真姫「私たちの行く末」

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ハイパージャンボ寝そべりぬいぐるみ真姫-アイキャッチ
1: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 15:26:22.92 ID:5qcylU5t.net
私たちは、数多くあるハイパージャンボ寝そべりぬいぐるみの1つ。

男の人が取っていく時もあれば、女の人が取っていく時もある。


みんな、私たちが取れた時は笑顔を見せてくれた。

愛おしそうに抱きしめてくれた。


誰だって、愛されたい。

誰だって、粗末に扱ってなんて欲しくない。

誰だって…----

元スレ: 真姫「私たちの行く末」

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2: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 15:27:33.47 ID:5qcylU5t.net
とあるゲームセンターにて

真姫(隣でプレイしてる女の子…なかなか手こずっているわね。)

女「うーんあとちょっとなのに…あっ、回数なくなった。すみませーん!」

真姫(もうクリアファイル何枚目よ…全員揃ったんじゃないの?)

店員「あちゃー結構ひっかかってますね…ちょっと調整しますねー。」

女「すみません…ありがとうございます!」

真姫(まあまあの位置になったわね…これなら。)

女「…!やった、取れた…!!」パタパタ

アッ!オメデトウゴザイマスー! アリガトウゴザイマス!イロイロタスカリマシタ!

真姫(よかったじゃない…ちゃんと大事にしなさいよ。)
3: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 15:32:08.92 ID:5qcylU5t.net
数分後

真姫(今度はあの男性2人ね。年齢は60代ってとこかしら。私たち、結構幅広く慕われてるのね。)

男1「おっ、これが噂のアレか。よっし、やってやろうか。」

真姫(あら、私に挑戦するのね。いい度胸じゃない…!)

男2「これ絶対取りづらくなってるよな。店員呼ぼうぜ。」

男1「おーい店員さーん。これやりたいんだけど取り方教えてくんない?」

店員「これはですね、足をまずひっかけてずらしてカクカクシカジカ」

男1「あーちょっとやってみるからさーお兄さん見ててよ。全然動かねーから。」

真姫(当たり前じゃない。私を誰だと思ってるの?そう簡単には取らせないわよ…!)

男1「ほら、全然動かねー。ちょっと設定厳しすぎるんじゃないの?」

店員「それでも取っていくお客様はいらっしゃいますよー。結構根気がいるので…」

男2「びくとも動かねーのにどうやって取るっていうんだよ兄ちゃん。ちょっとお手本見せてくれよ。」

真姫(呆れた…男のくせに自分で挑戦も出来ないの?)

男1「おーおーお兄さん上手いじゃん。そうやって動かすのねー。」

店員「あとはどんどんずらしていって、最後に押し込むって感じで取ってみてください。」

男1「おーサンキューなーまた呼ぶわー」
4: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 15:35:32.77 ID:5qcylU5t.net
真姫(その後、さっきの女の子が苦戦していたところも簡単にクリアしていった。初心者とは思えない操作…一体なんなの?)

男2「やっぱり男さんは手慣れてますねー。」

真姫(な、なんなのよもう…これじゃあ簡単に取られちゃうじゃない…!あっ!)ガコン

男1「へへ、ゲット。1人1個らしいから、さっきあったにこも取るぞ。」

真姫(うう…なんか悔しいわね。あれ、でも今にこちゃんも取るって言ってたわよね…?)

にこ(ちょっとー真姫ちゃんちょろすぎー。)

真姫(う、うるさいわね!そんなこと言ってにこちゃんだって…)

男1「こいつは簡単そうだな。」ガコン

にこ(…あっ)

真姫(…えっ)

にこ(に…にっこにっこにー☆)

真姫(にこちゃんだって人のこと言えないじゃない!)

ウルサイワネー!ナニヨー!ギャースギャース
6: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 15:39:07.03 ID:5qcylU5t.net
数時間後

男1「あー疲れた。収穫があるだけ良しとするか」ガチャ

にこ(あーあ。でもにこ1人じゃなくて真姫ちゃんも一緒みたいだし…まあこれからよろしく。)

真姫(な、なによ突然…)

にこ(それに、もしかしたら先に旅立ってた穂乃果や絵里もい……)


にこ2(ほら、言ったとおりじゃない。真姫もこうなる運命なのよ。)

真姫2(なん…で…)

にこ(ま、真姫ちゃんがもう1人…それに…に、にこが3人!?)

真姫(…これって一体…)

男1「にこまきセットで…っと。出品完了ー。お、単体も結構値段上がってきてるな。へへ。」

にこ(出品…?今、出品って言ったわよね?!)

にこ2(ええ、そうよ。私たちは売られる為にここにいるの。…私より先にいた海未がそうだった。)

真姫2(そんなの認めない…認めないわよ!!私は!!)

にこ3(真姫…信じられないのはわかるけど、これが現実なの。)

男1「真姫は若干手こずったけど、にこは2プレイでゲット出来たからな。ポイントも売れるし、ちょろい商売だぜ。」

にこ(なん…で…?私たち、愛されるためにここに来たんじゃないの…?)

男1「取り方はわかったし、明日も行くかー。」


HJ寝そべりぬいぐるみは、どの子も愛されているとは限らない。

こうして、転売ヤーの餌食になっている子たちもいる事実に対して、私たちは目を背けてはいない。


穂乃果(…っていう夢を見たんだよー。)

にこまき(…夢なんかーい!!!)
7: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 15:40:31.71 ID:5qcylU5t.net
以上になります。

短くてすみません。

ちょっと書いてて辛くなったので夢オチにしました…。

某場所で結構年齢いってる男2人組が2日連続で店員に絡みながらにこまきを取っていったのを目撃しているので

もしかしたらこうなっているんじゃ…という悲しい妄想が元ネタになっています。

バイヤーから救ってあげたい気持ちもあるけど、それだとバイヤーの思う壺だから落札したくない。

そんな日々を主は送ってたりします。


皆さんは、ぬいぐるみを大事にしてあげてくださいね!
8: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 15:41:19.45 ID:5qcylU5t.net
>>5
HJNN視点のお話になります!
せっかく書き込んでいただいたのにすぐ終わってしまいすみません;;
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