いたの?」

善子 「あの時…帰りの車の中、あなたが言った言葉」


鞠莉 『あなたはただの自業自得でしょ? 勝手に会場を嗅ぎつけて、うろうろするなんて…』


善子 「ただの参加者だったあなたが、どうして私が捕まった理由を知ってたのか疑問だった…。あれは全部、あなたが仕組んだのね!?」

鞠莉 「そうよ。それにあなたにオークションの噂を教えた視聴者も私。まんまと引っかかるなんて、おばかさん」

千歌 「……私が捕まったのも…私を買ったのも…全部……鞠莉ちゃんの計算の内…?」


鞠莉 「………さ、はじめましょ」
72: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:06:58.27 ID:mnSkDKHR.net
千歌 「………っ!!! やめてっ!! 何をっ!」

鞠莉 「…よく見ておきなさい、自分がこの後何をされるのか、善子を見て予習しておくのよ」

善子 「……嫌だ……嫌だ嫌だ…」


鞠莉 「あはははははははははははっ!!!」

千歌 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

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73: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:07:32.41 ID:mnSkDKHR.net
~2週間後~


鞠莉 「…ねぇ千歌っち」

千歌 「…………。」

鞠莉 「みんな心配してるよ、あなたのこと」

千歌 「…………そ………ぅ……」

鞠莉 「…曜も必死に探してる。だからおしえてあげちゃった」

千歌 「………ぉ…し……ぇた……?」


鞠莉 「うん、オークションのこと」


千歌 「……っ!!! まさかっ!!」ガシャンッ!
74: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:08:06.35 ID:mnSkDKHR.net
鞠莉 「…さて、今夜は出かけるわね。今日も買い物しないと」

千歌 「やめて…やめてやめてやめてぇっ!!! 曜ちゃんに手は出さないでぇっ!!!」

鞠莉 「…大丈夫、すぐにみんな一緒に楽になれるよ♡」

善子 「ゃ…やめ……なさ…ぃ…」

鞠莉 「あら、まだ喋る気力あったのね。最近叫び声もあげなかったから、退屈してたのに」


鞠莉 「……牢屋、あと5個しか空いてないわね」

鞠莉 「…ひとつ、あけておかなきゃね」


ーー
78: 名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/ 2017/07/22(土) 00:10:07.22 ID:mnSkDKHR.net
ハッピーエンドが書けません
バッドエンドとか死ネタ系が苦手な方すいません

こんな雰囲気の作品をもう少し書いていけたらと思います。読んでいただきありがとうございました
過去作もよろしくおねがいします


【SS】ことり 「糸」

【SS】梨子 「コワレヤスキ」 善子・鞠莉 「コワレモノよ」

【SS】鞠莉 「殺人鬼 果南」

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『【SS】千歌 「人間オークション…?」』へのコメント

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2018年5月26日
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