絵里「なんかよくわからないけど沼津にいた」

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絵里-アイキャッチ2



 ~私立浦の星女学院~

ダイヤ「鞠莉さん…また変なものを作ってきて…」

鞠莉「変なものじゃないよ!世紀の大発明!!」

果南「映画でよく人が中に入ってガスとか撒かれる円柱状のポッドが部室にあるんだけどあれ鞠莉の仕業!!?」

鞠莉「あ、果南も見た?すごいでしょ?」

果南「すごいも何もあれがあったらAqoursの皆が入れないじゃん!!さすがに片づけて!」

ダイヤ「一体全体なんですのあれは!?」

鞠莉「はいはいわかったわかった…説明するから部室まで行きましょ?」

果南「もう…早くしてよ?」

pixiv: 絵里「なんかよくわからないけど沼津にいた」 by 朝霧ユウ

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 ~国立音ノ木坂学院~

希「えりち、ちょっとこれ見ん?」

絵里「ん?…あぁ、予選の時の映像ね。もう懐かしいような…」

希「もうすぐでラブライブ決勝なわけだけど…この前のステージを振り返るのも悪くなさそうやない?」

絵里「せっかくならにこも呼ばない?3年生で今後の身の振り方も考えられるし。」

希「そうやね!でもまぁにこっちなら呼ばれんでも授業終わったら真っ先に部室来そうな…」

絵里「ふふっ、それもそうね。にこったらμ'sのことが大好きだもの。」


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ダイヤ「はぁ…タイムマシン…??」

鞠莉「そうよ!この中に入った人が自由に時間を行き来できるの!すごいでしょ?」

果南「えぇ…絶対やめた方がいいと思うんだけど…」

鞠莉「まぁ確かに開発段階ではアジが何尾か帰らぬ魚になってしまったけど…これなら大丈夫!!しっかりアジも戻ってきたから!!」

ダイヤ「なぜアジで…。で?こんなものわざわざ持ってきてどうするつもりで…?」

鞠莉「せっかくならμ'sが現役のスクールアイドルの時代に戻って、ダイヤの大好きなエリーチカのサインでももらってこようかなって!!」

果南「それ部室に置かなくてもよかったんじゃ…」

鞠莉「だってうちのホテルに置いてるから見に来てって言ったら来る?」

果南「……行かない。」

ダイヤ「同じくですわ。それに、わざわざエリーチカのサインを頂かなくとも構いやしませんし…」

鞠莉「もう、そんなこと言わずに!行くのはマリーなんだから任せておいて!」

果南「ダイヤ、これもう止められないやつだよね…」

ダイヤ「えぇ…鞠莉さんが帰ってこれるというなら信じるしか…」

果南「まぁ…見てるしかないよね…」

鞠莉「じゃあ準備始めるわね!」


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にこ「はぁ…授業がつらい…」

希「あ!にこっちお帰り~!」

にこ「あ?お帰り??」

絵里「またおどけて…。にこ、お疲れ様。」

にこ「どうも。…何見てるの?」

希「予選のライブ映像!」

にこ「おぉ…懐かしいわね…」

絵里「思った通り食いついたわね、今日はしばらく私たちしか来ないらしいし3人で見ましょ?」

にこ「いいじゃない!!こういうときこそ部室のお菓子を広げて鑑賞会みたいな気分で…」

希「太るよ?」

にこ「うっ…」


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鞠莉「よし、計器に異常なしと…じゃあスイッチ押してもらえる?それで稼働するから!」

ダイヤ「これで鞠莉さんが帰ってこなくなったらどうします?」

果南「……考えたくない。」

ダイヤ「ですわね。」


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にこ「いや…でもよ!?こういうときこそお菓子を食べなきゃいつ食べるのというかなんというか…」

希「お菓子無くても見れるやん?それにことりちゃんからいつももらってるし…」

絵里「希、私もちょっとだけなら食べたいなって思うんだけど…」

にこ「そうでしょ!?そうでしょ!?」


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ダイヤ「はぁ…ではカウントの後に押しますわ!」

鞠莉「OK!!やっちゃって!!」

ダイヤ「3…2…」

果南「死なないでよ…?」


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希「んーえりちもそっち側か…。そりゃウチもつまみたいけど。」

にこ「その顔は海未が怖いって顔ね?」

希「リリホワで何やらされるか…」

絵里「大丈夫よぉ、この後も練習するし…ね?」


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ダイヤ「1!押しましたわ!!」

鞠莉「うん!!あー来てる来てる!これはまさしく…」


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希「んぅ…じゃあお菓子食べよか…」

絵里「ほんと!?にこ、…」


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鞠莉「シャイニーー!!」

絵里「ハラショーー!!」


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ボカァァァァァァァァァァァン………


果南「うわっ!!すごい煙…えほっ!!えほっ!!」

ダイヤ「あんな漫画のような爆発音がするなんて…」

果南「鞠莉!!?大丈夫なの!!?」

ダイヤ「人影が…?やはり失敗したんですね。鞠莉さんもこれに懲りて…」

「え?なに?え!?ここどこなの!?」

果南「ん?鞠莉…?……えぇっ!!?」

ダイヤ「鞠莉さん!!聞いてるんですの!!?………??」



ダイヤ「んまーーーーー!!!」ガクッ


絵里「えっ!?ちょっとお嬢さん!!大丈夫ですか!!?」

果南「えっ!?あっ、え!?あ、あのその子に触らない方がいいです!!多分死んじゃいます!!」

絵里「えっ!?死んじゃうの!!?」

果南「えっ!?みゅ、μ'sの絵里さんですよね!?」

絵里「えっ!?絵里です!!」

果南「落ち着きましょう!!落ち着きましょう!!」

絵里「そ、そうね……ふぅ…」

果南「あ、ダイヤはとりあえず楽な姿勢にさせといて…」

ダイヤ「|c||^.- ^|| 」

絵里「え、ええと…ひとまずここはどこで…あなた達は…?」

果南「えーっと、ここは静岡県の沼津市…内浦という町にある浦の星女学院っていう女子高で…私たちはそこで、Aqours、というスクールアイドルをやらせて…もらってます…。私は松浦果南といいます。」

絵里「沼津のスクールアイドル…初めて聞くわね…。あ、ええと私は絢瀬絵里です、東京の音ノ木坂学院でμ'sとして活動してます。よろしくね?」

果南「どうも…μ'sは大人気でしたからね、よく知ってます…。こっちの卒倒しちゃったのが同じくAqoursのメンバーの、黒澤ダイヤです。μ'sの大ファンで特に絵里さんが大好きで…」

ダイヤ「|c||^.- ^|| 」

絵里「あら、私の…ふふ、それは嬉しいけれど…同じスクールアイドルなら別に敬語でなくていいのよ?」

果南「いえいえ!!とてもそんな気には…!」

絵里「そう?にしてもどうしたのかしら…希もにこもいなくなったし…」

果南(理解が追い付かないけど…多分鞠莉が作ったタイムマシンが誤作動なにかで鞠莉と絵里さんを入れ替えたのかな…)

果南(話した通りなら絵里さんはμ'sが活動してる頃から今に来てる、混乱するだろうしタイムトラベルしてるなんて言わない方がいいね…)

絵里「あれ?さっきμ'sは大人気"でした"って言わなかった?」

果南「うっ!?気のせいですよ!!それより、絵里さんがここに来た理由はなんとなくつかめましたよ!!」

絵里「何かわかったの?」

果南「うちのメンバーに変な人がいて…、えっと、ワープ装置!!そう、ワープ装置を作る!!って意気込んでさっき乗り込んだんですけど…」

絵里「私と入れ替わっちゃったってこと?」

果南「そうだと…思います…」

果南(さすがに苦しいかな…ワープ装置って…)

絵里「珍しいのね、真姫っていううちのメンバーがたまに変な薬作ってきたりするんだけど、気が合いそうというか。」

果南(通じた…?!)

絵里「そうねぇ…入れ替わったんならしばらくしたら戻ると思うわ。真姫がすぐそういう何かを作ってくれると思うし。」

果南「え、あ、そうなんですか…よかったです…」

果南(タイムマシンって元に戻るのかな…)

絵里「まぁその…音ノ木に戻れるまで退屈だし…Aqoursのこと、教えてくれないかしら?」

果南「いや、私たちのことなんか全然…」

絵里「μ'sのファンって言ってくれる子がいるスクールアイドルのグループなんて気になって仕方がないもの。ダメかしら…?」

果南「でも…ダイヤを差し置いて…」

ダイヤ「|c||^.- ^|| 」

果南「そうですね…退屈しのぎになるなら…」

絵里「ほんと!?よかったぁ!ありがとね?」

果南(すごいなぁ…私と同じ年の時なはずなのに、大人のお姉さんみたいな…)

果南「えっと、まずAqoursはμ'sみたいに廃校を阻止するために結成されて…」

絵里「そうなの?親近感がわくわね。」

果南「ありがとうございます、それでまぁ…いろいろと地域のイベントだとかに出させてもらったりとか…」

果南「あと…そろそろライブツアーもやる予定で…」

絵里「え?」

果南「え?」

絵里「ラ、ライブツアー!?すごいじゃない…!!」

果南「そ、そんなぁ!μ'sの皆さんだって…あ、いやなんでも…」

絵里「私たちがラブライブ決勝に向かって練習してる頃にもうライブツアーをしてるだなんて…。A-RISEの3人ならサーチ済みだったかしら…」

果南(あぁ、Snow halationのあとくらいの時間から来てるんだ…)

果南「あ、ツアーをやる予定とはいっても、もう二公演を済ませて次が最終公演なんですけど…」

絵里「えっ三公演やってるの!?」

果南「まぁ…おかげさまで…」

絵里「ハラショー…」

果南「それでもまだまだμ'sの皆さんには追い付けないような気持ちもあって…比べるようなことじゃないってことは分かってるんですけどね…」

絵里「いやいや、とっても素晴らしいグループだと思うわ。もうライブを何回も出来るだなんて…ん、なんか何回もライブしてたような気もしてきたわね…」

果南「ははは…ぜひともそのあたりの話はダイヤと出来たらよかったんですけどね…」

ダイヤ「|c||^.- ^|| 」

絵里「ダイヤちゃん、素敵な寝顔ね…そうだ、果南ちゃんでよかったわね?ペンある?」

果南「あ、ありますよ…はいどうぞ?」

絵里「可愛らしい寝顔してるから…ほっぺたにチュウしちゃいたいくらいだけど、怒られそうだし落書きしちゃおうかなって♪」

果南「え、絵里さん!?」

絵里「よいしょ…っと!」

ダイヤ「|c||^.- ^|| 」

果南「わ…ほっぺたに絵里さんのサイン…」

絵里「ふふ、たまーにこういういたずらもしたくなっちゃうのよね。…あと色紙かなにかもあるかしら?」

果南「色紙?…えっと色紙ならこの辺に…あった!どうぞ。」

絵里「ありがと。この子がファンならサインはちゃんとプレゼントしなきゃね?」

果南「とんでもないファンサービスを目の前で見てる……」

絵里「いやぁ…Aqours…ね、いい名前だと思うわ。」

果南「え、あ…ありがとうございます…」

絵里「μ'sはね、今迷ってるところなの。今の9人以外のμ'sがありえるのかって。続けるか、解散するか…。」

果南「……」

絵里「限られた時間の中で精一杯輝く…穂乃果が言ってたことなんだけどね、最近頭の中でよく思い出すのよ。」

果南「輝く…ですか。」

絵里「うん、それがスクールアイドルの一番素敵な所だと思うのだけど…きっとAqoursもそんな風に、とっても輝けるグループなんでしょうね、なんとなく分かるわ。」

果南「光栄です…!」

絵里「私たちはライブツアーだなんて経験もないから助言も何もできないけど…頑張ってね、応援してる。」

果南「ありがとうございます!!」

絵里「あ、ちなみにセンターは誰かとか決まってるの?」

果南「一応表題曲的なものは私がセンターをやらせてもらってます…」

絵里「えっそうなの!?すごいじゃない…リーダーが果南ちゃんなの?」

果南「いえ…リーダーは千歌っていう、私の幼馴染で…穂乃果さんみたいに眩しい子です。」

絵里「穂乃果みたいな?…あぁなんとなく察した。ふふ。」

果南「そろそろ他のメンバーも部室に来ると思うんですけど…どうしたらいいかな…」

絵里「あ、ダイヤちゃんの苗字ってなんだっけ?」

果南「黒澤、です。」

絵里「サワ、は難しい方の?」

果南「はい、そっちで。」

絵里「ありがと…はい!サイン完成!ライブ応援してるわよってメッセージ付きね♪」

ダイヤ「|c||^.- ^|| 」

果南「わざわざありがとうございます……!!なんかダイヤも満たされたような顔になってる気がします!!」

絵里「いつでもサインくらいならしてあげられるわ。よかったら今度のラブライブ決勝も見に来てくれる?」

果南「あ…そうですね…」

絵里「んー…まぁ静岡から来るのはちょっと大変よね、無理にじゃなくて大丈夫よ、スクールアイドルならいずれまた会えると思うし。」

果南「そういってもらえると…」

果南(行けるものなら行ってみたかったな…μ'sのライブ…)

絵里「折角なら他のメンバーにも会ってみたいわね、もうすぐ来るんでしょ?」

果南「だと思いますけど…」

果南(大丈夫なのかな…歴史が変わったりとか…)

絵里「ふふふ。楽しみね、なんだかとっても…」


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絵里「ハラショーー!!」

鞠莉「シャイニーー!!」


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ボカァァァァァァァァァァァン………


絵里「わっ…またこれ…?」

希「あれ?えりちや。」

にこ「あぁ、やっぱり鞠莉ちゃんの言ってた通りなのね。」

絵里「え?戻ってきてる…?さよならも言えずじまい…」

にこ「絵里、あんたさっきまで静岡にいたでしょ?」

絵里「ええ、なんかよくわからないけど沼津にいたわ。」

希「えりちと入れ替わりで来た子が面白い子でな?ずっとお互いのグループの話とか、えりちが面白い話とかしとったん。」

絵里「へぇ…私も一応向こうの人とは話してきたのよ。サインしたり…今度の決勝も見に来てね?って。」

にこ「ん…?」

希「にこっち、たぶんえりちは未来に行ってたん知らずに帰ってきてるんや。秘密にしといたげよ?」ヒソヒソ

にこ「そうね、瞬間移動しただけ、ってことにね。」ヒソヒソ

希「未来の子の好判断に感謝やね。」ヒソヒソ

希「そうそう!それでなえりち、入れ替わって来た鞠莉ちゃんが言ってたんだけど入れ替わっても30分くらいで戻るから大丈夫って、それでえりちも戻ってこれたんよ?」

絵里「そうなの?てっきりまた真姫が何か作ったのかと…」

にこ「一応真姫にもその子がワープしてきたマシンの図面を送ったんだけど、うちの図面が改良されてる!!って怒ってたわ。」

絵里「はぁ…違う次元の話ね…。」

にこ「ほんとにね。」

希「うちらのライブの映像見せたらすごい喜んでたね?」

にこ「なんでも向こうのグループにはμ'sのファンがいるとかでね、会ったの?」

絵里「ええ。…卒倒しちゃって話は出来なかったんだけど、サインはプレゼントできたわ。」

希「今頃大騒ぎやろね…」

にこ「こっちとしても違うグループとの交流はいい刺激になったし、練習も頑張りましょうか。」

絵里「練習…あ、お菓子は?お菓子食べようって言ってたのに…」

希「あ、あはは…話が弾んじゃって結局3人でいっぱい食べちゃった…」

にこ「……」

絵里「希ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」


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鞠莉「いやー面白かった!!本当にタイムスリップしちゃった!」

果南「本気で心配したんだから…結局絵里さんともお別れの挨拶できなかったし。」

鞠莉「まぁまぁ!マシンは吹き飛んだけど、このサインがあるならいいんじゃない?」

果南「それとこれとは…ねぇ。」

ダイヤ「う…うぅん…」

ダイヤ「いつの間にか倒れてしまっていたようですわね…。あ!鞠莉さんは!!?」

鞠莉「いるけど?」

ダイヤ「なっ!?…その手に持っているのは……?!」

鞠莉「エリーチカのサインね。」

ダイヤ「まぁ…本当に時間を…!!」

果南「それはまた別なんだけど…」

鞠莉「あと、携帯で内カメラにしてみたら?」

ダイヤ「はぁ?何を言って…もう。」

ダイヤ「内カメラ…っと……」

ダイヤ「んまーーーーーーーーーーー!!!」ガクッ

果南「あ、また倒れちゃった…」


鞠莉「このあとめちゃくちゃ自撮りしてたよ!!」


おしまいですわ!!
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