ダイヤ「いらっしゃい」

シェアする

ダイヤ-アイキャッチ6
ダイヤ「あら、わざわざパソコン持ってきたの?」

ルビィ「お姉ちゃんのパソコン、調子悪いって聞いてたから。決勝の映像、しっかり見てほしいし」

ダイヤ「ごめんなさいね。重かったでしょう?」

pixiv: ダイヤ「いらっしゃい」 by 柏もち

スポンサーリンク
ルビィ「大丈夫だよこのくらい。ルビィも鍛えてるからね。ねぇ、このバラの香りなに?」

ダイヤ「あなたが来るって聞いたから少しアロマをね。それより、ルビィ。お疲れ様でした」

ルビィ「うん。ありがとう…」

ダイヤ「本当に北海道に行くとは思いませんでしたけど、充実してましたか?」

ルビィ「うん。あの時のことは今考えても、よくお父さんたちに言えたなって思ってるくらいなんだよね」

ダイヤ「Aqoursの活動である種の度胸がついたのかもしれませんね」

ルビィ「それは…あるかも!」

ダイヤ「でも、一番はあなたがそれほど理亜さんを大切に思っていたのですよ」

ルビィ「理亜って強がりさんだから」

ダイヤ「理亜さんとルビィのペアは中々いい組み合わせだったと思いますわ」

ルビィ「ケンカも随分したけどね。今でもよく覚えてるのはさ、自分が『twins』って名付けたくせに、『ツインテールは高3じゃダメじゃない!?』って言ってケンカになったときとか」

ダイヤ「理亜さんは恥ずかしがり屋ですからね…まあ、あなたたちなりのコミュニケーションだったんですよ」

ルビィ「ふふっ。そうかも。あ、始まった!見て!ルビィたちの最高のパフォーマンス!」

ダイヤ「はいはい」










ダイヤ「帰ってきてたのですね」

鞠莉「もっちろん!だってマリーにとっての故郷はここだもの!」

ダイヤ「声が大きいですわ」

鞠莉「ソーリー!」

ダイヤ「その声のことですわ!全く、近頃の私に声を張らせるのなんて鞠莉さんくらいのものですわ」

鞠莉「じゃあ、マリーがNo. 1でonly oneってことかしら?」

ダイヤ「あーなーたーはー!海外に行ってまでポジティブさを磨きに行ったのですか!」

鞠莉「まあまあ。落ち着いてダイヤ。ほら、お土産あるから」

ダイヤ「あ、ありがとうございます」

鞠莉「アロマよ。ローズの香りがいいでしょう?」

ダイヤ「ええ。いい香りですわ」

鞠莉「向こうでも評判いいの買ってきたんだから」

ダイヤ「では、これから寝付きの悪いときなどに使わせていただきます」

鞠莉「あ!この写真の横に置いたら可愛くない?海から抜け出した魚って感じで」

ダイヤ「そうですわね。ふふ。皆さんのお土産や写真でそこだけに色がありますわ」

鞠莉「私もだけど、赤が多いわよね。Aqoursの活動でダイヤは赤ってイメージが強いから…あ、そうだ。今日は12時まで起きてるの?」

ダイヤ「ええ。本日くらいは少しばかり夜ふかして、LINE開いて待ってますわ」

鞠莉「AqoursのグループLINEが荒ぶる予感がするわね〜!」

ダイヤ「元凶はあなたと千歌さんなんですけどね」

鞠莉「まあまあ。愛の大きさよ」

ダイヤ「だからといってあんな大声のボイスメッセージは耳に悪いですわ」

鞠莉「まあ、去年は私とちかっちだけだったけど、もしかしたら今年は他のメンバーも送ってくるかもよ?」

ダイヤ「普通のメッセージなら嬉しいですわよ」










ダイヤ「あら、花丸さん」

花丸「お久しぶりずら。これ、新作の小説ずら」

ダイヤ「いつもありがとうございます。どうです?学校は」

花丸「勉強一色で中々ハードな日々ずら。あと、3ヶ月で人生が決まっちゃうから仕方ないけど…」

ダイヤ「お二人はどの学部を目指しているのです?」

花丸「マルは文学部に行きたくって、善子ちゃんは教育学部ずら」

ダイヤ「善子さんはやはり、ご両親と同じ職業を志したのですか」

花丸「ちなみに、梨子さんと『シェアハウス』をするらしくて、東京の大学を志望してるずら」

ダイヤ「善子さん、私には進路のことだけは何も教えてくださらなかったので、気になっていたのですよ」

花丸「善子ちゃん、恥ずかしいんだろうね。でも、マルも善子ちゃんも第一志望はA判定出てるから、春には良い報告ができそうかな」

ダイヤ「楽しみにしてますわ」










ダイヤ「あら、こんにちは」

善子「堕天使降臨!リトルデーモンに魔界の食物をあげよう」

ダイヤ「相変わらずですわね。でも、ありがとうございます。この抹茶プリン沼津から持ってきてくださったのでしょう?」

善子「…ダイヤ、好きでしょう?それに、ここに来るまでに駅前のケーキ屋さん通るし」

ダイヤ「忙しい時期ですのに、わざわざすみませんね。学校の方はどうですの?」

善子「模試ばっかりよ!今が天王山ってどこ行っても言われるし…このままでは、堕天使の魔力も浄化されてしまう…はっ、まさかそれが下界の人間の狙いなの?」

ダイヤ「善子さんは頭は良いですし、私はあまり心配してませんわ」

善子「ヨハネ!でも、その言葉。ありがたく受け取るわ!」

ダイヤ「ところで、進路はどちらのほうに?」

善子「えっ!それは…ほら、抹茶プリン食べましょ!」

ダイヤ「教えてくださいよ!あっこら!勝手に箱を開けないでください!」










ダイヤ「やっぱり、随分大人っぽくなりましたわね」

曜「そうです?ここ最近、会えてなかったんでそう言われるとなんか照れくさいというか…」

ダイヤ「決勝の中継、見てましたわ。優勝おめでとうございます」

曜「ありがとうございます。千歌ちゃんも梨子ちゃんもまさか2回も優勝旗を持てるとは思ってなかったってずっと言ってて」

ダイヤ「そうです?私は曜さんたちががエントリーすると聞いて優勝を確信してましたよ?」

曜「そう言ってくれると嬉しいです。あの…ルビィちゃん、かっこよかったですよ。ずっと話してたんですよ、今回の決勝チームで一番注意しないといけないのはダントツでtwinsだって。で、その…今の私が3位おめでとうって言ったら何だか嫌味な気がして…」

ダイヤ「言いたいけど言えないということですか?大丈夫ですわ。気にせず言ってください。ルビィ、絶対喜びますから。姉が保証しますわ」

曜「そうですか?じゃあ、今度会ったときに伝えます」

ダイヤ「そういえば、進路の方はどうされたんです?」

曜「船長になるために短大に行きます」

ダイヤ「そうですか。あなたならきっと頼もしい船長になれますわ」

曜「えへへ。あ、そうだ。私たち式の後に浦女でパーティーするんです」

ダイヤ「楽しそうですわね。閉校式を思いだしますわ」

曜「実は、千歌ちゃんがこっそりみかんパーティー化しようとしてるんですよ」

ダイヤ「まあ!千歌さんったら」

曜「でも、Aqoursのプロフィールに好物みかんって書いた以上、私も賛同せざるを得ないという…くっ!」

ダイヤ「思い返せば、閉校式もみかん率の高い品揃えでしたね。みかんは出資してくださる農家の方が多かったので…」

曜「写真が出来上がったら、持ってきますね」

ダイヤ「楽しみですわ。私も久しく浦の星を見れてませんので、しっかり見てきてください」










ダイヤ「あら?」

果南「やっほーダイヤ」

ダイヤ「果南さん!なぜここに?」

果南「休暇とって帰ってきちゃった。いやーこっちは寒いね。もうすぐ春のはずなのに」

ダイヤ「休暇って、働いてるのですか!?」

果南「あれ?言ってなかったっけ?私、ダイビングのインストラクターしてるんだよ」

ダイヤ「インストラクターの免許ってそんな簡単に取れるものなのです?」

果南「私は元の知識があったからね。本当はすぐに取れたんだけど…」

ダイヤ「けど?」

果南「英語がね…」

ダイヤ「ああ。物理の次に苦手でしたものね」

果南「でも、今は日常会話くらいならできるようになったよ。必死だったからね…向こう行ってからの2ヶ月は毎日泣いてた気がするよ」

ダイヤ「そんなの、わかめでも食べときなさい」

果南「雑!」

ダイヤ「あなたならそのくらい乗り切れますし、実際、乗り切ってるじゃないですか」

果南「まあそうだけどさ。あ、そうだった。ダイヤにお土産。私のとった写真」

ダイヤ「ありがとうございます。すごい…綺麗ですわ」

果南「水が澄んでて、青いでしょう?辛いときも海の中ならその辛さを忘れられたんだ。内浦を思い出せてね」

ダイヤ「ありがたく飾らせてもらいます。部屋が明るくなりますわ」










ダイヤ「大丈夫ですの?この時期に」

梨子「ええ。大学の推薦は決まってますし」

ダイヤ「大会の方は?」

梨子「今日から3日までは休みです。千歌ちゃんも忙しいですし」

ダイヤ「かき入れ時ですから仕方ありませんね」

梨子「あの…ダイヤさん、実はプレゼントがあるんです」

ダイヤ「あら、嬉しいですわね」

梨子「少し早いですけど、当日は来れないので…」

ダイヤ「パ、パソコン!?受け取れませんわ!こんな高価なもの」

梨子「いえ、これ懸賞で当たったパソコンで私は一円も払ってないです」

ダイヤ「でも…」

梨子「これで、大きな画面で私たちの決勝の様子しっかり見てほしいんです!ねっ?それに、実はパソコンカバー手作りなんです」

ダイヤ「そうなんですの?てっきり売り物かと思いましたよ。上手にできてますわね」

梨子「ダイヤさんをイメージして、赤の布に梅の花を刺繍したんです」

ダイヤ「…分かりました。ありがとう梨子さん。大切に使わせてもらいます」










ダイヤ「待ってましたわ」

千歌「えへへ!お久しぶりです!」

ダイヤ「どうです?もうすぐラブライブのエントリーが始まるでしょう?順調ですか?」

千歌「3人で頑張ってますよ!最近は練習終わるとそのまま海で遊んでクールダウンしてます」

ダイヤ「まあ、梨子さんもですか?風邪ひかないでくださいね。って私に言われても説得力ないかもしれませんけど」

千歌「いえいえ、千歌にとってダイヤさんはいつまでもしっかり者の先輩ですから。説得力はいつも大です」

ダイヤ「会場で応援できれば良いんですか、残念ながらスマホのネット配信で応援しますわ」

千歌「じゃあ、カメラに向かってサービスしちゃおうかな?」

ダイヤ「楽しみにしてますわ。今度、母にオレンジとピンクと水色のサイリウム買ってきてもらいますわ」

千歌「早く元気になって退院できるといいですね」

ダイヤ「ええ。私も頑張りますわ。千歌さんに会えて気持ちも明るくなりました」










ダイヤ「色んなことがありましたわ…この2年間。みなさん、忙しいのに時間を見つけてはわざわざ沼津からも内浦からも遠いこの病院まで来てくれて」

千歌「ダーイーヤーさん!」

ダイヤ「あら…どうして?」

梨子「メンバーの退院に駆けつけないわけないじゃないですか」

果南「急に退院できるってに聞いたから慌てて休暇もらったよ」

曜「でも、元気になって本当に良かった!さあ!ダイヤさんも一緒に、全速前進!ヨーソロー!」

善子「今日は魔界の食べ物をふんだんに使いし魔の料理の晩餐会よ!」

花丸「普通に退院のお祝いするって言うずら。ダイヤさん、退院おめでとう」

鞠莉「ダイヤ、本当にお疲れ様。私、今最高にハッピーよ!」

ダイヤ「みなさん…本当に何と言っていいか…」

ルビィ「お姉ちゃん」

ダイヤ「ルビィ…」

ルビィ「おかえりなさい!」

ダイヤ「はい。ただいま帰りました」










高3千歌(8月)→高3梨子(12月末)→大1果南(2月)→高3曜(3月)→高3善子(7月末)→高3花丸(10月)→大2鞠莉(12月31日)→高3ルビィ(3月)→大3ダイヤ(4月)
という流れです。
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

『ダイヤ「いらっしゃい」』へのコメント

当サイトはコメントシステムとしてDisqusを使用しています。
コメントの投稿にはDisqusへのアカウント登録が必要です。詳しくはDisqusの登録、利用方法をご覧下さい。
表示の不具合、カテゴリーに関する事等はSS!ラブライブ!Disqusチャンネルにてご報告下さい。

2018年5月26日
Disqusによるクッキー、IP、メールアドレスの利用に同意を求めるダイアログが表示された場合は、内容を確認しチェックボックスにチェックを入れて同意頂ければと思います。
(海外のデータ取り扱いに関する法律が変わる事に対応する為の再確認の様です)