千歌「デジメンタルアーーーーップ!」ブイモン「アーマー進化!!」

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千歌-アイキャッチ13
1: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 00:21:06.88 ID:dFbtMU3U.net
前回のデジライブ!サンシャイン!!

廃校阻止に向けて出した答えは進化!

そうだよね、私達だってパワーアップしないと!

お遣いを頼んだはいいけど帰ってこない私のパートナー

その時ブイモンのそばを通り抜ける影!鞠莉ちゃんのPCで繰り広げられる攻防

鞠莉ちゃんに届いたメールに記された危機って……?

っていうかそんなの聞いてなーい!

元スレ: 千歌「デジメンタルアーーーーップ!」ブイモン「アーマー進化!!」

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4: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 00:27:35.15 ID:dFbtMU3U.net
小原家敷地内

月光差し込む深夜の内浦。
集う影は6つ
海は月を映す鏡となり少女達を優しく照らし出す。

趣は違えど整った顔立ちの少女たちは、幼さこそ残るがまさしく未来の女神といった顔ぶれだ。

二人と二体を呼び出したのは他でもない小原鞠莉
彼女の悪い癖なのか困ったような笑い顔を浮かべ、なかなか話を切り出せずにいる。

「マスター」
「鞠莉」
「アネキ~」

「「「………」」」

沈黙は三つの声により同時に切り裂かれた。

ガオモン「マスター、果南さん達も困惑しているようですし長時間夜風にさらされるのは…」

鞠莉「ん~…でも月を見ながらこうしてみんなで集まるのもCOOLじゃない?」

アグモン「アネキ~俺腹減ったよ」

果南「アグモン、あんたはちょっと黙ってて」

アグモン「酷い……」

「わざわざ私達だけ呼び出したということは、何か良くないことが起こったのではなくて?
6: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 00:33:06.83 ID:dFbtMU3U.net
緩みかけた空気をピシャリと断ち切ったのはホークモンのパートナー黒澤ダイヤだ。

艶のある黒髪は潮風になびき、凛とした佇まいで鞠莉を見据える。

ホークモン「ダイヤさん、我々は席を外しますので」

ダイヤ「ありがとうホークモン、すぐ終わらせるわ」

アグモン「だってさ、さっさと終わらせようぜ」

ガオモン「お前もくるんだ」

有無を言わせずガオモンがアグモンを闇夜に引きずり去っていく。
7: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 00:42:04.35 ID:dFbtMU3U.net
果南「それで、私達に用っていうのは?―――廃校の事?」

鞠莉「………これを見て」

決意を固めたように、スマートフォンを二人へ向ける。
謎の存在からもたらされたメールがそこには映し出されている。

ダイヤ「悪戯………という様子ではなさそうですわね」

鞠莉「YES……私のPCに直接デジモンが送り届けてくれたわ」

果南「私達の他にも選ばれたスクールアイドルが?って言うか危機って何?」

鞠莉「……分からない」

果南「私達は今廃校を何とかしようって頑張っているのに……大体マッキーって誰!?」
9: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 00:51:04.36 ID:dFbtMU3U.net
鞠莉「分からない」

果南「進化の仕方だって分からないのにどうすれば……!!」

ダイヤ「果南さん!」

鞠莉「ごめんね……でも、分からない」

果南「あっ―――――――ごめん」

ダイヤが制止をかけたときには時すでに遅し。
俯く鞠莉にワンテンポ遅れて果南も悔しそうに口を結ぶ。

ダイヤ「私達のみを呼び出したというのはラブライブ予選を控えた今、下級生に要らぬ混乱を招かぬように………ということですわね?」

鞠莉「……」

目線を下げたまま頷き、無言の肯定を表す。

ダイヤ「事情は分かりました、一旦は保留にしておきましょう――――――しかし」

メールの通りになるようであればそう長く黙っていられることではない。
と付け加えた
10: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 00:58:54.75 ID:dFbtMU3U.net
アグモン「アネキ、俺もう待ちくたびれたよ。何の話してたんだ?」

ガオモン「こら!待てと言っただろう!」

ホークモン「すみません……待つように言ったんですが暴れまわるもので」

しびれを切らしたアグモンがドタドタと場に割って入る。
決して無神経なわけではないが女性にたいする繊細な気遣いという面ではどうしても他二体には一歩譲ってしまう。

ダイヤ「いいわ、今日はここまでにしましょう。明日は廃校阻止のアイデアを持ち寄る日ですし。行きましょうホークモン」

ホークモン「それでは皆さん」

二人揃ってペコリと頭を下げダイヤとホークモンは家路についた。

果南「―――悩んでも仕方ない!こういう時は体を動かす!走って帰るよアグモン!!」

アグモン「その前に何か食って帰ろうぜー、俺腹減ってさー」

果南「この辺のこんな時間にそんなもんあるわけないでしょ、家に着かないと餓死するよ!ほら急ぐ」

アグモン「嘘だろ~まってくれよアネキ~!」

猪突猛進、頭より身体が先に動く二人組は颯爽と駆けていく
11: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 01:05:44.98 ID:dFbtMU3U.net
ガオモン「我々も戻りましょう」

鞠莉「ねぇ、ガオモンは進化したい?」

頭をひねり一呼吸置いた後ガオモンは答えた

ガオモン「必要に迫られれば、するべきだと考えます」

鞠莉「お堅いわね、ガオモンは」

クスリと笑みがこぼれる。
小さなものだがそれは一番素直な彼女本来の笑顔だった。

鞠莉「じゃあどうしてできないんだと思う?」

ガオモン「戦闘経験ということであれば問題ないと思われますので……やはり外的要因ではないかと」

ガオモン達パートナーデジモンもaqoursの練習中はトレーニングという名目で互いに組手のようなじゃれあいのような何かをしている。
大人しく見えるデジモンも、聡明なガオモンも戦闘本能というものからは逃れられないのだ。
12: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 01:14:45.31 ID:dFbtMU3U.net
鞠莉「uuum……それを取り除くかあるいは――――」

ガオモン「イレギュラーな進化もしくは、直接エネルギーを我々に送るような方法であれば…」

鞠莉「エネルギー…OK、ちょっと考えてみよっか♪」

ガオモン「明日のこともありますので程々に、私は自室へ戻ります」

鞠莉「そんなこと言わないでマリーと一緒に考えて~~~?」

ガオモン「マスター私は人形ではありませんのでそ、そのような抱擁は……」

鞠莉「そう言えばブイモンが来たって履歴あったっけ………ま、いっか♪」

危機はそこに迫っている
13: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 01:20:24.06 ID:dFbtMU3U.net
翌日

本日は廃校阻止の対策を持ち寄る日
休日とは言えバスはゆっくりしてくれない

旅館十千万の朝は今日も慌ただしかった

千歌「ブイモーン!チカの目覚まし勝手に止めたでしょ!」

ブイモン「俺じゃない!千歌が止めたんだろーー!?」

先日失意の中帰宅したブイモンにとって、今日は一世一大のプレゼンの日
欠席することは断じて許されない!!

ブイモン「早く早く!バス来ちゃうぞ!」

千歌「ブイモンは用意しなくていいけどチカにはいろいろあるのー」

ブイモン「梨子だって待ってくれてるんだぞー?」

千歌「怒られると怖いな……よーし!!準備おわりっ、行くよブイモン!」

手早く準備を終えこっそり正面玄関から抜け出す。
半ば矛盾した行為だがこの際なりふりは構っていられない。
14: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 01:28:47.59 ID:dFbtMU3U.net
ブイモン「おはよ!梨子、ワームモン!」

ワームモン「おはよう。ブイモン、千歌ちゃん」

千歌「はぁ…はぁ。おはよ」

梨子「二人ともおはよう、ブイモンは今日も元気いっぱいだね」

バス停にたどり着き、挨拶をかわす。
走って辿り着いてきた二人と行儀よくバスを待っていた二人は実に対照的だ。

ブイモン「おう!今日こそは皆に進化について真面目にだな…」

梨子「あ、バス来た」

ブイモン「聞いてない…」

バスに乗り込んだ四人は他愛もない会話を交わしていた。

今日はどんな話し合いになるのだろう、廃校を救うことを出来るのか

昨日デジモンのような影をブイモンが見た、そろそろみかんが旬の季節
内浦の秋の景色、東京の秋はどうだったか、面白いバラエティ番組etc………

全ては日常の出来事。
悲しい出来事や困難こそあるが、それはあくまで他者から悪意を向けられない前提のお話。
危ういバランスで成り立っていた日常は脆くも崩れ去った。

バスの数百メール前方に、爆音を轟かせ意識を持った悪意が降り注いだ

昆虫型成熟期クワガーモン

「キシャァァァァァァァァァァァ!!!!!」
15: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 01:44:33.00 ID:dFbtMU3U.net
梨子「デジ………モン?」

千歌「―――ッ、すいません降ります!!行こ、ブイモン!」

ブイモン「おう!」

適当に定期券を見せつけ千歌とブイモンは一目散に飛び出す。
勝てるかどうかは分からない、それでもまずやってみる。
理由は必要なかった

梨子「千歌ちゃん!」

千歌「すぐ戻る!梨子ちゃんはちょっと待ってて!」

梨子「………………」

ワームモン「梨子ちゃん?」

梨子「あーーーもう!あんな大きいデジモン相手に一人で勝てる訳ないじゃない!すみません、私達も降ります!」

ワームモン「梨子ちゃん、アレ」

梨子「?」

千歌「わーーーーん!!やっぱり勝てっこないよぉーーーーーっ!!」

ブイモン「クソーーーーッ!!ブイモンヘッドが効かない!」

千歌「梨子ちゃんも逃げてぇーーーーっ!!」

梨子「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーー!?」
16: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 01:55:24.90 ID:dFbtMU3U.net
走る、走る。
とにかく走る。

日ごろの成果が活きているのか、紙一重で千歌達はクワガーモンの攻撃を潜り抜ける。

梨子「これからどうするの……?」

全力で走り続け何とか攻撃を躱しているがそれができるのも時間の問題。
デジモンであるブイモンとワームモンはともかく、人間はたったの数百メートルしか速度を維持することはできない。

千歌「とりあえず隠れよ!!」

目指すは目の前に広がるみかん畑、傾斜はきついが四の五の入っていられない!

「シャァァァァァァァ!!」

ブイモン「飛び込むぞ!!!」

ゴロゴロゴロとろくに受け身も取れずみかん畑に飛び込む。
あと一歩のところで千歌達を取り逃したクワガーモンは目標を見失い、上空で獲物が現れるのを待ち構えている。

梨子「はぁ……はぁ。危なかった」

大の字に寝ころび、胸を大きく膨らませ呼吸を整える。
本日も内浦は晴天なり、クワガーモンさえいなければ……とは誰も言わなかった
18: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 02:04:54.11 ID:dFbtMU3U.net
千歌「死ぬかと思ったよー…でもちょっと変じゃない?」

ブイモン「何が変なんだ?」

千歌「あのデジモン、チカたちだけ狙ってる感じって言うか」

ワームモン「何で出てきたのか分からないけど、僕達を倒したいからじゃないの?」

千歌「うーん……それならさバスひっくり返したり、今もそうだけどみかん畑ごとグシャー!ってしちゃえばよくない?」

梨子「結構酷いこと言うんだね」

千歌「例えばの話ですーー」

梨子「ひはひゃんひはいよ」

梨子のほっぺを引っ張り話を遮る。
気休めや無駄な推測を巡らせたところで圧倒的な戦力差は変わらない

梨子「私達だけを狙っているのなら……確かこのまま突っ切るとちょっと開けたところに入るよね?」

千歌「そうだよ、でもどうして?」

梨子「そこでなら戦ってもあまり周りに迷惑はかからないんじゃって思ったから」

ワームモン「さすが梨子ちゃん!」

梨子「そこで二対一に持ち込めればひょっとしたら勝てるかもしれない」

千歌「梨子ちゃん頭いい………」
20: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 02:10:57.98 ID:dFbtMU3U.net
梨子「そうかな……?」

ブイモン「やってみようぜ千歌!俺このままジッとなんかしてられないよ!」

千歌「よーし!みかん畑作戦開始なのだ!!」

「「「しーーーーーっ!」」」

千歌「あはは…ごめん」

みかん畑作戦開始!

開けた場所には距離を置いて二組がクワガーモンを待ちかまえる。
大きく迂回し、北側には梨子達が畑の中に潜み南側に必殺の期を伺う千歌たち。

ワームモン「やーい!こっちだよ!」

梨子「こっちですよー♪」

「!!!!!」

すぐに気づいたクワガーモンが飛来、猛然としたスピードでワームモン達に迫りくる

梨子「今よ、ワームモン!」

ワームモン「ねばねばネット!!」

「!!!???」

ワームモンの吐き出す頑強な糸は瞬く間に二重、三重、四重……十数倍はあろうかというクワガーモンの体を巻きつくす。

千歌「いっけぇー!!ブイモン!!」

ブイモン「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!ブイモンヘッド!!!」

渾身の一撃!!!
22: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 02:21:52.03 ID:dFbtMU3U.net
ブイモン「―――やったか!?」

「キシャァァァァァァァァァァァ!!!!」

千歌「嘘………全然効いてないじゃん」

やれることはすべてやった、今できることを精一杯全力であがき続ける。
それでも奇跡は起きない

梨子「――――私たちが何をしたっていうのよ……帰ってよ!!」

潰れてしまったみかんを手に取り投げつける
特に意味のある行動ではなかった、それでも現実を受け入れることができない。

「………………」

意に介する様子もなくそのまま攻撃態勢に入る。

梨子「い、いや!こないで!」

もう一度変わった形のみかんを投げつけんと掴む

「シャァァァァァァァァ!!!!!!!!」

梨子「あ、あれ?このみかん重………キャッ!!!??」

ワームモン「梨子ちゃん!!」

ワームモンの制止も空しく、梨子は宙高くに掴みあげられてしまう
23: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 02:29:50.31 ID:dFbtMU3U.net
ブイモン「俺に……俺に力があれば」

千歌「梨子ちゃーーーーーん!!!!!」

クワガーモンに飛びつこうとするも既にクワガーモンは遥か上空、地面に力なく倒れこむ。

千歌「うぅぅ……」

目に入るのはやっぱりみかん。視線だけ上空の梨子に戻し一つつかみ取る
自分にできることはほんの少ししかない、奇跡なんか起きない。
だから限界まであがき続ける、かけがえのない友達を助けるために。
絶体絶命の危機に瀕して尚、千歌の心は明るく燃ゆる。

千歌「はぁ…こんな時でも美味しそうだよね、みかんは……ってこれみかんじゃない!?」

手に取っていたのは卵に角が生えたような不思議なオブジェ。
多分投げれば…………痛い!!!

千歌「こんのぉぉぉおーーーー!!!」

ブイモン「ストップ!!!」

千歌「へ?」

ワームモン「これ…デジメンタルだよ!!梨子ちゃんじゃなくて、千歌ちゃんが選ばれたんだ!!」
24: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 02:38:32.02 ID:dFbtMU3U.net
千歌「デジ………何?」

ブイモン「千歌、それを持った時何か感じなかったか?」

千歌「うん……プラシーボ的なやつだよね!」

ブイモン「ちょっと違うと思うけど……俺に力を貸してくれ、パートナーとして!!」

千歌「分かった!!絶対、絶対!!!梨子ちゃんは助ける!!!」


デジメンタルの輝きに包まれ
ただ、心に浮かんだ言葉を形にした

千歌「デジメンタルアーーーーーーーーップ!!!!」

ブイモン「ブイモン、アーマー進化ァァァ!!!!!」

友のピンチに最後まで諦めなかった少女の勇気。

灼熱の炎の中でフラッシュバックしていく勇気の系譜。

殻を突き破りそれは形を成す!!

ワクチン種アーマー体竜人型デジモン

「燃え上がる勇気!!――――――フレイドラモンッッッ!!!!!」
25: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 02:45:56.95 ID:dFbtMU3U.net
梨子「ブイモンが……」

ワームモン「進化した…」

千歌「いっけぇーっ!!フレイドラモン!!!」

フレイドラモン「梨子は……返してもらうッッ!!!!」

「!!!!」

フレイドラモン「ナックルファイア!!!!!」

炎をまとった拳で的確に上腕部を抉り、豪快に焼き切る。

フレイドラモン「すまないワームモン、梨子は頼む!」

ワームモン「任せて!」

千歌「梨子ちゃん!!」

梨子「うぅ…千歌ちゃん?」

千歌「もう大丈夫、私達は絶対に負けないよ」
26: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 02:50:01.52 ID:dFbtMU3U.net
「ァァァァァァァァ………!!!!」

フレイドラモン「俺はコイツを!!!」

フラフラと地面に降り立ったクワガーモンは掛け値なしの敵意をフレイドラモンへと向ける。
さっきまでの遊びや余裕を交えたような様子は見受けられない。

フレイドラモン「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!」

「シャァァァァァァァァァァッッッ!!」

フレイドラモンの小さな体が真正面からクワガーモンを受け止める。
一歩二歩、体重差で押し切られそうになるが勇気と根性で踏みとどまる。

フレイドラモン「そんなものかぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

「!!!!!????」

爪をクワガーモンへと食い込ませ、遠心力に任せ放り投げる

「!!!!!!!!!」

しかしクワガーモンもここでは終わらない、最後の力を振り絞り特攻を仕掛ける
鋭い大顎を相手にぶつける必殺技、シザーアームズ!!

千歌「負けないでフレイドラモン!!私達……輝いてるんだから!!」

フレイドラモン「任せとけ――――――うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」

光り輝く炎を全身に纏い高く跳躍
くるりと身を翻しターゲットめがけて全力発進!!!
負けるわけにはいかない!!!!

フレイドラモン「ファイアァァァァァ………ロケットォォッッッ!!!!」
28: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 02:55:34.22 ID:dFbtMU3U.net
必殺の一撃が交差し轟音と共に突風が吹き抜ける
耳をつんざく怪音に聴覚は麻痺し、響き渡る振動は立っているだけでやっとだ

千歌「うぅ………!!!」

千歌はそれでも立っていた。パートナーの勝利を目撃するため。

ブイモン「へへ……やったぜ、千歌」

千歌「ありがとう!!ブイモン、とってもかっこよかったよ♪」

小さな体で立ち向かった新たな友達にありがとうを言うために。

梨子「もしもし……うん。こっちもってことは…分かった。ちょっとかかるけど浦女に向かうね」

ワームモン「どうしたの梨子ちゃん」

梨子「ダイヤさんと花丸ちゃん――えーと、ホークモンとアルマジモンも進化したんだって」

ブイモン「ホントかよ!俺も見たかったなぁ……」

千歌「何が起こってるんだろう……もしかして5年前みたいなことが…」

梨子「5年前って確か…μ`sの」

千歌「うん……ま、ここで考えても仕方ないしダイヤさん達に聞いてみよ」

とにかく今は情報の整理が必要だ。
そう判断した一行はおぼつかない足取りで浦の星女学院へと歩を進める。
29: 名無しで叶える物語 2017/11/08(水) 03:00:21.76 ID:dFbtMU3U.net
ブイモン「なぁワームモン、なんか俺たちの上の方黒くないか?」

ワームモン「ブイモンが暴れたから砂埃舞ったんじゃないの?」

梨子「デジヴァイスが反応してる……これ何かのデータだよ!」

黒々と渦巻く砂塵のようなデータは一点に集まり形を成そうとしている

千歌「嘘!ひょっとしてさっきのデジモンがまた!?」

ブイモン「来るなら来い……!何度だって倒してやる!!」

臨戦態勢に入るブイモン達、しかし予想を裏切り意外なものへとそれは姿を変えた

千歌「人……女の子の形?」

ズゥゥゥゥゥンと重い音を響かせ、クワガーモンだったそれはみかん畑へ落下する。

梨子「まるでスクールアイドルの女の子みたい………」

スクールアイドルを象った不気味な黒い何か、千歌たちはまだその正体を知る由もない

終わり
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