凛「つまり彼女の為に生きるということ」

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凛-アイキャッチ1
1: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 07:01:39.84 ID:PGby1Kjl.net
凛「吾輩は凛である、音ノ木坂といふ高校の一年生をしており、ちゃあむぽいんとは引き締まった大臀筋」

凛「そして此方は小泉花陽、所謂竹馬の友である」

花陽「好物は白米、不束者では御座いますが何卒宜しく御願い致します」

凛「私達は目下、所属する部活動の捜索に勤しんでいる所存である」

花陽「そして現在、飼育小屋で1キログラムの干し草(名は失念した)をalpacaに補給致している」

タッタッタ

穂乃果「花陽さん、花陽さん」

凛「御主は」

穂乃果「失礼致した、私、高坂穂乃果、高校二年、好物は苺」

凛「ふむ、先輩であったか、私は星空凛、御主の後輩である」

穂乃果「凛さんですか、何卒宜しく」

花陽「穂乃果さん、何用でしょうか」

穂乃果「他でも有りませぬ、貴女に『すくぅるあいどる』になって頂くべく参上致した」

花陽「す、すくぅるあいどる」

凛「何だそれは」

元スレ: 凛「つまり彼女の為に生きるということ」

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2: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 07:07:21.88 ID:PGby1Kjl.net
海未「私、園田が説明致す。すくぅるあいどるとは女学生たちによる部活動の一環としての『あいかつ』なのである」

ことり「そして現在、我々三名が所属致しておる」

凛「成程。即ち、花陽にあいどるに成れと」

穂乃果「構える程の難事でも在るまい。可能性を感じる者ならば始める程度、取るに足ぬ些事よ」

凛「いかがする、花陽」

花陽「推測するに、私にとっては些か無理があるのではあるまいかと感じます」

穂乃果「何故だ。可能性を感じぬのか」

花陽「人には天命が有りまする。適材適所と換言しても宜しいかも知れません」
3: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 07:13:05.80 ID:PGby1Kjl.net
凛「凛は知っておる。花陽が『あいどる』に成りたかったということを」

花陽「一抹の儚き夢である」

穂乃果「やあやあ、構わぬ、我々は如何なる強要もせぬ。飽くまで選ぶのは貴女次第だ」

花陽「それでは、誠に申し訳有りませぬが、この場は辞退させて頂きまする」

海未「嗚呼」

ことり「仕方あるまい、あいどるなどという酔狂に短き三年を捧げることわりなどなべての者にあるまい」

穂乃果「では次に行くとしよう。決して歩を止めてはならぬ。廃校は今や目前まで迫っているのだからな」

凛「ご健闘を祈る」

穂乃果「有難う、凛さん」
4: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 07:18:16.74 ID:PGby1Kjl.net
凛「凛は知っている、花陽があいどるに成りたい事を」

花陽「もう良いのだ、凛。私はあいどるの夢を見るだけで充分なのだ」

凛「凛は花陽に幸せに成って欲しい」

花陽「幸福は呑み込むのが辛い。私は胸焼けをおこしてしまうよ」

凛「嗚呼、然し、然し、凛は」

花陽「有難う、凛。気づいて居らぬかも知れぬが、貴女が何時も私に充分な幸せをくれているのだよ」

凛「然し、然し」
5: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 07:21:56.03 ID:PGby1Kjl.net
花陽「ふぅ」

花陽「口上で幾ら建前を張り上げようとも、矢張り私は恐れているかもしれぬ」

花陽「大衆を眼前に控え、壇上であいどるをする事、それをただ恐れているだけなのかも知れぬな」

花陽「成る程、可能性か。感じないでも無い。だが、それすらを抑えてしまう悪癖が私の中にあっただけの話よ」

花陽「滑稽なことよ、小泉。臆病に生きる為この身を授かった訳では在るまいて」

ザッ

花陽「貴女は」

真姫「如何した、この様な所で」

花陽「真姫さん」

真姫「あいどるはやらないのか」
6: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 07:25:58.82 ID:PGby1Kjl.net
花陽「ふっ、仕方ないのだ、仕方ないのだ」

真姫「いや、貴女の声は美しい」

花陽「美しい?馬鹿な」

真姫「世辞では無い。只、僅かの声量と自信が足りぬといった様だな。立ってみい」

花陽「はぁ」

真姫「良いな、腹の底から、声を引張り出してやれい。屹度上手く行くであろう」

花陽「判らぬ。私には判らぬのだ」

真姫「では私の後に続くが良い、行くぞ」
7: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 07:27:36.46 ID:PGby1Kjl.net
真姫「ゔぇええええええええええええええええええええええええええええええっっ!!」

花陽「ぴゃあああああああああああああああああああああっっ!!!」






その日、烏が二羽絶命した











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