真姫「夜空に咲く向日葵見て儚く散り孤独な星だけが」

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真姫-アイキャッチ11
1: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/13(木) 23:28:53.55 ID:H7QXfUCA.net
モブA「今日ってお祭りなんだってー」

モブB「今日こそ浴衣来てみちゃおうかなー」

モブA「えー、気になる~。見てみたいかも」

真姫(……夏祭り、ねぇ。夏祭りといえば、あの娘元気にしてるかしら)



……



真姫ママ「真姫ちゃんごめんね、今日はお祭りだから救護係としてパパとママが呼ばれているの。お金は置いておくからこれで今日のご飯を済ませて頂戴。お友達と一緒にお祭りの屋台で食べてもいいわよ」

真姫「はーい」

真姫(……別に一緒に行く友達なんていないし。お祭りになるといっつもそう。みんなは無駄に浮かれ気分なのに私の家だけ世界から拒絶されてるみたい)

prrrrrr

真姫(電話?ママにかしら。今日はお仕事でいないんだけど……)

真姫「はい、西木野です」

まこ「夜分遅くに失礼致します。私、尾崎と申します。真姫さんはいらっしゃいますか?」

真姫「尾崎さん?真姫は私よ。何のよう?」

まこ「今日お祭りでしょう?一緒に行こっ!」

真姫「そうね、どうせ家にいても一人だし行ってあげてもいいわ」

まこ「ふふ、ありがとっ。じゃあ神社の石段で待ち合わせね♪」

真姫「えぇ。じゃあまた後で」




真姫「尾崎さん、遅いわね。……いえ、私が早く着きすぎたのかしら?」

まこ「真姫ちゃ~ん!」

真姫「っ!? あ、尾崎さんね。急に名前を呼ばれるから驚いたわ」

まこ「ごめんね、待った?」

真姫「まあ少しだけ」

まこ「むぅ、そこは『ごめん、いま来たところだよ』って格好良く決めてよ~」

真姫「イミワカンナイ、デートじゃないんだから」

まこ「まあまあ」

真姫「でも少ししか待ってないわ。だから気にしないで」

まこ「うん!」

元スレ: 真姫「夜空に咲く向日葵見て儚く散り孤独な星だけが」

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2: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/13(木) 23:30:02.08 ID:H7QXfUCA.net
まこ「あ!綿飴だって!」

真姫「ヴェェ!?なにこれ!べっとべとなんだけど!」

まこ「あはは!真姫ちゃんって綿飴食べるの苦手なんだね!」

真姫「そんなことないわよ!ただ少し今回はうまく行かなかっただけ」

まこ「そっか♪」

真姫「そうよ」



真姫「ちょっと!これ紙が弱すぎるんじゃないの!?」

まこ「う~ん、ちょっと雑なんだよ。かして?」

真姫「いいけど、こんなかなり破れた網で金魚がすくえるの?」

まこ「私こう見えても金魚すくい得意なのよ」

真姫「そう」

まこ「えいっ♪」

真姫「凄いじゃない!あんな小さな網ですくってしまうなんて!」

まこ「金魚すくいのプロと呼んでもいいんだよ?」

真姫「それは嫌」

まこ「つれないなぁ」



まこ「ねぇ真姫ちゃん」

真姫「なに?」

まこ「音ノ木坂、絶対に楽しんでね」

真姫「何よそれ」

まこ「私はオトノギに行けないから。だから真姫ちゃんが楽しさを分けてくれたら嬉しい」

真姫「むしろそっちのほうが羨ましいわ。私はオトノギなんかより私立のお嬢様学校に行きたいもの」

まこ「交換できればいいのにねぇ」

真姫「そうね。でも仕方ない部分もあるわ。親の意向には逆らえないもの」

まこ「そうだね」
3: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/13(木) 23:30:40.57 ID:H7QXfUCA.net
まこ「今日はありがとう!真姫ちゃんと遊べて楽しかったよ」

真姫「私も楽しくないこともなかったわ」

まこ「照れちゃって♪」

真姫「ヴェェ!?照れてないわよ!」

まこ「ふふっ。でも良かった。今日を逃したら真姫ちゃんと一緒に夏祭り来ることができないかもしれないし」

真姫「え?」

まこ「ほら、私たち高校では離れちゃうでしょう?それで私は地元から少し離れた私立に行くからお祭りに来ることも少なくなるのかなって」

真姫「……そうね。それを考えると私も尾崎さんと一緒に回れて良かったわ」



……
4: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/13(木) 23:31:08.17 ID:H7QXfUCA.net
???「……きちゃん!」

真姫「?」

凛「真姫ちゃん!!!」

真姫「ヴェェ!ちょっと凛!いきなり耳元で叫ばないでよ!」

凛「いきなりじゃないにゃー!真姫ちゃん凛が話しかけてもずっとボーっとしているんだもん」

真姫「ヴェェ!?そんなにボーっとしてた?」

凛「ずーっと上の空って感じだったにゃ」

真姫「ごめんなさい。クラスメイトが夏祭りの話をしているのを聞いて少し昔のことを思い出してたの」

凛「昔のこと?」

真姫「えぇ。昔の友達と一度だけ夏祭りに行ったことがあるのよ」

真姫「今考えると中学校の時はその娘が唯一の友達だったのかもしれないわ」

真姫「結局、ずっと苗字で呼ぶことしかできなかったな」

花陽「名前で呼びたかったの?」

真姫「その時は特にそんなこと思っていなかったんだけどね。その娘に言われたの。真姫ちゃんは結局最後まで苗字で呼ぶんだねって」

凛「真姫ちゃんはすぐに照れるもんね」

真姫「……」

花陽「でも、だったらもしまた会えた時に名前で呼ぶことができたらいいね」

真姫「そうね」

凛「あ、そうだ!夏祭りで思い出したにゃ!むしろこれが本題なんだけど、3人で今夜のお祭り一緒に行かない?」

花陽「花陽は行きたい!真姫ちゃんは?」

真姫「そうね、そこまで言うなら私もいってあげてもいいけど?」

凛「じゃあ決定にゃー!」

凛「神社の石段で待ち合わせね~!」

花陽「うん!私は浴衣でいくね!」

凛「凛も~!真姫ちゃんの持っているなら浴衣で来るにゃー」

真姫「もちろん持っているわ。私の可憐な浴衣姿を見せてあげる」

花陽「楽しみー」
5: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/13(木) 23:31:56.43 ID:H7QXfUCA.net
真姫(……凛も花陽もいないわね。早く着きすぎたかしら)

真姫(考えてみれば花陽と凛は一緒に来るだろうから30分前は早すぎるわね」

??「あれ、真姫ちゃん?」

真姫「ヴェェ!?」

まこ「あ、その反応。やっぱり真姫ちゃんだ!」

真姫「尾崎さん」

まこ「久しぶりだね♪」

真姫「えぇ。久しぶり」

まこ「インターネットみたよ。真姫ちゃんスクールアイドルやっているんだね。中学校の真姫ちゃんからは想像もつかなかった」

真姫「そうね。私も驚いているわ。強引な先輩に誘われたからかしら」

まこ「そうなんだ。オトノギは楽しい?」

真姫「えぇ。結構楽しくて中学校の頃にオトノギを貶していた私が恥ずかしくなってくるわ。まこちゃんはどう?」

まこ「!?」

真姫「どうしたのよ?」

まこ「いま、まこちゃんって!」

真姫「ご、ごめん。嫌だった?」

まこ「ううん!嬉しい!初めて名前で呼んでくれたね♪」

真姫「えぇ。名前で呼び合うのも悪く無いって、そう思うことができたから」

まこ「本当に良い所に入れたんだ。やっぱりいいところだったでしょ?オトノギって」

真姫「そうね。まこちゃんは見る目があったわ」

まこ「うん。でも私の入った学校もやっぱりいいところだったから、その見る目は半分くらいなのかもね。私は最初私立を嫌がっていたし」

真姫「そうだったわね。そう考えると私もある意味見る目があったってことかしら」

まこ「ふふっ。そうかもね」

モブC「まこ~!遅れてごめーん!!!」

まこ「ううん!ぜんぜん大丈夫だよー!」

まこ「……じゃあ真姫ちゃん私高校の友達と一緒だから、ここでバイバイ」

真姫「えぇ。久しぶりに会えて嬉しかったわ」

まこ「私も♪」
6: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2015/08/13(木) 23:32:47.13 ID:H7QXfUCA.net
凛&花陽「「まきちゃーん!!!」

真姫「凛!花陽!」

花陽「遅くなってごめんね!行く途中でたまたま凛ちゃんと一緒になったからどうせなら真姫ちゃんの家によってから行こうと思って」

凛「そしたら真姫ちゃんもう出てるっていうんだもん!びっくりしたにゃー」

真姫「ま、時間には遅れていないからいいわ」

真姫「それに、私も久しぶりの友達に会えたし」

花陽「それって、今朝真姫ちゃんが話してた人?」

真姫「えぇ、ちょうどさっきまで一緒だったの」

凛「そっか。じゃあ名前で呼ぶことはできた?」

真姫「えぇ」

花陽「真姫ちゃん、良かったね!」

凛「じゃあ真姫ちゃんの思い出話も聞いたところでここからは凛たちが真姫ちゃんの思い出になるにゃー!」

真姫「思い出って、今回だけで終わりみたいじゃない」

凛「にゃ!?もちろん!これからも一緒にいくよね?」

花陽「もちろん」

真姫「ま、どうしてもっていうなら行ってあげるわ」

凛「じゃあどうしても真姫ちゃんと一緒がいいにゃ!」

真姫「仕方ないわねー」

花陽「ふふっ」

真姫(こんなこと言っちゃうけど、私が高校に入ってから自分の気持ちに素直になることができたのは花陽と凛のおかげかもしれない)

真姫「凛、花陽、私も誘ってくれてありがと」

凛「あったりまえにゃ!」

花陽「うん!私たち親友だもん!」



終わり
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