みんなのアイドル、にこにー

シェアする

にこ-アイキャッチ15
屋上

穂乃果「むわーーっ! どうしよーっ!」

にこ「どうしたのよ」

穂乃果「この曲の、ここのステップがどうしても上手く出来ないんだぁ・・・教えてもらってもイマイチ分かんなくて・・・」タンッタンッ

にこ「あぁそこね・・・ちょっともう一回やってみて」

穂乃果「うん」タンッタンッ

穂乃果「どっちの足を出すのか、咄嗟に思い出せなくてさぁ・・・」

pixiv: みんなのアイドル、にこにー by 矢部野たかひろ

スポンサーリンク

にこ「んー・・・あんたさぁ、足のことばっかり気にしすぎなんじゃない?」

穂乃果「へ? どゆこと?」

にこ「だから、ここってさ、足だけじゃなく、手も動かすでしょ?」

穂乃果「うん 手の動きはもう覚えた」

にこ「なら、手の動きと合わせて覚えれば良いじゃない 左手が出たら、右足を出す・・・普通に歩く時と同じよ」

穂乃果「・・・!! なるほど!」

タンッタンッ

穂乃果「やった!! すんなり出来た! ありがとーにこちゃん!」ぎゅーっ

にこ「むぎゅ! ちょっと! 暑いんだから引っ付かないで!」

穂乃果「助かったよにこちゃーん」

にこ「はいはい、どういたしまして じゃ、私ちょっとお花摘んでくるから」

穂乃果「うん」

スタスタスタ・・・

穂乃果「やっぱり、にこちゃんは凄いや」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



弓道場

海未「・・・・・・」

ヒュンッ! バシンッ!

海未「・・・ふぅ・・・今日はこれくらいにしておきますか・・・」

くらっ・・・

海未「ふあっ!?」

海未(うぅっ 少々熱中しすぎたようですね・・・私としたことが・・・)

にこ「ちょっと海未! 大丈夫!?」ガシッ

海未「にこ・・・何故貴方がここに・・・?」

にこ「部長会議が長引いたのよ・・・って、そんなことよりあんた! 顔色めっちゃ悪いじゃない!」

海未「あはは・・・練習に没頭しすぎてしまいました・・・」

にこ「そんなことだろうと思ったわ ほら、とりあえず水飲んで!」

海未「ありがとうございます・・・」ごくごくごく

にこ「あんた、今日はもう家に帰って安静にしてなさい」

海未「し、しかしこれからダンスのレッスンが・・・」

にこ「あんたねぇ、そんな状態で踊ったらぶっ倒れるわよ! レッスンは明日も明後日もあるけど、あんたの身体は一つしかないの!」

にこ「穂乃果の二の舞にはならないで! 今日は身体をしっかり休めて、また明日元気な顔を見せてちょうだい」

海未「分かりました ではお言葉に甘えます」

にこ「えぇ じゃ、私はレッスンに行くから 事情は私から話しておくから、あんたは真っ直ぐ帰りなさい! じゃあね!」

海未「はい ありがとうございます!」

スタタタタタ・・・

海未「・・・にこは優しいですね」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



南家

ことり「次の衣装はとーっても可愛いフリフリ♪ みんな可愛すぎて、お客さんメロメロになっちゃうよ」

にこ「ふふーん♪ そんなの当り前でしょ♪ このプリティーエンジェルにこにーに、ことりの衣装を着せちゃったら、鬼に金棒よ♪」

ことり「という訳で、採寸しまーす」シュルルッ

にこ「ねぇねぇ! 私、前より少しはスタイル良くなってるかしら?」

ことり「・・・よし、こんな感じかな」

にこ「おーい」

ことり「・・・それにしても・・・」

にこ「?」

ことり「にこちゃんの脚すべすべ〜♪」すりすり

にこ「わひゃっ! 急に何すんのよ!」

ことり「えへへ、ごめんね あんまり白くて綺麗な肌だったから、つい触りたくなっちゃった」

にこ「ふ、ふん! スキンケアには気を遣ってるんだから、当然でしょ」

ことり「・・・にこちゃん、可愛いなー・・・」

にこ「な、何よ藪から棒に 当たり前のことじゃない」

ことり「んー、そうなんだけどー・・・改めてじっくり見ると、本当に可愛いなーって」

にこ「あぅっ/// な、何よ! 何か企んでるんじゃないでしょうね!///」カァァッ

ことり「そんなことないよー? 私は本当に、にこちゃんが可愛いなーって思ってるだけだもん♪」

にこ「だぁーーっ! もう採寸は出来たでしょ! もう遅いから私帰る! 衣装作り頑張ってね! でも無理するんじゃないわよ! じゃあね!」スタスタスタ

ことり「あっ じゃあねー、また明日ー」

ことり「・・・ふふっ♪ にこちゃん可愛い♪」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



部室

凛「今度のダンス、ここの所はこんな感じのステップとかどうかにゃー?」スタタタタッ

にこ「ちょっと動きがオーバーじゃない? もっとこう、シンプルな感じで、こう!」タンタンタン

凛「えー? なんか物足りないよー」

にこ「みんながあんたと同じくらい体力がある訳じゃないの! 一曲で体力を使いすぎないようにしなきゃ」

凛「うーん、そっかー」

にこ「そこから、こんな感じで後ろ向きに・・・」ススス

凛(あ、にこちゃんの足元に鞄が・・・)

にこ「わわわっ!?」バスッ

凛「ぷぷっ! 何やってんのにこちゃん」

にこ「もー! 誰よこんな所に鞄置きっぱなしなのー!」

にこ「・・・あ、私のだった」

凛「あっひゃひゃひゃ! おっかしー!」

にこ「わっ 笑うなー!///」

その時、廊下の方から声が・・・

教師「矢澤ー! どこだ矢澤ー!」

凛「・・・なんか呼ばれてるよ、にこちゃん」

にこ「ぎょっ!? ややややばい・・・今日、補修あったのすっかり忘れてた・・・」

凛「え、すっぽかしちゃったの? にこちゃーん・・・やっちゃったねぇ」

にこ「ちょちょちょちょっと隠れるわ! 先生が来ても居ないって言って!」

凛「正直に出ていった方が良いと思うけど・・・」

にこ「いいから!」バタン!

にこはロッカーの中に隠れる。

教師「おい君! アイ研の1年だな? 矢澤を見かけなかったか?」ガラッ

凛「え、えぇーっとぉ、今日はまだ会ってませぇん・・・」ぷるぷる

教師「・・・何笑ってるんだよ」

凛「えへぇ!? わ、笑ってませんてぇ」ぷるぷる

教師「・・・・・・」

凛「・・・あっ」

ロッカーをよく見ると、扉からにこのツインテールがはみ出ていた。

凛「・・・ふふっ・・・くひっ・・・くひひひひ・・・」ふるふる

教師「・・・・・・」

ガチャッ

にこ「あっ・・・」

教師「・・・Hello?」

にこ「・・・Hello・・・My name is Nico Yazawa・・・」ダラダラダラ

にこ「・・・How are you?」ガタガタガタ

教師「I'm fine thank you and you?」ズゴゴゴゴ

にこ「・・・I'm・・・so・・・happy!」ニヘラァ

教師「・・・Oh year」ガシッ

にこ「ぬおおぉぉぉぉ! 凛んんんんん!! 助けてぇぇぇぇ!!!」

凛「・・・残念だけど、自業自得だよにこちゃん・・・ぷーっくすくす」

にこ「笑うなぁぁぁぁ!!!」

教師「はーい、じゃあ楽しい楽しい補修に行きましょうねー?」ズルズル

にこ「いやああぁぁぁ! お助けをぉぉぉぉ!!」

凛「・・・じゃーねー、にこちゃーん」

凛「あー、にこちゃんってホントに面白いにゃー!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



3年生「おい! 何とか言ったらどうなんだよ!」

花陽「あ、う、あの、すみま、うぅ、あぁ」ガクガクガク

3年生「1年坊だからってなぁ・・・大目に見てもらえると思ったら大間違いなんだよ!」

3年生が花陽の胸ぐらを掴む。

3年生「こんのぉ!」ガシッ

花陽「あわわわわわわ・・・」ガクガクブルブル

にこ「何騒いでんのよ!」

3年生「や、矢澤!」

花陽「あぁぁ、に、にこちゃん・・・!」

3年生「そうだ! こいつお前の後輩だろ! 何とか言ってやってくれよ!」

花陽「あ、あの、にこちゃん、えっと、これは、その」

3年生「悪いのはこいつなんだよ! なのにこいつときたらオドオドするばっかりでよぉ!」

にこ「黙りなさいっっっ!!!!」グワッ!!

花陽「ひっ」

にこ「・・・まずは事情を話しなさい じゃないと分からないわ」

3年生「・・・分かったよ・・・それはこいつが・・・こいつがぁ・・・!」

3年生「こいつが投げたボールが! あたしのチューリップを折りやがったんだよぉー!」うわーん!

にこ「えぇっ・・・そ、そうなの・・・」

花陽「あうぅぅ・・・」

3年生「1年が校庭で体育の授業をしてて、それでこいつが投げたソフトボールが・・・あたしの大事なチューリップに当たって・・・! ぐすっ・・・」

にこ「・・・本当に花陽が投げたボールなの?」

花陽「そ、それは本当に私です・・・」

にこ「そのチューリップ、見せてもらえる?」



花陽「こ、これです・・・」

にこ「・・・・・・」

3年生「あぁぁ、可哀想に・・・ちくしょー!! あたしが今までどんな思いでこいつを育ててきたと思ってんだぁーー!!」キーーッ!

花陽「ご、ごめんなさい・・・でも・・・」

にこ「・・・あら? この花、よく見たら折れてないわよ」

3年生「・・・えっ?」

にこ「ボールが当たって茎が曲がってるけど、折れてはいないわ ・・・怒りのあまりよく確認しなかったのね」

3年生「そ、そんな! ・・・・・・!!」

花陽「・・・・・・」

にこ「棒かなんかで支えてあげれば、また真っ直ぐになるわ」



にこ「はい、これでよし」

3年生「・・・小泉っていったか・・・?」

花陽「は、はい!?」びくっ

3年生「その・・・すまなかった! 頭に血が上って、よく確かめずにお前に当たっちまった・・・悪かった!」

花陽「い、いえ! 私がボールを当ててしまったのは本当です・・・私こそ、ごめんなさい・・・」

にこ「・・・ふぅ、解決ね」



花陽「本当にありがとう、にこちゃん」

にこ「・・・花陽、あんた花が折れてないこと知ってたでしょ」

花陽「う、うん・・・言おうとしたんだけど、怒る先輩が怖くて・・・」

にこ「それじゃダーメ!」ぎゅうーっ

花陽「うえぇー! ほっぺ引っ張らないでー!」

にこ「勇気を出して、ちゃんと自分で言わなきゃ 私が居なかったら、取っ組み合いになってたかもしれないのよ?」

花陽「うん! 私、頑張るよ! ありがとうにこちゃん!」

にこ「じゃ、私は用があるから行くわね」

花陽「じゃあね」

スタスタスタ・・・

花陽「・・・にこちゃん、かっこいいなぁ」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 



部室

真姫「・・・・・・」

ポロン♪ ポロン♪

海未「どうです? 作曲の調子は」

真姫「んー・・・ちょっと行き詰ってるって感じ」

海未「そうですか・・・少し休憩してはいかがです?」

真姫「そうするわ」

にこ「・・・・・・」

真姫「何というか・・・どうにも頭が思うように働かなくて・・・何も閃かないのよ・・・」

海未「スランプ・・・でしょうかね?」

ぐぐぅ〜〜〜

真姫「!?」

海未「・・・え?」

真姫「・・・//////」カアァァァッ

海未「くすっ・・・お腹が空いているだけではありませんか!」

真姫「わ、笑わないで!///」あせあせ

にこ「・・・・・・」スッ

真姫「?」

にこ「・・・これ・・・昨日うちで作ったクッキーなんだけど・・・食べる?」

真姫「え、でも・・・」

にこ「チビたちに作ってあげた時に出た失敗作だから 捨てるのは勿体ないから食べてちょうだい」

真姫「何よ、私たちは残飯処理係って訳?」

海未「まぁまぁ、頂きましょう」

サクッ

真姫「・・・! 美味しい・・・」

にこ「・・・///」

海未「とても美味しいですよ、にこ」

にこ「そ、ありがと・・・じゃ、私今日は先に帰らせてもらうわね」

スタスタスタ・・・

真姫「・・・ふん こんなに美味しいクッキー、失敗作だなんて絶対嘘よ 人にあげる為にわざわざ作ったんだわ」

真姫「にこちゃんって、素直じゃないわよね」

海未「ふふふ それ、貴方が言えたことですか?」

真姫「・・・うるさい・・・あ、閃いた」

海未「おや、スランプ解消ですか にこのお陰ですね」

真姫「関係ないわよ・・・でもまぁ、一応感謝するわ、にこちゃん」

海未「顔が赤いですよ?」

真姫「・・・ふんっ!///」ぷいっ



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 



ザアアァァァ・・・

にこ「今日はずっと雨が止まないわね・・・」

絵里「そうね 最近は暑かったけど、こんな天気だとちょっと肌寒いわね」

にこ「・・・私、雨は苦手だわ・・・洗濯物干せないし、部屋はジメジメするし・・・」

にこ「何より・・・みんなと練習出来ないし・・・」

絵里「・・・・・・」

ぎゅうっ!

にこ「わっ!?」

絵里「にーこ♪ だっこしちゃう!」

にこ「ちょっとー! 穂乃果みたいなことしないでよー!」

絵里「アンニュイなにこを元気にしてあげるー♪」

にこ「もぉー! あんたのデカイ胸が窮屈なのよー!」

絵里「きゃっ! 意識しちゃって、にこのえっち!」

にこ「やかましい!」

絵里「・・・ふふ、ごめんね 元気がないにこを見てたら、つい」パッ

にこ「はぁ・・・いいわよ、ありがと」

にこ「じゃあ、私は家の用事があるから、もう帰るわ じゃあね」

絵里「えぇ また明日」

スタスタスタ・・・

絵里「・・・ふふ♪ にこって温かいのね・・・」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 



3年生教室にて

希「・・・・・・」そろりそろり・・・

にこ「・・・・・・」ぼーっ

希「・・・隙ありぃっ!」ガシッ!

にこ「ぎゃっ!?」

希「本日のわしわしMAX〜!」わしわしわし

にこ「にゃああぁぁ! やめろぉぉぉ!」

希「ふっふっふ、ボーっとしとるにこっちがアカンのよ〜♪」

にこ「あーびっくりした・・・もう!」

にこ「・・・あら? あんたその手・・・」

希「ん?」

希の手には絆創膏が数枚貼られている。

希「あぁ、これな・・・ちょっと昨日料理してたら、やらかして・・・」

にこ「だ、大丈夫なの!?」

希「大したことないって〜」

にこ「でもあんた一人暮らしでしょ? こんなんじゃ不便じゃない・・・よし! 今日は私が泊りにいくわ!」

希「ええぇぇっ!? 大丈夫やってー!」

にこ「大丈ばない! 放課後行くからね! 決定!」

希「に、にこっちぃ〜」



希の家

にこ「さて、そろそろ夕飯よ」

希「にこっち、本当にありがとうなぁ・・・掃除、洗濯、料理と何から何までやってくれて・・・正直凄く助かったわ〜」

にこ「良いってことよ、押しかけてるのは私の方なんだから・・・さぁ! にこにー特製のディナーを召し上がれ!」

希「んふふ・・・にこっち、お母さんみたいや♪」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 



ザアアアァァァァァ・・・・・・

にこ『・・・何・・・これ・・・?』

女子B『・・・・・・』

女子C『・・・・・・』

女子A『見て分からない? 退部届よ』

にこ『・・・退部・・・するの・・・?』

女子C『・・・うん』

女子A『えぇそうよ 今日をもって、私たち3人は退部 アイ研はあんた一人になるってことよ』

にこ『・・・冗談よね? なんで・・・どうして!?』

女子A『・・・どうしてですってぇ!?』

ダンッ!

にこ『ひっ!』

女子A『辞めたくなったからに決まってるでしょう!? 毎日毎日あんたにリズムがずれてるだの笑顔が成ってないだの!』

女子A『あんたがアイドルの何を知ってるっての!? 私らと同じド素人でしょうが!! なのにいつもいつも偉そうに!』

女子A『もううんざり! アイドルごっこやりたいならあんた一人で勝手にやってなさいよ!』

にこ『そんな・・・私は・・・私はただ・・・!』

女子A『あんたのせいで・・・歌も踊りも楽しくなくなったわ!!』

にこ『ぐぅっ・・・!』

女子A『・・・ふんっ! 行きましょ! こんな無駄にやる気のある奴ほっといて!』

にこ『ま、待って!』

女子B『・・・ごめんね・・・私、にこちゃんほど本気になれないや・・・』

女子B『・・・にこちゃんは強いよ・・・でも私はにこちゃんじゃない・・・弱虫でごめんね・・・』

にこ『待ってよ! ねぇ!』

女子C『本当にごめんなさい・・・でも、スクールアイドルより、もっとやりたいことが、他にできちゃったの・・・』

女子C『・・・スクールアイドルとしての活動は、もう苦痛なだけになっちゃった・・・』

にこ『いや! いやぁ! 行かないで!』

女子C『裏切ってごめんなさいっ!』

バタァン!



にこ『・・・・・・・・・・・・』

ザアアァァァァァ・・・

にこ『・・・どうして・・・?』

ザアアァァァァァ・・・

にこ『私は・・・ただ・・・アイドルに・・・』

ザアアァァァァァ・・・

にこ『・・・雨・・・うるさい・・・・・・』

ザアアァァァァァ・・・ゴロゴロゴロ・・・・・・

にこ『・・・やめて・・・やめて・・・・・・』

にこ『うぅぅ・・・ひっ・・・うぐぅっ・・・』

ピシャアァッッッッッ!!!!

にこ『うああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!』



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 



にこ「・・・・・・はっ!?」

図書室の机で、にこは目覚めた。

にこ(いけない・・・私ったら、調べものしてて・・・)

にこ「・・・・・・」

にこ(また、あの頃のこと、思い出しちゃった)

ポタッ

にこ(あ、あれ・・・涙・・・?)

にこ「や・・・やだもう・・・私ったら・・・」ごしごし

にこ(もう過ぎたことじゃない・・・)

にこ「・・・ぐすっ・・・」

にこ(何メソメソしてるのよ私は? これから部活なのに!)

にこ(笑わなきゃ・・・笑わなきゃ・・・)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ガチャッ

にこ「ごめんみんな、遅くなった・・・」

パァン! パァン! 

穂乃果「にこちゃん!! お誕生日おめでとぉーー!!」

にこ「はぇえっ!?」

穂乃果「やったー! サプライズ大成功ー!」

絵里「にこったら豆鉄砲食らったような顔しちゃって、もしかして忘れてた?」

にこ「えっ・・・あぁっ! 今日私の誕生日だった!」

希「あっはっは! 自分の誕生日を忘れるなんて、にこっちはうっかりさんやなぁ」

凛「ま、歳はとっても身体は成長してないけどにゃー?」ニヤニヤ

にこ「ぬぁんですってぇ!? 凛! あんたに言われたくないわよぉ!」

海未「まぁまぁ、落ち着いて 今日は雨だから外で練習は出来ないので、一日にこの誕生パーティーですよ!」

ことり「部活はお休み! にこちゃんを精一杯お祝いしちゃいます♪」

花陽「ケーキやご馳走、プレゼントもあるよ・・・もちろん、美味しいお米も♪」

真姫「今日までこのパーティーのこと隠し通すの大変だったんだからね 凛が口を滑らせそうになったり・・・」

凛「あれ〜? そうだったかにゃ〜?」

にこ「み・・・みんな・・・」

穂乃果「とにかく! にこちゃん、改めてお誕生日おめでとう!」

穂乃果「みんな、にこちゃんがだーい好きだよ!」ニコッ!

にこ「みんな・・・みんなぁ・・・ありがとぉ・・・」うるうる

にこ「うわあああん! ありがとぉーー!」びややややや

穂乃果「うわあっ! 泣いちゃった!?」

凛「も〜にこちゃんったら〜! そんなに嬉しかったのー?」

にこ「嬉しい!! 嬉しいよぉ!! うわあぁーーん!!」

絵里「ふふふ、ほーら、落ち着いて 主役が泣きじゃくってちゃ始まらないわ」

にこ「ふえぇ・・・ぐすっ・・・ありがとぉ・・・」

希「そうや、にこっち! いつものあれ、やってよ!」

にこ「あ、あれ?」

穂乃果「良いねぇ! 今日はにこちゃんの日なんだし、思いっきりぶちかましちゃってよ!」

にこ「し、しょうがないわねぇ・・・」

凛「今日は寒いとか言わないからさぁ」

にこ「今日『は』って!! いつも言わないでよ!!」

にこ(あーあ・・・なーんか、さっきまでごちゃごちゃ悩んでたのが馬鹿らしくなってきちゃった)

にこ(きっと大丈夫よね・・・こいつらとは、離れたくても離れられない気がするわ)

穂乃果「ではにこちゃん! お願いします!」

にこ「えぇ! いくわよー・・・!」



にこ「にっこにっこにぃーーー!!!」

全員「いええぇぇぇーーーーい!!!」




Happy Birthday Nico!
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

『みんなのアイドル、にこにー』へのコメント

当サイトはコメントシステムとしてDisqusを使用しています。
ゲストでの投稿も可能ですがアカウントの登録を推奨しています。詳しくはDisqusの登録、利用方法をご覧下さい。
表示の不具合、カテゴリーに関する事等はSS!ラブライブ!Disqusチャンネルにてご報告下さい。