梨子「えへへ」善子「お母さーん!!」

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善子-アイキャッチ35
梨子「それでね、お母さんから聞いたんだけどね」

千歌「へ~あの善子ちゃんがねぇ」ニヤニヤ

善子「うあああぁぁぁ///」ジタバタ

曜「まさか哺乳瓶を…」クスクス

善子「殺せぇ!いっそここで!」

梨子「まあまあ、善子ちゃん落ち着いて」

善子「これが落ち着いていられるわけないでしょうが!」

pixiv: 梨子「えへへ」善子「お母さーん!!」 by しずく饅頭

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梨子「お母さんから聞いた話、どれも面白かったよ?」

善子「ああもう!なんでうちのお母さんは梨子さんのお母さんにそんなことまで喋ってるのよ!」

梨子「なんでも、会場ですごく意気投合したみたいで、あのあとお酒のみながら語り合ったって…」

善子「娘を話のダシに使ったのね!?むきぃぃぃ!」

千歌「あはは、善子ちゃんお猿さんみたいだ」

曜「よしよーしこー」ナデナデ

善子「なでなでしないで!あとヨハネ!」

梨子「あ、ほかにもあってね?」

善子「待って!それ話していいことかどうか審査するから!」

梨子「審査って…」

善子「こっちきて!」グイッ

梨子「きゃっ!引っ張らないでよ善子ちゃーん…」

<ヨハネヨ!

千歌「行っちゃったね」

曜「先に帰ろっか」

千歌「そだねー…あ、曜ちゃん今日家来ない?」

曜「今からってことは…お泊まり?」

千歌「梨子ちゃんから善子ちゃんの小さい頃の話とか聞いてたら、なんだか昔のこと思い出しちゃって」

曜「ふふっ…いいね!それじゃあ千歌ちゃんの家に向かって、全速前進!」

ようちか『ヨーソロー!』

───
──


善子「さあ、話してちょうだい」カベドンッ

梨子「あ、あの…近いよ善子ちゃん…///」

善子「あ、ごめんなさい///」パッ

梨子「…」ドキドキ

善子「じゃなくて!どんな話聞いたのよ!」

梨子「え、えっと…」

───
──


善子「結界は今この瞬間も理を覆そうとする力に抗い、世を正しく取り繕っています…しかし、それももはや限界。この堕天使ヨハネが力を以てして…」

善子母「善子ー」ガチャッ

善子「どわああああ!?」

善子母「お使い頼み…ちょっと!なにするの!」

善子「勝手に入ってこないで!ていうか善子じゃなくて、ヨーハーネー!」バタン

ヨシコ!コラ!

善子「ふぅ…」

善子「そろそろこの部屋にも新たな結界(内鍵)を施す必要がありそうね」

ヨシコ!バンゴハンヌキニスルカラネ!

善子「え゛」

───
──


梨子「それであっさり出てきちゃったっていう話とか」

善子「な、なんたる辱しめ…!そんなのみんなに話しちゃダメなんだから!」

梨子「あ、他にはね…」

───
──


善子(5)「ママー!」トテトテ

善子母「あらよっちゃん。どうしたの?」

善子(5)「あのね!今日幼稚園でね!りとるでーもんができたよ!」

善子母「あら、それはよかったわね」

善子母(りとるでーもん?)

善子(5)「ずらまるっていうの!」

善子母「お友だち?」

善子(5)「ううん!りとるでーもん!」

善子母「そ、そう。幼稚園楽しかった?」

善子(5)「うん!」ニパー

善子母(うちの子マジ天使)

───
──


梨子「って」

善子「そ、そんなこと言ったかしら…」

梨子「これはみんなに喋ってもいいわよね」

善子「う…うーん?」

梨子「あとはね」

───
──


善子母「善子」ガチャッ

善子「なーにー?ていうか勝手に部屋に入らないでっていつも言ってるじゃん。わたしだって年頃の娘なんだからね」ピコピコ

善子母「年頃の娘が、部屋にとじ込もってゲームや訳の分からないコスプレばかり…」ハァ

善子「な、なによ!用事がないなら出てって!」

善子母「あなたの部活の練習着洗濯してたらね、こんなのが混ざってたんだけど」ピラッ

善子「んー?」チラッ

善子「…」

善子「!?!?!?」

善子母「このタオルあなたのじゃないでしょう?今まで見たことないもの。誰かの間違えてもって帰ってきたんじゃ…」

善子「そ、そうみたいね!」パシッ

善子母「ちゃんと持ち主の子に返してあげるのよ?」

善子「わかってる!」バタン!

善子母「もう、すっかり反抗的になっちゃって…」

───
──


梨子「って、善子ちゃんが間違えて誰かのタオルもって帰ってたよーって話」

善子「…」ダラダラダラ

梨子「時期的に心当たりがあったんだけど、たぶんそれわたしのよね?そしてまだ返してもらってないわよね?」

善子「そ、そうかしら?堕天使的には返したような気がしないでもないというか…」メソラシ

梨子「よーしーこーちゃーん?」ジトー

善子「あぅ…ごめんなさい…」

梨子「もう。タオルくらいであまり言いたくないけど、わたしなくしたと思って少しの間落ち込んでたんだからね?」

善子「はーい…」

梨子「あ、そういえばその他にも」

善子「こ、この流れで!?」

───
──


善子「~♪」

善子母(あら、善子が鼻歌歌ってるわね)カチャリ

善子「~♪」クルクル

善子母(ふふ…部屋で踊っちゃったりして…すっかり部活動に熱が入っているのね)

善子「わかってほしいとねーがうー♪きーもちーがとまーらなーくてー♪」

善子母(あら、ついに歌い出した)

善子「…だけどー♪きーずつくーのーがー♪こーわーくてー♪」

善子母(今一瞬詰まったわね。まだ歌詞覚えきってないのね)

善子「あーきらーめきーれなーい♪リリーへのーおもいー♪いまはー♪かーくしてるかーらー♪」

善子母(あら、なんだか切ない曲なのね)

パタン

善子母「善子も頑張ってるみたいだし、今晩は少し凝ったものでも作りましょうか」

───
──


梨子「…って」

善子「ほわああぁぁぁ!?」

梨子「あの、未熟ドリーマーの歌詞…」

善子(ま、ままままずいわ!)

善子(お母さん一回聞いただけの曲をなんでそんな鮮明に覚えてるのよ!こんな形でなんてバレたくなかったわよ!)

梨子「あのね、善子ちゃん…あまり言いたくはなかったんだけど…」

善子(はいきましたー!フラレましたー!知ってたー!)

善子(…一週間くらい引きこもろう)

梨子「果南さんたちが考えていた大事な歌詞なんだから、うろ覚えで歌の練習するのはどうかと思うよ?」

善子「は?」

梨子「屋上での練習ではしっかり覚えてたみたいだけど…これから個人練習するときはしっかりと歌詞カード見て体にメロディーと一緒に覚えさせなきゃ」

善子「あ、うん…そうね」

梨子「こんなお小言みたいなの、あんまり言いたくなかったんだけどついつい気になっちゃって…ごめんね?」

善子「ううん。気にしてないわ。作曲者である梨子さんからすれば当然のような意見だもの」

善子(セーーーッフ!バレてない!っっっぶねー!)

梨子「あ、そういえば善子ちゃんのお母さんが、わたしのお母さんと仲良くなったきっかけのお話しなんだけど…」

───
──


善子母「ただいまー」

善子母(やっぱりテストがあると仕事が長引くわね…)

善子母「善子も帰ってるみたいだし、早く晩御飯作らないと…ん?」

『…ん…こ……ん…』

善子母「あらやだ、善子お取り込み中かしら」ソソクサッ

『梨子…さん…!梨子さん…!』

善子母「…梨子…さん?って、善子のチームメイトの…?」

───
──


梨子「あの…部屋でわたしの名前呼んでたって…」

善子「」

梨子「あ、あのね!でもわたし善子ちゃんが部屋で何かしてたってことしか聞いてないから!安心して!」

善子「…海に還るわ」

梨子「まって!?そのワードは個人的になんか遠慮してほしいから!ていうかそもそもいかないで!」

善子「だってぇ…もうそんなの絶対わたしが梨子さんのこと好きなんだってバレてるじゃない…」ウルウル

梨子「えっ」

善子「えっ」グスッ

梨子「…!?///」カアア

善子「嘘でしょ!?今なの!?」

梨子「あ、や、えと…その、わたしは単にオカズに使われたんだナーくらいしか…」

善子「察しなさいよ!好きな人以外をオカズにする!?」

梨子「えっしないの?」

善子「えっするの?」

梨子「…」

善子「…」

梨子「善子ちゃん!わたしも好きだよ!」

善子「ねえ、今なにかを誤魔化そうと…」

梨子「な、なんのことかしら?わたしはただ善子ちゃんへ告白の返事をしようと…」

善子「そ、それは嬉しいけど…///」カアア

梨子「…あれ?まさかわたしたち恋人同士!?」

善子「普通に考えてそう…じゃないの?」

梨子「えっと…とりあえずハグ…する?」

善子「なぜ今果南さんの真似…?するけど」

ギュッ

梨子「善子ちゃん…温かい」ドキドキ

善子「り、梨子さんだって…」ドキドキ

善子「ねぇ…///」

梨子「な、なに?///」

善子「き、キス…して?」ウワメ

梨子「」ズキューン

善子「///」

梨子「善子ちゃん!」ガバッ

善子「ひゃぁぁぁ///」ドサッ

───
──


善子母「でね、もう梨子ちゃんにうちの子任せるしかないなって思ったのよ」ゴクゴク

梨子母「なるほど…あの会場で急に話しかけられたときは何事かと思ったわ…」グビグビ

善子母「そうだ、今度うちに泊まりに来させていい?もっと梨子ちゃんのことが知りたいの」

梨子母「あら、それならわたしから少し梨子のこと、話しちゃおうかしら♪」



おわり
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