善子「チョコレートブラウニー」

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善子-アイキャッチ16
善子「ん」チラッ

時計「23:57」

善子「もうすぐね」ワクワク

pixiv: 善子「チョコレートブラウニー」 by アヤミ

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善子「うー」ソワソワ

善子「日付変わったらすぐLINEする」

善子「もう文は打ち終わってるからあとは送信ボタン押すだけ……」

善子「あぁぁあぁ……」ジタバタ

善子「……」チラッ

時計「23:59」

善子「!!!」

善子「あー心臓が……」ドキドキ

善子「変わった瞬間に送りたいからスマホの時計見よ」

スマホ「0:00」

善子「!」ポチッ


ヨハネ:誕生日おめでとう!


善子「一番乗りでは?」ワクテカ

善子「……」

善子「……」

善子「……既読付かない」

善子「未読スルー?いや!きっともう寝てるのよ」

善子「リリーがそんなことするはずないわ!」

善子「考えてもしょうがないわ」

善子「もう寝ましょ」


善子「zzZ」





善子「!?」

善子「既読付いてるじゃない!」

善子「でも返信がない……」

善子「……」


───
──


梨子「千歌ちゃんと話してたらこんな時間だよ……」

梨子「千歌ちゃんったら日付変わった瞬間に話しかけてくるんだもん」

梨子「あ、いっぱいLINE来てる……」

梨子「でももう眠いし、朝に返信しよう」


梨子「zzZ」


───
──


曜「おはヨーソロー!梨子ちゃん、誕生日おめでとう!」

梨子「ありがとう……」ポー

曜「ん、梨子ちゃん元気ない?」

梨子「え、そうかな?」

曜「うん」

梨子「んー、寝不足かも」

曜「遅くまで何かしてたの?」

梨子「千歌ちゃんがなかなか寝させてくれなくて」

曜「え」

梨子「なに?」

曜「え、ちょっとまって……」

曜「千歌ちゃん、ちょっといいかな?」

千歌「ん?」

曜「梨子ちゃんが千歌ちゃんに寝させてもらえなかったって」

千歌「ああ、今日梨子ちゃんの誕生日でしょ?だから、おめでとうって言ったついでに雑談しちゃって」アハハ

曜「あー……」

曜(良かった)



放課後

パパパーン

梨子「ぇ」パチクリ

みんな『誕生日おめでとう!!』

果南「さ、座った座った」

鞠莉「今日の主役は梨子なんだから♪」

ルビィ「花丸ちゃんと一緒にケーキも作ったんだ」

千歌「どんなケーキ!?」

花丸「チョコレートケーキずら♪」

ワイワイ ガヤガヤ


善子「……」ボー

ダイヤ「めずらしいですわね」

善子「?」

ダイヤ「こういうイベント事は、リア充の~って騒ぎそうですが」

善子「人をなんだと思ってるのよ」ジトー

ダイヤ「堕天使ヨハネ、でしょう?」

善子「まあ?///」

ダイヤ「何かあったんですの?」

善子「大したことじゃないわ」

ダイヤ「大なり小なり話してみると軽くなるものですよ。無論、無理にとは言いませんが」

善子「……笑わない?」

ダイヤ「ええ」

善子「今日、梨子の誕生日でしょ?」

善子「だからLINEしたの。日付変わってすぐに」

善子「でも既読スルーされてて……嫌われてるのかなって」

ダイヤ「……ぷ」

善子「ちょっと」

ダイヤ「梨子さんがあなたを嫌いになると思いますか?まったく、面白いですね善子さんは」

善子「バカにしてるわね?あとヨハネよ」

ダイヤ「帰り際、梨子さんと二人にしてさしあげます」

善子「え?」

ダイヤ「わたくしは梨子さんではありませんから」

善子「本人に直接話せって言うの?」

ダイヤ「……」ニッコリ

善子「それが出来たら悩んでないわよ」

ダイヤ「なんと!?堕天使ヨハネに出来ないことが……!」アワアワ

善子「!?」

ダイヤ「これは一大スクープですわ!校内新聞に載せましょう」メモメモ

善子「はあ!?出来るわよ!やってやるわ!」

ダイヤ「では、健闘を祈ります」

善子「あ」


───
──


ダイヤ「そろそろ帰りましょうか」

果南「そうだね」

鞠莉「えー」ブー

千歌「ぶーぶー」

ダイヤ「えー、じゃありません!ぶっぶーはこちらの台詞ですわ!」

ダイヤ「下校時間は守ってください」

ダイヤ「片付けはわたくしと梨子さんと善子さんの三人でやっておきますわ」

よしりこ「え」

ダイヤ「皆さんはお先に帰ってください」

果南「え、悪よそんなの。それに梨子なんて今日は誕生日だよ?」

ダイヤ「お先に帰ってください」

果南「……はい」


ガラガラッピシャッ!

梨子「……」

善子「……」

ダイヤ「……」ジー

善子(沈黙が辛い……しかもめっちゃ見てくるし)

ダイヤ「三人でやろうと思ったのですが大したことないのでお二人は帰って頂いて構いません」

梨子「え、結構量ありますよ?」

善子「梨子!」ガシッ

梨子「はい!」

善子「ここはダイヤに任せて先に行こう」

梨子「え、あっ、ちょっと、引っ張らないでー」

善子「ダイヤありがとう」ニコッ


ドタドタ

ダイヤ「一人でやるのは骨が折れそうですわね……」


───
──


梨子「なにがなんなの……?」ハァハァ

善子「リリー……」ハァハァ

善子「話したいことがあるの」

梨子「?」

善子「リリーは私のこと嫌い?」

梨子「!?そんなことない!」

善子「LINEの返信くれなかった」

梨子「ごめんね」

梨子「日付変わるなり千歌ちゃんのお喋りに遅くまで付き合わされちゃってすぐ寝ちゃったの」

梨子「今朝、返信してたんだけど思ったより時間かかっちゃって、一番最初に来てたよっちゃんのLINEは読むだけになっちゃったの」

善子「!」

善子「……最低ね、私」

梨子「え?」

善子(リリーは人気者で私だけのものじゃないのに……!)

善子(なのに、なのに私は!)

善子「私は嫌われたとか勝手に思い込んで落ち込んで……」

梨子「返信出来てなくてごめんね」

善子「え」

梨子「LINEありがとう」

梨子「私はよっちゃんのことを嫌いになったりしないよ?だって大好きだもん!」

善子「!?///」

梨子「あ、今のはその……///」

善子「ふふふ」

梨子「どうしたの?」

善子「あはははは!」

善子(なによ、ダイヤの言う通りじゃない!結局こんなの杞憂にすぎなくて……ダイヤにはお礼をしなくちゃね)

善子「私、リリーのこと知ってるつもりで全然知らなかった」

梨子「え?」

善子「改めて言わせて」

善子「誕生日おめでとう!リリー!!」

善子「プレゼントはヨハネ特製の魔方陣をあげるわ!」

梨子「ありがとうね……」アハハ


悩みが吹っ切れてご機嫌になる善子さんと、いつものように振り回される梨子さんの他愛ない会話が夜の町に弾んだ。





おわり



おまけ

ダイヤ「……」

善子「堕天降臨!!」

ダイヤ「!?」

善子「待たせたわね」フッ

ダイヤ「善子さん!?あなた帰ったのでは!?」

善子「ヨハネよ!一人じゃ厳しいだろうなぁって手伝いに来た」

ダイヤ「善子さん」ウルウル

ダイヤ「それはそうと、梨子さんに思いは伝えたのですか?」

善子「まあね」

ダイヤ「愛しています、と?」

善子「!?///」

善子「梨子のことは好きだけどそういう好きじゃ///」

ダイヤ「ははーん?」ニヤニヤ

善子「うぅ、あんまりからかうと帰るわよ!?」

ダイヤ「冗談です。手伝ってください、ヨハネさん」

善子「仕方ないわね……」

梨子「私もいるんですが」

ダイヤ「!?」
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