梨子「…よっちゃんの過去アカ?」

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善子-アイキャッチ18
梨子「適当にSNS触ってたら、よっちゃんの旧アカウントと思わしきものに行き当たった…」

†沼津の堕天使†
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梨子「プロフィールは…」ポチッ

【堕天使、チョコレートが好きな中学生】

梨子「プロフィール可愛いっ!」ブフッ

pixiv: 梨子「…よっちゃんの過去アカ?」 by しずく饅頭

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梨子「えっと、過去の書き込みは…」

『シラヌイプロジェクト超かっこいいわね!』

梨子「あ、昔流行ったやつだ。詳しくは知らないけど、たしかシラプロっていう単語はよく聞いたなぁ」

『カラオケ楽しかったわ』

梨子「あんまり頻度は高くないんだね。1日1回くらいしか書き込んでない」

『神は人間に民度を与えた。これが民度の始まりである(大嘘)』

梨子「ふふっ…なにこれ」クスクス

梨子「よっちゃん、見事に黒歴史全開だね」

『はーキレそう』

梨子「なにがあったんだろ…直前の書き込みこれの1日前だし」

『RT いちご大福bot
 いちご大福好きな人が増えてきて嬉しいです。ただわたしを買う人は現れません』

梨子「よっちゃんらしいといえばそうだけど、意味のわからないものをフォローしてるんだね…」

『神だって言われて煽られた…;』

梨子「どんな煽りなんだろう…ていうかそれって煽りなの?」

『RT バルスって言った人RT』

『バルス!』

梨子「あっ…」

『診断メーカー
 あなたの運命の人は名前に桜が入っています

 あの人名前なんていうのかしら』

梨子「…好きな人いたってことかな」

『診断メーカー
 ヨハネはホモではありません
 
 当然でしょうが!』

梨子「…」

『なんかヘッドセットがヘッドフォンとして機能しない。マイクは使えるのに』

『一人寂しく帰宅。孤高の堕天使』

梨子「よっちゃん、中学時代の友人関係ってどうだったんだろう…」

『やったああああああ!2000円かかったー!』

梨子「なにがあったんだろ…」

『もうちょっとで取れそうなのにいいいい!』

梨子「あ、クレーンゲームかな?」

『はぁ!?アームよっわ!』

梨子「あ、当たってるみたい」

『黒い羽40本セットだって!ほしい!』

梨子「なにとってるの!?羽に2000円!?」

『帰宅!やっぱ東京はすごい!』

梨子「あ、よっちゃん東京に来てたんだ」

『新幹線ってやっぱり早いわね』

『三島に到着』

『新幹線って充電できるのね。今知った』

『やば、携帯の充電切れそう』

『堕天』

梨子「東京旅行してたんだね。でも、どこ行ってたのかな?」

『いい旅だった!運命の人とも出会えたし♪』

梨子「は?」

『新幹線に乗り込んで、いざ我が拠点へ』

梨子「そういうのいいから」スイスイ

『いい人いるのね、東京』

梨子「一体、どんな人に…」

『それにハンカチ、返し忘れた』

『って名前聞くの忘れてた!わたしの馬鹿!』

『交番に案内してくれて一緒にクレープ食べちゃった』

『楽しかった…』

梨子「うぅ…」モヤモヤ

『サイフ落とした…どうすればいいのよ』

『あれ?嘘、待って』

梨子「ちょっと、その人の特徴なにも書いてない!」

『あーきはーばらー!』

梨子「気になる…よっちゃんの運命の人…」

梨子「こうなったら…!」

prrrrrrrrrr

善子『ハーイリリー?こんな時間に電話なんてヨハネの魅力に・・・』

梨子「よっちゃん!」

善子『ひゃいっ!?ごごごごめんなさい!怒らないで!』

梨子「よっちゃんの運命の人って誰!?」

善子『へ?』

梨子「よっちゃんのSNSの旧アカウント!運命の人ってどんな人!?」

善子『ちょっ!なんてもん発掘してるのよ!///』

梨子「よっちゃんの黒歴史なんてどうでもいいから!」

善子『わたしはよくないの!』

梨子「そ、れ、よ、り!」

善子『っ!』ビクッ

梨子「書き込みにあった東京で出会った運命の人って誰!?」

善子『あ、えっと…気になるの?』

梨子「あ、べ、別によっちゃんが今でもその人のこと好きなんじゃないか、とか気になってるわけじゃなくて…///」

善子『…好きよ、その人のこと』

梨子「へ?」

善子『今でもその人のこと、好きなままだって言ってるの』

梨子「あ…」

善子『今でも思い出せるわ。初めての東京でテンション上がって、財布落として途方にくれてた』

梨子「…」

善子『携帯ひとつ持って都会の中心に放り出されて、お母さんは仕事中だし、すぐに来てくれるような友人もいなかった頃』

梨子「…」

善子『思わず涙浮かべて道の真ん中で立ち尽くしてたとき、その人が現れた』

梨子「…」

善子『大丈夫?って、ハンカチを差し出してくれて、引きつってうまく喋れないわたしの言葉を、一言ずつしっかりと聞いて頷いてくれて』

梨子「」

善子『近くの交番まで連れて行ってくれて、運よく財布が見つかって。クレープ一緒に食べたりして』

梨子「」

善子『当時のわたしより大人びてたその人のこと、大学生くらいかなって思ってたわ。まさか、ひとつ上の先輩だなんて思わなかったけどね』

梨子「」

善子『ねえ、思い出してくれた?あなたよリリー。あの頃からずっと、わたしの運命の人は変わっていない』

梨子「…はっ!え?ごめん意識飛んでた」

善子『…はぁ!?』

梨子「えと、よっちゃんに好きな人がいるって知った瞬間までは記憶があるんだけど…」

善子『マジ?』

梨子「う、うん…マジです」

善子『っっっはぁ~~~~!!』

梨子「そ、そんな大きなため息つかなくても…」

善子『寝るわ』

梨子「えぇ!?」

善子『おやすみ』ブツッ

梨子「よっちゃん?よっちゃーん!」

───
──


‡堕天使ヨハネ‡@Aqours
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『診断メーカーが言う運命の人なんて、信じられたもんじゃないわね』



おわり
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『梨子「…よっちゃんの過去アカ?」』へのコメント

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