穂乃果「海未ちゃんと幼馴染じゃなかったら良かったのに」

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穂乃果-アイキャッチ22
部室-


海未「なぜあなたはそんなに、だらしないのですか!!」

穂乃果「べ……別にだらしなくないもん!!」

海未「どの口が言うんですか!!今日の授業、ほぼ全て寝ていた上に、宿題も何もやってきてないじゃないですか!!」

穂乃果「ね…寝てないよ…!!机に伏せてただけだよ!!」

海未「いや、それがいけないんですよ!!バカですか!?」

穂乃果「バ…バカァ!?バ…バカって言った方がバカなんだよ!!」

海未「私がバカなわけないじゃないですか!!バカは穂乃果です!!」

穂乃果「あー!また言った!!これで海未ちゃんは二回バカって言ったから、バカの二倍でバカバカだよ!!」

海未「意味が分かりません!!」

pixiv: 穂乃果「海未ちゃんと幼馴染じゃなかったら良かったのに」 by 凛太郎ゲリラ豪雨

スクフェス総選挙

穂乃果「もういいよ!!海未ちゃん、うるさい!!」

海未「うるさいとは、なんですか!!私は、あなたの為に怒ってるんですよ!!」

穂乃果「……」ツーン…

海未「ちょ…ちょっと!なんとか言いなさい!」

穂乃果「なんとかぁ〜」

海未「ぐ……この子は………」

穂乃果「なに!?海未ちゃんが、なんとか言いなさいって言ったから、なんとかって言ったんじゃん!文句ある!?」

海未「子供ですか!!あなたは!!」

穂乃果「はい?穂乃果は子供じゃなくて、もう高校生ですよ?海未ちゃんバカなの?」

海未「……」ムカッ…

海未「脳みそが子供だと言ってるんです!!それぐらい理解しなさい!!」

穂乃果「無理ですぅ〜!はっきり言ってくれないと、穂乃果は子供なので分かりません〜」

海未「……」ムカッ…

穂乃果「ちゃんと「全くぅ〜!穂乃果は脳みそが子供でちゅね!」って言わないと分かりません〜」

海未「な…なんですか!!それは!!私の真似ですか!?私は、そんなバカっぽい喋り方はしません!!」

穂乃果「私は、そんなバカっぽい喋り方はしまちぇん〜!」

海未「穂乃果ぁ〜!!」

穂乃果「ほにょかぁ〜!!」

海未「ぐ……この子は………」

穂乃果「ぎゅ……きょこ子は………」

海未「………」ムカムカムカムカ…!!

穂乃果「……」ドヤアァァ……


絵里「あ…あはは…二人とも、落ち着いて…」

にこ「ねぇ……絵里…こいつら、なんとかならないの?うるさいんだけど……」

絵里「えぇ…私に言われても……」


海未「今日という今日は怒りました…!!もう、あなたとは口を聞きません!!」

穂乃果「別にいいけど!?海未ちゃんなんか、いない方がいいもん!!」

海未「なんですって!?あなた私がいなかったら、何もしないじゃないですか!!」

穂乃果「そんな事ないもん!!海未ちゃんがいなくても、穂乃果ちゃんとしてるもん!」

海未「私がいても、ちゃんとしないじゃないですか!!」

穂乃果「海未ちゃんがいるからだよ!!いつも穂乃果は、やろうと思ってるのに、海未ちゃんがグチグチ言うから、やる気なくなるんだよ!!」

海未「小学生のいいわけじゃないですか!絶対私がいなかったら、何もしないですよ!!穂乃果はそういう人間です!!」

穂乃果「勝手に決めないでよ!!ちゃんとやるもん!!」

穂乃果「海未ちゃんが幼馴染じゃなかったら、私は、もっと幸せだったよ…!!」

海未「……!」

海未「…っ…」

穂乃果「あ……」

海未「………」

海未「わ……私もです…」

穂乃果「え……?」

海未「私もです…!!穂乃果が幼馴染じゃなければ、もっと幸せでしたっ…!!!」

穂乃果「う……」

穂乃果「………」

穂乃果「そ…そう…!!じゃあ、お互い幼馴染じゃなければ良かったね…!」

海未「……!」

海未「え…えぇ…!!そうですね!!それが一番幸せですからね…!!」


にこ「ちょ…なによ、これ……」

絵里「ふ…二人とも…喧嘩はダメよ…?」


ドア ガチャリ…

絵里「ん?誰?」

にこ「あら、真姫じゃない」

真姫「穂乃果…海未…」

穂乃果「なに…!」

海未「なんですか…!」

真姫「あなた達、幼馴染じゃなかったら幸せだったの?」

穂乃果「…!」

海未「…!」

穂乃果「う…うん…!!もちろんだよ!!海未ちゃんのお説教が無くなるんだからね!毎日が平和になるよ…!!」

海未「わ…私もです…!!穂乃果の世話を焼かなくていいんですからね!もっと自分のために時間を使えるようになります…!!」

真姫「そう……」

にこ「な…なんなの……?」

絵里「真姫…?」

真姫「じゃあ………」

穂乃果「………」ゴクリ…

海未「………」ゴクリ…

真姫「試してみる?」

穂乃果「………」

海未「………」

にこ「………」

絵里「………」

一同「……はい…?」

真姫「ふふっ……まあ、とりあえず見てもらった方が早いわね…」

真姫「海未、ちょっとそこいい?」

海未「え…は…はい……」スッ…

真姫「ありがと」

真姫「えー…とっ……このプラグをここに挿して……」

にこ「いやいやいやいや…ちょっと待ちなさいよ!!何してるの!?」

絵里「そ…そうよ、その機械は何!?なんでパソコンに繋いでるの!?」

真姫「まあまあ」

にこ「いや、まあまあ じゃなくて…!!」

真姫「よしっ……と…」

真姫「セッティングが完了したわ」

穂乃果「ん?パソコンの画面に文字が……」

海未「もしもテレビ……?」

真姫「そう、もしもテレビ」

にこ「なによ、それ」

真姫「その名の通りよ。この機械はね、もしもこうだったらっていう条件を打ち込むと、どうなっていたかを映像で観せてくれるの」

海未「…!!??」

絵里「え…?ど…どういう事……??」

真姫「まあ、信じられないわよね」

真姫「だから、観てもらうわ」

真姫「にこちゃん!」

にこ「…! な…なに…?」

真姫「なにか、もしもこうだったらって言う願望は無い?」

にこ「え…?う…うーん……にこは、今のにこが好きだし……」

真姫「なんでもいいわ、例えば、自分の事だけじゃなくてもいいのよ。世界がこうだったら〜とか、他の人がこうだったら〜とか」

にこ「そ…そういうのでもいいの!?」

絵里「え!?そ…それなら私あるわよ!!」

にこ「えぇ……ちょっと絵里……」

絵里「私……希とにこと一年生の時から仲良くなりたい!!」

にこ「ちょ……何言ってんのよ…このバカは…」

真姫「分かったわ、じゃあ、それで」

にこ「えぇ…!?な…なんか恥ずかしいんだけど……」

絵里「楽しみね!にこ!」ワクワク

にこ「うぅ……」

真姫「もしも…絢瀬絵里が…矢沢にこと東條希と…高校一年生から仲が良かったら……っと……」カタカタカタカタ…


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もしもテレビ「読み込み中…読み込み中…」


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穂乃果「うわぁ、これ喋るんだね」


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もしもテレビ「読み込み完了しました…」


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絵里「………」ゴクリ…

にこ「………」ゴクリ…


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絵里(こんにちわ、私の名前は絢瀬絵里。今をときめく高校一年生よ)


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絵里「おぉ……私だ…」

にこ「自分語りから始まるのね……」

真姫「えぇ、もしもテレビは、もしもの世界をドラマ風に再現してくれるの」

穂乃果「………」

海未「………」


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希「おーい!エリチー」

にこ「絵里ー」

絵里「希!にこ!」

絵里(紹介するわ!二人は私の親友の希とにこ!)

絵里(朝から二人に会えるなんて、今日は最高の一日になりそう…!)


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絵里「わー…本当に仲良くなってるのね」

にこ「なんか変な感じね……」

絵里「でも、楽しみだわ……私…ずっと考えてたから……」

にこ「ん?何を?」

絵里「ほら、私達、仲良くなったの三年の中頃でしょう?だからね…もっと早くから仲良くなりたかったなぁ〜…って……」

にこ「……!」

にこ「な…なに言ってんのよ…あんたは……」

絵里「ふふっ…にこ照れてるの?」

にこ「な…!?て…照れてないわよ…!!それより、続き見ましょう…!!」

絵里「ふふっ…そうね」

絵里「さて…どんな最高の一日が待ってるのかしら……」


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希「あっ!エリチ危ない!!」

絵里「え….?」

トラック ゴオオオオオオオオオオオッッッッッ!!!

にこ「絵里!!!!」

ドッシャアアアアアンッッッッ!!!!

希「そ…そんな……」

にこ「え…?嘘……でしょ…?」

希「エリチ………」

希「エリチーーーー!!!!」



葬式場-


僧「なんみょーほーれんげーきょー…」ポクポクポク

希「うぅ……そんな……エリチ…」ポロポロ

にこ「絵里……」ポロポロ

亜里沙「お姉ちゃん……」ポロポロ


絵里(こんにちわ、私の名前は絢瀬絵里…死んでしまったから霊体よ)

絵里(でも、やっぱり今日は最高の一日になったわ…)

絵里(だって……)

にこ「うぅ……絵里ぃ……」ポロポロ

亜里沙「お姉ちゃん……」ポロポロ

希「エリチィ……」ポロポロ

絵里(私のために……こんなに沢山の人が涙を流してくれるんですもの……)


完-


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絵里「えええええええええええ!!!???」

絵里「私、死んだんだけど!!??完-ってなに!!なにちょっと感動的な感じで終わらせてるのよ!!終わるんじゃないわよ!!」

真姫「良かったわね、希とにこちゃんと一年の時から仲良くなくて」

絵里「いや、関係ないでしょ!!希とにこと友達だからって、なんで死ぬのよ!!」

穂乃果「なるほど……この機械が本物だって事は分かったよ」

絵里「ええ!?なんで!?むしろ偽物でしょ!!私死ぬのおかしいでしょ!!」

にこ「絵里、落ち着きなさい…」

絵里「あっ…そ…そうね……取り乱したわ」

にこ「そうよ、あんたが生きてるのは、この世界だからであって、他の世界じゃ死んでるのよ」

にこ「今生きている事を噛みしめ、穏やかに生きなさい」

絵里「えぇ……なによ…それ……」

海未「すごいですね…本当にこんなものがあるとは……」

穂乃果「真姫ちゃんは、どうしてこんなすごいもの持ってるの?」

真姫「パパが新薬の研究中に、たまたまできたって言ってくれたの」

にこ「どんな新薬の研究よ……それ…」

真姫「知らないわ、パパに聞いてよ。それより、やるの?穂乃果、海未」

穂乃果「………」

海未「………」

穂乃果「う…うん…!」

海未「私も見てみたいです…!」

穂乃果「海未ちゃんと」

海未「穂乃果と」

穂乃果、海未「幼馴染じゃない世界…!」

穂乃果「も…もしも、海未ちゃんと幼馴染じゃなかったら、私はもっと幸せなはず…」

海未「わ…私だって、何倍も楽しいはずです…」

真姫「分かったわ、じゃあ、さっそくやるわね」

真姫「もしも…高坂穂乃果と…園田海未が…幼馴染じゃなかったら……っと」カタカタカタカタ


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もしもテレビ「読み込み中…読み込み中…」


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穂乃果「………」ゴクリ…

海未「………」ゴクリ…

絵里「な…なんか緊張するわね……」

にこ「えぇ……こいつらが幼馴染じゃないなんて……どうなるか見当もつかないわ…」


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海未(私の名前は園田海未。今をときめく高校一年生です)


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にこ「始まり方が絵里っぽいわね」

真姫「死亡フラグじゃない?」

絵里「いや、そんな事ないでしょ…!!」


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先生「よーし!それじゃあ、お前ら、まず最初は自己紹介からだ!」

海未(自己紹介……)

海未(不安です……私はこういうのが苦手なので…)

ことり「南ことりですっ!趣味は裁縫ですっ!みなさん、よろしくお願いします♪」ニコッ

パチパチパチパチ

海未(彼女は南ことり。私の幼馴染です。かわいくて明るい素敵な女の子です)


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海未「あれ?ことりは私の幼馴染なんですか?」

穂乃果「えぇ!?私は!?」

海未「ふふっ…残念でしたね、どうやら、ことりは私を選んだようです……」

穂乃果「ぐぬぬ……」

真姫「あっ…いや、ことりの事は書かなかったから、今のままよ」

穂乃果「え…?」

真姫「つまり、海未とことり、穂乃果とことりは幼馴染だけど、海未と穂乃果は幼馴染じゃないって事ね」

海未「なんですか…それ……」

穂乃果「その状況で、私と海未ちゃんが幼馴染じゃないのおかしいでしょ……」

真姫「まあ、もしもの世界だから、なんでもありなのよ」


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穂乃果「高坂穂乃果です!!好きな食べ物は苺とパンです!!嫌いな食べ物は、ピーマンとあんこです!!よろしくお願いします!!!」

パチパチパチパチ

海未(元気な人ですね…)

海未(私もああいう風になれたら…)


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穂乃果「おやおや?海未ちゃんが私に憧れてますなぁ〜?」

海未「ぐっ……」

穂乃果「海未ちゃん、私大好きだからねぇ〜!」

海未「ぐぬ……」

穂乃果「あはははははっ!勝った!!」

海未「くっ……」

にこ「なんなのよ…あんたら……」


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海未「そ…園田海未です…!よ…よろしくお願いします…!」

パチパチパチパチ

海未(はぁ…緊張しました……)


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絵里「なんか普通ね」

にこ「あんたの時が急展開すぎただけよ」

真姫「絵里は死ぬからね…ぷぷっ…」

絵里「ちょ…!バカにしないでよ!!死にたくて死んだんじゃないのよ…!!」


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昼休み-


海未「ことり、一緒にご飯を…」

穂乃果「ことりちゃーん!一緒にご飯食べ…」

海未「え…?」

穂乃果「へ…?」

ことり「あー…あはは…」


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にこ「うっわぁ…これは嫌な展開よね」

絵里「友達の友達状態ね…」

真姫「挟まれる子もキツイのよね」

海未「ちょ…ちょっと待ってください…!これじゃあ、結局また穂乃果と仲良くしないといけない流れじゃないですか!」

穂乃果「そうだよ!!これじゃあ、幼馴染じゃなくした意味ないよ!!」

真姫「ま…まあ…たしかにそうね…」

真姫「じゃあ、とりあえずこれは止めて…」ポチッ

にこ「えー、ちょっと続き気になったんだけど…」

絵里「私もよー、ここから穂乃果と海未が仲良くなっていく過程を楽しみたかったわ」

海未「そんなの見ても楽しくありません…!」

穂乃果「そうだよ!絵里ちゃんのバカ!」

絵里「えぇ……バカって……」

真姫「で、どうするの?ことりはいない状態にする?」

海未「そ…それは嫌です!!ことりがいないなんて…!」

穂乃果「私もやだよ!ことりちゃんがいなかったら、楽しくないよ!」

真姫「そんな事言われてもねぇ…」

絵里「じゃあ、ことりを二人にすれば?」

真姫「は?絵里…また変な事言っ…」

真姫「あっ….いや…まぁ、もしもの世界だし、できなくはないわね……」

絵里「そうでしょ?私、変な事言ってないわよ」

真姫「ごめんなさい…いつも変な事しか言わないから……つい…」

絵里「いや、そんな事はないわよね!?」

海未「でも、ことりが二人いたら、その二人のことりが仲良くなって、結局私と穂乃果も仲良くなりそうです」

穂乃果「たしかに……」

にこ「じゃあ、もういっそ学校分ければ? 別に同じ学校に行く必要もないでしょ?」

穂乃果「あっ!それいいかも!!」

穂乃果「じゃあ、海未ちゃんはUTXね!」

海未「えぇ…私がですか…?まあ、いいですが…」

穂乃果「よし!じゃあ、決まりだね!さすがに高校が違えば、会うこともないでしょ!」

海未「えぇ、これで、やっと穂乃果がいない場合の私が見れます。きっと今よりもっと幸せなはずです」

穂乃果「ふん!私も絶対幸せに過ごしてもん!」

海未「いいましたね!じゃあ、勝負です!」

穂乃果「うん!負けないよー!」

にこ「………」

にこ「あのー…お二人さん…?」

海未「なんですか?」

穂乃果「なに?にこちゃん」

にこ「二人は喧嘩してるのよね?」

海未「あ……」

穂乃果「あ……」

海未「あ…当たり前じゃないですか…!!!穂乃果なんて嫌いです…!!」

穂乃果「わわわわ私だって…!!海未ちゃんなんか嫌いだよ…!!」

にこ「いや…なによ…それ……」

真姫「めんどくさい人達……」

真姫「これ続ける意味あるの?」

穂乃果「あ…あるよ…!!海未ちゃんがいなかったら、もっと幸せだって証明するんだよ…!!」

海未「私もです…!!お願いします!」

真姫「はぁ…分かったわよ…じゃあ…」

真姫「もしも…高坂穂乃果と園田海未が幼馴染じゃなくて、高校も違って、南ことりが二人いたら……っと…」カタカタカタカタ


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もしもテレビ「読み込み中…読み込み中…」


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穂乃果「………」ゴクリ…

海未「………」ゴクリ…


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穂乃果「いっけなーい!!遅刻!遅刻!」タッタッタッタッ!

穂乃果(私!高坂穂乃果!高校二年!今日は始業式!)

穂乃果(でも、寝坊しちゃってたいへん!)

穂乃果「もー!お母さん、なんで起こしてくれないのー!」タッタッタッタッ


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穂乃果「う……///」

絵里「ベタね…」

にこ「まあ、穂乃果らしいといえば、らしいわね」

穂乃果「そんな…それじゃあ、私がベタな人間みたいじゃん…」

真姫「否定はできないわね」

海未「待ってください…これが本当にベタな展開なら、次は………」

絵里「ま…まさか……」


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穂乃果(あの角を曲がれば、すぐだ…!)

穂乃果「いっそげー!」タッタッタッタッ

海未「え…?」

穂乃果「あっ…!!」

ドッシーンッ!!

穂乃果「い…いたた……」

海未「す…すみません…大丈夫ですか?」スッ…

穂乃果「あ…ありがとうございます…」

海未「いいんですよ、それじゃあ、私急ぐので失礼します」タッタッタッタッ

穂乃果「あ…はい……」

穂乃果「………」

穂乃果(これが……)

穂乃果(私の運命の人との出会いだった……)


--------------------


海未「ほらー!やっぱり言ったじゃないですか!!なんなんですか!?なんで、ぶつかるんですか!!あなたは!!!」

穂乃果「知らないよ!!あっちの私に聞いてよ!!」

海未「あー!もー!これじゃあ、また結局穂乃果と友達になりそうじゃないですか!!」

穂乃果「これもダメだよ!!真姫ちゃん止めて!!」

真姫「え…えぇ…」ポチッ

絵里「そんなー!ここから、二人の距離が縮まっていくストーリーを楽しみたかったのに!」

穂乃果「そんなストーリーないよ!!」

海未「そうですよ!絵里のバカ!」

絵里「えぇ…二回目……」

にこ「ここまでして、会っちゃうんじゃ、もうどうしようもないんじゃないの?」

にこ「繋がってんのよ、あんたらは。運命の赤い糸でね♪」ニヤニヤ

穂乃果「うっ…///」

海未「うっ…///」

穂乃果「そ…そんな事ないよ…!!」

海未「そ…そうです…!!何か…何か手があるはずです…!」

真姫「んー…じゃあ、いっそ県を変えてみる?」

穂乃果「それだ!!近い高校だから会っちゃうんだよ!遠くに行けば絶対会わないよ!」

海未「そうですね!じゃあ、私は北海道に行きますから、穂乃果は沖縄に行ってください」

穂乃果「沖縄!いいね〜!!楽しくなってきたよ!」

海未「クスッ…穂乃果が本当に行くんじゃないんですよ?」

穂乃果「分かってるよ〜!も〜海未ちゃん!」

にこ「もう仲直りしてんじゃないの……」

絵里「まあ、付き合ってあげましょうよ、にこ」

にこ「はいはい…、じゃあ、真姫、お願い」

真姫「はいはい」

真姫「もしも…高坂穂乃果と園田海未が幼馴染じゃなくて、高校も違って、南ことりが二人いて、高坂穂乃果が沖縄に、園田海未が北海道に住んでいたら……っと…」カタカタカタカタ


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もしもテレビ「読み込み中…読み込み中…」


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穂乃果「………」ゴクリ…

海未「………」ゴクリ…


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穂乃果(私!高坂穂乃果!高校二年!今日はお父さんが北海道に支店を出すっていうから、その視察に、はるばる北海道にきたよ!)


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穂乃果「って、おいいいいっっっ!!!」

海未「いや、なんで北海道に来るんですか!?なんで、わざわざ1番遠い北海道に支店を出すんですか!?穂乃果のお父さんバカなんですか!?」

穂乃果「知らないよ!!あっちのお父さんにきいてよ!!」

絵里「まあまあ、二人とも落ち着いて?まだ会うと決まったわけではないわよ」

にこ「いーや…ここまできたら、絶対会うわよ…」

真姫「確実に会うわね」


--------------------


ボール コロコロコロ…

穂乃果「ん?」

海未「すみませーん!ボール取ってもらえますかー?」

穂乃果「あ、はーい!」

穂乃果「えいっ!」ブンッ

ボール ヒューン…

海未「よっと…」パシッ

海未「ありがとうございまーす!」

穂乃果「はーい!」

穂乃果「………」

穂乃果(これが……)

穂乃果(私の運命の人との出会いだった……)


--------------------


にこ「ほらね」

穂乃果「もぉーー!!なんで、すぐ運命の出会いするのさ!なんで海未ちゃん、ボール遊びしてるのさ!!」

海未「知りませんよ!!あっちの私に聞いてください!!」

絵里「ここまでくると、もう逆にすごいわね…」

真姫「そうね、もう穂乃果と海未は、絶対に知り合う運命なのかもね」

穂乃果「なにそれ!それじゃあ、海未ちゃんと幼馴染じゃない私は見れないって事!?」

海未「いや……国を変えてみてはどうですか…!?さすがにそれなら……」

にこ「いや…あんた達なら、国を超えて会いそうね」

絵里「愛の前に国境なんてものは無力なのね……素敵だわ……」

穂乃果「うるさい!絵里ちゃんのバカ!」

絵里「えぇ……なんで…」

海未「で…ですが!それじゃあ、どうすれば私は穂乃果と会わないで済むんですか!?」

真姫「んー……いや、ずっと気になってたんだけど……」

海未「?」

真姫「普通に穂乃果のいない世界とかにすれば、いいんじゃないの?」

海未「…!」

穂乃果「…!」

海未「穂乃果のいない……世界……」

穂乃果「海未ちゃんのいない……世界…」

海未「………」

穂乃果「………」

にこ「それもそうね、ていうか最初から、それでやれば良かったじゃないの」

真姫「そうね、じゃあ、さっそく……」

穂乃果「ま…真姫ちゃん…!」ガシッ

真姫「ん…?どうしたの?穂乃果」

穂乃果「………」

穂乃果「や…」

穂乃果「やだよ……」

真姫「?」

海未「穂乃果……」

穂乃果「私……」

穂乃果「私…海未ちゃんがいない世界なんて、やだよ…!!」

真姫「……」

真姫「…は?」

真姫「いや、やだとかじゃなくて、それでどうなるか見たいんじゃ…」

海未「私もです!!私も……私も穂乃果がいない世界なんて嫌です…!!」

真姫「………」

穂乃果「海未ちゃん…!」

海未「穂乃果…!」

穂乃果「私…やっぱり海未ちゃんがいないとダメだ…!さっきはひどい事言ってごめん…!」

海未「私もです…!穂乃果がいないと寂しいんです…!さっきは心にも無い事を言ってごめんなさい…!」

穂乃果「海未ちゃん……」

海未「穂乃果……」

穂乃果「やっぱり…私達…」

海未「えぇ……」

穂乃果「幼馴染で良かった…!」

海未「幼馴染で良かったです…!」

にこ「なにこれ……」

絵里「仲直りしてくれたみたいで良かったわ〜」

真姫「はぁ…全く……めんどうな人達ね…」

穂乃果「えへへ…///」

海未「穂乃果、褒められてはいませんよ」

にこ「でも、まあ、このもしもテレビとかいうのは面白かったわね」

穂乃果「そうだね!いろいろ試せるし、面白い!」

真姫「そう?じゃあ、何か他の事も試してみる?」

穂乃果「いいの!?じゃあじゃあ!えー…とっ……」

穂乃果「あっ…!お菓子を食べても太らない世界ってのは!?」

海未「それは穂乃果の願望じゃないですか、そんな事しても、沢山食べてる穂乃果が映るだけですよ?」

穂乃果「あー…そっかぁ…」

にこ「じゃあ、私が高身長で胸も…」

真姫「それはなしね」

にこ「いや、なんでよ…!!」

絵里「みんな……!」

真姫「絵里、何か案があるの?」

絵里「うん…!私……」

絵里「私…μ'sのみんなで同級生になりたい…!」

海未「…!」

穂乃果「それいい!!私もμ'sのみんなと同級生になりたい!!」

海未「ふふっ…たしかに、それは楽しそうですね…」

真姫「絵里にしては、いい事言うじゃないの」

にこ「えぇ…絵里にしてはね」

絵里「そうでしょ!きっと楽しいと思うの!!みんなで同じクラスにいるって!」

にこ「そうね…部活だけじゃなくてクラスでも……」

真姫「ふふっ…忙しくなりそうね…」

穂乃果「でも、絶対楽しいよね!」

海未「そうですね…いつもμ'sでいれるわけですから、それは楽しいでしょう」

絵里「でしょ!でしょ!ね!真姫!早く見ましょう!」

真姫「分かったわよ、そう急かさないで?私も早く見たいんだから」

真姫「えっーと…」

真姫「もしも…μ'sが全員同じ学年だったら…っと……」カタカタカタカタ…


--------------------


もしもテレビ「読み込み中…読み込み中…」


--------------------


にこ「はじまる……」

絵里「一体…どんなストーリーが待っているのかしら…」

真姫「きっと最高のストーリーよ」

穂乃果「楽しみだね!」

海未「はい…!」


--------------------


葬式場-


僧「なんみょーほーれんげーきょー…」ポクポクポク

希「うぅ……そんな……エリチ…」ポロポロ

にこ「絵里……」ポロポロ

穂乃果「絵里ちゃん…」ポロポロ

海未「うぅ…絵里ぃ…」ポロポロ

ことり「絵里ちゃん…うぅ…」ポロポロ

凛「絵里ちゃん…やだよ……」ポロポロ

花陽「絵里ちゃん……」ポロポロ

真姫「絵里……」ポロポロ

亜里沙「お姉ちゃん……」ポロポロ

絵里(こんにちわ!!私の名前は絢瀬絵里!霊体よ!)

絵里(楽しい日々だったけど、今朝餅を喉につまらせて、ぽっくりいってしまったわ!)

絵里(もー!私ったらドジね!!)


完ー


--------------------



絵里「いや、私また死んだんだけど!!??」




完-








読んでくださった方ありがとうございました!

描いてて、絵里が可哀想になってきました(笑)
いつか、かっこいい絵里を描いてあげたいです……





スクフェス総選挙

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