花陽「凛ちゃんの首を絞めるの?そんなのできないよ……」

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花陽-アイキャッチ11
1: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:07:06.12 ID:hY8+hWDL.net
凛「ちょっとだけでいいから!ね、おねがい!」

花陽「ちょっとでもムリ……」

凛「こんなこと頼めるの、かよちんしかいないの」

花陽「ええと……他の人には絶対頼んじゃダメだよ?」

凛「うん。だからさ、かよちんさま!おねがい、かよちんさま!」

花陽「…………あのね、凛ちゃん」

花陽「首を絞めたりなんてしたら、死んじゃうかもしれないし……」

凛「最悪かよちんに殺されても、悔いはないニャ」

花陽「凛ちゃん死んじゃったら、花陽は悔いだらけだよぉぉ!?」



花陽(私の家に来て、いきなり首絞めて欲しいだなんて……)

花陽(凛ちゃん、どうしちゃったのかな…………)

※ 題材が危険を伴う行為の為いじめ、自殺カテゴリーに分類しています(管理人)

元スレ: 花陽「凛ちゃんの首を絞めるの?そんなのできないよ……」

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2: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:10:02.24 ID:hY8+hWDL.net
花陽「そもそも凛ちゃんは、なんで首絞めてほしいの?」

凛「あのね……あるサイトで見たんだ」

凛「首を絞められると、フワフワして気持ちよくなるんだって」

花陽「え…………そ、それ、死んじゃってないかな?」

凛「ちがうよ、死んでないの!」

凛「死んじゃったら、気持ちいいも何もないでしょ!」

花陽「う、うん…………」

花陽「でも………………」

凛「だから一回だけ……一回だけお願い!」

花陽「…………え、あ……い、一回だけだよ?」

凛「うん!ありがと、かよちん」

花陽(い、いいのかな、これ……)
4: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:12:41.83 ID:hY8+hWDL.net
凛「じゃあベッドの上に、向かい合って座って――」ポスン

凛「かよちんは、前から首をぎゅーって」

花陽「う、うん…………」

凛「なんだかドキドキするね」

花陽「ハラハラだよぉ…………」

凛「大丈夫、死んだりしないから!ねっ!?」

花陽「…………うん。この辺りかな……?」

花陽(凛ちゃんの首、トクン、トクンって。血が流れてる…………)

花陽「い、いいんだよね?絞めちゃうよ?」

凛「うん!ギューってやってね」

花陽「え、えいっ……」ギュッ
6: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:15:04.20 ID:hY8+hWDL.net
凛「かよちん、全然首絞まってないニャ……」

花陽「えぇっ……結構力入れてるよ……?」

凛「遠慮しないで!全力でぐぐぐっとお願い!」

花陽「ほ、本気で絞めなきゃダメなの?」

凛「たぶん。気を失うくらいの強さで!」

花陽「気ぃ失っちゃうの!?」

凛「そうだよ?だって、気を失う寸前が気持ちいいってあったもん」

花陽「……凛ちゃん、やっぱり危ないよ?」

凛「失うっていても、すぐに目を覚ますらしいから平気平気!」

花陽「そういう問題じゃなくて…………」

凛「さ、もう一回!」

花陽「う、うん…………」
8: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:17:59.77 ID:hY8+hWDL.net
花陽「い、いくよ凛ちゃん…………」ギュゥ

凛「………………っぁ」

花陽「……………」

花陽(凛ちゃんがじいっと、私の目を見てる……)

凛「……………はっ……もっと……」

花陽「も、もっと?で、でも……」

花陽(凛ちゃん、苦しそうに見えるよ…………)

凛「っ……お……ね……がい……」

花陽「う、うん…………」ギュッ

花陽(大丈夫なのかな…………)

凛「…………っは……」
9: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:21:05.16 ID:hY8+hWDL.net
花陽(絞め続けても、凛ちゃん、苦しそうなだけだよ…………)

花陽「あの……そろそろやめるよ……?」

凛「……ぅ……ぐ……」

花陽「凛ちゃん苦しいよね……?」

凛「……………」コクン

花陽「もう手、離すよ……」パッ

凛「……ごほっ…………はぁ……っ」

花陽「……どうだった?」

凛「……はぁ……ん……えっと……とっても苦し……かったニャ……」

花陽「やっぱり…………」

凛「全然気持ちよく……なんないよ……なんでだろ?」

花陽「ウソだったんじゃないかな?」

凛「そうかな…………」

花陽「きっとそうだよ。もうやめよう?」

凛「うん…………」

凛「ウソじゃないと思うんだけどなぁ…………」
11: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:23:43.41 ID:hY8+hWDL.net
――――――――――
――――――

凛「今日もかよちん家に来たよ!」

凛「かよちんのベッド!」パフン

凛「かよちんの匂いがする……」スンスン

花陽「り、凛ちゃん!嗅がないでよぉ……」

凛「えー?いい匂いだからいいじゃん!」

花陽「いい匂いとかじゃなくて……なんだか恥ずかしいの!」

凛「……そっかぁ。じゃあかよちん。凛の横に来てよ」ポンポン

花陽「凛ちゃんの横?」ポスン

凛「………………」

花陽「……何するの?」

凛「決まってるよ!かよちんから、直接嗅いじゃうニャ!」

花陽「ひゃっ!り、凛ちゃん!」
12: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:26:00.58 ID:hY8+hWDL.net
凛「こうやって、かよちんのベッドで昼寝するのも久しぶり」

花陽「そうだね。さすがに二人で寝ると、このベッドだと狭いかな……」

凛「ぴいったしくっつけば――――ほら、狭くない!」

花陽「こんなにくっついたら、ベッドが狭いとかの問題じゃないよ……」

凛「かよちん抱き枕ニャ!」ギュウ

花陽「も、もう凛ちゃんってば!」

凛「そのままくすぐり攻撃!」

花陽「ひっ!あははっ!やめっ!ひっ!」

凛「………………ごめん」

花陽「っはぁ…………笑いつづけて苦しいよ……」

凛「………………」

花陽「凛ちゃん?」
13: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:28:07.11 ID:hY8+hWDL.net
凛「………………ねえかよちん」

花陽「なあに凛ちゃん?」

凛「このまえ、かよちんに首を絞めてってお願いしたよね」

花陽「…………え……うん。ど、どうしたのいきなり」

凛「呼吸が苦しそうなかよちん見てたら、なんだか思い出しちゃって」

花陽「………………」

凛「あのあと、ちょっとだけ調べたの。そしたら、わかったんだ」

凛「あのね、喉を絞めるんじゃなくて、けーどーみゃくを絞めるんだって」

花陽「………………頸動脈」

凛「うん。それでね――」

花陽「やらないよ?だって、あの時一回だけって……」

凛「でも、今度はきっと…………」

花陽「だ、ダメ…………」
14: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:30:16.78 ID:hY8+hWDL.net
凛「かよちん、お願い!」

花陽「これはやっちゃダメなことなんだよ、きっと……」

凛「大丈夫!大丈夫だから!」

花陽「だ、だけど……」

凛「かよちんだから。かよちんだから頼むんだよ?」

凛「だから…………」

花陽「………………」

凛「ね……?」

花陽「わ、わかったよ、凛ちゃん…………だけどこれっきりだよ?」
16: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:32:02.00 ID:hY8+hWDL.net
花陽「向かい合って寝転がったままでいいの?」

凛「かよちんは絞めにくくない?」

花陽「う、うん…………」

凛「それなら、このままでいいニャ」

花陽「じゃあ、この体勢で…………手を――」

花陽「えっと――――ここらへんかな?」

凛「うん。ノドの左右にドクドクってする血管があるでしょ?」

花陽「……うん、あるね」

凛「そこをぐうっとおさえつけると、うまくいくんだって」

花陽「………………ここだね」

花陽「いくよ?」

凛「…………いいよ」
18: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:34:22.86 ID:hY8+hWDL.net
花陽(ノドじゃなくて、その周りの頸動脈だよね…………)

花陽「……えい」ギュウウ

凛「……んぐっ……っ…………」

花陽「どうかな……?」

凛「ぁ……かん……ない……」

花陽「ど、どうすればいい?」

凛「……たぶ……ん……っ……と……つよ……く」

花陽「…………うん」グッ

凛「……ぁはっ…………ぃ……はぁ……」
19: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:36:39.42 ID:hY8+hWDL.net
花陽(絞める力を強くしたら、喉まで力がかかっちゃうからかな…………)

花陽(ずっと絞めてても、全然気持ちよさそうじゃない……)

花陽(半開きの口に、乱れた呼吸……むしろ苦しそう……)

花陽「も、もうやめにしよう?」

凛「つ……ぅ……けて……ぉ……ねあ……い」

花陽「………………で、でも」

花陽(そんな目に涙を溜めて言われても…………できないよぉ…………)

花陽「……もう、やめていいかな?」

凛「………………」

花陽「前と一緒で、やっぱり苦しいだけで――――」

花陽(あ、あれ?凛ちゃんの目、さっきまでは私を見てたんだけど――)

花陽(今はなんだか、焦点があってないような…………)
21: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:38:41.94 ID:hY8+hWDL.net
凛「…………………」

花陽「凛ちゃん?」

花陽(手を離したけど、びくとも動かない…………)

花陽(目はあいてるんだけど――)

花陽「凛ちゃーん?」ヒラヒラ

花陽(てのひらを目の前にかざしても、反応が全くない…………)

花陽(…………寝ちゃった。いや、きっと失神しちゃったんだ…………)

花陽「…………凛ちゃん!」ユサユサ

凛「…………………」

花陽「凛ちゃん!?」ユサユサ

凛「…………ん……んぅ」

花陽「あっ……凛ちゃん……よかった……」

凛「あれ、かよちん?おはよ……」

花陽「おはよう凛ちゃん。突然意識がなくなったみたいで、ビックリしたよ…………」
23: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:40:13.15 ID:hY8+hWDL.net
凛「ん?凛寝てたの?」

花陽「首絞めてたらね、いきなり動かなくなっちゃたんだよ?」

凛「……あ、ああ!そうだ、凛、かよちんに首絞めてもらってたんだ!」

花陽「そうだけど…………え?忘れちゃってたの?」

凛「うん。なんだか、ずっと寝てたみたいな感じで…………」

凛「朝かなぁ?って思っちゃったニャ」

花陽「……大丈夫なの?」

凛「平気だよ?もう思い出したもん、かよちんに絞められてからのこと!」

凛「ホントだった!ホントに気持ちよかったの!」

花陽「え…………え……?」
25: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:43:00.15 ID:hY8+hWDL.net
凛「あのね、最初は少し苦しいんだけど…………」

凛「少しすると、頭がキューって引っ張られる感じがして――」

花陽「それ、なんだか危ないような気がするよ!?」

凛「それでね、手足がびりってしてきてね」

凛「だんだんぼーっとしてきて…………それで、だんだん目の前が真っ白になって」

凛「目の前からかよちんが消えていくんだけど、そのときふわってして――」

花陽「ふわって?」

凛「うん。なんだか空を飛んでるみたいな……とにかくすごいニャ!」

凛「ふわぁって体が浮いて、頭の中もふわふわーって!」

凛「もうすっごい気持ちいいの!かよちん、ありがとっ!」

花陽「………………そ、そうなんだ……どういたしまして……なのかな」

花陽(凛ちゃんが興奮気味に説明してくれるんだけど……)

花陽(なんだか怖いよ…………)
27: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:45:05.47 ID:hY8+hWDL.net
凛「えへへ!これ、すごいよ!かよちんもやってみよう?」

花陽「は、花陽はいいかな…………」

凛「ええー?気持ちいいのに?」

花陽「気持ちよくても怖いもん……凛ちゃんも、もうやめよ?」

凛「怖くないよ?凛、なんともないし!」

花陽「だ、だけど………………」

凛「安全だって!」

花陽「う、うん………………」

凛「かよちんも興味が出たら凛に言ってね!」

花陽「………………」
28: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:47:31.01 ID:hY8+hWDL.net
――――――――――
――――――

凛「ぜんぜんわかんないニャー…………」

花陽「がんばろう?凛ちゃん」

凛「うー…………」

花陽「早めに夏休みの宿題を終わらせれば、あとが楽だよ」

凛「真姫ちゃんもそう言ってたけど……楽しいはずの夏休みに勉強なんてしたくないニャ……」

凛「だいたい真姫ちゃんはおかしいよ。夏休み一週目で宿題終わらせてるし……」
29: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:48:40.08 ID:hY8+hWDL.net
花陽「真姫ちゃん、いまごろ家族と海外旅行楽しんでるのかなぁ」

凛「………………ずるいニャ!絵里ちゃんもロシアに帰省だし、凛も海外行きたい!」

凛「かよちんも一緒にいきたいよね?」

花陽「うん、凛ちゃんと一緒に、海外行きたいなぁ」

凛「あー……旅行、羨ましいニャー……」

凛「羨ましすぎて、なんだかやる気なくなっちゃったニャー……」

花陽「え、ええぇ?ほら、凛ちゃん、私たちは今できることがんばろう?」

花陽「数学だって、もう半分まで来たし……」

凛「まだ半分…………」
30: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:50:56.22 ID:hY8+hWDL.net
凛「かよちーん……休憩しよ?」

花陽「さっき休憩したばっかりだよね?」

凛「凛、もう動けない……かよちんのベッドで寝ていい?」グテー

花陽「もうちょっとだけ勉強しよ?ね?」

凛「えー…………あ、そうだ」

凛「ごほうびがあれば頑張れそう!」

花陽「ごほうび……?」

凛「うん。ごほうび」

花陽「うーん……どんなごほうび?」

凛「それは、えっと…………かよちんが凛の首を絞める!」

花陽「ダメ」

凛「なんでぇ!?」
31: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:53:17.11 ID:hY8+hWDL.net
花陽「危ないもん。それにこの前、これきりって言ったよ?」

凛「そこをなんとか、かよちん!」

花陽「ダメっ!急に動かなくなったりするし……凛ちゃんになにかあったら……」

凛「あれはちょっと寝ちゃっただけニャ」

花陽「ちがうよ。だって、凛ちゃん、苦しそうで……」

花陽「どこを見てるかわかんなくなって……それで…………」

花陽「あれは寝てるんじゃなくて…………」

凛「お願い!もう一度あのふわふわを楽しみたいの!」

凛「凛、あのあと自分で何度もやってみたけど……うまくいかなくて」

花陽「自分でって……自分で絞めたの!?」

凛「そうだよ?だけど、なんでだろ、うまくいかなくて…………」

花陽「おかしいよ……自分で自分の首絞めるなんて……」

凛「うん。だからかよちんにしてほしいニャ」

花陽「そうじゃなくて…………」
32: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:55:11.41 ID:hY8+hWDL.net
花陽「………………ねえ凛ちゃん」

凛「なあに?」

花陽「凛ちゃんは、本当に怖くないの?」

凛「え…………なにが?」

花陽「首を絞められるの。だって首だよ?死んじゃうかもしれないんだよ?」

凛「…………怖いよ」

花陽「そう、怖いよね?だからやめよう?凛ちゃんが死んじゃったりなんてしたら――」

凛「怖いよ。だけど、それは自分で絞めるときだけニャ」

花陽「…………」

凛「かよちんに絞められた時は、不思議と怖くないの」

花陽「…………え?」

凛「かよちんが、目の前にいてくれるから。だから怖くないよ?」

花陽「………………」
34: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 21:59:06.66 ID:hY8+hWDL.net
凛「きっとね、他の誰でもなくかよちんだから」

凛「大好きなかよちんだから――」

凛「自分以上に、かよちんの方が信じられるのかな」

花陽「………………」

凛「だからね……おねがい。かよちん…………」

凛「ギューって首を絞めて欲しいニャ…………凛にごほうび、ちょうだい?」

花陽「………………」

花陽(ダメなのに。首を絞めるなんてもう絶対やっちゃダメなのに…………)

花陽(でも…………でも…………)

花陽「…………うん」

花陽(大好きな凛ちゃんにこんな風に頼まれたら……断れないよ…………)
35: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:01:58.34 ID:hY8+hWDL.net
凛「やっとおわったニャ…………」

花陽「お疲れ凛ちゃん!今日の分は終わりだね」

凛「疲れた…………」

花陽「夕ご飯までまだ時間があるし、ちょっと寝よっか?」

凛「待って!寝る前に……まずはごほうびニャ」

花陽「う……え、あ……うん……そうだね」

凛「えへへ♪かよちん、強めにギュゥッとお願い!」

花陽「う、うん」

凛「かよちんのベッドにダーイブ!」ボフンッ

凛「ほらっ、かよちんも!」

花陽「うん…………」
37: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:04:35.75 ID:hY8+hWDL.net
凛「かよちん、ベッドの上で軽く脚伸ばして座ってくれる?」

花陽「…………こうかな?」

凛「そうそう。それで――かよちんの膝の上に座って良いかな?」

花陽「膝の上……?いいけど…………」

凛「それで、向かい合って――ほら!これなら絞めやすそうでしょ?」

花陽「な、なんだか恥ずかしいよ……それにちょっと首の位置が高いかな……」

凛「あっ……そっか……」

花陽「……でも、大丈夫だよ」

凛「ホント?じゃあこのままおねがいするニャ!」

花陽「………………絞めるね」
39: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:07:16.48 ID:hY8+hWDL.net
凛「…………っ……か……」

花陽「………………」

花陽(もう三回目だけど、やっぱり苦しそう……)

凛「か……よち……ん…………もっ……と」

花陽「もっとだね……」ギュウ

花陽(凛ちゃんが私を見下ろす形になるから、アゴを引いちゃってて――)

花陽(ちょっと絞めづらい…………)

凛「……っ…………」ゴク

花陽(唾をのみこむと、のどがグイと動くんだね……)

花陽(………………)
40: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:12:24.69 ID:hY8+hWDL.net
凛「…………ぇ……へ……」

花陽(凛ちゃん、苦しいはずなのになんだか笑ってる気がする……)

凛「………………」

花陽(ああ、また凛ちゃんの目があさっての方向を……)

凛「………………ぅ……」グラッ

花陽「うわぁっ!凛ちゃん!?」

花陽「ビックリしたよ!いきなり私の方に倒れかかってきて――」

凛「………………」

花陽「凛ちゃん……?」

花陽「また、気を失っちゃったんだ……」
41: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:14:05.57 ID:hY8+hWDL.net
凛「……ううん…………」

花陽「起きた?」

凛「……かよちん?」

花陽「おはよう凛ちゃん……今ね、凛ちゃんは首絞められて気絶しちゃってたんだよ」

凛「首……あ!そっか!えへへ、そうそう!」

凛「かよちんから、ごほうびもらってたんだよね!」

花陽「ね、ねえ凛ちゃん。起きた時って、なんにも覚えてない感じだけど……」

凛「うーん……覚えてないというか。あれ、凛寝てたっけ?って感じニャ」

花陽「記憶が飛んじゃったりとかしてない?」

花陽「イヤだよ……凛ちゃんが大事なこと忘れちゃったりとかしてたら」

凛「記憶?大丈夫だよ。かよちんはもちろん、家族だってμ'sのみんな」

凛「かよちんの体重とウェストだって覚えてるニャ」

花陽「た、体重にウェスト!?なんで凛ちゃん知ってるの!?」

凛「かよちんのことなら、凛、なんでも知ってるもん!」
42: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:19:13.56 ID:hY8+hWDL.net
凛「それにしても、やっぱりこれ、すごいよ!」

凛「ふわあって浮き上がった後、なんかね……こう、やわらかいものに包まれて――」

凛「とーっても気持ちよかった!ありがと、かよちん!」

花陽「うん…………」

花陽(やわらかいものって、私の身体かな…………)

花陽(凛ちゃん、いきなり倒れてきたもんね…………)

凛「かよちん、これからもごほうび……欲しいニャ」

花陽「えっ…………それは……」

凛「……ダメ?」

花陽「………………」

凛「かよちん、凛はなんともないの。なにも怖くないんだよ?」

凛「おねがい、かよちん…………」
43: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:24:21.05 ID:hY8+hWDL.net
その日から、凛ちゃんがうちに来たときに、必ずごほうびをあげるようになりました。

凛ちゃんのちょっと日焼けした首を、両手でぎゅうっとつかんで――

気を失うまで力いっぱい。絞めて絞めて絞めるんです。

凛ちゃんは毎回、最初はやっぱり苦しいみたい。

だけど、その先の快感のためなら、何でもないそうです。



私は初めの数回こそ、怖くてしかたがなかったけど…………

回数を重ねると少しずつ、その気持ちも薄らいできています……

何度やっても、凛ちゃんは元気に起き上がるし――

それに、凛ちゃんも喜んでくれるもん。
46: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:31:41.83 ID:hY8+hWDL.net
――――――――――
――――――



花陽「凛ちゃん、起きてー」ペチペチ

凛「むにゃ……ふぁ…………」

花陽「おはよ」

凛「おはよう…………あ、ごほうびかニャ?」

花陽「うん。今日はまだ一回目だよ」

凛「……ええと、うん。思い出した。ありがとうかよちん!」

花陽「どういたしまし……あ、凛ちゃん、よだれが…………」

凛「ニャ?ホントだ。ティッシュもらうね」

花陽「はい、凛ちゃん」

凛「ありがと」
47: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:33:17.25 ID:hY8+hWDL.net
凛「あのね、最近ごほうびがすっごく気持ち良くて!」

凛「かよちんに首絞められてると、ゾクゾクってくるの」

花陽「ゾクゾク?」

凛「そうニャ。よくわかんないけど…………」

凛「こう……背中にぞぞぞ、ぞくぞくって!」

花陽「え、そ、それって血の流れが止まっちゃってて……とかじゃないよね……」

凛「…………そう言うのじゃないニャ」

花陽「凛ちゃん、どこか動かしにくいとかない!?マヒとかしてない!?」

凛「だ、大丈夫だよ!」

花陽「なにかおかしいと思ったらすぐに言ってね?」

凛「うん」
49: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:37:10.03 ID:hY8+hWDL.net
凛「多分だけどね、かよちんだからだと思うんだ」

花陽「花陽だから?」

凛「そう。大好きなかよちんに首を絞められてる…………」

凛「そのことが……うーん…………なんて言えばいいんだろ……」

凛「わかんないニャ……でも、とにかくゾクゾクってする」

花陽「………………」

凛「凛、おかしいのかな……?」

花陽「どうだろう……?花陽、わかんないよ…………」

凛「かよちんはさ。凛の首を絞めてる時、なにか感じないの?」

花陽「私?絞めてる時…………」

凛「ゾクゾクとかしないのかニャ?」

花陽「う、うん……しないかな……」

凛「そっかぁ……」
50: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:40:28.21 ID:hY8+hWDL.net
凛「…………ぃぎっ……ぅ……」

花陽「…………」

花陽(今日二回目のごほうび)

花陽(お互いに向かい合うよう、寝ころんで。両手に思い切り力に入れて――)

凛「……ん……ぁ…………」

花陽(凛ちゃんは首を絞られているのに…………)

花陽(顔をゆがめて、苦しいはずなのに…………)

花陽(歪んだ笑顔、見せてくるの)

凛「…………かよ……ち……ん♡」

花陽「…………凛ちゃん、気持ちいい?」

凛「………………」コクン

花陽(………………)
52: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:43:06.40 ID:hY8+hWDL.net
花陽(はじめのころとは違って、真っ赤な顔の凛ちゃん)

花陽(だらしなく開く口からは、よだれがつつーっと垂れて……)

花陽(恍惚とした表情だもん…………)

花陽(もう苦しさよりも、気持ちよさが勝っちゃってるのかな…………)

花陽(ねぇ…………凛ちゃん…………)

花陽「………………」

凛「…………ぁ……」

花陽(ずっと花陽を見てた、凛ちゃんの潤んだ瞳)

花陽(それがだんだんと、うつろになって――)

凛「………………」

花陽(また落ちちゃったんだね…………)
53: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:45:23.27 ID:hY8+hWDL.net
私わかんないよ、凛ちゃん。

首を絞められて気持ちいいわけないもん。

だって、自分でやっても――――――

――――――はぁ…………っ……苦しいだけだよ?



それに、首を絞められるってとっても怖いことだと思うの。

なのに、なんで笑ってるの?

ねえ、凛ちゃん。
54: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:46:53.44 ID:hY8+hWDL.net
――――――――――
――――――

凛「これで……今日のノルマ終了ニャ」

花陽「ふぅ、今日はかなり進んだね」

凛「うん。宿題、ほとんど終わったニャ!」

凛「これも、ぜーんぶ、かよちんのおかげ!」

花陽「そんなことないよ。凛ちゃんが頑張ったんだもん!」

凛「ううん、かよちんが居てくれたから」

凛「いつもありがとね、かよちん」

花陽「凛ちゃんも、ありがとう♪」

凛「えへへ、かよちーん!大好き!」ギュ

花陽「私も大好きだよ、凛ちゃん!」
55: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:50:32.75 ID:hY8+hWDL.net
花陽「馬乗りになって――――こう?」

凛「うん、そんな感じ」

花陽「体重がかかって苦しくはないかな……?」

凛「大丈夫!」

花陽(今日は馬乗りになって、上から絞めてくれって…………)

花陽(だんだん私が絞めやすい形になってってるよぉ………………)



花陽「――それで、上から首を…………なんだかドラマのシーンみたい……」

凛「刑事ものとかでよくあるやつだよね」

花陽「花陽、凛ちゃんを今から殺す犯人役だね……」

凛「凛が被害者で……μ'sのみんなで配役とか決めたら――」

凛「警察役は………うーん……絵里ちゃんとか、むいてそうニャ」

花陽「絵里ちゃんかぁ」

凛「私の推理では犯人は――あなたね!って!ビシって指さすよ、きっと」

花陽「それって、警察というより、探偵っぽいね」

凛「あっ、確かに探偵ニャ………」
56: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:51:19.19 ID:hY8+hWDL.net
花陽「……それじゃあ、首絞めるよ?」

凛「うん」

花陽「こんな風に馬乗りでやったことないから、なにかあったら言ってね?」

凛「うん、ありがと。かよちん」

花陽(凛ちゃんの首に手をかけて…………)

花陽(力を込めて、締め上げるだよね…………)

凛「…………かよちん♪」

花陽(凛ちゃんは、にっこり笑ってるけど……)

花陽(これって、ホントに凛ちゃんを殺そうとしてるみたい…………)

凛「ん?どうしたの?」

花陽「…………え、あ……な、なんでもないの」
58: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:54:30.69 ID:hY8+hWDL.net
凛「………………ねえ、かよちん」

花陽「なあに?」

凛「今ね、かよちんが凛の首に触れてるでしょ?」

花陽「……うん」

凛「それだけなのにゾクってするニャ」

花陽「………………」

凛「寝ちゃう前のふわふわが楽しみで、ワクワクするし――」

凛「かよちんに、首絞められちゃうんだって思うと、ドキドキもする」

凛「なんだか不思議だよね」

花陽「………………うん」
59: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 22:59:18.20 ID:hY8+hWDL.net
凛「きっと凛、大好きなかよちんに、首絞められちゃうこと自体が好きなんだ」

花陽「…………え?」

凛「かよちんに首絞めてもらってるとね、考えちゃうの」

凛「大好きなかよちんに、全部預けちゃってるんだなって」

凛「そう思うと、ゾクゾクって……えへへ、もう気持ちいいニャ!」

花陽「ごめん、よくわからないよ…………」

凛「かよちんは、凛の首を絞め続ければ殺せちゃうんだよ」

凛「だからね。これって、かよちんが凛の命を握ってるってこと」

花陽「り、凛ちゃん……そんな怖いこと言わないでよぉ……」

凛「怖くなんてないニャ。首を絞められている間、凛の命はかよちんのもの」

凛「凛のをね、大好きなかよちんにあげちゃってるんだ……えへへ♡」

花陽「………………」

花陽(凛ちゃんが花陽の……)
60: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:00:27.24 ID:hY8+hWDL.net
凛「かよちん……凛の首を絞めて!力いっぱいだよ?」

凛「ね?かよちん!」

花陽「うん…………」

花陽「………………」ググッ

凛「っ………………」

花陽(今花陽は、凛ちゃんを上から押さえつけて――)

花陽(首を絞めてるんだ…………)

花陽「凛ちゃん……」

凛「…………ぁ……♡」

花陽(だけど、凛ちゃんは笑ってる…………)

花陽(喜んでる……)

花陽(………………)
61: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:03:04.92 ID:hY8+hWDL.net
花陽(凛ちゃんは今、花陽に首を絞められてゾクゾクしてるんだね……)

花陽(………………言われて意識しちゃってるからかな)

花陽(凛ちゃん、私も少しわかるよ)

凛「………………」

花陽(こうやって、首を押さえつけてるとね)

花陽(なんだろう、不思議と…………)ゾクッ

花陽(気持ちがいいの…………)

花陽「凛ちゃん…………」

凛「………………」
62: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:05:52.31 ID:hY8+hWDL.net
凛「んん…………」

花陽「凛ちゃん、おはよう」

凛「……ん……かよちん、おはよ……」

花陽「今ね、凛ちゃんは失神してたの」

凛「……うん……失神……あ!」

凛「かよちんからの、ごほうびだったんだよね」

花陽「そうだよ?どうだったかな……?」

凛「ゾクゾクとフワフワが合わさって……もう……」

凛「病みつきになっちゃうニャ♡」

花陽「そんなに気持ちいいんだね…………」

凛「うん!特にね、目の前が真っ白になる瞬間、かよちんの声がすぅって入ってきたの」

凛「その瞬間、体全身がぞわぞわのふわふわになって……飛んで行っちゃう感じで……」

凛「…………天国に行くのってこんな感じなのかな?」
63: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:08:21.19 ID:hY8+hWDL.net
凛「そういえば、かよちん笑ってるよね」

花陽「笑ってる……って?」

凛「ええ?凛の首を絞めながらね、かよちん笑ってるんだよ?気づいてない?」

花陽「………………え」

凛「それを見ると、凛も嬉しくなるニャ!」

花陽「………………」

花陽(花陽、笑ってたの……?)

花陽(………………)

凛「かよちん?どうしたの?」

花陽「い……な、なんでもないよ?」

凛「ねえかよちん、もう一回!」

花陽「………………」

花陽「……うん。もう一度…………」
64: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:11:01.47 ID:hY8+hWDL.net
花陽「………………」

凛「かよ…………ちん……」

花陽(また、上から凛ちゃんの首を…………)

花陽(赤い指の跡がくっきりついてる、凛ちゃんの首を……)

花陽(思いっきり絞めちゃってる…………)

凛「…………す……き……」

花陽(凛ちゃんはやっぱり笑ってて……)

花陽「………………」
65: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:13:10.38 ID:hY8+hWDL.net
花陽(私は…………どんな顔してるのかな……?笑ってるのかな……)

花陽(………………)

花陽(きっと笑ってるんだ…………だってね――)

花陽「…………凛ちゃん。花陽ね、なんだか嬉しいの」

花陽「こうやって、凛ちゃんの首を強く絞めてると……」

花陽「大好きな凛ちゃんが、今まさに花陽の手にあるんだって」

花陽「それが、じかに感じられて……」ギュッ

凛「……はっ…………ぅ……」

花陽「………………えへ♡凛ちゃん……」
66: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:16:36.81 ID:hY8+hWDL.net
花陽「凛ちゃん……大好き…………」ギュウ

凛「……ぁ…………っ……」

花陽「苦しい?気持ちいい?」

凛「……や……ぇ………………」

花陽「ねえ凛ちゃん…………」ギュウ

花陽「私、わかったの。凛ちゃんの気持ち」

花陽「首を絞めている、この時。私の大好きな凛ちゃんは――」

花陽「全部全部花陽のものなんだって。そう思うと……」

花陽「なんだかね、ぞくぞくする…………花陽も変なのかな?」

凛「……………………」
67: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:17:10.07 ID:hY8+hWDL.net
花陽「苦しそうな凛ちゃんも、嬉しそうな凛ちゃんも」

花陽「今は花陽の手の中なんだよ……?」ギュッ

凛「……………………」

花陽「大好きな凛ちゃんを、花陽のものにするとね…………」

花陽「ドキドキして、ゾクゾクして――」

花陽「なんだか、幸せな気持ち…………」

花陽「凛ちゃんも、こんな気持ちだったんだね…………」
68: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:20:52.24 ID:hY8+hWDL.net
凛「………………」

花陽「はなよのりんちゃん…………」

花陽「だいすき♡…………」ギュッ

凛「……………………」

花陽「りんちゃん…………えへへ……」

花陽「だいすきだよ…………」ギュウウ
69: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:22:21.24 ID:hY8+hWDL.net
花陽「――――あれ……」

花陽「凛ちゃん?」

花陽「あ、失神しちゃってたんだ……」

花陽「ごめん……気づかなっかった……」

凛「………………」

花陽「凛ちゃーん!起きて!」ユサユサ

凛「………………」ビクン
72: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:24:48.64 ID:hY8+hWDL.net
花陽「起きたのかな?凛ちゃん?」

凛「………………」ビクン

花陽「…………これ起きてるんじゃない……痙攣してる…………」

花陽「…………凛ちゃん!起きて!」ペチペチ

花陽「凛ちゃん!!おーきーてー!」

凛「…………」

花陽「あ、痙攣がとまったみたい……」

花陽「凛ちゃん?そろそろ起きてほしいな…………」
73: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:27:05.25 ID:hY8+hWDL.net
花陽「ね、ねえ……凛ちゃん?返事してよぉ…………」

花陽「あんまり起きないと、くすぐっちゃうよ?」

凛「………………」

花陽「もう、花陽怒っちゃいました!それっ!」コチョコチョ

凛「…………」

花陽「ほらくすぐったいよね?…………ね?」

花陽「凛ちゃん、そこまで頑張らなくても……寝たふりだってばれちゃってるよ?」

花陽「お願いだから、なにか言って、凛ちゃん…………」

凛「………………」

花陽「…………え……ちがうよね」

花陽「ウソだよ……ウソだよね?凛ちゃん!?ウソだよね!?」

花陽「凛ちゃん!起きて!凛ちゃん!!」
74: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:28:42.31 ID:hY8+hWDL.net
花陽「りん……ちゃん……ぅ……返事……してよ……」

花陽「目……開いてる……よ?起きて……る……よね?」

凛「………………」

花陽「いや…………ウ……ソ……だよ……」ポロポロ

花陽「やだ…………ぅ……ぁ……ちが……う……」

花陽「っ…………なんで……ぅ……りん……ちゃん」

花陽「はな……よ……りんちゃんを…………」

花陽「……あ……ああぁ……」

花陽「…………はなよが……あ……」

花陽「…………ぁ……」

花陽「………………」



――ガチャン

――――――――
――――
76: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:31:28.40 ID:hY8+hWDL.net
凛「かーよちん!今日こそ宿題終わらせるニャ!」

花陽「うん!頑張ろうね凛ちゃん」

凛「残ってるのは数学があとちょっと、英語は問題集があと四分の一くらい……」

凛「国語も……あれ?今日で終わるのかな……」

花陽「大丈夫、終わらせるよ!」

凛「かよちんがやる気満々。凛も負けてられない!」

花陽「協力してやればあっという間だよ!」

凛「よしっ、まずは数学からとりかかるニャ!」
77: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:39:04.11 ID:hY8+hWDL.net
凛「数学終了!順調ニャ」

花陽「ホントすぐだったね。次は英語かな?」

凛「英語……英文読むの疲れるんだよね……」

花陽「ちょっと休憩しちゃおっか」

凛「するするー」



花陽「ふぅ……英語もそろそろ終わりだね」

凛「やっぱりかよちんと一緒だと、勉強も頑張れるニャ!」

花陽「花陽も、凛ちゃんと一緒だと頑張れるよ!」

凛「よし、このまま国語も片づける!」

凛「今ならいける!いくよかよちん!」
78: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:39:46.58 ID:hY8+hWDL.net
凛「やった……終わった……」

凛「とうとう宿題が終わったニャ!」

花陽「えへへ♪終わったね凛ちゃん!」

凛「これで勉強ともおさらば。いっぱい遊ぶよかよちん!」

花陽「うん!……と、その前に――」

花陽「ごほうびだよね。凛ちゃん、ベッドに座って?」

凛「それっ」バフッ

凛「かよちんの布団はいっつもふかふかだニャー!」

花陽「凛ちゃーん、座ってよぉ…………」

凛「あー、ごめんごめん」

花陽「それじゃあ、私も座って――――いくよ……」

花陽「凛ちゃん……」ギュウゥ
79: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:41:31.30 ID:hY8+hWDL.net
凛「かよちんあったかいニャ……」

花陽「凛ちゃんもあったかい」

凛「かよちんにギュッ抱きしめられるの、凛大好き!」

花陽「花陽も…………凛ちゃん、大好きだよ」

花陽「凛ちゃん、本当にあったかいね…………」

花陽「あったかくて……よかった……ホントによかったよぉ……ぐすっ」

凛「…………もう、またかよちんってば、泣いちゃうんだから」

凛「凛が病院から戻ってきてから、何度目?もう泣きすぎニャ!」

花陽「だって……ぅ……凛ちゃんが死んじゃったらって思うと…………」

凛「大丈夫だよかよちん、凛はすっかり元気!」
81: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:43:00.45 ID:hY8+hWDL.net
花陽「でも…………」

花陽「あともうちょっと絞め続けてたら…………」

花陽「もしお母さんが、私が叫ぶ声を聴いて部屋に来なかったら…………」

花陽「部屋に来ても、すぐさま救急車を呼んでくれなかったら……助からなくて……」

花陽「それで……それで…………」

花陽「……凛ちゃん……ごめんね…………本当にごめんね……」

凛「もう、謝るの禁止!だいたい凛が悪いんだし……」

花陽「だけど……」

凛「いいの!後遺症とか、そういうのもなにもなかったんだから」

花陽「…………」

凛「ね?」

花陽「…………うん。ありがとう、凛ちゃん」
82: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/08/15(土) 23:47:03.16 ID:hY8+hWDL.net
凛「もう絶対あんなことしてなんて言わないから……」

凛「ごめんね……かよちん」

花陽「………………」

凛「はい!これで失神しちゃったときの話はおしまい!」

凛「それより、ごほうびの続き!」

花陽「……うん!」ギュッ

凛「よぉし、凛も抱き着いちゃうニャ!」

花陽「それなら花陽も抱き返しだよ!」

凛「ニャッ!かよちんも抱き着く力、ちょっと強すぎ……」

花陽「あ、ごめんね凛ちゃん」

凛「えへへ、やっぱりかよちんはあったかいね」

花陽「凛ちゃんも、とっても……とってもあったかいよ♡」



おわり
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『花陽「凛ちゃんの首を絞めるの?そんなのできないよ……」』へのコメント

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