にこ「それがにこの、女子道。」

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にこ-アイキャッチ25


~ファミレス~

希「…はい、4人で!」

絵里「ファミレスに来るのも久しぶりね。」

真姫「イタリアンってこんなとこでも食べられるのね…」

にこ「…」

希「にこっち?暗いなぁ??」

にこ「裏切者達め…」

pixiv: にこ「それがにこの、女子道。」 by 朝霧ユウ

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絵里「裏切者って…なによ物騒な…」

にこ「アンタたち今回のテスト全然勉強してないって言ったでしょ!!?」

絵里「えぇ…?まぁ。」

希「ウチはホンマにしてないけどねぇ~。」

真姫「はぁ…」

にこ「ぬぅわんであたしだけ赤点ギリギリなのよ!!?おかしいでしょ!?」

絵里「えっ赤点じゃなかったの!?よかったじゃない!」

にこ「よかない!!真姫ちゃんは元から出来るとして…、ってか学年違うし。」

真姫「学年違うのに何で私までにこちゃんの愚痴聞くために連れてこられたのよ。」

にこ「そう…だから真姫ちゃんは学年違うからいいのよ、絵里!希!」

希「ん~?どうしたん~~?」

にこ「あんた達が高得点なのが理解できないわ…」

希「ウチはそこまで勉強苦手じゃないし…えりちもかしこい生徒会長さんなんよ?」

絵里「元、だけどね。」

にこ「そうね絵里も元から出来る方ね…いやでも希!?2年の時は化学赤点だったって言ってたでしょ!?」

希「3年になってからは化学取ってないし、数学は得意なんよ?」

絵里「希は国語も英語もそつなくこなすし…」

にこ「くっ…、危ういのはにこだけなのね…」

真姫「ふーん…ドリア……割と美味しそうね。」

希「世界史はちょっと危なかったけどね、ハドリアヌス帝が記憶から出んかったから…」

にこ「それでも二人とも勉強せずになんであんなに点数取れてるのよ…不思議でならないわ…」

絵里「にこはにこ、人それぞれだと思うのだけど…」

にこ「それさりげなく地頭が良いって言ってるようなもんでしょ…」

絵里「っていうと思った。」

希「にこっちはこのままちゃんとしたアイドル目指すんやったらおバカキャラでもいいんじゃないん?」

真姫「フォカッチャ…フォッカチオ…」

にこ「ダメダメ!ラブリーにこにーはおバカキャラで売ってくつもりはないの、教養のないアイドルはいずれ消えて行ってしまうもの。」

絵里「そういえば…にこの将来目指してるアイドル像ってあまり聞いたことないわよね?」

にこ「大抵ここの3人に言っても耳に蓋するでしょ?そういう話は花陽とか凛としてるの。」

にこ「…っていうか真姫ちゃん聞いてる?」

真姫「くだらない話してたけど注文決めたの?」

にこ「くだら…はぁ、いいわ注文ね。」ピンポーン

絵里「えっ私メニュー見てないんだけど!?」

希「ウチいっつもドリアやから!」



店員「ご注文はどうされますか?」

真姫「私はコーンスープとフォカ…っフォッカチオで。」

希「ドリアでお願いします~!」

にこ「カルボナーラとこのサラダで!」

絵里「えーーっと…あ、じゃあ冷製スープ1つ…」

店員「ドリンクバーはお付けになりますか?」

にこ「いる?」

希「大丈夫!」

絵里「無しでいいわよ。」

真姫「私もいいかな。」

にこ「…じゃあなしでお願いします!」

店員「かしこまりましたわ。ごゆっくりどうぞ。」


真姫「フォッカチオって言いづらいのよね…」

希「見事に噛んでたねぇ~。」ニヤニヤ

真姫「いいじゃない別に…!」プイッ

絵里「あ、私もなんかパスタにすればよかった…適当に決めすぎたわね…」

にこ「……皆やっぱりにこのアイドル像聞く気ないでしょ?」

絵里「え、いやあるわよ?続けて続けて?」

希「にこっちってやっぱりみんなを笑顔にさせるためにアイドルするん?」

にこ「ん?んー…まぁそうね。いずれは世界中の人皆を笑顔にしたいって思ってる。」

真姫「世界中って…スケール大きすぎるんじゃない?」

にこ「そうでもないかもよ?世界の裏の人だって5人越しぐらいには知り合いって言うでしょ?」

絵里「Six degrees of separationね。計算上は世界のどんな人とも大体5人介せば知り合いだっていう…どこかで聞いたわ。」

希「それがなんか関係あるん?」

にこ「えっと…、例えば今にこが真姫ちゃんに…にっこにっこにー!!」

真姫「…はぁ?」

にこ「や、笑いなさいよそこは…」

真姫「そんな寒いギャグで笑えないわよ。」

にこ「ギャグじゃない!!…まぁいいわ、とにかく真姫ちゃんを笑顔にさせたとするでしょ?そしたら希?どう思う?」

希「え?んー…仲良しさんで嬉しいなぁってにこにこするかな。」

にこ「そういうことよ。」

絵里「笑顔は伝播するってこと?」

にこ「まぁそんなとこ。にこがいくら世界中の人をみんな笑顔にしたいって言ったって無理があるでしょ?それ…」



店員「お待たせしました。コーンスープとフォッカチオのお客様。」

真姫「あ、私です。」

店員「えードリアのお客様。」

希「はーい、ありがとうございます!」

店員「冷製スープのお客様は…」

絵里「はい、ありがとう。」

店員「サラダをご注文のお客様。」

にこ「あ、あぁどうも…」

店員「カルボナーラの方少々お時間かかっておりますがご了承くださいませ。」

にこ「いえいえ!」


絵里「なんか食べづらいわね…」

にこ「いや気にせず食べていいのよ、にこもサラダは食べるし。」

希「よし、じゃあいただきます!」

真姫「あつ…、それで、さっきの続きは?」

にこ「よく話の腰を折られるわね…。まぁ、なんだっけ…そう、笑顔にするって言っても無理があるでしょ?だからにこが笑顔にさせられた人が、また誰かを笑顔にして、それでまた誰かが笑顔になればいいなって。」

絵里「それで世界中が笑顔になる…と。」

希「そうなったらウチも嬉しいなぁ~。」

にこ「いずれはそうしたいわ。甘い考えだってのは分かってるけど…そんな理想を持ってなきゃアイドルなんかできない。それに、ラブリーにこにーならワールドツアーだってすぐ出来るし、世界各地ににこのハッピーを産地直送ってわけよ!」

真姫「幸せな考え方ね…。でも、そんなに簡単にはいかないんじゃない?現実的に考えると。」

にこ「まぁ…ね、アイドルなんか興味ないって人もいれば心に余裕がない人だっていっぱいいるのは分かってるつもり…。でも、そんな人でもいつか誰かが、必ず笑顔にさせてくれる人がいるって思ってる!ちょっと放任というか楽観的過ぎるとは思うけど…ね。」

真姫「そこで自信を失ってどうするのよ…私たちがいるでしょ?」

にこ「…?」

真姫「さっきのもにこちゃんの考えを否定するつもりじゃなくて、…その、最初の笑顔を発信するのはにこちゃんだけじゃないって。私たちもいるんだから任せて、って言いたいの…!」

希(ふふ、面倒な子…♪)

絵里「そうね、現実的な問題を抱えてる人には専門の対処できる人が必要ではあるけど…、笑顔にするくらいなら私たちだってお任せね♪」

希「ウチも賛成かなぁ♪」

にこ「あんたたち…!!」

真姫「これがにこちゃんの目指してる…、笑顔にさせる人を増やしていくアイドルの形でしょ?」

にこ「そうね…そう!皆μ'sじゃなくなっても笑顔は届け続けられる…、だから自分の手の届くところは笑顔に出来るはず…!そういう意味ではみんながみんなアイドルなのかもね。」

希「まぁにこっちはみんなのアイドルやからねぇ、逆にみんながアイドルって発信するのも悪くないんじゃない?」

絵里「みんながみんな、誰かに笑顔を届けられるアイドル、ってことね。」

にこ「…ふふ、なんだか普段こんなこと真面目に話さないメンバーだと新しい考えが発見できたみたいだわ。ありがと。」

真姫「まぁにこちゃんは、いつまでたってもどこかイタいアイドルだと思うけど。」クスッ

にこ「っるさいわね!!にこにーは決め顔一つから何まで本気なのよ!!それがにこの女子ど…」


店員「お待たせいたしましたわ。カルボナーラです。」

にこ「…ありがとございます。」


絵里「…ぷふっ、あっはは!!」

希「あかん…!にこっちそれはずるすぎるわ~~!!」ケラケラ

真姫「バッカみたい…くすっ。」



にこ「…あんたたちもとっとと残り食べなさいよ。にこは黙ってカルボナーラ食べてるから。」

希「パスタをまっきまっきまー??」

真姫「ちょっと希!何よソレ!?」

絵里「二人とも騒ぎすぎちゃダメよ?…冷たっ。」

にこ「ほんとやかましいメンバーねぇ…見てて飽きないっていうか。」



…ほらね、こうやって皆で笑いあってれば、楽しくなって、なんだか幸せな気分になれるでしょ?
そんな風に、いつか皆が笑って過ごせるようになればいいなって、にこはそう思ってる。
だからあなたも、ふとした時に誰かを笑顔にさせてあげられたら、とっても嬉しいな♪
こんなにこの女子道が、もっともーっと広がりますように!

さぁ!みんな一緒に…!!

―――にっこにっこにーー!!
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