ダイヤ「未来が見える眼鏡?」

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ダイヤ-アイキャッチ10
1: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 13:02:12.33 ID:Y0UN6mjM.net
ダイヤ「なんですか……? それは」

???「お、興味あるんやね、まあ年ごろの高校生なんて将来に対する漠然とした不安と性欲くらいしかあらへんもんな」

ダイヤ「わ、わたくしは興味など……」

ダイヤ「だいたいそんな胡散臭い物、信用できませんわ」

???「おー? じゃあ、確認してみる?」

ダイヤ「はっ、そんな挑発には乗りません、大方適当に選んだ相手の未来を適当に言って信用させるんでしょう?」

???「知り合いならええんやろ? ほら、ここにうってつけの人物が」

ダイヤ「あれは……>>3 さんではありませんか >>3 さんの未来など……少ししか興味はありません」

>>3 (ルビィ以外)

元スレ: ダイヤ「未来が見える眼鏡?」

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3: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 13:03:28.99 ID:cBJz2+uB.net
曜ちゃん
4: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 13:11:24.76 ID:Y0UN6mjM.net
???「渡辺曜、Aqoursの身体能力ナンバーワンスクールアイドル」

???「高名な飛び込みの選手でもあり、Aqoursと掛け持ちしながらも顕著な成績を残している」

???「将来のオリンピック候補と言われることもあったり……なかったり」

ダイヤ「なら、曜さんに眼鏡を売ればよいではないですか」

???「曜ちゃんはなあ……ちょっと、行動の実行力に難があるから……」

ダイヤ「??? まあ、確かに、若干ヘタレぼっちなところがありますが」

???「ヘタレぼっちて、まあ、この眼鏡を売るのはダイヤちゃんじゃないとあかんのや」

ダイヤ「……は?」
5: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 13:14:50.21 ID:Y0UN6mjM.net
???「まあとにかく、この眼鏡をかけて、曜ちゃんを見て!」

ダイヤ「あ、ちょっと! カケナイデ!」

曜「? あれ、ダイヤさんだ、ダイヤさーん!」

ダイヤ「あ、ちょっと、曜さん……曜さん……でがしょ……?」

>>↓2 (ダイヤが見た曜の職業)
7: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 13:18:35.62 ID:xs5IOXBB.net
飛び込みならぬ鳶職
10: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 13:26:51.28 ID:Y0UN6mjM.net
???「見えてきたやろ……曜ちゃんの未来が……」

???「あー、ちょっとショックをうけることもあるから注意ってもっとはよ言わなあかんなー」

???「しっぱいしっぱい」

曜「ちょっと、そこの怪しい人! ダイヤさん固まってるよ!」

???「ああ、ちょっとカルチャーショックを受けてるみたいや、曜ちゃんは練習あるんやろ? はよ行かなあかんでー」

曜「いやいや、ダイヤさんも行くんだけど……同じ屋上に……」

ダイヤ「見えている……曜さんの未来が……」

曜「だ、ダイヤさん?」

ダイヤ「ダボダボのズボンが……高いところをを華麗に飛び回るさまが……」

???「このダイヤちゃんが今日戦力になると思う?」

曜「……ならないと思う」

???「明日になれば復活すると思うから、安心して練習に行くんやね、ほら、ほらほら!」

曜「よ、ヨーソロー……」
11: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 13:37:42.67 ID:Y0UN6mjM.net
???「……おー、速い速いー、いっつも駆け回ってる印象やな~」

ダイヤ「あの身体能力の高さが、現場の華の鳶職……」

???「未来が見える眼鏡……信用してくれた?」

ダイヤ「(目を輝かせながら)コクコク」

???「じゃあ、ちょっとお金を恵んでくださると……ありがたいですわ」

ダイヤ「口調が変わってますわ……まあ、良いでしょう、いくらですの?」

???「ユキチ一枚!」

ダイヤ「ぐっ……意外と高いですわね」

???「なんやなんや、黒澤家の当主(希望)が安い買い物だと思うんやけどなー」

ダイヤ「わかりましたわ、払いますわ、曜さんの職業も安定的な職業でしたし」

???「(鳶職ってそない安定してるんかな……)」

ダイヤ「黒澤の関連企業の服でしたし、曜さんなら現場に慣れるのも早いでしょうし、ふふ、お正月にその高い身体能力を披露するのも」

???「あれ? もっと何か見えへんかった?」

ダイヤ「あー、そういえば病院で寝ている姿が見えましたわ」

???「そこーっ! そこ重要だから! もっと、眼鏡をかけて!」

ダイヤ「あーっ! コラっ! カケナイデ!」
13: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 13:48:27.09 ID:Y0UN6mjM.net
 見えます……曜さんの未来が……。

 曜さんは高校卒業後、正月に見た出初式に憧れて建設学を学べる大学に進学。
 周りを驚愕させる。
 大学卒業後は黒澤の関連企業に就職。
 全国でも珍しい女性の鳶職人としてN○Kや民放各局ローカル局でインタビューを受けることも
 鳶職の男性をメインとした雑誌「鳶職人」の表紙を飾る。
 その号は売れに売れ、20万部も売れた。

 でも華やかな輝きの裏で彼女は悩み続けていた。
「いつまでも出初式に呼ばれない……!」
 憧れと現実との間で悩み続けた渡辺曜は……

???「おっと」

ダイヤ「はっ!」

???「曜ちゃんの未来……堪能した?」

ダイヤ「え、ええ……確か1万円でしたわね、払いますわ」

???「ああ、ああ、ええんや。別に、お金に困っているわけでもあらへんし」

ダイヤ「いけませんわ、対価には賞賛をこんな素晴らしい眼鏡に1万円なんてむしろ安いくらい……!」

???「そ、そう?」

ダイヤ「あ、持ち合わせがありませんわ! くっ、普段ならお金は潤沢にありますのに……!」
14: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 13:54:07.23 ID:Y0UN6mjM.net
???「はは、そっかそっか、じゃあ、後でええよ」

ダイヤ「むう……」

???「ああ、でも注意して? これで見た将来は当人に話したらあかんよ」

ダイヤ「そうなんですの?」

???「せや、未来は無数に広がっているけど、その可能性を潰してしまうと他の未来にも影響があるんや」

ダイヤ「善子さんが好きそうな話ですわね……」

???「ははっ、そうかもしれんなー」

ダイヤ「ふむ、わかりました。不肖黒澤ダイヤ、この恩は忘れませんわ」

???「ええか、くれぐれも自分の未来を他人に聞いたりしたらあかんよ?」

ダイヤ「わたくしがそのようなミスなど、まったく、心配性……?」

ダイヤ「消えた……あれ?」

ダイヤ「でも眼鏡はここに……」
15: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 13:58:16.23 ID:Y0UN6mjM.net
~夜 黒澤家~

ダイヤ「ふう……勉強終わり」

ルビィ「お姉ちゃん?」

ダイヤ「あら、ルビィ、どうなさいました?」

ルビィ「ううん、今日練習に来なくて何をしていたのかなって」

ダイヤ「み……(他の人の未来を見ていたなんて言えませんわ!)」

ルビィ「み?」

ダイヤ「み……身勝手極まりない理由ですので、追求しないでほしいわ」

ルビィ「あぅ……ごめんなさい、って、その眼鏡」

ダイヤ「ああ、今日無料で手に入れましたの、ふふ、似合うかしら?」

ダイヤ「(って、ついかけてしまいましたわ!)」

ルビィ「……?」

ダイヤが見たルビィの未来 ↓2
16: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 14:04:26.19 ID:Re5E4z4G.net
りあちゃんと結婚
幸せな生活を送る
18: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 14:17:04.60 ID:Y0UN6mjM.net
ルビィ「理亞ちゃーん」

理亞「な、なによ」

ルビィ「うふふ……呼んでみただけ」

理亞「な、呼んでみただけ!?」

ルビィ「だって、理亞ちゃんさっきから、ルビィにくっつきすぎ」

理亞「い、嫌だった?」

ルビィ「ぎゃくだよー、嬉しいんだよ」

理亞「う、嬉しいんだ」

ルビィ「なかなか二人っきりになれなかったから」

理亞「姉様たちに見られてたわ」

ルビィ「でも、ホテルにまで来ないよね」

理亞「だからって、ラブホテルに入らなくても」

ルビィ「理亞ちゃんはルビィとするのは嫌?」

理亞「い、嫌じゃない……」

ルビィ「甘えん坊さん♪」

理亞「あ、甘えてなんか……」

ルビィ「だって、さっきから距離が近づいた」

理亞「さ、寒いのよ!」

|c||^.- ^|| (q|˘ ᴗ˘)乙
20: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 14:23:07.47 ID:Y0UN6mjM.net
ルビィ「お姉ちゃん? ……お姉ちゃん!」

|c||^.- ^||「はっ……!」

ダイヤ「……こほん、ルビィ……」

ルビィ「???」

ダイヤ「幸せになりなさい……」

ルビィ「ぴ?」

ダイヤ「たとえどんな視線に晒されようとも、どのような偏見を受けようとも、どのような……」

ルビィ「お、お姉ちゃん……ちょっと怖い……」

ダイヤ「ふふっ」

ダイヤ「さってと、お風呂に入ってきますわ!」

ルビィ「え、あ、うん……」

ダイヤ「おっと、眼鏡を忘れないように……」
21: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 14:23:27.09 ID:Y0UN6mjM.net
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22: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 14:25:09.15 ID:Y0UN6mjM.net
ルビィ「お姉ちゃんが叫んでる……あ、理亞ちゃんからLINEだ」

ルビィ「ごめんね……今日もまた、言えなかったよ……」
26: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 15:50:44.11 ID:Y0UN6mjM.net
~翌日 生徒会室~

ダイヤ「はぁ……昨日はとてもコーフンしてしまいましたわ……」

ダイヤ「姉としての威厳を保てるかしら……?」

ダイヤ「今度聖良さんに連絡をしてみましょう……連絡先? 千歌さんが知ってますわよね」

ダイヤ「独り言が多くなりましたわね、控えませんと」

ルビィ「おねぇちゃぁ……」

ダイヤ「おや、ルビィ。朝も早く……朝早くからどうしましたの!?」

ルビィ「う、うん、Aqoursでお姉ちゃんのお手伝いしなきゃって言ったでしょう、ルビィ全然出来てないなあって思って」

ダイヤ「(そういえばわたくしの卒業後の生徒会はどうなるんでしょう?)」

ダイヤ「(生徒会選挙もありませんでしたし……花田先生と酒井先生に今度聞いてみましょう)」

ルビィ「お姉ちゃん?」

ダイヤ「ちょうど書類仕事が溜まっておりますの、できるかしら?」
27: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 15:55:23.27 ID:Y0UN6mjM.net
~20分後~

ルビィ「お姉ちゃんってこんなに大変なことしてたのぉ!?」

ダイヤ「慣れればなんとでもなりますわ、それにそんなにはしたない声を挙げないの」

ルビィ「ぅゅ」

ダイヤ「(この子も将来女の子同士ではしたない声を上げ合うのかしら……?)」

ダイヤ「(未来の中でそれをわたくしと聖良さんが見ているというシーンが有りましたが……まさか、ね?)」

ルビィ「お姉ちゃん、どうしたのそんなニコニコして」

|c||^.- ^||「はっ! いけませんわね、書類に集中しませんと、ミスをしてしまっては意味がありません」

ルビィ「あ、あのね……理亞ちゃんとのことなんだけど……」

|c||^.- ^||「……」

ルビィ「やっぱいい……今度話すね」

ダイヤ「……しゅん」
28: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 15:57:18.24 ID:Y0UN6mjM.net
ルビィ「あ、↓ちゃんからLINEだ今から来るって」

ダイヤ「↓さんが? 明日は雪でも降るのかしら……」

↓に入るキャラ (ルビィ・曜以外)
29: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 15:58:31.69 ID:uRsuwBC/.net
果南
30: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 16:06:46.20 ID:Y0UN6mjM.net
ダイヤ「というか、果南さんLINEなんてできましたのね」

ルビィ「鞠莉さんと教えあったのー」

ダイヤ「そ、そんな|c||^.- ^||なイベントが……!」

ダイヤ「(もう少し他のメンバーと積極的に交流を深めるようにいたしましょう)」

ルビィ「お姉ちゃん?」

ダイヤ「にやにや……はっ、もう少し顔を引き締めませんとね」

ルビィ「ルビィ、こっちのお姉ちゃんも好きだよ?」

ダイヤ「あーっ! よちよち! わたくしのシスターは本当にカワイイちゅわねぇ~!」

ルビィ「シスターって……」

果南「やっほー、手伝いに来た……って、何してんの?」

|c||^.- ^||「はっ!」

ルビィ「果南ちゃん……がんばルビィ!」
31: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 16:13:17.09 ID:Y0UN6mjM.net
果南「まあ、冬場にダイビングする人なんてほとんどいないしね、割と暇だし」

ダイヤ「推薦でも撮るために生徒会の手伝いをしますか」

果南「推薦て、もう手遅れでんがな……」

ルビィ「果南さん……」

ダイヤ「受験勉強はしておりますの?」

果南「進学するつもりないし……留年しなければいいよ」

ダイヤ「ただでさえ出席日数がギリギリなんですからもう少し学業をですね……そんなことでは悲惨な未来しかありませんよ」

果南「おー? ダイヤ、なんか変な眼鏡持ってるじゃん」

ダイヤ「これはみ……」

果南「み?」

ダイヤ「ミはμ'sicのミ! 名盤ですわ~」

果南「あんたって本当、μ's好きよね……」

ルビィ「み……」

ダイヤ「ちょっと眼鏡を掛けてと、ギラッ!」

果南「なんか恐いよダイヤ……」

↓2 で、果南の未来
33: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 16:18:01.99 ID:POJ/pJm2.net
ダイビングショップを継ぐが生涯独身
34: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 16:34:01.46 ID:Y0UN6mjM.net
 わたくしが見た果南さんの未来は――

果南「ありがとうございましたー」

 お祖父様もお父様も亡くした果南さんは
 引き継いだダイビングショップの経営にのめり込みましたわ
 そして全国的にちょっと知られたダイビングショップとして
 名前が売れるようになりましたの。
 きっかけはとび職になった曜さん。
 あの時に、あこがれの人として名前を挙げたのが果南さんだったのね。

果南「ふう……疲れた……そろそろバイトでも雇おうかな……でも資格が必要だからなあ……」

果南「Aqoursの子たちで暇な子はたまに手伝ってくれるけど、それでも……ねえ」

果南「はぁー、独り言増えたなー、歳のせいかな?」

 自分はまだ若いと思いながらも、三十路寸前になった今、結婚という文字が頭をよぎる。
 それと同時に独身という文字も……。

果南「ま、まだまだ若いし……孤独死なんて……しないよね?」

 果南さんお食事は主にその日取れた魚介類やインスタント食品。
 彼女は魚には強いがそれ以外の料理はからきし。
 お客さんに振る舞う分にはかまわないが、自身の食事という面では無頓着だった。

 それから二十年後……。

果南「鞠莉の……鞠莉の幻影が見える……はは、働きすぎかな」

 果南さんは起き上がれなかった。
 弱々しい姿をした彼女には高校時代の面影など一つもない。
 ただダイビングショップは経営的には順調で、最近体を壊しがちなことを除けば名経営者だったのだが

鞠莉「迎えに来たよ……かなぁん」

果南「……?」

 果南さんが最期に見たのはAqoursとしての自分と鞠莉さんだった。
35: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 16:38:43.65 ID:Y0UN6mjM.net
ダイヤ「かなぁんさぁん!!!!」

果南「まさかダイヤにハグされるとは……怖い夢でも見た?」

ダイヤ「うぐっ! ひっぐ!」

果南「困ったな……もう、ダイヤは本当に甘えん坊だなあ」

ルビィ「お姉ちゃん、その眼鏡……」

ダイヤ「結婚しましょう!」

果南「は?」

ルビィ「ええ!?」

ダイヤ「いえ、結婚してください! 果南さん!」

果南「え、えーっと……どういうこと?」

ダイヤ「結婚……! 結婚するのですよ……うぐ……うううう……」

果南「あー、はいはい、結婚するよ……ま、そのうちに」

ダイヤ「いいですか、ダイビングショップばかりに気を取られてないで、ちゃんと! ちゃんと、いい相手と結婚するのですよ!」
36: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 16:40:48.62 ID:Y0UN6mjM.net
~放課後~

ダイヤ「ルビィと果南さんのお陰で生徒会の業務もはかどりましたし」

ダイヤ「ちょっと練習を覗いていこうかしら?」

ダイヤ「おや……? ↓2さんがおりませんわね」

↓2「???」

↓2に入るキャラクター (果南・ルビィ・曜)以外
38: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 16:42:34.43 ID:sUqKCGNa.net
りこ
41: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 18:27:02.12 ID:Y0UN6mjM.net
梨子「あのぉ……」

ダイヤ「はい!?」

梨子「あ、ごめんなさい、そんなに驚くなんて思わなくて……」

ダイヤ「あら、梨子さんではありませんの」

梨子「ダイヤさんこそ、こんなところで何をしているんですか?」

ダイヤ「え、ええ、生徒会の仕事も早く終わりましたので練習に参加しようかと」

梨子「こんな時期にまで仕事して、引き継ぎは大丈夫なんです?」

ダイヤ「そのような人材がいる高校だと……あ、なんでもありませんわ」

梨子「そ、そうならないようにAqoursがいるんですからね……」
42: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 18:31:29.71 ID:Y0UN6mjM.net
ダイヤ「……梨子さん練習は」

梨子「あ、お花摘みに行ってたので」

ダイヤ「そ、そうですの……あ、その前に」

梨子「?」

ダイヤ「ちょっとまってくださいまし……ありました、眼鏡!」

梨子「これから練習するのに眼鏡をかけるんですか?」

ダイヤ「うーむ……なるほどなるほど……」

↓2 梨子の未来
44: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 18:38:25.56 ID:zIZRMBRZ.net
スナックのママ
47: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 18:51:42.39 ID:Y0UN6mjM.net
 わたくしが見た梨子さんの未来は……

梨子「いらっしゃい……あれ、善子ちゃんじゃない」

善子「聞いてよママー!」

梨子「あらあら、一杯やってきてから来たの? もう、あんまり飲みすぎると朝に響く年齢よ?」

善子「大丈夫よ……ママよりは若いんだし……いつものお願い!」

梨子「はいはい……それで、どうしたの?」

善子「久しぶりに黒澤家に行ったんだけど、あいつムカつく!」

梨子「あいつ……ああ、黒澤理亞ちゃんね」

善子「私の顔を見るたびに、あれ、ヨハネさんって言うのよ? もうそんなキャラは卒業したっちゅうねん!」

梨子「高校時代のあなたなら勇んで喜んだんじゃないの」

善子「人の黒歴史を掘り返すやつは総じてクズなんだからーっ!」

 私、桜内梨子はスナックのママになってます。
 と言っても、気楽な二代目。
 たまたま入ったスナックの初代ママに見出されての大出世。
 お酒メーカーの営業も楽しかったけど……今の仕事もまた、楽しい。

 常連客は主にAqoursのみんな。
 漫画編集者になった善子ちゃんはこうしていつも来ているけど……

 中でも一番変わったのは曜ちゃんかな?
 出初式で披露したはしごの上がったり下がったりするやつから4年。
 なんと一番縁遠いと思ってた彼女が結婚することになった。
 子どもが出来たのを機に鳶職からは引退、専業主婦になっている。

 他の子も今ではスクールアイドルなんてやっていたことが信じられないくらいで……

善子「聞いてるママー!」

梨子「あー、はいはい」

 
48: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 18:54:12.31 ID:Y0UN6mjM.net
ダイヤ「梨子さん……」

梨子「はい?」

ダイヤ「お酒は好きですの?」

梨子「未成年ですよぉ!?」

ダイヤ「……あら、わたくしってば、ちょっと妄想がはかどって」

梨子「変な方向にはかどらないでください」

ダイヤ「……」

|c||^.- ^||「それにしても、百合の巣はないと想いますわ」

梨子「ニッコニコやんけ……」
49: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 19:02:45.31 ID:Y0UN6mjM.net
~休日~

ダイヤ「今日は休日ですわ!」

ダイヤ「と、盛り上がるのは鞠莉さんや千歌さんくらいでしょうね……」

ダイヤ「はぁー! 風邪ひきましたわー!」

ルビィ「お、お姉ちゃん、大丈夫?」

ダイヤ「あら……ルビィが二人に見えますわ……あら?」

理亞「ルビィ、この人馬鹿?」

ルビィ「病人の人に対して、馬鹿といっちゃいけないんだよ」

ダイヤ「あ、あなたはルビィの嫁……!」

理亞「げほっ! げほげほっ!」

ルビィ「お、おねぇちゃぁ!?」

ダイヤ「……ではありませんでしたわね、Saint Snowの鹿角理亞さんではありませんか」

理亞「昨日も挨拶したじゃない」

ルビィ「ま、まあまあ、お姉ちゃん、もう熱で大変だったから……」
50: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 19:07:19.86 ID:Y0UN6mjM.net
理亞「ラブライブの本戦も近いのに、インフルエンザにかかるなんて、あなた本当、スクールアイドルとしての自覚あるの?」

ダイヤ「辛辣ですわぁ……未来の姉に対して本当に厳しすぎではありません?」

理亞「(ちょっとルビィ! 本当に言ってないんでしょうね!)」

ルビィ「(言ってない! 言ってないよ! 隠れて付き合ってるなんてことは!)」

理亞「(ならいいけど……あれ? あの眼鏡……姉様も持っているわ)」

ルビィ「(どこにでもある普通の眼鏡……じゃないよね?)」

理亞「(そういえばあの眼鏡をかけてから姉様が、幸せになりなさいって!)」

ルビィ「!?」

ダイヤ「Zzz」

|c||^.- ^||「ZZZ」

理亞「すんごい笑顔で眠ってるわね……」

ルビィ「き、きっとお薬が聞いてきたんだよ! あの件に関してはまた後で言お!」

理亞「ルビィがそうなら良いけど……」
51: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 19:09:22.27 ID:Y0UN6mjM.net
~3時間後~

ダイヤ「……はっ! 意識を失うように寝てしまいましたわ!」

ダイヤ「うぅ、汗でベトベトですわ……」

↓2「……」

ダイヤ「あら……↓ さん」(↓は理亞・ルビィ・曜・果南・梨子以外)
53: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 19:12:51.24 ID:PzMkE+Of.net
ノcリ,,・o・,,ル ずら
55: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 19:21:58.12 ID:Y0UN6mjM.net
ダイヤ「あれ……理亞さんにルビィ、ずいぶんと胸が大きくなりましたね」

花丸「さっき、花丸さんって呼んだのに!?」

ノcリ,,・o・,,ル「ひどいずらー」

|c||^.- ^||「……」

花丸「ダイヤさんが急に笑顔に!?」

ダイヤ「あっついですわ……」

花丸「あ、そうそう、汗でしたね、濡れタオルを持ってきたので、体拭きますね」

ダイヤ「脱ぎますわ……」

花丸「はい、ばんざーい」

\|c||^.- ^||/ 

花丸「そんなに勢い良く上げなくても良いんだよ?」
56: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 19:58:26.14 ID:Y0UN6mjM.net
花丸「ダイヤさんって、肌きれいですね……」

ダイヤ「あら、花丸さんだって綺麗ではありませんの」

花丸「いやあ、マルなんてそんな……」

ダイヤ「謙遜をするものではありませんわ」

花丸「でもマル、本当に何にもしてませんし、あれ?」

ダイヤ「どうしました?」

花丸「ダイヤさん、眼鏡なんてかけてましたっけ?」

ダイヤ「ああ、これはミラ……」

花丸「みら?」

ダイヤ「あー、ミラクルウェーブ!」

花丸「……」

ダイヤ「ちょっと、眼鏡をかけさせてもらえません?」

花丸「はい、どうぞ」

|c||^.- ^||「ありがとうございますわ」

花丸「ニッコニコやん……」

↓ マルの未来
57: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 20:00:04.83 ID:Haof9ojK.net
三人のお子さんを産んだ元気なお母さん
お相手は……見えない
58: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 20:24:25.28 ID:Y0UN6mjM.net
 わたくしが見た花丸さんの未来は

「おめでとうございます、元気な男の子ですよ」

 女の子はとにかくかしましい。
 そう嫌気が差していたマルは、3人目の子は男の子だった。
 子どもはそれぞれ異性の親に似るって言うけど、この子はマルに似るんだろうか?
 そう思ったのをすごく覚えている。

 内浦において、男の子が生まれる確率は女の子の10分の1。
 そう聞いていたから、一人目、二人目が女の子でも、まあ仕方ないかなって思ってた。
 でも女の子を育ててみて、ひどく大変なことが一つ。

 銀子と名付けた少女は将棋にハマって四歳でおエライ先生の内弟子になった。
 その妹である翔子は幼い頃から天才と言われていたけど、お隣のお子さんにべた惚れだった。
 少なくとも地味で平凡なマルから生まれた子としては、別格の出来だった。

 でも男の子だったら、もっと手がかかって……子どもらしく育てられるかも?
 そう思った記憶も新しい頃、妊娠が発覚した。

 それから十五年。
 生まれた男の子は十四歳になり、マルはもう40を超えた。

 東京に行ってしまった翔子とは最近連絡を取っていない。
 地元の高校を卒業後、嫁になるのでと出ていってしまったのだ。
 お陰で夫と息子の三人ぐらしにすっかり慣れてしまっていた。
 公務員の旦那様と受験を来年控えている思春期の息子。
 家庭内を包む空気は多少苦しい。

善子「じゃあ、リリーママのところに行く?」

花丸「梨子さん?」

善子「うん、まあ、ちょっと愚痴りたい時には行くと良いわ」

 そして初めて行った、スナック百合の巣。

花丸「梨子さん、化粧濃い……」

梨子「マルちゃんすっぴんなの?」

花丸「いや、いやいやあ! そんなことないですよー」

梨子「まあ、こんな商売やってるとね、化粧も濃くなるわ」

花丸「未来ずらー」

梨子「あ、それ懐かしい」

 スナックのママだけあって、梨子さんのトークは巧みだった。

花丸「息子が最近反抗期で……」

 そしてすっかり酔っ払って帰って来て、ちょっと喧嘩になったけど。
 マルはまあ、元気になった。
59: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 20:28:36.22 ID:Y0UN6mjM.net
ダイヤ「おーうおうおうおう……」

花丸「ダイヤさん……泣いてるの?」

ダイヤ「泣けますわ! ええ、泣けますわ! 花丸さん……立派になって……!」

花丸「あ、ありがとうございます……?」

ダイヤ「ええ、この少子化のご時世に三人の子……立派に育て上げて……」

|c||^.- ^||「……」

ノcリ,,・o・,,ル「……」

|c||^.- ^||「まあ、立派なのは良いことですわ」

花丸「あ、ありがとうございます」

ダイヤ「あ、流石に前を拭くのは……は、恥ずかしいわ」

花丸「恥ずかしい妄想をして。ダイヤさんの恥ずかしいことするずら!」

|c||^.- ^||「きゃー!」

花丸「ニッコニコでねえですか……」
60: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 20:35:44.01 ID:Y0UN6mjM.net
~とある日~

ダイヤ「病み上がりに運動などするものではありませんね……」

ダイヤ「少し休憩しましょう……」

ダイヤ「はあ、これではAqoursの練習もちゃんとできるか心配です……」

ダイヤ「おや、↓ あれは……↓ さんですわ!」

↓ 「……」

 ↓ (鹿角姉妹 ルビィ・曜・果南・梨子・花丸)以外
61: 名無しで叶える物語 2017/11/30(木) 20:36:24.97 ID:xs5IOXBB.net
ヨハネ
68: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 11:18:56.83 ID:AaLLMpGM.net
善子「ダイヤ……」

|c||^.- ^||「……」

善子「(予想外のニッコニコ顔……! なんか獲物を発見みたいな目で見られてる……!)」

ダイヤ「善子さん」

善子「ヨハネだってば! ……で、インフルエンザだったんでしょ、どうしたのよ」

ダイヤ「ええ、しばらくベッドとお友達でしたので運動と思いまして」

善子「それで? 疲れて起き上がれなーいってわけ」

ダイヤ「弱みを見せるようですが」

|c||^.- ^||「この顔が癖になりましたわ」

善子「筋肉関係ねえ! まあ、気味悪くはないから良いけどさ……」

|c||^.- ^||「善子さんはお優しいのですね」

善子「あれ、その眼鏡……かけるとたびたびおかしくなってるっていう……まさか!」

ダイヤ「……!(もしかして、未来を見通せる眼鏡だとバレました!?)」

善子「黒魔法のアイテムね! ちょっと貸しなさい、鑑定するわ!」

ダイヤ「1、10、100、1000……」

善子「なんでも鑑定団じゃねーよ!」
69: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 11:22:57.45 ID:AaLLMpGM.net
ダイヤ「これはまあ……怪しい方からもらったもので……」

善子「黒歴史っぽいわ! ますますヨハネにふさわしいわね!」

ダイヤ「こんな危険なものを善子さんに渡すわけにはいけませんわ、これは内々に処理を……」

善子「内々に処理と言いつつかけるのはなぜ……?」

ダイヤ「はっ……これはっ!!!」

×善子 ○ ヨハネの未来 ↓2 (漫画編集者でもそうでなくても大丈夫です)
71: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 11:34:08.71 ID:f7Qd3cJZ.net
戦場カメラマン
77: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 13:47:58.89 ID:AaLLMpGM.net
 わたくしが見た、善子さんの未来は――

 普通の家庭に生まれた津島善子は、一人っ子として生まれ両親からの愛情を一身に受けて育った。
 多少思春期に道筋から反れた行動を取っても、彼女の身の回りは暖かかった。
 そんなとある日のこと――

善子「……は? 海外留学?」

 同じAqoursのメンバーであり、親友である国木田花丸が何をトチ狂ったのか海外留学に行くと宣言した。
 もうすでに統廃合が決まっている浦の星において、高校がお金を出して海外留学させるなんて――と善子は思ったが
 そんな異例な事態を積極的に巻き起こす理事長の顔が浮かんできて、はたと悟った。

 空港まで花丸を見送り、ルビィと花丸は泣きながら抱き合ったりなんかして。
 ――ふん、バカバカしい。ちょっとフランスはパリの方に留学に行くだけじゃない。
 昔はテロなんかもあったみたいだけど最近は世界で数番目かに安全な国として有名になった。
 まあ、海外に行くのはリスキーなこともいっぱいあるけれど、ちゃんと見送りなさいよ。
 
 だが善子はその考えが甘いことを知る。

 高校卒業から十年
 大統領派と反大統領派に分かれて戦闘を繰り返しているとある国に津島善子はやってきていた。
 ありとあらゆる場所から興味の視線を感じるが、それももう慣れた。
 日本人は引きこもり大国だもんね――と、最近発売になった雑誌を読みながら、独り言のようにつぶやく。

ガイド「おー! ヨハ! 久しぶりネ!」

 中国人ガイド(と説明を受けているが実際どこの国籍なのかは不明)ホンに久方ぶりに再会。
 
ガイド「ヨハ! それヨハが表紙の雑誌でしょ!」
善子「うるさいわよホン……、すごく目立ってるじゃない……」
ガイド「戦場では目立つのも仕事ダヨ! 狙われないからネ!」

 津島善子は高校卒業後。
 ――とあるツテを頼って海外を放浪した。
 全然マスコミが訪れないような、地球の端にあって名前も言語もわからないような国から、アメリカ、フランス、ロシア、イギリスと言った国まで。
 まあ、どこの国でも元スクールアイドルだというと、μ's! μ's! と熱烈な歓迎を受けるのが印象的だった。
 すげえなμ's――
78: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 14:05:01.15 ID:AaLLMpGM.net
 日本というのは本当に平和な国だ。
 海外から日本に戻って一番最初に体感するのはそれだ。
 たとえ爆発物が爆発しても、ものすごく頑丈だから全然平気みたいなゴミ箱はないし。
 東京ではアホみたいな交通網が広がっていて、国の中を移動するなら一週間もあればどこでも行ける。
 よほど辺鄙な場所なら別だけど――ああ、島は例外だったわね。

 少なくとも今みたいに、どこの車種の車だか全然わからないメーカーで何を行っているかよくわからないドライバーの
 運転する車に乗って、本当に存在するんだかわからない地元の人しか知らない、地図にも載ってない場所に行く。
 本来なら、もっと大規模戦闘が行われているような場所に立ち入って、カメラ片手に駆け巡る――
 まだ戦場カメラマンとしてはペーペーの善子ができることといえば、

善子「……ふう」 

 戦闘の煽りを受けて、被害を受けた人たちをカメラで撮影するだけ。
 ここにはイスラムの戦闘員なんていないし、兵士が検問に立ってるわけでもない。
 でも"その国”で戦闘の犠牲になっている人は無難に撮影できる。
 そんなこんなだから、若手の戦場カメラマンなんて印象がものすごく悪い。

 日本では美人すぎる戦場カメラマンなんて有名になってしまったけど――
 
ガイド「ヨハ、ちょっと日本語で歌ってあげて」
善子「ちょっと待って、そんな会話になっていなかったでしょう?」
ガイド「μ'sの曲がいいね、ここでもμ'sの名前は知られてるみたいだよ」

 すげえなμ's。
 あれで日本ではもうほとんど忘れ去られたスクールアイドルなんだけど――

ガイド「じゃあ、津島ヨハネでユメノトビラ」
善子「選択権はなしかよ!」

 津島善子。
 今は歌って踊れる戦場カメラマンとして、世界の片隅で生きています。
80: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 14:09:18.12 ID:AaLLMpGM.net
ダイヤ「……う、うう……は、花丸さんが……」

善子「ずら丸がどうしたっていうのよ」

ダイヤ「ぐっす、ひぐぅ……」

善子「はあー、なんか眼鏡かけるとおかしくなるとは聞いてたけどね―」

ダイヤ「善子さん……」

善子「ヨハネ!」

ダイヤ「津島ヨハネはどうかと思うのですよ……海外で名が売れた時、ヨハネという名前はちょっと……」

善子「なんでそんな飛躍した話になってるのよ!」

ダイヤ「はぁー、それにしても大変ですわね、海外は……わたくしももっとグローバルに視点を持たなければなりませんわ」

善子「あんたの名前は充分に国際的だから大丈夫よ……」

|c||^.- ^||「そうだわ! 名前を顔文字に!」

善子「いい笑顔やんけ……」
81: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 14:17:08.50 ID:AaLLMpGM.net
~とある日~

|c||^.- ^||「ふんふふふーん」

ダイヤ「それにしても、わたくし気になります!」

ダイヤ「未だ見ていない、鞠莉さんと千歌さんの未来!」

ダイヤ「善子さんはあんなグローバルな人になったんだもの、ちょっと紆余曲折はあったとは言え」

ダイヤ「それならもっと輝きたい! と言っている人か、もとよりグローバルな人なら……!」

ダイヤ「う~気になる! 気になりますわ!」

???「何が気になるん?」

ダイヤ「ええ、今この眼鏡で見ていない他の人の未来が……って、あなたは!」

???「やっほー、ユキチ貰いに来たでー」

ダイヤ「こ、ここは浦の星女学院の生徒会室なのですが……」

???「スクールアイドルの練習があるって言ったらすんなり入れたよ」

ダイヤ「貴女はスクールアイドルをするような年齢では……いえ」

???「まあ、あと十年若かったら歌ってるかもしれんねえ」

ダイヤ「少々お待ちくださいね、お財布を取ってきます」
82: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 14:24:34.49 ID:AaLLMpGM.net
???「はい、まいど。お金持ちはぽんぽんユキチが出せてええなあ」

ダイヤ「それにしてもすごい眼鏡ですね、これ、本当に未来が見える……」

???「まあ、どんだけ未来かは怪しいけどな」

ダイヤ「そうなんですの?」

???「ウチが眼鏡で見た子でも、ぜんぜん違う将来に向かった子もおるしな、もちろんそのままの未来に向かった子もおったけど」

ダイヤ「まあ、未来なんて不確かなものですしね」

???「そうや、たとえ悲惨な未来を見たとしても、今から行動すれば一瞬で変わる未来もあるかもしれん」

ダイヤ「ですわね」

???「と、メガネかけようとしててん?」

ダイヤ「貴女の未来が見てみたくて……」

???「はは、バーリア!」

ダイヤ「ん……あら……眼鏡が……未来を写しませんわ!」

???「このスピリチュアルマスターのぞみんにそんな技は通用しないんよ」

ダイヤ「くう……」

???「まあ、もしも自分の未来が気になるんやったら、同じ眼鏡を持つ子に見てもらうのはありかもしれんな―」

ダイヤ「同じ眼鏡……聖良さんかしら……」

???「そうそう、そないな名前だった気がする」

ダイヤ「貴女何者なんですの……?」

???「ほななー、せっかちは行き急ぐでー♪」

ダイヤ「ああっ! 窓から! ……嘘! 消えましたわ!」
83: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 14:25:59.29 ID:AaLLMpGM.net
ダイヤ「ふう……ちょっと休憩」

>>↓2 「……」

 ↓2 に入るキャラクター(千歌・鞠莉)のみ。
85: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 14:31:05.68 ID:RwMCKp8C.net
千歌
87: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 14:39:40.06 ID:AaLLMpGM.net
千歌「ダーイヤさん!」

ダイヤ「あら千歌さん」

|c||^.- ^||「良いところに来ましたわね、さ、お茶を用意しますわ」

千歌「守りたい! その笑顔! てへー、お菓子持ってきましたよ!」

ダイヤ「校則違反といいたいところですが、放課後なので別に構いませんわ」

|c||^.- ^||「(どうせみかんなんだヨーソロなあ……)」

千歌「じゃーん! なんとお母さんが東京から買ってきてくれた、穂むらのおまんじゅう!」

ダイヤ「……はい?」

千歌「あのμ'sの穂乃果ちゃんが子供時代を過ごした、穂むらのおまんじゅう!」

ダイヤ「ブッブーですわ!」

千歌「うひぃ!?」

|c||^.- ^||「と、言いたいところですが、ちょっと機嫌がいいので眼鏡を……」

千歌「眼鏡?」

 ↓ 千歌の未来
89: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 14:41:11.82 ID:2ZiltllB.net
高海千歌(享年21)
95: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 15:11:20.90 ID:AaLLMpGM.net
 わたくしが見た――千歌さんの未来

美渡「バカチーカ! ちょっと暇しているんなら倉庫の整頓と掃除してよ」

千歌「あのねえ、チカは受験生なんだよ?」

美渡「どうせあんたの成績じゃ、大学になんて受からないからヘーキヘーキ」

千歌「バカにしないで……! 受験勉強は……遊びじゃない!」

志満「それはそうよ……とまあ、ちょっと私たちも忙しくてチカちゃんにしか頼める人がいないのよ」

千歌「志満ねえにそう言われると弱いなー」

志満「ね? お友達も呼んでいいから、服が汚れたら温泉にも入ってもいいし」

千歌「わかった、わかりました! じゃあ、梨子ちゃん……は、受験生だから、一年生のみんなを呼ぼう!」

~~~~~

善子「うわっ、きたなっ! 埃だらけじゃない!」

花丸「うちの掃除に比べたら全然だよ善子ちゃん、これくらいなら30分で終わるよ」

ルビィ「花丸ちゃん、たくましいね」

千歌「はぁー、一年生のみんなは元気でいいわ―、千歌は受験勉強だから、ココで見てるね」

花丸「ちーかーちゃん?」

千歌「うひっ! せ、積極的に手伝わせていただくでありますヨーソロー!」

善子「あなたにとって、いつまでヨハネたちは一年なのよ……もう二年に進級して3ヶ月は経つんだけど……」
96: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 15:13:47.72 ID:AaLLMpGM.net
ああ、しまった19歳だった……すまない(殺すことしか考えてなかった)
97: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 15:15:27.87 ID:AaLLMpGM.net
仕方ないので2パターン書きます……ちょっと待ってて
101: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 15:25:26.71 ID:AaLLMpGM.net
花丸「千歌ちゃん、ちょっと上にある荷物を取ってほしんだけど」

千歌「はいよー」

ルビィ「ん……なんか書いてある」

善子「おかしいわね、ヨハネには危険物注意って見えるわ」

千歌「ルビィちゃん、善子ちゃんなんか言ったー?」

善子「ヨハネよ! って! ああ!」

千歌「うひっ! バランスが……! 崩れ!」

花丸「ああ、中身が! 千歌ちゃんの顔の方に!」

千歌「げほっ! げほっ! うう、なんか飲んじゃった……」

ルビィ「ええ!? 千歌ちゃん中身飲んじゃったノォ!?」

善子「ふっ、ヨハネの不幸属性はまだまだ健在……いたた……」

花丸「それにしてもこの中身って、んー?」

ルビィ「パラコートって書いてある」

善子「何かの薬かしらね」

千歌「まあ、水いっぱい飲んでれば平気平気! ささっ、掃除を再開しよう!」

~~~~~~

千歌「ぶくぶくぅ……あー! しあわせー!」

花丸「まさか一番風呂に入れるなんて思いもしなかったずら、今日は運がいいよ」

ルビィ「はぁー、お風呂気持ちいい……」

善子「ふん、今日だけはこの心地いいお湯に抱かれてあげる……」

志満「みんなー、湯あたりには気をつけるのよ?」

千歌「だいじょうぶだいじょうぶ、温泉旅館の娘だもん、お湯くらい友達友達……かくっ」

善子「相変わらずの伏線回収っぷりね……」

花丸「千歌ちゃん? そろそろ起きないと本当に湯あたりするよー?」

ルビィ「なんか、千歌ちゃん顔色悪くない?」

志満「……? 千歌ちゃん? たいへん! きゅ、救急車!」
103: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 15:33:35.22 ID:AaLLMpGM.net
曜「ち、千歌ちゃんは本当に助かるんですよね!?」

梨子「曜ちゃん落ち着いて、ここで私たちが騒いでも事態は進行しないわ」

千歌「うぐぅ……ぐ……」

果南「千歌……苦しそう」

鞠莉「まさかパラコートを誤飲するなんて……中毒性が高くて、なかなか治療は難しいっていうのに……」

ルビィ「どうしよう……あの時、もっとお掃除する時に気をつけていれば……」

ダイヤ「言っても栓のないことで自分を責めても仕方ありませんわ、ルビィ」

花丸「……」

善子「……」

志満「農薬は全部処理したと思ったのに、まさかまだ残ってたなんて……」

美渡「千歌……ちゃんと元気になりなさいよね、でないと私は……」

志満「美渡ちゃん……」

 でも、私たちの願いは届かなくて――
 千歌ちゃんは誤飲から一週間後、苦しみながら息を引き取った。

 そして今彼女は――

千歌「チカは死んじまっただ~ チカは死んじまっただ~ チカは死んじまっただ~ 天国に行っただ~」

 みかん畑の近くのお墓で静かに眠っている。
110: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 15:46:47.19 ID:AaLLMpGM.net
 19歳Ver

千歌「はぁー! つーかーれーたー!」

 私、高海千歌。
 梨子ちゃんを追いかけて大学に進学した(ついでに曜ちゃんも)一年生!
 東京でのルームシェアは思ったよりも大変だけど――
 大学って進学しただけでこんなに苦労するんだね、トホホ。

聖良「あら、千歌さん、暇そうね」

千歌「ヒマじゃないですよー、いま千歌はワイドショーの揺れる角界を見ながら、大学の疲れを取ってるんですぅ」

聖良「暇ならちょっとお掃除手伝ってくれないかしら」

千歌「チカの話聞いてました?」

聖良「残念だけど聞く気はないの、さ、立って!」

千歌「あー、チカの想い人がー!」

~~~~~~~~~~~

聖良「就職活動で忙しい私たち三年に代わって、仕事をしてくれるなんて本当に嬉しいわ」

千歌「いや、確かにチカたち一浪してますけど……そんなヒマじゃないです……」

曜「よ、ヨーソロー!」

聖良「まあ、これもルームシェアの醍醐味よ、先輩の言うことは聞いておく、ね?」

千歌「うう、なんか想像してたルームシェアのイメージとちがうよー」

曜「なんか、結構雑用に駆り出されてるよねー、と、重いな、これ」

千歌「んー? パラコート? パラコートって農薬だよね?」

聖良「飲んでみる? 一週間で死ぬわよ」

曜「なんでそんなものが!?」

千歌「うちにもあるから知ってるけど、ガッチガチに固められて、中身が出ないようになってるよー」

聖良「そうね、危険物だから取り扱いには注意してね」

千歌「あ、曜ちゃん、こっち持つよ、ととっ」

曜「気をつけてー……ん。地震!?」

聖良「結構大きい……! ふたりとも、荷物をおいて伏せて!」
112: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 15:56:07.03 ID:AaLLMpGM.net
千歌「ありゃ……ありゃりゃ……!」

曜「千歌ちゃん!」

聖良「ぐっ、間に合わない……!」

 私の身体は揺れに揺れ、そのまま木の床に倒れ込んでしまう。
 そして運が良かったのか悪かったのか――
 運ぼうとしていたダンボールからパラコートが飛び出してきて……
 しかもそれが蓋が緩んでいて……

曜「ち、千歌ちゃーん!」

聖良「救急車を呼びます……! 曜さんは水を飲ませてできるだけ吐かせてください!」

曜「わかりました!」

千歌「うえっ! げほっ! 変な味! にがぁい……」

曜「……」

聖良「曜さん!」

曜「よ、ヨーソロー!!」

~~~~~~

理亞「千歌は! 千歌は助かるんですか!」

ルビィ「理亞ちゃん落ち着いて……」

梨子「……地震のせいでなかなか病院も取れなくて、搬送が遅れたのは」

聖良「私がもっと気をつけてさえいれば……こんなことには……」

曜「聖良さん……」

千歌「ひぐぅ! あぐっ……あぁぁ! うえっ!」

~~~~~~~~~

 こうして私は、本当に一週間で死にました。
 いやあ、お薬って本当に恐いものですね! 
 さよなら! さよなら! さよなら!
113: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 16:01:41.89 ID:AaLLMpGM.net
ダイヤ「……うえぇぇぇぇぇぇ!?」

千歌「うひっ!? びっくりしたぁ!」

ダイヤ「はっ!」

千歌「ダイヤさん、眼鏡をかけた途端急に苦しみだして、だから外しましたよ?」

ダイヤ「こわい……怖い夢を見ましたわ……」

千歌「夢を見る眼鏡なんですか? これ」

ダイヤ「……千歌さん」

千歌「はい?」

ダイヤ「その眼鏡をかけてはなりませんよ、それを操ることが出来るのは、わたくしだけです」

千歌「(どっちかというとダイヤさんが操られていたような……)」

ダイヤ「それと、今から千歌さんの家に行きます……!」

千歌「ええー!?」
114: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 16:08:40.74 ID:AaLLMpGM.net
ダイヤ「ありましたわ……! これが! こんな……こんなものがあるから!」

千歌「ちょ、ストップストップ! 何かよく分からないけど、壊そうとしないで!」

志満「あらあら」

ダイヤ「これは農薬です」

千歌「農薬ですか?」

志満「除草剤じゃなくて? うち、結構草が生えるから、草取りが大変なのよね」

ダイヤ「パラコートという名前に聞き覚えは?」

千歌「ないなー」

志満「うーん、ごめんなさい、私もよくわからないわ」

ダイヤ「これを誤って飲むと、死んでしまいます……」

千歌「うへっ! なんでそんな劇物がうちに!?」

志満「昔の名残かしら……? それにしてもダイヤちゃんは博識ね、パラコートなんて聞いたこともなかったわ」

ダイヤ「え、ええ……さきほど、痛いほど知りましたの……本当……」
118: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 16:18:23.27 ID:AaLLMpGM.net
~十千万 温泉~

千歌「受験勉強疲れだよぉ……」

ダイヤ「何を言っておりますの! かな……んさんは勉強どころではありませんし……鞠莉さ……んも受験勉強どころではない」

ダイヤ「かぁー! 浦の星女学院に通う3年生は受験勉強で大変なんですのよ!」

千歌「でもだからって、急に家に上がり込んで受験勉強を教えるとか言って!」

ダイヤ「そのままではFランの大学に行った末、ルームシェアなんてリア充の所業を体験したあと中毒で死にますわ!」

千歌「そんな具体的にチカの死因を!?」

ダイヤ「……はぁ、今からあなたには赤門の大学に行ってもらって、リア充から縁遠い生活を……」

千歌「いやいやいや、そんな大学行けるわけないし!」

ダイヤ「わたくしが教えるんですから! そんなことありませんわ!」

千歌「ダイヤさんだって行けないのに……」

ダイヤ「わたくしは狙ってなかっただけで行こうと思えば……!」

千歌「行けたの? 浦の星から? 寝言は寝てから言いなよ」

ダイヤ「かーっ!」

千歌「でもチカの成績じゃ、本当に大学なんていけませんよ……と言うか大学って未知数過ぎて」

ダイヤ「わたくしが教えますわ!」

千歌「ダイヤさん忙しいじゃないですか……」

ダイヤ「いいえ! Aqoursのメンバーはおばあちゃんになるまでみんな一緒ですわ!」

千歌「そうなったら嬉しいですけど」

ダイヤ「わたくしが死ぬまで! 皆が死ぬことは許しませんわ! ええ、ほんとう!」

千歌「ダイヤさん立ち上がらないで! 全部丸見えです……!」
119: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 16:22:26.62 ID:AaLLMpGM.net
~千歌の部屋~

ダイヤ「すぅ……すぅ……」

千歌「あの眼鏡……」

ダイヤ「うーん」

|c||^.- ^||「むにゃむにゃ……そこ、そこですわ……!」

千歌「あの眼鏡をかけてから、ダイヤさんはおかしくなってるっていう……」

千歌「怖いけど、やるしか無いよね……」

千歌「ごめんダイヤさん! この眼鏡! 頂きます!」

千歌「じゃじゃーん、眼鏡チカちー、ちょっとは頭良さそうに見えるかにゃ?」

|c||^.- ^||「うーん、ルビィ……むにゃむにゃ……」

>>↓ ダイヤさんの未来
120: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 16:25:45.66 ID:2KZFwZAa.net
新興宗教の教祖
123: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 17:37:45.24 ID:AaLLMpGM.net
ダイヤ「……」

理亞「お姉様、これが本日のお布施です」

ダイヤ「また……減りましたね」

ルビィ「信者さんの数も減っちゃったからね……」

ダイヤ「あれもこれも……! 文春砲のせいで……!」

理亞「お姉様……」

ダイヤ「と、怒りを覚えていても仕方ありません……こころさんとここあさんはお元気ですか」

ルビィ「う、うん! すごいね、さすがはにこさんの妹、すごい集客力……!」

ダイヤ「さすがは妹といったところかしら……ふふっ」

理亞「お姉さま、ですが、信者は妹のみというのは……さすがに……」

ダイヤ「新興宗教新妹教が妹以外に信者を取れば……それはただのファンクラブですわ」

ルビィ「(今でも十分妹キャラファンクラブだけど……)」

ダイヤ「ここはやはり、南ことりさんと協力するべきでしょうか……」

理亞「あのレズビアンと!?」

ルビィ「それはお姉ちゃん……やり過ぎだよ……」

ダイヤ「いいえ、流派としては元祖妹教から分裂した組織……新百合ヶ丘教……」

|c||^.- ^||「個人的にはエリーチカとお近づきになりたいですしね!」

理亞「(それが本音か……!)」

ルビィ「でも、妹でレズって……それはキャラとしてどうなの? GODは怒ると思うよ……」

 私の名前は黒澤ダイヤ。
 でも教祖としてはブッブー様と呼ばれています。なぜでしょうか。
 高校卒業後、進学した大学で百合教祖に勧誘され、紆余曲折の後、現在のポジションに。
 正直教祖なんて身に重い……そう思っていた時期がありましたが。
 現在ではたくさんの妹たちに囲まれて日々を幸せに過ごしておりますわ。

|c||^.- ^||「おっとよだれが」

ルビィ「(ルビィがしっかりしないと……!)」

理亞「(ルビィを支えないと……!)」
124: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 17:48:23.16 ID:AaLLMpGM.net
千歌「な、に、これ……」

千歌「これ……もしかしてダイヤさんの未来?」

千歌「そ、そっか……だからダイヤさん、この眼鏡で未来を見ておかしくなってたんだ……」

???「そこまでや」

千歌「うひぃ!?」

???「ああ、もうしょうがないなっと、寝るときにまで眼鏡をそばにおいておくなんて」

千歌「ちょ、ここ、私の部屋なんですけど……」

???「うふふ、女の子には秘密がいっぱいやん?」

千歌「もしもし、警察ですか?」

???「あー、ちょっと待ってちょっと待って、千歌ちゃん取引しよか?」

千歌「取引?」

???「うちのスピリチュアルパワーと、千歌ちゃんのノンケ力……」

千歌「の、ノンケ?」

???「そうや、比べてみて勝ったほうが、眼鏡を保有できるってのでどうや?」

千歌「……ごくり」

↓1 のぞみんのスピリチュアルパワー (ただし50以下の場合+50)
↓2 千歌のノンケ力       
125: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 17:48:59.34 ID:lkj2y+nm.net
126: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 17:49:14.25 ID:Ux+PaGHA.net
129: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 17:56:27.17 ID:AaLLMpGM.net
???「+50するまでもなかったやん……」

千歌「千歌のノンケ力……25……」

???「(ほぼレズやん……)」

???「こほん、じゃあ、これはもらっとくでー」

千歌「ああ! 私の眼鏡!」

???「ちゃうやん! これはダイヤちゃんのや!」

千歌「ダイヤさんのやは、ヤマンバのや~」

???「なんでやねん! って、ダイヤちゃん起きてまう」

|c||^.- ^||「あはー……そこ……そこですわ……そう、もっと強く……!」

???「起こしたほうがええんかな」

千歌「か、肩もみだから……」

 コンマで判定という文字を入れ忘れて申し訳ない
130: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 18:01:25.01 ID:AaLLMpGM.net
~翌朝~

ダイヤ「ふあぁぁ……と、はしたないですわ、あくびなんて」

ダイヤ「千歌さんは……起きていませんわね? ふう」

ダイヤ「(考えてみれば……生まれて初めて妹以外と二人きりで寝ましたわね……)」

ダイヤ「(まあ、千歌さんも妹なのだから、わたくしの妹だと言っても問題はありませんわね)」

ダイヤ「眼鏡……!? 眼鏡がありませんわ!?」

ダイヤ「(まだ鞠莉さんの未来を見ておりませんのに!?)」

ダイヤ「いったいどこに……まさかっ、千歌さんが……!」

千歌「んー……もう朝……? ダイヤさん?」

|c||^.- ^||「はひっ!?」

千歌「……なんで笑ってるの?」

|c||^.- ^||「こんな時どんな顔をすればいいのか、わからないのですわ……」

千歌「笑えばいいってもんじゃない」
131: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 18:10:18.01 ID:AaLLMpGM.net
~翌週~

ダイヤ「あの日から千歌さんに避けられている気がしますわ……」

ダイヤ「眼鏡もなくなりましたし……はあ……」

ダイヤ「こういう時はスマホゲーをするに限りますわね……」

ダイヤ「みんなでシャンシャンはじめよ♪」

|c||^.- ^||「メンテナンス中ですわ……」

ダイヤ「はっ、いけませんわね、困るとつい笑ってしまいます」

鞠莉「はぁーい、ダイヤー、遊びに来たわよ?」

ダイヤ「なんだ……鞠莉さんですか」

鞠莉「ちょっとテンションがローよダイヤ! せっかく遊びに来たんだから千歌っちみたいにもてなして」

ダイヤ「おーもーてーなーし、おもてなし」

鞠莉「誰が滝川クリステルやねん!」

ダイヤ「冗談ですわ、座っててくださいまし、お茶を用意しますわ」

鞠莉「センキュー! じゃあ、マリーはお菓子を用意しちゃうわね?」

ダイヤ「(鞠莉さんの未来、気になりますわね……)」

???「さささ!」

ダイヤ「ん、何かいま人影が……?」

鞠莉「ダイヤーまだー?」

ダイヤ「今行きますわー!」

鞠莉「あら、どうしたのダイヤ、グラスなんてかけて!」

ダイヤ「え、眼鏡……? 眼鏡だ!」

↓ 鞠莉の未来
132: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 18:10:58.77 ID:Tg3JSsel.net
youtuber
134: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 18:48:35.25 ID:AaLLMpGM.net
 わたくしが見た鞠莉さんの未来は――

 ハーイ! マリーよ!
 今私はあることにハマっているの!
 それは――!

鞠莉「チャオー! 今日も始まりました、駄菓子のマリーチャンエェール!」

 You Tubeに動画をアップすること!
 まだまだ視聴者はミニマムだけど、ヤル気はビッグなんだから!
 放送の内容は、まだまだ駄菓子初心者のマリーが気に入った駄菓子を紹介するという番組!
 いやあ、本当に駄菓子って奥深いものですねぇ!

鞠莉「というわけで教紹介したのは初回に続いてのうまい棒でした、ではまたね、チャオー!」

 ふう!
 最初は緊張したけど、最近は慣れてきて噛むことも少なくなった。
 コメントは相変わらず貰えないけれど……長いこと続けていればいいこともあるわよね?
 目標は広告収入100万!
 
果南「なあに、鞠莉、またピコピコ?」

鞠莉「OH! かなぁん! そんなファミコンを知らないおばあちゃんみたいに言わないで!」

果南「ごめんごめん、鞠莉も必死に稼ごうとしているんだよね」

鞠莉「笑いながら言うなー!」

 結婚した私は専業主婦として果南のダイビングショップの経営に協力してる。
 でも経営とか、そういうクレイジーなことは分からないから……だから今はYoutuberとして稼げるように
 日々努力と研鑽を欠かさない。
 未だに動画視聴回数は一桁だけど……

果南「でも鞠莉だったらさ、英語の翻訳とか色々できるんじゃないの?」

鞠莉「No! できることをしたってつまらないじゃない! 人生はチャレンジだよ!」

果南「はあ、そんなもんかね」

鞠莉「それと果南! ウェットスーツはちゃんと乾かして部屋に入ること!」

果南「乾かしてから入ると押し倒すじゃん……」

鞠莉「そんなエロい恰好をしているのが悪いんだよ!」

果南「いやこれ、仕事着だから!」

鞠莉「ねえ、果南、そろそろベイビーがほしいわ」

果南「はいはい、仕事が軌道に入ったらね」

鞠莉「Booooooo!!!」
136: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 18:55:45.30 ID:AaLLMpGM.net
ダイヤ「そうでしたわね……」

鞠莉「だ、ダイヤ……なに、遠くの方を見て……」

ダイヤ「鞠莉さんはたとえ貧乏暮らしでも好きな人と結ばれるのを夢見てますものね……」

鞠莉「いや、これでもマリーお金持ちなんだけど?」

|c||^.- ^||「でも、広告収入はどうかと思いますわ」

鞠莉「ニッコニコで忠告されても……」

ダイヤ「絶対視聴者ってAqoursのメンバーですわよね……」

鞠莉「……ダイヤ、その眼鏡、呪われてるんじゃない?」

|c||^.- ^||「……?」

鞠莉「その眼鏡をかけるようになってから、やたらニコニコするし……気味悪いよ?」

ダイヤ「わたくしの笑顔……お嫌いですの?」

鞠莉「仮面みたいににっこにこ何だもの!」

|c||^.- ^||「あら、そうかしら……チャーミングスマイルじゃないですか?」

鞠莉「いやいや、口の悪い子なら、キモチワルイくらいのことは言うわよ!」

ダイヤ「そ、そうですか……」

鞠莉「あー、ダイヤ、このお茶美味しいわ! とても出がらしとは思えなーい!」

ダイヤ「最高級ですわ!」
137: 名無しで叶える物語 2017/12/01(金) 19:10:45.52 ID:AaLLMpGM.net
~???~

???「ふう……やれやれ」

???「ダイヤちゃんって本当に難儀な性格やな~」

???「でもそこがカワイイんやけど」

???「まあ、これでメンバーとの仲も確実に深まったやん?」

???「あとは……そうやね」

???「廃校を何とかして阻止しないといけないな――」

梨子「……? あの、調子悪いんですか?」

???「あー、ごめんごめん、よっこらせっと」

梨子「(美人だ……)」

???「梨子ちゃんやったっけ、この眼鏡、必要ない?」

梨子「眼鏡……はっ! ダイヤさんをおかしくした眼鏡!」

???「ちょっと種類が違うんや、これは……相手がレズになる眼鏡」

梨子「買います」

???「はやっ!?」

???「でもそれは、相手と勝負して勝ったらや、勝てば相手をレズにできる」

梨子「買います……千歌ちゃんをレズにするためなら……!」

???「交渉成立やな、ま、卒業するまでに頑張ってやー」

梨子「あ、ちょっと、お、お金ー!」

???「(出世払いってことでな~)」

梨子「……」キョロキョロ

梨子「……お前をレズにしてやろうかっ!」

おわり
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『ダイヤ「未来が見える眼鏡?」』へのコメント

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