梨子「曜ちゃんはズルい」

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梨子-アイキャッチ18
曜「り、梨子ちゃん!//好きです!私と付き合ってください!///」

梨子「えっ?//わ、私!?///」

pixiv: 梨子「曜ちゃんはズルい」 by 鷹南。

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告白されて最初に出た言葉は驚き。
だって曜ちゃんは千歌ちゃんのことが
好きなんだって思ってたから。
私は気持ちにふたをしたつもりだった。
だから、私は『あの時の電話』が
千歌ちゃんと曜ちゃんにとっての
何かのきっかけになればって思ってた。
でも、曜ちゃんは…


曜「『あの時の電話』があったから、私はやっぱり梨子ちゃんが大好きなんだって改めて思ったんだ!」

曜「想いよひとつになれ…。あの歌を歌った後すぐに、すっごく梨子ちゃんに会いたくなったの!」

曜「東京からの帰りで梨子ちゃんの隣に座ってた時、嬉しかったしドキドキした!」

曜「好きが止まらないの…」

曜「もう…!あー、もう!好きです!とにかく好き!大好きぃぃぃ!!!///」

梨子「うっ…///」カァァァ

曜「え、えへへ…//大声出しちゃった…」テレテレ

梨子「え、えとえと…、私でいいんですか?//」

梨子「千歌ちゃんじゃなくて、私で…」

曜「千歌ちゃんは好きだよ…親友として」

曜「ていうかさ…」

曜「さっきから言ってるじゃん…何回も言わせないでよ//………恥ずかしいんだから///」カァァァ

梨子「ご、ごめん…。信じられない気持ちでいっぱいで…」

梨子「でも、お願い…!自信が持てないの、だからもう一度…」

曜「うん…!何度でも言うよ…!」ニコッ


曜「梨子ちゃん、好きです!これからは私の隣で笑っていてください!」


梨子「はい…!こんな私で良ければ、曜ちゃんの隣にいさせてください…!」グスッ


こうして、私たちは付き合い始めました。





ああああああああああああああああ!!!
もう!曜ちゃん曜ちゃん曜ちゃん曜ちゃん!
大好きぃぃぃ!私も大好きですぅぅぅ!





ごめんなさい。
ついついテンションが上がって。
次の日、みんなに報告したら
千歌ちゃんがすっごく喜んでくれた。
どうやら、曜ちゃんから相談受けてたみたい。
ほんと私たちお互いに想いがすれ違いして。
『想い』違い…なんてね。
他のみんなも祝福してくれて
曜ちゃんが照れくさそうに
でも、強く私の手を握って、


曜「みんな!梨子ちゃんはもう私のだからね?取っちゃダメだよ!」

梨子「ちょっ!?/////」カァァァ


みんなが一斉にニヤニヤしながら
私たちをイジりだす。
私は恥ずかしくて顔隠したかったけど
片手はふさがってるし、
必死でもう片方の手で顔を隠した。
チラッと曜ちゃんを見ると
少し、頬を赤くさせて笑顔を見せていた。
それでも、繋いだ手は強く
決して放すことはなかった。
私が少し力を入れると曜ちゃんが
こっちを見て微笑んだ。





ああ!ああああ!ああああああああ!
王子様だよぉぉぉ!カッコいいよぉぉぉ!
もう無理ぃぃぃ!でも放さないぃぃぃ!





ごめんなさい。
やっぱりテンション上がっちゃって。
でも、みんなの前で堂々と私のもの宣言は
すっごく嬉しくて、嬉しすぎて
帰ってからベッドでゴロゴロ転がりました。
千歌ちゃんに見られてました。

…と、まあ前置きが長くなったけど
私と曜ちゃんが付き合い始めてから
今もラブラブなんです…なんですけど。

曜ちゃん…ズルいんです。

ーーーーー

屋上

果南「はーい!今日はここまで!みんなお疲れさま~♪」

ちかよしまる「ふわぁ…」ガクッ

千歌「お、終わったぁ…」

花丸「疲れたずらぁ…」

善子「ふっ!だらしな………げふんっ」

ルビィ「うわわ!?だ、だだ、大丈夫?善子ちゃん!?」タタッ

善子「よ、ヨハネよ…ありがと大丈夫よ」

果南「んー?今日はちょっとハード過ぎたかな。どうだった?ダイヤ?鞠莉?」

ダイヤ「………」

果南「あれ?ダイヤ?」

鞠莉「…と言うわけでダイヤが軽く思考停止するくらいはキツかったわ!」

ダイヤ「………はっ!どうかなさいましたか?」

果南「うん、わかったよ。ごめんね、ダイヤ」

ダイヤ「はい?はい??」

千歌「んー!梨子ちゃん、曜ちゃん!今日なんか食べて帰ろうよ!」

梨子「えー、またー?」

曜「あはは、ついこの前も行ったよね…」

千歌「うっ」ドキッ

梨子「お金は減るのに、体重は増える…」

曜「体重増えたら果南ちゃん怒ると思うよー」

曜「『千歌はしばらくおやつ抜き!みかんもしばらく食べさせないように志満姉に頼んどくから!』なんて言われるかもね」

梨子「曜ちゃん真似上手~」パチパチ

曜「え、ほんと?えへへ♪」テレテレ

千歌「急にイチャイチャし出すんだから…。にしても、さすがに困るなーそれ…は?」ギュッ

果南「千歌ー?デュオのことで話があるんだけど…いいかなん?」ニコッ

千歌「あ、はいー…お手柔らかにお願いしますですー…」

果南「もう…!じゃ、千歌は借りてくね?」

曜「りょーかいであります!」

梨子「お願いします、果南さん!」

千歌「あうー…」ズルズル

果南「おつかれー♪」ヒッパリ

梨子「………よし!じゃ、私たちも帰ろっか!」

曜「…」

梨子「行こ、曜ちゃ…ん?」グイッ

曜「…」スソツカミ

梨子「どうしたの?」

曜「…ちょっと、二人きりになりたい…です//」

梨子「う、うん…わかった//」


片手で私の服の裾を掴みながら
もう片方の手で軽く帽子を押さえる。
顔は少し隠れるけど赤くさせてるのは
夕焼けのせいじゃないのはわかる。
そうして、二人で屋上に残った。

ズルい曜ちゃんに変わる瞬間です。


梨子「…え、えっとぉ~?//」

曜「…」ギュー

梨子「よ、曜ちゃん?なんかいつもより近くないかな~…なんて//」

曜「イヤ…?」

梨子「そ、そんな訳ないよ!嬉しいよ!」アセアセ

曜「そっか♪良かった~、えへへ♪」ギュー

梨子「はわわわわ///」カァァァ


そう、そうなんです。
曜ちゃん、私と二人きりになると
王子様から一転して
甘えん坊のワンちゃんみたいになるんです。
私はワンちゃんは苦手だけど
曜ワンちゃんは大好きです♡


曜「撫でて~♪」

梨子「よ、よしよ~し」ナデナデ

曜「うぅ…くすぐったいよ~//」

梨子「ご、ごめんなさい!」ドキッ

曜「ふふっ、いいよ~♪」ニコッ

曜「ちょっと肩借りるね~?」コテンッ

梨子「う、うん…ってもう借りてるじゃん!」

曜「梨子ちゃんあったか~い♪」

梨子「もう…」


恋人としての特権。
自信家で凛々しい曜ちゃんも好きだけど
こんな風に素直に甘えてくれる曜ちゃんも
とっても大好きです。
でも、ちょっと許せないのが…


曜「………梨子ちゃん」

梨子「なーに?」

曜「好き」

梨子「なっ////」ボフッ

曜「あ、赤くなった~♪」ツンツン

梨子「曜ちゃんのバカ…//」プイッ


急にこんなこと言うんだもん。
いつもからかわれてばっかりです。
でも今日は、顔を背けた私に影ができた。


曜「こっち………向いて?」

梨子「ズルいよ…曜ちゃん」クルッ

梨子「いつも私をもてあそんでさ…//」

曜「えへへ♪梨子ちゃん反応が可愛いから…」

梨子「………バカ曜//」


曜ちゃんの帽子ともたれる壁でサンドイッチ。

夕焼けによって帽子の影が大きくなる。

世界が二人だけのものになる。

曜ちゃんの瞳に私が反射する。

曜ちゃんだけしか見えなくなる。

鼓動が早くなる。

そして、二人の距離は『0』になった。


梨子「………」

曜「………」

曜「あは…//キス…しちゃったね?///」カァァ

梨子「う、うん…//」

ようりこ「///」カァァァ


二人して頬を染める。
幸せな気持ちでいっぱいになる。
ファーストキスはどんな味なんて聞くけど
そんな余裕なんてない。
ただただ幸せな気持ちでいっぱいになる。

幸せな沈黙の後に曜ちゃんは
帽子で顔を半分隠しながらこう言った…。


曜「また……したいな///」ニコッ


曜ちゃんは…ほんとにズルい。

おしまい
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